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元記事:批評お願いします

https://osakijunretsu.fanbox.cc/posts/7829152
8話目ですが、批評お願いします。
どんな評価でも覚悟しております

上記の回答(批評お願いしますの返信)

スレ主 まとら魔術 : 1 投稿日時:

 実は漫画家も目指しておりましたが、小説より大変だと感じてやめました

カテゴリー : 小説の批評依頼 スレッド: 批評お願いします

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元記事:好きなorおすすめの映画はなんですか?の返信

こんにちは。
映画は学生時代によく見ていましたが、最近はめっきり見なくなってしまいました。

印象に残っているのは伊坂幸太郎さん原作の『死神の精度』ですね。
登場人物たちの人生がさり気なくつながっているのが好きでした。『ガッツリ』じゃなくて『さり気なく』な所がイイのです。

あとは海外ドラマになるのですが、『ドールハウス』は設定がドストライクでした。
色んな人間のパーソナルデータ(性格とか人生とか)を収集して、依頼によってドール(人間)にインストールして貸し出す人材派遣業の物語だったような気がします。母が見ていたのを飛び飛びで見ていたから、ちょっと記憶が朧げですが、バディものでミステリーだったと思います。機会があったらもう一回見たい。

漫画やゲームだと『宝石の国』と『ペルソナシリーズ』ですね。
『宝石の国』は「明らかにバッドエンドへ進んでいるのに先が気になって仕方ない」って感じです。読む際は『誰にも感情移入しないこと』をオススメします。本当に。
『ペルソナシリーズ』は思春期の心の揺れ動きとかがリアルで、心理描写の参考にしています。

ほとんど映画の話じゃなくて申し訳ありません……。他の方が挙げられているのも、今度見てみようかなと思います。

上記の回答(好きなorおすすめの映画はなんですか?の返信の返信)

スレ主 カイト : 1 投稿日時:

さそりさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
大人になると、映画とか時間のかかるものあまり観られなくなりますよね。最近15分の朝ドラがちょうど良くなっている自分に気づいてガッカリしました。

『死神の精度』、観たことはないのですが、オムニバス形式ということでしょうか? 私も好きです、オムニバス。あれいいですよね、繋がりを見つけたときの喜びというか。
『宝石の国』は、途中で挫折してしまいました。なんか追いかけるのが辛くなってしまって……でも、バッドエンドを見届けたい気持ちもすごくまかります。完結したし、一気読みしてみようかな。この作者さん、短編集はすごく好きなんですよね。

ところで、『ヨスガ』すごく楽しみにしています。長い物語を描き続けられるのは尊敬です。こんなところでなんですか、応援してます!(勝手に略してすみません)

カテゴリー : その他 スレッド: 好きなorおすすめの映画はなんですか?

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元記事:好きなorおすすめの映画はなんですか?の返信の返信の返信

毒を飲まずにはいられない時に見ると救われる気がする話って感じ。
好きなの・・・『夜のとばりの物語』かな~?内容は無いようって感じの予告動画そのまんまみたいな、陳腐なショートフィルム作品。胃に優しいお粥のようにじわーっと染みるから、なんか気力が足りない時にボーっと観ます(笑)

上記の回答(好きなorおすすめの映画はなんですか?の返信の返信の返信の返信)

スレ主 カイト : 0 投稿日時:

毒を飲みたくなる気持ちになるとき、ありますよね。自分大事にしたくないとき。なにもかも自堕落に済ませたくなるというか……

一方、お粥のように沁みる映画というのもわかります。私にとっては、映画じゃないけどNHKの『世界ふれあい街歩き』がそれですね。ぼーっと観て、ちょっと心が豊かになる感じ。疲れてるときにたまたま放送されてると救われた気持ちになります、

カテゴリー : その他 スレッド: 好きなorおすすめの映画はなんですか?

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元記事:好きなorおすすめの映画はなんですか?

