少し疑問に思ったことがありますので、お答えいただけましたら嬉しいです。
中高生がメインターゲットであるライトノベルでギャンブルを扱うのは問題がありますか?
現時点では面白く書くための要素は何も考えていないのですが、ふと「中世+ギャンブル」なんて面白いかな? と短絡的に考えてしまいました。
最近はライトノベルの購買層も20代前半まで拡大しているようなので、ひょっとしたら……と思っています。
投稿作でギャンブルなどを扱った作品はあるのでしょうか?
よろしくお願いいたします。
おつかれさまです。
すでに多数の展開が出そろったネタをさらにひねるのは難しいことですが、だからこそ狙えるベクトルや隙間があるものと思います。めげず、懲りず、怖がらず、何度でもひねりを加えてみてください。
> 中高生がメインターゲットであるライトノベルでギャンブルを扱うのは問題がありますか?
> 現時点では面白く書くための要素は何も考えていないのですが、
> ふと「中世+ギャンブル」なんて面白いかな? と短絡的に考えてしまいました。
ギャンブルものは、応募作の題材としてたまに見かけます。
ただ、「ギャンブルの説明」から抜け出せず、物語としてのおもしろさに繋がらないものが多いです。
このジャンルの起点は冲方丁氏の『マルドゥク・スクランブル』(2003/5刊行)かと思いますが、それだけにいろいろ難しい部分があります。
また、ラノベはやはり対象読者層が未成年ですので、お金を賭けるのも厳しいですね。
以上を踏まえて、
1.説明をいかにシンプルにできるか、もしくは説明をいかにおもしろくできるか
2.このギャンブルになにを賭けるのか(命はすでにコミック作品で人気作が複数あるのでほかのものが望ましいですね。貞操やヒロインの寿命などはラノベらしくできそうですが)
3.お題になるギャンブルと、それに関わる主人公や主要キャラを魅力的に結びつけられる構成ができるか
の3点がクリアできれば戦えるものかと思われます。
こんにちは、おつかれさまです。かなへびと申します。
早速ですが、質問です。
自分の作品には、あまり多くの登場人物が登場しません。中心人物は多くても四人程で回って行く感じです。
ですが、わいわいした感じ(学生特有のあれです)を出す時に、やはり人数の少なさはネックとなりそうです。会話の繰り返しでは単調になるし、だからといって無理矢理そう言う描写を増やしても、不自然になってしまいます。
個人的にはこのような作品の理想として、
・ほうかご百物語
・バカとテストと召喚獣
を道しるべにして考えているのですが、単調さ、無理矢理さがなく、かつわいわいとした(解り辛くて申し訳ないです)小説にするには、どうしたら宜しいでしょうか?
よろしくお願い致します。
> ですが、わいわいした感じ(学生特有のあれです)を出す時に、やはり人数の少なさはネックとなりそうです。会話の繰り返しでは単調になるし、だからといって無理矢理そう言う描写を増やしても、不自然になってしまいます。
一案として、「会話シーンを変える」があります。
たとえば「基本的に状況描写をせず、だらだら4人の会話を垂れ流す日常シーン」、「なんらかの出来事が起こり、その状況を地の文で整理しながら4人が会話を進めていく推理シーン」、「その出来事に対して4人が行動を起こす。それを描写しつつ4人の言葉を工交錯させるアクションシーン」というふうに、4人の会話自体ではなく、会話が行われるシーン(シチュエーション)を変えていくことで変化をつけるわけです。
また、会話の合間にどれだけ地の文を挟むかでスピード感も変わりますので、同じようなかけあいの字面になりがちだなと思う場合はセリフではなく、地の文のほうで調整してみるというのも手です。
お久しぶりです。
お疲れ様です。
前回スポーツラノベについて質問した者です。
質問の前に雑談をば。
紹介していただいた『サービス&バトラー』(2014/4/2刊行)は全巻読ませていただきました。
なるほど綺麗にまとまっているという印象でしたね。
三巻で終わってしまったのは残念です(クライマックスと書いてあったのでおそらく)。
打ち切りなのか完結なのかはわかりませんが、生意気にもあの作品の問題点みたいなものを分析してみました。
他人の振り見て我が振り直せ、とも言いますし。
・五人(のちに六人)のメインキャラのうち二人がいまいち見せ場が少なかった。
・主人公達が公式の試合に意欲がないため、スポーツものでよくある大会などのシーンが描けなかった。
・巻ごとにメインとなるヒロインが代わり、その都度他のキャラの扱いがおざなり気味だった。
こんなところでしょうか。
個人的にはメイドの子が可愛かったので続いてほしかった気もしますが。
差し支えなければジジ様の意見を伺えたらと思います。
さてここから本題です。
以前宣言したとおり、自分はいま電撃小説大賞に向けて鋭意執筆中です。
題材はスポーツ、細かいことは記述しませんがまったく新しいスポーツラノベを目指しております。
生み出したアイデアの種を育てるためにはどんな肥料や土が必要か、探求の日々です。
やるからには大賞を分捕りに行くつもりで書いているのですが、ちょうど気になったことがあったので質問させていただきます。
電撃小説大賞の締切が四月、一次選考の結果が八月とかで、大賞発表は十月ごろだったと記憶しております。
四月の締切にいま書いている作品を応募すると、どう少なく見積もっても四カ月の空白が生じてしまいます。
気になったことというのは、電撃大賞の選考期間中に、他の賞に応募していいのかどうか、という点です。
大賞を取るつもりで、と書きましたが現実が甘くないことも自身の実力が不十分であろうことも承知しています。
ですので、最低目標は一次選考突破しての評価シート獲得なのです。
四か月待って一次落選した場合は言わずもがな、中途半端に三次などで落とされた場合もどうしたものかと思ってしまいます(欲張りなのですが)。
チャンスを掴むためには当たって砕けまくるしかないと思うのですが、当たるのにも締切があります。
たとえば八月や九月が締切の賞があった場合、電撃大賞に応募した時点でそちらは諦めなければいけないのでしょうか。
(賞というのは必ずしもラノベに限定した話ではありません。)
それぞれの賞に応募する作品は、もちろん別々のものです。
これって問題はあるんでしょうか?
