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みりんさんの返信一覧。最新の投稿順8ページ目

元記事:死んだら星になるの返信

1、死んだら星になる、と聞いたことがあるのですが、元ネタがもしあれば教えてください。

ギリシャ神話じゃないですか?
亡骸を星に変えた、星になった事でずっと一緒にいられる、功績を称えられ星座としてのこされた……などなど。
あと、そういう感じの思想を説いた(?)人物なら、ローマの政治家だったキケロとか。彼の記した書物には哲学的な内容が多く(哲学多めなのは当時なら当たり前かもしれないが)、「人は死んだら星になる」というものもあったはず。

2、作中で、死んだ人の魂を星にする魔法を使いたいのですが……

主語を変えたりするとレパートリーは増えそうですね。
「星にする」という動作の主語はおそらく「その魔法を使う人」なので、主語を「魔法を使われる側」に変えて、
「その魔法にかかった者は星となる」
という感じにしてみたり。

他には、別に動詞は「する」のままでも、「星にしてしまう」とかだったら、緊張感が出て格好悪くはないと思います。

造語は…………あんまり推奨しないです。
いや、使うなって訳じゃないんですけども、その「架天する」や「成星する」という言葉が「星に変える」っていう意味を持っている事を読者に理解してもらわなきゃいけないので、結局造語を使わずに説明する必要が出てくるんじゃないですかね。
「 <成星する>っていうのは< 星にする>って事だよー」って。
まぁ、単にカッコいいから造語を使いたいっていう事なら、ちゃんと意味を説明さえすりゃ大丈夫なはずです。
ただ、やっぱり造語は説明しなきゃいけないので、「格好悪いから言い回しを変えたい」っていう問題の解決策にはならない気がします。

3、死んだ人の魂を星にする、という魔法を、主人公に使わせたいのですが……

自分は特に人殺しだとは思いませんが(だって霊はもう死んでるし)、人によってはそう思ったりするんじゃないですかね?
「地球と魂を救う」っていう設定はなかなか悪くないし、一応、主人公が人殺しではないっていう理由にはなっていると思いますが。

ただ自分は結構、そういう不安とが疑問に対して無理に理由を付けようとせず、むしろそれを物語に利用してやる事が多いです。
例えば質問者様が「主人公が人殺しに見えるんじゃないか」というのが心配なら、「一部の人間が人殺しとして主人公を虐げる」みたいな話を入れるとか。
不安や疑問は現実的な観点から出てくるものなので、利用してやればリアリティを出すきっかけになったりしますよ。

まぁ、どれも提案というか、フワッとしか答えられてないので、参考程度にという事でお願いします。

上記の回答(死んだら星になるの返信の返信)

スレ主 みりん : 0 投稿日時:

黒鐘 黒ぅさん、コメントありがとうございます!

1キケロで検索したらヒットしました!
興味深いですね。

2造語はダメですか~。
魔法の呪文的なものも考えた方が良いのか? だったらオリジナルな造語があってもよいのでは?
でも呪文を安易に使うとチープになるし、儀式の名前とかくらいに留めて「んーはー(気合)」でなんとかする?
などなど、いまだ迷走しております。

3人殺しだとは思いませんに1票ですね。

参考になりました!

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 死んだら星になる

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元記事:死んだら星になるの返信

1.私も見聞きしたことくらいしか知らないけれど、確か古代エジプトが起源の考え方。
とはいえ、太陽や月または北極星など空にあるものを神に例えて死者はそこへ登るという考え方は割とどこにでもあるので、一番古いのがエジプトというだけだと思う。
例えばギリシャ神話の星座には「夜空に上げる」という表現があったりします。確か双子座とか射手座とか。割と多くにそんな逸話がありますね。
仏教でも自ら炎の中に飛び込んだ兎を讃えて帝釈天が兎を月に描いたという伝説があります。
同時に、流れ星のことを「落ちる」と表現して誰かの死を意味することもあるわけで、こっちはアンデルセンのマッチ売りの少女が元ネタじゃないかと思う。

2.星座では「夜空に上げる」という表現が多いんじゃないかと思いますが、まあ、これはかなり個人的な解釈なんですが、ようは神が人を神の住まう場所に召し上げる、という意味で神格化することの表現だろうと思ってます。
なので、神がするのは夜空に召し上げる事だけで、その後星座になって輝いているのは本人の力量だろう、みたいな。
私個人の考えですが、召し上げるだけなら「昇天」「召天」「帰天」まあ単純にキリスト圏で死を意味する言葉ではありますが。

3.書き方次第で人殺しをしているようにも見えるけど、そう思って書かない限り人殺しには見えないでしょう。
迷える魂を正しい方向へ導いている、というのが第一印象ではないでしょうか。

上記の回答(死んだら星になるの返信の返信)

スレ主 みりん : 1 投稿日時:

サタンさん、コメントありがとうございます!

