小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

あまくささんの返信一覧。最新の投稿順247ページ目

元記事:好きなジャンルと要素はあるけれどストーリーが作れないの返信の返信の返信

まず。

私がお勧めしてみたのは、公開を前提としないで練習作とわりきってみてはどうか、ということでした。
その場合なら、パクりになることを恐れる必要がそもそもないし、練習として有効と判断したら積極的にパクっちゃえばいいという話です。

しかし、それはあくまで私の提案なので、それはそれとして。
以下は、公開した場合にパクりと非難されるのを避けるにはどうしたらよいか、という観点から考えてみます。

>参考にしたい作品からストーリー展開はそのままに「キャラの属性」「世界観」「人間関係」などを変更すればパクりではなくオマージュになるでしょうか。

オマージュというのはそういうことではありません。
オマージュかどうかのポイントは、元ネタへのリスペクトがあるかどうかだけです。「あの作品のあのシーンはよかったね」という気持ちを作者と読者が共有できれば許容してもらえるだろうということなので、公開する作品であっても元ネタとの類似を隠す必要はありません。

しかし、リスペクトなんて感情は主観的なものなので、実際に読者が共感してくれるかどうかなんて判断できませんよ。単に反感を持たれてしまうだけかもしれません。
なので、公開する予定の作品がパクりと非難されることを避けたいならば、パクりとオマージュは同じと考えた方が無難だと思います。

   *   *   *

そういうことではなく。

プロの名作も含めて、どんな作品も先人の影響を必ず受けているのだから、先行作との悪意のない類似は恐れる必要はないという考え方もあります。

そういう意味での類似とオマージュは違うということはおわかりでしょうか?

>参考にしたい作品からストーリー展開はそのままに「キャラの属性」「世界観」「人間関係」などを変更すればパクりではなくオマージュになるでしょうか。

要素を変えればパクりとは見なされないことが期待できるという意味なら、まあ、その通りです。

しかしそれはオマージュだから許されるのではなく、誰も類似に気がつかなくなるということなので、お間違えの無いように。

もう一つ大事なことは、先行作と類似点があったとしても、別の部分でオリジナリティが勝っていればよいということです。

以上のようなことは、初心者にはかえって難しいかもしれませんよ。

難しい順に、

先行作を巧みに模倣した作品 > 模倣のない作品 > 深く考えずに単純に模倣した作品

ということです。

で、繰り返しますが、私の最初の提案は、練習作と割り切るなら「深く考えずに単純に模倣した作品」でいいんじゃないの? ということです。

上記の回答(補足。オマージュではなく換骨奪胎)

投稿者 あまくさ : 0 投稿日時:

練習と割り切るならパクりを恐れる必要はない、という提案は後ろ向きで嫌ですか?

もしそうなら、それは忘れてもらってもかまいません。

もう少し前向きな話をしてみますね。ただ、詳しすぎる説明はかえってわかりにくいかもしれないので、端的な言葉にしてみます。

◎目指すべきは「オマージュ」ではなく「換骨奪胎」です。

失礼して、サタンさんとのやりとりから抜粋しますね。

>元ネタを大雑把に抽象化すれば、それを好きに変更しやすいということですか。

そういうことです。

>参考作品の展開「過去にヒロインを苦しめた現在になって敵が現れ、それを倒しヒロインを助ける」

>自分の作品の展開「ヒロインを苦しめている呪いを解き、助ける」

これは正解。
発想を「ヒロインを助ける展開」にまで単純化し、具体的なシチュエーションを変更しています。これが「換骨奪胎」です。

>参考作品のキャラ ツンデレ 金髪ツインテール 低身長 同い年

>自分のキャラ   ツンデレ 赤のロングヘア 高身長 年上

こちらは何とも言えません。髪の色や身長という枝葉末節を捨てて、「ツンデレ」という「ストーリーに絡みやすい、より本質的な属性」を残しているので、これも「換骨奪胎」であることは確かです。
ただツンデレ属性がストーリーの根幹に深く結びついてる場合は、元ネタとの類似が目立ってしまうかもしれません。
なので、基本的な考え方は間違っていないのですが、髪の色を変えたくらいでは不十分かもしれません。
ツンデレそのものはそう珍しいキャラ付けではないので、他の部分の変更やアレンジがもっと大きければ成立すると思います。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 好きなジャンルと要素はあるけれどストーリーが作れない

