小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

鬼の王の墓標さんの返信一覧。最新の投稿順7ページ目

元記事:情景描写の量についての返信

描写は表現なので、説明が難しいものです。
イラストで考えてみましょう。
「鬱蒼とした森の中」という絵をイメージしてみてください。
たぶん、木の幹も苔むして一面が緑に囲まれた森で、奥へ行くに従って暗くなるような風景をイメージしたでしょう。
良い風景画かもしれませんが、これは木々を描いてるから森ってことが説明されてるだけで、奥へ行くに従って暗くなるので鬱蒼としてることを絵で説明してるだけ。
では、その森のイメージに「不確かな人のようなモヤ」を描き足したら、どうでしょうか。
一気にホラーで不安な感じになります。
では、逆に「美しく神々しい天使のような存在」を描き足したら、どうでしょうか。
一気に神秘的な感じになります。
極端に言えば、この「雰囲気を付け足す」ことが描写です。

うーん。断言しちゃったけどちょっと違うか。言葉や文字で書くものじゃないよ、って話をしたかったのですが。まあいいか。

文字で説明するのではなく、物語や場面で説明するのが描写(説明するっていうか、誘導するって言ったほうが正しいと思うけども)。
文字での説明は、イラストで言えば「絵で説明してる」という状態。どれだけ文字を飾って美文を付け足しても、それは「文章表現」なだけで、小説の描写というには一歩遠い。
ーーというのも。
「文章で」というのは、なにも小説じゃなくても出来るんだよね。エッセイでもブログでも文章を飾って風景を書いてくことは出来るでしょ。
でも、「物語で・場面で」というのは物語が存在する媒介でなければ出来ないんだよね。

例えば。
学園モノで、主人公が毎朝徒歩で学校へ通学してる、というシーンを考えた場合。
絵でわかるアニメや漫画を思い浮かべてみてください。
周囲に同じ制服を着た生徒が画面一杯に映ってたりしませんか? でもコレ、普通に考えるとおかしいんですよね。
全生徒が同じ通学路を通るわけでもないし、あと10mで学校って距離でもなければ漫画みたく大量に生徒が同時に歩いてるわけないんですよ。
少なくとも私が高校の頃は、学校が視界に入るほど近づかないと見回しても数名いるかなという感じでした。
駅から来る生徒もいるし、反対方向からバスで来る生徒もいるし、徒歩や自転車で別ルートから来る生徒もいる。
でも、このシーンは「通学路であるという事の描写」のためには最適な場面と言えるでしょう。
同じ制服の生徒が大量にいれば説明不要で「通学路」ってことがわかりますよね。
これが「場面で」という事で、「描写できる場面を作る」ことで風景は描写していきます。

なぜイチから持論とも言えない話をしてるのかと言うと。
文章で説明してる以上「描写を継ぎ足せば」という話ではないためです。
「場面そのもの」を「描写できるように変更する」という必要が出てきます。
描写というのは表現です。
文章で書くのは説明。それを表現してこそ描写。
故に、すごーく軽く言えば「それっぽい場面を書けば良いんだよ」という事ですね。
難しそうに言えば「それを表現できる場面・展開を作らなきゃならない」という事です。

手軽に「継ぎ足す」ことが出来る範囲で言うと、小物を扱う事でしょう。
例えば「通学途中にコンビニに寄った」と簡単に済ませるよりも、「友人に部活用のスポーツバッグを預けてコンビニへ入った」とすれば、「バッグ」が見えてきます。
自分の荷物と友人の荷物を持たされ待ちぼうけしてるキャラの姿も見えてきます。
待ちぼうけしてるキャラは不満そうな顔をしてる事でしょう。
そんな生徒がコンビニの外でケータイでもいじって友人を待ってる姿というのはなんとなく想像できてきませんか。
コンビニの外観は書いてないけど、セブンでもファミマでも、適当にイメージしませんでしたか。
これは「友人の荷物を預かって不満そうに待ちぼうけを食ってる姿」があるので、それに合う情景を読者が自由にイメージしてるためです。
「荷物を預かって待ちぼうけ」というシチュエーション(場面)が背景をも描写してるわけですね。
……まあ、ここまで書いておいて、そんなイメージできませんでしたよと言われたら何も返せないんだけども。

