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手塚満さんの返信一覧。最新の投稿順53ページ目

元記事:地の文が説明的になりやすいの返信の返信

手塚様、お久しぶりです。レスをありがとうございます。

>これが冒頭からだとすると、一読しても分からないんですよ。のっけから「――そんな日常が紡がれる中」とある。まるでレポートの書き出しが「上で述べたように」になってるが如くです

さすがにこれは冒頭ではないです。途中からの引用ってもうちょっと丁寧に説明しておけばいいですね。

ただ『いきなり戦士が出て、その子供が出てくる。しかも、まず誰かが侵入者に応戦したのかと思ったら、もう戦士が全員やられたことになってる』という読み取りを伺うと、それを差し引いてもかなりトバしすぎたと思います。

>戦士全滅するような戦闘中(その最後ですが)に、なぜ子供がその場にいたりするのか。不意の侵入者とかだったら分かるんだけど。そういう疑問が生じて、状況が非常に想像しにくい。
>なぜそうなってるか。作者が進めたいストーリー/シーンに合わせて、各キャラが待機していたと言うしかありません。

ここは話を伺っていて思わず「あっ……」ていう声が出そうになりました(汗)
読み返したら確かに、こんな戦局が悪化している現場に非戦闘員がいるのはおかしい……
文法以外でもオープニングからめっちゃやらかしてるじゃん……

>作者がキャラを外から見たままを書いてあるように見えます。登場するキャラの感情とかは臨場感がない(これも操り人形の印象になる要因の1つでもある)。作者がキャラの内面を想像していないかのようです。

確かにこのシーンには心理描写らしいものは全然盛り込んでいなかったですね……ここも冒頭ブラウザバック要素の一つか……

>まとめますと、過不足がいろいろはなはだしく、示される物事の順序もどうもおかしい。そういう難点がお示しの文章全体にあります。思ったことをそのまま書いたりすると、そういう感じになりやすいです。

自分でも読み返しの最中に「このシーン絶対衝動だけで書いてただろ……」と思うことが最近多いんですよね。(ここで引用したシーンもそれの一つです)
短編小説の場合だと作品全体がプロット段階から衝動だけの発想だったりすることもあります。
試行錯誤と失敗を恐れない、と言ったら聞こえはいいですけど、その失敗から学んだ何かを実践するのがあまり上手じゃないのが自分の弱点じゃないかと思っています。

上記の回答(地の文が説明的になりやすいの返信の返信の返信)

投稿者 手塚満 : 1 投稿日時:

他の良回答者さんから、いろいろ得るところがおありだったようでよかったと思います。自分の拙い回答も無駄ではなかったら幸いです。

先の回答では多少細かいことになると思って割愛したことを、この際ですから申し上げてみようと思います。主に「動き」に関してです。

多用しておいでの表現で、名詞で終える文(句というべきかも)がありますね。おそらく短くしてテンポを上げようという狙いで、実際にそういう効果はあるとは思います。

実際に使われているのは以下の通りです。

01> 存分に踏み込み拳を放つ男。
02> 起き上がらない戦士。
03> 父に寄りそう男の子を乱暴につかみ上げ、振りかざす侵略者。
04> 声を張り上げ嘲笑する男。
05> 逃げ惑う女性達。
06> 下品に笑う男。

これらは動きを感じるか、という点が気になります。比較用の例文をちょっと作ってみます。

A. 太郎はコーヒーを飲み干した。
B. コーヒーを飲み干した太郎。
(C. 太郎に飲み干されたコーヒー(カップ)。もあるが割愛)

動詞を過去/完了にしたのは違いが分かりやすいかと思たからですが、Bは動きが感じにくい。途中の動作はあれど、最後に「太郎」に注目してしまうからですね。Aは動いてます。太郎が何をしたか、で文が終わってますので。

スレ主さんの上記01ですと、アクション「応戦した戦士を捉え、一撃で吹き飛ばす。」に続いてます。にもかかわらず「男。」で動きを止めてしまっては、もったいない。名詞で止めるとしても「拳。」のほうがいいかもしれません。

02は「間違いなく即死だった。」に続いています。特に描写は効果は減じてないでしょう。「戦士は起き上がらない。」としてしまうと、読んでいて「戦士はどうなった?」という感じ、期待は生じるかもしれません。しかし「間違いなく」と接続が悪いでしょう。02は名詞で止める句を活かせています。

03も名詞で止める狙いが功を奏しているようです。先に省いたほうがいいと申しましたが、現状で「振りかざす侵略者。」から、侵略者についての説明につながっています。侵略者に注目させておくのは正しい判断です。