1古代エジプトが起源ですかー。
ギリシャ神話あたりが元ネタかなと思ってたんですが、やっぱり聞いてみるものですね。
冥府を出したいと思いつつ、月に兎も出したくて、月に兎は日本などアジアの文化のようなので、
和洋MIXのめちゃくちゃ設定に少し躊躇していたのですが、
普遍的な考え方と思えたので気にせず創作してみることにします。

2「夜空に上げる」「召天」はぴったりです。
ありがとうございます!

3若干そう思って書くんですよね、、。
迷える魂を正しい方向へ導いている、という第一印象を冒頭で印象づけると良いかもと思いました。

参考になりました!

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 死んだら星になる

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元記事:死んだら星になるの返信

1.
世界最古は何かわかりませんが、豊かな星座の伝承と結びついたギリシャ神話が実質的な元祖に近いのかもしれません。
創作物中ではという意味なら、言われてみると「人は死んだらお星さまになるのよ」というようなセリフに何となく既視感があります。ただ、わりとよくあるセリフのような気もします。特定の元ネタというのは無いのかもしれませんね。(私が知らないだけかもしれませんが)

2.
星って実態は太陽系のいくつかの惑星か、遠い恒星ですよね。構想されている魔法は魂をそういうものに変えてしまうということですか?
無粋なことを言うようで恐縮ですが、そのあたりの基本的な世界観がわからないと相応しい言葉をイメージすることができません。

3.
おそらく構想されている作品の世界観では、星は惑星・恒星ではなく、清浄さの象徴としての空想的な「星」なのだと思うんですね。
そういう世界観ならば魂が星に変わることは素直に「浄化」とイメージできるので、殺すという印象はありません。

人が死ぬと星になるというイメージは、古代人にとっては無知ゆえの空想。現代人にとっては詩情です。美しくはありますが、童話ならともかく小説の世界観として取り入れるためにはそれなりの具体性は必要になる気がします。なので、身も蓋もないのは承知で「星は惑星・恒星ですが、それでOKですか?」と質問をさせていただきました。

上記の回答(死んだら星になるの返信の返信)

スレ主 みりん : 0 投稿日時:

あまくささん、コメントありがとうございます!

1ギリシャ神話が怪しいと私も思っていました。
よくあるセリフをメインの設定にして書いてみたいと、とりあえずある程度形になるまで頑張ってみます。

2太陽系の惑星だと大量の人間の魂を星にするというイメージから離れてしまうので、遠い恒星、あるいは別銀河の惑星など、でしょうか。彗星なんかに変わってもいいです。
ふわっとしてますが、遠くで光る星に変質するイメージです。

3自分でも身もふたもない設定だなーと、結構残酷だよな、ディズニーじゃないよなあと思っています(;^ω^)
ディズニーだったら、ご先祖様と楽しくダンスを踊ると思うんですよ、でもこの設定だと、無機質な星になってしまうので。魂というか、霊の意思は消失してしまうので……。ただ光っていて、美しいだけ……。唯物的な世界観で、それに郷愁を抱くのは人間の個人的な素養による、というかなんというか。死をテーマにしているので、それをどこまで描けるか、エンタメにできるのかっていう話はまた別なんでしょうが。なんかそんな感じでロマンチックに見せかけて残酷な設定ですね。ちょいそれが目標のディズニーには程遠いと感じつつ、とりあえず今のところこのまま書いてみたいなよりで作ってます。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 死んだら星になる

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元記事:死んだら星になるの返信

先日は色々と失礼しました。
お言葉に甘えてやってきました~。

2、ぱっと思いついたのが「昇天」でした~。

3、についてですが、ある宗教では死んだ魂は神の元へ行くという考えだったと思うので、魂が消滅するのではなく、天(空)に召されるという考えなら、人殺しのようには見えないと思いました。
死んで成仏した人は、空から見守っているよ~みたいな。

合わなければスルーしていただいて構いませんので!
ではでは失礼しました。

上記の回答(死んだら星になるの返信の返信)

スレ主 みりん : 0 投稿日時:

藤谷要さん、コメントありがとうございます!

