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長巻 守宮さんの返信一覧。最新の投稿順2ページ目

元記事:和風ファンタジーで守るべき事の返信

 ドラコンと申します。ご質問につき、私見を申し上げます。

 私が和風ファンタジーを書くとすると、以下の点に気を配りますね。

 ・カタカタ語を出すと興醒めな世界観では、カタカナ語を使わない。やむを得ず使う場合は、漢字で書いてカタカナでルビを振る。

 ・地名や人名に「和語(漢字の訓読み)」を使う。特に女性名は、「さくら」など「ひらがな」を使う。男性名、特に武士なら百官名(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BE%E5%AE%98%E5%90%8D)を意識する。その国・時代っぽい名前は大事。

 ・想定する時代の社会制度(特に官制)を調べる。徳川幕府の職制でもよいが、戦国時代が想定なら、室町幕府や戦国大名の職制を押さえておく。役職を「〇〇奉行」にすると、武家政権らしくなる。

 ・想定する時代の食文化を調べる。特に、戦国時代想定なら、その時代の象徴である茶の湯を出す。

上記の回答(和風ファンタジーで守るべき事の返信の返信)

スレ主 長巻 守宮 : 0 投稿日時:

沢山の具体的な助言ありがとうございます!

大変参考になりました!

お言葉を胸にプロット製作に励みたいと思います。

カテゴリー : 著作権・オリジナリティ スレッド: 和風ファンタジーで守るべき事

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元記事:和風ファンタジーで守るべき事の返信

こういうのは作者個人の工夫なので、これから書くことはあくまで「私ならこういうところを重視するかな」という意味でしかありませんが、
まず、西洋ファンタジーの場合特に気にせずとも読者は「それが異世界のファンタジーである」と認識できますが、東洋の中でも中華はともかく和風となると、初見で「時代モノかな? 江戸? 戦国?」となるかなと思います。
つまり「時代物」と「和風ファンタジー」とで差別化が必要ではないかなと。
呪術や妖怪が出てくるとしても、江戸や戦国を舞台にしたファンタジーも山程ありますから、そもそも「戦国時代を舞台にしたファンタジー」なのか「中世の日本っぽい異世界」なのか、正直質問内容からはわからないのでそれをハッキリさせたほうが良いかと思います。
いえね、「戦国時代風の異世界ハイファンタジー」とあるしそれなら異世界なんだから後者だと思うんだけど、質問には「どこまで再現すればよいか?」と書いてある。戦国時代に似せるならそりゃ前者で戦国時代を舞台にしたファンタジーでしょう。
どっちにしたいのか、よくわからない感じがあります。

「戦国時代っぽさ」は、正直ラノベでは難しいかなと思う。
言葉遣いからしてけっこう違うでしょ。
例えば有名なところで江戸時代の廓言葉(「あちき」「わっち」など女郎の言葉)ですが、吉原を出しておきながら廓言葉を使わないキャラがいたら「吉原っぽくない」でしょ。
でも一方で、そんなに「っぽさ」を出していったらラノベとして受け入れられるキャラにはならないんじゃないかな、とも思う。
一人二人が特徴的な喋り方をするなら個性になるけど……
幕末なら坂本龍馬の土佐弁が有名だけど、標準語を決める前の事だから現代以上に方言もキツいんだよね。それが「土佐っぽさ」「昔の日本の地方の人っぽさ」になるから、そういうのラノベで出してくのは厳しい。
セリフに直に関わってくるから、ぶっちゃけ雰囲気は出るけど読みにくいしね。