仮に説明を削るとしても、侵略者の台詞につながることになります。その場合も「侵略者。」で終えたことで、台詞主が明示される効果があります。つまり、多少推敲するとしても03は効果的に名詞で終えている。

04はちょっと微妙です。「その様は~」が続いてますので、「男。」で終えていいかもしれない。しかし、「恐ろしい魔物そのもの」を思わせるのが、「声を張り上げ嘲笑」するさまというイメージなら効果を減じているといえます。

どちらかといえば、動きがある「声を張り上げ嘲笑」のイメージを「恐ろしい魔物」に引き継ぐほうが、効果は出しやすいような気がします。どちらにせよ、どういう効果を出したいかをもう少し打ち出した文にしたほうが得でしょう。

05「逃げ惑う女性達。」は、正直不利でしょう。せっかく騒ぐ動きを感じさせられるのに、動作主体が「女性達」と印象付けて動きを止めてしまっています。続く「皆がそれぞれの」との接続もよくない(女性達=皆、で続けざまに被ってもいる)。

おそらく子供が殺されたことでパニックになった女性が逃げる、というシーンだと思いますが、もしそうなら「逃げ惑う女性達。」では既に逃走状態にあるイメージになります。そこも不利でしょう。名詞で止めるとしても「逃げ惑い始めた女性達。」でしょう(さらに「逃げ」はいいが「惑い」のタイミングは、と推敲が続く)。
(このシーンはおかしいと先に申し上げましたが、最短で修正するなら例えば、女性達は子供を心配して残っていた、とさらっと書いておく手があります。子供が無残に殺されると、絶望と恐怖が勝って、逃げるのが自然となります。)

06も「下品に笑う男。」→「彼」とつながっている点は、05と同様の問題があります。しかし、村長以外が離れて笑い続ける男という、動きが乏しいこそのイメージ喚起には成功しているようですので、このままでいいとも言えます。作者の狙い次第でしょうか。

これらと似て非なるのが、例えば以下。

> 村長の必死の懇願。

「懇願」はこの場合は名詞と解せますが、動きが止まるわけではありません。単に「懇願する」を縮めただけというイメージですから。名詞で止めるといっても、名詞次第で効果が変わる点は要注意かもしれません。

もう1つ、動きに関して。台詞との兼ね合いです。引用するのは割愛して、例文だけ出してみます。

A. 「出ていけ!」。太郎はドアを指さした。
B. 太郎はドアを指さした。「出ていけ!」。

前後の文脈にもよりますが、おおむねBのほうがインパクトは大きくなります(動作の意味が台詞で了解されるため、「?」→「!」みたいな感じになる等の理由)。

お示しの文章では、台詞で説明してからアクション起こしている傾向が強いようです。シーンとしては劇的にしたほうがよさそうですので、その辺りは不利な書き方になっている恐れがあります。例えば台詞を分割してでも、動作先行にする工夫をしてもいいかもしれません。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 地の文が説明的になりやすい

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元記事:一回の台詞文は何行までが最適ですか?

皆さんのご意見を聞かせてください。
自分の場合は、一回の台詞文は長くても3行までにしてます。それ以上は地の文で区切って、その後にまた台詞文の続きを書いてます。
3行は最適でしょうか? 皆さんは台詞文の長さはどうされているでしょうか?

上記の回答(一回の台詞文は何行までが最適ですか?の返信)

投稿者 手塚満 : 0 投稿日時:

台詞の長さ何字といった客観的、あるいはシーン状況等によらない一般的な基準があるわけではないです。例えば、一文の長さということでしたら、30字程度まで、ときどき40字みたいな目安はあるんですけど。

シーンにたった1人しかおらず、独白しているケースですと、1人称の地の文のようなものですから、制限はないも同然です。制限が出てくるとしたら話し手と聞き手がいる会話でしょう。話を多岐に渡らせてもなんですので、とりあえず2人の会話を想定してみることにします。日常でもよくあるケースですよね。

Aが喋って、Bが聞いているとします。もしAが長々喋ったりすると、Bが遮る可能性は高くなります。が、そのレベルで一般的な法則を見出すのは困難です。

例えばBが焦ってAに何か聞き出したい状況だとすると、Bが聞きたいこと以外をAが喋ったら遮るはずです。この場合、Aがどれだけ喋る続けるかより、Bが聞きたい情報からAが逸れるか否かが大事ということになります。

