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作品にインパクトを持たせるにはの返信の返信(元記事)
サタンさん、こんにちは。いつもコメントありがとうございます。
読んでいただきありがとうございます。
「手堅くまとまっている、オーソドックス」というのは、確かに自分の強みなのだとは思っています。それを活かしつつ、それ以外の強みも欲しいなぁと少し欲張ってみました。
印象を強く残すために落差をつける、というのはわかりやすいです。今回の作品では「明らかに人間とは違う異形の者が丁寧な振る舞いをする」ところに落差をつけたつもりでしたが、それが弱かったのだと思います。小説は漫画のように見た目を強く訴えられない分、外見と内面のギャップというのは落差の付け方としては、それこそインパクトが弱かったのかもしれません。(外見が共通認識されているならともかく)
予想外の展開も、やっぱりどんでん返しって印象に残りますもんね。どんでん返しとまでいかなくても、前回お話にあがった映画の『ミスト』とか、かなりインパクトありました。読者の予想をいい意味で裏切る展開を色々模索したいと思います。
「持ち味以外のキャラクターは難しい」というのは、個人的には嬉しいコメントでした。やっぱりみんなそうなんだな、と(笑
いわゆる「クセが強い」キャラクターが個人的には苦手で、「こんな奴現実にはいないって」が先に来てしまいます。そうすると、いい言い方をすれば「地に足がついた」、悪い言い方をすれば「ありきたりでつまらない」キャラクターばかりの物語になってしまって。
身も蓋もなく言えば、キャラクターの引き出しが少ないのも課題です。
その上で、「物語上のキャラクターの役割を考える」というのは、その通りだなと納得しました。
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投稿者 サタン 投稿日時: : 1
>今回の作品では「明らかに人間とは違う異形の者が丁寧な振る舞いをする」ところに落差をつけたつもりでしたが、それが弱かったのだと思います。
確かに外見に対する落差は小説では表現しにくいからというのはあるけど、スレ主さんの意図は少しは感じていた。だからこれではインパクトが弱かったのかもというのもその通りだろうと思う。
けど、それは外見を扱ったからではなくて、その「異形」を押し出せてなかったからだと思うよ。
「異形」は外見であることは確かだけど、「異形っぽさ」は演出だから、でもスレ主さんの作品の中で「異形が活きてる場面」はすごく少なかったしほとんど利用されてなかった。
だからそもそも「異形の者」という前提が読者の印象には薄くて、「丁寧な振る舞いをする」という要素のほうが強く、読者の印象には強いほうが残ったって感じじゃないかな。
落差って、あくまで 読者のイメージ に対する落差を作るわけで、とすると前提になる、今回で言うと「異形の者」ってイメージをまず読者に植え付けないといけない。
けど、ジャコウは丁寧なしゃべり口だからセリフで「っぽさ」は表現できず、「腕が4本ある」と作者が言ってるだけで前提が作れてなかった。
だからこの「異形の者が丁寧な振る舞いをする」にインパクトすなわち強い印象を与えられなかった。前提の「異形」が表現できてなけりゃジャコウは「丁寧な振る舞いをする者」でしかないから、そりゃ印象が弱いのは当然って理屈ね。
>「クセが強い」キャラクターが個人的には苦手で、「こんな奴現実にはいないって」が先に来てしまいます
何か、強制的なルールを作ってみたら?
キャラ設定には一つ必ず正反対の要素を入れる、とか。
作品内で表現するかどうかは別として、裏設定としてキャラには必ず壊れてる部分を作る、とか。
完璧な人間はいないので、私の場合は 変な部分 は必ず作るようにしてるよ。
カテゴリー : ストーリー スレッド: 作品にインパクトを持たせるには