小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

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元記事:陰キャの成長は陽キャとなることなのか?

こんにちは、サイドです。
普段は掌編などでお世話になっている者です。

質問についてですが、タイトルの通り「陰キャの成長は陽キャとなることなのか?」です。

今、応募を目指した学園ラブコメを書いており、物語としては、
「カースト最下位の陰キャ主人公が、トップスリーの陽キャヒロイン達と出会い、ある事件を経て成長する」
がテーマになっています。

最初に作ったプロットの最後は、
「殻に閉じこもりがちだった主人公が、ヒロイン達を大切にし、視野を広めて前向きになる」
でした。

しかし、執筆が終盤に差し掛かり、「陰キャが陽キャへ変化する(陰キャの記号を陽キャのそれへ入れ替える)=成長」ではないのでは? と思う様になりました。
「陰キャ」と「陽キャ」という言葉が使われるようになったのは、ここ数年のことだと思います。
ですが、少し古い小説やアニメを見ても、「内向的な少年が、成長して前向きになる」は存在するので、物語の形としては王道だと理解もしているつもりです。

ここでどうして主人公が陽キャの属性に近付くことに違和感を持ったのかというと、

〇上記した「ある事件」とその解決法が、ヒロイン達といることで広まった妬み、嫌がらせなどの悪い噂の原因を見つけ、対処、解決することに比重が置かれているから

だと、考えました。

もしも、それらの悪い噂にはっきりとした犯人(例 カースト十位の嫌味な優男など)が存在し、それを打ち負かし、成り上がっていく作風であれば、主人公の成長が陽キャへ近づくのは納得できると思います。
しかし、書いていくにつれて主人公の行動指針は「悪い噂の解明と対応、及び解決」だけであり、成り上がりには興味のない人物になっていきました。
結果、競争心のない人物像となり、ラノベらしくないのでは? と感じています。

そこで、最後に辿り着く二つの主人公像を考えてみて、その判断をお聞きしたいと思っています。

一 他と関連、比較させてみて、初めて自身の存在をとらえ、最下位という劣等感を克服しようとする、相対的な判断をする主人公 
(比較という性質を持つため、競争や成り上がりへの意識が強い)

二 他と関連、比較などはせず、出会いを経てカースト最下位という自身の存在をとらえ、劣等感を持っている自分も自分だとする、絶対的な判断をする主人公
(優劣の意識があまりない為、ありのまま気楽に構えていればいいやと割り切っている)

個人的には、僕自身の性格が「二」寄りなので、そちらの方が書きやすくしっくりきます。
繰り返しになりますが、物語に「カースト十位の嫌なやつ」(この場合、悪い噂を流した張本人)などの明確な「敵」が存在せず、交流を経た内面の成長に比重を置き、成り上がりの性質は少ない為、話の流れとしても「二」が納得できると感じています。

ですが、ラノベ的にはカーストというランクがあるのなら、ヒロイン達の助けを借りつつどんどん駆けあがって行く、「一」の様な性格になる方が王道のような気もしています。
また、先に挙げたような「絶対的な評価」の主人公像をラノベ業界であまり見た事がないので、自分の書きたいものを書いているだけで需要や王道を無視しているのでは? とも感じています。

この二つの主人公像や現在の需要、自分としては違和感があっても多くある王道へシフトする方がいいのか? に悩んでいるので、何か助言をいただければ幸いです。

上記の回答(陰キャの成長は陽キャとなることなのか?の返信)

投稿者 サタン : 1 投稿日時:

1か2かで言えば2がいいんじゃないかと思う。
流行で言えば確かに「成り上がり」というか、底辺であることを自覚した上で這い上がってくストーリーがウケてるような気もしますが、
一方で、順位など気にせずがむしゃらにゴールまで走った後、振り返ってみて走った距離を実感する、というのも流行を問わず王道ではないかと思います。

玄翁さんが指摘されてますが、ラブコメないしコメディ調の作品に「成長」は合いづらいと思うし、別にあってもいいテーマではあるけど、意図しなければどうしても真面目なテーマになってりまうからこれを中心のメインテーマにはしにくいと思う。
だから、何かをやって行動して、ラストでふと振り返ると、成長しとったんやな、と実感する程度のサブテーマで良いと思う。
1は劣等感があることから成長に対して貪欲で、2は自覚しつつも気楽なため成長することにあまり興味がない。
1は成長することがメインになってしまう。少なくとも主人公の行動原理になる。
そのため、もともと成長譚として設計していたならともかく、途中から変更を考えて1を選択するのはキツいと思う。
主人公の選択肢も変わってしまうし、想定してたストーリーラインも変わってきそう。

「絶対的な評価の主人公」ですが、この時点で割と達観した人物像なので、確かにあまり見かけません。
でもそれは「成長をテーマとするライトノベル」での話で、おそらく書こうとしてる作品の類似作品をイメージしてるためではないかと思います。
「自分は自分」と達観してるので、成長というテーマが入り込む余地が少なく、成長譚としては合わない主人公像でしょう。
逆に成長の余地がありまくる、自分は天才だと思いこんでる行動力だけは凄いバカ、みたいなのが成長譚の主役としては理想的。
達観して「自分は自分」と納得してる人物像は理想の真逆にいる。

なので、例えば元から「成長の余地がないほどの強者」や「成長の必要がない人物」、ないし成長がテーマではない作品においては、達観した主人公は割と多いです。
ジャンルで言うと推理モノなんてのはホームズをはじめ頭脳明晰な超人が多いですから、一般文芸からライトノベルまで「成長の余地がない主人公」であることが多いです。
バトルものでも、ラノベではありませんがワンパンマンなど「頂点の強者」といった、主人公の成長をテーマとはしてない作品では、やはり達観してる人物であったりします。
こうした作品の場合、当然ながら主人公は大きく成長をしません。
例えば頭脳明晰でボッチだった天才が、アホだけど快活なヒロインと一緒に事件を解決してクラスメイトの輪の中に溶け込めるようになった、とか、
物語終盤になって、振り返るとそういう成長があったとありのままに書いたりします。