Bが話したいことがある場合も、Aが長話になると遮るはずです。Aの話でBが何か思い出すことがあっても同様ですし、反感を持つような内容が出てきたりしても同じ。

逆にBが感心するような話をAができれば、Bは長話でも黙って聞くでしょう。あるいは、Bが立場上、Aの話を聞かなければならないケースでは(AがBの上司、教師、顧客等々)、Bは話したいことがあっても我慢するのが自然です。

要はシーン上、聞き手がどれだけ聞き続けるのが自然か、ということで1つの台詞の長さ上限が決まります。続いて、話し手が話したいことの長さでしょう。

仮にたった1人のシーンの独白と同じくらい、聞き手Bが話し手Aの話を聞き続ける姿勢になっているとします。この場合は台詞の長さ上限はないのか。よく考えると、聞き手はもう1人います。読者ですね。

読者が話を聞き続けられるか、興味を維持できるか、という点も大事です。飽きる前に台詞を切り、話を切り替えねばなりません。しかし、シーン、ストーリーの都合上、長台詞が必要な場合もあります。

その場合は、スレ主さんが仰るように「地の文で区切って、その後にまた台詞文の続き」というスタイルが最も便利でしょう。台詞と台詞の間の地の文は、読者に気分転換してもらいつつ、注意を再び引き付ける必要があります。

話し手がニコっとして聞き手の目を見たり、人差し指を立てて聞き手の注意を引いたり、みたいな感じですね。台詞は聴覚情報中心で動きを感じにくいので、視覚的に注意を引く動きを見せるような描写が効果的になりやすいと思います。

しかし、台詞を続けながら読者の注意を喚起する方法もあります。ちょっと落語に立ち寄ります。故米朝師匠は2人の会話を、台詞主をぱっぱと切り替えながら話すのがとてもうまい方でした。見ているのは米朝師匠なんですけど、スパスパ別人に切り替わるような感覚がしました。

一方、故枝雀師匠ですと、延々と登場人物の1人(主人公)が喋り続けます。それでも、聞き手含む周囲の人物が目に見えるように演じてました。話し手が聞き手に反応する様子を演じるからです。それを模してちょっと捏造しますと、例えば次のような感じ。

「(前略)それで花子が言うにはさ、俺と一緒に飯食いたいって、ちょちょ待った、おまえ剣抜いてどうするって、え? デートじゃないよ、魔王退治の相談したいって、そうそう、そういうこと。それでね(後略)」

聞き手の反応をイメージさせられれば、台詞をいったん区切るような効果があります。他にもいろいろ会話テクはあるでしょう。そういう感じですので、一般的に3行、といったことは言いにくいわけです。

要点を繰り返しておきます。台詞の長さは、

・聞き手がどれくらい待てるか。
・読者がどれくらい待てるか。

が大事で、待てない長さと踏んだら、

・地の文を挟むことで、聞き手と読者の気分をリセットする。
・台詞中に相手の反応などのリセット効果を混ぜ込む。

といった手法が使いやすいでしょう。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 一回の台詞文は何行までが最適ですか?

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元記事:セリフの繋げ方について

文章を書く時に気になったことを質問します。あまりに初歩的過ぎる気もしますがご容赦ください。

セリフへの繋げ方、セリフからの繋ぎ方というのは決まっているのでしょうか。
例えば、

 彼は得意げにこう言った。
「俺は毎日5キロは走ってるからね」
 僕は10キロ走っているが、彼の笑顔を奪いたくないので敢えてそれを言わなかった。


 彼は得意げに、
「俺は毎日5キロは走ってるからね」
と言った。
 僕は10キロ走ってるが、彼の笑顔を奪いたくないので敢えてそれを言わなかった。


 彼は得意げに、
「俺は毎日5キロは走ってるからね」。
 僕は10キロ走ってるが、彼の笑顔を奪いたくないので敢えてそれを言わなかった。


 彼は得意げに、
「俺は毎日5キロは走ってるからね」
 僕は10キロ走ってるが、彼の笑顔を奪いたくないので敢えてそれを言わなかった。

の四つの場合どれが正しいと言えるのでしょうか。(セリフの繋げ方だけ見た時)
どうか教えてください。お願いします。
また、この他に違う表現があるならぜひ教えてください。

上記の回答(セリフの繋げ方についての返信)

投稿者 手塚満 : 1 投稿日時:

どれも大差ない、ということは押さえておきたいと思います。奇異な感じがしない、分かりやすいのであれば、気にせず書き進めてしまうのが得策です。大事な部分のみ、効果を考えて推敲のときにちょっと工夫を試みるくらいでしょうか。

