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T.Kさん(男性) TenHieさん(男性・21歳) 毛玉屋敷さん(男性) akiraさん(男性・20歳)一押し!
高校入学とともに部長のロリコン疑惑で部活を失った長谷川昴。
ただでさえ小学生の話題はタブーなのに気づけばなぜか小学校女子バスケ部コーチに就任って!?
「ん? ぱんつなら心配ないよ、ほらっ」
「やっぱりっ、でか女なんだわたしっ!」
「おにーちゃんの背中が気に入りました」
「あの、そ、そろそろご指導の方を―」
「いろいろ面白くなってきたわね、ふふ」
個性的な少女たち五人の猛烈アピールに振り回されっぱなしながらも、
それぞれの想いを守るため昴はついに男を魅せる!
小学生の女子だって悩みは多いのです。
そんな彼女たちに翻弄されまくっちゃうさわやかローリング・スポコメディ。
主人公「長谷川昴」(はせがわすばる)は、中学時代は「桐原中の知将」の異名を持ち、弱小だった桐原中男子バスケ部を僅か3年で県準優勝までのし上げたと言う経歴の持ち主です。
当然高校に入ってもバスケをやろうと、県随一のバスケ強豪校・伊戸田商業高校のスカウトを蹴って、バスケ選手として活躍した父親の母校であり、憧れの選手である水崎新が在校する七芝高校へ入りました。
しかし、昴が入部して早々に、なんと水崎が小学生の女の子と付き合っていることが発覚して大問題になってしまいます。
その結果、バスケ部は1年休部、水崎は遠くの学校に転校してしまいました。
元々それほどの強豪でないバスケ部、そして高校生にとって、1年の休部はあまりにも重い決定です。
さらに憧れの人をも失った昴は落ち込み、バスケへの情熱を失いかけます。
そんな昴を見かねた彼の叔母、教師の篁美星(たかむらみほし)は、自分が勤める慧心学園の初等部の女子バスケットボール部のコーチをしないかと持ちかけます。
しぶしぶコーチを引き受けたスバルでしたが、行ってみるとなんと、部員はたった5人だけ、バスケ経験者は一人だけ、後は全員バスケ素人、さらに男子バスケ部との対立から廃部すら迫られており…と言う感じです。
この作品で一番優れている点は、やはり、「バスケ」という、見た目や動きといった点が大きく、一見、小説という形では表現しづらそうな「バスケ」という題材を、見事にラノベの中で魅せてくれていることだと思います。
特に、試合の描写においては、コーチであり主人公の昴は、決して自ら試合に出たりするわけではありません。
しかし、中学時代に弱小バスケ部を県大会準優勝にまで導いたと言う、その軍師的頭脳により、格上のチームを相手に、作戦や、味方のの個性や強みを生かした戦い方、見事な駆け引きをもって試合の流れを変えるという試合のシーンはこの作品一番の見せ場です。
その試合の部分の描写の緊張感、頭脳的な作戦と、相手との駆け引きが生み出す面白さは、もはや、バトルアクション系のラノベのクライマックスにも匹敵すると思います。
お気に入りのキャラはいますか? どんなところが好きですか?
この作品の一番の特徴は、ヒロインが全員「小学生」であるという点ですね。
順番に紹介しますと。
湊智花(みなとともか)
この作品のメインヒロイン格。
髪型はショートカットで、左目の下になきボクロがある。
元々、唯一のバスケ経験者だった。
普段は非常に丁寧な態度としゃべり方をしていますが、実はバスケに対して非常に強い情熱を持っており、それゆえに、以前いた学校では、他のメンバーにきつい練習をさせようとした結果、孤立し、いじめを受けてしまい、慧心学園に転校したと言う過去を持つ。
小学生の中では飛びぬけた実力の持ち主で、そのシュートはひと目で昴をひきつけ、彼がバスケに対する気持ちを取り戻す大きなきっかけになった。
一緒にいるうちに、昴に恋心を抱くように。
三沢真帆(みさわまほ)
ツインテールと八重歯が特徴の元気一杯の女の子。
ある意味、バスケ部の中で一番年相応の子供っぽい性格。
昴のことを「すばるん」、智花のことを「もっかん」、自分のことを「まほまほ」といったように、メンバーを独自のあだ名で呼んでいる。
実家はお金持ち。性格は強気だが友達思い。
永塚紗季(ながつかさき)
長い髪とメガネが特徴の知的なタイプの印象の女の子。
試合の時は、普段三つ編みにしている髪をストレートにし、アイガードを使用している。
クラスでは委員長をしており、真帆の幼なじみ。
バスケ部の中では大人びているほうだが、負けず嫌いな子供っぽい面も。
実家は評判のお好み焼き屋で、お好み焼き作りには無類のお好み焼き奉行ぶりを発揮し、厳しい指導の下、神のごとき美味さのお好み焼きを作り出す。
袴田ひなた(はかまだひなた)
ふわっとした長い髪、幼さを残す顔と低い背丈、おっとりとした性格から、実際より幼く見えるタイプの女の子で、みている者の保護欲を掻き立てるような、愛らしさと可愛さをもっており、クラスの男子の半数が彼女に好意を持っていると噂されるほど。元々運動は苦手だった。
香椎愛莉(かしいあいり)
高校生の昴と変わらないほどの、小学生としては非常に高い身長と、大きな胸を持つ女の子。
内気で、自分の身長に対し、非常に強いコンプレックスを持ち、最初はそのことに触れると泣き出してしまうほどだった。
個人的には、ひなたとかが好きですね。
少女はスポコン! コーチはロリコン!?
