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サタンさんの返信一覧。最新の投稿順107ページ目

元記事:感情的なシーンってどう書けばいいのでしょうか?

主人公やキャラクターたちの葛藤のシーンを上手く書ける方法はありますか?

私が書くときはいつも急に寒いような葛藤シーンになったり、上手く感情が表現できていなかったりします。

急に寒い葛藤シーンにならないためにはどうすればいいですか?

上記の回答(感情的なシーンってどう書けばいいのでしょうか?の返信)

投稿者 サタン : 4 人気回答! 投稿日時:

一度はざっと作品に目を通したことがあり、そこからの所感を交えた回答になるので、あまり鵜呑みにしないで欲しい意見ではありますが。
おそらく、原因の一つは描写が上手く書けていない・機能していないためではないかと思います。

以前読ませていただきました日本国召喚の二次創作作品ですが、他作品とのクロスオーバーということもあり、序盤は割と原作に沿った内容を書かれていたのではと思います。
日本国召喚は、あれから漫画版を目にする機会があったので流し読みしてみましたが、冒頭は割とまんまの展開を書かれていたような気がする。
印象でしかありませんが。

私はこの冒頭部分を読んで「文章はよく書けていると思う」と評価しましたが、4話5話と読み進めていくと、次第に文章には説明が多くなってゆき、ダイジェストのようになっていると感じました。
おそらく2話か3話あたりで原作とは大きく離れた内容を書かれているのではないかと、つまり、参考にするものがなくなったため、文章が雑になったのではないかなと、そう思いました。

4話以降の文体がスレ主さんの素の文章力なのだとすると、描写が圧倒的に不足していて、そもそも「葛藤」や「感情」を表現できていない、すなわち描写が出来ていないと思う。
そのため、感情を書こうとするとセリフや独白など表面的な部分だけでいきなり感情を書くことになるから、寒い・臭いシーンになってしまうのではないかと思います。

えぇっと、「お笑い」で例えるとわかりやすいかな。
飲み物についてトークしてるって場面で、いきなり「気持ち悪くなってきたわー」と言っても意味不明でハテナです。そこで「この飲み物はアルコールか」なんていくら状況を説明しても面白くないし、冷めるだけ。
現状はこの状態だと思う。
じゃあ、そこへ前もって「ボク、ドリフターズに憧れてるんですー」なんてフリを入れておくとどうなるか。
「ドリフのファン」「飲み物トーク」「気持ち悪くなってきた」「なんだそれ、あ、加藤茶か! いやいや加藤茶さんは酔拳しない!」とか、ちょっとおもしろくなるわけです。
どんな奇抜で面白い事をしても、「そういう事をしますよ」という前フリがないと、それが何なのかわからないし、面白くないわけですね。
友人知人など身内のネタだと共通の思い出が前フリの役目を果たすので、いきなり突飛なことをしても笑ってくれますが。
基本的には、「それの何が面白いのか」を事前に前フリしなきゃいけないわけです。

「感情」を書くときはこの前フリが大事だと思っています。
「彼はこういう事に怒る」という前フリを入れておくことで、実際そういう場面になったとき、読者は「彼が何故怒っているのか『感情で理解できる』」、となります。
感情で理解できる・納得できるので、たとえ寒いセリフでもそうは感じないし、受け入れることが出来ます。

では、その「彼はこういう事に怒る」という前フリは。というと、すなわち「彼の性格」についての描写を指して言っています。
そしてこの描写は、例えば「彼は髪型のリーゼントをバカにされると怒る」とストレートに地の文で説明してしまっても、まあ場合によってはそれでも良いのですが、地の文で説明してしまうよりも、
「主人公が不良に絡まれる」「事なかれと主人公は下手に出て、不良になめられる」「不良に髪型をバカにされ、主人公は豹変したように怒る」
という、一つのエピソードでもって「彼は髪型をバカにされると怒る」という事例を書いたほうが読者の記憶に残ります。

こうしてエピソードで前フリを書いて、彼の性格について描写することで、その後、
「髪型をバカにしてきた敵をぶちのめしたい。しかし仲間を人質に取られていて、撤退すべきと頭ではわかっているものの、葛藤する」
なんて場面にリアリティ(説得力)が増し、不自然に見えないわけです。
ふつーに考えると、仲間の命と髪型で葛藤するってアホかって話だし、そんなことのためにカッコよくキメ台詞言って敵の意表を突くってのも、酔い過ぎててけっこう寒い。

これは、「ふつーに考えると」つまり「客観的に考えると」という事。
そうではなく「主人公の身になって考えると」で言えば、「他人から見てどんなに下らないと思われようとバカにされたら命をかけてでも突っ張っていく」わけだから、この葛藤には説得力があるわけですね。

つまり「客観的に(普通に)考えると」という一歩引いた目で見てしまうとこういう感情というのは「寒い」し「臭い」わけですよ。
どう書いたって、どんな文豪が書いたって、一歩引いたところで客観的に見つめたらそうなります。
でも、逆を言えば。
どんな下手くそが書いても「そのキャラクターの身になって考えられれば」つまり「感情移入できれば」、読者はすんなりと受け入れます。

そして、その感情移入の第一歩が、「前フリ」の性格描写だと思います。
「彼はこういうことに怒る」といった性格について前フリすることで、後の展開をわかりやすくし、そこに説得力を与えて納得しやすくします。