細かい差ではあるんですが、差は差です。以下、少し説明を試みてみます。

> ①
>  彼は得意げにこう言った。
> 「俺は毎日5キロは走ってるからね」
>  僕は10キロ走っているが、彼の笑顔を奪いたくないので敢えてそれを言わなかった。

> ②
>  彼は得意げに、
> 「俺は毎日5キロは走ってるからね」
> と言った。
>  僕は10キロ走ってるが、彼の笑顔を奪いたくないので敢えてそれを言わなかった。

この2パターンが基本でしょう。動詞が「言った」だから2つの差は目立たないんですが、動詞を変えると印象が異なるようにできます。

> ①’
>  彼は得意げに笑った。
> 「俺は毎日5キロは走ってるからね」
>  僕は10キロ走っているが、彼の笑顔を奪いたくないので敢えてそれを言わなかった。

> ②’
>  彼は得意げに、
> 「俺は毎日5キロは走ってるからね」
> と笑った。
>  僕は10キロ走ってるが、彼の笑顔を奪いたくないので敢えてそれを言わなかった。

②’はこのままではちょっと不自然で、次のように直したくなるでしょう。

> ②’’
>  彼は、
> 「俺は毎日5キロは走ってるからね」
> と得意げに笑った。
>  僕は10キロ走ってるが、彼の笑顔を奪いたくないので敢えてそれを言わなかった。

台詞と動作が一致している場合、台詞と動作の順序でインパクトなどが異なります。

――――――――
「出ていけ!」
 彼はさっとドアを指さした。
――――――――
 彼はさっとドアを指さした。
「出ていけ!」
――――――――

おおむね、動作が先になるほう(上記の後者)がインパクトが強まります。強いほうが必ずしもいいわけじゃなくて、例えば、上記の「さっと」を「おずおずと」にするなら、台詞を先にしたほうが緩い雰囲気が出るでしょう。台詞も「おずおず」向きに少し変えるとこんな感じ。

――――――――
「出ていってくれないか?」
 彼はおずおずとドアを指さした。
――――――――
 彼はおずおずとドアを指さした。
「出ていってくれないか?」
――――――――

この効果は上記①②(ダッシュつけた改変文も含む)でも現れると考えて差し支えありません。それに加えて、「彼」の演出効果の差も出てきます。一瞬ですが、「彼」の感情が読者に伝わるタイミングが変わるわけです。

それがあるので「言った」では目立たないと申し上げました。「得意げに笑う」ですと、台詞の前に入れれば、「彼」の感情がまず確定し、続く台詞のニュアンスも確定します。紛れがなく直截な印象を出しやすい。

逆に台詞の後で「得意げに笑う」ですと、台詞時点では「彼」の感情は曖昧で、台詞の後で確定し、それが直前の台詞に波及していきます。ちょっとした謎が解ける、みたいな感じですね。

どちらもシーン的な進行や意味合いに大差はないですが、インパクトの強さや、ちょっとした揺らぎをどうしたいかで決めることになると思います。

> ③
>  彼は得意げに、
> 「俺は毎日5キロは走ってるからね」。
>  僕は10キロ走ってるが、彼の笑顔を奪いたくないので敢えてそれを言わなかった。

これは記法として通常は使いません。読者としては「なぜ台詞の直後に句点がついてる?」と疑問に思い、「書き間違えたんだろう」くらいに思うでしょう。避けるべきです。
ただ、台詞を開業しないときは、そう書きたくなることがあります。

>  彼は得意げに、「俺は毎日5キロは走ってるからね」。

こういう書き方(台詞で改行しない)、ときどきあります。あまり台詞を台詞として重視しないときなどですね。しかしやはりおさまりが悪い。最後に「と言った」は必要でしょう。

> ④
>  彼は得意げに、
> 「俺は毎日5キロは走ってるからね」
>  僕は10キロ走ってるが、彼の笑顔を奪いたくないので敢えてそれを言わなかった。

これらは③同様、変則的でおさまりが悪く(文になってない)、あまり用いるべきではありません。「得意げに、」で読者が期待する「それでどうした?」が解決されないからです。「言った。」でもいいから文を書ききることが大事です。

ただ、上述のように書きたくなることがないとは申しません。例えば「台詞主が分かりにくいが、「僕」の反応を台詞の直後の地の文で出したい」とかです。地の文ではなく「僕」の台詞が続くケースでは、さらに起こりやすくなります。

――――――――
 彼は得意げに、
「俺は毎日5キロは走ってるからね」
「僕なんか……、いやそうか、5キロは凄いな」
 実は10キロ走ってるけど、彼の気分に水を差さなくてもいいか。
――――――――