こんにちは、カイトと申します。

真面目な質問をされている方達に混じり恐縮ですが、タイトルの通り雑談がしたくて参りました。最近仕事が殺伐としており、疲れ気味なのかもしれません。

『好きなorおすすめの映画はなんですか? できたらその理由も!』

以下、私のおすすめ。

『ハムナプトラ』シリーズ
疲れたときに観て元気をもらう作品。なにも考えず楽しめる、「あー面白かった、よっしゃ次行こ」みたいな感じ。特に2はそんな感じ。
古代エジプト特集となると必ずサントラが流れるので、観たことない人でも「あ、この曲聞いたことある」と思うこと請け合い。

『アマデウス』
主人公のサリエリに感情移入しすぎてしまい辛いんだけど、大好きな作品。
ラストシーンが圧巻すぎて、そこだけ10回以上は観てる。このシーンをなんとか文章に起こしたいんだけど、その度に「これまでの作品の流れがあってこそのラストの感動」だということを痛感させられる。

『死に花』
今までで一番号泣した作品。「最後の一花」がこんなに切ないものだとは……。基本的には痛快コメディなので、ワクワク楽しめる作品です。

『戦場のピアニスト』
とにかく主演のエイドリアン・ブロディが好きで好きで。彼のあの下がり眉を観るためにレンタルビデオ屋(当時まだDVDじゃなかった)に通い詰めた思い出。
俳優の好き嫌い関係なく、もちろん名作です。

他にも色々ありますが、長くなるのでこの辺で。
皆さんの推しを教えてくださると嬉しいです。

「こっちは創作論で真面目に悩んでんのに!」と不快に思われたらごめんなさい。荒らしのつもりはないですが、どうかスルーしてくださいね。

上記の回答(好きなorおすすめの映画はなんですか?の返信)

投稿者 さそり : 1 投稿日時:

こんにちは。
映画は学生時代によく見ていましたが、最近はめっきり見なくなってしまいました。

印象に残っているのは伊坂幸太郎さん原作の『死神の精度』ですね。
登場人物たちの人生がさり気なくつながっているのが好きでした。『ガッツリ』じゃなくて『さり気なく』な所がイイのです。

あとは海外ドラマになるのですが、『ドールハウス』は設定がドストライクでした。
色んな人間のパーソナルデータ(性格とか人生とか)を収集して、依頼によってドール(人間)にインストールして貸し出す人材派遣業の物語だったような気がします。母が見ていたのを飛び飛びで見ていたから、ちょっと記憶が朧げですが、バディものでミステリーだったと思います。機会があったらもう一回見たい。

漫画やゲームだと『宝石の国』と『ペルソナシリーズ』ですね。
『宝石の国』は「明らかにバッドエンドへ進んでいるのに先が気になって仕方ない」って感じです。読む際は『誰にも感情移入しないこと』をオススメします。本当に。
『ペルソナシリーズ』は思春期の心の揺れ動きとかがリアルで、心理描写の参考にしています。

ほとんど映画の話じゃなくて申し訳ありません……。他の方が挙げられているのも、今度見てみようかなと思います。

カテゴリー : その他 スレッド: 好きなorおすすめの映画はなんですか?

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元記事:問題点二つ。プロローグ前のモノローグと視点による文章の温度差

GA文庫の新人賞に応募する作品で、
プロローグは、家族と思っていた村人全員が消えたり、母親が死んだりと少女が泣き叫ぶところで終わっての
第一章では、明るくてわんこっぽい主人公ときざな親友が村の調査をすることを頼まれるんですけど、
プロローグと第一章の温度差が凄いことになっているんです。
まずプロローグは、命が終わるシーンがあるから
一人称視点で心理描写をしっかりと書き込んでいるます。そのせいでシリアスです
次に第一章は視点を三人称視点に変更してます。
主人公とその親友にあたるキャラクターの会話が軽快に話したりしてコミカルです
プロット全体を見れば、魔獣の一撃を食らって親友が瀕死になったり、魔女狩りが起きそうになったり、助けに来た衛兵の首が吹っ飛んだりと内容はかなり重たいはずなんですけど、
この二つだけを読んでいるとプロローグが凄く軽く思えるんです
ネットで知った話だと、30枚までに読みたいと思わせないと第一次では落ちるって聞いて
不安になっています。
それで質問の一つ目は、
プロローグのシリアスムードのまま、第一章の主人公の心理描写をすこしだけ重たくして内容をそのままにするか。
温度差を気にしないで、シリアスのあとのコミカルにして読み味を軽くすればいいのか
どっちにすればいいのでしょうか。

