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デビル17
変わっていく。変わっていく。僕の身体が、平穏な日常が変わっていく…… 修学旅行先で遭遇したテロリストを、本人も驚くあざやかさで射殺した黒江徹。 天国のお父さんお母さんごめんなさい、お二人の息子は殺人者になりました。 その日から、徹の中で、周囲で、何かが変わり始める。 身体能力の爆発的な上昇、異性との夢のような交歓、学園で進行する麻薬取引、銃撃戦。 暴発寸前の「力」の感触にうながされるまま、徹は暴力とセックスに彩られた夜の学園を駆ける。 彼の行く手に待つのは破滅か、孤独な勝利か…… 爆発的ドライヴ感で疾走する学園ノワールサスペンス。
何で誰もこの作品をピックアップしようとしなかったんじゃぁぁぁぁぁぁ!!!!!! ・・・はい、未成年の主張終わり。 言ってしまえばこの作品、 遠慮というのを一切せずに暴力描写・性描写を含みまくっており、 グロ描写も突然出てきます。 おまけにこの作品、遠慮無くS●Xシーンがありますからね。 まあそれがまた評価ポイントだったりするんですが(汗 しかし、これは紛れもなくスゴイ作品です。 シリーズによって違いますが・・・銃に関する知識を始め、その人に相応しい銃の選び方(何!?)、 さらにはアメリカ軍が採用を断念した武器・OICWを平然と使いこなす主人公などなど・・・ さらにはレ●・ホ●のシーンも出てきたりします(おいよせ!) 蛇足ですがこの小説、明らかにアクション小説なのに作者は「ファンタジーです」と豪語しています。 (シリーズによっては学園小説だったりします)
セックスと暴力の魅力にどっぷりはまった、まさに最強無敵と言っていい悪魔です。 ・フェンリル……グラマラスであると同時に、時に女教師、時に主人公の女奴隷でもあるという、 ぶっちゃけ萌え要素の宝庫と言っていい美女です。 シリーズによっては本当に激エロシーンを見せてくれる、ある意味役者です(笑)
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Devil May Cry
PS2で大人気のゲームがついにノベライズ! 人並みはずれた度胸とタフさで、トップクラスの便利屋として君臨するトニー。 だが謎の包帯剣士・ギルバの出現を機に、彼の日常は大きく歪んでいく。 跳梁跋扈する闇の眷属たちと、息つく間もなく発生する不可解な事件。 相棒との、そして愛する者たちの別れ。 抗いようのない虚無と絶望の渦のなかで、トニーを追い詰めようとする者の目的とは!? ゲーム「Devil May Cry」へと繋がるストーリーが今、ここに幕を開ける。
トニーの武器は剣・格闘・銃で、バトルもので『能力の応用』以外に魅せる描写の仕方が上手いです。 ただ、公式の過去話である『3』が発売する前に発売された作品なので、 『3』と比べると矛盾する点が出てきます。 ですが、『1』のディレクターさんが監修を行っていますし、 『3』の参考原案になったそうなので、一概に否定される作品でもありません。 一部の人名やセリフが『4』の小説版でも出てきますし、 『昔これと似たような事がありました』的な感覚で楽しむのが良いと思います。 お気に入りのキャラはいますか? どんなところが好きですか? 二ール・ゴールドスタインですね。終盤でトニーに見せた姿には泣けます。 この作品の欠点、残念なところはどこですか? 裏社会系のアングラな雰囲気が嫌いな人にはお勧めしがたいですね。 JIG−AIさんも書いてますが、一部生々しかったりグロかったりする部分もあります。
しかし、とても良作です。保障します。 表現がリアルで、挿絵も結構うまいです。 ギャグは少ないので、ラノベを読まない読書好きの方も一気に読めます。 ゲームを全シリーズやるとなお楽しいです。ちなみに、時間軸でいえば、3の前だと思います。 アクション表現なども豊富で飽きないです。 お気に入りのキャラはいますか? どんなところが好きですか? トニーです。胡散臭い名前が~。 この作品の欠点、残念なところはどこですか? 一部の表現がリアルを通り越して生々しいところがあります。 エゲツないところも数箇所発見しているので、 暴力的表現の苦手な人にはちょっとすすめられないです。
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ドラゴンキラーあります
俺は元軍人のココ。 時々襲ってくる戦時の記憶に悩まされつつ、しがない便利屋として暮らしている。 そんなある日出会ったのは、亡命中の皇女と護衛の女リリィだった。 リリィは竜をも素手で殺せるふざけた肉体を持つ超人・ドラゴンキラーのくせに、 人を殺すのも怖がる使えないヤツで…。 規格外コンビのハードボイルドファンタジー。 第3回C・NOVELS大賞特別賞受賞作。
まさに軽く読める読みやすい作品です。 会話主体の非常にテンポの良い出来。 それでいて最低限、場面が想像出来るだけの描写もあり、上手い。 読み始めたら止まらない作品です。 登場人物も一人一人個性が強いので、性格や信条がはっきりしている。 さらに物語の中心も半ばで明らかになっているが、それでも手に汗握るアクションが何ともいえない。 日常的な非日常の物語。卑猥言葉も多いですが、 そのおかげでファンタジックと現実感が同時に存在しているような感じ。 オススメ。 ちなみに 『ドラゴンキラーいっぱいあります』 『ドラゴンキラー売ります』 の三部作です。
この主人公コンビに限ります。 生真面目なリリィと小悪党低俗なココの微妙にスケールの小さい会話のやり取りがたまらないですね。 巻を重ねる度に面白くなるこの会話。 この本の魅力の一つです。
これさえなければ自分には最高の小説。
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あれ!? その小説、もしかして105円で売られていない? |
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