やはり台詞の直前の地の文は文として確定させるべきでしょう。「得意げに、」が浮いたままで、読者の期待(得意げにどうした?)を外しています。この文例に即して最短で直すなら以下の感じでしょうか。

――――――――
 彼は得意げだ。
「俺は毎日5キロは走ってるからね」
「僕なんか……、いやそうか、5キロは凄いな」
 実は10キロ走ってるけど、彼の気分に水を差さなくてもいいか。
――――――――

繰り返しですが、細かい差でしかないと言ってもいいでしょう。あまり気にする必要はありません。基本は奇をてらわず、分かりやすく、おさまりが良いように書けば充分です。そのうえで、大事な部分はときどき効果を考えて、細かい調整をしてみればいいと思います。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: セリフの繋げ方について

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元記事:タイトルの印象を教えてください

小説とは直接関係ありませんが、タイトルの書き方に関する質問です。
「幸せのちから」という映画がありますが、仮に以下のようなタイトルだったら、どんな印象を受けるか教えてください。
①幸せの力
②幸せのちから
③幸せのチカラ
④幸せのCHIKARA

上記の回答(タイトルの印象を教えてくださいの返信)

投稿者 手塚満 : 0 投稿日時:

> ①幸せの力

書き方として最も普通でしょう。それだけに印象の強さとしても普通ですが、他の3つより最もストレートに意味が伝わってきます。紛れなく「幸せって強いんだね」みたいな感じですね。

> ②幸せのちから

どこか違和感がある表記です。漢字としては「幸(せ)」より「力」のほうがやさしい漢字なのに「ちから」としている。これが「しあわせの力」ならば①より平易に書いた、つまり低年齢層にも訴える何かがある作品というイメージになるかもしれません。

しかし「『幸せ』の『ちから』」ですから、何か意図がありそうな感じがします。「力」についてのみ、漢字より物柔らかさを出せるひらがなの印象を使ったということがありそう。

感じられることがあるとしたら、「力という漢字は文字通り力強さがあるため、ちからとひらがなにすると強さの印象が弱まる。力強さではない幸せの強さをやんわり表しているのか」という印象が生じそうです。

> ③幸せのチカラ

こちらは「力」だけカタカナであるわけですね。ひらがなより硬い感じになります。それと同時にカタカナ表記の特異性も感じられます。カタカナは、

・学名など、識別性を重視して言葉自体の持つ印象を弱める。
・核兵器が使われた世界的な事象の地名として「広島」「長崎」を「ヒロシマ」「ナガサキ」と表記する。
・擬音語などでは無意味性を強調するためにカタカナ表記にしたりする。
・外来語を訳さずに使いたいときに言葉の音だけ拾う(これも無意味性の明示)。

等々の使い方があります。ですので「力」がその作品で特別な意味を持つか、もしくは「力だけど力じゃない」といった強調がありそうなタイトルだと思います。

> ④幸せのCHIKARA

アルファベットは日本語よりずっと世界的に通じる文字です。ですので、③よりさらに「力」が世界的レベルといっていいくらい普遍的、もしくは世界に例を見ないほど特異といったニュアンスが生じそうです。

逆にアルファベット部分だけ目が滑るということもあります。その点では作者の「力だけど力と読ませたくもないくらい伝えたくない、「幸せ」だけ見てくれればいい」といった意思を感じそうです。
(なお英語圏の人からすると、全て大文字のアルファベットにするのは、かなりの強調だと感じるみたいです。)

カテゴリー : その他 スレッド: タイトルの印象を教えてください

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元記事:実在世界と酷似した異世界を表現するには?

はじめまして、栖帆井フランカです。

私は過去に何度か「実在世界と酷似した異世界」を舞台にした作品に挑戦してきました。しかし、「魔法や魔物の類が存在しない」「技術レベルは実在世界と同等」「地形や地名は異なる」という世界観を上手く説明できていないと感じています。

今まで以下のような方法を試してきましたが、どれも長所と短所がありました。

①作者の視点でナレーションを入れる
 長所:端的に異世界であることを提示できる。一番楽。
 短所:没入感を阻害する。言葉だけで説明するので映像が浮かびにくい。

②転生・転移した人物を主人公にする
 長所:異世界であると気付くまでを描写できる。読者と目線を合わせられる。
 短所:転生・転移を生かす物語にしなければならない。主人公の動機付けが難しい。

③会話や地の文に技術レベルを示唆するような単語や地名を織り込む。
 長所:主人公の設定に自由度がある。日常会話から世界観を描写できる。
 短所:読者が異世界であると認識するのが遅れる。地名・人名・商品名の判別が難しい。

