小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

黒鐘 黒ぅさんの返信一覧。最新の投稿順4ページ目

元記事:漫画界でもっとも売れてるのは、少年ジャンプのONE PIECEです

>今では「努力」や「友情」を求める読者は少ないのでしょうか。

これについてなのですが、漫画界でもっとも売れてるのは、少年ジャンプのONE PIECEです。ONE PIECEだけで集英社の売上の半分を叩き出していると言われます。

ONE PIECEは、友情にかなり大きな重点を置いています。主人公のルフィは仲間を大事にすることで有名です。

また、努力については、最初は名もない弱小海賊団を世界的に有名にしていく過程や、新世界前に修行して強くなるなど、ジャンプの伝統である修行も一応は入っています。

ただ、努力についてはそこまで比重が置かれてはおらず、閃きや勢いで強敵に勝っている感があります。

ONE PIECEは「かなり友情」「勝利」「やや努力」くらいの配分になっているというのが私の印象です。

また、根強い人気のあるHUNTERXHUNTERも、ゴンとキルアの友情がストーリーの根幹にあり、二人は様々な師匠の元で修行して強くなっていくなど、意外と、「努力」「友情」「勝利」に則った作品です。

このことから、ラノベ業界では通用しないが、漫画界では、時代遅れ感がありつつもまだ有効であると言えると思います。

上記の回答(漫画界でもっとも売れてるのは、少年ジャンプのONE PIECEですの返信)

スレ主 黒鐘 黒ぅ : 0 投稿日時:

なるほど。漫画の中でも、人気作には残っているのですね。
ONE PIECEでは3つの要素の割合が違うというのも、納得できました。
更に詳しい意見をありがとうございます。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 「努力」「友情」「勝利」の法則とラノベの傾向

この書き込みに返信する >>

元記事:主人公と対等のライバルはありか?

はじめまして、点眼爆薬炸裂大車輪と申します
現在小説家になろう様に投稿しようと考えているのですが、作中最強クラスの実力を持つ主人公に比肩するライバルを登場させようか悩んでいます
周りの反応を見ると、主人公と同格かそれ以上のキャラクターというのはウケが悪いようです。自分は主人公がある程度苦労して勝つ、というのにカタルシスを見出すタイプなので、どうしようかと考えています
男で登場させる予定ですが、女にしてヒロインにしてしまえばある程度緩和されるのか、などと考えています
アドバイスのほど、よろしくお願いします

上記の回答(主人公と対等のライバルはありか?の返信)

投稿者 黒鐘 黒ぅ : 1 投稿日時:

はじめて。黒鐘黒ぅと申します。

早速僕の意見から申しますと、なろうでの主人公最強ものなら、とことん主人公最強にしたほうがウケがいいでしょう。
とはいえ、なろうの読者が求めているのは「主人公の優遇された立場から得るカタルシス」ですので。そこを間違えなければ、基本的になろうでの人気は出るかと。
つまるところ、主人公と同等の強さのキャラがいても、主人公のほうが得をする立場にあるならカタルシスは得られるのです。
ですので、大きな問題になるのは避けられるしょう。
しかしながら、危険性がゼロという訳ではございませんので、ご注意を。

>女にしてヒロインにしてしまえばある程度緩和されるのか、などと考えています。

これについては、「むしろそうすべき」だと思いました。
僕はあくまで、なろう読者の「傾向」しか知りません。ですが、その傾向を見るに、ライバルは女子キャラにすべきだと感じました。
なろう読者は大半が男性です。つまり「優遇されたい」とは、「男として優遇されたい」とも呼べる欲求ではないでしょうか?
主人公が男として優遇され、読者が大きなカタルシスを得ている時、自分と同等の強さを持つ「男」が現れたとしましょう。
そうなると読者は、「俺と同等だなんてふざけるな!」と思うのでは?
なろうの読者は強く自己投影をする傾向にあり、主人公を自分と思います。
感じ方は人それぞれだとしても、なろう読者であれば多少の不満を持つでしょう。

それに加え、最近では「守ってもらう側のか弱いヒロイン」よりも、「守られてばかりじゃない強いヒロイン」のほうが人気があるというのが現状です。
例として出すならば、「ソードアート・オンライン」の「アスナ」や(ヤンデレなせいで原作読者に若干不人気なのは目をつむりましょう)、「とある魔術の禁書目録」の「御坂美琴」などでしょうか。
どちらもランキング上位の人気を維持し、作中でもかなりの強さを誇ります。
ライバルというと、上記のキャラと立場が変わってきます。それだてしても、かなり近い事が言えるのではないでしょうか?

