小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

サタンさんの返信一覧。最新の投稿順153ページ目

元記事:どうしても!

なにがなんでもライトノベル作家に
なりたいです。ここに、プロの人や
それレベルの人もいる様子です。
聞きたいのは、皆さん何本書いて、
プロになりましたか?掌握編込みで
お願いします。

上記の回答(どうしても!の返信)

投稿者 サタン : 2 投稿日時:

作家なんて職は大層なもんじゃないので、書いてりゃそのうちなれる。
そのうえで大事な事は、何よりも金です。生活費です。
本当に現実的に考えて、生活できる金があるなら、どんな才能ない人でも書いてりゃそのうち作家として本を出せるようになる。
書き続けてりゃ作家になれるけど、人間食わなきゃ夢も見られないので書き続けられる生活費が必要だってことです。
成人すると夢って有料になるんですよ。
だから、就職して安定した生活を持つのが一番大事。

それでも、たとえ才能があったとしても、なかなか世に出ないって人もいる。
そういう人はぶっちゃけ書いてるだけで営業をしてないのが原因。
面白いの書いてりゃ出版社から声がかかる、と甘く考えてる。
これはある意味その通りで面白いの書いてりゃ出版から声がかかるだろうけど、これは運が強く関係してくる。
新人賞にしても読んでくれる下読みさんや編集さんの感性や感覚次第で大きく変わるから、本当に運。
実力があっても、待ってるだけでは実力がある上で運にも恵まれないと作家にはなれない。

その運、まあ、言い換えると「チャンス」を自分から掴みに行く営業をしないと、本当に運任せになる。
例えば、シナリオ関係の学校に通っていた場合はその友人や講師と仲良くなったり学校側のシステムを上手く利用して仕事を見つけたり。
かく言う私も、最初の仕事は高校の頃の友人が角川に務めていたので、そこからのコネです。
仕事終わった後の飲みに誘ってもらって、他の編集さんにも顔覚えてもらって、仲良くなって、「誰でも出来る仕事」をもらって、それを全力で仕上げて、次の仕事につなげる。
そこから人脈を広げていって、いまや私は作家ではなくシナリオ業をしてますが、
「どうしても!」と言うからには自分から行動を起こさないとどうにもなりません。

そんなアクティブに行動できないって性格あるいは事情があるのであれば、まずは自費出版から初めて見ると良いでしょう。
電子書籍なら簡単に低コストで始められて、作品を登録すりゃ明日から作家を名乗れます。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: どうしても!

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元記事:恋愛シーンについて

はじめまして、シオンといいます。
僕はバトルものの小説を書いているのですが、そこに恋愛要素を入れようと考えているのですが、どうしても上手く書けません。
どうしたら上手く書けますか?

上記の回答(恋愛シーンについての返信)

投稿者 サタン : 0 投稿日時:

バトルものに恋愛要素を入れる、と考えるのではなくて、
バトル関係のもので恋愛をする、と考えると楽ではないかなと。

例えば、ベタで古典な恋愛として、通学路でパンをくわえて角を曲がったときに男女がぶつかる。相手は転校生で教室で再会する。というものをイメージしてみて、その出会いの要素が「通学路や転校生など学生っぽい要素」ではなく「戦闘に関係するもの」に置換してやる。
主人公は本屋に立ち寄った帰りに怪物と遭遇する。その怪物は少女と戦っていて、主人公に襲いかかってくる怪物から、少女は身を挺して主人公を助ける。いつの間にか怪物も少女も消えていて、翌日、少女は転校生として現れて主人公は少女と再会する。
という感じ。
恋愛っていう新しい要素をゼロから加えるんじゃなくて、作ろうとしてるバトルものの内容で恋愛をする。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 恋愛シーンについて

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元記事:ホラーの書き方

『小学生向けの短編ホラー』をかいてみたいのですが、難易度高いですかね?(小説だけではなく、漫画原作としての発表も視野にいれています)

こんにちは。いつもお世話になっております。
ホラーは数あるジャンルの中でも特に共感が大事だと思うのですが、どうすれば子どもにも分かる表現ができるのか分かりません。
自分が子ども時代に『怪談レストラン』等にハマっていたので、あんなタイプの作品を書いてみたいです。
しかし、自分で考えると『親の言いつけを守れなかった子供が酷い目に遭う』とか、そんなレベルのアイデアしか浮かばないです。
初心者が手を出せるものではないのでしょうか?

