小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

あまくささんの返信一覧。最新の投稿順92ページ目

元記事:話の構成について

天気の子やワンピースのウォーターセブン編などに代表される、自然現象(大事件)が主人公たちの行動とは違う地点で展開され、やがて2つが合流していく話があると思うのですが。ああいうのは、音楽でいうところの何に該当するのでしょうか?交響曲…とか、そういう種類でいうところのです。教えてくだされば幸いです。よろしくお願い致します…。

上記の回答(話の構成についての返信)

投稿者 あまくさ : 1 投稿日時:

ご質問の意図がいまいちわかりません。音楽用語を織り込んだタイトルでも考えていらっしゃるのかなとも思ったのですが……。
あるいは、楽曲の構成を小説作品の参考にしたいということでしょうか? それと、クラシック音楽方面に興味があると?

じゃあ……

チャイコフスキーの『1812年』はどうでしょう?
1812年というのはナポレオンがロシアに攻め込んだ年で、これを題材に音楽化したものです。

派手な曲ですよw
チャイコはロシア人ですから、ナポレオンは悪の侵略者ということになります。

この曲は、最初はロシア民謡か何かをアレンジしてゆっくり始まり、だんだん盛り上がっていきます。これに途中からフランス国家が割り込んできます。ナポレオン軍の襲来ってわけです。
中盤はロシアをイメージする旋律とフランスをイメージする旋律がもつれあい、やがてフランスが弱まり、冒頭のロシア民謡をイメージした旋律が堂々とした曲調に変えられてかぶさってきます。
ここらへん、アニメっぽいですよ。バトルもののアニメのラストで、よくオープニング曲が「勝利モード」的にアレンジされて流れたりするじゃないですか。あんな感じです。
で、『1812年』の終幕は、勝利を称えて教会の鐘や大砲の音が鳴り響きます。この大砲は打楽器で表現されることもありますが、原曲の楽譜には本物の大砲をぶっぱなせと指示されていて、現在の演奏会でも実行されることがあります。

『1812年』は音楽の形式としては「交響詩」の範疇なんじゃないかと思いますが、それと交響曲(シンフォニー)は違います。
交響詩は形式は自由なのですが、交響曲にはきっちりした形があって、ソナタ形式とも言います。
ソナタというのは第1主題・第2主題を最初に提示して、その二つのメロディーがからみあって盛り上がり、最後に二つの主題を再現して終わります。
オーケストラによる交響曲は基本的に4楽章と決まっていて、第1楽章が内容の濃いソナタ形式、第2楽章がゆったりした曲、第3楽章が軽快な舞曲など、第4楽章が直線的に盛り上がる派手な曲、という構成をとります。

典型的なのが、ベートーヴェンの交響曲5番、通称『運命』です。
音楽にストーリー性を持ち込んだのが、ベートーヴェンの功績。
交響曲5番は「勝利の交響曲」なんて呼ばれたりすることもあるのですが、暗く悲劇的な雰囲気の漂う第1楽章と、「勝利モード」が爆発する第4楽章の対比に特徴があります。
先に書いたアニメの「戦闘曲」「勝利曲」って、第五が元祖なんじゃないかと思います。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 話の構成について

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元記事:実在の人物を名前の由来にしたキャラクターに関して

どうもこんにちは。いつもお世話になっております。如月千怜です。
今回もスレ題通りの質問です(汗)

私は以前「ある大学生の生態」という作品を執筆したのですが、その作品には実在の有名人を名前の由来にしたキャラクターが登場します。
そのキャラクターは東地洋久という名前で、シリーズ全体の主人公です。もう気がついている方もいると思いますが、俳優の東地宏樹さんが名前の由来です。
ちなみにこの作品は執筆していた当時はシリーズ化させるつもりはなかったのですが、一度好評を頂いたことで調子に乗って続きを二作も書いてしまいました(汗)
そして今も続きのプロットを作っています。