④地図を眺めるようなシーンを設ける
 長所:地形や地名の違いを描写できる。
 短所:説明的になってしまう。聞き慣れない単語が頻出して読者を混乱させる。

このサイトの別のスレッドでは、読者に違和感を与えることで世界観に興味を持ってもらうという方法が紹介されていましたが、ファンタジー世界ならともかく「実在世界と酷似した異世界」では難しいと思います。また、「王国」という単語を出した時にファンタジー世界だと誤解させてしまったり、「ファンタジーじゃないなら異世界を舞台にするべきではない」と言われたりしたこともあります。

皆さんなら「実在世界と酷似した異世界」をどのように説明しますか?
回答よろしくお願いします。

上記の回答(実在世界と酷似した異世界を表現するには?の返信)

投稿者 手塚満 : 2 投稿日時:

> 「魔法や魔物の類が存在しない」「技術レベルは実在世界と同等」「地形や地名は異なる」という世界観

これって異世界ものなのかという点から考えてみてはどうでしょうか。以下、少し説明してみます。

1.フルメタルパニックは異世界ものではないのに

過去(と言うと失礼かもしれないけれど)の人気作を少し例に出してみます。

例えば「フルメタルパニック」(略称フルメタ)シリーズ。アームスレイブなる巨大人型兵器、要は巨大ロボがあったり、不可視装置があったりします。作中年代もはっきり出てるんですが、もうないはずのソ連が存続してたり、中国が南北に分裂してたり。それでいて、その他の点では(アニメ表現の範囲で見ても)現代とほぼ見分けがつかない。

しかしウィスパードなる異能が物語のカギだったりする。現在の現実世界とほぼ同等の異世界と考えるしかありませんが、異世界もの分類はされていません。フルメタ程度(と言っては失礼かもしれませんが)の設定なら、類例は多々ありますから当然でしょう。

2,とある魔術の禁書目録も異世界ものではないのに

「とある魔術の禁書目録」シリーズもそうですね。技術的には近未来くらいでしょう。加えて超能力(作中では単に能力と呼ぶ)、それに作中で公式には存在が認められていない魔術があります。それ以外は現代の延長に感じます。

が、現実世界が将来、そんな世界になり得ると思う人はごくわずかのはずです。やっぱり過去の歴史からして(もしかして物理法則すら異なる)異世界の出来事と考えるしかありません。しかし誰も「とある」を異世界ものと分類はしていません。

3.暗殺教室だって異世界ものではない

コミックですが「暗殺教室」も似たようなものですね。通称「殺せんせー」なる、超高速で移動する(元人間の)タコに似たクリーチャーがいて、月を半壊させる力があり、しかし弱点の物質があって、学校でエアガンで狙われる。現実世界でそんなことは、将来起こりそうにない。異世界と考えると辻褄合うけど、誰も異世界ものと分類してない。

4.似ているのに異世界と強調するリスク

ですので、現実世界と非常に似ているなら、そもそも異世界ものという意識を、作者が持つ必要があるのか、という点から考える必要があります。異世界ものと称してなく、読者/視聴者/観客も異世界ものと認識せず楽しんでいる作品と大差ないのに、「異世界ものだから異世界と思ってもらはなくては」と作者が思ったらどうなるでしょう。

作者は何とか異世界ものだと伝える描写や説明を入れますよね。ですが、読者からしたら異世界もの分類でない類似作がいっぱい思い浮かぶはずです。結果、作者の「異世界ものです」というメッセージが余計なもの、煩わしいもの、押しつけがましいものに感じられる恐れがあります。

5.現実と似ているゆえに矛盾も見えやすいリスク

作家であり研究者などでもある大塚英志さんが(初心者向け)創作のコツとして「現実世界と、ちょっとだけ/1つだけ異なる点がある世界を考えてみる」ということを言っているそうです。やってみると分かりますが、1つだけ変えるのは難しいんですね。

例えば「人間にテレポーテーション能力があるとする」としてみると、「どこへでもすぐ行けて便利」だけとはなりません。たぶん各種の交通システムは利用されなくて消滅するでしょう。さらにいえば、テレポートできるんなら、そもそも交通手段のいくつかは発明すらされない。作家のラリー・ニーヴンは「テレポートがあったら」で冗談交じりの考察書いてまして、例えば「防犯のため、個人の家でも迷路のようになる」旨、指摘してたりします。テレポーテーション1つでも世界(設定)は、考えれば考えるほど現実とは大きく異なっていくわけです。