上記の回答(ホラーの書き方の返信)

投稿者 サタン : 2 投稿日時:

>しかし、自分で考えると『親の言いつけを守れなかった子供が酷い目に遭う』とか、そんなレベルのアイデアしか浮かばないです。
物語の骨格はそれで十分です。
問題はそれをどう表現するか。
例えば、田舎が舞台で親や祖父の言いつけを守らず友人数人と山に入って遊んでると怖い思いをして友人が一人いなくなる。翌日から友人の夢を見るようになり、何人かは頭をおかしくして、数日後、いなくなった友人が遺体で発見された。
という感じで考えると、これは流石に小学生向けではないですよね。
洒落怖スレにありそうなSSになりそう。

小学生にも伝わるようにわかりやすくデフォルメしたほうが良いし、子供は大人と比べてシンプルな感性を持っているので、例えば「友人が死んでしまった」という展開は「ショッキングな展開」であって「ホラー・怖い・恐怖な展開」とはあまり認識されない。
同じ「死」を扱うにしても、「友人が口裂け女に殺された」と書くよりも「その子は口裂け女に殺されちゃったんだって!」という噂として書いたほうが子供には怖いわけですね。

私はホラーは書くけど子供向けのホラーは手を付けたことがないので、考え方はともかく具体例を出せずに申し訳ないけども、
スレ主さんの「親の言いつけを守れなかった子供がひどい目に合う」というのは骨組みとしてはとても良い方向性だと思います。
最初に書いたとおり、問題はその表現の仕方なんだけど、ホラーは読者層の年齢によって表現の最適解が大きく変わるので、新耳袋とか比較的対象年齢高めのホラーを小学生向けにアレンジしてみる、という事をしてみたら良いのではないでしょうか。
ストーリーテラーの案内人として何かキャラクターを置くだけでもけっこう違ってくる。

それと、
>(小説だけではなく、漫画原作としての発表も視野にいれています)
漫画表現と小説の文章表現はまったく違うので、漫画原作として考えるなら漫画原作用のストーリー構成にしなければなりませんし、小学生向けホラー云々ではなく、小説と漫画原作の両取りをしよう、というソレが初心者には難易度高いです。

カテゴリー : ストーリー スレッド: ホラーの書き方

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元記事:小説を一作も完結させられない

私は今まで一つも小説を書き上げたことがありません。
なんとか小説を最後まで書けるようになりたいです。
叱咤激励の言葉やアドバイスがほしいです。

今も書きたい小説があり、それの起承転結を考えているのですが、転と結が気に入らなくてプロット自体を二転三転させています。
しかも、そうやって変えてもやっぱり盛り上がりに欠ける気がして、まったく違う話を書きたくなってきました。

全く別の話でも完結できれば私は満足ですが、別の話を考え始めても今回のように諦めることになりそうです。

私は理想が高すぎるんだと思います。最初から傑作を書こうとしてはいけないといくら言われても、傑作を求めてしまいます。

小説を完結させるにはどうしたらいいですか?

上記の回答(小説を一作も完結させられないの返信)

投稿者 サタン : 5 人気回答! 投稿日時:

妥協を知ることです。
といっても、手を抜けとか諦めろとかそういう事じゃなくて。
より良い作品を作るためには、妥協が必要なんですよ。

例えば序盤って説明することがいっぱいあって、キャラ紹介から世界観から設定からいろいろ書くことがありますよね。
でも、それらを「完璧に理想通りに」全部序盤で書いてしまったら、序盤以降で書くことが無くなるのは道理でしょ?
キャラ紹介は「どういう人物か」ってのがフワッと読者に伝わる程度でいいし、世界観も設定も「こんな感じ」と何となく伝わればそれでいいんですよ。
つまり、「ここまでやればいい」「あとで書けばいい」「現状はこれで十分」そういう妥協を知ることが大事ってことです。

まあ、正確にはこれって妥協とは言わないんだけど、作者としてはすごい妥協。
本当はもっと情報を詰め込みたいし、序盤でやるべきことはいっぱいあるし、ここで説明しておかないと後々の展開が、という事が多くある。
時には身を切る思いでそれらを切り捨てるわけですから、作者としては妥協。

でも、妥協を知ることで展開に情報を詰め込みすぎるということがなくなるので、読み手側には必要な情報のみシンプルに伝わるようになる。
そうすると読みやすくなって、作品がより良くなる。
だから妥協が必要ってことです。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 小説を一作も完結させられない

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元記事:ベーシックなストーリーだけでは、昨今の読者の感性には魅力が弱いと判断されるのか?

