小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

あまくささんの返信一覧。最新の投稿順156ページ目

元記事:「夢オチになりようのない展開」とは?

 ある漫画の主人公が「自分のことを誰々だと思っている精神異常者」と呼ばれています。フィクションの主人公は、いつでも彼になり得るのでは、と考えていて、例えば「異世界に行って超能力で活躍し、猫耳の少女と結婚!」という小説を書いたとしても、犬耳派の読み手に「という夢を見たんだ」などとコメントされる可能性があるわけで、つまるところ、主人公が精神異常者であり、異世界が全て妄想の産物であるという可能性は排除できないのか、という問題です。

 ゴールを決めておきますけど、そもそも小説が嘘をつくものですから、嘘が、「作者がこの内容で小説を書いている」という点だけであるという状態が、小説が最もリアルな状態(=ゴール)とします。つまり、主人公が精神異常から空想の彼女を作るのはアウトですが、誰かが小説を書いて、その内容がその誰かと無関係な別の誰か同士の恋愛であるというのであればOK、ということにします。「主人公」と「彼女」が同じ次元に居ればひとまず良い訳です。

 最初は三人称小説がそれだと考えていたのですが、「語り手が主人公から聞いた話を、自分の解釈も交えて喋っている」というだけに過ぎないのかもしれませんし、視点が「主人公」と「彼女」で交互に入れ替わる一人称小説であるとしても、「彼女」の存在が、途中から主人公の想像するそれと入れ替わっている可能性も否定できません。
 主人公を高校生という設定にして、高校生の考え付かなそうなことを彼女に言わせるということも考えたのですが、そもそも高校生でも相当な知識を持っている人は居るし、主人公が「自分を高校生だと思っている精神異常者」であるという可能性も捨てきれません。

 この問題を解決するには何をすれば良いでしょうか。教えてください。

上記の回答(「夢オチになりようのない展開」とは?の返信)

投稿者 あまくさ : 0 投稿日時:

すべての小説は作者の構築した嘘(虚構・フィクション)です。そこから逃れることはできません。

しかし。

そんなこと、読者にだって分かってるんですね。分かった上で、楽しみか、何らかの知見を得るためか目的は様々でしょうが、虚構性を承認して読んでいます。
創作は作者―小説―読者の間にそういう暗黙の約束事があった上で成立している世界なので、ご相談のような悩みは杞憂です。

要するにね。
読者は作り話だって分かっていても主人公がピンチに陥るとハラハラするじゃないですか。(フィクションへの感情移入)
この心理はなぜなのか?
考えてみるとけっこう不思議ですよね。

私見では、それが「物語の力」なんだと思います。プロットと言い換えてもいいですが、虚構かどうかに関わらず、人間の心理に働きかけてハラハラさせたり、泣かせたり、感動させたりする作用があるのだと。

もう一つ別の例をあげると、歌詞のない音楽はどうでしょうか?
短調のメロディーは暗かったり悲しい感じがしますよね? しかし、歌詞のない音楽は音の連なりに過ぎないじゃないですか。それでも、人間は悲しいと感じたりします。

結論。

小説や音楽は、人間の脳に作用して「誤作動」を起こさせる。

これが創作の真実だと思います。

だから創作者は、そういう作用の法則性を突き止めればいいんじゃないかなと。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 「夢オチになりようのない展開」とは?

この書き込みに返信する >>

元記事:異世界の食文化について(改)

すいません、改めて相談させて頂きます。

以前からある、「異世界グルメ系」と、最近増えた「中世ヨーロッパ風ファンタジーの異世界転生スローライフ系」を見て思ったのですが、中世ヨーロッパ風の世界設定に合った異世界の文化レベル(特に食文化)は、どれくらいに設定するべきでしょうか。

私としては、大体史実の中世ヨーロッパ程度(1400~1500年くらい)にしているのですが、まず重要に考えているのが、食生活です。

中でも、食べ物について悩んでいます。まず、現在と同じ食べ物はあるのかと言う事です。料理のレシピに限らず、原材料はどうなのかも考えています。

例えば、カレー(ライス)、ピザ、スパゲティ、ハンバーグなどの洋食や、カツなどの洋食もどき。次に、ラーメンやシュウマイ、餃子や唐揚げなどの中華料理。そして、刺身や寿司、天ぷらなどの和食。後は、ケーキやクレープ、あんこなどのデザートやスウィーツ類。