上記の回答(情景描写の量についての返信の返信)

スレ主 鬼の王の墓標 : 2 投稿日時:

遅くなりましたが返信を書かせていただきます。
イラストで考える例、特に森に関してはかなり上手い例ですね。
付け足すものが変わるだけで印象は別物。この雰囲気を付け足すというのは私の方ではあまり行っていなかったですね。
バトル系のジャンルだと風とかが特に使えそう……これなら吹く風の種類を変えるだけで希望も絶望も表現できるかな。(無論、風自体が情景描写における汎用性が高いものなのでバトル以外にも応用できると思いますが)
学校の話でも同じ制服を着た生徒の描写をするだけで、登校中であることを直接書かなくても説明できるというのがキモだと思いました。
ただの風景の説明をストーリーに関係のあることと融合させる。ここがポイントなんですね。

恥ずかしい話、今私はこんな基本的なことを新鮮に感じてしまっています。この程度で目から鱗が落ちているということは今までずっと惰性だけで文を書いていたみたいです。
いつもありがとうございます。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 情景描写の量について

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元記事:情景描写の量についての返信

こんばんは。リンク先の作品をさわりだけですが読ませて頂きました。

ガンダムの二次創作とあるのですが、原作を知らない者からするとプラモデルの形がイメージ出来ませんので、その描写か説明は欲しいですね。
あとは、全体的に説明ばかりで描写が少ない印象を受けました。描写を付け足すよりは、説明を描写に書きかえた方がいいでしょう。

書きたいことは既に決まっているのですから、説明の軸になっている其をストレートに書かず、遠回りする意識を持つだけで変わるかと思います。
例えば、眠るとこにした。→欠伸をかみ殺し布団にもぐる。のような感じです。

上記の回答(情景描写の量についての返信の返信)

スレ主 鬼の王の墓標 : 1 投稿日時:

>>ガンダムの二次創作とあるのですが、原作を知らない者からするとプラモデルの形がイメージ出来ませんので、その描写か説明は欲しいですね。

原作を知らない人のために機体の説明は出来る限りしたつもりだったのですが、どうやらプラモデルの造形の描写という一番大事なポイントを抜いていたようですね。
このことに関しては、当分修正を入れられないので、お手数ですがネットで画像検索をしてください……

>>描写を付け足すよりは、説明を描写に書きかえた方がいいでしょう。

確かに付け足す場合だと地の文が増えてせっかくキチンとできたバランスが崩れかねないですね……
私の作品は地の文とセリフの割合が7:3というラノベにおける最もバランスがいい(ということにされている)数値になっていますので、そのバランスを崩さないで改善するには説明を描写に置き換える方が良さげと思いました。
さっそくストレートに書く癖を直さなくては……

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 情景描写の量について

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元記事:情景描写の量についての返信

私の場合は、視点人物の気持ちを第一に考えるので、その人の気持ちになった時に「見慣れすぎているのでどうでもいい風景だけど当たり前に存在しているのでいちおう書いておく」「ものすごく重要で注目しているのでしっかり書く」くらいの差をつけて書いています。

ストーリーと視点人物の注目度により、ってことになるのかな。
それらが決まっていれば自然に適切な量は決まると思っているので。

上記の回答(情景描写の量についての返信の返信)

スレ主 鬼の王の墓標 : 0 投稿日時:

hexa様はどうやら一人称メインで書かれているようですね。(あくまで文面からの推測です)
この方法は三人称の場合でも応用が利きそうです。カメラマンがどんな気持ちで取っているか、それが一番大事なのですね。
特別重要じゃない描写は薄味で、山場に入ってから濃く書くべきということですね。了解しました。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 情景描写の量について