で。
これらはあくまで「成長」が前提の話なんですが、その前提に疑問を呈すると、これは別に「成長」ではなく「変化」と考えてもいいと思うんですよね。
「陰キャが陽キャに変化することが『成長』である」という定義をしての疑問ですが、
そもそもプロット段階では「成長」にスポットが当てられてる話ではなくて、結果的にそれは「成長」を描いているのではないか、と考えた。という話。

例えば逆に、最初から「成長」をテーマに書こうとして「じゃあ陰キャが陽キャになる精神的成長を書こう、その物語を考えよう」という場合なら、スレッドタイトルやお悩みの内容も理解できる話で、「どちらが成長を書きやすいだろうか」という意味で2タイプの主人公の是非を求む気持ちもわかります。
ちなみにこの場合なら1のほうが良いと思う。

でも、そうではない。
「陰キャが陽キャになる話」というのが最初にあって、そこから「成長じゃないか?」というテーマが生まれてきている現状。
それは、物語の核を後から仕込むようなもので、危ういのではないかと思う。
だから、「陰キャが陽キャに『変化』した」というプロット通りの解釈で良いと思う。
それの変化が「成長」であるかどうかは、読者が読み取れば良い話ではないかな。
となれば作者は「変化」を書けば良いだけで、1案と2案の両方に「劣等感」という単語があるけど、これも正直いらないと思うし、成長をメインテーマにしてしまう1案はナイと思う。

トンチみたいな言い方でずるいかもしれんけど、
スレッドタイトル「陰キャの成長は陽キャとなることなのか?」という疑問を読者に投げかける作品にすりゃいいんじゃない?
だから作者のすることは、「そういう変化を書く」という事で、「こういう成長を書く」ことじゃないんじゃないかな。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 陰キャの成長は陽キャとなることなのか?

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元記事:他人に影響を受けやすいタイプは、黙々と書き続けるべきか?

「どういうのが流行りなんだろう?」「どんな作品が評価高いんだろう?」というような、いわゆる市場調査は行いたいのですが、自分の感性がかなり他人に影響されやすいタイプというのが不安です。
読んで面白かった表現などを、無意識のうちにパクりなどしてしまいそうで、自分に自信が持てません。創作物はすべからく何かのオマージュである、というのはわかるのですが、目の前にいる人間のものをそのまま真似てしまうのは流石にマズイと思うのです。
他の人の作品を、「楽しんで参考にはしても、勝手に自分のものにしない」ように気を付けるには、どういった心構えが必要なのでしょうか?よろしくお願いします。
最近、これが不安で、小説を開けないのです。

上記の回答(他人に影響を受けやすいタイプは、黙々と書き続けるべきか?の返信)

投稿者 サタン : 2 投稿日時:

うーん……パクリに関する私の持論は割と相手の反応が芳しくないように見えるので、受け入れられにくい話なのかなとは思うんですが。
結論から言うと、逆にもっとパクりましょうよ、という事を私は推奨しています。
そのために、まずパクり方を学びましょう、という主張です。

さて。「まんまパクる」これは確かに駄目だと思います。
では何故ダメなんでしょうか?
絶対ダメだってんならミステリアスな無口キャラはみんなエヴァの綾波レイのパクリかって事になるし、涼宮ハルヒの憂鬱の長門有希なんてまんまじゃねーかって話。
でも受け入れられている。なぜダメと考えられているのか。
そりゃ、単純な話で、「芸がない」からダメなわけですね。
ライトノベルとはいえ我々は文芸の末席に座っているわけですから、小説とは文筆の芸事なわけです。ゆえに「パクる」というのは「芸がないからダメ」なわけです。

じゃあ芸があるなら良いのかと言えば、異論はあるだろうけど、私は、それなら良しと思う。
相手の芸を吸収して自分の芸として昇華させているんだから、もはやパクリではなく参考だろう。
というか、そもそもが。
ぶっちゃけた話、プロは、まあ全員がって話じゃないけど、あちこちからネタをパクりまくってる事けっこう多いです。
読者が気がついてないだけじゃないかなと思う。少年誌で言うとハンターハンターの冨樫義博とか相当パクりまくってる。そのパクリの技術は凄いと思うけども。

どだい、スレ主さんも書かれていますが、創作というのは模倣から始まるもので、人間というのは生物的に「自分が見聞きしたもの」以外は想像さえ出来ないように作られています。そのため、人間が創作したものは基本的には「何かの焼きまし」です。
それは「現実の体験談」だったり「人から聞いたエピソード」だったり「海外のマイナー作品」だったり、いろいろです。
じゃあ、どっからが「オリジナル」でどっからか「模倣品」かって話になると、これはもう堺がないので「読者が知らなければオリジナルと思われる」とでも言うしか無い。

例えば他人から聞いた話を物語に起こしたとして、そのまま書くと人物名など問題があり「どのように書くか」と工夫する。
この工夫が創作であり「芸」なわけですよ。
つまり考え方を変えれば、「どうパクるか」というのもまた創作なわけです。

で。
その工夫をせずに「まんまパクる」から、すなわち「芸がない」としてダメなわけです。

だから、「パクリ」自体は別にダメではない。模倣こそが創作の第一歩。
初心者ほどどんどんパクるべきだし、例えプロになったとてパクることは何の落ち度でもない。
「無口でミステリアスな少女」を書きたいなら、綾波レイでも長門有希でも参考にすりゃよくて、既存作の「どういう場面で少女にミステリアスを感じるか」を考え、それを真似て自作に活かしたほうが絶対にクォリティは高くなる。
下手にオリジナルを考えてゼロから書くよりずっと良い。