また、米はあるのか、さつま芋などの固有の作物はあるか、砂糖などの調味料はどうやっているのか。ソースに醤油や味噌は?
それと、材料を加工する技術はあるのか(ハンバーグがあるなら、ひき肉は加工出来るのか、ケチャップやマヨネーズはあるか、冷凍技術が必要なアイスクリームは作れるのか、など)。

などなど、異世界にあるとは限らないものについて、頭を悩ませています。

そこで相談です。

①何でもありで、特に気にしない
②異世界にある物と、現代にない物とを区別する(誤)→現代にあって、異世界に無い物とを区別する(正)

考えるとキリが無いので、普通に存在する事にして特に気にしないか、それとも、存在すると不自然な物は出さないべきか。また、出す場合は主人公が持ち込んだ知識で再現する事にするか、他の誰か(その世界の住人、又は主人公以外の別の転生者など)が考え出す事にするか。

皆さんの意見や考えがありましたら、是非お聞かせ願えればと思います。
また、「○○(作品名)は、実はこういう理由で本当はおかしいんだけど、出している」などの例を交えた意見などもありましたら、宜しくお願いします。

※例
こじつけではなく、正当性がある作品
①異世界食堂(店が異世界と一時的につながっている為、仕入れは現世で行う)
②居酒屋のぶ(同上)
③ゴブリンスレイヤー(冷凍魔法を利用して、アイスクリームが加工出来る)
④本好きの下克上(転生者「マイン」による知識の持ち込み)
⑤ログホライズン(元々アイテムとして存在している。生産方法が特殊)

良く解らないもの
○くまクマ熊ベアー(港町というだけで、和食の刺身定食(ご飯、味噌汁、刺身など)が存在する)

※説明不足で、申し訳ありませんでした。

上記の回答(異世界の食文化について(改)の返信)

投稿者 あまくさ : 3 人気回答! 投稿日時:

>以前からある、「異世界グルメ系」と、最近増えた「中世ヨーロッパ風ファンタジーの異世界転生スローライフ系」を見て思ったのですが、中世ヨーロッパ風の世界設定に合った異世界の文化レベル(特に食文化)は、どれくらいに設定するべきでしょうか。

作品が料理をテーマにしているかどうかによるのではないかと。

1)料理をテーマにしている場合。(「異世界グルメ系」など)
中世ヨーロッパ風世界にラーメンやアイスクリームが存在してもかまいませんが、なぜ存在しているのか(存在できるのか)という納得できる理由付けは、ほぼ必須。

2)特に料理が重要なファクターではない異世界ファンタジーの場合。
1と同様のことを意識はした方がいいけれど、根底がわりと何でもありの世界観なので、演出や勢い、他のファクターの圧倒的な面白さなどで押し切ってしまえる傾向がある。

根本的な話からしますね。
現代日本だろうと、中世ヨーロッパだろうと、古代中国だろうと、「地球」を想定した世界である以上、自然条件は同じです。ということは、「素材レベル」の材料もすべて共通して存在するということになります。違いが出てくるのは「加工レベル」の知識と技術。そしてそれが社会に実装されるに至った歴史的経緯です。
ですから原理的には、現代日本人に作れるものは、古今東西どんな世界の住人でも作ることは可能なんです。

ドラコンさんが指摘されているアイスクリームが分かりやすい例だと思います。素材の調達も加工も、知識と技術があれば実現可能。電気冷蔵庫がなくてもアイスクリームが作れるということは知りませんでしたが、仮に冷蔵庫が必要不可欠だとしても他のもの(大量の氷を使った施設など)で代用できる可能性があるし、魔法が存在するという世界観なら、現代科学技術ではなく魔法によって同様のものが作れるということにする手もあります。

主人公「こいつを作るには冷蔵庫がどうしても必要なんだが……さすがにそれはないよな」
魔法使い「冷蔵庫って、どんなものなんですか?」
主人公「これこれこういうものなんだが」
魔法使い「あ、それならありますよ(作れますよ)」

