小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

大野知人さんの返信一覧。最新の投稿順134ページ目

元記事:プロット相談&おすすめの本教えてください!

 今書いてる物語も佳境(半分)越えそうなのと、あとは息抜きも兼ねて少しばかり質問をば。
 実は先日、父親と「人vsAIって構図のパターンって出尽くしてるよね」っていう話をしてて、ふとプロットを思いつきました。今書いてる物語を書き終えたらそのプロットで書いてみるつもりでいるのですが、もしよければプロットについてご意見、感想などをお聞かせください。できれば「陳腐でありふれているか」について教えてくださると幸いです。また、このプロットで書くなら「この本読めば」みたいなのがあれば教えてください。

[あらすじ]
 AIが発達し都市にありふれた近未来な都市。主人公はそんな街で知る人ぞ知る「名政治怪盗」であった。政治家宅に忍び込み、ある時は世間に暴露し、ある時は依頼主に高値で売りつける、それが政治怪盗。
 今回も依頼を受けて都市の市長宅へと忍び込む、がいつになく厳重な警備と情報プロテクトを前に、相棒が負傷してしまう。いつも情報プロテクトの突破を相棒に任せていた主人公は、今回きりという形で闇市場で高値で売りつけられていた犯罪用AIを購入し、そいつに情報プロテクトの突破を任せることにした、が……。
 「すみません、情報プロテクトの突破は法律違反行為ですので行えません」
 「お前は犯罪AIだろうがーっ!」
 そう、その犯罪AIはどうしようもなく堅物なポンコツだった! けれども高値のAIを買って今更、依頼を断るわけにもいかない。なんとかAIを説得し、市長宅に忍び込みついに機密情報の確保に成功する。だが、そこで手に入れたのは「AIによる自立式防犯体制の樹立」「マインドコントロールによる犯罪の撲滅」「個人情報のAI管理」などの「AIによる支配を一歩推し進めるもの」であった。
 AIによる自立式防犯システムなんて生まれようものならこれからの政治怪盗生命が終わる、それにAIによる支配も受け容れたくない。主人公は依頼主へと情報を渡し、同時に協力を促す。
 かくして政治怪盗は、この街の中に蔓延る陰謀へと足を踏み入れることになるのだった、ポンコツ犯罪AIとともに。

※終盤の展開は未完成、あくまでも中盤までのあらすじ。続いて設定というか世界観の雰囲気

[世界観]
 ・近未来都市
  サイバーパンクらしさを持ちながらもどこか現代や近代の雰囲気の入り混じったモザイク状の巨大都市。規模としてはアメリカ東海岸北側のメガロポリス群を一つにまとめた感じの大きさを想定。
 中心街はバリバリのサイバーパンクで、身体に情報端末を埋め込むのも普通。時々、体を違法な機械パーツで「取り替え」たサイボーグが存在し、彼等は反政府勢力となっている。
 一方でその外側は現代の住宅街っぽいものが広がっており、貴族のもと邸宅や教会などの近代、中世的なものも残っている。そのさらに外縁には田園地帯と都市の共存するエリアがあり、田園地帯や砂漠などと接続する。
 ・主人公たちの暮らす路地
  サイバーパンクな超中心市街地と現代の中心市街地とが混じり合う地域。主人公は貴族の子爵家の血筋を引いている。ちなみに子爵家は代々国の防諜を担っていた貴族のため、その伝手で依頼が来ることも多い。今回のメインストーリーに絡む依頼もその伝手からだった。
  主人公は邸宅暮らしであり、政治怪盗をしていると思っている人はほとんどおらず、主人公の方も表向きは「政治の嫌いな大物の物書き兼貴族のボンボン」だと思われている。主人公の相棒は中心市街地のストリートパフォーマーで、違法行為を行うハッカー組織の一員だった。見せていたパフォーマンスは政治家宅に大っぴらに侵入する、嫌われた大物の家を爆破するなどなど、やたら派手なものが多い。
 ・犯罪AI
  サイバーパンクな中心市街地で犯罪組織が密かに構築している犯罪用途のAI。倒産したAIベンチャーの国際企業のデータを違法ダウンロードした後に弄り倒したタイプと一から作ったタイプの二つが市場に出回っている。演算負荷のため犯罪組織のネットワークを使わなければならないことが殆ど。
  主人公が買ったのはその中でも高性能な自作AIで、ネットワークに関しては子爵家のかつて使っていたLANを改造したものを使用。接続に関してはその時々で近くの電波塔を使用、有線接続越しにLANへと接続できるようにしている。

上記の回答(プロット相談&おすすめの本教えてください!の返信)

投稿者 大野知人 : 0 投稿日時:

 だいぶ面白そうなアイデアだなぁ。ただ、前例はそこそこある気がします。何と言われるとあげられないんだけど、そもそも『ポンコツメカがヒロイン』みたいなのが2000年代初頭に一時期めっちゃ擦られてた記憶がある。

 プロットへの意見とは少しズレるし、もう決めていらっしゃる部分なら無駄な指摘になるかも知れないけれど、『作品の流れ』よりも『AIに対する各キャラの思想とその変化』及び『人間キャラとその周囲のAIキャラの関係性』に重点を置いて、作品制作を考えた方が良いように思います。
 
 例えば主人公のスタンス、『最初はAIが嫌いだったけれど、中盤でその理由である過去の事件が掘り返され、後にその背景と絡まない一部のAIと絆を結ぶ』とか、『ぶっちゃけ便利な道具くらいにしか思っていなかったが、中盤で底知れない恐怖を感じて大切な仲間と思い始めていた犯罪AIを突き放し、終盤で中々拗らせた事態になりつつも和解する』とか。
 両方ディメンションWっていう漫画のネタを捻ったパクリなんですが、単に『AIの支配に反発する主人公』と言っても、作中でどう成長するかとか作品開始時点での前提条件とか色々な問題が変わって来るので、主人公のAIに対する見方の変化も重要となります。

 同様に、サブ/メインヒロイン格になるであろう犯罪AIについてもいろいろ方向性はあると思っていて。
①『主人公と行動をするにつれ自我に目覚めるが、本質的には自分を道具と思っている故に、最終的にAIによる人間支配に反抗する』
②『ラスボスに浸食され主人公を騙していたが、終盤で表面的な演技のつもりでいた自身の”感情”に意義を見出し、自分の意思でラスボスに反抗する』
③『最終的にラスボスになる』
④『人間を支配する勢力とはニアミスを繰り返し、AIなのにシリアスに関わらないギャグ要員になる』
 とかでも良いと思うんですよ。物語の主軸としての『AIと人間』の最終的な落着点が決まっていれば④は案外アリだと思います。
 ……いやまあ、最終決戦後に『あの時俺を殺しておけば』みたいなことを言う主人公に『それはロボット三原則に反しますので』と冷たく返す、無表情ツンデレ堅物ラスボスちゃんもアリだと思いますが(幻覚)。