お久しぶりです。そのせつはどうも!

3天(空)に召されるという考えなら、人殺しのようには見えないと思いました。
死んで成仏した人は、空から見守っているよ~みたいな。
それって書き方の問題ですよねー。そう持っていけたら良いと思うんですけど、
なんせ実際に魂が消滅して星になるという設定は動かせないので、、
成仏する、というのは仏教の考え方ですよね。輪廻転生を前提としない世界観というか……
だから今ちょっとロマンチックなふりして残酷で痛い話になりそうだなーと、
こんな重いテーマ、ちゃんと書ききれるかなーと迷ってます。

ではまた!

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 死んだら星になる

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元記事:死んだら星になるの返信の返信

あまくささん、コメントありがとうございます!

1ギリシャ神話が怪しいと私も思っていました。
よくあるセリフをメインの設定にして書いてみたいと、とりあえずある程度形になるまで頑張ってみます。

2太陽系の惑星だと大量の人間の魂を星にするというイメージから離れてしまうので、遠い恒星、あるいは別銀河の惑星など、でしょうか。彗星なんかに変わってもいいです。
ふわっとしてますが、遠くで光る星に変質するイメージです。

3自分でも身もふたもない設定だなーと、結構残酷だよな、ディズニーじゃないよなあと思っています(;^ω^)
ディズニーだったら、ご先祖様と楽しくダンスを踊ると思うんですよ、でもこの設定だと、無機質な星になってしまうので。魂というか、霊の意思は消失してしまうので……。ただ光っていて、美しいだけ……。唯物的な世界観で、それに郷愁を抱くのは人間の個人的な素養による、というかなんというか。死をテーマにしているので、それをどこまで描けるか、エンタメにできるのかっていう話はまた別なんでしょうが。なんかそんな感じでロマンチックに見せかけて残酷な設定ですね。ちょいそれが目標のディズニーには程遠いと感じつつ、とりあえず今のところこのまま書いてみたいなよりで作ってます。

上記の回答(死んだら星になるの返信の返信の返信)

スレ主 みりん : 0 投稿日時:

訂正

郷愁を抱く、は間違いでしたね滝汗
喪失感 ・ 寂寥感を感じる、です!

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 死んだら星になる

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元記事:小説の視点について

ずっと悩んでいることがあり、皆様の力をお借りしたいです。

私は前々から練っている構想があり、ジャンルが【多種族、ファンタジー戦争】として、今手をつけています。しかし、主人公がちょっと訳ありで、物語での伝えたい主軸となる真相を握ってしまっています。

主人公視点で書きたいのですが、主人公の始まりから書くと真相が開示されてしまい、その後の深掘りが難しくなってしまいます。そして、本編までの道のりがかなり長くなります。しかし、他の人を主人公にすると小説の主軸から外れてしまうという問題を抱えてしまっています。
人々の心情を細かく描写したいので、三人称はなるべく使いたくないです。

この場合、どのような視点で、どう書き始めるのがよりよく設定を活かせるでしょうか?
内容を極力出さないように書いたので、わかりづらいとは思いますが、よろしくお願いします。
質問などしていただければ、可能な限り答えさせていただきますのでよろしくお願いします。

上記の回答(小説の視点についての返信)

投稿者 スヲ(たーぼ) : 0

 お創りになっている物語に、ペット役にあたるような「登場キャラ」が、(例えば『異種族』など、を)もしも仮に、「いる」というか設定してあげられたのなら、ば。
 そいつを取りあえず(小説前半)における『主人公』として置いてしまい、そのキャラの目線により書いてあげて、いよいよ後半に差しかかったら、真打ちというかホントの「主人公」から目線に書いていって、(物語真相)をも明らかにしてゆく……。
 といったような「手法」ぐらいしか、思いつきませんでした。。 (T_T)

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 小説の視点について

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投稿日時:

元記事:駄作だなあと思う小説とは?

質問です。

皆さんが読んでて駄作だなあと思う小説って何ですか?
また、その具体的な駄作たらしめる点などがあれば教えてください。

盛り上がる部分に欠けるとか、伏線が回収されてないetc.