まあ、言うは易しだけども。
複雑な感情が入り混じっていたり、複数のキャラクターが衝突することは常ですから、「前フリ」と言ってもその複数ある複雑なものの中からどれを前フリすりゃいいの? ってのが案外混乱したりします。
これは、要するに「何について書いてるのか」を明確にしてれば楽なんですが、行きあたりばったりで感性で書いてたりすると「いま書きたいモノのイメージ」を単純な言葉に言語化できないので、書きたい想いはあるんだけど形にできない事で悩むと思います。

つまるとこ、単純に「感情的なシーン」が理解できない・納得できない展開だから寒く見えるんです。
何が面白いのかわからないギャグは寒いでしょ。原理的にはこれと同じ話だと思います。
ということは、「こういう場所が面白いんですよ」という「楽しみ方のルール」を前もって伝えていれば面白いわけです。少なくとも楽しみ方はわかります。
なので、「彼は髪型をバカにされると怒ります、という前フリ」を置くことで、「彼にとって髪型はとても大事なものである。バカにすると怒る」という楽しみ方のルールがわかる。
なら、あとは「バカにするだけ」でシーンが成立しますよね。
これでこの例の場合は「主人公の怒り」という感情が表現できるわけです。
単純に「怒り」だけならこれでいいし、「しかし仲間が人質になっていて」となれば「葛藤」を書けるだろうし、「怒ったものの敗北した」ともなれば「屈辱」あたりを書けるでしょう。
そして、今回は感情的なシーンについてなのでキャラクターの性格についての描写のみの話をしていますが、少なくとも前フリをしっかり書けば感情的なシーンに納得はできるし、納得できる時点でさほど寒い臭いとは感じないと思います。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 感情的なシーンってどう書けばいいのでしょうか?

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元記事:僕の作品に出てくるヒロインのキャラに自信がありません。

 ええっと、こんにちは。壱番合戦 仁です。

 最近ずっと悩んでいます。ヒロインたちがきちんと可愛いのか自信が持てないまま、悶々としているのです。
 本作のヒロインは、『起承転結』制を取っております。

 物語の始めでは、主人公の妹がヒロインです。彼女は未熟なキリスト教徒で、兄である主人公に恋心を抱いています。父親からの家庭内暴力も相まって、自身の信仰の在り方に葛藤しています。

 友達想い、兄想いの優しい子で、敵対する人には容赦しません。が、作中ではそういったとげとげしい一面は描写しないようにしています。
 彼女は、異世界に家出することにした兄について行きますが、『教会が存在しない世界』に行くことが耐えられず、現実世界に残ることにしました。別れ際に兄に想いを打ち明け、その場限りの恋人になります。

 主人公の妹は、大切にしていた十戒の一つ、『姦淫してはならない』を破ってしまいましたが、果たして読者から見て萌える場面だったのかどうか……。まだ誰からも意見を聞いていないので、不安です。

 以前から皆さんにも紹介したことがあるとは思いますが、物語の前編では『アイル・イン』という白エルフの女の子がヒロインです。彼女の種族は、『七つの人類の内、白エルフ以外の六人類だけが人間である』という主義を掲げる『六族連合』という組織と、『赤の国』・『青の国』・『黄の国』・『緑の国』の四王国から激しい差別と迫害を受けています。

 桂香さん曰く、『見た目はちょっとエミリアっぽい。基本的に天真爛漫だけど特定の事柄には敏感で怖がり』だそうです。

 彼女は本作のメインヒロインで、僕が一番好きな女の子のタイプを凝縮した主力キャラクターです。ラノベ研究所の記事で、『萌えるヒロインを作るには、自分が一番かわいいと思うキャラクターを作れ』とあったので、そうしてみました。

 この物語自体、彼女のキャラクタープロブレムを中心に描いているので、主人公のキャラクタープロブレムが描けていないという悩みもあります。(ちなみに、主人公とヒロインのキャラクタープロブレムを同時に描くにはどうしたらいいのでしょうか?できればそちらも教えていただけると助かります)

 物語後編では、タテシロ・サエリという主人公のいとこがヒロインです。前編のラストで石化して死んだアイルに代わって、彼女が主人公の恋人になります。
 彼女の実家は興信所で、探偵稼業をしている両親を手伝う過程で鋭い洞察力を得ました。基本的には常識人ですが、普段は奇行ばかりが目立つ変人系ボクっ子です。が、しかし、本当はものすごい寂しがり屋で甘えん坊です。大好きな主人公の前では、口調ばかりか主語すらも一変します。

 モデルは、満島ひかり演じる明智小五郎です。あの鳥獣戯画の猿じみたエキセントリックな行動と、残念なかわいらしさを参考にしました。

 物語の最後では、現実世界に戻った主人公たちの学校に転生したアイルが転校してきます。
 こちらの世界では、名を『愛川・ヴァルキュリア・刹良』といいます。
 (理不尽ですが)本命の元カノが戻ってきたことで、サエリは無残にも振られてしまいます。この辺は最近改稿した場面なので、後味が悪くなっているかもしれません。

 最後の最後で、時空を超えて再会を果たした二人は、物語の最後でやっと結ばれます。

 という感じで起承転結です。

 僕が書いているヒロインはちゃんと可愛いですか?もし可愛くないなら、どうしたら可愛くなりますか?
 あと、やっぱりアイルもサエリもめそめそしすぎですかね?

