小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

三毛さんの返信一覧。最新の投稿順5ページ目

元記事:人類を滅亡の危機に追いやりたいのですがどうしたらいいですか?の返信の返信の返信

横槍ですが。

>意外にも、10%のみ生かすというのは難しいようですね…

意外ですか? 私も絶滅より10%生存の方が難しいと思いますよ。

人類絶滅なんて簡単です。最も手っ取り早いのは全面核戦争。『復活の日』で描かれた生物兵器の脅威もしかりです。あの小説は人類が死滅してもおかしくない状況をまず作り、苦心して少数が生きのびる過程を描いているんです。

人間は文明が無ければ満足に生きていけません。裸で自然の中に放り出されたらどうなるか、想像がつくでしょう? 文明・社会・テクノロジー。人間はそうしたものに手厚く守られて自然界の頂点に立っていると自惚れていますが、それらが機能しない状況に直面すると驚くほど脆弱です。
不謹慎な言葉になるのであまり言いたくはないのですが、地球規模からみたらきわめて局地的な出来事にすぎない大型台風の通過、原発事故、それらに満足に対応できていないじゃないですか?
現実問題として、恐竜絶滅レベルに地球環境が激変するほどの異変が起これば人類だっておそらく絶滅します。寒冷化だけですぐに死に絶えはしないかもしれませんが、社会というものは複雑に絡み合って成立していますから波及効果があります。
例えば世界的な食糧危機が発生したとしても、多くの人が死亡するのは飢えではありません。餓死以前に生き残るための熾烈な争いが起きることは必至。権力者や資本家はなりふりかまわず弱者を切り捨てようとするだろうし、弱者側も窮鼠猫を噛む反撃にでるはずです。現状でも世界各地で起こっているテロリズムというのは弱者の反撃ですから。
食糧危機が一線を超えれば治安の悪化、強権的支配者の苛政、テロと戦争を誘発し、それらが連鎖反応的に広がっていくのは確実だと思います。

なので人類が絶滅する話なら書くのは簡単。しかし、10%生存となると、匙加減を考えなければならないためかえって難しいんです。歯止めのかからない負の連鎖に抗して、少数の人間がどうやって生き残り、立て直していくかを考える方がずっと難しいからです。

とは言え。
90%の死を考えるより、10%の生を考える方がまだしも容易です。同じことだと思いますか? いえ、両者はベクトルが違うんです。
100%死んでもおかしくない状況を90%に寸止めするよりも、100%の死が必然と思える状況に抗って何とか生きようとする姿勢を描く方が考えやすいはずですし、何よりも物語に勢いがつくじゃないですか。

人類が破滅に瀕する設定なんて最終兵器でも、細菌でも、原発事故でも、隕石衝突でも、原因不明の精神疾患でも、AIの暴走でも、国際投機筋の陰謀でも、過激なナショナリズムの台頭でも、宗教原理主義の蔓延でも何だっていいわけで。どれから始まったって一線を超えれば社会は負のスパイラルに陥って人類滅亡に向かうことは有り得ます。しかし、人間誰だって滅びるのは嫌だし、偽善ではなしに身近な人が苦しむのを見るのも嫌ですから、滅亡を阻止しようと立ち上がる者も必ずあらわれます。
それを描くのが、10%が生きる世界観の物語なのだと思います。

上記の回答(人類を滅亡の危機に追いやりたいのですがどうしたらいいですか?の返信の返信の返信の返信)

スレ主 三毛 : 0 投稿日時:

あまくさ様

コメントありがとうございます。

確かに、様々なテクノロジーの結びつきの庇護のもとに生きてきた人類ですから。地球が身震いした程度の災害でも簡単に滅んでしまうのは想像に容易いです。

そう考えますと、人類滅亡のきっかけなんてそこら中に転がっていそうなものに思います。
90%でぎりぎり寸止めする方法というよりも、如何にして10%が生き残ったかを描いていくのが、よりアポカリプス観の強い物語になりそうですね。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 人類を滅亡の危機に追いやりたいのですがどうしたらいいですか?