皆さま初めまして。こうなごと申します。
私も子どもの頃はラノベを読んで過ごしたものですので、昨年あたりから趣味でラノベを書けるようになりたいなぁと思い立って、以来暇を見つけては書いています。
ただそうして自分で書いていたりして思うのは、私はあまりインパクトやネタを重視する質ではないな、という事です。
児童書→ラノベ→たまに漫画とゲームという変遷を辿ってきたためか、現状、登場人物達の内面>文化背景>世界設定という塩梅でストーリーに沿わせて物語を書いている形になっています。
まぁ当然ラノベですので美男美女だったり異能(魔法ですが)は織り込み済みのものとして書いているのですが、今一つ自分でも、これは商業作品と比べたら華がないなとぼんやり感じたりはしています。
私が仕事漬けの30代ですっかりフレッシュさが枯れた自覚もあるのですが、皆さまはテーマ、キャラ立て、設定、イベントなどを考える時、どのようにして考え出していますか?よろしければ各々のその秘訣をご教授下さい。

上記の回答(ベーシックなストーリーだけでは、昨今の読者の感性には魅力が弱いと判断されるのか?の返信)

投稿者 サタン : 4 人気回答! 投稿日時:

私見だけど、むしろベーシック(というか王道あるいはテンプレ)が求められてるものだと思いますよ。
別にチートだとか異世界だとか流行の要素だけを言ってるわけではなく、ベーシック、つまり基本や基礎となるものはまずシンプルですから、わかりやすいのです。そしてWed小説からライトな小説の読書の敷居が低くなって、おかげでわかりやすいものが好まれていると思います。
物語の骨格は、はっきり言ってアンパンマンやドラえもんのレベルで十分通用する。

ただ、商業作品となると、そもそも完全に作家一人でアイディア出して書いてるってわけではないので、つまり、担当編集者にリテイクもらって書き直すことなんてザラなわけで、またはゲームシナリオなど企画モノだとライターや企画屋のワンマンで無い限りはそれこそ会議にかけて内容が決まっていくので、個人が趣味でやってるWeb小説レベルのもとは、同じ小説でもモノ自体が違います。
レベルが違うって意味じゃなく、作品の方向性が違う。
また、新人賞においても新人賞はレーベルの看板を背負うような「これからの流行を担ってくれる人」を探すものですから、本屋で売ってそうなクォリティの作品は凡百ある一作になるので、一人で書いてはいるけど(出版前に手直しがあるけど)これもまた方向性が違ったりします。
なので、商業作品と比べて「何か違うな」という感覚は当然と言えば当然だろうと思います。

それで
>皆さまはテーマ、キャラ立て、設定、イベントなどを考える時、どのようにして考え出していますか?
こちらですが、一個づつ真剣に答えてったらものすごい長文になるので、さっくりと答えてみようと思います。

テーマは、まずは考えず物語を考えます。勇者が旅に出て魔王を倒す話、くらいに簡単な概要程度で。
そしたら、その「勇者が旅に出て魔王を倒す話」の何が面白いのかを考える。
勇者が次第に成長していくところが面白いのか、勇者が爽快に敵をなぎ倒していく姿が面白いのか、あるいは苦難の末に目標を達成する姿が面白いのか。
そこを決めたら、自然とテーマは決まりますよね。
その面白いことを表現するために適したテーマは何かってだけですから。

キャラ立ては、もうこれ感覚だと思うので、やって慣れるか最初から持ってるセンスで書くかだと思う。
基本的には、キャラクターは「そのキャラクターらしさ」が表現できていればキャラが立つ。
「強いキャラ」はどのように強いのか、どれくらい強いのか。言葉で説明するのではなく「主人公が劣勢になるほどの敵を相手に、片手でいなして撃退する」とか、シーンで描写する。
性格面でも同じ。「優しいキャラ」はどのように優しいのか。そんな優しいキャラに「あること」をするとブチ切れるという側面を書いてみたり。
「らしさ」が書ければ、あとは側面っていう人間味を加えてやれば立体的なキャラクター表現が出来て、高いレベルでのキャラ立てが可能だろうと思います。