次に、これは無い方がよさそうかなと思っているんですけど
プロローグの前に世界観の説明というか価値観のようなものをモノローグ的に入れてます。
このモノローグを入れておけば、プロローグで起きることの動機をなんとなく理解できるかなと思っていたんですけど、このモノローグを読んだ後の作品全体だと、主人公の行動理由である、人の命は平等ではないからこそ人を助けて幸せにする。という動機がかなり弱くなるんですよね。
それで、二つ目の質問なんですけど
プロローグ前にモノローグを入れた方が良いのか。
モノローグを外して、別の場面で描写したほうがいいのか。
どのような方法を選んだらいいのでしょうか。
まだ小説執筆しはじめた期間が短くて、わからないことだらけなので教えていただければ幸いです

上記の回答(問題点二つ。プロローグ前のモノローグと視点による文章の温度差の返信)

投稿者 奥 義 得 人 素人 : 1 投稿日時:

そういう時の一つの一つの方法はプロローグと第一章がかかわりのあるよう見せればいいとですよ
軽く見える一つの理由はその重いプロローグとの落差もありますがもう一つは関係性が薄く見えるため軽く見えることがあります
いくらプロローグと第一章に温度差があろうとそれがかかわりが深いと思えればまた見方は違ってくる
例えばプロローグでヒロインが盛大に死んだとして第一章がそのヒロインの学園ラブコメメインならヒロインがそうなるとわかりきっているのて軽いノリの内容でも死という未来が確定している以上あまり軽くはならない
それと同じでプロローグと第一章の落差と温度差が気になるなら第一章でプロローグでひどい目に合う人たちを重点的に描くだけでも重いプロローグに繋がると読者の誰しもに伝わるのていくらかるい内容に見えてもその重いプロローグへの布石となるので多少はましになると思いますよ
そこにプロローグに登場しないキャラかその関係者を入れると読者はひどい目に合うか予告していないキャラが出ためひどい目に合うという前提では見てくれない可能性があります
しかしプロローグに登場したキャラと巻き込まれると予想できる関係者なら読者はそのプロローグのひどい目にあうありきで見てもらえる
つまりそのプロローグに繋がりひどい目に合う予告してからのひどい目に合う複線回収という面白さも生まれるし
如何にもそれから何かありそうな重要イベントの主役たるプロローグのキャラを一章で登場させ重点的に描くことでさらに期待できるようにもできる
あっさり登場させて大して描写もせずプロローグにつなげても描写不足で感情移入もたいしてできずひどい目にあっても重みは薄くなる
例えば村のそこそこ親しい隣の家のお姉さんと隣の家に住む幼いころより仲のいい幼馴染の女の子
どちらが死んだら意味合いが大きいか言うまでもない
そんな感じにプロローグでひどい目に合う人の付加価値の有無でもプロローグに繋がったときの読者の感情も違ってくる
要は死ぬなら死ぬでひどい目に合うなら会うでその意味が大きくなるように第一章で描けばいいのです
すでにプロローグでひどい目に合う予告は済ませているので後はその意味合いを大きくしてそのひどい目に合う予告複線を刈り取ったとき大きくなるように下準備しておけばいいのです
そのため必要なのは重いプロローグに出ない関係の薄いキャラは第一章にできるだげ登場させないことです
そうすることで作品内の無駄が省け面白さを詰め込めるし第一章でてできたキャラがひどい目に合うと予告してからそれを段々と明かす物語としての面白さも加えられます
最初に何が起きるかプロローグで予告して回収するわかりやすい複線の一つです
まあこんなのは方法の一つですが

カテゴリー : ストーリー スレッド: 問題点二つ。プロローグ前のモノローグと視点による文章の温度差

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元記事:新人賞に出すつもりの作品のキャラクター数が多すぎる

こんにちは。らっこと申します。
みなさまの過去の回答を拝見していたところ、一巻あたりのキャラクター登場数は五人あたりが適当というご意見が多かったように思います。

今書いている小説で、舞台設定のせいで必然的にキャラクター数が増えてしまい困っております。

例えばの話ですが、アイドルグループが四つあり、それぞれのセンターがメインキャラクターとなる話があるとします。それらのグループが一堂に会したところで殺人事件が起き、犯人探しが始まるとします。そうすると、グループのメンバーが全員名有りキャラとして登場しなければ不自然です。

しかし適度な設定はそれぞれのキャラにあっても、焦点を当ててプロットに組み込んでいるのはメインの数人だけです。
商業作家の新人賞を受賞したラノベを参考にすると、やはり名ありキャラクターでさえ十人以下というのがほとんどだと思います。