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元記事:情景描写の量についての返信の返信の返信

ああ、そういえば前回の一人称・三人称に関する話題に触れてませんでしたから、そう思ってしまったんですね。
私はおもに一人称か、三人称一元(視点人物の主語を「私」にすると一人称になる)か、三人称一元のシーン毎の視点切り替えで行っています。つまり、これはどれも視点人物の気持ちを最も尊重する書き方です。そしてこれは、ほとんどの小説の書き方で推奨されています。

つまり、三人称にしたからといってむやみやたらに視点って変えるものじゃないんですよ。
わたしが言いたいのは、それだけ視点って大事なものなんだよってことです。
視点を固定するって、その人の認識を深く掘り下げる行為だから。「その人がどれだけ真剣にその世界を生きているのか」てことなの。だから私は視点ぶれが怖いんですよ、ぶれるとそのキャラクターがいいかげんに生きていることが丸わかりになってしまう。イコールキャラヘイトに繋がります。

視点は漫画やアニメ、映画などの映像にはない小説特有の概念です。
ある作家さんは「視点は小説の全てである」とも言ってるくらいです。
そういえばマリンさんの前作はやや視点の概念が曖昧な感じがしましたね、すこし他作の視点に注目してご覧になってみてください。

上記の回答(情景描写の量についての返信の返信の返信の返信)

スレ主 鬼の王の墓標 : 0 投稿日時:

>>そういえばマリンさんの前作はやや視点の概念が曖昧な感じがしましたね

確かにそのような気もします。戦闘シーンで主人公メインかと思ったら急に悪役の方に描写が移ったり……と。
場面転換を多用するのも悪いのでしょうか。
前作を書いていた時は悪役同士の絡みを書くことにハマっていました。主人公が登場しないシーンを多少多めに構成するというのが初めてのことだったので、よくわからない興奮状態にでもなっていたのでしょう。
(もしhexa様の言いたいことと関係のないことを話していたらスミマセン)

あと三人称の地の文にセリフがかった文(というか登場人物の独白)を書くのもあまり良くないのでしょうか。
既存作を例にすると太宰治の走れメロスは三人称だけどメロスの独白みたいなものが平然と書かれていたけど……
(例の知人氏が「そんなものを使わずに丸かっこにしろ」と異常なまでに強要してくるので、少し気になりました)

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 情景描写の量について

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元記事:情景描写の量についての返信の返信の返信の返信の返信

>場面転換を多用するのも悪いのでしょうか。

私は、必要ならガンガンやりますよ。どうでもいい場所の移動中とか、一段落ごとに場所を変えたりしましたし(ようするにダイジェスト化ってやつです)ただ、その時は主人公の視点に固定してましたけどね。
私はけっこう短めの文体なので、必要なことが書けたと思ったらさっさと切り替えます。ただ、視点は……そんなに変えないかな、全くないとは言えないけど。
視点ってのは、カメラとイコールではないです。

>前作を書いていた時は悪役同士の絡みを書くことにハマっていました。主人公が登場しないシーンを多少多めに構成するというのが初めてのことだったので、よくわからない興奮状態にでもなっていたのでしょう。
(もしhexa様の言いたいことと関係のないことを話していたらスミマセン)

初心者が多視点やりたがる、小説あるあるです。
ただ、そのせいで主人公から見て「どうしてカンプラ娘たちの戦いに巻き込まれているのか」を考える機会がなかったですよね。そういうのが「登場人物の気持ち置いてきぼり」ってやつです。またTRPGの話を持ち出して何ですが、そんな感じにPC達の気持ちを置き去りにして(もしくは、置き去りにされたままなあなあで話についていって)結局最後まで盛り上がらず、後悔したことが何度もありましたからね。そのへんの気持ちに整理をつけることは重要視しているほうです。

>あと三人称の地の文にセリフがかった文(というか登場人物の独白)を書くのもあまり良くないのでしょうか。
既存作を例にすると太宰治の走れメロスは三人称だけどメロスの独白みたいなものが平然と書かれていたけど……
(例の知人氏が「そんなものを使わずに丸かっこにしろ」と異常なまでに強要してくるので、少し気になりました)

