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大野知人さんの返信一覧。最新の投稿順51ページ目

元記事:小説のプロローグ相談。もう面倒くさいから『出張版』ではないです。の返信

チョイ気になった部分
レッドキャップかワイルドハントの説明を入れてもいいかも( 漢字とかにしてルビを振るだけでもいい。首切り小鬼や百鬼夜行とかでも十分ニュアンス理解ができる)

マドモアゼルはマダムとかの呼称の未婚女性を指す【フランス語】
そこまで五月蠅くない方が多いですが、フランスとイギリスは仲が悪い事が多いらしいので、場合によっては依頼人にカチンと来させてしまうかも
ーーーーーーーーーーーーーーーー
提案
粗過ぎの要約がイイ感じすぎて先行知識に物語がおいこされる、逸( はや)る気持ちが湧きました。
設問内でも気合入れて「出し惜しみ」して欲しいかも(;´∀`)

上記の回答(小説のプロローグ相談。もう面倒くさいから『出張版』ではないです。の返信の返信)

スレ主 大野知人 : 0 投稿日時:

 そうか、レッドキャップ/ワイルドハントって、そこまで有名じゃなかったか……。ワイルドハント=百鬼夜行はモロ伏線なので、なんか別の訳字を探しますが、日本語当ててみます。

 マドモアゼル=フランス語。はそうなんですが、『胡散臭い口調』の意識として出しました。まあ、違和感が強いようなら消しますが、読者が瓜坂に違和感を感じる要素の一つとして作った部分であります。

 そしてすみません、俺の理解力不足だと思うんだけど、『提案』の意味合いがいまいちわからなかった。設問……? 勢いがありすぎて、がっついてしまう感じがある、と言うこと?
 だとすれば半分正解かも。このプロローグは伏線の山なので早めに読み切ってもらって、後から『あの時感じた違和感の正体はこれだったのか!?』となってくれた方が良いのです。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 小説のプロローグ相談。もう面倒くさいから『出張版』ではないです。

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元記事:小説のプロローグ相談。もう面倒くさいから『出張版』ではないです。の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信

なぜだか分からないけど、魔法を習得すると嘘がつけなくなる。なぜだろう? まあ、いくつか説はあるんだけどね……。

こんな感じでしょうかね。

上記の回答(小説のプロローグ相談。もう面倒くさいから『出張版』ではないです。の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信)

スレ主 大野知人 : 0 投稿日時:

ですです。
何度も丁寧な返信、感謝です。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 小説のプロローグ相談。もう面倒くさいから『出張版』ではないです。

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元記事:小説のプロローグ相談。もう面倒くさいから『出張版』ではないです。の返信

こんにちは。プロローグ読ませていただきました。「これから何かが始まるぞ!」という雰囲気がムンムンの、プロローグらしいプロローグだったと思います。
謎や伏線があちこちに散りばめられ、それが今後明かされていく、読み解いていくのが楽しみになりました。

ただ、所々で「ん?」と引っかかるところがありまして。自分の理解力不足かと二、三回読み直しましたがやっぱりよくわからなかったので、指摘させていただきます。
・他の方も指摘されていますが、『〜〜マドモアゼル?』という問いかけ。直前にロンドン云々と言っているので、ちょっと不自然かと。
・主人公たちは日本語で会話しているのですよね? 『流暢な〜英語を学んでいたのでは?』という言葉から、ルイスが英語を披露したことが見受けられますが、それならそのシーンを少しでも描写したほうがいいかも。読者に見えないシーンで推理をされても、読んでいる側からは置いてけぼり感があります。
・ルイスはどこから瓜坂のもとに依頼に来たのか。冒頭の電話から、イギリスからやって来たのかと思っていましたが、その後『実は昨日、私の姉が〜』と語っているので、「昨日の今日で海外渡航までする?」という違和感。では、ルイスはもともと日本に住んでいたのかとも思いましたが、直前に『日本文化の実情にやや疎い』という指摘がされているので、こちらも違和感。小さなことですが、喉に刺さった小骨のように気になりました。(後述にあった『妖精の裏道』を使ったんでしょうか)
・瓜坂の『魔術師』への嫌悪感に、ちょっとついていけない。『えぇ、実は昨日〜』から始まるルイスの言葉は、「家族が失踪したから探して欲しい」という意味でしかないので、瓜坂が顔を顰めるほどの嫌悪感を表すのには違和感を感じました。もちろん、作中で「魔術師は人道に悖る輩」という位置付けがあってのことでしょうが、読む側としてはそれについてまだまったく実感がないので、共感も理解もしづらい。それなら、初対面の時点で瓜坂が「魔術師=いけ好かない奴ら」という態度をあらわにしていたほうが自然かなと思いました。
・最後に。これはキャラクターのイメージを決定づけるプロローグにおいては不可欠なことかとは思ったのですが、「初対面の依頼人に対して瓜坂さんフランクすぎない?」という点。滅多に依頼のない探偵業とはいえ客商売、「はいはーい」で出迎えるのには違和感を感じました。零細事務所であるからこその、「客の取りこぼしはできない」根性があってもいいかなと。でもこれは、読む側の(つまり私自身の)感性もあるので、あまりお気になさらず。