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元記事:開始のエピソード(訂正)

初めにお詫びをさせてください
先日投稿した質問が、自分の表現不足でしたのでここで改めて整理して投稿させていただきます
ご返信くださった御三方には申し訳ありません

物語の開始とその後の説明進行として「主人公がその世界(界隈)に入り教わる」という『主人公が聞き役』のパターンと「主人公とは別の人物(新しい知り合いなど)が巻き込まれて教わる」という『主人公以外が聞き役』の2種類がよくあると思います
始まり方としては、前者ならば主人公がその世界に入るきっかけがあり、後者ならば聞き役になるキャラクターが主人公に出会い、その世界に巻き込まれるようになると思います
それに対し『主人公は既に知っていて、話を進める流れで読者に説明していく(キャラクターに特定の聞き役がいない)』という流れを考えています。
しかし、そういった形で進めると、開幕の際に簡素であれ「こういう感じなのか」と読者に伝える出来事や事件を用意する時、下手にその出来事の関係者が重大になると収拾がつかなくなってしまいます。探偵などのように事件を持ち込む人物がいても、その人にあれこれ説明してはその人がそれ以後も聞き役になるのが自然で、反対にただ出来事がある状態から進めると説明する相手がいなくなり説明が浅くなりすぎてしまいます。
こういった時に「余分なキャラクターを重くすることなく、浅すぎず自然に世界観などの説明を加えられる流れ」というので悩んでいます。自分の技量の問題も含めての問題なので、こういう場合の開幕のストーリーや、あくまで第三者であるキャラクターに説明する程度の浅さ作り方というものを知りたいです

上記の回答(開始のエピソード(訂正)の返信)

投稿者 あまくさ : 0 投稿日時:

「聞き役」キャラを置くということにこだわりすぎていないでしょうか? それって、世界観なり背景なりを誰かのセリフで説明したいということですよね?

しかし、

◎作品の冒頭で、世界観のすべてを読者に伝える必要は無い。

と、思いますよ。

私見としては、冒頭では、適当なエピソードと主人公の行動そのものを通して、どういった世界ないし物語なのか何となく程度に読者に伝えれば十分だと思っています。
そして、冒頭以降は中盤あたりまでのストーリーの要所要所で、少しずつ鮮明に伝えていくようにすればいいかと。セリフによる説明がどうしても必要だとしても、その時々の適当なキャラを割り振るという方法もあり、「説明役」「聞き役」を誰かに固定する必要はないはずです。

例として、『まどマギ』はどうでしょうか?
あれ、全貌が視聴者に伝わるのは放送の全12話中、10話目です。そこまでの流れでは、段階を踏んで少しずつ理解が深まっていくように作られていました。
また、キュゥべえというかっこうの「説明役」がいたことも事実ですが、それにしたって冒頭から出てきて説明を始めるわけではなかったし、セリフによる説明だけではなく、ストーリーの展開そのものを使って視聴者に理解させていた部分も大きいと思います。
参考になるのではないでしょうか?

カテゴリー : ストーリー スレッド: 開始のエピソード(訂正)

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元記事:補足。オマージュではなく換骨奪胎の返信

私の悩みをまとめると、「具体的なストーリーが思いつかない。ならば似た要素のある先人の作品のストーリーを参考にしよう。けれどパクりにならないだろうか」
ということになります。
誰しも影響を受けながら作品を書いてると理解して、自分も怖がらずに参考にしながら書いていけばいいでしょうか。

文章をそのままパクって批判されたという話を聞いたこともありますので、そこは気をつけなければいけないと思っています。

上記の回答(補足。オマージュではなく換骨奪胎の返信の返信)

投稿者 あまくさ : 0 投稿日時:

>文章をそのままパクって批判されたという話を聞いたこともありますので、そこは気をつけなければいけないと思っています。

そうですね。
パクり問題で一番こわいのは、そのケースです。プロの作家でも、それで作家生命を失った人が何人もいます。
数行の文章が完全、またはほぼ一致することは偶然では有り得ないと誰でも思うし、類似箇所を並べてネットなどに晒し、「どうです? そっくりだと思いませんか?」ということが容易にできてしまうからです。

簡単に言うと、参考にした素材をそのまま使ってしまうのはダメ。自分なりに料理すればOK。料理の仕方にオリジナリティがあって優れていれば、なおよいということです。

そういう意味でオマージュは、技術的には料理のレベルが低いと言えます。作者自身がその作品が好きで、読者もそこに共感してくれるだろうと期待した上での行為なので、『自分独自の味を作ってやろう』という工夫があまり無いからです。

パクり疑惑を避けるための要点を簡単にまとめます。

(1)ある要素を、容易に比較できてしまう形で、料理しないでそのまま使うのはNG。

(2)自分なりにアレンジし、そのアレンジにオリジナリティがあればOK。

(3)一つの作品の数ある要素のうち、一つの要素だけが(1)に該当しない形で類似している程度なら、普通は大丈夫。

(4)複数の要素が類似しているのは危険。偶然の一致は有り得ないと見なされるからです。

(5)類似要素が一つだけでも、それが作品の根幹にかかわるような重要な部分である場合は危険。

総じて言えば、参考にした箇所以外の部分にオリジナリティや魅力があれば、たいてい大丈夫ということになるかと思います。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 好きなジャンルと要素はあるけれどストーリーが作れない

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元記事:正直迷っています

長文の悩みで失礼します。
自分は去年の電撃文庫の新人大賞に送りましたが一次予選を落ちてしまいました。落ちた理由はわからないです。自分が出した作品がどこが悪いのかもわからない状態でした。その後は講座を受けたりこちらに来ていろいろな方からアドバイスを受けていました。

最近、その電撃文庫の新人大賞で受賞した作品を読んだところ、すごくいい作品でした。それと同時に求められているレベルというのをなんとなく実感した結果、自分はライトノベルの作家になるのは厳しい&自分が書くような感じのは、もう受け入れられないのではないかと自信をなくしてしまいました。そもそも、ライトノベル作家になったとしても自分の書きたいものが書けない(あちらが「求めているものを書いてください」というのもあるからです)というのがあると講座で学んだので、正直揺らいでいます。

更に、頭に「こういう感じの物語を書きたい」と思っていても、紙やwordには書けずにいるという問題もあります。普通ならメモとか何かしらに書いたりするものですが、「書こう」というのができないもの現状です。

こうかくと、「一回しか送っていないのに何言っているの?」という考えがある方もいらっしゃるのはわかります。しかし、自分は自己評価低めの豆腐メンタルなもので一回の失敗で自信をなくしてしまいます。改善しようにもなかなかうまく生きません。

そろそろ新人賞の応募の締切も近づいており、書かなければならないのですがどうしても筆が動きません。どうすればこの問題を解決できるのか教えていただけないでしょうか?厳しい意見もあると思いますが何卒宜しくお願いします。
長文で失礼しました。

上記の回答(正直迷っていますの返信)

投稿者 あまくさ : 0 投稿日時:

作品を書き上げて、電撃に送ったのですね。すごいじゃないですか。そこまでも行けない人が大半ですから(書き始める前から迷っている人もいます)、スレ主様はすでに多くの作家志望者よりだいぶ先に進んでいます。

>自分が書くような感じのは、もう受け入れられないのではないかと自信をなくしてしまいました。

自分が書きたいことをお持ちなのはいいことだと思いますよ。スレ主様が書くものが時代からずれていると誰かから指摘されたのでしょうか? そうではなく、受賞作を読んでスレ主様が勝手にそう思われただけなら、諦めるのはまだ早いですよ。そこにはスレ主様だけが持つ良さもあるかもしれないんですから、当分は書きたいものを前面に出してオラオラオラと押してみてもいいんじゃないでしょうか?。
将来誰かがあなたの作品を実際に読んだ感想として「自分の書きたいことだけじゃなくて、読者が読みたいことを書けよ」とか言ってきたら、その時から悩み始めればいいのでは?