ただ最近作るプロットは主人公が雑な待遇で扱われることが多いんですよね。
具体的には下ネタでいじられたり、失礼な子供に煽られて大人げなくキレたり、女装させられたりという風にです。
ちなみにすでに書きあがった作品では二度留年して彼よりも年上になっている下級生の前で「年上には礼儀正しくしろ」と言ってしまい逆襲されるとかもあります。
物語を作る以上、主人公に苦境を与えなければならないのはある程度仕方がないことなのですが、有名人を名前の由来にしているのにこんな扱いでいいのでしょうか……

上記の回答(文責の範囲……かなと)

投稿者 あまくさ : 1 投稿日時:

ケースバイケースだろうと思います。

そもそも書き手の如月さんとしては、名前の由来にした俳優を貶める意図はなかったのでしょう?
ならば、一般的なモラルとして良いとか悪いとかいう問題ではなく、読者、特にその俳優のファンの方たちがどう感じるかが問題です。
扱いが良くないという度合いによって、ファンの神経を逆なでするか、気にするほどでもないという範囲があるのではないかと。
そこを判断するのは書き手自身であって、そういうことを「文責」といいます。
そして、そういうことが心配になるのなら、はじめから実在の人物を想起させる名前は使わなければよいというだけのことです。

ちなみに私は主要キャラクターのネーミングをするときは、一応、ググってみることにしています。実在の名前、既成作品のキャラ名に類似するものがあり、私が知らないということもあり得るからです。
匙加減の判断が微妙な問題ですが、名前というのは気にする人は気にするものだと思うので、慎重にした方がよいとは思っています。しかしそれは、あくまで私の方針に過ぎないので、人によって考え方ややり方は様々かと。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 実在の人物を名前の由来にしたキャラクターに関して

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元記事:視点変更を使った物語を新人賞で出すことについて

既存の作品には視点変更が多いような気がします。昔どこかで新人賞では視点変更を使ってはいけない。視点変更を使って良いのはプロになってから、とどこかで読んだような気がします。この掲示板や物語の作り方のようなサイトを見るのを辞めてしまって数年経つので時代は変わったのでしょうか? 変わったのであれば既存の作品(大抵の物語は視点変更がある)も参考になるのですが、まだその暗黙のルールがあるのであれば、視点変更がない作品を探さなくてはいけなくて大変だと思っています。
 新人賞受賞作品で視点変更を使った作品、もしくは、まだ新人賞には視点縛りルールがあるなら視点変更がない作品を教えていただきたいです。

上記の回答(視点変更を使った物語を新人賞で出すことについての返信)

投稿者 あまくさ : 1 投稿日時:

昔も今も、「視点縛りルール」なんてものが存在したことはありません。
視点と人称は純粋に技術的な問題です。基本を知らずに安易に動かすと破綻することもあるので、注意した方がよいということは言えます。

視点と人称について詳しく説明しはじめると簡単にはすまないので、以下できるだけザックリと書きます。

まず。
一人称と三人称の違いと特徴はお分かりでしょうか?

一人称はそもそも視点を固定してこそ成り立つ手法なので、少なくとも頻繁に視点変更することはできません。ただし一定の効果をねらって、章単位など明確な区切りをつけた上で視点変更する書き方なら可能です。
一定の効果とは、例えばずっと主人公視点で通しながら、ときどき他のキャラクターの目を通すことによって同じエピソードがまったく違った様相を帯びてくるという「認識のギャップ」を演出する場合などです。

三人称の場合は、視点変更が自由にできます。ただし、できるからといってあまり無闇にやると読者が大混乱してしまうので、匙加減は重要になります。その匙加減をマスターするにはけっこう慣れが必要なので、「視点変更を使って良いのはプロになってから」という言い方をする人がいるわけです。そういう意味でなら今も昔も変わりません。そしてこれをマスターするためには、少なくとも一人称と三人称の違いをきっちり理解している必要があります。

   *   *   *

なお。
視点移動はNGではないけれど安易にはやらない方がよい理由は、読者が混乱しやすいということの他にもう一つあります。
それは、感情移入がリセットされかねないという弊害です。