この書き込みに返信する >>

元記事:人類を滅亡の危機に追いやりたいのですがどうしたらいいですか?の返信の返信の返信の返信の返信

>異種族とのほのぼの交流みたいな感じ
あぁ、なるほど。
そもそも衰退理由は物語の本筋と関係ないわけか。
そしたら、なおのこと何でもいいんじゃないかな? 「人類は衰退しました」の場合は衰退理由は書かれていないと思う。
「ほのぼの交流」が主旨なら、かえって危機感を煽るような設定はどうかなと思う。
生きるか死ぬかって環境で、なにをほのぼのしてんねや、という話だし。
でもそういう話題もないこともないと思う。けど、その場合設定でさらっと触れるだけで衰退理由にまでは深く切り込まない。あるいはまったく触れない。
例えば、現実に考えたらありえないけど、「ある日突然に人が消える。いなくなる。そのことを不思議にも思わず平然と人類は受け入れて問題になる様子もない。気がつけば人類は衰退といえるほど減っていた」とかでも問題ないかと思う。
本題じゃないから「なぜ消える?」とかそういう話題には触れなくても良いわけで。
>そもそも絶滅に向いていないのかもしれない…
テーマに沿う形で設定を作るのは、確かに向き不向きな設定もあるけど、基本的に何でも可能ですよ。
ほのぼのコメディがテーマで殺人鬼の話とかも、ブラックジョークになるけどないこたないでしょ。
でも「現実的な手段」で考えると、殺人鬼の話でコメディの設定なんてできるわけないので、現実の常識的感性は捨てて考えたほうが良いです。
その物語専用の衰退する理由を考えりゃいいだけです。

上記の回答(人類を滅亡の危機に追いやりたいのですがどうしたらいいですか?の返信の返信の返信の返信の返信の返信)

スレ主 三毛 : 1 投稿日時:

サタン様

返信ありがとうございます。

物語の主旨に人類滅亡の原因が関係ないものであれば、もはや、理由がどうこうなどには殆ど触れずに、その物語にあう都合のいい設定を考えてしまうのがやりやすそうですね。

私が書きたかった物語の雰囲気として、よくよく考えてみたら結構ヤバい状況なのにもかかわらず、ドタバタしつつもノーテンキな人々、というのがありまして。そもそも、作品の雰囲気とそぐわない割と暗めのテーマとのギャップを楽しむような物語にしたいと思って書いていたんでした。

実際、あり得ない上に非現実的ではありますが、そういう話ですということで、書いてしまえばそれで良いということですね。

人衰など、作品を参考にいたしましても、深くは触れずにそういう事ですから、で済ませているものは結構あります。でもそれらの作品はそれでも十分に面白いので、要は面白ければ割と何でも良いんではないかな… と思えますね。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 人類を滅亡の危機に追いやりたいのですがどうしたらいいですか?

この書き込みに返信する >>

現在までに合計22件の投稿があります。 5件づつ表示中。現在全5ページ中の5ページ目。

ランダムにスレッドを表示

ハードSFが書きたい

投稿者 セロ 回答数 : 9

投稿日時:

ハードSFが書きたいんですが、どのあたりの知識をつけたらいいのか分かりません。ジャンルはスペオペかワイドスクリーンバロックだと思いま... 続きを読む >>

設定からストーリーを作るには

投稿者 蛇鷲 回答数 : 8

投稿日時:

早春の候失礼いたします。  前回当方が相談をした際、設定よりもストーリーを考えるべき、というご回答をいただきました。  それを受... 続きを読む >>

青空坂上って、走るか歌うしか無いの?