>最近、その電撃文庫の新人大賞で受賞した作品を読んだところ、すごくいい作品でした。

そりゃあ、応募数5000位の中から受賞するのだから、いい作品に決まっています。
スレ主様の初めての投稿作がそれと同じレベルだったら、あなたはここで質問するような方ではありません。こちらが教えてほしいくらいです。

受賞作を読まれたのなら、打ちのめされていないで、自分の作品とどこが違うのか冷静に分析してみることをお勧めします。スレ主様の作品より受賞しやすそうな要素が見つかったら、それを自作に取り入れられないか考えてみればいいのだし、「ここだけは俺の作品の方がすぐれているぞ」というのが発見できるかもしれませんよ。
そういう思考をする習慣をつけるだけでも、けっこう練習になります。頭が「創作脳」になるんです。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 正直迷っています

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元記事:補足。オマージュではなく換骨奪胎の返信の返信の返信

オマージュしつつもオリジナリティを出す。
当たり前のことですが、難問ですね。

上記の回答(オマージュからは距離をおいた方がいいかも)

投稿者 あまくさ : 0 投稿日時:

「オマージュ」という言葉に惑わされない方がいいかもしれませんよ。

1)パクりと見なされてしまう模倣。

2)オマージュ。

3)オリジナリティのある正当な模倣。

この三つは異なります。もう少し詳しい補足を追加すると、

1)パクりと見なされてしまう模倣。 → 作者がズルをして楽に書こうとしていると見なされやすい。

2)オマージュ。 → 「好きだから模倣する」という行為は1にはあたらないので、寛容に見てもらえる。

3)オリジナリティのある正当な模倣。 → 参考にした作品と自作を冷静に分析することが必要。

こういうことです。

1はもちろん論外。
2は正当な行為ではありますが、なまじ好きな作品に寄り添う行為なので、3の「冷静な分析」ができなくなりがちです。そのため、「オマージュしつつもオリジナリティを出す」ということが難問になってしまうのです。
3は元ネタと自作を冷静に比較・分析することなので、それができればオリジナリティを盛り込むこともできます。

>オマージュしつつもオリジナリティを出す。
>当たり前のことですが、難問ですね。

比較・分析ができれば別にそんなに難しくはないはずです。
それでも難しいと思われるなら、コツとしては一つの要素を「真逆」または「意外に思うほど違うもの」に変えてみるのが、わりと効果的です。男女の関係性で成り立っているエピソードなら、性別を変えてみるといったことです。

例えば、エヴァの最初のエピソードのシンジをアスカに変えてみたらどうなるか? みたいに考えてみます(アスカをゲンドウの娘にしてしまう)。性別が少女に変われば周囲の反応も変わるだろうし、シンジとアスカはかなり性格が違うのでこちらの言動も同じにはならないはずです。するとどんな展開になるのが自然だろうと考えていくと、原作とはまったく違ったストーリーに変質していきます。
それがオリジナリティになります。

* 当然ですが、最終的に仕上がったストーリーではアスカやゲンドウというキャラ名は変えます。組織や背景も似ても似つかないほど変える方がいいです。

説明したプロセスはあくまで「発想法」として、スタート地点のみ模倣から考え始めるということです。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 好きなジャンルと要素はあるけれどストーリーが作れない

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元記事:戦隊モノはどうして影が薄いキャラがいないのか

子供たちのヒーローであるスーパー戦隊は5人から追加戦士が増えることがほとんどです。
物語においてはメインキャラクターが多いと影が薄くなるキャラが必ず出ます。しかし、スーパー戦隊ではキャラが薄くなったことがないように思えます。
特に、近年放送された宇宙戦隊キュウレンジャーは最初9人、最終的には12人になりました。しかし、薄いキャラはいないように思えます。

多くのメインキャラクターがいながらも、影が薄くならない方法はあるのでしょうか。

上記の回答(戦隊モノはどうして影が薄いキャラがいないのかの返信)