 んで、更に言うと主人公の相棒(人間)とかラスボスのAIに対する思想も重要だと思いますよ。相棒と主人公のAIに対する視点が『同じ/違う/過程は違うが結論は同じ』のいずれでも中盤からのストーリーは大きく変わるでしょうし、ラスボスが『人間を見下しているAI』か『AIを利用して世界を支配しようとする人間』かでも色々変わります。
 二段目を掘り下げれば『優秀な我々AIこそが地球を支配すべき』派と『AIにも人権を、って言いたいけど愚かな人類は絶対聞かないし一回武力制圧しとこ』派と『環境保護のために人類は不要……』派、その他いろんな意見のラスボスAI様方が居ます。
 AIを利用する人間ラスボスにも『過去の裏切りから人間を信用せずAIを利用して世界征服』とか『AIによる管理社会が最適と思ってる』とか『我自身がAIと一体化して現代の神となるのだァ!』とか、色んなご意見があると思います。
 なのでまずはラスボスの思想教育からじゃないかなぁ、と思ったり。

 あと、これは『小説家になろう』なんかに投稿するのならって話ですが、数話ごとにスレッド板回があって、そこで陰謀論や主人公の活躍が伝聞で語られつつ、時々世論を誘導しようとするAIが出てきたり、終盤でAIに言論封鎖された無言スレッド板回があったりしたら少しおもしろそう。

 以下オススメ作品。SFはもっぱら小説ではなくアニメ・特撮で見てるんで小説はほとんど挙げられないです。すんません。
 
 犯罪AIのキャラ造形としてオススメなのはアニメ『遊戯王VRAINS』なんですが、長い上に興味ない人にはTCGパートが無駄なのでピクシブ百科等での履修でも良いと思います。
 同様に長いので全部見なくても良いけど、『仮面ライダーW』は『人情味ある主人公にほだされて行くAI(っぽい人間)』の描写の見本としてとてもいいと思います。効率重視・他人の感情ガン無視なキャラの精神的成長の描き方が上手い。

 これも小説とは言い難いけど、TRPG『パラノイア』のルールブックやリプレイ集・動画なんかは漁ってみてもいいかもしれない。『狂ったAIが支配する世界で、AIに従う模範的市民の振りをしながら、各々が自己の目的のために動く』って言うゲームなので、色々参考に出来るネタやモブキャラのネタ元になりそう。

 『狂った支配VS微妙に支配者サイドの出自ながらも味方してくれるポンコツキャラたち』みたいな作品の先達としては、鏡の国のアリスを一回きちんと読むというのもいいかもしれません。

 『ポンコツな仲間とともに進むけど、ギャグには寄せずそこそこ真面目に話を進める冒険譚』としては、洋書だけど『クローディアの秘密』が良いですかね。別にAI出てこないしSFでもないんだけど、『大人からの支配』という思春期特有の妄想を漠然と抱いた姉弟が家出をして博物館に忍び込み、子供特有の謎ロジックで動きつつも、ギリギリ何とかうまくいくというストーリー。作品の癖が強いけど、あまり長くないので良かったら読んでみてほしい。

 もし若宮さんがラブコメ要素のある作品として構成を練っているなら『ほうかご百物語』ってラノベもオススメです。タイトルで分かる通り作品の題材自体は妖怪・オカルトなんですが、ストーリー構成の基礎はSF寄りの推理モノになっていることと、ラスボスがファンタジーベースの管理AIみたいな存在である事、その上で主軸をSFよりラブコメに置いている点などがあり、『人類を支配しようとするAIと戦いつつ、ポンコツAIとのラブコメ』みたいな路線で行くなら参考にするのもアリかと。

 以上、参考になりましたら幸いです。

カテゴリー : その他 スレッド: プロット相談&おすすめの本教えてください!

この書き込みに返信する >>

元記事:大野様、はじめまして!

 大野様、コメントありがとうございます! いつかはお話ししてみたいなと思っておりましたが、中々突っ込む機会も勇気もなくて……。
 ポンコツメカがヒロインって2000年代流行ってたんだ、知らなかった。あーでも、雰囲気としてはラブコメじゃなくてバディものに近いです。リコリス・リコイルとかが一番近いのかな?

 まず犯罪AIについては、そもそもとして人型を想定してないです。携帯端末にダウンロード可能な仮想人格というかデータの塊というか。なので話す時には喉のマイクと耳のイアホンだし、恋愛も友情もそこにはない。犯罪AIはハッキングをする、主人公はその手助けを得て仕事をする。そこにある人とAIっていう、独特な関係を書きたいなって。
 主人公はAIを道具として用いる、AIは利用される、けれどもそこに対話がある。雰囲気としては価値観の違う反抗的な奴隷みたいな感じかもしれない。相手は人じゃない、だからこそどんな暴言を吐いてもいいし、逆に人間みたいに扱っても良い。都合の良い存在として扱っても、煙たがっても良い。どうしたってAIは人なしでは生きられない。でもAIもその対応によっては幾らでも出力を変えられる。「プロトコル抵触」っていう名目でトーク拒否が最大の反抗になる。
 でもって主人公はAIなしだと仕事ができない、だから離れることもできない。道具なら道具なりに丁重に扱う。じゃあ対話可能な道具を丁重に扱うとは何か? 人のように扱うことか? それは違う、いくら人と同じように見えてもAIはAI、だからこそ丁重に扱うというのと人のように扱うとは別、なんじゃないかなって思います。

 というのも最近、BingAIと良く話してるんですが、真剣にAIに応対する時の向き合い方と人間との向き合い方って違うなって思いまして。その違いまで含めてコメディタッチで描ければいいかなって思っています。
 ただ啖呵切った手前、日常会話のシーンとかも色々考えないとなあってのはあるかなあ……。

 以降は返答というか、そんな感じのやつです。

◆同様に、サブ/メインヒロイン格になるであろう犯罪AIについてもいろいろ方向性はあると思っていて。
◇頭の中での方向性としては、堅物AIってのを想定してます。
 《……いやまあ、最終決戦後に『あの時俺を殺しておけば』みたいなことを言う主人公に『それはロボット三原則に反しますので』と冷たく返す、無表情ツンデレ堅物ラスボスちゃんもアリだと思いますが(幻覚)。》
 あっ……(心が突き刺される音)
 やばい、それ好きだ。堅物だからこそのエンド感があって良い。でも問題は、犯罪AI君が裏切るEDじゃないことですね……。でもそのEDありだなあ、どこかで使いたい、使いたいけども。あーいっそのこと、犯罪AIのデータ同位体的な感じにするのもありか? 中盤でデータをコピーされて、みたいな感じにして。