地の文での独白は、一人称もしくは三人称一元の特権です。やっちゃって構いませんよ。
ただし、それはそのシーンがはっきり誰かの視点だとわかっている時の、その視点人物のみです。
あと、三人称一元で多用しすぎはおすすめしないかも。あくまでポイントをおさえて。
独白が多すぎる場合は、一人称のほうがいいかもしれません。
個人的にはカッコ書きの思考描写は好きではありません。何故なら、私の場合地の文ほとんどすべてが視点人物の思考描写だからです。このへんは他の方の意見も聞いてみてください。

上記の回答(情景描写の量についての返信の返信の返信の返信の返信の返信)

スレ主 鬼の王の墓標 : 0 投稿日時:

前回の書き込みから間が空きましたが、返信を書かせていただきます。

多視点を多用すると主人公の心理描写が疎かになるようですね。これはプロット段階での問題ですから、次回からはまた主人公中心の物語に戻します。

そういえば私のものは三人称一元視点というよりかは三人称神視点に近い構成なのですが、神視点があまり奨励されていないのはどういうことなのでしょうか?
前作は神視点が一番相性のいい視点だと判断して採用したのですが(途中一元とどっちつかずになったりしていましたけど)あまり良くないなら完全に一元にシフトチェンジしようと思っています。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 情景描写の量について

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元記事:書きたいけれど書けない、そんなモヤモヤなときに

はじめまして。深由と申します。こちらの作法やルールもろくにわからないまま、相談させていただきたく投稿しました。

先週プロジェクト・アニマへ企画書を応募し、さあ締切から開放された、というところで何も書けなくなりました。いえ、書けるけれど、書いても書いても何かがしっくりこず焦りばかりが先立って、中途半端な短編を書いたり他の物書き友だちさんが活動してらっしゃるのを見るのが辛くて仕方がなくなりました。
今現在は期末テスト前ということもあり創作に意識を集中させることはできませんが、どうしてもこのモヤモヤとした感情を消化させたいと思っています。
焦ってばかりで、創作を楽しいと思える気持ちさえ今はありません。ただひたすら、「何かを書きたい」という衝動に取り憑かれています。

こちらでこんなことを言うのもあれかもしれませんが、描写や表現に重きを置いた小説を得意とします。エンタメ(ライトノベル)も、書きはしますが下手です。
ですが私の小説への評価として、「ありきたり」「派手さがない」「一辺倒」がよく挙がります。ここも直したいと思います。

こんなモヤモヤな時、皆さんならどうされますか? 現在は対策として他の創作仲間さんとの情報を遮断したり、インプット期間と称して憧れの作家さんの本を読んだりしています。しかしモヤモヤは晴れません。
また、前述の三つの課題はどうすればクリアできますか?より良いものを、作家に少しでも近づけるものを書くための力をつけていきたいです。

よろしくお願いします!

上記の回答(書きたいけれど書けない、そんなモヤモヤなときにの返信)

投稿者 あざらし : 2

はじめに。
一気に書きますのでちょくちょく口語が混ざると思いますが、ご容赦を。
順序が変わりますが、

>ですが私の小説への評価として、「ありきたり」「派手さがない」「一辺倒」がよく挙がります。ここも直したいと思います。

こちらから。
結論をひと言で書かせて頂くと『もっと、ご自分の小説と喧嘩しましょう。』です。
私は執筆はせず単なる物語好き、ジャンルのことなる創作を生業としてますが根拠不明でも自画自賛できるアイデアが出るまで自分と喧嘩してます。
まあ少なくとも私はこうしないとダメなタチですので、万人に適応するなんて毛頭思いませんが、以下なにかの参考になれば幸いです。