 回答をお待ちしております。

上記の回答(僕の作品に出てくるヒロインのキャラに自信がありません。の返信)

投稿者 サタン : 0 投稿日時:

別の方にも書いた事なので何ですが、キャラクターの魅力は「設定」だけ見せられてもどうしようもないです。
魅力があるかどうかはわからない。
単に「そういうのは私の好みかな」という一回答者としての好みでしか答えられないし、もしくは一般的に好まれやすいという平均値での回答になる。
だから、回答をするなら「魅力はあるか」ではなく「魅力の出し方」または「魅力を出しやすい設定か」という話になる。

それで言うと、まず、大前提として、「魅力を出そうとしているか?」という根本の問題があります。
これは単なる気持ちの話ではありません。
まず最初は主人公の妹ですが、「萌える場面だろうか」と言ってる割には、一つも「妹の可愛さをアピールしてる場面」がありません。
作者が決めたシナリオに沿って話を盛っているだけです。
妹がヒロインのシーンにおいて、これは「妹が可愛いと思える内容にはなっていない」と言えるでしょう。
作者が決めたシナリオと妹の可愛さをアピールするシナリオが釣り合ってないので、単にシナリオを進めているだけの内容になっています。
例えば、
>友達想い、兄想いの優しい子で、敵対する人には容赦しません。が、作中ではそういったとげとげしい一面は描写しないようにしています。
なんで?
いやいや。
刺々しい一面がある一方で兄想いだから可愛いんでしょ。そういう可愛いところ、この妹のどういう所が可愛いのかを、どうしてアピールしないんでしょうか?
しかもこれは「妹の可愛さ」のほんの一例です。妹の魅力をもっと出していきましょう。

なんとなく勘違いされてるような気がするので、念の為に書いておきますが、
>『姦淫してはならない』を破ってしまいましたが、果たして読者から見て萌える場面だったのかどうか……。
別にエロシーンや色気のシーンで萌えるってわけじゃありませんよ。設定を見るだけでは、現状ただのエロシーンだと思います。
萌えは、貴方が「可愛い」と思えるシチュを列挙し、それについて書いて下さい。

次にメインヒロインのアイルですが、彼女についても「可愛いと思える要素を凝縮した」と書かれているものの、それがどんなシーンに活かされているのか一つも書かれていません。
現状、「そういう設定なだけ」で、キャラクターは見えてきません。

また、後編のサエリについても同じくキャラクタープロフィールがあるだけで、彼女の魅力は一つも書かれていません。
誤解のないよう強調して書きますが、魅力がないと言っているのではありません。
設定だけ書かれてもわからないし、少なくとも魅力を活かしてる場面は一つも見当たらない、という回答です。

そして、これは少し意地悪な回答であることも自覚しています。
なにしろ、キャラの可愛い要素をどのようにシーンに活かしているかを事細かに書いていったら文章量が酷いことになるでしょうから。なので、それを要求してる回答ではありません。
ここで言いたいことは「可愛いと思える要素をアピールしましょう」という事です。
そして、その可愛いと思える要素が一つも書かれていないので、それを指摘したまでの話です。

>複数のキャラクタープロブレム
ようはキャラが抱えてる問題という話でいいんですよね。
であれば、複数の問題を書くにはサブプロットを利用するか、二つの問題に共通する大問題を定義するか、どちらかしか選択肢はないかと思います。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 僕の作品に出てくるヒロインのキャラに自信がありません。

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元記事:僕の作品に出てくるヒロインのキャラに自信がありません。の返信

別の方にも書いた事なので何ですが、キャラクターの魅力は「設定」だけ見せられてもどうしようもないです。
魅力があるかどうかはわからない。
単に「そういうのは私の好みかな」という一回答者としての好みでしか答えられないし、もしくは一般的に好まれやすいという平均値での回答になる。
だから、回答をするなら「魅力はあるか」ではなく「魅力の出し方」または「魅力を出しやすい設定か」という話になる。

それで言うと、まず、大前提として、「魅力を出そうとしているか?」という根本の問題があります。
これは単なる気持ちの話ではありません。
まず最初は主人公の妹ですが、「萌える場面だろうか」と言ってる割には、一つも「妹の可愛さをアピールしてる場面」がありません。
作者が決めたシナリオに沿って話を盛っているだけです。
妹がヒロインのシーンにおいて、これは「妹が可愛いと思える内容にはなっていない」と言えるでしょう。
作者が決めたシナリオと妹の可愛さをアピールするシナリオが釣り合ってないので、単にシナリオを進めているだけの内容になっています。
例えば、
>友達想い、兄想いの優しい子で、敵対する人には容赦しません。が、作中ではそういったとげとげしい一面は描写しないようにしています。
なんで?
いやいや。
刺々しい一面がある一方で兄想いだから可愛いんでしょ。そういう可愛いところ、この妹のどういう所が可愛いのかを、どうしてアピールしないんでしょうか?
しかもこれは「妹の可愛さ」のほんの一例です。妹の魅力をもっと出していきましょう。

なんとなく勘違いされてるような気がするので、念の為に書いておきますが、
>『姦淫してはならない』を破ってしまいましたが、果たして読者から見て萌える場面だったのかどうか……。
別にエロシーンや色気のシーンで萌えるってわけじゃありませんよ。設定を見るだけでは、現状ただのエロシーンだと思います。
萌えは、貴方が「可愛い」と思えるシチュを列挙し、それについて書いて下さい。

次にメインヒロインのアイルですが、彼女についても「可愛いと思える要素を凝縮した」と書かれているものの、それがどんなシーンに活かされているのか一つも書かれていません。
現状、「そういう設定なだけ」で、キャラクターは見えてきません。

また、後編のサエリについても同じくキャラクタープロフィールがあるだけで、彼女の魅力は一つも書かれていません。
誤解のないよう強調して書きますが、魅力がないと言っているのではありません。
設定だけ書かれてもわからないし、少なくとも魅力を活かしてる場面は一つも見当たらない、という回答です。