となると。
「戦国時代っぽさ」はそれほど気にしなくてもいいと思う。
妖怪が主役なら「人の里では風呂屋は混浴なのが普通らしいぞ」とか「人とすれ違うときは、必ず左に避けるらしい。右に避けると鞘が当たって喧嘩になるんだそうだ」とか、古い日本での豆知識を書いてくくらいでいいんじゃないでしょうか。
「っぽさ」は感性の問題だから、「鯉口を鳴らして挑発する」とか、当時の風習や俗習なんかを知らないと、「こういうことを書けばいい」とは一概に言えないかなと。
ならいっそ、「設定上戦国時代というだけの、ファンタジー」としてしまったほうが楽だし、物語としても楽しめる形になると思う。
「設定上戦国時代」なだけで、そんなに「戦国時代っぽさ」を出す必要はないんじゃないかな?
戦国時代のラノベで思い浮かぶのは「織田信奈の野望」だけど、あれも「っぽさ」はないよね。
あくまで「戦国時代をモチーフにしたラノベ」というだけで、設定上戦国時代が舞台になってるだけかと思う。
というか、主役は妖怪たちなんだし、「戦国時代っぽさ」よりも「妖怪たちの社会っぽさ」を重視すべきでは。

上記の回答(和風ファンタジーで守るべき事の返信の返信)

スレ主 長巻 守宮 : 3 人気回答! 投稿日時:

 いやはやお恥ずかしい限りです。
 自分ではこれで伝わるとは思ったのですが、解りづらい質問を投稿してしまったようで、申し訳ありません。

 本題に入りますが、現在考案している大まかなストーリーは、戦国乱世の世の中で、人間にも天下にも興味のない主人公とその仲間の人外が、看過出来ない、放っておけば自分達にも被害が及びかねない陰謀の末端に遭遇、ほぼ巻き込まれる形で関わっていく、という物なので、ご指摘の通り戦国時代の世の中っぽさは僅かで良いのかもしれません。

 加えて、この作品の舞台は私たち現実の人間が住んでいる日本の昔の時代の暮らしに似ており、体制や役職等も類似しているが、発生する出来事は異なり、現実では架空とされている存在、例えば妖怪とされていた一部の存在人間以外の種族として生きている世界。

 なので、主人公達が戦や大名に接触する時は戦国時代らしさを表す必要があるかもしれませんが、それ以外は世と距離を置く主人公達に重点を置くべきなのかもしれません。

 プロット製作をしつつ、もっと考察を深めたいと思います。

カテゴリー : 著作権・オリジナリティ スレッド: 和風ファンタジーで守るべき事

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元記事:和風ファンタジーで守るべき事の返信の返信

 いやはやお恥ずかしい限りです。
 自分ではこれで伝わるとは思ったのですが、解りづらい質問を投稿してしまったようで、申し訳ありません。

 本題に入りますが、現在考案している大まかなストーリーは、戦国乱世の世の中で、人間にも天下にも興味のない主人公とその仲間の人外が、看過出来ない、放っておけば自分達にも被害が及びかねない陰謀の末端に遭遇、ほぼ巻き込まれる形で関わっていく、という物なので、ご指摘の通り戦国時代の世の中っぽさは僅かで良いのかもしれません。

 加えて、この作品の舞台は私たち現実の人間が住んでいる日本の昔の時代の暮らしに似ており、体制や役職等も類似しているが、発生する出来事は異なり、現実では架空とされている存在、例えば妖怪とされていた一部の存在人間以外の種族として生きている世界。

 なので、主人公達が戦や大名に接触する時は戦国時代らしさを表す必要があるかもしれませんが、それ以外は世と距離を置く主人公達に重点を置くべきなのかもしれません。

 プロット製作をしつつ、もっと考察を深めたいと思います。

上記の回答(和風ファンタジーで守るべき事の返信の返信の返信)

スレ主 長巻 守宮 : 0 投稿日時:

追加ですが、主人公達は殆ど人里には下りず、森の中等で暮らしています。

稀に訳あって集落を訪ねたりしますが、都等の人の多い所にはあまり行きません。

 偶然合戦後の戦場を目にしたり、戦の真っ只中に遭遇してしまったりします。

 が、歴史や世の中が動く大事が起きたとしても、

顔馴染み「おい、○○、○○家が負けて、当主が討ち取られたそうだぞ」
主人公「ほぉ……で?」

と、世相に詳しい馴染みに聞かされ、聞き流す、ぐらいな感じです。

物語が動き始めたらこの通りではありませんが……。

カテゴリー : 著作権・オリジナリティ スレッド: 和風ファンタジーで守るべき事

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元記事:和風ファンタジーで守るべき事の返信の返信の返信の返信

戦国時代もしくは室町時代あたりだと、古典で言えば「太平記」あたりをどの程度信用するかってところですかね……
「南総里見八犬伝」は舞台は室町時代だけど成立は江戸時代だしー、滝沢馬琴がんばって時代考証してるけどそれでも江戸時代の文化が混ざっちゃったりしてるしねー……いちばん忠実にコミカライズしている碧也ぴんくがけっこう悩んでたよ。この時代鉄砲ないじゃんとか。髪型が違うからかんざし差せないじゃんとか。そういうわけで頑張り過ぎればどこまでも。ゆるーくいけばそれもどこまでも。

ただ、古事記とかの日本神話時代になるとまた結構違う問題に悩まされますぜ……私がなぜか気にしやすいのは「万葉仮名」なんだけど。これあんまり万葉仮名っぽくない名前じゃんてのもけっこう多いし、そこまで気にしてたらやっていけないからやっぱりこれも気にし過ぎないほうがいい気がしているし。でも、山奥に籠ってる連中だと、たまに万葉仮名の名前の奴がいてもそれらしいかもとかいう気がしている。

源氏物語だって「空蝉」とか「夕霧」とか明らかにこの時代の名前の付け方じゃねーだろって感じだけど、それでも風情があっていいと思ったりもするわけですよ。基本的にあの時代って本名伏せまくるもんだけどさ。

古事記時代まで遡ると荻原規子の「勾玉三部作」、氷室冴子の「銀の海 金の大地」あたりが有名だけど。
突き抜けたアレンジと言えばやはり戦国BASARAでは……でもあれもけっこう調べてあるもんねえ。
上杉謙信女性説が成り立つように、声優女性だし。セリフも全部ひらがなだし。

妖怪ものの路線にもよるけど、基本的に妖怪って平安時代や江戸時代みたいに平和が長く続いた時代に産み出されてることが多いんだよねえ。江戸時代の妖怪をどこまで出したいのか(もちろん時代を無視して無理矢理入れ込むことは可能だ)、とかも判断基準になると思うので鳥山石燕の「画図百鬼夜行」もいちおうチェックしといたら?

ということで、資料はいくらでもあります。頑張ってくださいねー。

上記の回答(和風ファンタジーで守るべき事の返信の返信の返信の返信の返信)

スレ主 長巻 守宮 : 0 投稿日時:

アドバイス頂き、ありがとうございます。
まだ、和風ファンタジーにしよう! と決めたばかりで、これから色々と固めていくつもりなので、色々目を通していきたいと思います。

現実、戦国時代風の異世界と銘打ってはいますが、多分ほんとの戦国、室町とは全然違う世界になると思います……(汗)

主に主人公始め主要人物の名前とか……。

カテゴリー : 著作権・オリジナリティ スレッド: 和風ファンタジーで守るべき事

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元記事:リンク先訂正

 ドラコンです。先の投稿のリンク先が上手く開けないので、訂正します。

「ウキペディア」の「百官名」
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BE%E5%AE%98%E5%90%8D

 長巻さんの世界観は、追記を拝読する限り、NHKアニメ『忍たま乱太郎』や原作漫画『落第忍者乱太郎』のイメージに近いようにも感じましたが、いかがですか。また、物語のご構想上、「戦国時代っぽさ」を出すのであれば、室町幕府や戦国大名の役職も必要でしょうが、それ以上に村の自治組織の役職が重要と拝察しました。

「ウキペディア」の「惣村」
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%83%A3%E6%9D%91

 上記、ご参考までに申し上げます。

上記の回答(リンク先訂正の返信)

スレ主 長巻 守宮 : 0 投稿日時:

 重ねての助言ありがとうございます!