投稿者 千歳 回答数 : 4

投稿日時:

お久し振りです。千歳です。 皆さん真剣に小説の研究をしていて、凄いなと感じています。 大学生の頃から趣味で書いている「青空坂... 続きを読む >>

ランダムに回答を表示

元記事:表現力について

 初めまして.最近小説を書き始めました(初心者です).
ジャンルは異世界で,主人公である女の子が二つの世界を行き来する物語です.
 個人的に書いてて苦戦しているのは世界観を表現する書き方です.
特に異世界(ファンタジー)は空想の世界なので自分がイメージしている世界観(例えば建物だったり,キャラクターだったり...)どう表現するべきなのか困っています.なので質問は:

-世界観やシーンを表現する場合,気をつけるべき点やどうすれば表現出来るのか?

-参考に出来るサイト,小説等ありましたら是非おすすめを教えて下さい.

-表現力をもっと養える?練習方法等ありますか?

まだ二話しか投稿していないんですが,私が今書いている小説はこちら:

https://kakuyomu.jp/works/1177354054914338136

(感想や直すべき点等ありましたら,是非書いて頂きたいです)

上記の回答(表現力についての返信)

投稿者 t : 0

こんにちは

感想や直すべき点等ありましたら,是非書いて頂きたいです。

完結しているわけではないので確かなことは言えないのですが。主人公を動かして物語を作ろうとすると書くのに苦労するので、事件を動かす方がいいです。
例えば、
二つの世界に生きるというありえない出来事が、私にどんどん影響を与えてくる。
私が普通でなくなっていきますといった感じ。

具体的には。
現代社会で生まれた時はすごく泣いたけど。
異世界で生まれた時は全然泣かなかったので周りから心配された。
仮に、私が誕生するとします。
誕生について、二つの世界で同じ反応をする必要もないので、変化をつける。
「二つの世界に生きる」という部分が、どんどん私の人生に影響を与えてくるとする。

左手は添えるだけ、ではないですが。
最初は主人公はオマケと割り切るくらいの方が話が作りやすい、結果として書きやすいに繋がると思います。
これはあくまでも私だったらこうするという話なので、参考にならなければ無視する勇気も必要です。書き続けていれば文章力は上達します、楽しく書くのが一番いいです。

世界観やシーンを表現する場合,気をつけるべき点やどうすれば表現出来るのか?

他の方が仰っていることと同じだと思って聞いてください。
世界観は日常を書く、もっといえば、生活を書くのが手っ取り早いです。

主人公が学生なら。
朝起きて身支度を整えて家を出る。
学校に着いて席に座ると、友達が話しかけてくる。
「うちのクラスに転校生がくるって聞いた?」

主人公が異世界だったなら。
朝起きて井戸で水を汲んで顔を洗う。
畑に野菜を取りに行き、農作業している母にむけて言う。
「朝食は私が作っておこうか?」

といった、
日常や生活を書くと世界観が広がりやすい。

>>世界観(例えば建物だったり,キャラクターだったり...)どう表現するべきなのか
だったら。
その建物や場所を使っている人はどんな人達? かをイメージしてみましょう。

設定には一行だけ書かれていたとします。
大陸いちの綺麗な滝がある森”〇〇〇〇”。

主人公は弓を持ってその森に食料を探しに行きます。
森のなかに入りました。主人公が地の文で語ります。
この森は空気が澄んでいて、なんて素晴らしい森なんだ!

でもちょっと待ってください。
本当にそんな森があるのなら、奪ってでも手に入れたいと思う輩がいた方がそれっぽいです。素敵な森なんですと書くだけよりも、マイナス面、この森を巡って各国が争っているなどとした方がリアリティが生まれます。
その土地が持っているプラスやマイナスもどこからくるのかといえば、
何となくそれっぽいなというイメージです。
まずは世界観(建物、キャラクター)のイメージを膨らませてから、
日常や生活のなかに登場させてみるといいかもしれません。

応援しています。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 表現力について

この書き込みに返信する >>

投稿日時:

元記事:ヒロインの性格付けの動機

自分はとある創作で、とあるヒロインを書きたいと思ってます。
普段は落ち着いた性格なのですが、異世界から呼び出された(救世主の)主人公のことが好きで好きで仕方なくて(最初からいきなり)、主人公を振り向かせるためにはどんなぶっとんだことまでやってしまうみたいな女の子です。

しかしその理由付けが思いつかなくて、自分は小さい時に辛い思いをしていた時に「主人公のことを夢で毎日見ていて夢の中で支えてもらっていた」っていう乙女チックな設定にしようかと思ったんですが、それだと最初から主人公が好きなことに対して少し弱すぎるかなとも思いました。
皆さんはどう思われるでしょうか。

上記の回答(ヒロインの性格付けの動機の返信)

投稿者 黒鐘 黒ぅ : 2

無理に理由付けしようとしなくてもいいんじゃないか、とは思います。
結局のところ、創作は「わかるかわからないか」「面白いか面白くないか」が最終的な評価になるはずなので、理由付けは強弱よりも面白さを重視して、あとは自分がそれを理解できるように書く、というのが最もらしい気が。
要は、「理由の強弱」なんてのは構想段階じゃなく表現する段階で気にすればいい、ってことです。

例えば、
ヒロインは主人公を溺愛していて、物語が進む中で主人公はずっとそれを「何故だろう?」と疑問に思っていた。
そして最後の最後に「なんとヒロインは主人公と夢の中で何度も会っていたのです!」めでたしめでたし。

自分で出した例なんであんまり言いきれないけども、多分見てて「は?」ってなるんじゃないですかね。
・主人公自身が疑問に思っているから、読み手にとってもよくわからない。
・突然設定をぶちまけられても困る。
こういう点が読み手にとって親切じゃないから、これは「わかるように書けていない」わけです。

では、これはどうでしょう。

ヒロインは主人公を溺愛していて、主人公は最初戸惑いつつも、なんだかんだいって嬉しいし、それを受け入れている。
一方ヒロインは1人で「夢に出てきた人だぁ〜、まさか会えるなんて!」なんて悶えてた。

こっちはまだわかるんじゃないでしょうか。
・主人公は大して疑問に思ってない。
・「実は夢で〜」みたいな説明とは違い、実際にヒロインは「夢の人だ!」って悶えている。
こういった工夫を加えていけば、理解できるように読み手を誘導することができます。
読み手に対して説得力のある表現を使っているので、この場合は「わかるように書けている」。

あと他に例を出すなら、なろう作品ですね。
なろう作品のほとんどは、ヒロインが大して理由もなく主人公のことを溺愛したり、主人公をとにかくヨイショヨイショと持ち上げたりしています。それ自体を聞くと結構無理のあるように思えますが、作品では「理由云々」なんて余計なことは気にせずストレートに書かれているから面白いし違和感はありません。

今回は自分でもあんまり良い例を出せた気がしないけれど、要は表現力次第で理解させることができるということ。
というかむしろ「理解させることができる」というよりも、「理解させなければいけない」と言うべきですかね。
だから構想段階では自分が一番面白いものを選べばいいし、その後は作者の力量次第だと思います。
質問者様がその設定の乙女チックさを気に入ってるなら、それが良いのではないでしょうか。

カテゴリー : キャラクター スレッド: ヒロインの性格付けの動機

この書き込みに返信する >>

投稿日時:

元記事:ラブコメにドラマ性は必要なのか

某小説投稿サイトでオリジナルのラブコメ を執筆している者です。
つい先日、こんな感想を読者様から頂きました。

「ストーリーの最序盤から主人公の全てを全肯定する高感度マックスの彼女がいるのは如何なものか」

「ヒロインが主人公を好んだ理由が”一目惚れ“だけではドラマ性が薄い」

「主人公がヒロイン達とイチャイチャしてるだけの甘ったるいストーリーではドラマ性がちっともない」

そこでタイトルにもある通りの質問をさせていただきます。
ラブコメにドラマ性は必要なのでしょうか?
露骨にシリアスな展開を挟むと、ストレスに耐性のない読者様が離れてしまいそうな気がして……やはり主人公とヒロインが好きあっている甘々展開だけではダメなのでしょうか?