こういった場合、みなさまならどうやって読者側の混乱を防ぐのか、アドバイスをいただけると助かります。

上記の回答(新人賞に出すつもりの作品のキャラクター数が多すぎるの返信)

投稿者 手塚満 : 0

ご質問文中で気になるのが、

> そうすると、グループのメンバーが全員名有りキャラとして登場しなければ不自然です。

の一文です。「読者側の混乱を防ぐ」ということは意識していらっしゃるものの、もしかして作者の視点と読者の視点の取り違えがわずかにあるんじゃないかという気がします。以下、そういう観点で申し上げてみますが、大ハズレの可能性も大ですので(なにせ読者側を意識されているので)、違うとお思いになられましたら、スルーなさってください。
1.作者が考えるべきこと

まず作者側の観点から。

・各グループ全員の名前は設定されていなければならない。
・各グループ全員の外見的特徴も設定されていなければならない。
・各グループ全員の性格も設定されていなければならない。
・各グループ全員の経歴も設定されていなければならない。
・各グループ各員について、他のキャラとの関係性(最低でも仲がいい/悪い/普通)が設定されていなければならない。
・各グループ全員について、描写されていないときの行動・言動を想定しておかなかればならない。
・それ以外にもいるはずのモブキャラ(全く登場しないけど、道行く人々、バス停で待つ人々等々)の行動・言動が想定されていなければならない。

列挙しきれませんが、おおまかにはこんな感じだと思います。これくらいの想定、設定はしておかないと、細部で矛盾が出てリアリティを損なう、ストーリー進行が無理矢理になる等の弊害が出る恐れが高くなります。

2.登場しないが存在するキャラは制御できない

登場もしない人物を考慮しておくなんて、おかしいと思われるかもしれません。ですが、例えば次のようなケースが考えられます。

「あるキャラが都心の駅で飛び込み自殺をした。そのキャラが自殺かどうか、現場を目撃していない他のキャラには分からず、そこが話の焦点となる。」

これは単純にやるとあり得ない状況設定になります。まず電車の運転士が見ています。事故処理もされます。都心の駅なら電車待ちの乗客もいるはずです。目撃するでしょうし、事故処理でダイヤの乱れも起こります。今はスマホとネットは当たり前で、下手すると写真、動画付きでSNSなどに即座に流されます。そうでなくても、警察も一応は調べますし(他殺かどうかは重要)、警察発表も少なくともマスコミにはあるでしょう。

自殺キャラの死の謎が上手く設定できたりすると、つい常識的に考えて起こり得ることを忘れがちになります。描写しているキャラだけ考えていると、そういう抜けが生じるわけです。回避するには、他人に知られなくて当然な特殊な状況を設定するのが普通でしょうか。もしくは、描写されるキャラが極めて目を引く、話運びがスピーディ等で状況のおかしさを気づかせない。

3.新海誠監督は上手い

うまくごまかせている例では、アニメ「君の名は。」を挙げたいと思います。個人的には好きな作品ではありません(新海誠作品はおおむね同様)。が、大変な人気、ヒットですし、一部から指摘されたのは劇場公開版で彗星の軌道がおかしかったことくらい(劇中のTVニュースなので、劇中の局の間違いといえなくもない)。

ですが、大嘘もあります。1つの村を全壊させ、死傷者多数の隕石落下があって、3年後に主人公含め、大多数の人が忘れているか、気にもしていないらしいことです。現実であれが起こったと想像すると、ちょっとあり得ない状況です。現実に隕石落下で大被害が出るんだ、滅んだ村は○○だ、今後の観測・落下予想・防止・避難はどうするんだ、となっているはずです。

フィクションにおいても同様です。描いていないキャラは制御不能です。当然ですよね、書いてないんですから。読者/観客が「こうなるはず」と想像し、作者は介入できません。ですが「君の名は。」では、主人公の男女の目まぐるしい入れ替わり、次第かつ急速に深まる交流、3年前の危機回避等で、うまく覆い隠して気にならなくさせています。観客がどこに注目するか、うまく誘導しているわけですね。