そちらのストーリーはわかりませんが、「自分と同等の強さを持つ美少女がピンチになり、主人公がそれを助けて好意を向けられる」といった展開があれば、男性読者のカタルシスは大爆発でしょう。
「強い少女」が見せる「弱さ」というものは、男性読者の大好物なのです。
そういった展開がそちらにあるか否かはわかりませんが、こういった使い方ができる事や、先程述べた「主人公と同等の強さを持つ男を出すデメリット」から考えると、断然女子キャラのほうがいいのではないかと思います。
出す前提の話みたいになってしまいましたが、「主人公が優遇された立場」を維持した上なら、主人公と同等のキャラを出してもいいというのが僕の意見であり、「出すなら女子キャラを推奨」します。

あくまで僕の主観でありますが、参考になれば何よりです。
長文失礼しました。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 主人公と対等のライバルはありか?

この書き込みに返信する >>

元記事:メインヒロインの許容範囲について

自分の作品のヒロインは直接的にではないですけど、間接的に人を殺してしまうのですけど、それはヒロインとして大丈夫でしょうか?
ヒロインが人を死なせても大丈夫でしょうか?
といっても、自ら殺しにかかるのではなくて、ヒロインが死んでしまって、そのヒロイン自身が万が一に死んでしまった場合にかけていた魔法で生き返る代償といて人を死なせるというか、生け贄にしてしまうのですけど。
これはヒロインとしてダメでしょうか?
やはりヒロインは殺しとかはやってはダメでしょうか?
皆さん、アドバイスをお願いします。

上記の回答(メインヒロインの許容範囲についての返信)

投稿者 黒鐘 黒ぅ : 0 投稿日時:

設定としては、とてもオリジナリティがあっていいと思います。
しかし、批判が増えそうな事は否めないでしょう。批判といっても、作品の投稿方法の違い(出版社かweb上か、といった辺り)によりますが。

この質問での作品が、一方通行様が以前に仰っていた「新人賞に出す作品」である事を前提として意見を申しますと、プラス要素になる可能性は高いでしょう。そのようなオリジナリティがある作品は、賞でウケがいい傾向にあります。(その設定をどれだけ活かせるかによりますが)

しかし、web上での公開作品となると、読者がその設定を見た時に「え………ヒロイン間接的に人殺すんだ…………」等と思われてしまうリスクが非常に高まります。
つまり、それ以降読んでくれなくなるのですね。
先程の新人賞の話に戻りますが、賞では作品を全体的に評価します。当たり前ですが、web公開作品のように「設定だけ見て気に入らなかったらもう読まない」なんて事はありません。逆にそんな選考方法の新人賞はあっちゃダメです。

これが、投稿方法の違いといったところでしょうか。
新人賞では一応最後まで読んでくれるので、最初の印象が良くない設定でも、「後からこの設定が活きるんだ!」とかが通用します。web上では逆です。

更に詳しい話をすると、新人賞とweb上では求められるものが違うため、読む側の設定の捉え方は変わってくるのです。
新人賞では作品のスペック等を測りますが、web上では、どれだけ読者の承認欲求を満たせるのかが重要になります。
新人賞であれば、オリジナリティがかなり重視されるので、例の設定は「作者の力量次第」かと。先程も述べましたが、どれだけ設定を活かせるかです。
web上だと、読者が満足する内容かどうかが最も重要なのです。

話をまとめますと、新人賞では、web作品のように「設定に対する第一印象だけで判断されるリスク」が無いという事でしょう。簡単に言えば、とりあえず読んではもらえるのです。
その上で、その設定をどれだけ活かせるかですね。しつこいかもしれませんが、結局はここで設定に対する評価が決まるのですから。

とはいえ、やはりその設定だけを良いか否か判断する事は難しいです。
その設定の使い方を見ない限り、「なるほど、こんな設定にするんだな」程度しかわかりません。(使い方を教えて下されば、もちろん意見は出せますが)

とりあえず気をつけるべきなのは、読む側の目的や立場によって、設定の捉えられ方違うという事。そして、「設定としてアリ=良い設定」ではないという事でしょう。
もちろん、一方通行様の仰る設定はラノベとしてアリです。
ですが、その設定を出しても最後まで読んでくれるのか(新人賞では大丈夫)、物語の中で活かせるかは、自らが見極めなければならないでしょう。
その設定と使い方を公開して、アドバイスをもらうのも良いと思いますよ。賞では「一つの設定」よりも、「全体のスペック」のほうが大きいでしょうから。

カテゴリー : キャラクター スレッド: メインヒロインの許容範囲について

この書き込みに返信する >>

元記事:メインヒロインの許容範囲についての補足

ちょっと補足ですけど。

ちなみにメインヒロインは人間的価値が低い人間をクズと呼びます。
主人公のこともクズと呼びます。
冷静で冷徹でたとえ年上でも自分より劣っていたらクズと呼ぶでしょう。
そして、クズの代わりはたくさんいるから死んでも構わないと言いますが、本当に死んだほうがいいとは思っていないのです。
例えると、まさか本当に死ぬとは思わなかったとか言うヒロインです。