冷蔵庫の部分にもっと高度なもの、お望みとあらばスーパーコンピュータとかを代入しても大丈夫です。

2であれば、こんな調子でさらっと流すだけでもわりと通用するんじゃないかと。

1の場合は、「異世界なのにこんなものが作れちゃうのか!」という驚きが大きい方が効果的なので、理由付けにある程度のリアリティ・論理性・納得感があった方がいいでしょう。そこが「異世界グルメ系」の醍醐味の一つでもありますから。
それ以外のファンタジーの場合は魅力の中心が他のファクターにあるので、「料理のリアリティ」にこだわりすぎるとバランスが悪くなりかねません。なので1と同様のことを意識はしつつ、作中ではサラッと流す程度の方がいいんじゃないかと。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 異世界の食文化について(改)

この書き込みに返信する >>

元記事:異世界の食文化について(改)の返信

>以前からある、「異世界グルメ系」と、最近増えた「中世ヨーロッパ風ファンタジーの異世界転生スローライフ系」を見て思ったのですが、中世ヨーロッパ風の世界設定に合った異世界の文化レベル(特に食文化)は、どれくらいに設定するべきでしょうか。

作品が料理をテーマにしているかどうかによるのではないかと。

1)料理をテーマにしている場合。(「異世界グルメ系」など)
中世ヨーロッパ風世界にラーメンやアイスクリームが存在してもかまいませんが、なぜ存在しているのか(存在できるのか)という納得できる理由付けは、ほぼ必須。

2)特に料理が重要なファクターではない異世界ファンタジーの場合。
1と同様のことを意識はした方がいいけれど、根底がわりと何でもありの世界観なので、演出や勢い、他のファクターの圧倒的な面白さなどで押し切ってしまえる傾向がある。

根本的な話からしますね。
現代日本だろうと、中世ヨーロッパだろうと、古代中国だろうと、「地球」を想定した世界である以上、自然条件は同じです。ということは、「素材レベル」の材料もすべて共通して存在するということになります。違いが出てくるのは「加工レベル」の知識と技術。そしてそれが社会に実装されるに至った歴史的経緯です。
ですから原理的には、現代日本人に作れるものは、古今東西どんな世界の住人でも作ることは可能なんです。

ドラコンさんが指摘されているアイスクリームが分かりやすい例だと思います。素材の調達も加工も、知識と技術があれば実現可能。電気冷蔵庫がなくてもアイスクリームが作れるということは知りませんでしたが、仮に冷蔵庫が必要不可欠だとしても他のもの(大量の氷を使った施設など)で代用できる可能性があるし、魔法が存在するという世界観なら、現代科学技術ではなく魔法によって同様のものが作れるということにする手もあります。

主人公「こいつを作るには冷蔵庫がどうしても必要なんだが……さすがにそれはないよな」
魔法使い「冷蔵庫って、どんなものなんですか?」
主人公「これこれこういうものなんだが」
魔法使い「あ、それならありますよ(作れますよ)」

冷蔵庫の部分にもっと高度なもの、お望みとあらばスーパーコンピュータとかを代入しても大丈夫です。

2であれば、こんな調子でさらっと流すだけでもわりと通用するんじゃないかと。

1の場合は、「異世界なのにこんなものが作れちゃうのか!」という驚きが大きい方が効果的なので、理由付けにある程度のリアリティ・論理性・納得感があった方がいいでしょう。そこが「異世界グルメ系」の醍醐味の一つでもありますから。
それ以外のファンタジーの場合は魅力の中心が他のファクターにあるので、「料理のリアリティ」にこだわりすぎるとバランスが悪くなりかねません。なので1と同様のことを意識はしつつ、作中ではサラッと流す程度の方がいいんじゃないかと。

上記の回答(追記)

投稿者 あまくさ : 0 投稿日時:

もう一つ別の視点として、「異世界」でありながら現実との関連性が強すぎる「加工品」が登場することに違和感がないのか、という問題もあります。「異世界らしさ」を損なわないかという問題ですね。
この点が、転移ものなら主人公が現実社会との接点を保っているという設定が可能なので、「持ち込みパターン」でほぼクリアできてしまうという利点があるのだと思われます。