上記の回答(ラブコメにドラマ性は必要なのかの返信)

投稿者 手塚満 : 2

書いてみたら多少長くなりまして、結論を先に申せば「読者の感想には無暗に反発せず、むしろ活かしましょう」ということになります。

1.大枠過ぎる疑問と細かすぎる選択肢

「ラブコメにドラマ性は必要なのでしょうか?」については、あまりにも大枠な問いで、「作者が決めること」であり「作品の作り方や狙い次第」と申し上げるしかありません。

かつ、そのような大枠な問いを立てておきながら、

A> 露骨にシリアスな展開を挟むと、ストレスに耐性のない読者様が離れてしまいそうな気がして
Z> やはり主人公とヒロインが好きあっている甘々展開だけではダメなのでしょうか?

と極端な2例の選択肢を作るのも不適切です。こんなの、物語を作っていて重大な分岐点に差し掛かって悩むような問題です。

2.しかし作者にはよくあること

しかし、ご質問文にお書きということは、自然とそういう発想が出たということではあるんでしょう。実はよくあるケースだったりします。それは「読者の感想に反発したくなる」という、作者ならたいていはある経験だからです。

もちろん誤読しておいて断定するとか、理不尽な感想ならそう思っても可です(程度問題で、「では誤読させない書き方はあったか?」とか考えてみるのも悪くなかったりする)。

が、どうもそういうケースではなさそうな印象をご質問文からは感じます。例えば、うまく否定することができないんだけど、受け入れたくないといった気持ち。ですが、作品も知らない他人に、それがどういうことは分かりません。

ただ、感想がなんとなく気に入らないときは、否定してしまうと損なことがよくあります。該当する作品を知らないですから、勝手ば想定で考えてみます。以下、具体化が恣意的ですから、大ハズレになるのは当然ですが、考え方の参考とお受け取りくださると幸いです。

3.「ストーリーの最序盤から主人公の全てを全肯定する高感度マックスの彼女がいるのは如何なものか」

これは「『彼女』はなぜ主人公全肯定&好感度マックスなのか?」という興味が読者に生じたということでしょう。「彼女」が主人公に強い好意がある、という点で目を引くのに成功している傍証となります。

そういうとき、読者は「なぜそこまで好きなんだ?」は気になることが多いし、可能性をいくつか考えてみたくなるものだし、いずれ作者に明かして欲しいと思うのもほぼ必然です。

読者の期待の表れはあったわけです。しかし一向に首ったけな理由や、なれそめとかが明かされないので、期待は不満として表明されます。

繰り返しですが、ストーリーに欠けたものに読者が気づいたということがあるわけです。しかもそこに面白さの可能性を感じてくれた。これはチャンスだったということになります。興味を持たれたら、その興味を活かした話作りができるわけですから。

4.「ヒロインが主人公を好んだ理由が”一目惚れ“だけではドラマ性が薄い」

リアルでもよくある一目惚れはたいてい理由がない直感らしいです。ただし、一目惚れでゴールインしたカップルの離婚率が有意に低いなど、割と正確に相性を察知できている面もあるそうで。

つまり、一目惚れするのは、既に自分の理想であり、相性のいいタイプが(無意識に)確立しているらしい、ということですね。その脳内イメージと、リアルの相手がマッチングすると一目惚れが発生する。

リアルですと、理由なしでOKです。アプローチするのに、条件を確認するなんて不要です。ですがフィクションです。偶然を必然のようにしないと、逆に不自然な感じがします。あるいは無雑作な話に感じる。

となると、一目惚れする前に何があったかは描写しておいたほうがよさそうです。それ以外に、一目惚れで交際スタートとして、直感との落差はどうなったのかも、読者の目を引き付けます。