視点変更のデメリットが、変更の分かりにくさから混乱をさそうということだけならば、分かりやすく書けばよいだけということになります。そこである程度のまとまりを同一視点で書き、切り替わりの部分を明確にする配慮があれば大丈夫と思いがちです。

ですが、ここにもう一つ問題があるんですね。

ある程度のあいだ一人のキャラクターに視点を固定すると、読者はそのキャラの目を通して物語をみることに慣れてきます。すると自然にそのキャラに親近感をいだくようになります。それを感情移入というわけですが、そこで急に視点を変更すると、せっかくあるキャラに親近感をいだいてきた読者の気持ちにリセットがかかってしまうおそれがあるんです。

ただ。

そういう問題があるから視点は絶対に変更してはならないというわけではなく、世界観や動きの大きいストーリーの場合は積極的に視点変更をした方が面白くなることもあります。
あくまで上記のような難しさがあることを知った上で、使いこなせる自信があるなら使ってもいいということです。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 視点変更を使った物語を新人賞で出すことについて

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元記事:視点変更を使った物語を新人賞で出すことについての返信

昔も今も、「視点縛りルール」なんてものが存在したことはありません。
視点と人称は純粋に技術的な問題です。基本を知らずに安易に動かすと破綻することもあるので、注意した方がよいということは言えます。

視点と人称について詳しく説明しはじめると簡単にはすまないので、以下できるだけザックリと書きます。

まず。
一人称と三人称の違いと特徴はお分かりでしょうか?

一人称はそもそも視点を固定してこそ成り立つ手法なので、少なくとも頻繁に視点変更することはできません。ただし一定の効果をねらって、章単位など明確な区切りをつけた上で視点変更する書き方なら可能です。
一定の効果とは、例えばずっと主人公視点で通しながら、ときどき他のキャラクターの目を通すことによって同じエピソードがまったく違った様相を帯びてくるという「認識のギャップ」を演出する場合などです。

三人称の場合は、視点変更が自由にできます。ただし、できるからといってあまり無闇にやると読者が大混乱してしまうので、匙加減は重要になります。その匙加減をマスターするにはけっこう慣れが必要なので、「視点変更を使って良いのはプロになってから」という言い方をする人がいるわけです。そういう意味でなら今も昔も変わりません。そしてこれをマスターするためには、少なくとも一人称と三人称の違いをきっちり理解している必要があります。

   *   *   *

なお。
視点移動はNGではないけれど安易にはやらない方がよい理由は、読者が混乱しやすいということの他にもう一つあります。
それは、感情移入がリセットされかねないという弊害です。

視点変更のデメリットが、変更の分かりにくさから混乱をさそうということだけならば、分かりやすく書けばよいだけということになります。そこである程度のまとまりを同一視点で書き、切り替わりの部分を明確にする配慮があれば大丈夫と思いがちです。

ですが、ここにもう一つ問題があるんですね。

ある程度のあいだ一人のキャラクターに視点を固定すると、読者はそのキャラの目を通して物語をみることに慣れてきます。すると自然にそのキャラに親近感をいだくようになります。それを感情移入というわけですが、そこで急に視点を変更すると、せっかくあるキャラに親近感をいだいてきた読者の気持ちにリセットがかかってしまうおそれがあるんです。

ただ。

そういう問題があるから視点は絶対に変更してはならないというわけではなく、世界観や動きの大きいストーリーの場合は積極的に視点変更をした方が面白くなることもあります。
あくまで上記のような難しさがあることを知った上で、使いこなせる自信があるなら使ってもいいということです。

上記の回答(下読みさんの心理)

投稿者 あまくさ : 0 投稿日時:

ひょっとすると、ご質問の趣旨からは少しずれた回答をしてしまったかもしれません。

>まだその暗黙のルールがあるのであれば、

ルールではないですが、小説の基本をマスターしているかどうかの「指標」として使われることはあるようですね。
新人賞ではシロウトの作品が大量に送られてくるので、少なくとも1次の段階で丁寧に読んでもらえるということは期待できません。雑な流し読みで、書き慣れているかどうかを手っ取り早く判断する手段としては、視点の扱いが安定しているかどうかは目安にしやすいのかもしれません。