文学でもエンタメでも”全くナニも起こらない話”なんてのは楽しめませんよね。(全くないとは申しませんが)
日常系漫画、たとえば【よつばと!】なら、よつばという5才の女の子にとって”人生初めて体験する出来事”で満ちあふれていますし、川端康成先生の代表的文学作品のひとつ【伊豆の踊子】だって、踊り子と出会い、彼女の境遇に主人公が思いを馳せるという”心を揺さぶられる出来事”があってこそ読者は楽しめるわけです。
言い換えれば読者にとっても、平淡な気持ちに引っかかりが出来るということで、それを切っ掛けに物語は広がったり盛り上がったりします。
物語によって「引っかかり」が「摩擦」、場合によっては「くさびを打ち込まれる」や「ハンマーでガツンと殴られる」という違いはあれど、それに優劣はなくストーリーとの相性や着弾点の違いです。

ちょっと例を、そうですね深由深由さんが旅をするとしましょうか。
日本列島を縦断。
物語なら紀行や道行、映画ならロードムービーというジャンルですね。

深由深由さんご自身が旅をするなら、歴史に思いを馳せ、景色に感動し、名所に心躍らせ、というような計画をおそらく立てられるでしょう。
辛いのは誰だってイヤですし、出来れば楽をしたく、トラブルなんて望みません。苦労が想定される場合でも無事が大前提です。
おもしろく楽しめる旅にしたいし、同時にリスクは最小限にしたいもの。
それが普通です。

ただ、他人が観ると「ありきたり」「派手さがない」「一辺倒」です。旅をしている本人が抱いたような感動は絶対に味わえません。
物語はスムーズに流れてはイカンのです。

『旅をする』このスタートにも工夫がいりますが、何よりも広げなくてはいけませんから、たとえばそうですね、旅に目的をつけるとしましょうか。
色々アイデアが出ると思いますが、ここで物語と喧嘩して欲しいのです。
後々の展開を考え楽な方法、辛くない方法、こういった行動は創作を腐らせます。

ちょっと触りだけやってみますね。
まず旅の動機。これは読者が『そりゃそうしないと仕方ないな、』こういう感じるようにしましょうか。仮に読者から反感を持たれるような主人公であっても、ただ一点、その方法しか残ってないならば、これにより共感を得ることはできます。

目的達成条件はエンタメ全振りでメチャクチャ困難にしてみましょう。
そうですね、人捜しでアプローチしてみましょうか。
1)顔・身長・他一切の体格不明
2)生年月日・性別・名前はわかる
日本全国から、これだけの情報で目的となる人間を捜し当てるのは、まぁ現実的じゃありません。
でも、行政機関なら総当たりできる情報があります。これじゃまだまだ。
さらに困難にするために喧嘩しましょう。
3)現在意図的に失踪中のため、偽名を使っているおそれあり
無理ゲーですね。
喧嘩しすぎたので、ちょっとだけ歩み寄ってみましょう。
4)最終居住地から発見された遺留物からDNAは判明
まだ無理ゲー。
5)ひょっとすると主人公の妹に似ている、かも(という情報)
ラノベチックにしてみました。
でもコレで主人公が「コイツかな!」と思ったら、女の子の口中に綿棒を突っ込んで唾液を絡め取るという、どん引きの行動にDNA採取という(主人公の)正当性が出ます。
ただの変態じゃありません。
これ以上の手がかりはストップ。仲直りは目的ではありません。付加するとしても行動のクセあたりが精一杯でしょう。
ちょっと興味を持ってググったら、最短1日でDNA検査をしてくれるところもありました。でも料金が30万円近くします。ラノベチックに主人公を高校生にするならエライこっちゃですね。この状況で元から金持ちの主人公なんてクソおもしろくありません。
そんなことをすると主人公に優しすぎますので、また喧嘩します。
物語スタートを目的達成のために主人公が犯罪行為を、たとえば金融機関強盗あたりからキャッチーに始めましょうか。
けがの功名か、『探す人がいながら、警察からも追われている』というサスペンス要素も付加できました。
サスペンスってのは他のジャンルとも相性が良いですから、動機の部分を煮詰めていけば広がりも出てきそうです。ここで緊急避難の一面により犯罪行為に対する印象も緩和することができそうです。