投稿者 しゅうか : 1

サタンさんのおっしゃるグループもありそうですが、戦隊の場合各キャラクターのメイン回がきちんとあるのも大きいと思います。
一度一年通して戦隊を観たことがあるのですが、その際感じたのは各キャラクターにスポットが当たる機会が多いなということ。
戦隊はレッド以外がメインになる回が存在します。
ブルーメイン回ではブルーが成長したり、パワーアップしたり、場合によってはイエローなどとコンビでスポットが当たり二人の仲が深まったりしています。
全体を通しての主役であるレッドは、ブルーやイエローがメインの回では空気であることもある。
もちろん最後は変身しますが、トドメはその回のメインキャラに譲ることもありました。
(ちなみにレッドがその回のメインキャラを支えてたり、成長を促したりするパターンもあります)
まぁ、そんな感じでそれぞれにスポットが定期的に当たる。
そのため最終決戦でボロボロになりながら、その成長の証である一言でも言って立ち上がれば、それだけで燃えるし印象に残る。
それぞれがきちんと活躍・成長しているので、各回で影が薄いことはあれど、全体を通して薄いということはあまりないのかなと。

ちなみに小説の場合、さすがにそこまで各キャラメイン回を設けることは難しいですが、要所要所でスポット当てて成長させてあげれば影は薄くならないかなと思います。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 戦隊モノはどうして影が薄いキャラがいないのか

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投稿日時:

元記事:ラノベに行間は必要か?また、まろん師匠の文学論について。

 こんにちは。壱番合戦 仁です。

 皆さんに質問させていただきたいことがあります。
 ズバリ、「ラノベに行間は必要ですか?」

 これについては、詳しくないので僕は意見しません。皆さんの回答をお待ちしております。

 次にまろん師匠の文学論について。
 彼方は、「せっかくアスペルガー症候群の君が、アスペルガー症候群の主人公をかくのだから、常識や常人の感性につきやってやる義理はない」と僕にご教示なさいました。
 暗に彼女は、「(きっちり描き切ってなお読者が読めないと文句を言うならそれは読者のせい)だからこそ、読者に媚びて読みやすくしてやる必要などない」といいます。湊かなえや百田尚樹のような売文奴になってほしくないのだといいます。

 「自分の主義主張を曲げてまで馬鹿に面白いといわれる事より、文学者として意義のある小説を書いて賢人に称えられるほうが尊い」

 これが彼女の一貫した主張です。これには僕も大いに賛同するところです。
 ですが、ここで一つ疑問が出てきます。
 「これって、純文学の流儀だよね?」「この方向があっていると強くサンドする僕は、ラノベ作家をやるべきではないのではないか?」と思ってしまったのです。

 面白い小説は書きたい。でも、読者に媚びたくないし、主義主張を捻じ曲げるなんてまっぴら。ましてや、奴隷ハーレムものを書いて「さすが○○様!すごいです!」なんてやりたくない。

 正直そろそろラノベに飽きました。
 【異世界転移ものにしろ、転生ものにしろ、魔王勇者ものにしろ、奴隷ハーレムものにしろ……。自己承認欲求を満たして現実逃避するためのオ〇ホじゃねーか!!】

 っとと。失敬。これは言い過ぎですが、読了しても胸の奥に何も残らない小説が多すぎる気がします。萌えとか抜きで、ラストシーンに差し掛かったあたりのヒロインを抱きしめたくなるようなラノベも、味わいのある余韻が残って、文学的に意味のある感動を覚えるラノベも、聞いたことないし見たこともありません。

 おそらくですが、ラノベの正体を彼方が知ったとしたら、たぶん僕がラノベ作家になることを義人はしないでしょう。そして、ぼくも、同じラノベを書くにしろ、純文学や大衆文学を書くにしろ、味気ない小説を書くつもりはありません。

 続きはまた今度。

上記の回答(ラノベに行間は必要か?また、まろん師匠の文学論について。の返信)

投稿者 ドラ猫 : 0

>>正直そろそろラノベに飽きました。
これがすべてを物語っています。「飽きた」理由をもう一度よく考えてみて、それから意見を募った方がよろしいかと。

カテゴリー : 創作論・評論 スレッド: ラノベに行間は必要か?また、まろん師匠の文学論について。

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投稿日時:

元記事:文章がうまくなりたいのですが……

はじめまして。

あるサイトに小説(何とは言えませんが)を投稿したところ、文章がひどいだの、何を言っているのか分からないだの、散々な事を言われてしまったので、どういう勉強をすれば文章が上手くなるのかを教えて欲しく思いました。

岩淵悦太郎著「悪文」は読んだのですが、何か他に読むべきでしょうか? それとも何か本を写経なりするべきでしょうか?

