小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

冬空星屑さんの返信一覧。最新の投稿順3ページ目

元記事:ヤンデレが書きたいのです!!の返信

 たとえば『主人公を想う他の女を全部殺していく』っていうの、表向きはヤンデレ側の独占欲でエゴでしかないんだけれど、もう一段メタな見方をすると"あなたにはこの女たちの命に釣り合うだけの価値がある"っていう主人公に対する無条件の肯定になってるんですよね。あなたに普通の人とは違う特別な価値があることは私が保証するし証明する。暴力的手段の道義的責任も全部私が被る。あなたに損はさせない。そう申し出てくれてるわけです。他の女を殺すのはまあ、生贄みたいなものです。
 逆説的にですけど、ヤンデレってすごく献身的なんですよ。主人公の側からすると、何者でもない俺をノーリスクで"特別な何者か"にしてくれる存在なわけ。あ、ここでいうノーリスクっていうのは"自分からは能動的に動かず被害者ポジションをキープしたままで"みたいな意味ね。
 そういうふうにみていくと、ヤンデレヒロインってずいぶん主人公/読者にとって都合がいい女だなということがわかると思う。ヤンデレの良さの本質って多分そこなんですよね。だから良いヤンデレは、主人公/読者の承認にまつわるコンプレックスを、恩着せがましくならないように暴力的な手段で救済してくれる存在であるべきだと思う。主人公の内なる願望の投影。その点、ヤンデレキャラを作り込むことはすなわち主人公への理解を深めること、と言ってもいいかもしれない。まあ、考えてみればヤンデレってキャラ単体で成り立つものじゃなくて、主人公との関係性の中で立ち上がってくるものでもあるわけだし。

>具体的にどうすればいいのでしょうか?

 だからまずは主人公のキャラクターを作り込んで、主人公が悩んでいること、自信をなくしていること、立ち向かわなきゃならないけれどどうして良いかわからない問題を設定するのが先かなと思う。そのうえで「そんなことで悩む必要はないのよ。あなたはあなたのままで特別な価値がある。あなたを悩ませるものは私がぜんぶ取り除いてあげる」って言ってくれる女が現れたらどうですか。魅力的じゃない? ちょっと縋ってみたくならない? しかもその女は独占欲を暴走させたエゴ丸出し女として露悪的に登場するんだよ。主人公は劣等感も良心の呵責も覚える必要がないんだ。最高じゃね?

 ヤンデレは主人公に依存しているので、主人公のキャラが決まればそれに合った最適なヤンデレの言動が決まってくる、という印象。まずは主人公を決めないことにはヤンデレの方向性も煮詰まらないんじゃないかな、と思った。

上記の回答(ヤンデレが書きたいのです!!の返信の返信)

スレ主 冬空星屑 : 0 投稿日時:

 ありがとうございました!!
 なんか、何で私がヤンデレを書きたいのか、というものを完璧に言い当ててくれたようや気がします。
 自分でも言葉に出来ない何かを明確に言葉で表現して頂けました。
 まず主人公を深める。
 次に主人公の本当に肯定して貰いたい何かを考え、
 それを肯定する最強のヒロインを想像/創造したいなぁ、と思います。
 重ねて、感謝を。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: ヤンデレが書きたいのです!!

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元記事:ヤンデレが書きたいのです!!の返信

難しいですね。
あと、作者様が書きたいの、それ多分メンヘラじゃないですかね?