旧掲示板のころ、イギリス風世界観の異世界に「スコッチ」を登場させても大丈夫か? という質問があったんですね。
そのころ転移・転成ものはまだ流行っていなかったんです。
主人公が現実世界と接点を持たない純粋な異世界の場合は、スコッチのようにスコットランドという実在する地名と結びついたアイテムを安易に登場させるのは考えものかなと。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 異世界の食文化について(改)

この書き込みに返信する >>

元記事:異世界の食文化について(改)

すいません、改めて相談させて頂きます。

以前からある、「異世界グルメ系」と、最近増えた「中世ヨーロッパ風ファンタジーの異世界転生スローライフ系」を見て思ったのですが、中世ヨーロッパ風の世界設定に合った異世界の文化レベル(特に食文化)は、どれくらいに設定するべきでしょうか。

私としては、大体史実の中世ヨーロッパ程度(1400~1500年くらい)にしているのですが、まず重要に考えているのが、食生活です。

中でも、食べ物について悩んでいます。まず、現在と同じ食べ物はあるのかと言う事です。料理のレシピに限らず、原材料はどうなのかも考えています。

例えば、カレー(ライス)、ピザ、スパゲティ、ハンバーグなどの洋食や、カツなどの洋食もどき。次に、ラーメンやシュウマイ、餃子や唐揚げなどの中華料理。そして、刺身や寿司、天ぷらなどの和食。後は、ケーキやクレープ、あんこなどのデザートやスウィーツ類。

また、米はあるのか、さつま芋などの固有の作物はあるか、砂糖などの調味料はどうやっているのか。ソースに醤油や味噌は?
それと、材料を加工する技術はあるのか(ハンバーグがあるなら、ひき肉は加工出来るのか、ケチャップやマヨネーズはあるか、冷凍技術が必要なアイスクリームは作れるのか、など)。

などなど、異世界にあるとは限らないものについて、頭を悩ませています。

そこで相談です。

①何でもありで、特に気にしない
②異世界にある物と、現代にない物とを区別する(誤)→現代にあって、異世界に無い物とを区別する(正)

考えるとキリが無いので、普通に存在する事にして特に気にしないか、それとも、存在すると不自然な物は出さないべきか。また、出す場合は主人公が持ち込んだ知識で再現する事にするか、他の誰か(その世界の住人、又は主人公以外の別の転生者など)が考え出す事にするか。

皆さんの意見や考えがありましたら、是非お聞かせ願えればと思います。
また、「○○(作品名)は、実はこういう理由で本当はおかしいんだけど、出している」などの例を交えた意見などもありましたら、宜しくお願いします。

※例
こじつけではなく、正当性がある作品
①異世界食堂(店が異世界と一時的につながっている為、仕入れは現世で行う)
②居酒屋のぶ(同上)
③ゴブリンスレイヤー(冷凍魔法を利用して、アイスクリームが加工出来る)
④本好きの下克上(転生者「マイン」による知識の持ち込み)
⑤ログホライズン(元々アイテムとして存在している。生産方法が特殊)

良く解らないもの
○くまクマ熊ベアー(港町というだけで、和食の刺身定食(ご飯、味噌汁、刺身など)が存在する)

※説明不足で、申し訳ありませんでした。

上記の回答(食文化にかぎらず)

投稿者 あまくさ : 0 投稿日時:

仰っているのは異世界ファンタジーを書く上で多くの方が引っかかる問題です。そして、それは食文化にかぎりません。

ファンタジーの世界観を構築するにあたり、

1)異世界における論理や歴史から考える。

2)モデルにした現実の世界(15世紀イギリスなど)を模倣する。

という二つの方法があります。
で、1と2はまったく別問題なので、分けて考えないと混乱します。
しかし、

3)実際問題として、1のみ、または2のみで物語を構築するのはムリ。

という事態に突き当たるんですね。
なので、1と2をミックスして世界観を作ることになります。
その結果、

4)先人の作品群の中に、1と2を巧みにミックスした成功例がときどき出現し、それがその後のジャンルの流れを作る。

という現象が、繰り返し起こっています。
4の流れから生まれた作品に親しんだ人たちは、それをジャンルの自明のあり方だと受け取る傾向があります。その傾向が、作者にも読者にもみられます。