そして、こう考えても「プロならば許される」という理由の一つが見えてくるのではないでしょうか?
プロならば、「この作者の作品なら基本ができていないということは有り得ないし、今読んでいるパートがイマイチでも先まで読めば面白くなるはずだ」という信頼感を持ちながら読んでもらえます。その点において、少なくとも新人賞の1次作品とは天と地ほどの差があることは確実です(扱われ方がです)。

なので、

>既存の作品には視点変更が多いような気がします。

この状況も、きわめて当然と言えます。

   *   *   *

色々な意味で、「視点変更NG論」は本質論ではなく、選考者の心理まで読んだ上での実践論です。そして現実にはそこを軽視できないのも事実。

別に無理して実例を探さなくても、そういう諸事情を分析して戦略を立てればよいのではないでしょうか?

カテゴリー : ストーリー スレッド: 視点変更を使った物語を新人賞で出すことについて

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元記事:実在の人物を名前の由来にしたキャラクターに関して

どうもこんにちは。いつもお世話になっております。如月千怜です。
今回もスレ題通りの質問です(汗)

私は以前「ある大学生の生態」という作品を執筆したのですが、その作品には実在の有名人を名前の由来にしたキャラクターが登場します。
そのキャラクターは東地洋久という名前で、シリーズ全体の主人公です。もう気がついている方もいると思いますが、俳優の東地宏樹さんが名前の由来です。
ちなみにこの作品は執筆していた当時はシリーズ化させるつもりはなかったのですが、一度好評を頂いたことで調子に乗って続きを二作も書いてしまいました(汗)
そして今も続きのプロットを作っています。

ただ最近作るプロットは主人公が雑な待遇で扱われることが多いんですよね。
具体的には下ネタでいじられたり、失礼な子供に煽られて大人げなくキレたり、女装させられたりという風にです。
ちなみにすでに書きあがった作品では二度留年して彼よりも年上になっている下級生の前で「年上には礼儀正しくしろ」と言ってしまい逆襲されるとかもあります。
物語を作る以上、主人公に苦境を与えなければならないのはある程度仕方がないことなのですが、有名人を名前の由来にしているのにこんな扱いでいいのでしょうか……

上記の回答(実在の人物を名前の由来にしたキャラクターに関しての返信)

投稿者 あまくさ : 0 投稿日時:

そうですね。どうしましょうか(笑)

好きな俳優の名前を好きなキャラクターに重ねたのであれば、読者にも伝わるのではないでしょうか?
そういうキャラが多少いじられるのも、他の準レギュラーが下ネタ好きなのも、自然なストーリーの流れにそってのことならば問題ないんじゃないですか?
書き手自身が気に入っているキャラをあまり完全無欠にしてしまうのも、かえって考え物かなと思いますし。

>弱音ったらしい言動をしなければセーフ

ある程度距離をおいて、どこを押さえてどこを緩めるか考えながらキャラを作っていけばいいんじゃないかと思います。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 実在の人物を名前の由来にしたキャラクターに関して

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元記事:創作クラスタのための心理学の参考書

心理学を用いてキャラクターを作りたいと思っています。心理学に完全に従うのではありませんが、虚構を作るのには現実をある程度知っている必要性もあると考えています。
その一環として、心理学を知ろうと思うのですが、何から手をつけたらいいか分かりません。
キャラクターの性格を作るのに最適な心理学書はありますでしょうか。
出典となる統計や論文が十分に記載されたものでお願いします。

上記の回答(創作クラスタのための心理学の参考書の返信)

投稿者 かにさん : 0

「心理学大図鑑」は、心理学の歴史が網羅されているので、全体図をざっと頭に入れることができるのでおすすめです。後は個別に興味を抱いたものを学べばよいかと。

個人的には、キャラクターのメンタリティをリアルに描きたいのなら、以下の概念が重要だと思います。(「コンフォートゾーンの作り方/苫米地英人氏」にまとめられています)
・認知的不協和
・ホメオスタシス
・ゲシュタルト
・ブリーフシステム
・コンフォートゾーン