よろしくお願い致します。

上記の回答(駄作だなあと思う小説とは?の返信)

投稿者 ドラコン : 2

 ドラコンと申します。「さすがにこれは『駄作』だ」と判断せざるを得なかった例を三つ上げます。いずれも「反面教師」ですね。

1、表紙(題名、表紙絵、あらすじ)と、本文にズレを感じるもの。

『後宮双妃の救国伝 ~ふたりの妃は喧嘩しながら国を救う~ 』(柳なつき、メディアワークス文庫)
https://books.rakuten.co.jp/rb/16497162/?l-id=search-c-item-text-02

 リンク先の通り、表紙絵がコミカルで、題名・あらすじから「ダブル主人公モノ」との印象だった。そのため「『喧嘩するほど仲が良い』二人の主人公が協力し合いながら、国を救う」との、コミカル路線の話を期待した。しかし、実際には、副主人公が正主人公を一方的にイジメているドロドロ路線、活躍は正主人公のみで、副主人公の出番はほぼない、そもそも国の危機自体がご都合主義でよく分からなかった。

2、世界観に合わない描写が散見されるもの。

『後宮の月は、南天に舞う 臥龍(がりょう)城の奸臣』 (柏てん、PHP文芸文庫)

中華時代劇風ファンタジーで、『論語』をはじめ漢文を読み下しで多数引用している。にもかかわらず、「メートル」「ホットライン」「タイミング」といったカタカナ語が散見される。コミカル路線ならまだしも、真面目路線でカタカナ語の散見は、興醒めである。

3、テーマやストーリーが全く理解できないもの。

『偽りの神仙伝―かくて公主は仙女となる 』(鳥村居子、二見サラ文庫)

文章が分からない箇所が多い。一応、テーマは「病弱な姉を護ること」「唐の玄宗皇帝対神仙の代理戦争」とのこと。ただ、両方共出てくる必要性が感じられなかった。オチもないし、プロローグにもなっていない。一読して、「一体何をしたかったのか?」が正直な感想。

カテゴリー : その他 スレッド: 駄作だなあと思う小説とは?

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投稿日時:

元記事:文章がうまくなりたいのですが……

はじめまして。

あるサイトに小説(何とは言えませんが)を投稿したところ、文章がひどいだの、何を言っているのか分からないだの、散々な事を言われてしまったので、どういう勉強をすれば文章が上手くなるのかを教えて欲しく思いました。

岩淵悦太郎著「悪文」は読んだのですが、何か他に読むべきでしょうか? それとも何か本を写経なりするべきでしょうか?

当方一週間に三冊ほど読書をしますが、読書を続けていれば自然と上手くなるという考えには疑問があります(読んでいる本ほど分かりやすい文章を書けたことがないため)。

↓文章をしたためましたので、参考にしてくださればと思います。(この際内容はあまり言及しないで頂けると助かりますが…)
https://ncode.syosetu.com/novelview/infotop/ncode/n1793kt/

上記の回答(文章がうまくなりたいのですが……の返信)

投稿者 高瀬 : 1

はじめまして風月様
風月様の執筆歴にもよりますが気にされないほうがいいと思います。
確かに執筆を始めてすぐに小説を書けてしまう初心者の方はいます。
しかし、大多数は読みにくい小説やよくわからない文章を書いてしまいます。
風月様のこのスレッドでの文章を読む限り、丁寧でわかりやすくて相手に配慮した文章を書かれています。
時間が経過すれば読みやすい小説を書くことができるようになるはずです。
ここでは風月様の学習に少しでもお役に立てるように私が思うところを書いてみたいと思います。

まずは人間の脳の思い込みについてです。
私たちの脳はバイアスと呼ばれる認識の偏りがあり、バイアスに影響を受けることがあります。
例えば、子供に絵を描かせると顔の面積を大きく描く傾向があり、できあがった絵は不格好なものになります。
これは人間の脳が顔の部分を重要視しているためだと考えられています。
同じように小説の文章も、人間の脳が特別な書き方をしていると認識してしまうことがあります。
小説はこう書くという思い込みがあり、格好つけた書き方や特別な書き方をしようとしたり、うまく書こうとしてしまいます。
人によってはこのバイアスが強く働き、複雑にこねくりまわしてしまうことがあります。
この場合、文章のあちこちに不整合が出ます。
仮に修正をしたとしても、次々に新しい問題が生まれ、どれだけ修正しても終わらない状態に陥ります。