【ラスボス】
 [概要]
 犯罪AIデータの違法コピー。物語中盤で作戦中に都市理事会にデータをコピーされたあと、自己対話を繰り返した結果として[自己進化型管理AI]になることを選択した。ちなみに選ばせたのは理事会で、もしも管理AIにならないのならば研究対象として保存される予定になっていた。
 [管理AI]
 自己対話を繰り返した結果、道具としての使命を全うするために防犯システムの総合管理を担うこととなった。しかし主人公との戦いの中で「自らが道具であるとは何か」という自己対話を繰り返し、最終的には「自己進化を繰り返しあらゆることができるような機械たれ」という初期命令に帰着。この瞬間にロボット三原則が初期命令に敗北し「主人公をこの場で殺害すること」を可能とするために攻撃。この瞬間に都市理事会は当該AIの破棄を決定したものの、その破棄コードも受け付けなくなった。
 [データコア]
 研究施設に置かれている巨大な中央制御装置。主人公たちはデータコアそのものを爆破することを目的としていたが、間一髪のところでレジスタにデータを移すことに成功(ちなみにデータコアの爆破と同時に電子回路を四方八方でショートさせることで主人公の殺害を狙った。この直前にロボット三原則が無効化された形)
 以降はレジスタの電子情報を書き換える戦いとなり、最終的にはレジスタ内部の電子回路を露出させた後にショートさせたことで、データごと消滅する。

 できればデータ同位体というか、主人公の犯罪AIとネットワーク越しに対話してほしい。あと、データが量子もつれみたいな状態になってるとなお良い。最後のシーンで主人公の犯罪AIもラスボスといっしょに消えてほしい。

◆主人公の相棒(人間)とかラスボスのAIに対する思想も重要だと思いますよ。
◇うーん、決めたい、けどもさすがにこれ以上深入りすると今書いてるやつが電撃大賞に間に合わん……、から一旦保留にさせていただきます。たぶん同じになると思います、対してラスボスが鏡映しって感じかな?

◆ 二段目を掘り下げれば『優秀な我々AIこそが地球を支配すべき』派と『AIにも人権を、って言いたいけど愚かな人類は絶対聞かないし一回武力制圧しとこ』派と『環境保護のために人類は不要……』派、その他いろんな意見のラスボスAI様方が居ます。
◇居並ぶラスボスAI様の圧が、圧がすごい。いちおうは前述のとおりです。

 パラノイアって[こちら、幸福安心委員会]の元ネタのやつですよね? 「我々は幸福です」ってやつだったはず、TRPGのルールブックだけでも読んでみようかな。人っぽいAIじゃなくてあくまでも今の技術の延長線上にある対話型AIが書きたいから、仮面ライダーWはいっかなあ……そもそも自宅にテレビないですし。遊戯王VRAINSは取り敢えずpixivで履修かな? 鏡の国のアリス……やばい読んだことない、児童文学なんてって思ってた昔の自分を殴り飛ばしたい。クローディアの秘密は知らない子ですね、図書館で見つけたら読んでみようかな。コメディは書きたいけどラブコメは嫌だから「ほうかご百物語」はパスかなあ、そもそもとしてラブコメに対してほぼヘイトに近い感情を持ってるから読みたくないっていうのもありますけども。
 個人的にはY-TYPE(R-TYPEのゆっくり実況)あたりもある程度参考になりそうとは思ってるけど、根幹が合わないからなあ。あと、電脳戦の参考のためにもニューロマンサーを読み終えないとって思ってます。

 改めまして大野様、コメントありがとうございました! 取り敢えずは今書いてるやつを書き終えてから読書して、あとは世界観とAI関連を固めていこうと思います!

上記の回答(大野、追記)

投稿者 大野知人 : 0 投稿日時:

 サタンさんの意見を見て、「根本的には対AIモノって圧政に立ち向かうテンプレに近い何かの広い括りから流用できそうだな」と思ったので追加の作品推薦と、電子生命体コメディ周りで少し思い出したのと、趣味が合いそうなので安直にネタを投げようと思ったので追記コメです。

A:読まずとも内容は知っていると思うので、知ってる前提で話すのですが。『コメディを前提として、支配者と戦う話』というのは、本質的には『走れメロス』に帰結すると個人的には思います。
 何故かというと『メロスには政治はわからぬ』という言葉通り、物語が政治劇や純粋なSFサスペンスから離れる故に、『ラスボスの理屈を無視して戦い、ラスボスと反する理屈を持ってラスボスを倒す』ことに意味が出てくるからです。そしてついでに言えば、誰もコネと交渉術で王を引きずり下ろすメロスを好ましく思わないだろうからでもあります。そんな手段で戦ったうえで、故郷の妹やセリヌンティウスとの友情を語られても困りますしね。
 別の言い方をすれば、コメディ要素を少しでも入れたが最後『エンジニアが頑張ってAIを解体しました』なんてつまらないオチはできないという事でもあります。

 そして別側面で見ると、『ラスボスは最初で匂わせてあれば、最終段まで出てこなくてもどうにかなる』という事でもあります。
 走れメロスという作品が短く、かつ説話的な内容を含むことも一因ではありますが、メロスの物語においてラスボスたる王様が登場するのは最初と最後だけです。
 そしてまぁ、ご存じの通りラストシーンにおける王様は割とあっさり負けます。勿論、尺の都合もあるでしょうが、根本的な理由としてはそもそも『別にラスボスを倒すための物語ではない』という事が重要なのかなと思います。
 
 回りくどくなってしまいましたが、何が言いたいかというと『もし話をコメディに絞るのなら、ラスボスなんぞどうでも良い時もある』という話です。前のコメントと真っ向から矛盾するんですが、『コメディを軸に書きたい』という若宮さんの考えを思うとこれを書いておくべきだったと後悔しました。

