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元記事:作中の生活を描くとき、必要なことの質問です

映画のロードオブザリングの冒頭を見ていて思ったのですが、話の始めに作中の生活を端的に示すのに必要な要素って何でしょうか?

作品によるでしょうが、
自然、作物、人々(見た目とか価値観)、超能力的なもの(魔法とか)、かなと思ったりもするのですが、確信が出来ません…

あまり何でもかんでも描いても邪魔臭いし、逆に端折ってしまったら伝わらない……気がしますし…

それと、作中生活を上手く伝えてくる作品も教えてもらえると有難いです。二つも質問があって申し訳ないですがよろしくお願いします。

上記の回答(作中の生活を描くとき、必要なことの質問ですの返信)

投稿者 サタン : 5 人気回答! 投稿日時:

雰囲気を書く冒頭は、何気なく読んでるだけだと「雰囲気が書かれてるだけ」ですが、しっかり紐解くと結構計算されて書かれています。

指輪物語の冒頭はうろ覚えですが、確かホビット族の祭りの様子をクライマックスとして彼らの生活の様子が書かれていたと思います。
これはファンタジーですが、ファンタジーと言っても様々。
例えば、魔法はどのくらいの魔法があるのか、彼らの生活はどのようなものか、主人公はどういう人物か(立場や人格もろもろ)、など。
冒頭ではわりとすぐに魔法使いが村にやってきて、子どもたち相手に花火のような魔法を見せてみたりして「ファンタジー世界の魔法」を提示しています。
お祭りという地域の文化が顕著に見られる場面を書いてその生活を表現しています。
それらを主に主人公の視点から描写していくことで主人公の性格を描写し、この祭りが終わるタイミングで主人公は指輪を手に入れ、それを破壊するための旅に出ることを決意する。
つまり祭りの終わり=序盤の終わりで、わかりやすく主人公の平和が終わって過酷な旅へ状況がシフトしたことを表現しています。

指輪物語の序盤でとても感心できるのは、この「祭りの様子を書いた」という部分ですね。
「ホビット族のお祭り」というテーマで一個の物語が出来てる。それが終わることで序盤は終わってるでしょ。
賑わう楽しい雰囲気が終わることで、主人公の平穏も終わるって内面の描写も出来てる。
うろ覚えなんで詳細は忘れちゃったけど、確か主人公の描写についても、その村での主人公の立場とか性格が如実に現れてるエピソードなんかが小まめに入ってたと思う。
叔父さんが指輪を使ってイタズラすることでガンダルフに注意されるっていう、脇役サブキャラの性格描写もあるし、テーマである「指輪」を上手く使いキャラ関係がよくわかる良い序盤でした。

作品のキャラクターの生活を端的に示す、というのは、読んでるだけでは「生活の様子が見えるだけ」ですが、実際にはかなりいろいろな要素が詰め込まれています。
それら要素を「日常生活」というテーマで上手くまとめた、という序盤が、我々がよく目にする「生活を端的に示している冒頭」だと言えるでしょう。

これは結局は「戦闘シーンで主人公の活躍を書く」という主旨と同じで、それを単に「日常生活で主人公の活躍を書く」に変えたようなものです。
「書きたい事」があって、それを「戦闘」でまとめるか「日常」でまとめるか。という違いがあるだけ。
戦闘シーンも、戦闘してるだけでは面白くない。
日常シーンも、生活の様子を端的に示しただけでは面白くないということです。

では、その「さまざまな要素」ってのは何かっていうと、お察しの通り作品様々です。
というのも、これは「書きたい要素」から来るためですね。
作品ごと作者ごとに何を押し出したいかは違うので、これだと断言することは出来ないでしょう。
ただ、傾向としては「その作品のテーマないしキーになるもの」や「主人公・主要キャラの描写」を重視することが多いと思います。
「頼られる主人公」を書きたければ、序盤からアレコレ助けを求められるシーンを書いたほうがいいですよね。
そういう主人公ってことがわかりますし、それが主人公にとっての日常だということがわかる。
……まあ、だからこそ、ただ読んでるだけだと「日常風景を書いてるだけ」って考えちゃうわけだけど。
実際は、序盤に大事件があるような展開とさして変わらないほどいろいろ考えなきゃならないし、それ以上に詰め込まなきゃならないからまとめるのが大変だし、そのくせ読者には「日常から始まってる」とあまり良い印象を与えられなかったりもするし、「キャラ描写から始めたい」などしっかりした考えがない限り、意外と大変な冒頭になります。
例えばさ、「ファンタジー世界にどれほどの魔法があるのか」というのを描写するとき、戦闘シーンで表現するのと日常シーンで表現するのどっちが楽? って言ったら当然のこと戦闘シーンだよね。
でもそれを日常で表現しなきゃならないのが、「日常シーンなど生活風景から始まる冒頭」で、アイディアを練るのがすっごく大変。