いろいろ細かなことを書いてしまいましたが、スルーしていただいてもいいですし、作品作りの一助となれば幸いです。

上記の回答(小説のプロローグ相談。もう面倒くさいから『出張版』ではないです。の返信の返信)

スレ主 大野知人 : 0 投稿日時:

 御意見ありがとうございます。

 『マドモアゼル』は他の方にも書きましたが、胡散臭さの象徴です。冒頭の瓜坂が突っ込みキャラだったので、『営業モード』に入って、胡散臭さが増したという。ただ、気になる方多いようなので、別の書き方してみようかな。まあでも、これ自体『瓜坂が魔術師に好印象を持っていない』描写なんですけどね。

 すみません、『流暢な~英語』は普通に誤字です。『日本語を学んでいた』ですね。修正します。

 ヤマモトは、ルイス姉が日本に渡航して数日たってから電話をかけてきています。『今日・明日の内に向かうと思うよ?』と言う台詞を言っている通り、ギリギリ直前になってから瓜本に連絡して、主人公が逃げられないようにしたわけです。冒頭部の『レッドキャップかワイルドハントに~』っていうのは、厄介事から逃げられないのを悟った瓜本の断末魔ですね。
 ちなみにこっから先は解決編の要素ですが、『ヤマモトが電話した当日にルイス姉が尋ねてきていた』『ルイス姉の依頼でヤマモトは彼女の死を偽装。翌日、妹のルイスが事件解決を依頼しに来た』と言うのが真相です。また、『日本の実情に疎い』と言うのも伏線に当たり、『オタク的に自分に都合のいい部分しか理解していなかった』ルイス&姉が日本の陰陽術や妖怪に手を出そうとして、彼らの持つ『固有かつ意味不明の謎ルール』よって失敗するのも展開のうちに入っています。

 瓜坂の魔術師への嫌悪感はかなり出していたつもりだったんですが。ヤマモトからの電話の時点での『関わりたくない』発言とか。英国人相手にフランス語使うとことか。良い紅茶買ってきたうえで緑茶を出すセンスとか。それでも仕事なので引き受けるんですがね。

 瓜坂のフランク、っていうか胡散臭さもほぼ完全に『魔術師相手にしたくねーなー』っていう気分の表れです。他の相手だったら、もう少し紳士寄りの演技をします。ちなみに、地は突っ込みキャラです。

 御意見ありがとうございました。正直言うと、『そこに違和感感じてほしい』っていうのに、ほぼすべて突っ込んでくれたので、まあ細かい調整はするにしても『読みやすい位置に伏線を置けたな』と言う感じがします。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 小説のプロローグ相談。もう面倒くさいから『出張版』ではないです。

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元記事:小説のプロローグ相談。もう面倒くさいから『出張版』ではないです。の返信の返信の返信

普通にミス・ミセスとかの方が良いと思っちゃう。

 ネット作品は、単に頭が悪い人が、知ったかぶりを振り回してオラオラ執筆している事も多いので
【あ、この作家アホやな!!虫唾が走るオチが待ち受けていそう。読むの止めよ!!】も出かねない部分です。
これが書籍なら校閲?( だっけ?)されていなので伏線だと取るんですけどねー。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 このスレッド上に書いたキャラ設定と【あらすじ】の方です。