当方一週間に三冊ほど読書をしますが、読書を続けていれば自然と上手くなるという考えには疑問があります(読んでいる本ほど分かりやすい文章を書けたことがないため)。

↓文章をしたためましたので、参考にしてくださればと思います。(この際内容はあまり言及しないで頂けると助かりますが…)
https://ncode.syosetu.com/novelview/infotop/ncode/n1793kt/

上記の回答(文章がうまくなりたいのですが……の返信)

投稿者 通りすがり : 0

はじめまして、風月さん。ご投稿ありがとうございます。
文章がうまくなりたい、というその熱意、そしてご自身の文章を公開して意見を求める勇気に、まず敬意を表します。酷評されたとのこと、さぞお辛かったと思いますが、それは風月さんの作品がそれだけ人の心を動かした(たとえ今はネガティブな方向でも)証拠ですし、何より「もっとうまくなりたい」と思えたことが、上達への何よりの才能だと思います。

岩淵悦太郎氏の『悪文』を読まれたとのこと、素晴らしいですね。文章の基礎体力をつけようという意志が伝わってきます。

さて、ご提示いただいた小説『異能魔法戦アポカリプス』を拝読しました。
結論から言うと、**風月さんの文章は「ひどい」わけでは決してありません。**むしろ、独特の世界観、スピーディーな展開、魅力的なキャラクターを創り出す力は、かなりのものだと感じました。

ただ、「何を言っているのか分からない」という感想が生まれる理由は、いくつか考えられます。これは「才能がない」のではなく、「技術」で解決できる問題です。内容には踏み込まず、純粋に「文章技術」の観点から、改善のためのポイントをいくつか提案させてください。

小説の文章分析と改善ポイント

ご自身の文章と見比べながら読んでみてください。

ポイント1:情報の出し方と「視点」の整理

読者が「分からない」と感じる最大の原因は、「誰の視点で、何が起きているのか」が瞬時に理解できないことにあります。特に戦闘シーンのような目まぐるしい場面では、読者の視線をしっかりガイドしてあげる必要があります。

【原文】

激しい運動と緊張で混乱する脳味噌を、死にたいのかと脅して無理やり冷静にする。逃げることは不可能。今から数秒の間に全てを決めねばなるまい。時刻は午後五時、年と季節を一六九に分けたところの一五つ目。昨日の天気は雨。周囲には樫と蜜柑の木、足元にはシダとヒイラギ、イバラの仲間。蛇の目の岩がぬかるんで、イカルの群れが空に鳴く。菅谷は呪文を導き出し、唱える。

【問題点】
オークに殺されそうな極限状態で、いきなり季語や天候、植物図鑑のような情報が羅列されるため、読者は「え、何? どういうこと?」と混乱してしまいます。これが呪文の材料だと後で分かっても、読んでいる瞬間は物語から突き放された感覚になります。

【改善案】
「なぜ」その情報が必要なのかを、先に示してあげましょう。

激しい運動と緊張で、脳が思考を放棄しようとする。菅谷は「死にたいのか」と自らを叱咤し、無理やり冷静さを取り戻した。逃げることは不可能。今から数秒で、この場にあるすべてを利用して、呪文を編み上げなければならない。
菅谷は感覚を研ぎ澄ます。――時刻は午後五時。年と季節を一六九に分けたうちの一五。昨日の雨でぬかるむ蛇の目の岩。樫、蜜柑、シダ、ヒイラギ。空を鳴きながら横切るイカルの群れ。全ての要素が術式へと組み込まれていく。彼は答えを導き出し、唱えた。