イラストでは、「何の参考も見ないで絵を描いた」と、資料を見てない事を自慢してくる人が稀にいますが、まあ初心者に多いんですが、そんなセリフをプロに言ったら100%こう返ってきます「何も見ないで描くことは何も偉くありません。ちゃんと資料を見ましょう」と。
これと同じ話が、ライトノベル界隈における「パクリをやけに恐れてる人」に言えると思う。
だから、もっとパクりましょうよ、と私は推奨しています。

影響されてもいいし、意図的にパクっても問題ないと思う。
読者にわからなければパクリではないし、読者がわかったところで、芸があればそれはパクリとは思われない。
それこそ綾波レイと長門有希がキャラ的に同じであるにも関わらず、おそらくパクリと言われたことがないように。

パクリはダメだ、同じになっちゃいけない、そうやって考えてるから、一種の防波堤から漏れた一部が「無意識」として文章に出てしまうわけで、逆に、意識的にパクってりゃ無意識に出ることはそうそうないでしょう。
だから、もういっそパクればいいんです。
もちろん、どのようにパクるかという工夫は必要だし、そうした芸はあるべきで、パクリ方を学びましょう、となるわけですが。

カテゴリー : 著作権・オリジナリティ スレッド: 他人に影響を受けやすいタイプは、黙々と書き続けるべきか?

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元記事:長編の書き方を教えてください。

 どうも、壱番合戦 仁です。

 サタンさんのアドバイスに沿って、一度ものすごくシンプルなお話を書いてみました。それは、ぐちゃぐちゃになったお話の原作の原作とでも呼ぶべき、一番初歩的なお話です。習作となる予定だったのでこれでいいのだと思いました。

 今回、ご相談したいことは、第一に「どうやったら、きちんとお話を背骨が通ったものにできるのか?」。第二に「どうすれば、感情表現を豊かにできるのか?あるいはボキャブラリーを増やせるのか?」です。

 以前お話したしぐれんさんにも言われたことなのですが、僕は局所局所での演出がうまいらしいのです。ですが、全体を通しての作品作りができていないとも言われました。それは僕も痛感するところで、場面ごとの展開に目を奪われすぎて大局観が無いということは以前から自覚していました。
 作品を一貫して貫くテーマを掲げることで、エンディングを派手に演出しなくても、物語を通して伝えてきたメッセージの集積が結実することで、感動的な結末にできるという手法は、かねてから多くの作品で読み取ってきました。
 例えば、東野圭吾/作「秘密」の海浜公園でのワンシーン。あれが演技だった事を知って、自らの肉体の代わりに娘の魂と引き換えに体を得た彼女が、自ら選んだ結末だったのだ、と気づいたときには、一本取られた気分になりました。
 内容はともかくとして、ああいう仕組みの作品を書いてみたいです。
 
 また、全体を見通す目がなっていないので、一人ではプロットが書けません。代わりにアイディアはポンポン浮かんでくるので、書きながら先をある程度見通して切り抜けています。なので、割とカッチリとプロットを組んでも、あとでグダグダになりやすいです。

 さらには、感情表現がワンパターンになりつつあることにも気が付きました。手塚治虫先生と比べるのはおこがましいですが、彼方の感情表現がパターンが少なくても問題ないのと同じように、記述の内容とシチュエーション、あるいは発言者の口調や性格を変えることで飽きさせないようにはしています。(手塚先生が晩年提唱した、漫画記号論を真似しています)

 ただ、それでいいのかといわれると疑問です。文学とライトノベル、どちらにも言えることがあります。僕の一意見でしかありませんが、感情表現や情景描写、大道具小道具の描き方は、なるべく豊かであった方がいいと思うのです。(パターンが多くないと、漫画記号論のシステムが成り立ちませんし、応用云々以前の問題です)

 ただ、僕は感情の機微に疎いので、どうしても表現に限界が出てきます。普段から自分の感情表現は単純極まりないな、と振り返ることがしばしばあります。
 というか、単純というよりは直情的なのです。
 言葉ではレトリックマシマシの文学的なセリフを吐いてカッコつけても、その感情表現のいちいちが単純になってしまっています。組み合わせのパターンもそれほどレパートリーが無いので、困っています。

 昔の友人から贈られた小説の書き方を記した本に、『文学少女シリーズ』の一節が例題として挙げられていました。
 天野ちゃんだったかな?あの子が、告白したい気持ちを抑えきれずに心葉くんの手を噛んで、こてんと眠ってしまうシーンがありました。

 『こ、これは……、すごいな』と思いながらも、真似できないとも思いました。同時に、医学的にあり得るのかが気になってしまって、書こうと思ってもかけないだろうなとも思いました。しかし、やはり僕には理解しにくい表現法でした。

 これとは少し毛色が違いますが、キングダムハーツの名言などを通し読みしてみると、どれもこれも珠玉の名シーンぞろいで、見習いたいけど見習えない歯がゆい思いをしています。「うらやましいよ、ソラ。俺の夏休み終わっちゃった」なんて、一度は見習いたいです。僕が同じシーンを書くとしたら、ロクサスが喚き散らしてかなり見苦しくなります。そんなの、僕だって願い下げです。

 特に最近衝撃的だったのは、あの『リゼロ』の作者が、WEB版原作で、キングダムハーツⅡをオマージュしたことでした。あの引用はさすがに今思い出すだけでも鳥肌が立ちます。おなじ引用でも、素人とプロではここまで差が出るのか、と頭が下がる思いです。