そして、これは少し意地悪な回答であることも自覚しています。
なにしろ、キャラの可愛い要素をどのようにシーンに活かしているかを事細かに書いていったら文章量が酷いことになるでしょうから。なので、それを要求してる回答ではありません。
ここで言いたいことは「可愛いと思える要素をアピールしましょう」という事です。
そして、その可愛いと思える要素が一つも書かれていないので、それを指摘したまでの話です。

>複数のキャラクタープロブレム
ようはキャラが抱えてる問題という話でいいんですよね。
であれば、複数の問題を書くにはサブプロットを利用するか、二つの問題に共通する大問題を定義するか、どちらかしか選択肢はないかと思います。

上記の回答(僕の作品に出てくるヒロインのキャラに自信がありません。の返信の返信)

投稿者 サタン : 0 投稿日時:

なぜ「設定だけじゃ魅力があるかどうかわからない」なのかという事を書いてなかったので、補足。
結局のとこ、魅力があってもそれが出せていなければ意味がないわけで、設定時点で「ある」としても何の意味もないためです。

例えば「まったく魅力のない男性が、とつぜんモテはじめる」という話を想定したとき、主人公の個性は「魅力がない」なので、魅力はまったくないハズです。
でも、当たり前の話「イケメン男がモテる話」より「魅力のない男がモテる話」のほうがずっと面白い。
この物語でどっちが魅力的な主人公かと言うと「魅力のない男」の方になる。

では、どういった部分がこの「魅力のない主人公」の魅力なのかと考えると、まあ王道なところで「隠れた才能があった」とか「人柄の良さが地味で目立たなかっただけ」とか、まあ「実は魅力があったんですよ」的な形になりやすいけど、たとえ本当に魅力が皆無だったとしても、どこかしらから捻り出します。
キャラの魅力を見つけて引き出すのは作家の仕事なわけです。
つまりは、魅力はキャラクターの中から作者が見つけるものなわけです。
そもそも魅力があろうがなかろうが、見つける過程は同じなんで、あんま関係ないんです。

ただ、「魅力を見つけやすい設定のキャラ」とか「魅力を出しやすい設定や展開」というのもあります。
言ってしまえば「魅力のない主人公」というのは非常に魅力を見つけにくい設定ですね。でも一方で「モテる」という強いギャップがあるので魅力を出しやすい設定と展開が用意されています。
あまり個性的な強い魅力はないけど、魅力自体は出しやすく、おそらくそれほど書くのに苦労しないでしょう。

……とまあ、ただの例題ならこう言えるけど、それでも魅力を出す(書く)のは作者なので、実際それが出来るかどうかってのは第三者にはわからんのです。
極端な話、逆に魅力はまったく無いどころか胸糞悪いキャラだと感じても、実際作品を読むと「なんやこいつ、いいヤツやん……」なんてなことはよくあるでしょう。
なので、設定だけでは判断できないし、わからんのです。
実際、作品の中で作者がどのように魅力を引き出すか、が問題なので。
だから第三者として言えるのはあくまでソレがやりやすいかどうか、つまり「魅力が出しやすい設定か」というところまで。
そこまでなら技術的な話なので、人によってあまり大きな差はない答えになると思う。

で、更に補足だけども、前の返信でも書いたけど、御作のヒロインに魅力がないというダメ出しを書いたのではなく、例えば妹のキャラクター性は「敬虔なクリスチャンで兄想い」ってことしか書かれていないのでスレッドのテーマになってる「可愛いかどうか」が判断できるほどの設定が書かれていない、そのため判断できない、という情報不足をダメ出ししています。
そんなわけで「魅力が出しやすい設定かどうか」も書いてないし、どうすれば魅力が出しやすくなるだろうかという個人案も書いていません。
結局質問に何も答えられずなので、念押しの補足でした。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 僕の作品に出てくるヒロインのキャラに自信がありません。

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元記事:お話がツギハギでぐちゃぐちゃになってしまいました……。どうしたらいいですか?

 ええっと、壱番合戦 仁です。連投失礼します。

 自作の根本的な悩みを、皆さんに相談させていただきたいと思います。

 もともと僕の作品は、フリーランスプログラマーをやってらっしゃる「しぐれん」さんという人の指導の下、制作したものです。

 元は、前編の「白きエルフに花束を」のみで終わる話でした。
 当初、しぐれんさんは「主人公がアスペルガー症候群だと、2ちゃん界隈などの受けが非常に悪いからやめておけ」と言われたのですが、青二才だった僕はそれに反発し、無理やり主人公をアスペルガー症候群患者という設定にしてしまいました。

 今思えば、話しの構造上から考えても、止めておけばよかったのです。
 ヒロイン中心の話としてまとまっていたのですから、そこに主人公の強すぎる個性を足す事で制御できなくなってしまうことに気が付いていなかったのです。
 最初のプロットをログラインとして手短に説明すると、『親元から家出した一人息子の主人公が、転移先で美しい女の子を強姦魔に暴行されているところを救い、恋に落ちる。彼女の兄が破壊神になって暴れていることを、彼女を保護する団体の知らせから知り、二人は兄探しの旅へ出る』というものです。

 オチは「彼女の兄は最初から存在しなくて、破壊神の力に取りつかれていたのはアイルだった」「破壊神の力を不完全に取り入れたことで記憶の一部がめちゃくちゃになり、力に操られて無自覚なサイコパスになり、裏で暗躍していた」です。

 本当は、ここで完結しておけばよかったんです。でも、ここまでの簡単なログラインを見て違和感を感じませんか?