自我は信念の集まりであり、「~すべきだ」という個々の信念は過去の情動体験によって作られ、日々の習慣(ハビット、アティチュード)に表れる。自我は恒常性によって維持されるため、信念と反する出来事と出会うと認知的不協和が起き、現状の信念と矛盾のないゲシュタルトを構築しようとする。(例えば、自分のことを「女性だ」と思っている男性が、「お前男だろ」と指摘されるとモヤっとして、身体を本当に女性に変えようとするモチベーションが生まれる=「自分は女性だ」というゲシュタルトを維持しようとする)

というのが、人間の行動の中枢メカニズムであると考えると、人間らしいキャラが作れると思います。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 創作クラスタのための心理学の参考書

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投稿日時:

元記事:女子キャラの設定をどう作れば良いだろうか…

中々異性の設定が上手くいかず、名前はどうにかなるが口調や仕草、女性(女子)が感じる物の感覚がうまく決められません。
皆さんどう言ったように異性のキャラクター設定を作っていますか?

上記の回答(女子キャラの設定をどう作れば良いだろうか…の返信)

投稿者 手塚満 : 2

こういうご質問は割とあるんですけど、ほぼ根っこから間違っているのが通例でしょうか。このご質問では「口調や仕草、女性(女子)が感じる物の感覚」に表れています。そういうものから発想しようとすると詰まると思います。

結論を先に申せば、「設定はキャラの個性を表すもの、個性から設定が出てくるもの」なので「各キャラの物語上の役割が先、性別等の属性や特徴は後回し」となります。以下、少し説明してみます。

1.性別等のキャラ属性はキャラの個性ではない

「女性/女子」は人類の約半数にもなる大枠の分類の1つですけど、そんな大分類から1人の個人/キャラクターを規定することは不可能です。仮にスレ主さんが男性だとして、「男性(男子)が感じる物の感覚」って、説明できますか? 具体的に考えようとすると、「自分はこれをこう感じるが、あいつは同じものでも違うように」とかなりませんか?

これが例えば平均的などの統計的にどうか、ということなら説明可能かもしれません。例えば「ここにある重い岩を持ち上げられるのは、男が多いだろう」とか(第2次性徴で男性は骨格筋が発達する等の理由)。

2.個々のキャラは平均的なものではない

しかし、考えようとしているのは個々のキャラクターのはずですよね。すると「この大岩は自分には無理だ、しかしレスリングメダリストの吉田沙保里(元)選手ならできそうだ」みたいになります。「吉田沙保里(元)選手は女性だから力が弱いはず」なんて考えられません。統計的な大枠から個々は規定できないわけです。

フィクションでも同じです。まず個々の個性あるキャラクターがあって、その個々のキャラクターに属性の1つとして性別があるに過ぎません。キャラクターは物語上の必要あって登場しますから、役割/機能がある。その役割/機能に沿って設定します。

3.性別などのキャラ属性は演出にすぎない

性別は例えば別のキャラとマッチングさせるなら、そのキャラの異性としておく。これはキャラの役割/機能に属しますが、そこから個性が出てくるわけではありません。カップルにするために必要だから性別を違えておくに過ぎない。

そうでもないなら、もうただの演出です。キャラをイメージしやすいよう、多少の具体化をするに過ぎません。それも作者が与えるのはいくつかの記号に過ぎず、具体的なイメージは読者が作ります(文章作品だから)。作者から性別で個性を打ち出してはいない。なぜなら具体的にイメージしているのは読者だから。

4.キャラの個性は物語上の要請から導き出される

作者が与えるのはキャラの機能、役割です。そこからしか個性は出せません。このイベントのこの役割をこなすにはこういう性格要素がないといけない、とか出てきます。それで個性が規定されていき、次第に具体化されます。例えば、サブキャラAが主人公の行動を起こす役割があるとして、「ドジでハプニング起こして主人公にフォローさせる」のか「賢明で主人公を善へ導くためにアドバイスする」のか、といった選択でサブキャラAは具体化されていきます。