〈 「戦国時代っぽさ」を出すのであれば、室町幕府や戦国大名の役職も必要でしょうが、それ以上に村の自治組織の役職が重要と拝察しました。

 的確なご指摘ありがとうございます! 参考に致します!

〈 長巻さんの世界観は、追記を拝読する限り、NHKアニメ『忍たま乱太郎』や原作漫画『落第忍者乱太郎』のイメージに近いようにも感じましたが、いかがですか。

乱太郎ですか……。
子供の頃はよく見てました。
ただ、私は乱太郎みたいな愉快な作風はやや不得手な所があります。
どうしても難しく考えたり、重くしてしまいがちです。
シリアス多めで行こうと思ってはいますが、確かに私の想像する戦国風異世界ってあんな感じなのかもしれませんね。

カテゴリー : 著作権・オリジナリティ スレッド: 和風ファンタジーで守るべき事

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元記事:スポーツ描写の仕方

今度、スポーツ小説を書こうと考えているのですが、動きや駆け引きの描写をどうすればいいのか分かりません。

文章映えするスポーツ描写を書くには、何をすればいいでしょうか?

上記の回答(スポーツ描写の仕方の返信)

投稿者 読むせん : 0

読んだこと無いねんけど、将棋ラノベが相当参考になるん違うかな?

スポーツとかでも要は【何が見せ場になるか?】なんやろ?バトルものとかでも、ゲーム物でも見せ場が無いと楽しみにくいやん。
ゲーム・プレイヤーは駆け引きが楽しいかもやけど、【ゲーム観戦者】は何が楽しくて観戦しているのか?なにを知っていたら楽しめるのか?を認識してみる必要があると思う。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: スポーツ描写の仕方

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投稿日時:

元記事:中途半端にとったセミプロとしての生活に意義はあるのでしょうか。

 私は現在、キンドルに電子書籍を5000文字ずつ出し、本命のライトノベルを書くための筆力を得るための修行に励んでいます。売り上げはぼちぼちです。
 しかし、新人賞に応募せず、なろうやカクヨムでも書かずに果たして自分の目的に近づけるのかというのが心配です。世の中の流行を掴んで追う能力はある程度必要だし自分なりのアレンジを加えているとはいえ、もしかしたら無駄ではないのか? というのが心配です。
 あと、処女作や今書いている作品で躓いたら、本命の作品のジャマにならないか心配です。

上記の回答(中途半端にとったセミプロとしての生活に意義はあるのでしょうか。の返信)

投稿者 サタン : 2

作家にとって作品とは、自分のアピールになるモノで自分の証明(身分証・履歴書)になるもので、その数が多ければ多いほど良い。
自分にとって苦手なモノに挑戦するのも良いけど、世に出る前なら得意なものだけをひたすら頑張ったほうがいい。
「こういうのも書けるんだ」と思われたくて急に真面目なの書いたりすると、それこそ邪魔になりかねない。
何が書ける人なのか、何を書きたい人なのかわかりにくくなる。
端的に、「こういうのが書ける人なんだ」と思われたほうが良い。
貴方の今の活動はすなわち、作家としての名刺を作っている、という状態。
無駄なわけないでしょ。

でも確かに、キンドルのみの活動というのは「その名刺を受け取ってくれる人が少ない」と言えるので、活動の場はもっと広げたほうがいいかもね。

カテゴリー : その他 スレッド: 中途半端にとったセミプロとしての生活に意義はあるのでしょうか。

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投稿日時:

元記事:情景描写の鍛え方

ただいま、人生で2作目の小説に挑戦しようと思っています。
今回は、情景や感覚の描写に力を入れたいと思っているのですがどうすればいいのかわかりません。

例えば、この色が綺麗だとか匂いや肌触りがどうだとかいう書き方は、何を意識してすればいいのでしょうか?よろしくお願いします。

上記の回答(情景描写の鍛え方の返信)

投稿者 手塚満 : 3 人気回答!