 僕は感じました。《なぜそうなったのか明確ではないからです》。
 彼女がいろいろ不幸だったのは間違いないにしても、その裏にあった背景やエピソードが抜け落ちています。また、バッドエンドとしては非常に後味が悪い事にも気が付きました。

 そこで、当初予定していなかった後編を作ることにしました。名前は、『黒木悪夢に撃砕を』。内容は、主人公をこの世界に送ってくれた張本人である『渡世の魔神』を倒せば、どんな願いでも一つだけ叶うという設定をつけて、適当に最終決戦させました。その魔神の力でアイルを転生させたのです。

 ところが今度は話が超展開過ぎてついて行けないという意見をもらったり、そもそもアイルが差別されている理由が設定だけに終始していて、関連のエピソードが全くないことに気が付きました。というか、新しく書いた後編が彼女の迫害を裏付けるものとして機能していなかったのです。

 それもあって、何故差別されるようになったのかの由来について語った昔話も作りました。今度は六族連合という組織を出しました。組織を作ったところまではよかったのですが、「悪の組織を主人公たちがぶっ潰す」という構図を理解していなかったので、背景設定だけになってしまいました。

 これではいかんと思い、役に立っていない『黒き悪夢に撃砕を』を丸々消去して、六族連合にアイルの弔い合戦を仕掛ける話を作りました。当然仲間も必要ですし、後編に華が無い事にも気が付いたので、いとこのサエリを登場させて、ライバルキャラに剣術士の冬峰 劫を出しました。

 こんな風に、話をどんどん継ぎ足している内に書くのがつらくなってしまいました。僕自身をモデルにして主人公を書いていますし、心の安定を図るための防衛機制として、親しい友人の前でだけ女性を演じる習慣があって、そのおかげでアイルの性格をコピーして二重人格の様な振る舞いをしています。

 キャラと自分が癒着してしまっているため、執筆がいつまでもやめられないのです。完成しない作品をずっと続けることでお話が非常にめちゃくちゃになってしまっています。

 いつの間にか、読者よりも書いている自分を優先している自分がいて、このままではプロになんて絶対になれないのではないかと煩悶しています。

 というかそもそも自分はプロになりたいのかすらも怪しいです。

 規則がゆるゆるなB型の作業所にすら通えず、将来の見通しが立たない中で好きを高じさせて、甘い目を見ようとしているだけなのでは?と自分の覚悟を疑ってしまいます。無論、出版業界は僕の様な甘ちゃんなどお呼びではないでしょう。

 書き始めたころは本当にプロになるつもりでした。ですが今や、暇つぶしと妄想を形にするための手段として悪用しています。

 もう一度初心に帰って、人を楽しませられる文章を書きたいです。そして、この自分のパーソナリティと癒着しきった、腐ったプリンのような物語を一度終わらせるべきでしょうか?

 皆様。どうか、迷える僕に道を示してください。心から、本当に本当にお願いします。

上記の回答(お話がツギハギでぐちゃぐちゃになってしまいました……。どうしたらいいですか?の返信)

投稿者 サタン : 2 投稿日時:

まあ、私も確か一番最初の回答で「アスペを出さないほうがいい」と書いたと思うんですが、もう一度以前と似たようなことで答えます。
というかね、別に主人公がアスペでも問題ないんですよ。別にいいんです。反発もありません。
でもね、だからと言ってわざわざ「主人公はアスペです」と書く必要はないんですよ。
スレ主さんはご自身で同じミスをしたでしょう。
スレ主さんがアスペかどうかはどーでもいいんです。創作してて悩んでココに来てる。それが全て。
なのに「私はアスペです。障害持ちです」と最初に主張しまくって、ご自身の立場を悪くした。
「主人公はアスペです」とは、それと同じことを主人公にさせているだけで、なんの得にもならない設定なわけです。
別に主人公がアスペでも問題ないけど、それを言う必要はない。裏設定でいい。

それで、ツギハギだらけの本編ですが、まあ、そうなったら一度忘れるのが一番いいと思う。
特に説明不足な部分を設定で解決させようとしだしたら、もう割とグチャグチャになる一歩手前だと思う。
本筋が出来た後で付け足す設定なら問題ないけど、本筋の穴を補強するつもりで付け加える新設定は100%邪魔になる。

ゼロから作り直せればそれで問題ないけど、そう簡単にすぐに新しいアイディアは生まれてこないので、半年から一年ほどは作品のことは忘れて、まったく別のネタを考えるなりいっそ何も考えないなりで忘れたほうがいい。
一度忘れた後で、さあもう一度作ろうとなると、旧作を下敷きにまったく新しいアイディアで作り始めることが出来るので、現実的には「忘れる」のが一番だろうと思う。

やや無理矢理な方法では、可能な限りシンプルにしてみることですね。
スレ主さんの書きたい事は、信念なり想いなりいろいろ語ってたと思うけど、一番シンプルに余計なものを削ぎ落として話の骨格を作ると、ようは「自分のような主人公が差別されてる少女を助ける話」ってだけなので、それだけをシンプルに書いてみるといいと思います。
「主人公が差別されてる少女と出会う」「少女は差別されてる事で困っている」「主人公のおかげで悩みの一部が解消する」
めでたしめでたし。
そういう、シンプルな話。

