質問します。
霊的なものを扱った応募作は少ないですか?
もう一つ、応募作のジャンル割合と、受賞作のジャンルは比例しますか?
寝起き気味の質問なので分かりにくかったらごめんなさい。
> 霊的なものを扱った応募作は少ないですか?
これは一大ジャンルと言っていいほどよくあります。
> もう一つ、応募作のジャンル割合と、受賞作のジャンルは比例しますか?
比例しません。
その年、その賞において、これなら自レーベルの看板を背負わせられると判断された作品が賞を獲ります。
最近小説を書き始めた素人です。
プロットを作り、文章を書き始めてみたのはいいのですが、視点について悩んでいます。
三人称単一視点で書いてはいるのですが、地の文に一人称視点が混じる文章を書いてしまいます。
川上稔さんの「境界線上のホライゾン」有川浩さんの「図書館戦争」に影響を受けてこのような表現になっているのだと思います。
このような場合は、一人称か三人称に統一したほうがよいのか、読み手が違和感なく読めればよいのか、判断がつきません。
また、こういった表現の仕方は素人が手を出さず、まずは三人称か、一人称で基礎を固めたほうがよいでしょうか。
有川さんの作品でも、地の文に一人称が混じる表現は、「図書館戦争」シリーズ以後ないように感じますが、やはり良い方法ではないということでしょうか。
質問だらけの文章、初歩的な質問で申し訳ありませんが、ご意見いただければありがたいです。
僕が小説を書き始めたときに抱いていた悩みと全く同じだったので、たまらず書き込んでしまいました!結論としては、三人称一視点で貫いてください!地の文に一人称視点を混じらせてください!
小説は「自由」なんです! どう書いても良いんです! 要は「読者に誤解なく伝わるか」だけ意識しておけばいいんです! のびのび書いてください! 僕はこの真理にたどり着くまでかなり回り道をしました!
確かに細かいレトリックを意識したくなるのでしょうが、少なくともライトノベルという市場は、そんなもの殆ど求めていません! ジジさんも仰っていましたが、大切なのは「キャラ」と「物語」ですよ。スピード&パワーです! 老獪なベテランボクシングなんて求めていないんです!
現に、僕が過去、ラノベの新人賞に応募し、数ヶ月語返送されてきた評価シートに、文章表現に苦言を呈されていたことはあっても、人称に苦言を呈されていたことは一度もありません! 僕の尊敬するプロの一般文芸作家さんも言っていました。
「人称なんてなんでもいい。語り口なんてなんでもいい。そんなことより話をおもしろくしろ」って。
人称でゴチャゴチャ悩むのは、あまり見返りがないと思います!単に遅筆になるだけだと思います!がんばってください!
> このような場合は、一人称か三人称に統一したほうがよいのか、読み手が違和感なく読めればよいのか、判断がつきません。
すでにダースドラゴンさんが述べてくださっていますが、三人称に一人称表現を混ぜるのは問題ありません。
説明文に使ってメリハリをつけたり、心情描写に使って効果を上げたり、そればかりにならないよう、計算して使っていただければ。
”キャラ名「セリフ」”というセリフの書き方をすると、下読みさんとしてはマイナス評価になるのでしょうか。
マイナスにならないとしても、作品全体に使っていいのでしょうか。
例:
Aさん「布団が吹っ飛んだ」
Bさん「大変だ、早く拾いに行かないと!」
Cさん「拾ったら一割もらえるね」
Dさん「どこに吹っ飛んだんだ?」
Aさん「あの……冗談です…」
プロの作家さんの本で見かけて気になりました。一般文芸・ラノベ問わず使われている表現のようです。
私としてはわかりやすくて、キャラ名「セリフ」 は好きです。
> ”キャラ名「セリフ」”というセリフの書き方をすると、下読みさんとしてはマイナス評価になるのでしょうか。
効果を狙って、ここぞというときに使っていただく分には「効果的」と判断できる場合が多いかと思います。
ですので、
> マイナスにならないとしても、作品全体に使っていいのでしょうか。
全体に使うのは控えてください。
小説はシナリオではなく、やはり小説の形態があるから、ということになるかとは思いますが、ともあれ前述のとおり「ここぞというとき、効果を上げるために使う」のがよいかと思います。
昔、同じことをやった人間として言わせていただきます。このやり方は、脚本の書き方と同じですので、あなたが、書きたいものが脚本なら、キャラ名の横にセリフを書かれていても問題ありません。
ただ、小説で使うと、「これ、脚本?」と突っ込まれる可能性が高いです(現に、昔突っ込まれました)。
横やり失礼しました。
バンブーです。
再び横やり失礼。
> 二次ではまた基準が違いますし、相対評価された作品が弱いということはもちろんありません。
一次審査の基準を、厳しくしたのが二次審査かと思っていました。
注目する点が根本的に違うということですか?
一次審査は応募作の「いいところ」をメインで見ます。
二次以降は「いいところ」だけでなく、「悪いところ」と並べて評価し、いいところに加えて完成度を見ます。