無論のこと、冒頭でなければ表現しやすいシーンに表現しやすい要素を入れて書けばいいだけだから、日常シーン全般が大変だって話ではありません。
基本的に読者は「物語」を読んでいるんであって、世界観などの設定を読んでるわけではないので、日常シーン(生活風景)は、あくまで「日常がわかるエピソード」と考えれば良いだけです。
「頼られる主人公」が「日常ではこんな感じのエピソード」というだけ。
「書きたい要素」が「日常」ではどんな様子か、そこにどんなエピソードがあるか、それを探して書いていくことが重要です。
……なので、冒頭で伝えなければならない要素が「日常」に合わない作品の場合、日常から始めるのはすんごくしんどい。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 作中の生活を描くとき、必要なことの質問です

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元記事:俺、ラノベ作家になりたいの前に

何から始めていいかわかりません、
小説ってものは何かからのスタートから、小説を出版社さんがやっている〇〇大賞みたいなの取りたくて!そして続けたくて!の
その前になにかここはわかっておいてとかここはおさえておいて、ここ重要だよって言うのを教えてください!

上記の回答(俺、ラノベ作家になりたいの前にの返信)

投稿者 入江九夜鳥 : 3 人気回答! 投稿日時:

どうも初めまして。入江九夜鳥ともうします。
アウトサイダーKさんの回答が的を得ていると思いますので、補足的に私見を。

ラノベ作家に限らず、兼業でも何かの創作で糧を得たいと考えているのであれば先ず必要なのは創作することと思います。

まず、とにかく、一つの作品を書いてみましょう。
そしてそれを完成させてみましょう。

短くて良いです。
「正直自分でも面白いと思えない」作品でも良いです。

先ずはそれから。
アウトサイダーKさんがおっしゃるように、短い(1000字以下とか、あるいは数百字)ものでいいので一つ、作品を書き上げてみましょう。
作品が無い事には、どこがいいのか悪いのかすら評価することが出来ませんから。

そしてその良いところを伸ばし、悪いところを修正して、次の作品を書きましょう。

恐らく最初の作品は、自分でも面白いとは思えないかもしれません。
ですが、どんなプロだってアスリートだって、最初は失敗から始まります。

金メダリスト羽生結弦選手だって、初めてスケートリンクに立った時から4回転ジャンプを決めることができた訳ではありません。
何度も失敗し、スッコケまくって練習して、現在の地位と実力を得たわけです。

ラノベ作家も同じで、勿論才能があるに越したことはないですが、作品を書かないことには文字通り話にならないのです。作家一本で食っていくには、尚更。

先ずは書きましょう。
必要なのは、それからです。
そして書き上げましょう。
書き上げたら、次の作品に取り掛かりましょう。

行き詰ったら休憩したり、必要と感じたら取材したり、気分転換したり、インプットの為に旅行に行ったり映画を見たりしましょう。

そして、作品に取り掛かりましょう。

結局、「創作する、創作し続ける」以上に必要なことは無いのです。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 俺、ラノベ作家になりたいの前に

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元記事:俺、ラノベ作家になりたいの前に

何から始めていいかわかりません、
小説ってものは何かからのスタートから、小説を出版社さんがやっている〇〇大賞みたいなの取りたくて!そして続けたくて!の
その前になにかここはわかっておいてとかここはおさえておいて、ここ重要だよって言うのを教えてください!