意外と小説は思っているよりも普通の文章で平易に書かれていたりするものです。
これは小説を読んでいるだけでは気がつかないことがあります。
脳が人間の顔を重要パーツだと認識し、顔を肥大化させた絵を描いてしまうのと似ています。
例えばミステリー小説はその内容から難しい文章で書かれていると認識してしまうことがあります。
しかし、実際にはわかりやすい表現で書かれていたりします。
小説を読むだけではバイアスが外せないことが多いです。
この場合のおすすめは模写です。
ただし、風月様の場合は難しい内容の小説ではなく一人称のライトノベルをおすすめします。
これは風月様が提示された短編を読んでみた結果、小説に対する認識を易しい方向へとシフトさせたほうがいいと考えたからです。
風月様の冒頭ではこのように書かれています。

(原文)
――しくじった。
 菅谷がそう思う間もなく、オークの次なる刺突が繰り出された。ろくな訓練も受けていないような形無しの槍は、だが野生的な本能で確実に菅谷の心臓を狙う。

この文章ですが、作者はすぐに読めると思いますが、読者の脳を疲れさせてしまっています。
読者というのは小さな負荷の積み上げで読めなくなっていきます。
この文章の場合は《次なる》で負荷がかかり《刺突》で負荷がかかり《繰り出され》で負荷がかかり、次に来る冗長な表現で負荷がかかりと、一つ一つは小さな負荷ですが積み上がっていきます。負荷が少なければ問題になりませんが、これがずっと続いていきます。
風月様の短編がわかりにくいものになっている原因の一つでもあります。
この文章から負荷を取り除いて修正してみたいと思います。

(修正)
――しくじった。
 菅谷がそう思った直後、オークの槍が襲ってきた。オークが訓練など受けているはずもない。それなのに野生的な本能だけで正確に心臓を狙ってきた。

修正版は自然にすらすらと読めると思います。
何が違うかというと、読者の脳の疲労度です。
さらには一人称で書き直してみます。

(例)
 しくじった。
 俺がそう思ったと同時に、オークの槍が迫ってきた。正確に心臓を狙ってきやがる。訓練など受けているはずもないのに、急所を狙うことを知っているのだ。

誰かに語って聞かせるように書くことで難しい表現もなくなってくるかと思います。
自分で書いた文章というのはどんなに難解でも読み解けてしまいます。
風月様の短編の場合は全体的に理解の難しい内容になってしまっているのですが、ご自分では気がつけないかもしれません。

この認識を矯正するために、私は下記を提案します。
● 格好つけた書き方をやめる
● 小説は思っているより普通の書き方をしていると知る
● 模写をする
● 一人称で書く

例えばライトノベルの「この素晴らしい世界に祝福を!」1巻は読みやすい文章で書かれています。
BookWalkerで無料で読める分でいいので読んでみてください。
模写をする際はこの小説ではなく風月様自身が夢中になって最後まで読んでしまうような小説で、できれば一人称のライトノベルを探してみてください。
今は難解な小説から学ぼうとしているのはないでしょうか? 学ぶ教科書にするのは易しく読めるものがいいと思います。

1日1ページでもいいので模写をしてみてください。手書きでは大変なので、いつも小説を書いている方法でかまいません。読みやすい小説を書けるようになったら模写はやめてもいいと思います。

また、自分で小説を執筆する際は一人称で書くことをおすすめします。
これは私の経験則ですが、何年もわかりにくい小説を書き続けてしまって初心者から抜け出せない人は一人称を書こうとしない人が多いように感じています。
初心者から脱するまでは三人称はやめて、一人称縛りを自分に課したほうがいいと思います。
一人称は視点の制限もあり、難しい面もあります。それでも一人称が風月様を育ててくれると思います。

また、最初は文章がうまくなることを目指すのではなく、読みやすいものを書けるようになることを目指したほうがいいと思います。
技術的な問題点を指摘されなくなった段階で、次にうまい文章を目指されてはどうでしょうか。

出版歴のない者の意見ですので、参考になる部分だけ受け取っていただければ幸いです。
私からは以上になります。
がんばってください。
応援しております。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 文章がうまくなりたいのですが……

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