だいたい、なんで「破壊神の兄=ヒロイン」なんて設定作っちゃったの? スレ主さんがやりたい事とは違うんじゃない?
主人公が異世界で行動するには目的がなきゃいけないし、じゃあ破壊神を討伐するって目的で……と考えたなら、おそらくはこの時点で間違ってると思うよ。
主人公はアスペ設定だけど、差別の象徴としてはヒロインの方だろうから、ヒロインの内側に「差別される原因」を作ってそれを退治するという、そういう表現なんだろうか?
でもそれでヒロインが死んでしまうとすると、これは「差別に負けた」という表現になってしまうと思うんだけども。

ヒロインが差別される理由ってんなら、別に「そういう呪いにかかってる」とかでいいじゃん。
「この世の全てに嫌われる呪い(主人公はこの世ではない異世界出身なので対象外)」とか、「ヒロインは自分の周囲に不幸をばらまく呪いがかかってる(アスペ主人公は自分がミスって失敗してるだけと思ってる)」とか。
後編なんて作らんでも、この場だけで設定は完結する。

とまあ、なるべく小さく、シンプルに、余計な贅肉を削ぎ落としてみるといいです。もしかしたら面白い経験ができるかもしれませんよ。
シンプルにして最後に残ったものを見ると、それまでの自分が思ってもなかった内容になったりします。
あれ? 俺こういう話を考えてたんだっけ? って。
で、そうしたらそこから、ゼロからのスタートです。

よくある、または体験談でもある事で、「せっかくここまで書いたんだから、使えるところは利用したい」とか「ネタは面白い所もあるから、流用できるかも」とか、そういう事を考えがちですが、
これもまた混乱の元なので、「せっかく書いたから」「もったいないから」といった考えは捨てたほうが良いと思います。
完結してないネタは流用しても穴だらけだから、その穴をふさぐためにまた継ぎ接ぎを……と同じことの繰り返しになる。
作者が混乱してる以上は、「完全に忘れて別作品を書く」か「リセットしてゼロから書く」かの二択じゃないかなと思う。

カテゴリー : ストーリー スレッド: お話がツギハギでぐちゃぐちゃになってしまいました……。どうしたらいいですか?

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元記事:出番を引っ張れる悪役の所作

前提として、いわゆる「チート主人公」ものの話です。
派手に戦ってスカっと爽やかな気分を提供するこういった作品において、「とどめをさせなくても不快にならない悪役」とはどういった仕草をさせればいいのでしょうか?

人気の出る悪役って、「しぶとい」ですよね。ポケモンでいうロケット団、タイムボカンシリーズでいう三悪。ホルホースとか、シャアとか、ジャイアンとか。
ですが「主人公が強い」ってことを常時示すタイプの作品となると、「倒しきれない」ってことがそもそも不愉快だし、不安だと思うんです。
「チート主人公のライバルキャラ」に対するストレスを減らすにはどうすれば良いのでしょうか?

とりあえず、「自分はこうしてみた・こういうの考えてみた」というのを上げて見ます。作品が完結してないので、効果がどんなものかというのはまだわかりませんが…。
1、何度出てきても嬉しいキャラにする
「可愛い女の子が粘り強くかかってくる」。男子にとってはなかなか嬉しいシチュエーションだと思います。しかし「努力家タイプ」だと半分仲間みたいな扱いになってしまいそうなのがネック。敵になっても緊迫感がありません。「妖艶で弄んでくるタイプ」が生き残り続けるのも、贔屓してる感じです。
2、非道な行いをさせない
最低限殺人を犯させない。あるいは仕方ないことという理由付けをする。これも何度現れても生かす理由にはなるかもです。一方でライバル自体の強さと立場に疑問符がつき、「チート主人公の壁」として機能できないのでは?
3、優しい行動をさせる
ベタであり、古来から鉄板。おばあちゃんの道案内をする悪役大好きなんですよ自分。けど倒す気分になれない悪人て、やっぱり敵としてストレスになるような…。
4、決定的なことをする前に主人公が邪魔する
これを自分は試してみています(まだ効果は不明)。ただ、何度もやるとご都合主義っぽくなりそうです。

他に何か良い案はないでしょうか?
目標としては「水着回で主人公がライバルをからかえる程度の雰囲気」です。よろしくお願いします。

上記の回答(出番を引っ張れる悪役の所作の返信)

投稿者 サタン : 2 投稿日時:

1.まぬけキャラ
2.ケチくさい
3.要するに小物
印象としてはこんな感じがあるかな。
1のまぬけキャラは、まあ失敗するヤツは愛嬌があるし、そんな間抜けに負ける気はしないので、危機感を感じない。
2のケチくさいは、1にも通じる話なんだけど、哀れみを感じるか優越感を得るか、とにかく「貴様を倒してモヤシ生活ともおさらばだ!」なんて言ってるヤツに負ける気はしないし、むしろ応援したい。
ケチくさいってより貧乏キャラか。でも金持ちのケチでも、ムカつきはするけどケチだと人間味があるので割と好き。
3の小物、小物臭、そういうのは主人公がチート無双なだけに、読者の立場でも主人公の立場でも応援したくなる。

ああ、そういやトリックスターなタイプもいるか。
4.気分屋自己中のトリックスター
ゲームで言うと「龍が如く」の真島の兄貴。
敵味方関係なく気にいるか気に入らないかで、しかも空気も読まない。最初に「むちゃくちゃするヤツ」って印象が作れると、どのタイミングでどういう場面でどんな扱いされてても馴染むので、作ってみると意外と扱いやすくて便利なキャラ。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 出番を引っ張れる悪役の所作

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なぜつまらないと言われているのでしょうか?
指摘お願いします