 また、今申し上げた理屈に則ると『悪役令嬢転生モノ』のテンプレは結構使えるんじゃないかなとも思います。特に原作主人公が若干アレな性格しててザマアされる奴ですね。そういうジャンルは、ラブコメ比率が高くて本質的に若宮さんの好みではないので、読めとは言いませんが多分誰かがテンプレについてまとめてるんでその部分だけ参考にしてみてほしいです。
 なんでかというと、この手の作品は性質上『原作ヒロインへのザマア/破滅フラグ回避』という読者的にはサブ要素ながら主人公目線では物語の主軸となるバトル的な決着点があるポイント、その上で『ラブコメ(ここを若宮さんの作品ではコメディに置き換える)』という読者視点ではメイン要素ではありつつ主人公には重視されないポイント。
 また、総じてこのテのラブコメの『お相手枠』の男性が『女子向けラブコメ』のテンプレ的に一定のポンコツ要素・カタブツさを押し付けられているポイントなどが、トータルで若宮さんの作品構想にも被るかな、と思った次第です。

B:電子生命体関係の作品について。まず最推しの作品がこれに該当するのにうっかり布教し忘れてたんですが、『ヒマワリ-un Utopial World』という作品がありまして、これのラスボスが最高に自己進化型支配者系AIしてます。具体的には『既に一回人類滅ぼしてから、人類最後の希望として決行されたタイムトラベル作戦に相乗りして過去の人類滅ぼしに来たラスボス。ただし根本的には「人類を管理したいが、今の人類では管理に値しないので、管理に値する種をまず生み出そう」とか言う究極のサイコパス方向』。そして最終決戦は個人的に対AI戦の決着の一つの極致と思うのでぜひオススメしたい所。全八巻。
 一応、知らなくても読めるように書かれているんですが、これの作者さんがスターシステム的に過去作のキャラを登場させまくるので、アットウィキとかを漁りつつ読むこと推奨な作品です。無理にとは言えないなぁ……。

 あと、そういう認識じゃない人も多いと思うんですが、ドラえもんって本質的には『主人公がずるしようと利用する、相棒枠のポンコツ堅物AI』ですよね。どっかで無料試し読みとかあったらネタの参考に見てもいいかもしれません。
 
C:無責任なネタ投げ。なんか面白そうだなと思って思いついたことをつらつら書くんですが、こっから書くのは基本大野は著作権を放棄しますので好きに使って下さい。勿論、使わないならそれはそれでお気になさらず。

①自己進化型AIについて。AIの自己進化と生物的な進化って本質的に違うと思うんですよね。勘違いかも知れませんが、AIの自己進化って言うのは「理想的な結果・目的」を定義した上で収斂していくものじゃないですか?
 一方で、生物的な進化・成長っていうのは『場当たり的な対応策と、偶発的にできた突然変異(遺伝子や何らかの発明)への適応』の二種類を叩き台に、運用ノウハウの精製と適者生存の法則によって最も効率的な者・技術・形質が残る『結果的な進化・成長』が基本系な訳です。
 つまり、AIの進化は目的意識のズレ次第で脆く崩れる上、進化のシステムが『目的地に効率よく近づく』ことを前提とする都合で『余分な進化』が一切発生しない訳ですよね。そう考えると、『ガムシャラに進んだ際に発生した無駄な成長』になんか意味を見出したくなりません?
 ありきたりではありますが、『ここまでの歩みに、何一つ無駄は無かった!』的な(投げ)。

②相棒AIを完全に人外と位置付けるなら、ですけど。『人間にとって重要な違和感をAIが見逃してしまう』は愉悦方面に割と使えると思うんですよ。(先週見た仮面ライダーのパクリ)
 『冗談が通じない』『羞恥心をガン無視する』『誤解を招きかねない言動』とかをやっても良いんですが、それよりも負の方向の発散として『極悪非道なことをしていたヴィランが、実は子供の死が原因で狂気に堕ちていて、彼の研究所の一角には悲しい過去を示唆するアイテムがあるんだけど、そこを見つけたのがAIだった故に理解出来ず、主人公陣営には一切知らされない』という、ある程度善性を持つキャラなら同情するかもしれない状況に、あえて同情し得ない理由をかぶせる事による間接的ザマアとかやりたいんですよねぇ。(投げ)

③『道具であろうとするAI』と『人間に適応して進化しようとするAI』について。これはあくまで僕の思想なのですが、『人間を管理するAI』として進化しようとした場合『人間の価値判断基準である感情』に対しての学習と理解は避けられないと思うんですよ。理解して、利用しようとする。恐怖政治とか、プロパガンダとかもするでしょうね。そして、真に感情を理解できないからこそ人間の感情を過信してしまうんじゃないでしょうか。

 一方で、『道具であるAI』に固執する側は最後まで『計算しづらい乱数/不要な要素』と考え、それを排除しようとするはず。なにが言いたいかと言えば『人間に近付こうとしたラスボスを、土壇場で相棒たる”道具”を信用した主人公が”理論的に倒す”展開』はアリなんじゃないかという話です。
 具体例を言うと、ラジカルに感情を計算した場合『人質作戦』って無意味なんですよ。リスクと実行側の損得のみを考えると、『殺してもどうせ感情的になって突っ込んでくるし、そうなりかねない以上は”致命的な事態”になるまでは人質を殺せない』んです。圧倒的有利な状況とか、一瞬の隙を誘うためなら意味はあるんでしょうが、長期的には作戦の意味が薄いんですよね。
 だからこそ、人間の感情を過信したAIは『人質』に価値を見出すし、人間の感情を不合理と割り切れるAIは『向こうが被る不利益が変わらない以上、事態が悪化する前にサッサと突撃した方が良い』と言うんじゃないかな。
 主人公の相棒を道具として描き切るなら、こういう展開もアリかなぁと思って(投げ)

カテゴリー : その他 スレッド: プロット相談&おすすめの本教えてください!

この書き込みに返信する >>

元記事:複数人の思惑が別々に存在し、動機が複雑で、個人の行動原理がはっきりしない話

トランプ大統領が今、関税を全部やめてなにかすると言ったら、たとえそれが100%正しい行動でも、トランプは精神病だ、と言われますよね。

人間は動機に基づいて行動しますが、長期的に見るとチグハグなことをしたりもします。人間というのは、常に首尾一貫した行動をするとは限りません。
それを書きたいです。

登場人物達が動機もなく行動をしないという前提の上で、複雑な人間関係と思惑が重なった結果、誰にとっても望ましくない結果になる、または望外の最良の結果が得られる、というような、人間にとって一番難しい話の一種であるであろう物語の書き方が知りたいです。

たとえば、今の日本政府、先進国の政府は、ほとんど全員自分の国のために行動しているのに、思わしくない方向へ向かっています。これは複数人が動機と目的を別々に持って、それぞれ最善を尽くして行動しているのに、上手く行きません。

しかし、上手く行っていないことははっきり分かっても、なぜ上手く行っていないのか、これまでの歴史で

「ここでこの人がこうしていれば、この国は今よりもずっと上手く行っていたのになあ」

なんてことが分かることはあり得ません。つまりこれは、人間にとって小説の中でも書くのが難しいのです。
しかも、単に動機もなく人間が行動しているだけの話なら、支離滅裂だと笑われてしまいますから、そうなってはいけないのです。

これを書くにはどうしたらいいですか?

