機動生徒会ヴィザード・チルドレン、あまり良くはないですが。
PV数が増えれば後は雪だるま式に増えていくものでは・・・。
今はタイトルよりも内容が大切のような気がしました。
タイトルで想像してもらうことにより必要な説明をカットしたりするので、他人に任せるのはおすすめしないのですが・・・。
ざっと第一話を読んだ感想ですが。
以前と比べて文章力は上達されていると思いました。
僕が読んだことあるのは木星でロボットが戦うでだしの作品です。
ただ読者をひきつける軸が弱かったです。
プロローグは悪くないです、第一話の始まりも悪くない魅力的だと思いました。
問題はその後の説明、平凡な展開へと続き魅力的な事件が起きません。
青春の話、生徒会、大魔法祭どれも悪くないのですが、読者側からすると何を楽しんでいいのか分かりませんでした。
カメラを人物に近づけて青春の話をしているのか、あるいはぐっとカメラを引いて生徒会・コロニー・シャングリラという舞台設定の話をしているのか、大魔法祭という魔法や設定を楽しめばいいのか。
魅力的なキーワードはたくさんありますが、今はどれもが中途半端で、何が必要か必要でない情報か分かりません。
プロローグから読み取れるのはお兄さんへの憧れや嫉妬です。
青春の話、生徒会、大魔法祭にお兄さんが絡んでこないので、何を見せたいのかがはっきりしませんでした。
僕はロボットアニメでいえば、鉄のラインバレルが好きなんですが。
ロボットアニメはわりとすぐにロボットがでてきますよね。
例えば今作なら、第一話の青春とはなんだの後でロボットが登場するとか。
俺は兄貴みたいになれないと、主人公がグレてて、とにかく兄と比較して、その形で物語が進行していくとか。
鉄のラインバレルの主人公は、「あんぱん買ってこいや」のパシリから始まります。
それで弱い自分が悔しくて、ロボットに乗って俺強いじゃんと勘違いしていくというストーリーです。
台詞や説明もあるのですが。
その多くが最初のうちは、「俺はだめなやつ」と読者に連想させるように仕向けてあります。
ヒーローになりたい、マジェスティックプリンス。
元の時代に戻りたい、バディ・コンプレックス。
伝わればいいのですが、何を読者に一番に見せたいのかが大切です。
それ以外は伝わらなくてもいいといったら誤解がありますが。一番伝えたいものが分かる作品は、その瞬間に何をやっているのか、主人公がどんな気持ちなのかが分かりやすいため。設定や説明が理解できなくて、読み飛ばしても簡単に物語が読めてしまいます。
分かりやすさが備わればさらに素晴らしい作品になると思います。
応援しております。
アドバイスありがとうございます。うーん、一度最初から書き直してみるべきですかね? それともネタ自体がクソなので、違うネタで書いてみるべきですかね?
正直なところ、どれも書いておかないと今後の展開に繋げられないんですよね。どうすればいいでしょうか?
頭がおかしくなりそうです・・・どこから書き直したらいいのか、それとも全部消して書き直すか、新しい作品を書くか・・・うーん。
そもそも、いきなり生徒会って言葉を出しても読者はついてこれないですよね。コロニーのことも、シャングリラという学園都市のシステムについても、魔法というものについても、その背景を説明しなければ読者はついてこれない気がするのです。
できる限り主人公ロボの登場は早くしたのですが、これ以上早くできるかと言えば微妙というか・・・どうすればいいのか分かりません。
どれぐらいの説明で読者はついてくるのでしょうか?
質問が少し変わってきていますね、すみません・・・
あくまで僕の個人的な意見なのですが・・・。
書かれた量がまだ少ないです、今はとにかく文章を書いて書いて作品を作っていく段階のように思います。軸に近づけて書こうと思っても技術が追いつかず、まだ難しいはずです。
書き直しをするかどうか、僕ならしなくてもいいのではと思います、今は書くことの方が大切に感じるからです。
文章は書けば書くほど、後になって生きてきます。今は5行必要な説明文があったとしても、何作も作品を完成させていくうちに、1行で書けるようになっていきます。いきなり初めから1行で書ける人はいません、どれだけ文章を書いてきたかがポイントです。
> どれぐらいの説明で読者はついてくるのでしょうか?