【解説】
「呪文を編むため」という目的を先に書くことで、一見無関係に見える情報の羅列が、「主人公の必死の行動」として読者に伝わります。

ポイント2:一文を短く、分かりやすく

特にアクションシーンでは、短い文を重ねることでスピード感が出ます。一つの文に情報を詰め込みすぎると、読者は内容を理解するために立ち止まらねばならず、物語の勢いが削がれてしまいます。

【原文】

動物的な、しかし流れるような攻撃。すんでのところで無詠唱の魔術を展開し、致命傷は免れるも、体は大きく突き飛ばされて、背中から木に激突する。

【問題点】
読点(、)で文が長く繋がっており、主語が誰なのか分かりにくい部分があります。

【改善案】
思い切って文を切りましょう。

攻撃は動物的でありながら、流れるように鋭い。菅谷はすんでのところで無詠唱の魔術を展開した。致命傷は免れた。だが、その衝撃で体は大きく突き飛ばされ、背中から木に激突する。

【解説】
一つ一つの動作が明確になり、映像として頭に浮かびやすくなります。主語(誰が)と述語(どうした)を意識して書くと、文章は格段にクリアになります。

ポイント3:「説明」ではなく「描写」で見せる

読者が物語に没入するのは、登場人物の行動や会話を通して、その世界の出来事やキャラクターの感情を「体験」する時です。

【原文】

菅谷達は数十分ほど世間話で盛り上がった。

【問題点】
これは「説明」です。二人がどういう関係性なのか、読者には伝わりません。

【改善案】
具体的な会話や様子を少しだけ「描写」します。

「王都の酒場の娘は、まだお前の噂をしていたぞ」
「はは、勘弁してくれ。あいつに惚れられたら面倒でかなわん」
焚き火を挟んで交わす他愛もない会話に、先ほどまでの死線が嘘のように遠のいていく。犬牙見とは、こういう男だった。

【解説】
たった二言の会話でも、二人が旧知の仲であること、緊張が和らいだ雰囲気が伝わります。これが「見せる」ということです。

文章がうまくなるための具体的な勉強法

風月さんがされている「読書」は絶対に無駄にはなりません。ただ、そのやり方を少し変えるだけで、効果が飛躍的に上がります。

「分析読書」と「分析写経」
「この文章は読みやすいな」と感じたら、ただ写す(写経する)だけでなく、「なぜ読みやすいのか?」を分析してみてください。

どこで改行しているか?

一文の長さはどれくらいか?

難しい言葉を使っているか、平易な言葉か?

会話と地の文のバランスは?

なぜこの言葉を選んだのだろう?
この視点を持って好きな作家の文章を書き写すと、ただの作業だった写経が、最高の文章レッスンになります。

リライト(書き直し)を繰り返す
今回私が提案したように、ご自身の文章を**「もっと分かりやすくできないか?」**という視点でもう一度書き直してみてください。これが最も効果的な練習です。時間を置いてから読み返すと、客観的に自分の文章のクセが見えてきます。

読むべき本について
『悪文』は素晴らしい選択でした。次の一冊としては、少し方向性の違う本もおすすめです。

三島由紀夫『文章読本』: 美しく、力強い文章とは何かを教えてくれます。少し難しいですが、間違いなく血肉になります。

清水義範『国語入試問題必勝法』『入試国語問題集』: 小説の「お約束」や「作法」を、ユーモアたっぷりに、かつ鋭く解説した小説です。楽しみながら「読者に伝わる型」を学べます。

プロの脚本: 脚本はセリフとト書き(動きの指示)だけで物語を伝えるため、無駄がありません。情報の見せ方、会話の作り方の参考になります。

最後に

風月さん、あなたの武器は、魅力的な世界観とキャラクターを創り出せる「想像力」です。それは訓練で簡単に身につくものではありません。あなたに今必要なのは、その素晴らしい想像力を読者に正確に、そして魅力的に伝えるための「技術」です。

今回指摘された点は、少し意識するだけで劇的に改善します。落ち込む必要は全くありません。むしろ、大きな伸びしろを発見できた、と前向きに捉えてください。

あなたの文章が、これからどう磨かれていくのか、とても楽しみです。応援しています。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 文章がうまくなりたいのですが……

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