上記の回答(俺、ラノベ作家になりたいの前にの返信)

投稿者 アウトサイダーK : 6 人気回答! 投稿日時:

はじめまして。アウトサイダーKと申します。

まず、この質問文だけでは現状のオニキスダークさんの立ち位置がよく分からないので、適切な回答ができません。

その上で、いくらかのケースを想定しての、私が思う「何から始めるか」について述べさせていただきます。

1) ライトノベルをあまり読んだことがない場合

数冊、十冊、その程度しかライトノベルをまだ読んだことがないのでしたら、まずは好きな種類のライトノベルをもっと読まれることから始めることをお勧めします。

アウトプット(書くこと)をするには、まずインプット(読むこと)をする必要があります。

2) ライトノベルは何十冊も読んでいるが、他の小説はあまり読んでいない場合

ライトノベル以外の小説も読まれることを推奨します。
様々な物語に共通する構成の基本をつかんだり、語彙力を増したりできると思います。

3) 様々な小説を読んでいるが、まだ小説を書いたことがない場合

まずは短編小説を書いてみてはいかがでしょうか。
いきなり十万字以上もあるような長編小説を書くのは、モチベーション管理の面でも、ストーリー管理の面でも難しいです。
短編には短編の難しさがありますが、文字数が少なくとも完成まで行けることは短編の魅力だと思います。

一つ書いてみて、一週間くらい時間を置いてから見直すと、自作を客観的に見ることができます。
その見直しをして、自作には何が足りないかを考え、書き直すなり次の小説に活かすなりすれば、書く技能は上達していくかと思います。

以上、あくまで私見ですが、回答を述べさせていただきました。

次の回答者さんからより良い回答を得たいのでしたら、自分の現状について補足説明をなさることをお勧めいたします。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 俺、ラノベ作家になりたいの前に

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元記事:ミスリードについて

 こんばんは、のんです。

 どんでん返しや叙述トリックに憧れて自分でもやっていみようと挑戦しているのですが、ミスリードで躓いてしまいました。
 本来の結末にあわせた伏線をひきつつ、「こうなるんだろうな」と読者様に勘違いさせるには、具体的にどうすれば良いのでしょうか?
 思考を誘導しようと偽の伏線に気をやっていると、本来の伏線が疎かになってしまいますし。ミスリードを程ほどにすると、今度はリード自体できなくなってしまいます。
 単純に力量不足なのか、そもそも遣り方が間違っているのか。そんな事も分かりません。コツや正しい遣り方等ありましたら、アドバイスのほど宜しくお願いします。

上記の回答(ミスリードについての返信)

投稿者 サタン : 3 人気回答! 投稿日時:

すごく単純な話をすれば、クライマックスでいきなり方向転換すりゃいいだけです。
Aが犯人として書いていて、クライマックス手前では既にAだろうと想像できるくらいに「オチを隠すのが下手」な書き方で。
ほんで、クライマックスでいきなり犯人はAじゃなくBでしたと書けばいい。
これだと当然ながら「Bが犯人」ということに無理が出てくる。
だから、この時点でBが犯人であるという伏線を序盤中盤に追加していく。

こうすると、当初のオチである「Aが犯人」というのがそのままミスリードとして成立する。
なにしろ、元々は「Aが犯人」のつもりで(下手に)書いてるわけだからそっちに誘導されるのは当たり前ですね。
一方、「Bが犯人」というのは元は考慮に入ってないため予想しにくく、後から追加した「伏線」という線ではなく点でしか書かれていないのでミスリードの影に潜ませることができる。

ミスリードは、読者の「予想」をコントロールできれば上手くハマります。
これは難しそうに見えるけど、テンプレを応用すれば比較的容易です。
例えば、序盤で主人公が女の子と出逢えば、この女の子はヒロインだって思いますよね。テンプレってのはそういう先入観の塊なので、「このタイミングで出てきたヤツは敵」とか「こういう展開なら次はこう発展するハズ」とか、そういう予想が容易にできます。
なので、それを利用してしまえば予想のコントロールは簡単です。
比較的楽なのは王道路線を書くことですね。
冒険者の主人公がギルド内で困っていると陽気なパーティーが助けてくれて、そのまま一緒に冒険に。アンデット退治でパーティーメンバーの女の子がピンチになって主人公が活躍し九死に一生を得る。助けられた女の子は主人公に寄り添い、頬を染めた。
こんな王道展開があれば、その後の展開は予想できますよね。
ところが、女の子は襲われたときに呪いを受けていて、ギルドに報告し皆が待つ宿屋へ主人公が戻ると、パーティーメンバーは全員女の子に惨殺されていた。という予想もつかない展開に持っていけるわけです。
ちなみに、「アンデット退治で」という文句は例文を書いた後に付け加えました。これはつまり「呪いを受けて」に対する伏線ということですね。