メンヘラとヤンデレは似て非なる存在です。

ヤンデレは『愛する人の幸せだけを願っている人』、
メンヘラは『愛する人を愛する気持ちを愛している人』だと僕は解釈しています。

デレッデレなのはいいですが、主人公を想う他の女性を殺すのは、結果的に主人公を不幸にする可能性があるならば、それをしないのがヤンデレで、してしまうのがメンヘラではないでしょうか。

かつて書いた自作では、主人公に救われた元暗殺者のヤンデレメイドが登場するのですが、彼女の言動はこう気を付けています。

まず、主人公への絶対の忠誠。究極の奉仕気質で、主人公にメロメロかつデレッデレ。
朝主人公を起こすために部屋に入って主人公の匂いで昂ぶるような変態なのですが、それでも職務は忠実にこなします。主人公への愛に溺れて仕事を疎かにすることは絶対にありません。

次に、主人公が友と認める人々や家族、上に位置する人々に対して迂闊な言動は絶対にしない。
それは主人公の不利に繋がりますから、どれだけ気に入らなかろうと公の場で不利になることは絶対にしません。

そして最後、主人公を愛していれど、イエスマンでなく意見はちゃんとする。
一番身近にいるのだから、自分が言わなくてどうすると、主人公の貴族らしくない言動を窘めたり、依存しつつも主人公が成長するためならば自分で離れるくらいの精神力を持たせてます。

メイドであるので正妻でなく、自らの身分を弁えて主人公と正妻が一緒にいれるようにしたり、一歩下がったところで警備していたりします。

とにかく徹底的に主人公の絶対的な味方として描いています。

ただ、そのような部分だけだとヤンデレっぽくないので、ギャグパートの随所で主人公を想うあまり変態的な行動を取ったり、二人だけの時かつ仕事がない時は主人公に甘えていたり、主人公の上司や主人公に関連していて主人公の利にならない人物はすべからく「虫ケラ」認定していたりと、ヤンデレらしい一面は持たせています。

ヤンデレを書くのはいいのですが、メンヘラと混合しないように気を付けて欲しいです。

上記の回答(ヤンデレが書きたいのです!!の返信の返信)

スレ主 冬空星屑 : 1 投稿日時:

 ありがとうございます。

 ヤンデレメイドさん。とても参考になります。
 あなたの意見を読む限りでは、間くらい。ただしヤンデレより。というのが、私の考えるヒロインです。

 と言うのも、私は。
ヤンデレ=好きな人と愛し合うために、邪魔なヤツは全て殺す(好きな人を傷つけたりしない、物理的には)。
メンヘラ=愛してくれないなら、好きな人を殺す(たまに自傷もする)。
 という認識でいます。

 ですので、私的には、私の考えるヒロインはヤンデレです。
 まあ、少なくとも主人公のことを愛しているので、メンヘラでは無いですね。
 アドバイスを参考にし、また注意していきたいと思います。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: ヤンデレが書きたいのです!!

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元記事:自信満々の小説がダメダメだったら、どうする?の返信

先日あなたの作品に意見させていただいた者です。
……このスレッドを立てられたきっかけがもし私だったら、と恐縮していた次第ですが。

私なら別の作品を作りますね。最後まで作ってしまったら修正するのは難しいのできっぱり諦めます。
個人的に大規模な書き直しは昔の自分を否定することと思っていますので、割り切った方がメンタルへの傷が少なくてすむかと。
もう一度練り直すなら他の方も仰っている通り時間をおいてからの方がいいと思います。

上記の回答(自信満々の小説がダメダメだったら、どうする?の返信の返信)

スレ主 冬空星屑 : 0 投稿日時:

 コメントありがとうございました。

 このサイトでいただいたコメントは、正鵠を射たものばかりで、とても糧になっています。
 私の中で好きなだけ広げていった世界が、収拾がつかないようになってしまったのです。
 えっと、プロットの作り方などにある『設定に縛られている』状態です。

 現在は、書きたいと思っているファンタジーの部分の大まかなところは流用して、別の異世界での話しを考えています。

 ですので、誰かのせいでというわけではありません。
 恐れさせてしまったようなら、申し訳ありません。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 自信満々の小説がダメダメだったら、どうする?

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元記事:「死神」と対になる関係の存在ってなんでしょうか?