6.読者は欠点の本質を指摘してくれない

もし読者から「ファンタジーじゃないなら異世界を舞台にするべきではない」といったことを言われた場合、ファンタジーでないことが原因ではない可能性に留意すべきでしょう。ファンタジーなら、かなりぶっ飛んだ現実との差異を出しますよね(魔法を当たり前に使うとか、ドラゴンがうようよ飛んでるとか)。

ぶっ飛んだ差異があれば、細かい点は気にならなくなる傾向があります。しかし現実とよく似ていれば、細かい点が見える、気になる傾向があります。しかも現実と似ているんですから、類推などを使って考えやすい。例えば上述のテレポーテーションがあると設定されていたら、「なんでバイクなんかがあるんだ?」みたいな疑問がいっぱい湧いてしまう可能性があります。

リアリティを出しやすからと現実とよく似せることに注力して、設定の整合性が取れなてないと、不自然さが目立ちやすいわけです。

やっかいなことに、読者は疑問に思ったり不自然に感じたりした時点で、その時点の描写に文句を言いやすく、問題点の本当の原因は言ってくれないのが普通です。「王国」と書いてあったからファンタジーと誤解したかどうか、作者としてよく考える必要があります。「王国」は読者が違和感を意識するきっかけにすぎないかもしれないわけです(たいてい、それより前に原因がある)。

7.本当に異世界と強調する必要があるのか次第

対策としては、現実と酷似しているなら、あえて異世界と言う必要はない、というのがまず考えてみる価値のある選択肢でしょう。しかし異世界である点が重要な場合もありますね。その場合は仕方ない。お示しの方法を取るしかないでしょう。必要悪と考えるべきでしょうし、いかに不自然さを下げるかという、個々の作品に即した具体的な問題になります(具体的な手法はケースバイケースで、一般的に「こうすればいい」はない)。

8.タイトルも作品を表す表現

それに1つ加えるなら、タイトルで宣言しておく手があります。長いタイトルはやや廃れてきた気がしますが、目的次第では有効です。例えば、「朝起きて、普通に学校に行くんだけど、なんだか違和感がある」みたいな冒頭で、中盤で「実は異世界に来ていた」と分かるとします。しかし異世界であることが特にどんでん返しとかではない。最初から知ってもらっておいたほうがいい、としましょう。

それなら例えば「普通に登校したけど、もしかして異世界?」というタイトルにしておけば、作品の狙いは伝えらえます。地の文でも登場人物の誰も「異世界」と匂わせなくても、読者は最初から「異世界のはず」と認識できます(登場人物が知らなくて、読者が先に真相を把握する「劇的アイロニー」)。

以上、サンプル的なうえに曖昧ですが、こういったところくらいだと思います。もっと具体的には作品に即して考える必要がありそうです。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 実在世界と酷似した異世界を表現するには?

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元記事:小説が全くもって書けられません

こんにちは。小説が全くもって書けられません。
かなり断片的な光景が浮かび、それも繋がりが薄いどころか関係ありません。設定からして知人に見せると破綻していると指摘されました。
中学生のころから創作活動をしたいと思い、成人してからに至るまで物語が完成したことがありません。正確には中学生のころ、小説は一応書いてはいました。ただし公開しても反応がなく、黒歴史ものです。
プライドが高いことがあってか、こうして創作について話すのは初めてです。近頃ノベルゲームを個人の趣味で作りたいので、こうして質問させていただきました。
皆さんどうやって執筆しているのでしょうか?

上記の回答(小説が全くもって書けられませんの返信)

投稿者 サタン : 3 人気回答!

私も長らく勘違いしてたクチなので人のこと言えないのだけど、
まず大前提として、創作ってのは手段であって目的ではないです。

「小説を書く」という行為はただ単に「日本語を書く」と同義で、その目的は「書いた文章で何を伝えたいか」って事なわけです。
でも別に「内容が大事なんだ」って話でもないんです。
伝えたいものがある、だから書く。
「書く」ことは伝えるための手段でしかないし、目的は「伝えること」なので別にその内容の素晴らしさはどーでもいいんですよ。
創作とはただの手段ですよ、ってことです。

なので、いくら創作技術を磨いたって書いてる本人に「伝えたいこと」がないのであれば書けないのは道理だし、書いても目的意識がないからすぐスランプになったり詰まったりすることになる。
じゃあ、その「伝えたいこと」はどうしたら手に入るのか、自分と向き合って答えを出すべきなのかっていうと、そんな難しいことじゃないんです。
単純に、創作以外の趣味を見つけりゃいいだけです。
スポーツが好きなら、そのスポーツの素晴らしさを創作で読者に伝える。
そんだけの話なわけですね。
なので、創作しか趣味がないのだとしたらゲームでもなんでもいいので、いったん創作は忘れるくらいの覚悟で他のことしてみると良いです。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 小説が全くもって書けられません