 しぐれんさんから、「読み込みが足りていない」と言われたこともあって、この通り相当読み込んできたつもりです。それでも得られたものはありました。ただ、それを自分のモノにできていないのです。

 色々ととっ散らかってしまいましたが、諸々の問題に困っています。

 皆さんの知恵を貸していただけませんか?どうかよろしくお願い申し上げます。

上記の回答(長編の書き方を教えてください。の返信)

投稿者 サタン : 4 人気回答! 投稿日時:

>シンプルなお話を書いてみました。
シンプルな話を書けと言ったのは、貴方が何を書きたいのか明確にしましょうという意味合いが強いです。
要するに、いろいろな設定が物語を複雑にしていて思いついたネタをぶっこんでるのでごちゃごちゃになって整理がついていない。そのため「シンプルにしましょう」ということです。
ソレが出来たのであれば、「あなたの書きたいものが書けた」という事になります。
ただ、シンプルにしているため、深みが出るような描写もワクワクするような演出も引き込まれるような展開もないので、書いた本人がソレを良いものと思えていない、というだけ。
そんなら話は簡単で、今回書いたものに、深みが出るような描写やワクワクするような演出や引き込まれる展開を加えていけばいい。

でも、話は簡単だと書いたものの、そう簡単ではなくて、
残念ながら「元が面白くないもの」にいくら描写や演出や展開を加えたところで小手先で誤魔化してるにすぎず、全体的な評価はあまり上がりません。
最低限、その「シンプルな話」がエンターテイメントとして成立してるお話になっているかどうか、楽しめないのであればどうすれば良くなるか考えてみましょう。
これは物語作りの基礎的な話で、ポイントさえ押さえていればシンプルなままで面白味のある話に出来ます。

この時点で「面白い」がある物語を作れていて、それを前提に描写や演出や展開で深みを出して話を広げるわけです。
つまり、0にいくら掛けても0なので、「シンプルな話」の時点で面白くないと設定云々展開どうのと「話に深みを出す」なんて事は無理なんです。
「面白いもの」はきちんと用意する。
それが読者に合うかどうかはまた別の話だけど、そっから先は読者の好みの問題だから、作者としては用意した「面白いもの」を全力で「面白くしていく」するだけ。すなわち「描写や演出や展開で」より良くしていくわけです。

で。
「シンプルな話を書けた」と書かれていますが、それは面白いものでしょうか?
設定的にはシンプルで物語も単調かと思いますが、エンターテイメントとして成立してる物語であれば面白いはずです。
言い換えると、
>第一に「どうやったら、きちんとお話を背骨が通ったものにできるのか?」
この時点で筋が通った話の骨格を作りましょう。という事です。

>内容はともかくとして、ああいう仕組みの作品を書いてみたいです。
ギミック系は私の得意とするところですが、こういうのは皮肉が好きな人というか言葉を素直に受け取らないひねくれ者の理屈屋が得意なジャンルなんで、スレ主さんには向かないと思います。
自身の境遇をまっすぐに作品にぶつけようというスレ主さんの創作スタンスとも相反すると思う。
作品を通して一つだけ何かを仕込む程度のことなら問題ないかもしれないけど、その場合は話の本筋に仕込むことになると思うから、前述した「シンプルな話」の時点で仕込んでおくべきでしょう。
それ込みで作ってみれば良いかと思います。

>全体を見通す目がなっていないので、一人ではプロットが書けません。
たぶん、何か誤解されてるのでは。と思います。
「全体を見通せないからプロットを作れない」のではなくて、「全体を見通すためのものがプロット」です。
「それがどんな物語なのか」を要約して短くまとめたもの、です。
つまりは「シンプルな話」もプロット作りの一環と言えます。
これは厳密には間違った発言かなと思いつつ、たぶんスレ主さんにはわかりやすいんじゃなかろうかと思って書きますが、
「物語を書くために設定や展開を盛って、どう書くかをまとめたもの」ではありません。
それをプロットと呼んでもいいんですが、そう呼んだ場合、全体像が把握できないんじゃないでしょうか?
メモが多すぎて、キャラの把握だけで精一杯で話が進むごとに現状どういう設定か、なんてことまで頭が回らないし、そもそもプロットをひと目で、現状何が不足していて何が足りてるって事もわからないんじゃ?
プロットの書き方は自由なので、それで上手くやってる人もいるので、「それはプロットではない」という私の発言は誤りなんですが、スレ主さんが「自分が作った物語のメモを見ても全体を見通せない」と言ってる以上、それはプロットとして用をなしていない。

プロットは人それぞれなので「こうだ」とは言えませんが、助言をするなら、「物語を書くために設定や展開を盛ってく」という書き方でメモを取ってると思いますが、この逆をしてみると良いと思います。
「自分がパッと見ただけで把握できるくらいに、短くしていく」と。
これも妙な誤解を与えてしまうかもしれない発言ですが、
よーするに、章ごとにサブタイトル入れてるラノベとかあるでしょう? すると巻の頭にそのサブタイトルを列挙した目次があるでしょ。
すんごい極論で言うと、この目次も一種のプロットです。
5章の長編で5行の目次のサブタイトルがあるとしたら、それぞれ一行のサブタイトルで「その章で書くこと」を示しているわけで、それが「はじまり」から「おわり」まであるわけだから、このサブタイトルの5行はそれだけで作品全体の要点を示した5行なわけですよ。
で。
この5行も見て把握できませんか? そんなわけないですよね。
であれば、おそらく現状のプロットの作り方を間違えていて、「自分が把握できるように作っていないだけ」であると言えるかなと思います。