世の末を感じさせるこの無駄に語呂がいいキャッチフレーズを煽りとする当作品。
しかし中身はそれ一辺倒というわけではなく、
むしろ智花たちがバスケを通して絆を深めていく物語と言った方が正しいと思います。
大切な皆とやるバスケだから、うまくなりたいし、何より楽しい。
そして彼女たちのバスケに懸けるひたむきな姿勢は、コーチである長谷川昴にも諦めかけたバスケへの思いを再燃させるきっかけとなり。
さらにそのコーチのバスケを見て、彼女達もより一層向上心を高めていくという。
まさにスポコンの王道。
最初はあまり期待してなかっただけに、想像以上の熱い物語に思わず引き込まれてしまいました。
メインが小学生だからこそできる純粋さというか、
『まっすぐなもの』がよく伝わってくる作品であったと思います。
そんなメインパートだけでなくもちろんラブコメ要素も申し分なく、
ギャグパートと合わせて楽しむことができる意味でも満足のいく作品でした。
ロリコンな人も(爆)そうでない人も、一度は読んで彼女たちのまっすぐな気持ちに触れてみてはいかかでしょうか?
お気に入りのキャラはいますか? どんなところが好きですか?
身長の高さがコンプレックスの愛莉が、それを乗り越えて武器にしていこうとするところが一番好きです!
この作品の欠点、残念なところはどこですか?
内容とは関係ないですが、ロリ要素を押さなくても有り余る魅力があるのに、
あえてそこを押していることで読者が限られてしまっているとこかと。
本の帯でしょっぱな暴露するのではなく、開いて初めて「メインヒロインは小学生か(汗」
とわかる程度でよかったのでは?
とある書店のラノベコーナー。
私の目は最初、この作品のイラストにとまりました。
表紙に描かれているのはてぃんくる先生が描かれた、もっかんでした。
勿論このときの私はそんな事を知る由もなく、「露骨だなぁ」と敬遠しました。
しかし、新刊を読み漁り、読みたい本が無くなった私の目に、この本が再び目にとまりました。
私は決意をし、購入を決めてレジカウンタに持って行きました。
周りにいた友人の、「マジで買っちゃうの?」という視線が今でも忘れられません。
家に帰った私は、この明らかに萌えを狙った作品を読むか悩みました。
明日提出のレポートをサクッと終わらせ、雑念を断つためにパソコンの電源を落とし、最初のカラーページを捲りました。そこには、
スパッツを履いた小学生のメイドさんがいました。
私はスパッツが先かメイドさんが先か、小学生が先か悩みながら次のページをめくると、そこに広がっているのは、メインヒロイン全員が小学生という衝撃的な事実。
もうどーにでもなれ! ってな感じで本文を読んでいく私。しかし違和感に気付きました。
「思ったより、萌えを狙っていない……」
私は騙されていたのです。その全ヒロイン小学生と、てぃんくる先生の可憐なイラストに。
中身は、実に爽やかで、熱かったです。
そしてキャラクターの魅力が強い!
言うまでもなく、ストーリーも強いです!
……とまぁ、良く分からないキャラで語りましたが、本当に面白いです!
是非、萌えを狙ったのが嫌いな方も、読んでみてください!
お気に入りのキャラはいますか? どんなところが好きですか?
もっかん!←湊智花(みなと ともか)の愛称です。
外見は弱弱しいのに、ハートが熱いです! 萌、燃えます!
この作品の欠点、残念なところはどこですか?
特に無いですけど、あえて言うなら……、うぅん、……。
ちょっと表紙が、店員さんに見せ辛いところですかねー。
「キャーロリコンヨー」←棒読み
こんな感じです。何しろ全員(一巻のみ)小学生ですからね。
表紙につられたな!
こいつは、スポコン小説だ!
小学生の女の子にバスケットボールを教えていく高校生の物語です。
彼自身は部長のロリコンのせいでバスケ部がなくなってしまった悲劇のエースですが、叔母教師のせいでコーチを引き受けることに。
一生懸命にバスケを打つ姿に感動して、彼のバスケ心にも火がもどっていきます。
ともに成長し、ともに支えあい、仲間って何か?打ち込むことって何だろう?
そういうことが描かれている学園物。
作者もバスケの経験者なのか、経験者にも初心者にもよくわかる解説が随所にあります。
お気に入りのキャラはいますか? どんなところが好きですか?
長谷川昴。
主人公。女の子に目がいきそうになるけど、本当に一番成長しているのは彼。
まあ、誤解を呼ぶような行動に巻き込まれるのは命運。
女の子なら袴田ひなた。
小さなバスケットボール選手は、本当にプレーするのが難しいけれども、
彼女もその小ささに負けない心を持っています。がんばれ!
この作品の欠点、残念なところはどこですか?
ロリきゅーぶ、と一部の人に呼ばれていることでしょうか(笑)
・ 智花がかわいい。
2014/01/26
・ 智花好きだ。結婚してください。
2012/12/20
・ 湊智花は、おとなしい性格とは裏腹にバスケのことになると性格が変わってしまうことと、人に怒れない性格がとても好き。
2012/10/22
・ 智花と誕生日同じで謎の親近感。ラノベとしてもスポーツ系としても楽しめる一品。
2012/07/16
・ ロウきゅーぶは、男性視点が感情移入しやすかった。
湊智花(みなと ともか)の純粋、まっすぐな姿勢、頑固だけど優しい、過去にとらわれないところが好き。
2012/03/13
・今までにないような高校生と小学生の物語で、それだけでなくスポーツ(バスケ)もはいっていながらも、二つの要素が目立ちすぎず目立たなさすぎず非常に良いバランスが保たれています。
しかもバスケの面白さの分からなくても読んだら興味をそそられるほど、しっかり書かれています。
・湊 智花が好き。周りを気遣う優しさや、イラストに惹かれた。