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元記事:主人公の初登場時の外見描写

腰をゆうに超える長さの、僅かに青みがかった白銀の髪が照明を反射して輝く。透き通るように白い肌はまるで新雪や陶器のようだ。青空を思わせる白藍の瞳は、不思議と吸い寄せられる空虚さを感じさせる。その顔立ちは見る角度によって可憐な少女に、光の当たる角度によっては凛々しい少年にも見える中性的な容貌だった。ニコリとでも微笑んでみれば老若男女問わず魅了するであろう美貌はしかし、ピクリとも動かず人形の如く無表情であった。

主人公の外見描写なのですがくどかったり伝わりにくい描写はあるでしょうか?またこの描写を読んでどのようなキャラと思いますか?

上記の回答(お風呂の更新)

投稿者 Davadaxy : 0

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 主人公の初登場時の外見描写

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元記事:どういう人が嫌いですか?

 ええ、あけましておめでとうございます。
 新年一発目から、割とぶっこんだ質問をしましたが、おふざけや雑談の類とも言い切れず、そこそこ真面目な質問だったりするのです。

 なぜそこに至ったかという経緯を説明します。近頃思うんですが、『こういうヤツとは絶対にそりが合わない/嫌いだ』っていうのは、キャラクター作りの上で結構重要な『そのキャラのこだわり・プライド』を示すいい指標となっているように思います。

 という訳で、雑談半分サンプル採取半分で皆さんの『こういうヤツが嫌いだー!』と聞きたいと思って書き込みました。

 ただ、センシティブな質問でもあると思うので、いくつか注意事項をば。

・まず、当然ですが個人が特定可能だったり、特定個人を攻撃するような表現は出来るだけ控えて下さい。
・また、『自分が攻撃された』と感じた方も、相手の方にその意図が無い可能性も高いので、一回目までは見逃してあげるようにお願いします。
 
 この二点の問題に関しては、事態にもよりますが、スレ主として介入・及び管理人へのスレ版削除の依頼を責任を持って行わせていただきます。

・それから、主にハードモードな人生を送ってきた皆さん。ネタのデリケートさが分かり難いので『自分は気にしてないんだけど/結構コンプレックスだから丁寧に扱って欲しいんだけど』と明言してから書いてもらえると幸いです。
・また、スレの性質上、後々俺が作品のネタにする可能性がそこそこ高いです。ネタにされたくない方はその旨も書いてもらえるとありがたいです。

 さて、最後に。
 大野知人は、こういう人が嫌いです。

『他人の努力を評価できない人』

 文章の批評についてもそうですが、割と全般的に『相手がどういう努力をしたか』を考えていない人間が苦手ですし、嫌いです。
 『やった成果』だけではなく、『やったという事』自体にもちゃんと目を向ける人が好きだし、そうありたいと思って生きています。

 その昔、大野の一族は少しばかり相続でもめたことがあったのですが、親戚のA君が『自力でやって何とかなるだろ』と言い出し、弁護士を頼らなかった挙句にとんでもなく酷い目に遭いました。A君以外の――後始末担当だった人が。
 ちなみに当時、A君は何のかんの理由を付けていましたが、要するに弁護士に払うお金が惜しかったようです。
 当然ですが、相続の時に弁護士を呼ぶのにはそれ相応の理由があり、弁護士は弁護士になるためにとても努力した訳です。弁護士への依頼料と言うのは、その努力に払われるべき代価である訳で……。

 勿論、自力で何とか出来るならプロを頼らなくても良いのですが、それとは別側面の問題として『他人の努力をよく見ていない人間』と言うのが全般的に嫌いです。

 まあ、俺自身もそんなに人を見る目がある訳じゃないので、『よりよく生きるにはどうしたらいいか』みたいなのを自分で考える、一つの指標みたいなものなんですが。

上記の回答(どういう人が嫌いですか?の返信)

投稿者 鬼の王の墓標 : 0

ここまで来て大野さん以外私のこと完全スルーですかwww
一人くらい「如月がかわいそうだろ」とか言ってくれる人が出てくれるのを期待していたのですが、客観的に相手方が悪いという判断ができない人ばかりのようで残念です。
このままだと遠くない将来にサイト自体が滅亡エンドっぽさそうです。重ねて言うけど私は何一つここに未練はないけどなッ!

カテゴリー : その他 スレッド: どういう人が嫌いですか?

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