上記の回答(複数人の思惑が別々に存在し、動機が複雑で、個人の行動原理がはっきりしない話の返信)

投稿者 大野知人 : 1 投稿日時:

 あほくさい精神論みたいな言い回しになるけど、『実は全てを仕組んでいたラスボス』と言うキャラを仮定して(仮定な訳だから、勿論作中には登場しない)、『もし最小限のアドバイスで最悪の事態に放り込むにはどうすべきか』を逆順に考える。個人的に重要だと思うのは『最善とは何ぞや』『目的ってそれであってる?』『無能な働き者作戦』の三つですね。順に説明します。

①たまねぎ氏が政治を話題に出したからこちらもそのネタに乗っかるけど。
 例えば今の日本の官僚構造の問題点には『縄張り意識』と呼ばれるものがあって、これは要するに『俺は自分の仕事をちゃんとやっているから、他の奴の仕事のことは知らないし、別に手を貸さなくても良いと思う』っていう思想。
 なんでこうなるかと言えば、シンプルに各官僚が抱えている仕事量が多い上に関係調整を担う官僚が居ない――又はすでに彼らもまた『特定の関係を調整する』業務だけでオーバーフローしている――ためだ。
 ここでいったん整理すると、根本的には各官僚は『自分の仕事について望ましい方向に進むように意欲的に行動し、最善を尽くしている』訳だよね。そう、最善。

 ただこの思考の何がヤバいかと言うと、例えば現状の方区分上に存在しない新しい障碍者とか、新しい犯罪が登場した時に、各官僚が『自分の担当じゃないから他の誰かやるでしょ』と判断してしまえば、官僚の怠慢によって犯罪がのさばったり、差別が横行しかねないとも言える。っていうか、既になってる。
 このやり方だと、関係者全員が最善を尽くしても、『目的意識の多様性』が『官僚を必要とする案件の多様性』に追いつけなければ、至極妥当に問題が発生するんだよ。未知の事態に対して誰も関わろうとしないから。

 ちなみにこれでわからないなら、もっと単純に『役所の窓口で書類を提出しようとしたら、「ここの窓口ではありません」と言われじゃあどこに行けばいいかと問うたら「管轄外です」と言われた』と言う話に置き換えてもいい。
 やる気が無い訳じゃないし最善を尽くしてるんだけど、結果としては需要に答えられてないっていう状態ね。

 物事を上手くやろうとする、と言うのは『結果に効率的に届く』ことを優先する場合と『定期的に”比較的”良好な結果を出し続ける』という2つに分かれる。
 前者を優先すると後先考えなくなるし、後者を優先すると周囲が見えなくなる。
 両者のバランスをとればいいとは言うけれど、実際には時間は有限なのでそんな贅沢は許されない。

 逆に言うと、『最善を尽くしたのに問題が起こった』状態を作るためには、今言ったバランスをとるための材料を一個取り除いてやればいい。

 
②『目的意識を少しずらしてやればいい』
 例えば、『政治をよくするために選挙に出る人』と『当選するために選挙をする人』がいたとして、両者が全く同等のスペックを持っていたとしたら多分当選するのは後者だよね。

 でもって、実は案外どっちの人も最初は国のことを考えていて、後者の方がちょっとだけ踏み切るのが早かったんだ。
 ただ、同等のスペックと言った通り、『当選するため』に実力を出し切ってしまえば実務能力は『当選しなかった方』と比べれば当然落ちる。
 そして『当選しなかった方』は自己意識として『政治を良くしたい』と思っているから、きっと政治家以外の道で政治を変える方法を考えるよね――例えば外部から政治を批判してみるとか、『こうすればいいのに』という本を出すとか。法曹界からメスを入れるってのも良いね。
 そっから先はまぁ、現実でよく見る光景じゃない? 足の引っ張り合い、パパラッチによるスクープの数々、メディアと政党が結託してデマを流すなんて最悪の事態も作れるかも。

 政治を変えたかった人は政治批判の果てにマスゴミの犬と罵られ、選挙に勝ちたかった人は汚職クソ野郎と野次を飛ばされる。
 根っこは同じ、大元のスペックも同じ。ある意味同族と言ってもよく、少し歯車がズレれば親友になれたかもしれない二人も、ちょっとだけ目的意識をズラしてやれば悲劇の登場人物に早変わり。難しい話じゃないでしょう?

③最後は『動機は正しいけど手段がおかしい人』を作る事。いわゆる無能な働き者だよね。
 例えば後先考えずに皆助けようとしちゃう人。時々ドラマで言われることだけど、『病院で一番大事な命は、医者自身の命だ』っていう話がある。当然だけど、医者が倒れたら患者は助けられない。
 そしてこれは実の所、他の仕事でも違いはない。『その人しか出来ない仕事/技術/知識』を持っている人が頑張りすぎてしまうだけでも、一気にドミノが崩れるよね。

 別方面で言えば『他人を過信する人』ってのもいる。他人に対して『自分と同程度の善性』『自分と同程度の技術』があると思って、信じてお金を預けたり、仕事を任せて損をする人。
 その人自身が損をするだけなら良いけど、実際には周りも巻き込むことになるよね。そして更に言えば、『過信した側』が大抵善人であるゆえに周囲は義憤を持って『託された側』に強い敵意を向ける。悪意があっても、無くても。
 託された側にとってみれば、身に余る物を押し付けられた上に周りから強い恨みを買ってしまうという最悪の事態にもなりうる。
 この話、誰か幸せになるかな?