これらはリアルでも、有名人の交際や結婚でのゴシップでネタにされることから、フィクションでも有効に使えそうです。

上記感想も、読者がその辺りを感じ取って期待した可能性があるわけです。上記を言い換えるなら、「一目惚れだけで済ますにはもったいない、こういうカップルのなれそめとか、面白そうなのに」となります。

5.「主人公がヒロイン達とイチャイチャしてるだけの甘ったるいストーリーではドラマ性がちっともない」

これについては「イチャイチャ」「甘ったるい」は現象論的なものに過ぎない可能性は低くありません。ときどきイチャイチャしない、ときどき甘ったるくないシーンがあればいいのか。たぶんそうではない。

これは、変化がないことが問題なのかもしれません。例えば、付き合いが深まる、逆に浅くなる、近づく、離れるといった揺らしが足りないとかの可能性があります。

同じテンションで話が続くと、読者としてはテンションが下がっていく感じがするのが普通です。しかしテンションを上げ続けるのは難しい。ですので、テンション1つにしても、緩めたり張ったりします。

あるいは性質を変化させる。「イチャイチャ」だとして、仲良いだけでもありません。痴話げんかも周囲からみたら「イチャイチャ」の印象を受けることはよくあります。あるいは、。ちょっと悲しくてたくさん嬉しいみたいに、ちょっとスパイスを利かせる。

6.のろけ話としての「賢者の贈り物」

例えば、行き違いなのに感動するのが、古典「賢者の贈り物」だったりします。夫は妻のために父の形見の懐中時計を売って、高価な櫛を買う。妻は長く美しい髪をしていたから。しかし妻はそれを知らずに自分の髪を売って、プラチナの鎖を買う。夫の大事な懐中時計に鎖がついてなかったから。どちらのプレゼントも表面的には無駄になってしまった。

プレゼントの本質を語る物語でもありますが、これも「イチャイチャ」の一種です。無駄でも妻も夫も喜ぶのは、結末を書かれずとも分かりますよね。ちょっぴり悲しいからこそ、幸せが際立っているとも言えます。

繰り返しですが、以上、スレ主さんのお悩みの具体的事例とは異なるとは思いつつ、例えばこんな受け取り方もあるということで、ご了承をお願いします。

7.読者の指摘・不満は作品分析ではない

読者の不満を別の面でも考えてみますと、例えば、読者の感想は直接的に作者に役立つものではないということがあります。読者が不満に思ったことは、仮にそれが欠点だとして、直接的に欠点を表すとは限りません。

例えば、あるシーンのある台詞が不自然だったとして、その台詞自体が悪いとは限りません。台詞を発生させる段取りが悪いということはよくあることです。

もちろん、読者の指摘が正しいとは限りません。これは読者が間違うということより、作品ターゲットではない読者の反応であることのほうが多いでしょう。その場合も、一応は「なぜターゲットでない読者を呼び込み、しかも最後まで読ませてしまったか」を考えるのは、作者的な収穫が期待できます。

感情的には反発したくなったものほど、収穫が期待できると考えたほうがよいと思われます。褒めてくれ、作者的にも「そうだよ、そういうことを書いたんだ」と思える感想は、筆力向上には寄与しないのが普通ですが、自信を与えてはくれます。

どちらも大切です。好意的な感想は苦も無く自分にしみこんで来ますから、反発したくなる感想は努めて身の肥やしにしてはどうかと思います。人気作家でもない限り、感想を貰えるなんてなかなかないわけですので。

カテゴリー : ストーリー スレッド: ラブコメにドラマ性は必要なのか

この書き込みに返信する >>

投稿日時:

トップページへ

▼書き込みの検索

▼投稿者の検索

質問、相談をする!
コメントは4500文字以内。
返信通知設定(必要なければ外してください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

ページの先頭へ

小説の書き方Q&A:創作相談掲示板の使い方・利用規約(必ずお読みください)。お問い合わせ