ですが、登場しないモブキャラの自然な動きを妨げるには、「君の名は。」レベルの巧妙さが必要とされるわけです。新海誠監督は劇場版初作の「ほしのこえ」でも、例えば「なんで携帯メールが宇宙まで届くの?」という点をうまくごまかしています。観客が観たくなるポイントを、主人公男女の交流に上手に持っていっている。たぶん、そういう操作が上手い方なんだと思います。

しかしめったにできることではない、あるいは特殊な才能が必要です。やはり、描かれていないその他多数はよくある行動をすると想定して、話作りをする必要があります。ですから、上記のような数多のことを考えておかねばならないわけです。書いてあることだけの整合性だけではいけません。くどいうようですが、言葉を変えて申しますと、作者が全世界の全状況を把握していないと、矛盾、無理矢理が起こります。結果、読者は失望します。

4.読者は楽して楽しみたい

一方、読者はどうか。楽して読めてきっちり分かりたい、文章にささっと目を走らせて面白がりたい等々ですよね。苦労して読み解くとか、キャラ名や設定を暗記するとかはやりたくない。少なくとも、作品や作者のコアなファンになってないうちは、楽して楽しませろ、でも読み終えたら忘れちゃうよ、です。

多数のキャラにいちいち名前出されたら、読んでいられません。楽したいのが本音の読者とて、内容を理解しないことには面白がれないことくらいは分かる。だから、出てきた名前(や固有名詞、設定等)は覚えておこうとします。だけど主要キャラ以外には名前が必要ではなかった。するとガッカリします。覚えた努力が無駄、徒労だったと知るからです。読者としては、だったらモブと分かるように書いといてくれよ、になります。

創作で楽しいポイントと、鑑賞で楽しいポイントは重なってはいません。作者はキャラ作りや設定作りは楽しいのが普通です。だから、せっかく考えたことは、全部書いておきたくなる。ですが、読者としては迷惑です。作者が何に面白がったか知りたいわけではないですから。読んで面白いものを見せて欲しいわけです。作者の努力なんか知ったことではありません。

ですので、作者が物語について考えた全容のうち、ストーリー理解に必要な最低限のことだけをチョイスして書く必要があるわけです。100考えたうちから1だけ選ぶ、みたいなことですね。

5.(結論)膨大に設定して必要最低限に書くべき

名前に戻って申せば、各グループのメンバー全員に名前がなければ不自然だが(作者視点)、どうしても読者に名前を伝えなければならないキャラだけ、名前を出すようにしないと読めるものにならない(読者視点)、ということになります。

5.(参考)キャラ数と複雑化

A、Bの2人しかいないシーンですと、キャラの関係性はA-Bの1種類だけです。そこへCが加わって、3人になったらどうか。A-B、B-C、C-Aだけではありません。1対2の関係性もあり、A-(B, C)、B-(C, A)、C-(B, A)の3種類もあります。合計6種ですが、全員のA-B-Cも考慮すると7種類。会話メインのシーンなどで、キャラ関係の複雑化で進行がややこしくなったりします。

幾何学的に申して見ますと、キャラ数がn人だとすると、正n角形の辺と対角線から1~nを選ぶ組み合わせ総数、みたいなことです。キャラが1人増えるだけで、あり得る関係性は急上昇していきます。

作者が比較的楽に制御でき、読者が楽に読み進められるのは3人以下ではないかと思います(3という数字には一応の裏付けはあるけど割愛)。5人登場しても、実質的に3人以下となるよう、整理して書くべきではないかと思います。

仮に5人という数字に意味があるとすると、以下のような分類があるからかもしれません。物語には以下の性質のキャラクターが登場するそうです。

・プロタゴニスト(主役:主人公&ヒロイン等)
・アンタゴニスト(敵役、悪役)
・コーザリスト(コンフリクトの原因を解説するキャラ)
・モラリスト(あるべき状態、理想を説くキャラ)

これで5人ですが、4種になります。コーザリストとモラリストは1人のキャラが兼任することも多いので3種。

このことに加え、キャラが全行動を描かれるか否かがあります。主人公は全てを描かれるべきキャラです。主人公以外のキャラは必要なときだけ描かれます。主人公以外も生活すべてが作品世界内にあるんですが、決して全部は描かない(もし全部描く必要が出たとしたら、そのキャラは主人公にするか、加えるべき)。

その他にも整理、分類の方法はあると思います。要点は、整理して実質3人以下にすることはできるし、すべきだということです。単純なキャラ数カウントではなく、実質的には何人かを意識したほうがいいと思います。
(3以下というのは、アイテム、特徴等についても当てはまるが割愛。)