つまり読者を勘違いさせるには、そもそも読者に「こうなるんだろうな」という予想を立ててもらわなければならない。
そのためには「わかりやすい話(王道展開など)」が便利で、もし、頑張って尖った話を作ろうとしているのであれば、逆にミスリード部分はステレオタイプなくらいにわかりやすく簡単な内容にしたほうがいい、と思ったほうが良いでしょう。
古い映画で「ワイルドシングス」という名作があり、ミスリードの連続ですごい勉強になりますよ。
最後にでっかいミスリードがあって、思わず監督に「してやられたよ!」って言いたくなる『スティング』もオススメです。

カテゴリー : ストーリー スレッド: ミスリードについて

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元記事:クズ主人公の扱い方、あるいはその是非について

キャラクター像と冒頭部の書き方についての質問です。
導入部の書き方に細心の注意を払うべきなのは言うまでもありませんが、今回はその冒頭における主人公の人物像描写についてご意見を伺いたく、質問させて頂きました。

私の物語は「邪道な主人公」と「王道のストーリー」をコンセプトとしております。具体的に言うと、舞台は剣と魔法ファンタジー世界で、主人公は猛烈な逃避癖のある冒険者です。
私はこの主人公を、冒頭から徹底的にクズとして描くつもりでいます。理由は、精神的に幼い状態からの成長を物語の題材にしたいと考えているからです。
そして、その要素の一つが「自分がサボっているだけなのに『評価が仕事の割りに合わない』という理由で職務放棄し、放浪の旅に出る」という冒頭シーンです。

ここで重要となるのが、私はこの主人公が読者の共感を得られると考えている点です。ここからは私個人の哲学になるのですが、ラノベの読者層は中高生、それも俗に言う非リア充であると考えられます。また、彼らは日々の学校生活が苦痛で、ただ学問のためだけに通学していると思われます。
しかし、私自身がその一員であるのに言うのも変な話ですが、彼らの人生が楽しくない原因は己の努力不足にあると私は考えます。そして、彼らはわざわざ小説を読むような思考力のある人間ですから、それを自覚していると推測します。
ここから、私は「組織・共同体からの逃避欲求」と「でもそんなことする人って実際クズだよね」という2点を表現することで、よりリアルな現代の中高生像、ひいてはラノベ読者層の「あるある」を引き出せると考えました。

ですが、それを冒頭シーンからやることには一抹の不安があります。私個人としては中高生のリアルな心情を書いているつもりなのですが、何となくそれが選考落ちの理由になる気がします。
また、その後の展開が主人公が成長して普通に格好いい人になる展開なだけに、冒頭で損するのは悔しいというか、それで評価下がるなら別のにするわ、って感じです。

それに、同じクズでもポジティブなクズとネガティブなクズがあると私は考えており、上記の主人公は後者にあたると思います。

中高生に例えると
・ポジティブなクズは普段から授業をサボって悪友と遊びに出かけるヤンキー。女好きで恋愛に飢えている。
・ネガティブなクズは真面目に授業には出席するがヤル気はゼロで、ある日突然引きこもるニート予備軍。
みたいな感じです。

そして、漫画の分野なら勿論、ラノベにおいてすらもポジティブなクズはOKだがネガティブなクズはダメみたいな固定観念があると考えています。
私個人としてはリゼロが流行った時からこの固定観念が崩れつつあると思っており、今ならイケると踏んでいるのですが、信憑性に乏しい推測であることは否定できません。

以上を踏まえて、現代のラノベにおいてクズ主人公は認められるか否か、ご意見を伺わせて下さい。

上記の回答(クズ主人公の扱い方、あるいはその是非についての返信)

投稿者 サタン : 4 人気回答! 投稿日時:

>それを冒頭シーンからやることには一抹の不安があります。
なぜ不安があるのか? と問えば、暗いシーンだからあるいはあまり面白くなさそうなシーンだから、と答えるのではないかと思います。
面白いと自信を持ってりゃ不安になる事はないでしょうから。

では、なぜそんな不安になるシーンを冒頭に置いてしまうのか、と考えると、これは
>その後の展開が主人公が成長して普通に格好いい人になる展開なだけに
とあるように、その成長のカタルシスを描くため、成功の前に失敗を書かなければならないという判断があるものと思います。