>僕は感情の機微に疎いので、どうしても表現に限界が出てきます。
以前も書きましたが、「感情」を書く際に、作者が同じ感情を理解している必要はありません。
それを読んで感動するのは作者ではなく読者なので、読者がどう思うかが全てであり、読者が勝手に感動してるだけ、です。

そして、私はあまり手広く読書をするというよりは気に入った作家を一気にデビュー作から新作まで読破するタイプなんですが、同じような方はすぐ理解できる話かと思います。
存外、プロもワンパターンですよ。
というか、パターンの一つでも書けるなら上出来です。
一つでも書けるのであれば、「書ける」んですから。
当たり前の事を言ってるけど、「書けない」場合は作品そのものを書けないんだからね。書けるだけ上出来です。
まずはその1パターンを極めるつもりで、凝ってみましょう。
状況違いとかバリエーションは考えられるでしょ? 工夫してより良くして、極めて見ましょう。
意外と1パターンだけでもいけますよ。それが出来てはじめて「そのパターン」をモノにしたと言えるでしょうから、現状はまだまだ、パターンに飽きたから目新しいのを見つけようとしてるだけ、とでも考えたほうがいいと思う。

>書こうと思ってもかけないだろうなとも思いました。しかし、やはり僕には理解しにくい表現法でした。
人の作品は参考にしても比べちゃいけないよ。
何故かって、「あの人の文章は、俺には書けない」って、これ当たり前だからです。
私はその文章を書いた作者本人ではないからね。別人だから、俺には同じ文は書けないよ。当たり前。
でも、別に負けず嫌いなわけじゃないけど、言っておく。
俺の文章も、どんな文豪にだって再現できないよ。
俺のセンスで書いてるんだから、俺のセンスが無い人には書けないよ。当たり前でしょ。

私は、スレ主の文章を「臭い」と評価したけど、だからって下に見てるわけじゃない。
あなたの文章は、決して俺には書けないよ。どんだけ頑張っても無理。
人によって違うものを見比べて「どうしたら書けるんだろう」とか「こんなふうに書けない」とか悩むのは、上手く勉強できて劣化コピーが関の山なんで、ほとんど時間の無駄です。
まあ、誰しも好きな作家の書き方を真似るものだし、それで技術力は上がるものだから真似ること自体は良いことだと思うけど、そこから「悩む」まで行ってしまうと本末転倒で時間の無駄になる。

>キングダムハーツの名言などを通し読みしてみると
これも以前書いたと思うんだけど、別の人だったかな……
ええっとですね、私はキングダムハーツは、ゲームだって事を知ってるくらいでプレイしたことはありません。関連書籍も手にしたことはありません。
つまり何も知らない、なんの前知識もない状態です。
それで、名言とされる
>「うらやましいよ、ソラ。俺の夏休み終わっちゃった」
を聞いて、私は何の感情もわきません。
当然、名言とも思いません。
念の為、ディスってるわけではないですよ。

俗に言う「名言」というのは、その一言で「その物語の名場面をリフレインできる」から名言たりえるわけです。
つまり、私にはその「思い返せるキングダムハーツの記憶がなにもない」ので、この名言を聞いたところで何でも無いんですよ。
アニメの名言でググって、見たこと無いアニメの名言を読んで見れば今の私の感覚を理解できるでしょう。
本当に何も感じません。

これはすなわち。物語における名言ってのは「言葉・文章」の問題じゃないって事です。
そもそも、「思い返せる記憶。名場面」が素晴らしいのであって、「名言の文章」が素晴らしいわけじゃないんです。
だから、「こういう名言を書きたい」と憧れること自体はわかりますが、その前に「素晴らしい名場面」を作らなきゃ意味がなくて、そして、名場面さえ作れれば「その名場面をリフレインする言葉」であれば何でも名言たりえるわけです。
「素晴らしい名場面」が、「素晴らしい」と感じられる本質で、「名言」はその記憶を引き出すキーワードでしかないわけです。

>それを自分のモノにできていないのです。
読む、というのは頭にインプットすること。
そうしてインプットした知識を活用するためには、最低でも一度はアウトプットしなければなりません。
要するに、読んで吸収したなら、それを使って何かを書いてアウトプットしなきゃ、自分のモノにはなりません。
たとえば
>「うらやましいよ、ソラ。俺の夏休み終わっちゃった」
これを見習いたいなら、真似ればいいだけです。
「うらやましい、◯◯。俺の【楽しい時間は】終わっちゃった」ということだから、
「うらやましいよ、◯◯。僕の夢はもう醒めてしまう」とか
「お別れだね、◯◯。私の旅は、もう果たされた」とか。
そういうセリフを短編でも掌編でも書いて、そこで使えばいいだけです。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 長編の書き方を教えてください。

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元記事:既存作品のパッチワーク度合いを世間はどこまで許すのか

 パクトポーさんにあれこれ言っておいてなんですが、実際の類似具合を世間はどこまで許すのかという一種の絶対相対的基準が欲しいです。(必要十分条件と近い言い方になってしまいましたが)
 一種の初心者病(オリジナリティクレクレくん)が長引いた理由の一つに、数年前に開いた某作品のアンチスレの調査具合が凄くて、尻込みしてしまったというのがあります。
 上手くぼかせるかはともかく、このレベルの消化具合はどういった線なのかもう少し人の意見を伺いに参りました。
https://docs.google.com/document/d/1va6za33Gscl-a4GsLBm1V1★aKNir★ZKKa86cykSmuhs/edit?usp=sharing
★をQに変換すると編集した文書が出てきます

 根本はこれなので、以降パクリ関連の質問は行いません。

 

上記の回答(既存作品のパッチワーク度合いを世間はどこまで許すのかの返信)

投稿者 サタン : 0 投稿日時:

ハッキリと正確なことを言えば、これは答えが出ない話です。
なぜなら感覚の問題だからですね。
ただの感覚の問題であるなら、何かしら定義を考えれば少なくとも一個人の中で答えは出せるので、その手伝いをする助言ならば出来ます。
つまり「貴方なりの答え」を出す手伝いですね。

ところが厄介なのは、こうした類似性の問題は「書き手側の感覚」と「読み手側の感覚」というタイプが違う二つの視点の話になるので、「作者個人の答え」を出したところで解決しない話なわけです。
作者がどう考えていようが、読者が類似性を感じてしまえば「パクリだ」と言われてしまうわけですから。

「どこからがパクリか?」というのは、極論「パクリだと思う」という感覚、すなわち「その人がそう思ってるだけ」の事なので、それ以上でもそれ以下でもない、「それだけの話」なんですよ。
わかりますかね、まさに感覚の話でフワッとした事しか言えてませんが。

例えば、江戸時代に起こった面白いエピソードなどをテーマに物語を作ると、これは「物語の骨格を自分で作っていない」としてパクリだと指摘される恐れがある。だから「参考にする」=「よく似た別エピソードに仕上げる」として改変しなきゃいけない。
ーーと、考える人もいる。
私の場合は、物語の骨格を利用する程度の事、パクリでもなんでもない。そういう道具を使ったまでのこと。と考える。
これから家をつくろうって時に、ノコギリやらカナヅチやら道具から作るバカはいないだろ、というのが本心。
ところが、オリジナル至上主義な人は、ときより「使う木材も種から育てろ」と言うような人もいるわけですよ。

なので、私がパクるときは参考元が「道具」になるまで砕いてから使います。
まあ、既存作の物語やキャラクターの面白さを分解して分析してりゃ自然とそこまで砕けるので、わざわざ意識していませんが。

話を戻すと、「木材すら種から育ててこそオリジナル」と思ってる人が「パクリだ」と言ってるだけであるし、一方作者は「道具利用をしてるだけ」と思っているのでパクリではないと思っているし、
ならば、どんなツッコミがあっても言い返せるように万全の体制で「その種すら自分で作ってから創作をします」なんて人もいるわけですよ。
これはモノの例えだから「神かよ」と突っ込めますが、ぶっちゃけスレ主さんも覚えがあるんじゃないですかね。異世界の文化そのものを作ろうとしてた時期あったでしょう。

「種から作る」はさすがに行き過ぎだし、私のように「道具は流用する」だと指摘されるかもしれなくて怖いと考えるのであれば、自然と「ではその平均値はどこだ?」という疑問になるでしょう。
で、最初の言葉に戻ります。
これは「感覚」の話なんで、平均値なんて出しようがないんですよ。
創作の知識が少しでもないと「物語の骨格を流用してます」なんて事、読者にわからんだろうし、ある程度の知識がないと「江戸時代のエピソードを参考にしてます」なんて事わからんでしょう。
知ってる人もいるし知らない人もいる不特定多数の読者相手に、同じ条件で感覚の平均値を測るなんて不可能です。
「書き手側の平均値」はある程度求められると思うけど、「読み手側の平均値」はたぶん無理でしょう。

それに、平均値ってのは半数のことだから、「必ず半数からは否定される答え」になるわけで、それはきっと「パクリだと指摘されそうで怖い」と考える人が求める回答ではないでしょう。

で。スレッドタイトルの「世間はどこまで許すか」に答えるなら、まあ人それぞれの感覚の話だから答えは出ないと最初に書いたのだけど、強いて答えるなら。
読んだ時の「印象」が既存作と似ているとパクリと言われてしまう。
ただそれだけの印象論でしかないです。
不特定多数の「ぼくはこう思いました」という事に絶対的基準はありません。

そして「似ている理由」って後付けされてしまうので、理由自体は何でも良くて、ただ指摘されます。
何故かと言うと、まず「似てる」という印象があって、「それは何故だろう?」という疑問があって、「こういう理由に違いない」と答えを出して、これを指摘するので、類似性の指摘ってのは印象論と後付けの理由なわけですね。
正直、こんなんどーとでも言えますよ……

まあ、そのため「似ているな」という印象を持たれない程度なら許容される。
はい。フワッとした回答です。
「こうなると似てると言われてしまう」という一種のロジックはありますが、状況やモノによっていろいろ違うので、一概に対策は言えないかと思う。

ただ。ぶっちゃけた事を言ってしまえば。
「これパクリかな?」と作者が気にする場合は9割がた、それは作者の思い込みだって事です。
アンチが言う言葉は印象論に後付で理由を書いてるだけなんで、何でも言えます。だからそれを真に受けて「こういうのは叩かれるからダメなんだ」というのは考えすぎの早合点です。
アンチはその作品が嫌いだから「こういう理由」と後付で書いているだけ。
そして、それは別にアンチでなくてもよくある事です。
すなわち、まだ作品イメージすら曖昧な作者がふと既存作を連想してしまい「似ているという印象を持ってしまった」ことで「その理由はこれ」と後付で考えてしまうことです。
似ている「原因」は、イメージが曖昧でありそれを補強するために類似作品をイメージした、というところにあって、作り上げた作品の方に問題があるわけではないです。
だから、この問題は「作者が似ていると思ってしまった」ことが何よりの問題。

リンク先のまとめ、半分くらい読んだけども、ただのダメ出しで類似性の話ではないと思う。
正直、言いがかりや、作品の設定を把握してないんじゃないかと思える箇所がいくつもあった。
それと、ぶっちゃけ「パッチワーク(継ぎ接ぎ?)度合い」の意味するところが類似性の問題やリンク先のダメ出しと繋がらなくて、適当解釈で回答しました。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 既存作品のパッチワーク度合いを世間はどこまで許すのか