遠景から近景、目の前のもの等の(動く)絵を説明しても、単にそれだけですよね。状況は分かるけれど、読者の気持ちを動かしたりすることは、普通はできません。目の前で誰かが死んでいる、みたいなショッキングな場面なら(ある程度は)可能ですけど、そんなシーンばかり描くというのも話作りが難しくなってきます。

情景は光景+気持ちの動きと(辞書的に)考えるとしまして、誰の気持ちが動くのかということがあります。小説である以上、読者の気持ちを動かす必要があります。その読者はどうして、どういうときに気持ちが動くのかといえば、主に感情移入しているキャラの気持ちが動くときですよね。普通は主人公です。

気持ちを込めやすい、気持ちを描きやすいのは一人称でしょう。地の文でも主人公が喋っているわけですので、どう思ったり感じたりしたかをダイレクトに描きやすい。ですが、得てして主人公の自分語りに陥ってしまいます。

自分語りでも主人公の気持ちは描けています。ですが、それだけです。読者が同調しにくい。主人公が「俺は本当に腹が立った」と地の文で感情吐露しても、読者は「なんか主人公が怒ってるな」くらいにしか受け取らない。

言われた通りに解釈しても面白くないからですね。主人公の気持ちを察したと読者が感じたら、満足できて納得もしやすいのです。だから主人公の気持ちを間接的に描くと効果を上げやすい。情景を描く大事さが言われるのは、その間接的な表現が可能だからというのが、理由の1つです。

例えば、主人公が非常に寒い朝、学校へ向かうとする。普通の投稿ですから劇的な事件とかではない。問題は寒い(もしかしたらまだ眠くもある)ということなんですが、主人公が台詞や地の文で「寒い」「嫌だ」とか言っていても、実感はわきにくいでしょう。

そこで、「主人公が、通学路の自販機からホットの缶コーヒーを買う」というシーンを入れたりします。指がかじかんでいるし、震えているし、手袋もしているので、なかなか財布からコインが取り出せない。いったん、手に「はあー」と息を掛けたりして、ようやく暖かい缶コーヒーを買い、それで手をあっためてから開けて飲み、ほーっと一息つく。みたいな感じですね。

主人公が一言も「寒い」とも「暖かい」とも言わず、しかしどちらも読者が察することができるように表現するわけです。それが光景ではない情景の描き方の1つです。

大事なのは、主人公の周りに何があるか、周りがどういう状況かではないわけです。周りにあるものや状況で、どう主人公が感じているか、思っているかを暗示するのが大事なわけです。そうすると、後は読者が察します。繰り返しますが、間接的なことから主人公を察すると面白く感じやすいのです。

別の事例も考えてみます。実際に読んだアマチュア作品(一人称)で上手いなと思ったものです。主人公とヒロイン、さらに2人の子だと主張する幼児が登場します(実は未来から来ている)。話が進むにつれ、地の文で幼児について描写する割合が増えていっていました。

一人称ですから主人公が選んで述べているのは自明です。となると、主人公が次第に幼児を可愛く思えてきていることが伝わってきます。これも心情を情景で描く手の1つだと思います。地の文の語り手が選んで書くことが、地の文の語り手の興味対象というわけですね。

ですので、主人公の目に映るものをどう正確に(客観的に)描くかに心を砕くべきではありません。主人公の気持ちから、主人公が何に注目するかを考えて、描写すればいいです。言い換えれば、状況を俯瞰的、正確、均等に描くのは避け、主人公の目になって描けば効果的な情景描写にしやすいということです。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 情景描写の鍛え方

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