どんな話になるかは読まなきゃわからないままで、めくらのように手探り手探りに、読み進めたいねん。
その方が『初めて読む読者が、物語についていけなくなる』部分や要素を見つけやすいんで。

って感じでどう?説明下手やねんけど・・・・(;´∀`)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
プロローグだとタヌキ娘が一言もしゃべっていない( あれ?そもそも事務所に来ていなかったっけ?)のが、少し気になりました。

嘘がつけないの説明挿入は良い感じ。ただ悪友氏のやりとりは笑えるというか「笑わせようとして滑っている」感を感じました。人を笑かすのは戦闘ですから( ー`дー´)キリッ
 まぁ、笑いのセンスは本気で個人差があるし、あれが逆にツボって人も良そうな感じだけどね。私の兄ならツボっていそうなやり取りでした。

 読者的に発言者の取り間違いが無い2人が、早いスパンで軽口の応酬をするなら、地の文はできるだけ挟まないほうが私は好き。私は!!好き!!(笑)

上記の回答(小説のプロローグ相談。もう面倒くさいから『出張版』ではないです。の返信の返信の返信の返信)

スレ主 大野知人 : 0 投稿日時:

 なるほど、ありがとうございます。
 
 キャラ設定とあらすじの話ですね。理解しました。
 
 御意見ありがとうございました。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 小説のプロローグ相談。もう面倒くさいから『出張版』ではないです。

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元記事:伏線未回収状態に注意

私が「嘘をつけない」設定に拘りすぎているのかもしれませんが、詳しく説明するしないにかかわらず割と目立ちそうなアイデアなので、ストーリーの中で活かしていかないと所謂「伏線の未回収」状態になってしまうんじゃないかと思って。

そこが気になっています。

上記の回答(伏線未回収状態に注意の返信)

スレ主 大野知人 : 0 投稿日時:

ああ。まあ、まだ8ページしか書いてませんからね。
こっから先の説明で細かい説明を入れたり、応用したネタ/トリックはやる予定でいます。

御意見、感謝です。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 小説のプロローグ相談。もう面倒くさいから『出張版』ではないです。

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元記事:『プロローグ相談』の人口が少ないのでこちらで相談させてください、第二弾。

 大野です。お久しぶりです。
 以前から相談していたロボットモノの再構成版・プロローグの相談です。
 用語とかは結構似通ってるんですけど、設定は色々変えました。作品としては『ポストアポカリプス世界での日常』みたいな感じですかね。『明るくて未来を信じられる感じの「人類は衰退しました」』を目指したい作品です。

以下、企画概要。

・舞台は魔術文明が栄えた後、次第に『生活に必要ない技術』を封印して行ったあとに大規模な戦争で『技術全部』を開封した挙句、両軍が壊滅するまで戦争したファンタジー異世界。その戦争の中心地で荒野となった『空白地帯』のとある難民キャンプ。戦後十年ってところ。

・主人公は戦時中の基地跡を盗掘してきて、売り払う仕事の十五歳の少女。同業者が街に何人もいて、彼らが拾ってきた素材をリメイクすることで、難民キャンプは徐々に復興してきている。

・世界観/設定や主人公の拾ってくるモノの中に、色々な謎を詰め込むんだけど主人公たちが謎解きをするわけでもなく、大半は『匂わせる程度』。ストーリーの基本は盗掘屋同士の人間関係だったり、『町』の軍人たちの回想だったり、行き違いで戦闘になったことをきっかけにする事件の解決だったりを繰り返す、あくまで日常。大規模な事件は起こらない。

