補足
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たまねぎ様への返信の返信の返信(元記事)
へこませてしまったかもしれないので、少し補足します。
小説を書くとき、二つの異なる視座(視点)が必要です。
一つは、思ったことを率直に書いていくということ。
もう一つは、突拍子もない無意味なセンテンスをひたすら綴《つづ》る、ということ。
あなたは後者の方にかたよりすぎているので、自分の思ったことを率直に書く訓練をすれば上達しますよ。
あなたの小説が無意味だと言っているんじゃなくて、ある一定の量の意味に対して、センテンスを少なくするか、過剰にするか、ということで、実はこの過剰に書くというのは日本の昭和時代の限られた作家だけが持っている才能でした。
本当にすごい能力なのですよ。
まあ、それは褒めすぎにしても、悪いと言っているわけではないです。
しかし小説の基本は、まず自分の思ったことを率直に綴ることです。
自分が思っていないようなことを書くのは、高等テクニックであり、それだけだと意味をなさないものができます。
つまり、サッカーで言えばコーナーキックを直接入れる能力だけ鍛えるようなものです。それだけでは、サッカーにはなりません。
野球で言えば、ホームランか三振かのどちらかということです。
だから、まず普通に野球をやるということを考えましょう。
あなたが考えなければならない部分はそこなので。
補足
スレ主 若宮 澪 投稿日時: : 0
一応弁明しておくと、この物語自体は私の思っていることを、逆にそのまま吐き出したものです。「自分がいるせいで」「自分がこんなのだから」みたいな感じでひたすら自分を追い込んで、そこに安心して……みたいなことは実体験としてあります。
なのでたぶん書き方に問題があるのだとしたら、思ったことを率直に書きすぎている方なんじゃないかなあ。主人公の思考を取り繕わずにそのまま転写しているから、物語の構成する文字列としては意味を成してない、というか。
んー、あんまり上手く言語化できないですね。雰囲気としては「草枕」とかそういう系譜になるのかな? 内面からの描写にテクストが著しく偏っている。内面とは物語構造も方向性もないその場限りの心情、だからこそ物語になっていないように見えるというか。夏目漱石先生の「草枕」には遠く及ばないですけど、やっていることはよく似てるんじゃないかな。
どちらにしても、改定した時にはもう少し整理して書くつもりですのでそこはご安心ください。
カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 投稿作品のジャンルについて(&聴覚的描写について)