似たような作品を紐解くと、確かに冒頭ないし序盤のうちに主人公がダメな様子が書かれていることが多く、そもそもそれが成長する過程を書くのだから、ダメな様子が書かれているのは当たり前でしょう。
だから「最初にダメな様子を書く」という判断をする。
例えば、主人公がうじうじ苦悩する様子を延々と書いたり、家庭内が無茶苦茶になってる状況を丁寧に書いたり。
そういうのは、これから物語を楽しもうとする読者の姿勢を真正面から叩き壊すような冒頭になったりする。
だって、読者は主人公がウジウジする様子を読みたいわけじゃないもの。
相田さんは、自分の作品もそうなってやしないか、と不安になってるわけですよね。

これは、強いて言うなら描写に対する考え方の問題で、少し意識を変えるとまるっと解決します。
先ほど、「主人公がウジウジする様子を読みたいわけじゃない」と書きましたが、じゃあ読者は何を読みたいんでしょう?
言ってしまえば当たり前ですけど「物語を読みたい」んですよね。
「その様子」だけを書いても面白くないんですよ。
「物語」を書かなきゃ。

つまり、「クズな主人公の物語」を序盤に用意しなきゃいけないわけで、「クズな主人公の様子」を書いただけでは面白くないわけです。
さて。もう一度、似たような作品を手にとって、冒頭をよく読んでみて下さい。
短編か掌編規模の小さくまとまった物語がそこにはありませんか?
「ダメな主人公」をテーマにした一つの物語がそこにはあります。決して「ダメな様子を書いてるだけ」の冒頭ではありません。
「楽しもうとする読者の姿勢を叩き壊すような冒頭」は、ほぼ100%が「様子を書いてるだけ」の冒頭です。
ヒロインとキャッキャウフフして友人と漫才コメディーして、そういう楽しい雰囲気の物語であれば「様子」だけでも面白さはある(つまり雰囲気を楽しむ物語の場合)ので、でも、その調子でウジウジな主人公も「様子」だけを書いちゃうと上手くいかないわけです。
「様子」ってのはこれ、要するに「雰囲気しか書けてない」わけだから、「ウジウジ」や「クズ」「ダメ」といったシーンで同じ表現をするとマイナス方向の雰囲気しか表現できてないわけですね。そりゃ面白くないのも当然だわ。という感じ。

作者側から言う「描写」というのは、読者側からすれば「読み取る」という事です。
そして読者は「物語」を読みに来てるんだから、物語から「クズな主人公」が読み取れれば良いわけです。
別に「クズな様子」を書く必要はないわけですね。読み取れりゃいい。
つまり、物語で描写すると考えれば解決します。
そもそも作品自体が「作品全体でテーマを描写している」と言えるんだから、普段からみんなやってる事のハズなんだけど、物語の中の1要素の描写となると、割りと多くの人が説明で済ませたり「様子」を書くだけにしたりしてる。
この意識改革というか「物語で描写する」ということを覚えると、物語の内容で「読者にウケるだろうか」と悩むことの多くはスッキリ解決します。

何故かって、ホラーが嫌いな人はホラーを読まないでしょ。
冒頭がクズにしても、冒頭にまとまった物語があるんだから、その物語を読んでる時点で読者はクズな主人公を受け入れてます。
個人的に気に入らないなど個人差まで考えたらその限りではないけど、少なくとも新人賞などで「個人的な好み」の如何で作品を落とすようなことはありません。
そのうえで冒頭が受け入れられないのだとしたら、そりゃ単純に「クズ主人公の物語」として用意した冒頭の小物語の内容が面白くなかったというだけ。
「クズな主人公の冒頭」自体にはさほど問題はありません。

冒頭に盛り上がりそうもない不安なシーンを持ってくること自体は何も問題ありません。
しかし「様子」を書くだけのものでは難しく、物語で描写していくなど工夫が必要です。
また、
>現代のラノベにおいてクズ主人公は認められるか否か
実は昔からクズ主人公は一定の人気があります。
古いラノベで言うと「無責任艦長タイラー」ですかね。どことなく憎めないキャラですが。
ファンタジーでは「魔術士オーフェン」や「スレイヤーズ」は当時の主人公像を考えると主人公らしからぬ言動が多いです。
それらの影響があって今があるので、今からするとさほど強烈には思えないでしょうが。
漫画も考慮に入れれば、いつの時代も一定数はいます。
というのも「クズ」というのはわかりやすい「個性」だからですね。
そのなかでリゼロは「ライトノベル層に受け入れられるよう工夫・アレンジした」からこそ受け入れられたわけで、「そのキャラクター性が」というわけじゃないです。

カテゴリー : キャラクター スレッド: クズ主人公の扱い方、あるいはその是非について

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