順番的にいえば、説明の改善は軸(テーマ)に沿って書けているかの後です。
物語の軸(テーマ)に沿って書かれていれば、読者にとって説明はそれほど重要ではありません。
説明よりも先にすべきことがあります。
早い段階で主人公に意志表示をさせてください。
第一話を読むと主人公が流されて生きている様子が伝わってきますが、それでは物語が盛り上がらないのと、読者は読んでいて退屈なので書くならもっと短くすべきです。
あるいは今のままで、流されて生きる主人公に無理矢理、動機を作ることもできます。
流されて生きることを自覚し、変えようと思うが変えることができない、だから俺は自分を変えたいんだとかです。
ロボット登場で物語が動きだすまでの繋ぎでも構わないので、読者に分かるように宣言させる必要があります。
さらに変化球として。
>少年はボーッと空を見上げる。
>「あー……終わったなぁ……俺の青春」
ここをカットして、例えば時系列を入れ替えていきなり。
「よくもステラを殺したなー!」
「あんたって人はー!」
ドンパチドンパチと始めて、主人公の動機を作ることもできます。
この場合はドンパチが終わってすぐ、
>少年はボーッと空を見上げる。
に戻すと、だったら最初から書きなさいよと読者に思われてしまうので、ある程度物語を進めてから違和感なく挿入させますが、早い段階でそれなりに強力なカードを失ってしまうのでラストまでの構成が難しくなります。
とにかく主人公に意思表示をさせれば、後は説明を書くときに動機とリンクさせるように仕向けながら書くだけですが、これはテーマや書き方が密接に関係していて説明するのは難しいのですが・・・。
おそらく肝心なことが伝わらないので簡単に書いてみます。
>白い雲の向こうに、もう一つの大地があった。ここはコロニー・シャングリラ。近年になって発見された、魔法と呼ばれる特殊な技能を扱う次世代の人類を育成するために作られた、学園都市コロニーである。十五歳から十八歳の四〇〇〇人もの学生が一同に学び遊び、青春を謳歌しているのだ。
『例えば、流されて生きることが嫌だけど、それしか選択肢がないと思っている主人公で書く場合の説明』
あの日飛んだ大空で、私たち大人の〝希望〟だと兄さんは言っていた。でも現実は違っていた、希望は思い出のなかだけだった。
――学園都市コロニー・シャングリラ。
近年になって発見された〝魔法〟を扱うことのできる、次世代の人類を育成するためだけのつまらない場所。
→魔法か……聞くだけでムカツクぜ。
→あーぁ、自分達で好きにやれよ。
→どうせ俺には関係ねー、と少年はあくびをかみ殺す。
(↑のなかでどれでも好きなやつを)
ここには十五歳から十八歳の四〇〇〇人もの学生が一同に学び遊び、青春を謳歌している。
主人公のフィルターを通して説明することで、常に主人公の気持ちを読者は知ることができます。
説明の書き方というのは一概にいえるものではないのですが・・・。
終わりのクロニクル最終巻くらいの長さで書くなら、この説明量でもいいと思うのですが。
42x34 150ページくらいでまとめるなら説明に優先順位をつけて、5行か1行で書くかを決めていく必要があります。
何の話を膨らませるのか?
例えば、コロニー>生徒会>学園>魔法。
コロニーは5行で、魔法は1行でいいやとか。
主人公像を決めて、あとは主人公のフィルターを通して説明や会話をさせれば。
物語の形、すべてが変わっていきます。
この物語の軸(テーマ)はどれで、何を一番に見せたいのかが常に大切です。
このネタは駄作で終わらせたくないんですよね・・・僕に技術がないのですか。それなら技術がつくまで何度も書き直ししてやろうじゃないですかと思ってしまったのですが、どうでしょうか?
書ききらないとそういう技術って身につかないのでしょうか?
でも物語を通したテーマというものはありませんでしたね。主人公たちそれぞれに心的課題を設けて、それを解決する、という感じでしたので。やはり必要ですか?
一行にまとめるための技術って、端的に言えばどういうことなのでしょうか・・・読者がどれぐらいまでの説明で理解できるということを感覚的に掴めということでしょうか?
> このネタは駄作で終わらせたくないんですよね・・・僕に技術がないのですか。それなら技術がつくまで何度も書き直ししてやろうじゃないですかと思ってしまったのですが、どうでしょうか?
厳しいようですが、ネタが駄作の範疇を超えているのであれば、文章力や構成力がある程度なくともそれなりの作品に仕上がるかと思います。いわゆる発想の勝利という奴です。
そうではなく、流れるような文章、頭の中に場面が思い浮かぶような……等々の文章的表現や優れた構成力によりそのネタが光り輝くとお考えなら、当然ですが、文章を書く努力をしてください。
何文字でも何ページでも何作でも書くべきです。
> 書ききらないとそういう技術って身につかないのでしょうか?
私はそう思います。
マラソンと一緒だと思います。ゴールした達成感を知らない、完走した事のない選手はそういう選手でしかありません。
> 一行にまとめるための技術って、端的に言えばどういうことなのでしょうか・・・読者がどれぐらいまでの説明で理解できるということを感覚的に掴めということでしょうか?
紙飛行機さんはプロ野球選手に「こういう球がきたらこういう風に打てばホームランになる」と教えて貰っただけでホームランが打てる打者になれますか?