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元記事:長編小説における主人公交代のメリットデメリット等

以前にもお世話になったスノーレインです。
今私は現代(といっても1900年代)のファンタジー小説を書こうと設定やらプロットやらを考えている途中なのですが、現状の予定だと最初の主人公から数えて子世代、孫世代と続く長いストーリーになります。
そこで皆さまに聞きたいのは
・主人公が交代することのメリットとデメリット
・前の世代のメインキャラを出すのはどうなのか(例.闇落ち黒幕化、頼りなかったキャラが成長して新しい主人公らに道を示す等)
・途中バットエンドで終わるのは読者視点からしてどう思うのか、先に告知してほしいか

上記の回答(長編小説における主人公交代のメリットデメリット等の返信)

投稿者 サタン : 0 投稿日時:

うーん……私は、そりゃまあ「途中で別キャラにスポットを当てる」という事はしたことがあるし、「主人公を脇役に下げて別主人公のスピンオフ(外伝)」という事も、それくらいならやったことがある。
でも、明確に「主人公の交代。世代交代をテーマの一つにする」と最初からコンセプトに取り入れた作品はやったことがないし、そしておそらくは私がしたことあるような「別キャラにスポットを当てる」というのとは本質的に違う話だと思う。
なので、かなりの憶測と主観でものを言うけども。

まず、3つの質問ですが、要約すると「主人公交代について」「前主人公の登場について」「道中のバッドエンドの是非」でしょうか。
完全な主観ですが、その考察含めて「作者がどうしたいか」としか言えないと思う。

というのも。
まず主人公交代について、そもそも世代交代がコンセプトなのだから、そのメリット・デメリットを第三者に問うのはどうかと思う。
それは自分で「これをやりたい」と思うから始めることであって、赤の他人の意見に耳を傾けるべきではないでしょう。
世代交代がテーマやコンセプトになっているのだから、ここは「そのテクニックについて」という話になるのではないかな。
であれば、近年あまり聞きませんがダブル主人公やダブルヒロインといったワードで検索してみると参考が見つかるかもしれません。
単純に考えれば「主人公が複数いる」という事のテクニックや演出方法になるので、そう考えれば新しいものが見えてくるのかなと思います。
例えば、「主人公交代」はどうしても「せっかく慣れ親しんだ主人公が交代してしまう」という話になるのでデメリットが大きい。
でも、最初から「複数の主人公」という作風なら、この抵抗も比較的小さいでしょう。

次に、前の世代のメインキャラを出すことについて。
これも「作者がどうしたいのか」って話に直結すると思います。
世代交代や、特に父から息子へ、息子から孫へ、と血脈を意識した場合、「キャラクターの比較」として、その対象として「前主人公」は恰好の存在で、前主人公を出さない手はないです。
でも、当たり前だけど、これは「親しい存在の比較対象」として優秀なキャラクターというだけなので、血脈を意識しない場合は出す必要はないです。
例えば、この手の話で真っ先に思い浮かぶタイトルは「ジョジョの奇妙な冒険」ですが、
1→2の場合は、1の主人公は死んでるために出て来ないものの、2→3や3→4の場合はメインキャラの1人としてやたら出てきています。
3の主人公の娘が主役になる6でも出てきます。
ところが、「元ボスキャラの息子が主人公」となる5では旧主人公勢は序盤のちょい役(物語を繋ぐ役)でしか出てきません。
血族とはまったく関係ないので、比較対象としても旧主人公を出す必要がまったくなく、むしろ不用意に出せば新主人公のキャラを食ってしまう可能性があるので、無関係なら出さないほうがいいのでしょう。

とまあ、つまりは書きたいものによって旧作キャラのポジションは変わります。
なのでソレ次第であり、現状は血族を意識した世代交代なので出す意味はあるし、例え読者に不評であっても、それは出さないと書きたいものが書けないので、出すことになると思う。
事情があって出せない場合、例えば「前作のラストで死亡した」とか「前作で謎が残って、前作終了後に失踪してしまった」とか、そういうのはあると思うけど、こうなると「父親にまつわる謎や何か」が物語の問題提起になったりするので、例えば「前主人公が闇落ちした」となれば「なぜそうなったのか」を語る物語が二世の息子の物語になってしまう。
だから、「それが書きたい」のであれば主人公の闇落ちエンドも別に問題ない話だと思う。

最後に、前の話題にも関連するけど、バッドエンドで終わるのはどうか。
これは完全に主観だけども、正直なとこ、近年の読者は「主人公」に対してあまり感情移入しないというか、主人公がどうなるのかって事にあんまり興味がないように思える。
だから、死んでしまっても精神がおかしくなっても、片手片足が吹っ飛んでも、割と別に何も思わないんじゃないかな。

でも、一方で「主人公と親しいキャラクターたち」が不幸になったりすると、これには強い反応が返ってきたりするように思える。
なんつーか、自分は死んでもいいけど自分の知り合いに不幸があると悲しい、みたいな感じ。
そういう人増えてるんじゃないかなーと思ったり。
なので、まあ、バッドエンド自体はエンタメとしてあまり相性のいいものじゃないし推奨されないものだと思うけど、割と「書き時」なのかなとも感じる。
特にスレ主の場合は「途中の話題で」という話で最終的にはバッドエンドではないので、割と自由が効くのではないかと思う。