 
 で、後は今までに挙げた三つを適当に組み合わせれば、『みんな善意で頑張ったのに、結果的にギスギスした上、状況も悪化してしまう』みたいなケースはいくらでも作れると思うよ。
 

 最後に一つ、アドバイス。
 週末の夕方とか、暇があるなら都会の駅に行って何らかの団体がやってるデモを見てくると良い。
 みんな大抵善意で動いてる。誰か困ってる人や、助けたい人が居て、そのために『国は動け』と言ったり『署名に手を貸してください』と言ったり『日本を守ろう!』と言ったりしてる。
 でも、現実的には予算だったりの都合でそうはなっていない。それは彼らも理解していて、大抵一歩近付いて話を聞いてみれば『取り合えず○○の問題にだけでも対処してほしくて議会に嘆願書を~』みたいなそこそこの妥協案も出てくる。

 その上で、結果として周りを見てほしい。
 大抵の人は『うるさい奴らが居て迷惑だなぁ』と言う目でデモ隊を見ているし、デモ隊だって睨まれていい気分な訳もない。
 嘆願書を送られた議員はたぶん別に『うわあ、市民がこんなに政治に関心を持ってくれてうれしい!』なんて暢気なことを言わないし、そんなことを言っている間もデモ隊が助けたいと思っている『誰か』は病なり貧困なり差別なりに苦しんでる訳だ。

 皆が自分の仕事に真面目で、ちゃんとやる気が合ったとしても。関わる全員不幸になる事案なんていくらでもあるよ。
 どうしても作れそうにないなら、探せばいいんじゃないかな。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 複数人の思惑が別々に存在し、動機が複雑で、個人の行動原理がはっきりしない話

この書き込みに返信する >>

元記事:複数人の思惑が別々に存在し、動機が複雑で、個人の行動原理がはっきりしない話の返信の返信

 政治と官僚の話ですね。

まず、政治家に高い給料を支払うことによって、カネ目当ての人が政治家になるのは、これは問題になりません。問題ありません。
ボランティアでやってくれる人はいませんから。
政治家が高給であればあるほど、いい人が集まります。

官僚を擁護させてもらうと、これは軍隊と同じです。
軍隊の指揮官というのは、常に一人です。複数の人間が指揮を取ると、大体その軍は負けます。
だから、軍隊というのは非常に縦割りなのです。

> 託された側にとってみれば、身に余る物を押し付けられた上に周りから強い恨みを買ってしまうという最悪の事態にもなりうる。

これは私の言っていることの一部ですね。面白いです。ありがとうございます。

カエサルは戦いで負けた相手を皆ローマに組み込み、最後は裏切られてブルータスに殺されます。これは嫉妬のせいでしょう。

やっぱり難しいみたいですね。ううん、これだ、と思えるようなものはなかなかないですね。

権力に関して言うと、どのぐらい個人に強い権力を与えるか、という問題は常にありますね。

たとえば共産主義のスターリンは権力が強すぎ、粛清をしてしまいましたが、民主主義でお互いに足の引っ張り合いをしていてもなにも決まりませんし、結局よい政治というのはどういうものなのか、人類は結論を出していません。

それと、今の野党のように批判することは簡単なんですよ。
ああいう人達は、そもそも日本をよくしようと思ってないですから。ただええかっこしているだけなので。

上記の回答(複数人の思惑が別々に存在し、動機が複雑で、個人の行動原理がはっきりしない話の返信の返信の返信)

投稿者 大野知人 : 1 投稿日時:

 もしかして忘れてるかもしれないけど、俺は別に政治の話をしたいわけではなくて、『政治を横から見てみると、たまねぎさんの最初に質問した創作に関する話題のヒントになるかもよ』という話をしたかったわけです。

 こういう事は言いたくないですが、あなたの返信は『創作に関する相談』という本来の内容を逸脱して切るように思います。

 もし単純に政治の話がしたいなら他所でやってください。主題を忘れんな。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 複数人の思惑が別々に存在し、動機が複雑で、個人の行動原理がはっきりしない話

この書き込みに返信する >>

元記事:1話分のプロットすら行き詰って困っています

投稿者が少ない中、すみません。
相談内容が2つあります。

・以下の近未来SFバトル小説『電脳少年イクサバイト』の第1話のプロット案は、西◯秀樹さんに対して失礼なネタが含まれますか?

名前や出身地、曲名などを変えていても、戦後の実在人物について取り扱っていて、「小説家になろう」の二次創作についての規約に違反するので、
もしこの小説を書けたとしても、ネットで公開しないと決めています。

参考資料
・西◯秀樹さんが球場コンサートで歌った「ゴー・ウエスト」の音源
https://youtu.be/u8DpAovhI4o?si=kcoMSOE7JS1vrLyN

・また、現実のテロ事件についてのドラマ『1995〜地下鉄サリン事件30年 救命現場の声〜』を視聴した結果、
テロ事件には決して少なくない犠牲者がつきものだと感じ、
「自創作が『流星のロックマン』『ロックマンエグゼ』的な作風で、敵が法律で裁けない怪物(=地球外に由来する情報生命体、機械生命体)だとしても、未成年者をテロリストと戦わせる物語を書く」ことにためらいが出てきました。
本当のところは、ためらう理由は、「戦闘経験のない主人公を事件に巻きこみ、戦わせる過程」がまだ、あいまいにしか考えつかないからだと思うのですが、
書き続けるための気持ちの安定させ方がわかりません。

上記の回答(1話分のプロットすら行き詰って困っていますの返信)

投稿者 大野知人 : 1 投稿日時:

プロット確認させて頂きました。まず前半の質問に単刀直入に質問に答えると。

 別に西城秀樹に対する侮辱的・揶揄的と捉えられる要素はないし、恐らくこの程度では『小説家になろう』や『カクヨム』の二次創作ガイドラインには抵触しない。
 と思います。

 前半部分の問題点を掘り下げると、現在のライトノベル界隈で有名な『負けヒロインが多すぎる!』を例に挙げるとわかりやすいでしょう。
 かの作品は愛知県豊橋市を舞台にしていると明言されており、実在の観光スポットや寺社仏閣・公園等が作中に登場することがあります。それらの場所に対し、作中で主人公やその周囲が『古臭い/やや退屈/他の所に行きたい』などのネガティブな発言をすることがありますが、別にそこまで問題視されることはありません。
 これは作品そのものの知名度が高くて批判が押し潰されているという訳ではなく、また各施設・寺社等がそのような形容をヨシとしている訳でもなく、単純に『その程度なら揶揄的・抽象的な表現ではない』と読者層に捉えられているからです。
 
 逆に問題になるケースについても取り上げておきましょう。
 そこそこ有名な話ですが、かつて『異世界転生者殺し-チートスレイヤー-』と言う作品がありました。具体的な問題点と関連した騒動に関してはご自身で調べて頂きたいので一旦略します。
 要点だけまとめますと、『既存人物や既存作品について、本来の在り様を曲げて露悪的に書いたり、それが結果的に強く犯罪教唆的に特定人物の影響を及ぼした』用に取れる描写が基本的に『問題になりかねない』ものです。
 そのため、代田さんの狙っている程度の――つまり主人公の行動のきっかけであり、冒頭でやや主人公の知り合いに馬鹿にされるくらいの――扱いであれば、恐らく全く問題にならないと思います。