・やりたいこと『ロボットアクションしつつ、SFっぽい世界で重い過去を持つ者同士に明るい人間関係を築かせる』

こんな感じの企画です。
形式としては短編連作になるかなと思っています。
以下、プロローグ。

大きな戦争が終わった。十年ほど前の話である。
 かつて魔法文明によって三千年の栄耀栄華を誇った大陸統一国家、パルム帝国を二分する内戦――俗に『壊滅戦争』なんて呼ばれるそれは大陸の中央に大規模な空白地帯を生み出した挙句、両軍の実に七割以上という損害を出して終結した。
 十五年にもわたって行われたその戦争の中で、両軍はかつて封印したはずの『兵器』としての魔道技術を持ち出してまだ争い、殺し合った。
 その残骸は、今なお数多くが空白地帯の荒野に埋まっている。

「今日はこんな所かなーッと!」
 ガサゴソと、巨大ロボットーーGG(ギア・ゴゥラム)と呼ばれる戦時中の二十メートル級人型魔導兵器を操縦しながら少女が声をあげる。
 彼女の名前はライカ。十五を少し超えたばかりの少女だが、学校なんて贅沢な物もない上、この空白地帯(ワイルドランド)では少なくない孤児とあって、もはやすでに一人前の仕事人である。
「このあたりの基地跡も漁りつくしたしなァ……。そろそろ狩場を変えるか……」
 ぶつくさ言いながらも操縦桿を動かし、GGにひもで結わえ付けた荷台にそこらから拾った鉄くずを投げ込んでいく。
「ケーッ! GGの一台、銃の一丁もないでやんの。しけてやがる」
 ぶつくさ言うと、彼女は機体のスラスタを吹かし基地跡を飛び出す。
 とは言ったって、ここ三カ月近くに渡って彼女が盗掘に来ていたのだから、残り物が無くても仕方ない。
「いじゃ、今までお世話になりました、ッと」
 軽く会釈するようにGGの上体を曲げる。もともと小規模な基地だったらしいとは言え、春先からこっちひたすら掘り起こし続けてきたお陰で、基地の基礎や外壁のコンクリぐらいしか残り物はない。
 貯水タンクや、基地内の食堂まで盗掘したライカに探し漏らしはなかった。
「にしても、ここの基地は稼げたよなァ……」
 この規模の基地にしては、という条件付きであるが。比較的状態のいいGGが三機に、指揮官室に残されていた徽章などの貴金属類、更にはまだ使える整備用の道具など。
 色々なものが残されていたお陰で、この三カ月食いつないでこれたのだ。戦って散ったものが居るというなら哀悼の一つも示すが、それ以上に『飯のタネ』としての感謝がでか
い。
「しっかし、どこもかしこも惨澹としちゃって……。ま、生まれた時からだけど」
 戦争が激しくなったころに生まれ、物心つく頃には空白地帯の難民キャンプにいたライカにとってはこの光景こそ日常である。『惨澹とした』なんて言えるのは義理の親である酒場のおばちゃんに読んでもらった絵本のお陰だ。
 よく見ると、地面のあちこちに民家の跡や畑があったであろう微かな灌漑の溝・破片だけになった木材が散らばっている。すでにその跡すら消えかかっているところが、戦争の規模を物語っているとも言えよう。
「……ハァ。明日から、どうしよ」
 いくらか貯えがあるとはいえ、半年もあれば使い切る。その前に次の『狩場』を見つけねばなるまい。ため息をついたところで、生まれ故郷の『町』が見えてきてライカはアクセルをもう一段踏み込む。