ただ、アニメで4クールという枠の中で「世代交代」をテーマに描いた「ガンダムAGE」という作品は、割と不評でした。
正直、4クールというと一年の放送でかなり長い放映期間だけど、3世代の交代をテーマにするにはちょっと尺が足らなかったと思う。
書きたいものはわかるんだけど、うーん。どうなの。というのが詰まってる作品。
「ジョジョの奇妙な冒険」のように超長期連載なのであれば気にせず書けるテーマだけど、ジョジョの場合はあくまでも「1世代」で話が完結してる物語。
世代間で物語が関連付けられるような、闇落ちした父親を息子の主人公がーーみたいな事になると「ガンダムAGE」の、おそらくは失敗がとても参考になると思う。
ガンダムAGEの感想をハッキリ言うと、1世代目の設定だけで4クールやってほしかった。2世代目はほとんど記憶にない。3世代目は、もうこれ続編としてAGE2として翌年のガンダム枠でやりゃ良かったのに。
とまあ、そんな感じ。AGEは評判悪いけど、やりたいことはわかるし、尺を考えるとまとめざるを得ないしキャラ描写など横道にそれる暇がないし、割とよくやった方だと思う。
「世代交代」をテーマにした作品はいくつか例があると思うけど、4クールとは言え、その尺でテーマに対する工夫を一切なくダイレクトに表現したのはガンダムAGEくらいだと思う。2世代くらいなら前編と後編で主役が違うだけなので表現のしようはあるんだけど、3世代だと一気にキツくなると思う。
わりと2世代目が「次世代の当て馬役」になりがちだし。スレ主も多分「闇落ち黒幕化」って1世代目じゃなく2世代目をイメージしてるでしょ。

とまあ、そんなわけで、長くなったくせにろくなこと書いてないけど、質問の3点は「作者が書きたいもの」次第では読者がどう感じようと書くしか無い要素なので、まずは「ご自身がどう思うか」というのを、曖昧なイメージではなく明確なコンセプトとして答えを出したほうが良いと思う。
その参考として、とりあえずは「ガンダムAGE」を挙げておきます。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 長編小説における主人公交代のメリットデメリット等

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元記事:ラブコメにドラマ性は必要なのか

某小説投稿サイトでオリジナルのラブコメ を執筆している者です。
つい先日、こんな感想を読者様から頂きました。

「ストーリーの最序盤から主人公の全てを全肯定する高感度マックスの彼女がいるのは如何なものか」

「ヒロインが主人公を好んだ理由が”一目惚れ“だけではドラマ性が薄い」

「主人公がヒロイン達とイチャイチャしてるだけの甘ったるいストーリーではドラマ性がちっともない」

そこでタイトルにもある通りの質問をさせていただきます。
ラブコメにドラマ性は必要なのでしょうか?
露骨にシリアスな展開を挟むと、ストレスに耐性のない読者様が離れてしまいそうな気がして……やはり主人公とヒロインが好きあっている甘々展開だけではダメなのでしょうか?

上記の回答(バス修理)

投稿者 ThAsymn : 0

カテゴリー : ストーリー スレッド: ラブコメにドラマ性は必要なのか

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投稿日時:

元記事:飽きっぽいんです・・。

皆さんどうも始めまして、Pixivにて小説を投稿している臍餅と申します。
小説のジャンルは所謂ケモホモ・・・と申しますか、まぁ、そういう獣人同士の同性愛を描いた小説が主でして・・。一例を置いて置きますので興味があったら是非ご閲覧くださいませ。
・・・さて、皆さんに本題ですが最近小説で行き詰ってまして・・。
それはずばり、「飽きっぽい」んです。
私シナリオを書いてから小説本文を書き始める性質なのですがそのシナリオさえ途中で億劫になって投げ出してしまう・・という事になってしまって居まして・・。
ご意見よろしくお願いいたします・・。
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=9704917

上記の回答(飽きっぽいんです・・。の返信)

投稿者 サタン : 1

個人的な経験則でしかないけど、「飽き性」という持病の解決方法は「飽きる前に急いで完成させる」以外にないと思っています。
なので、早めに完結させられるシナリオテイストでストーリーラインを作ってしまうのは効果的でしょう。

しかしそれさえ完走できなくなっているとすると、更に早く組み立てる手段を探すか、あるいはそもそもそうした方法論の話ではない可能性、という考えが出てきます。

まず「早く組み立てる手段」については、物語を単純化してシンプルにシンプルにと突き詰めていけば「一行の文章」にまで詰められるので、方法としては簡単です。
地の文の描写や言葉選びや演出などを省略してのシナリオテイストだと思うので、基本的に考え方はこれと同じ。
物語にとって必要なものだけ残して余計なものは極力排除していけば自分に合った「素早く組み立てる手段」が見つかるでしょう。

次に「方法論の話ではない可能性」ですが、
エロ本、ないしスレ主さんが書いてるタイプのジャンルって、小説として「物語」よりも「それがどうエロいか」みたいな演出特化の創作物なので、考え方の第一歩からけっこう違うと思うんですよね。
なので、シチュのイメージを強く持って、ストーリーは二の次にしたシナリオテイストのプロットを組んでみたら良いのではないでしょうか。
既にそれを実行していて飽きるというなら、まあ、なんつーか、スレ主自身がその程度のエロでは満足できなくなったって部分があるので、新しいよりエロな「インプット」をする必要があるかと思います。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 飽きっぽいんです・・。

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投稿日時:

元記事:最新相談があれば、ここに書き込んでください

ただいま圧迫祭りでアヘりまくる変態が出没中です。
相談があれば、ここを使ってください。

上記の回答(最新相談があれば、ここに書き込んでくださいの返信)

投稿者 代田錠 : 0

「シンカリオン チェンジ・ザ・ワールド」のプロットについての分析が書ける方は返答お願いします。
https://www.raitonoveru.jp/counsel/novels/thread/16378

カテゴリー : その他 スレッド: 最新相談があれば、ここに書き込んでください

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