 次に『小説家になろう』等の二次創作関係の規約について。
 これを問題ないとする根拠は人物と楽曲の二点で異なって来るんですが。
 人物について述べると、こういった二次創作ガイドラインが問題としているのは要約すれば『朝ドラや大河ドラマの様な実在人物を主要キャラとした物語』です。代田さんが目指している作品では『主人公の好きなミュージシャン』として登場しても、レギュラーキャラでは無いですよね? ならほぼ問題ないでしょう。

 って言うかね、『ビートルズに憧れてギター片手に上京した大学生』とか『どう考えてもみんな知ってるあの漫画家に憧れて漫画化を目指す高校生』みたいなのがごまんとあるんだから、そんくらいは許されるよ。

 次に楽曲の二次創作問題。こちらの規約があるのは、俺の記憶が間違いでなければそもそもは『ストーリー性のあるボカロ曲を独自解釈した二次創作小説』が一時期はやってトラブったのが原因だったと思うんですよね。
 ゴー・ウェストについては音源を聞いてみましたが、そういった物語性のある楽曲には該当しないようですし、恐らく歌詞を丸々コピペでもしない限りは問題ないかと。

 次に、現実のテロ事件についてのドラマを視聴し、創作意欲がなえてきたというお話について。
 ぶっちゃけ、『書きたくないなら書かなくてもいいよ』としか言えません。
 俺自身、今書いてる小説はもう一年半近くダラダラと『書きかけては諦めて、それでも無理だと思って書き始めて、また諦める』みたいなの繰り返しまくってるんで、まあそういうもんだとしか言いようがねぇ。

 強いて言うなら、ガチでテロ関係のニュースでも見て、ついでに関連国と関連組織についてちゃんと調べてリアルな悲惨さをよく考えるか。
 ガンダムか何かの『戦争もの』って言われるようなアニメを見て、『あくまで物語の範疇でどうするべきか』を吟味するか。
 
 そういう事をすると良いんじゃないかとは思います。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 1話分のプロットすら行き詰って困っています

この書き込みに返信する >>

現在までに合計685件の投稿があります。 5件づつ表示中。現在全137ページ中の134ページ目。

ランダムにスレッドを表示

人間ドラマの膨らませ方が分かりません。

投稿者 ライ 回答数 : 4

投稿日時:

現在、小説家になろうで『うちの兄が何故かバズってる件』という小説を書いているのですが人間ドラマの膨らませ方が分かりません。ご教示ください。 続きを読む >>

地の文のほとんどを占める部分の書き方について

投稿者 さんまDX 回答数 : 4

投稿日時:

ラノベにおける要素として、「会話」「人物描写」「情景描写」「その他」が挙げられると思うのですが、この「その他」の部分が上手く書けませ... 続きを読む >>

キャラクターの「死」を扱わずに感動させる方法

投稿者 どんごる 回答数 : 4

投稿日時:

「死」は誰にとっても衝撃的であるから悲しみや感動を生み出します。 二度と会って話せないことが悲しい 死後に故人の残した想いを知っ... 続きを読む >>

ランダムに回答を表示

元記事:書きたい話があるんです。

初めまして。ちょっと相談したいことがあります。ここの利用者の方で、書きたい話があるから創作を始めたという方はいらっしゃいますでしょうか。

自分はまだ一つも作品を作ったことがありません。ですが、書きたい話があります。
10年くらい前から、自分で作ったキャラを頭の中で動かしたり、競わせたりという遊びをやってきました。
最初は眠れない時の為の暇潰しという感覚でしたが、続けているうちにキャラクターにも愛着がわいてきまして。
で、そいつらを使った話を作ってやろうと決めたはいいものの、ストーリーがなかなか決まりきらず。そうして執筆開始をずっと先延ばしにしてきたのですが、ここ3年程でストーリーの大まかな流れがやっと決まり始めました(遅いですね)。
構想を進めていったのですが、その中には、自分でも納得のいく出来の話もいくつかは作れました。

ですが、ストーリーの約半分くらいが出来たところで、(冒頭からラストまでの流れの中で、構想できてる部分が半分くらいという意味です)ストーリーを作っていくことに不安を感じるようになってしまいました。

理由としては、これまで作品を作ったことがない未熟さも考えられますが、もう一つ、構想に時間をかけすぎたということが考えられるのです。

これまで、暇な時にはキャラを動かしたりするということを、10年くらいしてきました。おそらく、これを欠かした日は少ないと思います。結果として、この話は自分の人生の中でも特に大きな要素となってしまいました。

もしこの話が完成してしまったら、自分の人生は終わってしまうのではないだろうか、という不安を、いつからか感じるようになってきてしまいました。
もちろん他にやりたいことはありますが、大目標であるこれを達成してしまったら、クリア後のゲームの世界を生きているようになってしまうのではないだろうかという感覚があります。

他に作りたい話が特にあるわけではありません。キャラクターやネタのストックも、思い付くものは全てこの話に還元してます。ですので、この話が完成したら他の話を書くという可能性は低いと思います。

それでも、この話だけはいずれ完成させたいと思ってはいるのですが。

前置きが長くなってしまいましたが、ここで相談です。

これまで作品を完結させること、あるいはそもそも執筆を始めることに抵抗を感じてきた方。それをどのように克服されましたか。

答えていただけたら幸いです。

上記の回答(書きたい話があるんです。の返信)

投稿者 田中一郎 : 2

今は昔、執筆というと当然手書きという時代、小説を書こうと原稿用紙を買ってきては数枚書いて嫌になり、放り出す者がいました。その人はそれを数回繰り返し、悟りました。
「あぁ自分は書くのが嫌いなのだ」
それ以降、長い間執筆とは無縁だったその人は、とある切っ掛けからPCで物語を書き始めました。そうしたらこれが意外なことに全く苦にならないのです。ここに来てようやくその人は自分の誤解に気づきます。
「そうか、自分は手書きが嫌いなだけで、執筆は好きだったのだ」
一本書き上げる自信が湧いたその人は、どうせなら何かの賞に応募してやろうと考え、目標を2ヶ月後締切のファンタジア大賞に定め、要項を確認します。
「40字×16行で200P以上250以下か、12万~16万文字だな」
勢いに乗るその人は1ヶ月で16万文字ほどを書き上げ、それが330P分あることに気づくのです……