上記の回答(批評お願いしますの返信)

投稿者 たまねぎくん : 0

読者が理解できない設定を突然登場させているので、読み手のことを全く考えていないように見えますね。
そもそもこの作品はどういう作品かを「つかみ」で端的に表現するのが常套手段です。

カテゴリー : 小説の批評依頼 スレッド: 批評お願いします

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元記事:初めての執筆について

はじめまして㎜というものです。
今回初めて小説を書こうと思ってたのですが、いざプロットを書いてみると既視感のある構成になってしまいました。要するにありきたりな話しになってしまいました。
私としてはどこか釈然としない所があるのですが、沢山の小説がある現在もはやありきたりではない内容を書くのは難しいのではと思っている節があります。
実際そのようなものなんでしょうか?
それとも私の物語の世界観を作る力が無いだけなのでしょうか?

上記の回答(初めての執筆についての返信)

投稿者 玄翁 : 2

はじめまして。

漫画の話で恐縮ですが、美味しんぼで岡星と言う料理人の元に弟子入りした青年が勉強のために作ってみた料理を、ある時主人公の山岡さんたちに出してみろと師匠に言われます。

それらは既存の料理に彼なりのアレンジが一工夫なされた程度のものですが、最初は真似から入ってもいいんだと言われ、師匠もはじめはそうだったのだと認めています。

何が言いたいかと言うと創作はすべからくまず摸倣からはじまると言うことです。

それを自作として売ったり賞に応募するのは問題がありますが、自身の小説書きとしての実力を高めるための練習であれば問題はありません。

往々にして処女作からして一級品の名作に仕立てなければならないと思う向きがスレ主さんに限らず小説を書きはじめる方にはどうにもあるようですが、他でも例えで書きましたがRPGでレベル1からはじめて間もないのにラスボス倒せないとダメとか言うようなもので、無茶苦茶にもほどがあります。

じっくり時間をかけ、何作も練習を積み重ねて自分でも実力がついたなと思ったら完全オリジナルの作品作りを手掛けると言うのが結局は近道です。

今はどこかでみたようなありきたりな作りの作品しかできなくても自分自身を成長させるための一歩と言うことで、まずは一本完成させ、その後も二作、三作と書き続けていくことが大事だと思います。

カテゴリー : 創作論・評論 スレッド: 初めての執筆について

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投稿日時:

元記事:ライトノベルでのターゲット層について

私は前職で長い間WEBの仕事に携わってきました。
SEOなども行い、ターゲット層の調査やキーワード調査などは本格的に行ってきており、お客様との打ち合わせでも企業提案やコンサルタントも行っていました。

このサイトでは、ターゲット層が10代であるという記述を見かけ、それが正しいのか疑問に思い、インターネット上での既存データを調べました。
理由として、基本的に収入のない年齢層をターゲット層だと誤認している企業様が非常に多いためです。

スマホでの通販利用者年齢分布では、10代は50代とほぼ同じで最低ライン、一番多いのは30代と20代、次いで40代。
データ参照 https://netshop.impress.co.jp/node/5950

amazonでの購入品目が1番多いのは書籍類なので、上記数値と同様の分布図と推定できる。
データ参照 https://research.nttcoms.com/database/data/002069/

結論からいうと、購入者層は20代~40代が圧倒的に多く、10代をターゲット層と指定しているのは再検討すべきであるといえる。

また、小説がラノベ化し、仮にアニメ化までしたとします。
そのときの放送枠は深夜帯であり、10代が見るいわゆるゴールデンタイムではない。
講談社の少年ジャンプ等のようにゴールデン枠で放送される枠ではない。

また、現在人気の小説家になろうでは、転生ものが圧倒的に人気である。
この傾向は、読者層が自身の未来に希望が持てなくなったからという裏返しの物であり、その体験は社会経験によるものが大きい。
自身の夢が何かをまだ見つけていない10代という年齢層の傾向とするには、過分な誤りが含まれている。

10代の読者もいるので、わかりやすい文章で書く、という点は理解できるが、ターゲット層を10代だけに絞り、20代以上の年齢層の意見を無視するといった姿勢は明確に謝りだと言える。

結論。ライトノベルでの主要ターゲット年齢層は20~30代である。

といえるかと思われますが、いかがでしょうか。

上記の回答(ライトノベルでのターゲット層についての返信)

投稿者 手塚満 : 2

別スレで書いてしまったので割愛しようかと最初は思ったんですが、やはりこの部分につきまして気になりますので少し。

> また、現在人気の小説家になろうでは、転生ものが圧倒的に人気である。
> この傾向は、読者層が自身の未来に希望が持てなくなったからという裏返しの物であり、その体験は社会経験によるものが大きい。
> 自身の夢が何かをまだ見つけていない10代という年齢層の傾向とするには、過分な誤りが含まれている。

以前に同様の趣旨のスレッドがありました。

「ラノベが異世界ファンタジーばかりなのはなぜなのか?考察スレ」
https://www.raitonoveru.jp/counsel/novels/thread/2568

上記スレ主さんのご見解は、こちらのスレ主さんの読者分析と同様と考えていいと思います。私は全面的に間違いだという意見を出しました。かなり書いたので、上記引用部分については先は割愛しました。今回も同じことを繰り返し書く意図はありません。