こういう場合はこうすればいい。
こうすれば短い説明で済む。
できるようになれば、経験していけば、おのずと分かって行く事かと思いますが。
> 物語を通したテーマというものはありませんでしたね
今はそれを知ることができた、それでよしということでは駄目でしょうか。
書き直しするよりも、どんどん先を書かれた方が、テーマを意識しながら書くコツを掴みやすいです。
例えば二週間後、コツを掴めてきてから書き直しをする方が、一番負担のかからないやり方だと思います。
完成図が分からないのに書き直してもだめです。
疲れて書きすすめることができなくなるか、不安で精神的にまいってしまうか、僕を恨むことになるか、とにかくスランプになる可能性が高いので。書き直しはオススメしません。
書き続けていくうちに、どうやって書き直せばいいか完成図が見えてきます。
>やはり必要ですか?
小説はアニメ、漫画、ゲームとは違います。
アニメには1話だけでも膨大な情報がつまっています、そのままのイメージを持ってくると必ず失敗します。
小説は物語を貫く軸がなければ読んでもらえません。
軸は読者が物語を理解していくための指針であり、道しるべでもあり、灯台でもあります。
ネット小説にはテーマがない作品は探せばいくらでも見つかります、実際にお読みになってみるのが手っ取り早いです。
自分が読者なら一体どんな気持ちになるのかを・・・。
>一行にまとめるための技術って、端的に言えばどういうこと
読者に一番伝えたいイメージを正確に伝えることのできる技術です。
テーマを意識しながら書いていくうちに、一番最後に身につくものです。
>読者がどれぐらいまでの説明で理解できるということを感覚的に掴めということでしょうか?
それは最終的な正解でもありますが、そこまで難しいレベルのものを求めている話ではありません。
これができなくてもプロになっている方はたくさんいらっしゃると思います。
僕は台詞が下手です、台詞が上手い作家には敵いません。それでもある程度は書けないと通用しません。
人には向き不向きがあります、言い方は悪いですが、ある程度は1行で書けないといけません。
そしてもう一つ。
テーマを意識して書くということは、書けない項目がでてしまうことを意味します。
すべての内容を均等に書けばテーマは失われ、文章の海の底へと沈んでしまいます。
5行で書く説明と1行で書く説明、読者は当然5行の説明が記憶に残ります。
テーマを輝かせるためにどれを5行で書くのか、1行で書くのか書き分けをしなくてはいけないという話です。
上手い下手にかかわらず文章を読めば意図は伝わります。
数千数万の大勢の人が興味を惹かれてクリックする作品、となると、タイトルは大事だけどそれ単品だけの問題ではなくなると思います。
ジャンルそのものの流行り廃りかもしれないし、投稿する場所と水が合わないとか、前書き等での作者自身のキャラや振る舞いも関わってくる気はします。
ウケる・ウケないは正直フタをあけないとわからないところもあるので、自分のこだわりやポリシーも含めて取捨選択しつつ、少しでも好感触なものを探っていくしかないのでは。
個人的にはその作品のタイトル自体に問題があるとは思いませんでしたが、前書きを見たところ「○○好きに楽しんでほしい」という旨の文章があって、作者と同じシュミや理解がないと楽しめなさそうな作品っぽいな、という印象は抱きました。
ジャンルやカテゴリーをはっきりさせて同好の士を呼び寄せるのはいいと思うのですが、同好の士がいるかどうかもわからない場所で、いたずらに自分からターゲットの間口を狭めるような書き方は避けた方がいいと思います。
タイトルの話も含めて「結局誰に読んでもらいたいのか」という話で、正直『ステレオタイプ(=王道)な』ロボットアニメなら、誰もかれもが喜んでクリックするジャンルのようにはちょっと思えないです。
「ロボットもの」という様式美にとらわれているのか、「ロボット」というガジェットをストーリーでどう活かすか、一般受けを狙うのなら後者の視点が必要だと思いますし、前者をやりたいとなれば魔王勇者ネタみたいにロボットものをこき下ろして調理するぐらいの試みは必要だと思います。
冒頭からいきなり「コロニー」等のガンダム的なワードが飛び出すのも、「ガジェットや舞台装置としてのロボット」ではなく、「ロボットアニメの様式美」にとらわれてるからではないでしょうか。
あと、以前他の人にも突っ込まれていらっしゃったと思うのですが、プロ志望、人を惹きつけたい、多くの人に読んでもらいたい……と仰ってる方が、自分から自作を駄作だのクソだのと言うのは本当にみっともないので止めた方がいいと思います。
地道にでも短所や欠点を意識して、わざわざ自虐しなくても済むよう着実に改善していきましょう。
謙遜は実力や実績のある人がするから腰が低くて奥ゆかしいと思われるのであって、そうでない人がやたらめったら自虐したり予防線張ったりするのは、単に情けない奴だと思われて軽蔑されるだけですよ。