「ただーいまー!」
 『町』に着くなり、彼女が愛機を飛ばして向かうのは彼女が北側から見て裏手の大広場。昔軍で働いていたという数名の査定担当が、拾ってきた鉄くずを買い取ってくれるところがあるのだ。
「おっちゃん! 今日も査定を頼めるかい!」
 自分用のスペースとして決められたところにGGと荷台を止めるとコックピットを開いて声を張る。
「おいおい、また盗みかい?」
 叫びを聞きつけて寄ってきた男をGGのマニピュレータで掬い上げて荷台の上に乗せるとトホホと表情を崩された。
 彼の名はトーマス。ライカが最も世話になっている、そして『町』一番の博識の査定屋にして、顔役の一人でもある。ちなみに年のころは三十とちょっと、『オッサン』と呼ばれるのが地味に辛かったりする。
「『盗み』って言い方は良くないぜ、おっちゃん。『盗掘』であっても『盗賊』じゃねぇ。それがアタシのポリシーだ!」
 山と積まれた鉄くずの傍で胸を張って少女は言うが。
「『盗掘』だって盗みだよ……」
 まったくその通りである。
「とはいえ、お前(まい)さんがたが居るからこの町は成り立っているんだけどね。どれ、荷台を見せてみな?」
 『町』なんて呼んじゃあいるが、ここもかつての難民キャンプの一つ。
 それが『町』と呼べる規模にまでなっているのは、屑鉄を回収・分別して分配し、建物を建てたり、生活に必要な道具に作り替えるシステムのお陰である。故にこそ、この町における『盗掘屋』は無くてはならない存在であった。
 ここが激戦区跡に近いということもあって、この街の復興は『空白地帯』全体でも屈指のモノであった。それでもまだまだ裕福には程遠いが。
「ありゃ、正真正銘の鉄くずばっかじゃないか! 魔道具の一つもありやしない!」
 査定、と言ってもかなりの量の鉄くずである。ライカにもわかるような金目のものは湧けて持ってくるにしろ、そうでなければ今回のようにまとめて持ってきて『魔道具を選別する魔道具』で探し出すのがいつものやり様であった。
「あのライカちゃんも不調かい?」
 割合勘が良いライカはこの町の盗掘屋の中でも屈指の稼ぎを誇っていたが、ここ数日は大したものを持ってこない。そのことに不信を感じてトーマスは尋ねる。
「いやいや、ここのところ世話になっていた『狩場』が引き揚げ時でね。屑鉄ごっそりかき集めてきただけだよ」
 それなら確かに納得がいく、頷いてからトーマスはもう一つ質問をつなげた。
「なるほど、ちなみに次のアテは?」
「アタシのことバカにしてんだろ、それを教えちゃ食っていけないよ」
 万が一にも手癖の悪い他の盗掘屋に聞きつけられれば、横取りされてしまうかもしれない。着けて来るヤツに多少分けてやるのは構わないが、まとめて持っていかれちゃ敵わないのである。
「言う割に、俺のことは信頼してくれてるみたいだけど?」
 今だって現に愛機と自分の取り分を全部預けているのだ。GG操縦がうまかったり、多少戦闘の心得こそあるがライカは少女でトーマスは元正規軍人。強引に奪い取ろうと思えばできるだろう。
「アタシだって、大概のヤツは信用しているさ。どっちみち今の時代、ズルして儲けたってたかが知れてるしな」
 世界全体が戦争によって疲弊して、貧乏なのだ。
 大金があっても使い道はなく、盗賊に狙われるだけ。それならば皆で協力した方がいいし、他が協力している中で一人だけズルをしたって、周りから袋叩きに合うだけだ。それがこの町の、何よりライカ自身の気風だった。
「微妙に男前な性格、相変わらずだねぇ……」
「『先取りされちゃあ敵わない』なんて言ってる時点で、アタシも十分女々しいよ」
 言った頃合いで、トーマスの査定が終わる。
「今日の料金渡すから、中心街までついてきて!」
 町の顔役、ということもあって中心街に大きな事務所を持つ彼は、そこで査定料金を渡すことにしている。歩く分手間だとしても、お金を盗まれないようにやむを得ないことなのだ。
「ちょいと待ってな。今コクピットにロック掛けていくから」
 言うと、コクピットの魔道式ロックを閉じ、上からさらに南京錠をガチャリとかける。
 魔道式ロック自体、数年前にトーマスがライカ専用に設定してくれたものなので他人には開けられないが、『念には念を』と言う奴である。
「とりあえず今晩は、掘り尽くし祝いに盛大に食うかな!」
 呑気なことを呟きつつ、ライカはトーマスを追って駆け出した。

上記の回答(『プロローグ相談』の人口が少ないのでこちらで相談させてください、第二弾。の返信)

投稿者 読むせん : 2

よみにくい(´・ω・`)
好みうんぬんはありますが、「あ、これは面白い奴!」というノリはプロローグでけっこう出ます。
いきなり物語の説明を入れられると「あー・・・・はなしが面倒くさいヤツかコレェ・・・」ってなりかねないかも。