5.性別等の属性はキャラの見える化のための特徴や演出

そのうえで、サブキャラAが読者に視覚イメージを喚起しやすいよう、女性→10代後半→可愛い→ロン毛→…と特徴を与えていくわけです。その部分は演出です。個性ではありません。繰り返しますが、作者の与えた言葉=記号から具体的イメージを喚起するのは読者だからです。読者に想像してもらう部分で、作者がキャラの個性を出すのは不可能です。

台詞とて物語のストーリー進行やドラマ展開、シーン作りの要請から出てくるものです。台詞に持たせる情報で、喋るキャラの個性が形作られていきます。キャラが女性だとして「女性らしさ」はせいぜい役割語をどうするか程度です。末尾が「よ/わ/の」等で終わることが多い、とかですね。もちろんそんなことでキャラの個性が作れるわけではありません。個性でないところから、キャラの行動、言動を決められるわけではありません。

6.読者の利便性のためなら属性の演出すら捨てる

役割語どころか、ぶっ飛んだ話し方、癖を付与することだってありますね。例えば「とある魔術の禁書目録」シリーズでは、極めて奇異な台詞の言い方をする重要サブキャラが頻出します。その話し方が男っぽいか女っぽいかみたいなことを超越している感じです。

これは台詞を発した途端、どのキャラか分かる工夫です。性別よりも誰かが大事ですから。なにせ文章作品では絵が見えてませんからね。絵を作るのは読者です。その読者がイメージするに便利なら、役割語等で性別感出すよりは、「誰なのか」が大事なわけです。つまり、やっぱり個々のキャラ自体が、その属性より優先ということです。

7.まとめ

まとめますと、

・各キャラの物語上の役割、機能で設定を作る(キャラの主要部分)
・各キャラの視覚等のイメージ演出としての性別などの属性を設定に付与する(補助的な部分)

ということになります。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 女子キャラの設定をどう作れば良いだろうか…

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元記事:最近流行っている小説のジャンルがわからない

初めまして。鴻江駿河と申する者です。いつもは、小説家になろうやカクヨム、書籍などで小説を「読む」側に属しておりましたが、この度「書く」側に転向しようととりあえず筆を取った者です。
さていざ書こうと思ったとき、とりあえず流行りものを書こうと思ったのです。しかし、ランキングなどを見てもあまりどういったジャンルが受けるのか、今流行っているのかというのがいまいち掴めません。
ぜひ、現在どういったジャンルが流行っているのか教えていただけると幸いです。

上記の回答(最近流行っている小説のジャンルがわからないの返信)

投稿者 大野知人 : 5 人気回答!

 結構作品読んで来て、ぱっと見で分からないんだったら、『無い』んじゃないですか? 流行。
 
 流行、って客観的で一般的なものみたいに皆言いますけど、結局、『一般』の中にいる各個人が『こういう風なの多いなぁ』っていう、すごく大雑把なカテゴライズで『色んな作品』を型に嵌めて見る、ということなんですよ。

 だから、もし10~20作品くらい読んでみて『流行』が見えないんだったら、流行を意識するより先に、まず『こういう作品を作りたい!』って言う好きなものを書いてみては?

 あとこれは本旨からズレるアドバイスですが、基本的に創作活動ってのは強い意欲が無いと出来ません。
 だから、『なんか文章が書いてみたくなった』『取り合えずなんとなく流行の物を作ってみよー』みたいな雑でふわっとした動機ではなく、もう少し強い思いを持った方が良い。

 ヒロインの性格でも、世界観の設定でもなんでもいいですから、『こういう物が作りたいんだ!』って意思を持ってやった方が長続きしますよ。

カテゴリー : 流行分析(なろう研究) スレッド: 最近流行っている小説のジャンルがわからない

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