しかし別の面から少し。どういう作風、ジャンルが受けるかということですね。フィクションで何かが満たされる、あるいは持てると考えるのは差し支えないと思います。
では、個々人がリアルでは持たざる何かを、空想~フィクション(今の場合はラノベ)で満たしているのか。以下のような見解があります。

https://twitter.com/kakuniha/status/1070901564724862976
> 芝居や物語は、時代をネガティブに映す鏡です。戦争の時代には、あきれるほどやさしげな物語がもとめられ、血みどろ殺戮の芝居が、平和であきあきする時代に登場するということは、世の常といってもいいでしょう。(山田太一)

具体的に述べるため、かなり狭義になっているように思います。もう少し一般化してみると「世間で見かけないものを見たい」といったことになってくるように思います。

自分の直接的な経験よりも、よく見かけるものでは面白くなりにくいということですね。

「見かける」も漫然と考えていては危うい。直接的に目撃するなら最も心理的効果は大でしょう。続いて、ニュースなどの動画映像はインパクトが大きく、新聞となると写真があっても基本は文章ですので、インパクトは少な目(ただし、論理的な面では詳しく知ることができる)。また、距離感もありますね。同じような報道でも、海外と国内ではインパクトが違ってくる。己が都道府県以外の大事件より、住んでいる町内の小事件のほうが心配が大きかったりもする。

現在の日本ですと、世界中で内戦などが起こっていることが伝えられています。ですが、生々しいシーンは映像ではできるだけカットされるのが普通ですし、残りは言葉で知るのみです。身の回りで直接見かけるのは、ほぼ平穏なものばかり。内戦で数百、数千死亡したと伝えるニュースより、例えば大阪を襲った台風被害のほうが深刻に感じたりします。

身の回りが平和だからこそ、緊張感のある舞台のフィクションのほうが、意外性を出しやすいわけです。意外性って受けるための重要な要素です。同じジャンルの後追い作品を作っても、差別化を打ち出します。同じものを出しても、同じようには面白がられないのは、理由の一つとして意外性がない点は大事でしょう。あまりにも同じなら退屈に感じるのは誰しも経験することです。

仮に将来に希望が持てないとします。欲しいものが手に入らない。その欲しいものを、フィクションで埋め合わせできますか? もしそんなことが可能であれば、例えばレストランは店頭に飾るプスティック製の見本の料理を、リアルには作りたがらないはずです。空想で直接的対象への欲望が下がるはずなんですから。でも実際には、リアルな料理見本のほうが客の入りがいい。欲望を掻き立てる効果が大きいわけです。

フィクションだって、直接的に欲しいものがあればいいわけではない。たいていの人が欲しいものといえば、例えば金、その金を使った楽しみがあります。しかし、大富豪がひたすら贅沢三昧する様子を描いた小説って、売れ筋に上がった事例を知りません。現実の大富豪の豪遊を見て、満足するよりも自分の現状への不満が高まる、つまり不快になることって少なくないはずです。

ではフィクションに何を求めているかといえば、現実で見かけないものへの想像です(現実の不足を補完する、と言ってもいいかもしれない)。異世界なんて見かけません。古代から天上界がどうこうといった神話がありますし、英雄が怪物退治してますし、近現代になってそんなことは実際にはないと思う人が増えても、相変わらずファンタジーは作られ続けています。ハリー・ポッターやロード・オブ・ザ・リング(及びホビットもの)などはシリーズで作られて、人気を博していますよね。見たこともないもの、見るまでは考えもしなかったもので喜んでいる。到底、現実の不足を直接補うなんてことにはなってない。

しかし、キャラに感情移入してるじゃないか、やっぱり自分でしてみたいんだ、と思うかもしれません。現実では持てない地位、超人的な剣技や魔法などですね。確かに自分でしてみたいんです。ただし、安全に。劇中のキャラに感情移入し、そのキャラの死にざまに感動して、涙まで流す人って多いですよね。じゃあ、その読者・観客は死にたいのか。そんなわけないですね。ロミオとジュリエットに感動しても、恋愛の果てに死にたいわけではない。

感動の源泉は脳内シミュレーションなんです。「もし自分がこのキャラだったら」という想像ですね。そのキャラにリアルになりたいわけではなくて、脳内でシミュレーションしたいわけなんです。これ、人間の生存に関わる能力です。何が大丈夫で何が危険か、事前に想像できないとまずい。危機に陥った場合に、どうすればどうなるか想像できないと死亡確率が高くなってしまう。

そして、どうやら人間は自分の能力を最大限に使ってみたいようなんです(死のうとするようなネガティブなことは除く)。フィクションに求めているのは、想像力を最大限に使うことです(死ぬ想像なら可、実際には死なないから)。何もなしで妄想してもいいんですが、クイズなどと同様、お題を与えてもらうとやりやすい。それがフィクションの役割の一つです。

お題も、よく見かけるものならもうシミュレーションはやってしまっている。だから、思いも寄らないお題が欲しくなるわけなんです。それが、引用した山田太一さんの見解をヒントに引き出せることの一つとなります。決して、ダイレクトに欲しいものをフィクションに与えて欲しいわけじゃない。見かけないもので想像力を駆使するヒントが欲しいわけです。

なお、10代については、思春期前期の10代前半(中学生)では無制限に夢を膨らませる傾向があります。思春期後期の10代後半(高校生)になると、自己同一性の確立に向かいます。夢・理想の自分像と現実の自分の差異をどう埋めるか、あるいは整合性を持たせるかで苦闘するわけです。

有り余る夢と戦っているのが10代です。まだ夢を持てないなんて、10代を侮っているのではないかと危惧します。もし侮っているのなら、10代に関する分析は根っこから誤っている恐れがありますよ。

カテゴリー : その他 スレッド: ライトノベルでのターゲット層について

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