これは、「タブー、これをやってはいけない!」でも触れていますが、
その世界に無い物を描写に使うと、世界観を壊すことに繋がります。
例えば、平安京を舞台とした陰陽師ものの小説で、キスやデートといった外来語を使ってはいけません。
キスなら接吻、デートなら逢い引きと、その世界に合った言葉に直さないとダメです。
ついうっかり、キスやデートなどといった言葉を使うと、舞台の雰囲気が台なしになります。
また、西洋ファンタジーの世界で、『10円玉ほどの大きさの穴』『テレビのように遠くの映像を映しだす鏡』『火炎放射器のように杖から炎が迸った』などという表現を使うのはいずれもタブーです。
10円玉ってなに?
テレビってなに!?
火炎放射器って、なにぃぃいい!?
と、読者はせっかく西洋ファンタジーの世界を楽しんでいたのに、現実に戻されて興ざめしてしまいます。
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