こういう流れの現在の到達点の一つとして、例えば「ナーロッパ」が成立したんですね。

でですね。
私としては、別に上のような流れを批判したいわけではないのです。こういう流れにのるのが上手くて、複雑に考えることなく「センス」でこなしてしまう人もいますから。
しかし、このスレのような悩みにはまってしまった場合は、創作の世界には上記のような流れがあることを理解し、

1)異世界における論理や歴史から考える。

2)モデルにした現実の世界(15世紀イギリスなど)を模倣する。

この2項をきっちり分けて考える。そこに立ち返った方がいいと思います。

私の先の書き込みではスコッチを例にあげましたが、ハンバーグも同じです。実在の地名に由来する名称は、ファンタジーではかなり要注意。

>ハンブルクが無いから、ハンバーグが無いと言うのは、少し浅はかでしょうか。

浅はかではありません。しかし、考え方に若干齟齬があるかもしれません。

5)異世界に、ハンバーグに酷似した料理があってもおかしくない。

しかし、

6)ハンブルグという地名がないならば、その料理にハンバーグという名称がつく理由がない。(こじつけて命名してしまうケースもありますが、それは派生テクニック)

5は1の問題、6は2の問題ですよね? この二つを混同して考えると、おかしなことになります。

ただし、異世界転移・転生ものの流行は、ここに大きな逃げ道をつくりました。

7)現実世界の主人公がハンバーグを持ち込んだのならおかしくない。

というパターンが生まれたんです。

結論。

8)異世界に元から存在する料理は、基本的に何があってもかまわない。

9)しかし、それにハンバーグなのどの現実世界の名称をあたえるのは避けた方が良い。

10)主人公が現実世界から持ち込んだのであれば、かまわない。

*9の補足。
ハンバーグのように現実の地名などとの結びつきの強い名称が要注意。
しかし、例えばスープなども現実世界の名称なんですね。とは言え、そこまで排除すると、そもそもヨーロッパをイメージした世界で日本語(外来語を含む)が使われていることがおかしいという問題につきあたり、ファンタジーを書くのが不可能になってしまいます。
したがって、スープのような一般性の高い用語はOKです。

*10の補足。
現実世界から持ち込むのは、モノであっても知識であってもかまいません。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 異世界の食文化について(改)

この書き込みに返信する >>

元記事:食文化にかぎらず

仰っているのは異世界ファンタジーを書く上で多くの方が引っかかる問題です。そして、それは食文化にかぎりません。

ファンタジーの世界観を構築するにあたり、

1)異世界における論理や歴史から考える。

2)モデルにした現実の世界(15世紀イギリスなど)を模倣する。

という二つの方法があります。
で、1と2はまったく別問題なので、分けて考えないと混乱します。
しかし、

3)実際問題として、1のみ、または2のみで物語を構築するのはムリ。

という事態に突き当たるんですね。
なので、1と2をミックスして世界観を作ることになります。
その結果、

4)先人の作品群の中に、1と2を巧みにミックスした成功例がときどき出現し、それがその後のジャンルの流れを作る。

という現象が、繰り返し起こっています。
4の流れから生まれた作品に親しんだ人たちは、それをジャンルの自明のあり方だと受け取る傾向があります。その傾向が、作者にも読者にもみられます。

こういう流れの現在の到達点の一つとして、例えば「ナーロッパ」が成立したんですね。

でですね。
私としては、別に上のような流れを批判したいわけではないのです。こういう流れにのるのが上手くて、複雑に考えることなく「センス」でこなしてしまう人もいますから。
しかし、このスレのような悩みにはまってしまった場合は、創作の世界には上記のような流れがあることを理解し、

1)異世界における論理や歴史から考える。

2)モデルにした現実の世界(15世紀イギリスなど)を模倣する。

この2項をきっちり分けて考える。そこに立ち返った方がいいと思います。

私の先の書き込みではスコッチを例にあげましたが、ハンバーグも同じです。実在の地名に由来する名称は、ファンタジーではかなり要注意。

>ハンブルクが無いから、ハンバーグが無いと言うのは、少し浅はかでしょうか。

浅はかではありません。しかし、考え方に若干齟齬があるかもしれません。

5)異世界に、ハンバーグに酷似した料理があってもおかしくない。

しかし、

6)ハンブルグという地名がないならば、その料理にハンバーグという名称がつく理由がない。(こじつけて命名してしまうケースもありますが、それは派生テクニック)