設定は、物語を考える。
ここで言う物語は概要だけでなくストーリーラインがわかる形で序盤から終盤のオチまでの流れを考える。
設定は考えないで、物語の流れだけを考える。
これが出来たら、あとは「その物語が成立する設定」を考えるだけ。
その次のステップとしては、そこで決めた設定を入れ替えてみて吟味する。
例えば、適当なファンタジーを思い浮かべてくださいな。その世界観の「魔法」を「科学技術」として、「異世界」を「近未来」と入れ替えたら、もうこれSFですよね。
逆にライトセイバーを聖剣や魔剣にして光線銃を魔法として、宇宙の舞台を深い森の中やどこかの城下町にしたら、もうファンタジーですよね。
このように設定ってのは入れ替えが簡単に出来るものがあるので、そこに何を入れたら面白いだろうか、と考えてみる。

イベントは、これは「物語を進める」ということを第一に考えて設定するもので、「イベント」単体では考えない。
強いて言うのであれば、物語が劇的に動く切っ掛けとなる要素、というのは考える。

こんなとこでしょうか。

カテゴリー : その他 スレッド: ベーシックなストーリーだけでは、昨今の読者の感性には魅力が弱いと判断されるのか?

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元記事:小説の視点について

ずっと悩んでいることがあり、皆様の力をお借りしたいです。

私は前々から練っている構想があり、ジャンルが【多種族、ファンタジー戦争】として、今手をつけています。しかし、主人公がちょっと訳ありで、物語での伝えたい主軸となる真相を握ってしまっています。

主人公視点で書きたいのですが、主人公の始まりから書くと真相が開示されてしまい、その後の深掘りが難しくなってしまいます。そして、本編までの道のりがかなり長くなります。しかし、他の人を主人公にすると小説の主軸から外れてしまうという問題を抱えてしまっています。
人々の心情を細かく描写したいので、三人称はなるべく使いたくないです。

この場合、どのような視点で、どう書き始めるのがよりよく設定を活かせるでしょうか?
内容を極力出さないように書いたので、わかりづらいとは思いますが、よろしくお願いします。
質問などしていただければ、可能な限り答えさせていただきますのでよろしくお願いします。

上記の回答(小説の視点についての返信)

投稿者 サタン : 1

ちょっと難しいかなと思う。というのも、ほぼ情報がないまま掲示板で回答するには難しい、という意味だけども。
内容を伏せたいというのは別にかまわないのだけど、情報のあるなしは、つまり無いとどのような場合でも当てはまるだろう汎用的な回答になるので、ピンポイントでの回答例は出せない。

だから、そうだな……スレ主さんが思考の外に置いてるだろうことから触れてみると、
まず「その真相は本当に序盤に書くことは難しいのか?」ということですかね。
例えばミステリに見る倒叙トリックというものは、最初に犯人が判明している状態でトリックもネタバレが最初にあったりします。「刑事コロンボ」や日本では「古畑任三郎」が有名ですね。
スレ主さんは「真相」を物語のクライマックスないし核として考えているから、これが最初に判明するとマズいと思われているのではないかと思う。
でも、例えば何か好きな物語をイメージしてみてください。
その物語を最後まで読んだあと、続きがあるなら読みたいと思わないかな。
全部オチまで知った後だってのに、どうしてその先にまで興味がわくのか。
これは言ってしまえば「オチまで全部知ったからこそ、その先が気になる」わけで、主人公とヒロインが苦難を超えて結ばれたからこそ、それを知ってるからこそ、その後の歩みが気になるというもの。
つまり、「真相を開示」したことで読者の興味はどこへ向かうのか、それを把握できてりゃネタバレなんて何も問題ないし、序盤で出来るならやっちゃっても何も問題ない。
刑事コロンボは、最初に犯人もトリックも判明してるからこそ、犯人がどう逃げようとするか主人公がどう追い詰めるかが面白い物語なわけですね。
「深堀りが難しい」ってのは、真相を開示したことで興味の方向性が変わった事を理解されていないために、もともとの路線の「深堀り」がしにくい、というだけですので、やりかたを変えれば難しくはありません。

次は「真相を伏せて書く」という割とストレートな解決法ですが、ストレートにそのままやったら、ちょっと難しいことになると思う。
だから、簡単な解決法に見えて実はアイディア次第なところが強い。
例えば「真相」を読者に誤認させるようなアイディアがあれば一番良いのだけど、流石にそういうのは内容がわからんとね。
そうだな……これは昔どっかの掲示板にあったショートショートを、うろ覚えで再現してみる感じの例だけども、