説明やるなら3行目か三段落後くらいから説明のほうがいいと思う。
=======================
「それ」は巨大なロボットじみた何かだった。

金属とも岩ともとれる武骨で無機質な形状、全長20メートルはありそうな巨体。
 だが、パーツの隙間を縦横無人に走る伝達物質の詰まった魔電動管はどこか有機的。2足歩行が可能らしい4肢の前足部分―———いわゆる『腕』には、まるで人間のような形状で五本の指がついている。
 サイズ感さえ目をつぶれば、奇妙な鎧を纏った騎士にも見えるかもしれない。

20メートルの体を持つ騎士は無造作かつ滑らかに歩を進め、1つの扉の前にしゃがみこんだ。5メートルほどの高さがある―————巨大な騎士からしたら、なかなかに小さなな格納庫と思われるものの扉だ。
 その小さな扉にあるオモチャのような取手部分を器用につまむと、騎士は力任せに引っ張った。

ごっぱぎゃん!!、世にも強烈な破壊音の後、無惨に引き壊された扉を放り出すと、巨大な騎士はぎこちなく体をおりたたみ、いそいそと頭と思しき部位を扉の奥に突っ込んで内部を覗き込んだ。めぼしいものは何もなかった。

「ケーッ!しけてやがるっ! GG(ギア・ゴゥラム)の一台、銃の一丁もないでやーんの。」

 コソ泥じみた真似をする、巨大な騎士ーーもとい人型魔導兵器GG(ギア・ゴゥラム)を操縦しながら少女はうめき声をあげた。

 彼女の名前はライカ。十五を少し超えたばかりの少女だが、学校なんて贅沢な物が存在しない、この空白地帯(ワイルドランド)で暮らす、いっぱしの仕事人―———『盗掘屋』である。

「このあたりの基地跡も漁りつくしたしなァ……。そろそろ狩場を変えるか……」

 ぶつくさ言いながらも操縦桿を動かし、GGにひもで結わえ付けた荷台にそこらから拾った鉄くずを投げ込んでいく。
 もともと小規模な基地跡だったとは言え、春先からこっちひたすら掘り起こし続けてきたお陰で、基地の基礎や外壁のコンクリぐらいしか残り物はない。
 貯水タンクや、基地内の食堂まで盗掘したライカに探し漏らしはなかった。

「いじゃ、今までお世話になりました、ッと」

軽く会釈するようにGGの上体を曲げ、機体のスラスタを吹かしたライカは基地跡を飛び出した。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 戦争が終わり、仮初めの平和が成ったのは。ほんの10年ほど前の話である。

 かつて魔法文明によって3000年の栄耀栄華を誇っていた大陸統一国家【パルム帝国】を二分する内戦―——俗に言う『壊滅戦争』の勃発により、帝国は『A国』と『B国』完全に分裂し、対立した。

技術、文化、思想。ほとんど全てが同レベルで、いまいち勝敗が決まらない、泥沼みたいな小競り合いの中、とうとう両軍はパルム帝国が国家統一の折に完全封印したはずの『兵器』としての魔道技術―———人型魔導兵器GG(ギア・ゴゥラム)を持ち出して大規模な戦争に移行してしまった。
 その結果、かつての大陸の中央に大規模な空白地帯(ワイルドランド)を生み出した挙句、両国(ワイルドエリアも国と見なしたら3国?)の実に7割以上の人員と資産と築き上げてきた文明を失う・・・・という壊滅的な損害を出し、停戦せざるを得なくなったのである。
 
 その戦争の残骸は、今なお数多くが空白地帯の荒野に埋まっている。それをほじくり返しては冷戦状態にあるAB国に転売し、明日の飯代を稼ぐのがライカの仕事だ。

=============
とか。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 『プロローグ相談』の人口が少ないのでこちらで相談させてください、第二弾。

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投稿日時:

元記事:描写の特殊なテクニック

小説を読んで地の文の描写や、イメージ描写でちょっと気になるものがあったので質問します。
ちょっと自分でもどう説明すればいいのか分からないのですが、「限られた地の文を用いて、読者がそこから背景や状況をイメージさせる」ものでした。
どういったものかと言うと例をあげるとすると、