カテゴリー : キャラクター スレッド: 新人賞に出すつもりの作品のキャラクター数が多すぎる

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投稿日時:

元記事:書ける題材の幅が狭まっていく

これは私自身の気質が関係しているのかどうかは分かりませんが、年々書ける題材が限られてきています。

特に残忍な出来事だったり、エロ的な描写などが年々書くのも何かの拍子で見たり聞いたりする事も無理になってきてしまいました。(地雷っていうのでしょうか、こういうのは)

現実でこうした出来事が起こるのが嫌、もしそんな事になったらどうしよう、という強迫的なところが原因にもなっています。

一度不安になってしまうと、急激にその対象物を遠ざけたり、データを消したり、距離を取り始めたり色々と極端な行動に出ます。(創作、ではなく、現実における想像力が働かない障害があります自閉症スペクトラム傾向ありです)

そういう強迫や障害的な側面が影響して書ける題材が狭まってきているのではないかと思っています。

この掲示板にいる人の中そうした事を思ったりした事がある人はいますか? そうした場合どの様に対処していますか? また過去そういう特徴を持った作家さんなどはいたりしたのでしょうか?

以上の二点が質問になります。
助言頂けると幸いです。

上記の回答(そもそも小説の題材の幅は、そんなに狭いものではありません)

投稿者 あまくさ : 0

私自身はエロに対する拒否感や偏見は持っていないつもりですが、エロって別にそんなに重要な要素でもないとも思ってます。
エロ要素を入れた方が有利だという考えはあるでしょうが、エロそのものをウリの中心にしてヒットした作品なんて、むしろほとんど無いんじゃないかと。

多くのラノベのラッキースケベ的な要素は、無いよりは有った方がいいから一応入れておくという程度のもの。少なくとも作品を魅力的にするファクターは他に山ほどあることは確実で、そちらを充実させなければヒット作になんかならないことも確実です。

マンガの世界を見渡せば一目瞭然です。なぜラノベではなくマンガで考えるかというと、歴史が長くはるかに多様だから。で、エロ要素・グロ要素ゼロでヒットした作品なんていくらでも思い浮かびますよね?
私的にはエロ要素を中心にヒットして名作を生み出したマンガ家は、永井豪さんくらいしか思い出せません。模倣者は星の数ほどいたでしょうが、すべて忘れ去られてしまいました。
既成作品にヒット要素がある場合、それを冷静に分析して自作に取り入れることは推奨できますが、それだけに頼って他をおろそかにしてしまうのは、結局はダメなんです。

エロやグロが苦手なら、むしろ雑念にとらわれなくてすむくらいに割り切ってしまってはいかがですか?
そこを気に病みすぎて別の雑念になってしまっているのが、一番の問題のように思えます。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 書ける題材の幅が狭まっていく

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投稿日時:

元記事:人の心がわからなくても心を打つ作品は描けますか?

私は自分でもかなり人の心の機微がわからない方だと思ってるんですが、そういう人間でもラストオブアスや寄生獣みたいな人の心を打つと評判の大作って作れるんでしょうか?
それともそんな大それたことは考えずに、もっと下劣というかスナック感覚で楽しめる作品を作ることを考えたほうがいいんでしょうか?
それと「ハートフルなことで評判の作品を描いたのに血も涙もない発言をした」みたいな作品と人間性が真逆な作家がいたら教えてほしいです。
そういう人の話を聞けば「自分でも心を打つ作品が描けるんじゃないか?」と自信を持てるので。
とりあえず私の知っている限りでは、和月伸宏さんが主人公が弱きを助け強きをくじき弱肉強食を否定すると評判のるろうに剣心を描いておきながら、児童ポルノを所持(弱者が虐げられている現状を許容)していましたが。

上記の回答(人の心がわからなくても心を打つ作品は描けますか?の返信)

投稿者 戦予報 : 1

極端で、局所的な話をしますが、人の心の機微に気づく力なんて必要ないと思います。だって、作品に登場する人物は全員自分自身なんですから。必要なのは自分の心の機微に気づく能力だと思います。その感動を作品に落とし込むのが作者の腕の見せどころだと思います。

カテゴリー : その他 スレッド: 人の心がわからなくても心を打つ作品は描けますか?

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