 繁華街を歩いていると、警察官に声をかけられた。
「すみません、この写真の男を見かけませんでしたか?」
 ギョッとした。
 特徴的な頬骨。間違いない。高校の頃に私をイジメていたクラスメイトだった。
「見た……と思います」
「本当ですか。それはどこで?」
 やっと見つけた手掛かりとでもいったところだろうか、力んだ声で食いついてきた。
「そこの角の先の、いかがわしいお店が並んでるところです」
「そうですか。本当にこの写真の男でしたか? もう一度見て」
 何度見ても同じだ。
 高校から10年近くたったが忘れるわけもない。自分はイケてると思い込んでる、この顔ったら。
 私はひと目ですぐわかったというのに。
「間違いありません。お店の中に入っていくのを見ました。ほんの数分前だったと思います。すぐ行ったほうがいいですよ」
「……! わかりました、ご協力感謝します!」
 駆け足で路地の奥へと向かう背中に、「◯◯って風俗店ですよー!」と声を掛けておく。
 すっかり姿が見えなくなったところで、私は吹き出した。
「イジメた側って本当に覚えてないのね、佐藤くん。せいぜい恥をかいてくるといいわ」

主人公をイジメてた「佐藤くん」というのは写真の男ではなく警察官のほう、って事なんだけど、その「真相」はこの物語の主軸であって最初から「主人公は知ってる」ことが開示されていて、その体で話は進むんだけど、「警察官」と「写真の男」で読者は誤認しているから、終盤になると意味がわかって、形としては「最初から開示されている事が、後になってわかる」って感じになってる。
まあ、これは叙述トリックってやつだけど、似たようなことをすりゃ、「真相が開示されてる状態」で普通に話を進めることはできる。
とはいえそのためのアイディアが難しいのだけども。

アイディアが思いついたとしても、主人公視点で最初からやるのではなく、本編を考えてちゃんと構成したほうが良い。
けど、「主人公視点で最初から」がそれなりに意味を持つ構成もあるから、やっぱり内容とかコンセプトとかわからんと、って感じ。
「本編」までにちゃんと舞台を整えておこうって形なら良いのだけど、単に「真相の開示」ってそれたぶん設定を語るだけになるから、逆に書き慣れてないと難しい構成だと思う。
やるなら、極力短くコンパクトにまとめて本編開始できるように、例えば何かしら主人公の身に起こった後からスタートで軽く主人公が回想してワンシーンで終わらせたりとか。

「短くする」ってのはけっこう技術が必要で工夫に工夫を重ねてかなきゃ難しいことは出来ないのだけど、現状自分で無理そうに思えるからこそ工夫してみるのが勉強になると思うよ。
Web小説の漫画化って最近多いけど、読み比べると出だしがけっこう違う事多いのよね。
これってのは単純に小説と漫画の表現の違いでもあるんだけど、漫画ではこういうふうに工夫して序盤の展開を圧縮している、とかそういう事例けっこうあるから、そういうのを参考にしてみると良いと思う。

>この場合、どのような視点で、どう書き始めるのがよりよく設定を活かせるでしょうか?
視点は主人公の一人称視点って条件だから、設定や演出でなんとかするしかないけども、その設定を知らんと「よりよく活かす」もなにもないので……
「真相の開示」も読者はともかく主人公も真相を知ることになるのかどうかもわからんので、知らんでも問題ない場合は読者のみ知ってるだけだから、最初に書いた「知ったことでどこに興味が向かうのか」を考えるべきだね。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 小説の視点について

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元記事:相手によって主人公のキャラが変わっている?