回答お願いいたします。
> 差し支えなければジジ様の意見を伺えたらと思います。
スタンス的なものがありますので評価は控えますが、同じネタを何冊分もおもしろく書くのは、担当編集者との相性や、友人等のブレイン的存在の質などもからんでくるので、なかなか難しいものがありますね。
> 気になったことというのは、電撃大賞の選考期間中に、他の賞に応募していいのかどうか、という点です。
同じ作品の使い回しではないとのことなので問題ありません。
まあ、他レーベルへの投稿時、メインの賞で二次三次まで進んでいる場合は賞歴などを書く欄に「現在○○大賞二次選考中の作品あり」などと書いておくとより安心ですね。
しょうもないことで長文すいません質問させてもらいます。
睡魔が文章が酷いです。
私は今、ディストピアっぽい世界観の話を書いています。
核戦争から1000年たった時代、人類唯一の居住地である孤島が舞台です。基本的なことは全てアンドロイドが取り行いサポートしているので、住人はのんびりゆったり平和に暮らしています。
ある日主人公+一行はヒロインの秘密を知ってしまいます(人類の過去、島以外の広い世界)。主人公ヒロイン+一行はその場所に行きたい、旅に出たいという冒険心が芽生えます。しかし、色々な秘密を知りすぎてしまいアンドロイド達に捕まります。そして主人公はこの社会の秘密も知ることになります。果たして主人公達は旅にでれるのか!みたいな話です。
主人公の目標は「旅に出ること」で、結末は島を出るところなので一応目的は達成されています。しかしふと、これは「俺たちの冒険はこれからだ!」エンドではないかというのが脳裏に浮かんで不安になりました。
これはちゃんと終了していますか?
> 主人公の目標は「旅に出ること」で、結末は島を出るところなので一応目的は達成されています。しかしふと、これは「俺たちの冒険はこれからだ!」エンドではないかというのが脳裏に浮かんで不安になりました。
> これはちゃんと終了していますか?
島から出るまでを正しくドラマチックに描き、カタルシスのあるクライマックスで締めくくれているならば問題ありません。
ぜひ「この物語の売りは何で、どのようにおもしろいのか」をどうやって他者に伝えるかと併せて考えてみてください。
ありがとうございます。
ほんとうに参考になりました。グロ抜きでも書けるのが理想ですけど、モチベーション保てないとどうにもならないですよね。
前の質問の関連なのですが、グロい作品は賞としては男性向けでしょうか?
女性向けは縛りが多いと聞いていたので、男性向けしか選択肢がないものとして目指していましたが、最近迷いが生じています。私は性別は女なので、男読者を相手にすることが少し不安です。
ただ、女性向けは色々読んでみてグロがだめそうな空気を感じています。
男性向けでグロ要素あり…だとどんな作品が人気取れますか?
萌えも書けますし、細かい設定も書けます。
グロありで人気なのというと、型月、ひぐらしのなくころに、あとはラノベじゃないですがまどマギが浮かびます。
> 前の質問の関連なのですが、グロい作品は賞としては男性向けでしょうか?
このあたりはゆみみんさんの書かれるグロの質によるでしょうね。
スプラッタ系だと女性向けは工夫(描写をぼかす、濃い恋愛要素を加える等)が必要ですし、精神性の高いものなら男性向けで工夫が必要になります。
> 女性向けは縛りが多いと聞いていたので、男性向けしか選択肢がないものとして目指していましたが、最近迷いが生じています。私は性別は女なので、男読者を相手にすることが少し不安です。
男性向けヤングアダルトは女性主人公でも問題ありませんし、グロというと少しちがいますが深見真氏の『ヤングガン・カルナバル』 (2011/4/1刊行)がきちんと評価されたりもしていますので、投稿対象として考えてみるのもよいかと思います。
ただ、これは男性向け・女性向け問わずになりますが、グロなどの「嫌いな人が多い好き嫌い」がともなうお題を使う際にはかならずそれと同量もしくはそれ以上の「あがない」を混入するべきです。
簡単に考えれば男性向け=萌え、女性向け=ロマンス(恋愛)ですね。特に後者は、人が死ぬ系の女性向け作品にはかならず混入されている要素です。
さらに言葉を換えるなら、強烈なネタを扱うなら中和剤を用意しましょうということになります。
わかりづらいようでしたら、またレスしてください。