5は1の問題、6は2の問題ですよね? この二つを混同して考えると、おかしなことになります。

ただし、異世界転移・転生ものの流行は、ここに大きな逃げ道をつくりました。

7)現実世界の主人公がハンバーグを持ち込んだのならおかしくない。

というパターンが生まれたんです。

結論。

8)異世界に元から存在する料理は、基本的に何があってもかまわない。

9)しかし、それにハンバーグなのどの現実世界の名称をあたえるのは避けた方が良い。

10)主人公が現実世界から持ち込んだのであれば、かまわない。

*9の補足。
ハンバーグのように現実の地名などとの結びつきの強い名称が要注意。
しかし、例えばスープなども現実世界の名称なんですね。とは言え、そこまで排除すると、そもそもヨーロッパをイメージした世界で日本語(外来語を含む)が使われていることがおかしいという問題につきあたり、ファンタジーを書くのが不可能になってしまいます。
したがって、スープのような一般性の高い用語はOKです。

*10の補足。
現実世界から持ち込むのは、モノであっても知識であってもかまいません。

上記の回答(追記。設定厨問題)

投稿者 あまくさ : 1 投稿日時:

それと、落ち込みやすいパターンとして、いわゆる設定厨問題があります。

ファンタジー世界を構築する手段として、現実の歴史を参考にすることはかなり有効です。しかし、それは作者の頭の中の基礎知識だけにとどめるべきで、作品に直接盛り込むのは考えものです。
私も経験がありますが、こだわって調べたことって、作中のどこかで書きたくなってしまうんですね。しかしそれらは、作品のバランスを考慮して、

1)必要不可欠な場合だけ、説明臭くならない配慮をしながら入れる。

2)それ以外は、ボロを出さないための作者の頭の中だけの知識にとどめる。

この二つを心がけるのが肝要だと思います。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 異世界の食文化について(改)

この書き込みに返信する >>

現在までに合計1,254件の投稿があります。 5件づつ表示中。現在全251ページ中の156ページ目。

ランダムにスレッドを表示

やり直しについて

投稿者 サタン✞ 回答数 : 14

投稿日時:

よろしくお願いします。 小説を書いて約十年、幼い頃からの血の滲むような修正、添削、やり直しにて、元々苦手で嫌いであった日本語、... 続きを読む >>

感動系の小説ってどう書けばいいですか?

投稿者 むりんペ 回答数 : 2

投稿日時:

私が書いているhttps://weblike-tennsaku.ssl-lolipop.jp/novel/novels/show/2... 続きを読む >>

ランダムに回答を表示

元記事:行き当たりばったりで書くクセ

題名にも書いた通り私には、小説の続きを行き当たりばったりで書くクセがあります。
前作は一応長編として鍛錬投稿室に投稿しましたが、実態は短編連作に近い作品です。
一つのエピソードを終わらせたら次のプロットを作り、またそれが終わったら……という流れを繰り返して作っていました。
最近このクセを直すべきかどうかで悩んでいます。
というのもこのクセが前作の問題点が発生した原因に直結しているからです。
多くの方のご指摘を受ける中、何度も拙作を読み返すうちに私は一部必要性の薄いエピソードがあることに気がつきました。
この欠陥が先述したクセから来ているのは説明するまでもありません。

ただこのクセから脱却しようとすると別の弊害が発生してしまいます。
最初からガッチリ詰め込んだプロットを作るのが苦手だからです。少なくとも前作と同じ規模の分量のプロットを作成する自信はありません。

最近は「脱却しようとしたら障壁に当たる」という事態について、このクセは正しく使ったら利益をもたらすのではないかとも思いました。
ただメリットとデメリット、どちらを取るべきかの判断がどうやってもつけられず悩んでいます。

上記の回答(行き当たりばったりで書くクセの返信)

投稿者 ヘキサ : 2

え? あれ行き当たりばったりだったんですか? それなりに全容が見えているつくりに思えたんですが……

うーん、「決めておいたほうがいいところ」と「決めておかないほうがいいところ」の区別がつければ、行き当たりばったりという書き方もありといえばありなんですよね。逆にきっちり決めすぎると、予測外の誤算が出てきたりもするので……