・死神と対になる存在の名称
自分は、主人公が死神と契約するタイプのお話を描きたいなあと思っています。
物語の舞台は人間界が中心で、その人間界の上と下に冥界と天界がそれぞれ隣り合わせに存在するといった設定です。

主人公が契約するメインヒロインの女の子は、冥界出身の「死神」という設定で、死神とは冥界で強い力を持つ者だけが名乗ることを許され、君主制の冥界では爵位をもつという設定です。(君主制は天界も同じ)

その下に一般程度の力をもつ「悪魔」という普通の冥界の住人(=いうなれば平民?)が存在する……といった感じで、敵は天界の住人ということにしたいです。

ただ、ここからが本題なのですが、冥界のメインヒロインである「死神」と主人公が戦うことになる天界の敵勢力のしっくりくる名称が思い浮かびません。

天界の勢力は最初「天使」かなーと思ってんですが、どちらかというと「死神」の敵っていうより「悪魔」の敵ってイメージです。
だから「天使」の上に「神」という存在がいるって設定にして、神の使いである天使と戦う、って感じにしようかなと思ってたんですが、死神と神って対比はなんか名前的にしっくりきません(死神は神のなかの一種というイメージがあって、対比という感じではない)

また、ラノベ的に「天使」やら「神」が敵と言われて、読者はこいつら倒そう! って盛り上がれるかと言われるとそれもまた微妙な感じもします。(天使や神は正しいもののイメージがあるため。)

「死神」と対になる敵の名称でいい物は何かないでしょうか。それとも、このままでも別にいいんじゃね、って思われればそれでも構いません。だれか忌憚のない意見を頂けないでしょうか。

上記の回答(「死神」と対になる関係の存在ってなんでしょうか?の返信)

投稿者 冬空星屑 : 0 投稿日時:

こんにちは、冬空星屑です。

突然ですが、
「人間は『 』に向かって歩み続ける」
って知っていますか?
まあ、似たようなもので構いませんが。

私の知り合い曰く、『夢』あるいは、『死』らしいです。
なので、夢神なんてどうでしょう?

私としては、冥界と天界なので、冥界神と天界神でも良いとも思います。

なぜ、冥界と天界で争っているのか。ということに関わるような名前も良いですね。
定命の者の命を刈り取り新たな世界へ転生させることで、魂を循環させる死神 VS 死者を天国へと招き幸福を与え続け、魂を停滞させる光神
とか。
どうでしょう?

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 「死神」と対になる関係の存在ってなんでしょうか?

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元記事:小説、批評していただいた後の行動。の返信

批評する人は完全にその作品を把握しているわけではないので、その意見は参考にはさせてもらいますが、完全には頼らないようにしています。
私の場合はなるべく次回作から活かすようにしています。

ですが、コピペが簡単にできる時代ですので、前のを他所にしっかり保存しておいて心おきなくメスを入れるのも構わないと思います。
改稿する時はコンセプトを明確にします。「もっと情景描写を入れる」とか「誰が喋っているのかわからないセリフがあったのでわかるように地の文を捕捉する」とか「著作権に引っかかりそうなネタを潰す」とか「一定文字数ごとの山場をつくる」とか。

この「改稿指針」がうまく打ち出せないようでしたら、その作品はそこまで、で〆てもいいのではないか、と思っています。

上記の回答(小説、批評していただいた後の行動。の返信の返信)

スレ主 冬空星屑 : 0 投稿日時:

ありがとうございました。

まずは、コピペしたものを改稿してみたいと思います。
かたい文章で、固有名詞が多いらしいのでそこから。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 小説、批評していただいた後の行動。

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元記事:ラノベらしいラブコメが書けません。

以前、前の質問「恋愛経験が無いのにどうやって恋愛物語を書けばいいの?」で恋愛の書き方を教わりました。恋愛の書き方とは、基本的に「「人物A」と「そのAの異性の相手であるB」の人間関係の繋がり」を描く物だと知りました。
質問に答えてくれてありがとうございました。感謝します。