①主人公は好きだった同じ会社に勤めている先輩女性に振られる。

②そのせいで主人公は何杯もビールを飲む。向かいの席で他人事のように笑っている同期の親友。

ここの②の部分ですが、主人公が直接居酒屋に行ったという表現は書かれていません。ただ、書いてあった表現、地の文は、
●もう何杯ビールを飲んだかわからない。
●向かいの席で話を聞いた同期が笑っている。
●失恋したことを知った主人公は同期に電話して呼び出した。
●愚痴を吐いている主人公を見て、隣の席で飲んでいるOLが笑っている。

……これくらいですが、自分はこれですぐに主人公は振られたから友達誘って居酒屋でやけ酒しているということが分かりました。
しかし、さっきも言った通り、居酒屋という単語、または居酒屋の類義語は一切使われておりませんでした。なのに、確実に主人公が居酒屋で飲んでいるということは理解出来る。

他の作品でも、学校や教室という表現も使われていないのに、主人公と親友達が学校の教室で会話していることがイメージできる、というものも見ました。

限られた地の文から状況や場所を把握する。
こういうテクニックはどう使えばいいのでしょう?
自分は、主人公がやけ酒している。向かいの席で話を聞いた同期が笑っている……の辺りで、すぐにその場所が居酒屋と分かったので、読者の先入観を利用しているということでしょうか?

上記の回答(描写の特殊なテクニックの返信)

投稿者 手塚満 : 2

言葉で描写するとイメージ(映像、音声等)がどうなるかという心理学実験があります。例えば、人の顔を覚えるとして、ある人Aの写真を見た後、(一定時間を置いて)似たような人の写真多数とある人Aの写真を混ぜて見せて、Aがどれか当てるという実験。

1.無念無想で写真を見て覚える。
2.写真を見て特徴を言語化して覚える。

という2グループで行うと、1のグループの成績が2より明らかに良いのです。2は写真を見ながら「男、髪は短い縮れ毛、眉毛は太く、あご髭があって、目は(略)」と考えながら覚えます。普通に行いそうな記憶法ですよね。

だけど、例えば「あご髭」のある「男」が複数いると、どれか判別できなくなりがちなんです。理由は未解明のもの含めていろいろあるんでしょうけど、「あご髭」という名詞で記号化、抽象化したため、具体的なイメージがどうだったかが記憶に残らないようです。しかも、抽象化した記号イメージが複数あって全体を構成してしまっている(記憶→想起で混乱を起こしがち)。

これと同じことが、小説などの文章描写でも起こるようです。キャラだと仕方ない面があります。ヒロインは設定を言語化して、黒髪、長髪、切れ長でぱっちりした目等々とするしかありません。それでも、一気に全部描写するとわけが分からなくなります。覚えられないし、言葉からイメージ再構成するのも手間取ります。前に聞いたコツでは、「人物の外見特徴は1つか2つ出せばいい。くどくど描写するな」というのがありました。たぶん、上記の心理学実験のようなことが、経験的に分かったんじゃないかと思います。

居酒屋ですと、だいたいの人は一般的な特徴を知ってますよね(知識であり、先入観でもある)。前を通り過ぎるだけなら、「居酒屋の前を通り過ぎた」とでも書いておくしかありません。居酒屋と言わないようにするとしたら、「○○酒処の暖簾」としておくくらいでしょうか。ただ、あまり意味はありません。むしろ、居酒屋は居酒屋でも作品内で何らかの特別な意味があるのか、みたいな誤解を招きかねません。

しかし、シーンの場所が居酒屋だと違ってきます。シーンの雰囲気を作るためにも、中の様子を描写することになります。通しをつまんでいると店員がビールを持ってくる、鶏の唐揚げを追加注文する、ビールを飲む、連れと話をする、周囲にいろんな客がいる、等々ですね。居酒屋では当たり前の風景です。

そうなると、「ここは居酒屋だ」みたいなことを言う必要があるかどうか迷います。居酒屋っぽい描写をしたら、居酒屋だと思う読者が大半のはずです(主人公がどういう人となりでストーリーはどう進んでて等々の文脈的なことも影響するけど割愛)。