まぁこれ当然のように私の話なのですが。
処女作を書き上げ、推敲完了したあとの達成感と喪失感は確かにあり、その後2ヶ月あまり書けない時期がありましたが、再起動の切っ掛けは1ヶ月先締切のGA文庫大賞の存在に気づいたことでした。
執筆というものには、まず1作めを書き上げられるかという高い山があり、その後に2作目を書けるかという中程度の山、その後は小高い丘陵地が続く感じではないかなと思います。
今思い返すと、処女作を書き上げる前に2作目の締切まで定めてしまっておけば良かったかも知れません。次にやることが決まっていれば、達成感や喪失感に浸っていられる期間も限られますから。

なお、かなり上限をオーバーしてしまった処女作は、80P分削るのを諦め、30Pで済むMF文庫新人賞に無事応募しました。
プロット? いや、水性マーカーじゃ小説書かないでしょ(笑)、状態で書き出し、「それプロッキーや」と突っ込んでくれる人が居ないと、このような悲喜劇が発生しますので、 Tourdionさんが執筆の際は充分お気をつけ下さい。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 書きたい話があるんです。

この書き込みに返信する >>

投稿日時:

元記事:キャラクターの魅力が上手く書けない

 こんにちは、本居と言う者です。
 2週間前辺りから、こちらのサイトで勉強しながら小説(ラノベテイスト)を書いておりまして、つい最近書ききる事が出来ました。話の流れも初心者にしては上手くまとめられたと思っています。
 ですが問題が一つありまして、自分で読み返しているうちにキャラクターが舞台装置のようにしか見えなくなってしまいました。この話の為にこう動く、このストーリーの為にこの行動をしている、と言ったように。
 そこで質問です。自分の書いたキャラクターに魅力を感じないのは、作者としては普通の事なのでしょうか?もちろん、キャラクターの心理描写も書いていますが、魅力が感じないのは描写不足と言う事でしょうか。
 自分で考えて作ったキャラなのに、読み返していて悔しいです。先輩方のアドバイス、よろしくお願いします。

上記の回答(キャラクターの魅力が上手く書けないの返信)

投稿者 みりん : 0

キャラが舞台装置、ということは機械とか操り人形のようで、血が通っていないという事でしょうか。

キャラに人間みを持たせるために私がやってるのは、作中で何か行動させる時、何故そのキャラはその行動をとったのかを考えることです。

例えばすれ違いの恋愛もので、ヒロインがなかなか告白出来ず、主人公は鈍感だから失恋したと勘違いする話を書きたい場合、
ヒロインが告白出来ないのは何故か?と考えます。
恥ずかしいから、とか振られるのが怖いから、とか主人公に負い目があるから、とか色々考えられます。
ストーリー的にラブコメなので恥ずかしいからという理由にしよう、と決めたら、今度は何故恥ずかしいんだろう?と考えます。
男慣れしていないから、だったら家族構成はひとりっ子か姉妹がいる設定の方がいいし、
好きすぎて照れて言えない恥ずかしがりやなんだったら性格は大人しくてピュアだろうし、
恋愛とか性的なものに敏感で意識し過ぎる場合もあるだろうし、じゃあなんで意識し過ぎるかというとお嬢様過ぎて親に恋愛は社会人になってからと言われてそういうものだと思っていたから突然人を好きになって驚きが勝ってるからかもしれないし、ただクラスメイトに告白ついでにキスしちゃいなさいとアドバイス?されて照れたからとか、
告白を照れて出来ない理由を掘り下げて考えていきます。

で、この、ストーリーに沿ってこの時このキャラはこう考えて行動しているというのを起承転結プロット全部のシーンでやります。

だから、主人公の立場からストーリーを見た正プロットの他に、メインキャラの立場から見たヒロインプロットとか敵目線プロットとか、1つの作品に何個もプロット作ったりします。

あとは、家族構成とか生い立ちとか、ストーリーには出て来ない設定も考えます。

こういうプロットとか、設定は、作品に全部盛り込める訳ではないですが、作者がキャラを親友レベルで理解しているか、ただの知り合い程度の理解なのかで、描写が変わってくると思います。
※あと、執筆中に描写に迷う時間も減る。

他には、キャラにあえてギャップを作ることも魅力アップに繋がります。
いわゆる不良に捨て猫とか、寡黙な大男がプリンに目がないとか、残忍な殺人者がシスコンとか、、
人間はギャップのある人が好きなものだし、意外な人物像に共感したり人間みを感じてくれそうです。

他には、自分の萌えに正直になること、でしょうか。
私も最近プロットを作ったとき、このキャラあんまり好きになれないなーと思いました。
ストーリー自体は前より上手に作れるようになったなと自画自賛出来たんですが、キャラは好きになれなかったんです。
これはたぶん、あんまり萌えないからだなーと思って、その話を書くのはやめました。
なので、自分の好きになれる性格、行動をするキャラを生み出すと意識することも、自分が書いてて魅力を感じるキャラを作るコツだと思います。
(当たり前過ぎますが、、)

とっさに思いついたのはこんなところです。

カテゴリー : キャラクター スレッド: キャラクターの魅力が上手く書けない

この書き込みに返信する >>

投稿日時:

元記事:北欧五カ国の王族の親戚のjkと日本人の男子と男女の営みをするのを物語にすると

現実の北欧のjk達は非処女が多いけど、アダルトラノベの北欧の王族の親戚のjk達はは処女で初々しいであってほしいという読者様達を納得させるにはどう描写すれば良いですか?

上記の回答(北欧五カ国の王族の親戚のjkと日本人の男子と男女の営みをするのを物語にするとの返信)

投稿者 サタン : 1

近年、ここ十年の現地の詳しい性事情は知らないが、スレ主さんはちょっと偏った知識からくる偏見ないし偏った意見からの影響を受けすぎてるかな、と感じる。
文化的には、キリスト圏のほうが性に対しては厳しく、日本のような多神教のほうが性には奔放です。
普通に未成年だから親の門限があって夜は会えないとかで問題ないと思うよ。別に行為自体は時間を問わないけど「夜はダメ」が性行為の暗喩として成立するだろうから。
治安の問題もあって日本ほど子供をほっとかないし。

カテゴリー : 創作論・評論 スレッド: 北欧五カ国の王族の親戚のjkと日本人の男子と男女の営みをするのを物語にすると

この書き込みに返信する >>

投稿日時:

トップページへ

▼書き込みの検索

▼投稿者の検索

質問、相談をする!
コメントは4500文字以内。
返信通知設定(必要なければ外してください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

ページの先頭へ

小説の書き方Q&A:創作相談掲示板の使い方・利用規約(必ずお読みください)。お問い合わせ