ですが、恋愛を書くことが出来ても、「ラノベらしいラブコメ」を書くことが出来ません。

あと、僕は性の事を知ったばかりで、
今まで、性の事とか恋愛とかについてまともに向き合った事がありません。

うちの両親は離婚していて、今現在は僕と母と祖母の三人で暮らしています。
そのため、僕は性の事についてほとんど知りません。性知識がありません。
聞こうにも、相手側が非難してきそうで聞くのが怖いんです。
ですが、ラノベ業界で受けるためには、異世界物かラブコメを書くしか無いんです。
一度、異世界物を書こうと思いましたが、ドラクエやFFを意識した物じゃないと受けないらしいんです。
なので、ラブコメを書こうと思いました。
そのため、ラブコメを書くために性の知識を身に付けないといけませんでした。

上記の回答(ラノベらしいラブコメが書けません。の返信)

投稿者 t : 0

こんばんは。
そうですねぇ……まずネットで家族構成について自分から言うのはよくないです。現実でも、誰かに尋ねられたら答えるくらいにしておき、もしそれが職場の誰かだったら1度は答えずに言葉を濁してその場を離れ、帰ってから、ご家族に相談されるのがいいと思います。
人付き合いの基本はベタベタしないことです。

>>異世界物を書こうと思いましたが、ドラクエやFFを意識した物じゃないと受けないらしいんです。
→20年前ならそうでしたが、今はドラクエやFFの”要素”が”ある”くらいです。
その”要素”でさえも年々薄まってきてはいるので。
なぜゲームの話、小説と関係ないのでは? と理解に苦しみます。

>>ラブコメを書くために性の知識を身に付けないといけませんでした。
→真面目な話、ラブコメが成立しているのは男女が一線を越えていないからです。
ラブコメには性の知識が必要。
もし似たような質問が3年前にあったなら、あなたの考えていることも分からないでもないのですが。性をウリにした作品が昔ほど売れてるとは思えないので、時代にあってなくて、理解に苦しみます。

>>ラノベらしいラブコメが書きたい
→ラノベらしいラブコメ作品をいっぱい読むのがいいです、としか言いようがありません。

例えるなら小説は、たくさんの歯車や細かいパーツが精巧に組み合わさってできています。
小説の外側を見ながら、ラノベには性の知識が必要だと考えることも、それはそれでいいと思います。
ドラクエやFFが必要も、あなたではなく、それをあなたに教えた方がそう思うのなら、ご自分の感性に従いドラクエとFFが必要だと思う小説を好きなだけ書けばいいだけで、あなたは、自分が正解だと思う別の道を選んでもいいわけです。
書くのは難しいかもしれませんが、異世界×特撮は私はあまり読んだことがないので、作品数が少ないものはそれだけで貴重です。
人生において時間とエネルギーを何に使うかはあなたの選択次第ですが、
自分の才能はラブコメにしかないと限定するのではなく、なんでも極めれば武器になると思いますよ。

しかし、どれを選んだとしても。
小説のカバーを開けて、内側を分析しながら、仕組みについて勉強し、小説の内部構造を知っていくところから始めないといけません。小説と、漫画アニメゲームドラマ映画特撮は、掘り下げていくと表現方法がまったく違います。
なんとなく漫画のイメージで小説を書いてみた、とかやってみても、よほどセンスでもないかぎりかなり厳しい現実が待っています。小説のことは小説で書かないといけません。
まずは……。
家にwifiや有線ネット環境があるなら、オンデマンド配信で1ヶ月だけ契約するか。なければTUTAYAとかでレンタルしてきて、アニメ『エロマンガ先生』、アニメ『イエスタデイをうたって』を全話見てくるのが、ラブコメと恋愛の参考になると思います。

寒くなってきたので風邪を引かないように、お互い気をつけましょう。

カテゴリー : ストーリー スレッド: ラノベらしいラブコメが書けません。

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投稿日時:

元記事:冒頭で読者を呼び込める自信がない

ワシヲです。異世界ものの執筆中です。
タイトル通り。冒頭(というか1話目?)がどうもあっさりすぎる気がするのです。
ざっくりあらすじを説明すると……

①寝て起きたら異世界転生。目覚めた時に手元にあったのは一本の槍のみ
②槍から謎の精霊が登場。主人公は水の神に選ばれたと言われる。槍はその証で水を操る能力がある
③村を発見したので向かうと何故か捕まってしまう。どうやら先代の神は世界を滅ぼしかけたらしい。住民たちは主人公のことを復活した先代と勘違いしている
④良識ある族長と仲良くなったので外に出してもらった。ついでに能力を使って不作の畑に雨を降らせる
⑤村の救世主と崇められて終了
(他、何か気になることがあったら言ってください)

見ての通り、オレツエー要素は薄いです。最後に崇められる程度。その前に収監されてるし……
果たしてこの内容で続きを読んでもらえるのか?そこが心配になって建ててみました。
いろいろとアドバイスもらえると有難いです。

上記の回答(冒頭で読者を呼び込める自信がないの返信)

投稿者 あざらし : 2

順をおって書き込みます。
まずは本題、

>続きを読んでもらえるのか?

大前提として『読まない人が多い、それも読む人より遙かに多く』と考えた方がよいと思います。
これは、決してワシヲさんの書かれたあらすじや冒頭に問題があるという意味ではなく、どのような作品であれ読まない人が多いということです。
例えばですね、毎年のことですが夏になると【新潮文庫の100冊】というキャンペーンが始まりますよね。当たり前ですがこのキャンペーンはプロ作品の中から厳選された作品が名を連ねています。(ラノベの延長線上的な作品もちゃんとあります)
重複して選ばれた小説も多いですので、個人的にも例年、既に読んでいるタイトルが並んでいますが、それでも8割ぐらいでしょうか。
言い方を変えれば、2割ぐらいは(私の場合で)読んでいなかったということです。

これは、あくまで私の場合ですが、読まないというより、手に取るチャンスに恵まれなかったということです。
どうやったって一日は24時間ですから、自分のアンテナに引っかかったものから手を付けます。
同時に書店でパラパラと冒頭をめくり、そこで購入しなかったという作品もあります。

これはプロ作品に限りません。
なろう系のアマチュア作品も楽しんでいますが、『読み始めて、すぐにやめる』そういった作品も、まぁ率直にいえば多数あります。
もっと多いのは『タイトルに食指が動かなかった』
つまり『一ページも読まずにそのまま埋もれていった』という私にとっての事実です。

以下(あくまで私の場合です)が、『読む・読まない』の分水嶺を書いておきます。
当然ながら読書は好みがある話しですので、絶対的な指針なんぞありませんが、参考のひとつになれば幸い。(私は執筆しない読者ですので我が儘を言いたい放題です)

1)タイトル

ご質問からズレますが、あえて。
装丁の入り込む余地があるのはプロ作品のみですから、実質これがアマチュア小説にとっての顔です。

やっぱりですね、まずは顔で惚れさせるというのは強い。人間と一緒で第一印象がかなり勝負の行方を左右させます。

プロ作品ですが、最近タイトル買いしたのは【グレゴリーマグワイア著:Son of a Witch】ついでがあったとはいえ、米Amazonから態々取り寄せました。
タイトルを直訳すると【魔女の息子】ですが、暴言であるson of a bitch 映画でよくきく『さのばびっち!』にかけてる所で目をひいてしまいました。

なんだか『お!? おもしろそうな気配』と感じちゃったわけです。(ちなみにそれなりに楽しめました。余談ですがこの著者なら【アリスはどこへ行った?】がお勧めです)
我ながら単純だと思いますが、『目を引く・興味が出る』これはメチャクチャ強い武器です。
是非ともタイトルで興味を持たせて頂きたいところです。

2)冒頭の数行で『先を読ませる』工夫。

あらすじ的なことではありません。
無理矢理に言語化しますが『読者に先を読ませる対価』として『期待』をください。
読者は最低でも、読書時間という支払いをします。
貴重な時間です。
【新潮文庫の100冊】じゃありませんが、プロが社をあげて厳選した、プロの書いた作品があるのに、アマチュア作品を読み続けさせるには、否、プロ作品であっても『面白いかも知れない』という期待が必要です。