 初めて書き込みします、小説初心者のアスパラロボです。読みにくいうえに少し長くなります。
 最近書いている小説なのですが、タイトルの通り、接する相手によって主人公(男子高生)のキャラ(言動など)が変わってしまっている気がします。

 今のところ、主人公以外にはバカな友人(男)、母、妹しか出ていません。それぞれに対する主人公の言動を書いていくので、不自然なところがあればダメ出しやアドバイスなど教えていただけるとありがたいです。
 小説自体がまだ未完のため文をここに載せることはできませんが、なるべく細かく書くのでよろしくお願いします。
 
 バカな友人の前での主人公は、怠ける彼を叱り、勉強を催促するという真面目(悪く言えばお節介)キャラです。元々計画性があり真面目ですが、異様にバカな友人のせいでそれが強調される感じです。いつもそんな友人に呆れながらも、最後まで彼を見切らないという寛容さも持ち合わせています。
 彼のことを若干見下していますが、宿題を手伝ってあげたり、危険な場所に行こうとする彼を必死に止めるなど、友人想いな言動が多いです。

 母・妹の二人の前では、先程の友人のようなバカキャラがいないため真面目さは薄まり、中途半端なお調子者という位置付けになります。
 本人は面白いことを言ったつもりでも相手にされず、いつも冷たくあしらわれてしまいます。学校から仕入れたどうでもいいうんちくをひけらかすなど、少々しつこいです。妖怪ウォッチのウィスパーというキャラクターに少し似ているかもしれません。
 彼女達といると肩身が狭いため、このような行動をしてなんとか自分の位置を保とうとしている節があります。まともなことも言うので毎回無視されるというわけではありませんが、本人はかなり気にしています。

 妹の前では、彼女の機嫌に振り回されがちです。妹の機嫌が悪い時は話しかけても蔑ろにされて落ち込むパターンが多いですが、彼女の機嫌が良い時は兄妹らしく会話したり協力し合ったり、下ネタを言って彼女をからかうこともあります。
 なんやかんやで妹想いですが、お節介なので気持ち悪がられることがしばしばあります。

 だいたいこんな感じです。
 端的に書くと、バカな友人の前では真面目キャラ、母・妹の前では影の薄いかまってちゃん、妹の前では普通のお兄ちゃんですかね。
 真面目、振り回されキャラ、優しい、気遣いができる、少し繊細というところはいちおう一貫して書いているつもりですが、友人の前と家族の前で主人公のキャラ変わってね? と思い、質問させていただきました。
 相手による態度の差ってこんなもんかもしれませんが、アリかナシかなど、皆さんからのご意見お待ちしております。

上記の回答(相手によって主人公のキャラが変わっている?の返信)

投稿者 読むせん : 0

普通、変わるやろ?母親と友達への対応が同レベルとか無いやろ。

難を言うとそれが作中において必要なのか?ですね。

例えば家族を虐殺されるルートの場合、そういう面を家族ごと葬られてゆき、主人公の人間性の喪失や、日常が「かけがえのない」物だった演出になります。

目的が特にない場合、単に共感性羞恥のスイッチを押すだけになるかも。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 相手によって主人公のキャラが変わっている?

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投稿日時:

元記事:創作クラスタのための心理学の参考書

心理学を用いてキャラクターを作りたいと思っています。心理学に完全に従うのではありませんが、虚構を作るのには現実をある程度知っている必要性もあると考えています。
その一環として、心理学を知ろうと思うのですが、何から手をつけたらいいか分かりません。
キャラクターの性格を作るのに最適な心理学書はありますでしょうか。
出典となる統計や論文が十分に記載されたものでお願いします。

上記の回答(創作クラスタのための心理学の参考書の返信)

投稿者 かにさん : 0

「心理学大図鑑」は、心理学の歴史が網羅されているので、全体図をざっと頭に入れることができるのでおすすめです。後は個別に興味を抱いたものを学べばよいかと。

個人的には、キャラクターのメンタリティをリアルに描きたいのなら、以下の概念が重要だと思います。(「コンフォートゾーンの作り方/苫米地英人氏」にまとめられています)
・認知的不協和
・ホメオスタシス
・ゲシュタルト
・ブリーフシステム
・コンフォートゾーン

自我は信念の集まりであり、「~すべきだ」という個々の信念は過去の情動体験によって作られ、日々の習慣(ハビット、アティチュード)に表れる。自我は恒常性によって維持されるため、信念と反する出来事と出会うと認知的不協和が起き、現状の信念と矛盾のないゲシュタルトを構築しようとする。(例えば、自分のことを「女性だ」と思っている男性が、「お前男だろ」と指摘されるとモヤっとして、身体を本当に女性に変えようとするモチベーションが生まれる=「自分は女性だ」というゲシュタルトを維持しようとする)

というのが、人間の行動の中枢メカニズムであると考えると、人間らしいキャラが作れると思います。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 創作クラスタのための心理学の参考書

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