アイデアを一気に出したら次はブレーキの出番。
産んだモノと喧嘩してみましょうか。
ラノベの題材として発展性が期待できそうなのは『極めて困難な人捜し』『女の子の口中に綿棒を突っ込んで唾液を絡め取る(でも正当!)』ここらは使えそうです。
ラノベとしては残りは出がらし、ポイです。どっかでアウトプットする機会に期待しつつ自己インプットとしてPC的ゴミ箱へ。
と、なんやかんや頭を巡らせていると、脳内自称結構いけてる小説が出来ました(笑)
いや、書かないですけどね。個人的に物語を楽しむための最後の砦なので。

さて。
慣れないことをしましたが、「ありきたり」「派手さがない」「一辺倒」これはホント、自作と喧嘩してないことが原因だと思うのです。
読者の予想通りに展開すると、おおよそこういった感想が生まれます。

物語は起承転結・序破急で例えられますが、これは『風呂敷を広げる』『広げた風呂敷の上で盛り上げる』これらがあってこそです。
広げるときは、著者がたたみ方に悩む状態、読者にとってはそこで初めて『広げた』です。
で、物語によってこの『広げる』が、『深さ』や『高さ』に変わります。
深由深由さんのように描写や表現に重きを置いた小説なら『引っかかり』や『摩擦・抵抗』をきっかけに読後感として『深み』でしょうか。読者の心にこういった代物を作り出して欲しいのです。
そのために、生み出されたモノともっと喧嘩してください。

>先週プロジェクト・アニマへ企画書を応募し ~中略~ ただひたすら、「何かを書きたい」という衝動に取り憑かれています

一端ではありますが、気持ちはわかります。
わかるんですが、公募に送ったら”終わったこと”ですよ。
公募先の相手は深由深由さんのことを知りませんよね。知ってるのは『公募に送られてきた原稿』だけです。
それ以降の上達も努力も相手は知りませんから、『原稿上で起こってる現象でしか判断できない(しようがない)』です。身も蓋もありませんが後の祭り。

良い結果が出ても、結果を残せなかったとしても、書き続けられる限り『次の作品!』しかないです。
前者は公募先から、後者は自分からという依頼相手が変わるだけ。

斯様に悩みというのは第三者から観察すれば、やるべき事というのは単純です。
『書かない理由』『書けない理由』
こんなのは、どーでも良いこと、些末な話です。
悩まれているのに、ごめんなさい。
でもね、一年後に『あの時の自分』を振り返って納得できるとお思いです?
諦めた自分、辞めた自分に納得するなんて絶対に無理ですよ。そんなのは正当性を一生懸命探すだけ。下手すりゃ”すっぱい葡萄”です。

>エンタメ(ライトノベル)も、書きはしますが下手です。

それで良いですよ。
間違ってません。
もーのーすーごーく、簡単な話。
下手なラノベを書けばよい。

創作ってのは、まったく、一切、特別なことはありません。
普通のこと。
幼稚園児が画用紙いっぱいにクレヨンで絵を書き殴るのは普通のこと。
小学生が絵の具で体中汚しながら絵を描くのは普通のこと。
中学生がこれまでの延長で自分が描きたいだけで描くのは普通のこと。
高校生がテレピン油臭くなりながら没頭して油絵を描くのは普通のこと。
大学生が手を木炭で染めながら絵を描くのも普通のこと。
プロの画家は絵を描くのが普通のこと。生活です。
たったこれだけの普通のことです。
書き続けてたら技術が上がった、人に認められるようになった、というオマケで結果がくっついただけの話です。

>ただひたすら、「何かを書きたい」という衝動に取り憑かれています。

ややこしいことは雑念。
普通のことをしましょう。

執筆がんばって下さいね。
応援いたします。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 書きたいけれど書けない、そんなモヤモヤなときに

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投稿日時:

元記事:登場人物の名前に気をつけるべき所で

 こんばんは臼田(usudaisranove)です。 文章はそれなりに進んでいるのですがなかなか登場人物の名前が上手いように決まらない事が続いており今回は名前に関して少し質問をさせてもらいます。

 ここ数年現実の日本で自分の子供に対していわゆるキラキラネームが流行りだしており日本人として生まれながらもまるで外国人のような名前やアニメに登場するキャラクターかのようなものが誕生しています。
 そういう名前をつける親もどうかしてるとは思いますがこれはラノベの登場人物にキラキラネーム風をつけようとする作者にも同じような事では? と思いました。

 ラノベはターゲット層が中学生~高校生であり現代の読者の中にもキラキラネームをつけられてしまった人もいるでしょう、しかし登場人物がキラキラネームばかりではそこで見るのをやめてしまうと思います。
 普通すぎる名前だといまいち印象残らないですし逆にインパクトある名前にしてしまうとキラキラネームだと思われてしまう、現在そういう状況です。

 皆さんは登場人物の名前をつける時にはどういう工夫を練っていますか? お願いします。

上記の回答(登場人物の名前に気をつけるべき所での返信)

投稿者 サタン : 1

まず、
>普通すぎる名前だといまいち印象残らないですし
名前だけで印象に残ることは滅多にないです。
キャラクターの印象はエピソードで作るもので、設定や名前などで作るものではありません。
それらは第一印象としては有効に働くけど、長い物語のなかでワンポイントでしか働かないので「第一印象」というのを理解してないとほとんど効果はありません。
これは、例えば「ヒョロ太」という名前を聞いて余裕で勝てると思ってたらゴリゴリの体育会系がやってきた、というギャップを利用した印象などが良い参考でしょう。
こうした場合、名前を利用する場合には確かに効果はある。

名前なんてものは、極論なんでもいいんです。
その名前を印象的にするのは作者の仕事です。印象に残るようなエピソードを作りましょう。

そして、なんでもいいからこそ名前で遊ぶ作家も多いです。
有名所では西尾維新などですね。
彼はネーミングで遊びすぎるきらいがある。
また、例えば漫画「斉木楠雄の災難」では主人公「斉木楠雄」は単純に「サイキックス」のもじりで、登場人物の名前はほとんどオカルト由来のネーミングになってます。
名前はなんでもいいので、こうした「作品テーマに関連する言葉」からもじって名付ける事はよくあります。

こうした「変わった名前」というのは、「カッコいい名前にしよう」とか「変わった名前にしよう」という思考から来るものじゃなくて、単純に何でもいいので適当なルールを作ってるだけ、西尾維新の場合もおそらくは彼の中で何かしらのネーミングルールがあるのだと思う。
例えば、名前には将棋の駒の一字を必ず入れよう、とか。数字を必ず入れるとか。古代人には数学者の名前を使うとか、適当なルールを決めてしまう方法はポピュラーで割とよく使われていると思います。

私がよくやるのは、和名の場合、名字を尖ったものにして名前は平凡なものにするパターンと、その逆パターンと、たまに両方平凡、両方尖ってるパターンですね。
名字が「キラキラ」とは流石にならないので、主要キャラに近いほど尖った名字+平凡な名前の組み合わせが多いですね。
名字は古今東西、地名や役名などから由来するものが多いですから、「鉄火場」とか「御台所」とかそういう単語を入れると割と自然で合いますよ。
「鬼」とか「炎」とかそれっぽいワードを入れたい場合は地名がオススメ。「百目鬼」とか「鬼童」とか。
カッコ良すぎて微妙、と感じても「ルールに沿ってるからこれでOK」と思うほうが良い。
例えば「俺の爺さんは福岡の出でな、鬼童(おんどう)ってのはむこうの地名だ」なんてルーツを入れたり適当に「その名前である理由」を説明できるので。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 登場人物の名前に気をつけるべき所で

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投稿日時:

元記事:処女作執筆に当たって、願望と技量の釣り合いが取れないことについて

始めまして、ヤマネコと申します。
この度、創作活動を少し前に始めて、処女作を執筆しております。
しかし、「あれを盛り込みたい」「これをああしたい」という願望が山のように連なっているため、現実で持っている私の現在の技量ではそれら願望を再現しきれないところがあります。
結果として、執筆が滞り、どうしても完成の目を見ることができない状態にあります。

実のところ、小説の処女作を書こうと試みたことはこれが始めてではなく、何回も何回も同じ壁に当たって執筆を挫折してしまいます。
ラ研のサイトは一通り閲覧したのですが、解決策が「処女作は自分で駄作だと感じても良いから、とにかく完成させる」という記述があります。が、私の場合欲張りなのでしょうか、願望が実現できないと途端にモチベーションを維持することができないのです。
こんな私が、処女作を描ききるにはどうしたら良いでしょうか?

拙い文章ですが、何か意見などを頂けましたら、ありがたいです。どうか、よろしくお願いします。

上記の回答(処女作執筆に当たって、願望と技量の釣り合いが取れないことについての返信)

投稿者 あまくさ : 3 人気回答!

>「あれを盛り込みたい」「これをああしたい」という願望が山のように連なっている

それはむしろ作家を目指している方としては有利な資質ですよ。少なくとも書きたいことが思いつかないよりは、ずっと素晴らしいです。
ただ、まだ一作書き上げた経験がないためゴールが見えず、途中で嫌になってしまうのではないでしょうか。

書きたいことが山のようにあるのなら、それをまず紙でもパソコンでもいいから箇条書きにしてみましょう。
書き出すだけ書き出したら、それを眺めて一本のストーリーにまとめるにはどうしたらいいか考えてみるといいです。その際、主人公を決めて、そやつが具体的に何と何をしてストーリーが進んでいくのかエピローグまで作っちゃってください。(この段階で、箇条書きにした中に余分な要素があることに気がつくかもしれません)
箱書きというのをご存知ですか?
もし知らなければググって調べてみることをお勧めしますが(「そのくらいのことはとっくにやってるよ!」というのだったら、すみません)、簡単に言うと漠然とした粗筋でも設定資料集でもなく、実際に執筆するときに書くべき具体的なシーンの連なりをメモ書きする感じのものです。
慣れないとこれはこれでけっこう難しいかもしれませんが、書き方自体は他人に見せる企画書ではないので自分しか分からないような雑なメモでもいいのです。なので、ゴールも道しるべもない状態で執筆そのものをはじめてしまうよりは楽です。

>現実で持っている私の現在の技量ではそれら願望を再現しきれないところがあります。

もしそうなら、この箱書きを作っている段階でもそういうことはかなり洗い出されます。その結果モチベーションを失ってしまうようでは何をか言わんやですが、それでも騙されたと思ってやってみてほしい理由は以下の2点。

・事前準備の段階で問題点が洗い出されるのは、それだけでも有益。何かしら気がつくことがあると思うし、最悪そこで心が折れて断念したとしても、実際に書き出してから挫折するよりも時間のムダが省けます。

・首尾よく箱書きを完成させることができたとしたら、後はそれに肉付けするだけで執筆は進みます。
 このように作業を進めたとしても途中で挫折しないという保証はありませんが、少なくとも途中で何を書けばいいかという道しるべと、目標とするべきゴールは得られます。徒手空拳で未知の大海原に漕ぎ出すような無謀な執筆よりはモチベーションが支えられると思います。

 ……あと、もう一つ。蛇足かもしれませんが。
 欲張りだから、書きたいことが多すぎるからというのは、挫折する本当の原因ではないかもしれませんよ。
 どうやったって、相当に根気のいる作業なんです。小説を一本書き上げるというのは。続かない本当の理由は、たぶんそれだけ。できない理由を自分で考えて納得してしまうというのは、やめた方がいいです。

カテゴリー : その他 スレッド: 処女作執筆に当たって、願望と技量の釣り合いが取れないことについて

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ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン

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