極端には『冒頭で死体をころがせ』という、誰だったか、推理作家の言葉がありますが、これはもっと端的に『続きをよまないと、冒頭数行では解決しない』というだけで成立します。

例を書きます。
【藤沢周平著:隠し剣孤影抄 宿命剣鬼走り より引用】
 戸が倒れるような物音がし、間もなくただならない人の叫び声がした。若党の宗助の声である。方角は客を迎える玄関ではなく、土間がある裏口の方だった。そこに若党部屋がある。
 宗助の声は、隠居部屋にいる小関十太夫の耳にとどいた。
【引用おわり】

目をつぶって本棚からつまみ出した一冊です。
短編集ですが、何本かが映画化された藤沢周平氏の作品でも、かなり面白い小説ですので機会があればどうぞ。
作為的なところなく選択しましたので、ラノベではないどころか時代小説ですが、プロ作品であれば、ほぼ全ての小説が例に出来ます(だから目をつぶって選択した訳ですが)ので、このまま進めます。

引用を分解します。
(本文)『戸が倒れるような物音がし、間もなくただならない人の叫び声がした。』
 (読者)なにが起きたのか?
(本文)『若党の宗助の声である。』
 (読者)若党=足軽より上位従者の存在、つまりは武家屋敷が舞台であることを知る。
(本文)『方角は客を迎える玄関ではなく、土間がある裏口の方だった。そこに若党部屋がある。』
 (読者)標準的なものではあるが舞台である屋敷の簡単な間取りを知る。玄関ではなく若党部屋から『戸が倒れるような物音』がしたことから、非常事態の認識を強め、大事である予感を強める。 
(本文)『宗助の声は、隠居部屋にいる小関十太夫の耳にとどいた。』
(読者)物語の約束事的に、このタイミングで出た小関十太夫が主要人物であることを知る。同時に十太夫が隠居であることを知る、つまりは跡取りの存在も判明する。

このあと、当然ながら『なにが起きたのか?』は判明します。
が、たたみかけるように『なぜそうなったのか』が引き継ぎ、好奇心が読書の燃料になります。
アマチュア作品は、このプロなら普通にやってることが、スカッと抜けてるケースが散見されますので、ここをしっかりさせるだけでかなり変わってきます。

いわば、一行で完結させない。
特に説明をしない。
例に出した小説でも、説明は全て物語を通してやってますよね。

>①寝て起きたら異世界転生。目覚めた時に手元にあったのは一本の槍のみ

たとえば、これも(そう書かれるとは思ってませんが)『寝て起きたら』ではなく、いきなり異世界で問題なく読めますよね。
主人公の心情に立ち入る限り(つまり心情に立ち入らないという特殊な書き方をしない限り)異世界に放り出された反応だけで読者はそれと解ります。

推進力をもっと付けるならばですが、『目覚めた時に手元にあったのは一本の槍のみ』ここにエピソードが欲しく感じました。

仮にどれだけありがちなパターンであっても、このエピソードで印象は全く変わります。
例えば、前時代的な少女漫画風に『雨の日に、迷った子猫を保護する少年』というベタベタな物語のスタートがあるとしましょう。
少年が下校途中ならば、読者にとっても読み流すような話しです。どれだけドロドロになっても帰宅してシャワーでも浴びればよろし。
少年が子猫を救うというスタートだと、たったこれだけです。

ですが、これが初デートに向かう途中。子猫を救ったあと、ドロドロの姿で女の子の前に現れたら、ちょっと変わってきます。さらに女の子に会う直前に抱いていた子猫の飼い主の女の子が現れたら、子猫は救われますが、少年は待ち合わせ現場に単にドロドロの姿で登場することになります。
もしくは、飼い主の女の子がドロドロの姿を気にして少年を追いかけてきて『私の家に来て下さい!』と連呼し、デート相手がそれを見たら、ちょっとした修羅場です。