じゃあ、居酒屋と言わなきゃいいんです。言わないでも分かることを、わざわざ書くとくどくなります。それだけではありません。上記の心理学実験で申したように、「居酒屋」と明示的に書くと、イメージがぼやけるのです。「居酒屋」にイメージが集約されてしまい、どういうシーンでどんな雰囲気だったかを読んでも覚えなくなる恐れがあるわけです。

そういう描写の作り方としては、全部書いてから削るというのも1つの手です。例に挙げられたものに少し足してみます。

1. 主人公は同期に電話して、居酒屋に誘う。
2. 歓楽街にいくつもある居酒屋のうち、地味そうな店を選ぶ(実は愚痴りたいので客の少なそうと思った)。
3. 店に入ると、店員が「らっしゃい! 2名様ですね、こちらへどうぞ」と言う。
4. 席につき、お品書き眺めながら、とりあえずビールとつまみをいくつか注文する。
5. 同期と飲みながら他愛のない話をする
6. 次第に酔いが回って、雑談が愚痴に変わって来る。
7. もう何杯ビールを飲んだかわからない。
8. 向かいの席で話を聞いた同期が笑っている。
9. 同期に、失恋したこと、それが誘った理由でもあると同期に打ち明ける。
10. 愚痴を吐いている主人公を見て、隣の席で飲んでいるOLが笑っている。

こういう段取りを描いてある事例は少なくないと思います(自戒でもある)。大事なのは9の「酔った勢いで失恋の悩みを打ち明けたかった」ですよね。

飲むのは自宅でもいいでしょうし、バーでもいい。居酒屋をシーンに選んだのは、特に理由はない(はず)。飲んでいる状況も示してリアリティを出したかったに過ぎない。居酒屋に行く段取りだって、9に対してはどうでもいい。

じゃあ、どうでもいいものはできるだけ削りましょう、となってきます。1~5がなくても6以降は分かるから、削っていい。10で居酒屋らしいと分かるし、絶対に居酒屋をイメージしてもらわなければシーンが成立しないわけでもない。だから、居酒屋と明示する必要はない。名詞を出したゆえにイメージがぼやけるリスクを増す必要もない。できるだけ、読者に覚えて欲しいことに絞りたい。といった感じです。

長くなりました。簡潔にまとめますと、

・どうでもいいものは一般名詞で済ませておく(イメージをあいまいにして印象を残さない≒読者の負担を低減)。
・大事なシーンでは逆一般名詞を避け、特徴を少なく出しておく(一読して覚えられる程度に印象付けし、後は読者の引き出しで)。

ということになると思います。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 描写の特殊なテクニック

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投稿日時:

元記事:迷っています

以前の投稿からかなり経って色々考えました。自分は学生時代にラノベを読んで自分もラノベ作家になりたいと思うようになりました。最近はラノベの講座を受けて色々学んでいましたが問題がありました。
1:頭に思い浮かぶけど書くことができない。手書きでも残すのがめんどくさい感じになっている
2:頭が浮かぶせいでそれが満足なってきている。
3:講座のテキストに「有名になりたいから、作家になりたい。小説家になりたい」という方には作家という職業はおすすめできない。と書かれていて更に好きなものを書くことができない。といろいろ書かれていたのでこれにて迷っている。
4:応募しようとしているところが長文のものの応募になっているがそこまでかいたことなくて諦めかけている
という4つの問題があります。
1と2に関しては自分自身の問題になりますが、主には3の問題が大きく、前回の投稿からこの問題が大きく書けない状態です。
確かに芸能系や漫画や小説系でも見かけるもので、現在人気の某漫画でいろいろリアルなものを見たせいで、自分はラノベ作家に向いているのか分からなくなりました。
ラノベ作家を目指している皆さまがいましたら、この問題の解決方法を教えてほしいです。
かなり厳しい意見もあると思いますが、何卒よろしくお願いします。

上記の回答(迷っていますの返信)

投稿者 たまねぎくん : 0

才能がない人には作家は難しい(専業で生きていくのはほぼ無理)ということですね。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 迷っています

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