ちなみに「決めておいたほうがいいところ」はモビルスーツ娘たちの戦いの世界の基盤になる設定で「その時に決めたほうがいいところ」というのはキャラクター達の感情ですかね。詳細に描写するとこの通りには考えないだろ、というところがしばしば発覚するため、そういう時はそのキャラクターの気持ちに整理がつくまで、慌てて次のシーンに移るようなことはしない。

前回のマリンさんの作品は、主人公がモビルスーツ娘擬人化およびその戦いに巻き込まれていることに対し、ただただ流されるだけの気持ち置いてきぼり状態だった。できれば、擬人化した戸惑いが一段落した頃に、最初に「擬人化したモビルスーツ娘たちには戦いの参加権利が与えられる」というような通達が来るとよかったように思います。で、戦いに勝利して得られるものが何かを明確にし、参加するか否かを考えさせるシーンをつくる。こういうのは最初が肝心です。

そういうのができていれば、例えば不要に思えたかもしれないバーベキューのシーンとかも、戦いの合間の休憩シーン、という意味のあるものになり、必要性は薄くてもうまく流れに組み込んで不自然さは減ったかもしれない。

で、その肝心な最初ができていれば、対戦相手のモビルスーツ娘達の機種や戦う順番はその時その時で考えてもいいかもしれないし、「強化用パーツをもらうイベントはやっぱりボス戦直前だよね」とか、だいたいの感じでよかったりもする。

……何度も言って申し訳ないけれど「視点を大事にしない人はキャラの気持ちを大事にしない人であることが多い」ので、前回の主人公の気持ちをないがしろにした結果というのは、ちょっと深刻に考えて欲しいと思っている。ちょっと今回マリンさんの聞きたいことにうまく答えられている自信はないけれど、ひとまずこのへんで。

カテゴリー : その他 スレッド: 行き当たりばったりで書くクセ

この書き込みに返信する >>

投稿日時:

元記事:文章力を上げる本がありますか?

タイトルの通り、プロみたいな地の文を書き出したいです。

上記の回答(文章力を上げる本がありますか?の返信)

投稿者 猫マヌケ三丁目 : 1

米澤穂信はオススメだよ。
特に「春季限定いちごタルト事件」と「二人の距離の概算」は特にいい。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 文章力を上げる本がありますか?

この書き込みに返信する >>

投稿日時:

元記事:実在の人物を名前の由来にしたキャラクターに関して

どうもこんにちは。いつもお世話になっております。如月千怜です。
今回もスレ題通りの質問です(汗)

私は以前「ある大学生の生態」という作品を執筆したのですが、その作品には実在の有名人を名前の由来にしたキャラクターが登場します。
そのキャラクターは東地洋久という名前で、シリーズ全体の主人公です。もう気がついている方もいると思いますが、俳優の東地宏樹さんが名前の由来です。
ちなみにこの作品は執筆していた当時はシリーズ化させるつもりはなかったのですが、一度好評を頂いたことで調子に乗って続きを二作も書いてしまいました(汗)
そして今も続きのプロットを作っています。

ただ最近作るプロットは主人公が雑な待遇で扱われることが多いんですよね。
具体的には下ネタでいじられたり、失礼な子供に煽られて大人げなくキレたり、女装させられたりという風にです。
ちなみにすでに書きあがった作品では二度留年して彼よりも年上になっている下級生の前で「年上には礼儀正しくしろ」と言ってしまい逆襲されるとかもあります。
物語を作る以上、主人公に苦境を与えなければならないのはある程度仕方がないことなのですが、有名人を名前の由来にしているのにこんな扱いでいいのでしょうか……

上記の回答(実在の人物を名前の由来にしたキャラクターに関しての返信)

投稿者 大野知人 : 0

追記。『フリージア』は鉄オルのせいで少しガンダムを匂わせかねないので注意かも。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 実在の人物を名前の由来にしたキャラクターに関して

この書き込みに返信する >>

投稿日時:

トップページへ

▼書き込みの検索

▼投稿者の検索

質問、相談をする!
コメントは4500文字以内。
返信通知設定(必要なければ外してください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

ページの先頭へ

小説の書き方Q&A:創作相談掲示板の使い方・利用規約(必ずお読みください)。お問い合わせ