同列にありますのでもうひとつ。
タイトルもそうですが、冒頭数行というのは『それを好まない読者が手を引く』きっかけにもなります。
なろう系でよく見かけますが、『残酷描写があります』というお断り文句、実はあれも不要っちゃ、不要です。
プロ作品では雑誌の連載小説もありますので、そういったことは本文で行っています。
例に挙げた冒頭でもそうですね。
不穏な気配・時代小説・文体
判明したこれらが読者へのお断り文句の役を果たしています。

『続きを読んでもらえるのか?』
これをもう一段、『(読者にとって)続きを読まなければ!』に昇華するよう心血を注いで欲しく思います。
努力した分、工夫した分、結果として返ってくるはずです。
ではでは執筆頑張って下さい。
応援いたします。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 冒頭で読者を呼び込める自信がない

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投稿日時:

元記事:小説+αを読んでも何も思わない

あれだけ分析する(前スレ)といって、ここには質問しづらかったのですけれど……とても。大したものではないと受け止められがちであり、リアルでもネットでも回答がもらえなかったため、ここに質問させていただきました。
気恥ずかしいです。

娯楽作品を鑑賞しても何も思わず、悩んでいます。
小説を読んで感想が思い浮かばないので、能動的に訴える媒体である映画を途中まで鑑賞しましたが、これでも感想が思いつきませんでした。

別に気にしなくてもいいと仰る方もいるかもしれませんが、作品を素通りしてエッセンスを得られないというのは、わりと重大な悩みだったりします。

その映画のレビューでは色んな感想がのっていました。ですが私には、物語でこのシーン良いな!とか、このシーンはないな…とか、そんな感情がありません。
雑念に囚われてるとか、頭では他のことを考えているとか、集中できてないというべきなのでしょうか?
特に映画そのものよりもあらすじやレビューを見たときのほうが面白そうに感じました。噛み砕いている表現だから?

この状態から脱するにはどうすればよいのでしょうか?
ご回答よろしくお願いします。繰り返すようですが、かなり恥ずかしいです。

上記の回答(小説+αを読んでも何も思わないの返信)

投稿者 あまくさ : 1

わさびさんの過去の質問も読み返してみました。私も何度か返信していて、だんだん思い出しました。

小説が書きたい。だけど書けないという相談をずっと繰り返しているんですね。あ、それは別にいいんですよ。
小説を読むことも苦手、マンガや映画を観るのも気が乗らないとのこと。でも、小説を書きたいという気持ちはあるんですね。

もしかしたら、そこに取っかかりが見つけられるかもしれないと思いました。

小説を書きたいという気持ちだけは長期間ずっと持続しているわけですから。

もう一つヒントかな? と思ったのは、

>特に映画そのものよりもあらすじやレビューを見たときのほうが面白そうに感じました。

これです。ということは、映画のあらすじを読んで、わさびさんなりに頭の中で無意識に何かを「再構成」したということではないでしょうか?

>その映画のレビューでは色んな感想がのっていました。

レビューを書き慣れている人って、他人に感心してもらえるような書き方を心得ているものなんですよ。そういう立派そうな感想が浮かばない自分がダメなんだと思い込んでしまっているのでは?
だけど、あらずじを読んで面白そうだと思ったということは、そんな偉そうなレビューとは別の、わさびさんなりの興味をもてたということなのではないでしょうか? そこに、わさびさんのオリジナリティの萌芽があるんじゃないかと思うんだけど。

わさびさんの中に何かしら「表現」したいものがずっとあって、だけどそれを形にする方法を見つけられないでいるんじゃないのかな?
映画を観て何も感じなかったのは、その映画で表現していたものが、わさびさんの求めているものとは違っていただけなんじゃないかと。

世間で名作だと言われている小説や映画、利口ぶったことをペラペラ喋るアンポンタンな人たち(私もそうか。汗)。そういうのに惑わされずに、素直に自分の好きなものを探してみるのもいいのかなと。

もうちょっと自分に自信をもった方がいいと思います。

カテゴリー : その他 スレッド: 小説+αを読んでも何も思わない

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