あと、追加しますと、メインヒロインは蘇生に犠牲が必要ということは知らないのです。

これからを加えて、もう一度皆さん、アドバイスをお願いします。

上記の回答(メインヒロインの許容範囲についての補足の返信)

投稿者 黒鐘 黒ぅ : 3 人気回答! 投稿日時:

まず最初に思うのは、「ラノベ読者にはウケが悪そう」というこてですね。
ラノベは読者の承認欲求を満たすための娯楽作品ですから、メインヒロインは読者に好かれるような人物であるのがベストでしょう。
主人公をクズ扱いしては、読者の承認欲求に敵対する事になりますからね。

新人賞というと、最初は読者の目にとまらないものです。
では「読者にウケが悪くても大丈夫ではないか?」などと思わなくもないですが、新人賞は、ラノベ作家として素質がある者を世に輩出するのが目的です。
つまり、読者にウケが悪い要素があると不利になる可能性が高いのです。

そのキャラが読者受けしない前提のようになってしまいましたが、これは僕の主観なので。
他の方も同じ事を仰るようでしたら、そのキャラは読者受けしないでしょう。

とはいえ、やはり僕に伝わっている情報も微々たるものですし、まだ判断しづらいですね。
実は物語でめちゃくちゃ耀いてるかもしれませんし……
「他人をクズ扱いするのにこんな理由が……泣ける……!」みたいな展開になってるかもしれませんし。
ですから、僕の意見は「聞いている限りの情報で判断したもの」と考えていただきたいです。

ですが、ここに書いてあるまんまのキャラなら、あまりオススメはしないですかね……。
キャラとしては一切否定しません。しかし、ラノベでこのようなキャラを出す事は、「カテゴリーエラー」とまではいかなくとも、少々合わないのではないかと考えます。
僕は全然好きなんですがねぇ、そういうキャラ設定。
ラノベの性質上、読者の欲求に応える作品が売れるのが一般的かつ無難ですから、大勢の意見から判断する必要があるかと。

アドバイスをするなら、ギャップで魅力を出すという事ですかね。こちらのサイトにも載っています。
おそらく「他人をクズ扱い」するという設定は読者にとってマイナス要素となるでしょう。
そこにプラス要素を合わせてギャップを見せれば、普通にプラス要素を加えるよりも魅力的になるのです。

と、こんな感じでマイナス要素をカバーしていく事ができればいいのですが、やはり僕的には、そのキャラが物語の中でどういった行動をとり、どんな事を感じているのかを知りたいところですね。
そうでもないと、「他人をクズ扱い」するということがプラスかマイナスか判断できません。
肝心の「ヒロインの人殺し」については、ヒロインの価値観が大きく影響するでしょう。
価値観というと、「他人をクズ扱い」の辺りですね。
やはりここを判断するためには、より詳しい情報と大勢の意見が必要になるでしょう。
もう少し詳しい情報をいただけるなら、僕ももっと深い意見を出す事ができますので、そちらが大丈夫でしたら、ぜひ教えていただきたいです。

カテゴリー : キャラクター スレッド: メインヒロインの許容範囲についての補足

この書き込みに返信する >>

元記事:メインヒロインの許容範囲についての補足2

毎度すいませんですけど。

ちなみにメインヒロインの犠牲になるのは赤の他人のクラスメイトです。

これを踏まえて皆さん、アドバイスをお願いします

上記の回答(メインヒロインの許容範囲についての補足2の返信)

投稿者 黒鐘 黒ぅ : 1 投稿日時:

質問はいくらでも大丈夫ですよー(*´・ω・`)b
お気にならさず~。

賞においては、犠牲になるのが赤の他人というよりも、もっと近い人物が犠牲になったほうが盛り上がるのではないでしょうか。
まぁこれは僕の意見ですので、一つの案にすらならないかもしれませんが。

さて、犠牲になるのが誰かという件での質問ですが、それよりも、ヒロインの能力や価値観をどう魅力に変えるかを優先すべきではないでしょうか。
犠牲になるのが隣のおっちゃんだろうが最愛の人であろうが、「あれだけ人をクズ扱いしといてそれはないわー」となるのはほぼ確実でしょう。
本人が何を思うかにもよりますが、まずはヒロインに「自業自得」のような印象を持たせないために工夫してみては?
パッと思いつくのが、「ヒロイン自身が望んでかけた術式じゃない」という設定にする事ですかね。
あと、ヒロインに思いやりを持たせるとは言わずとも、流石に「クズ扱い」はやめたほうがいいのでは?
ヒロインの印象を最悪に持っていきかねませんので。
これらの案が一方通行様の書きたい物語に反するのであれば、無視していただいて結構です。

一つそれらしいアドバイスをするとしたら、設定は何度も壊すべきです。
自分が書きたい設定でも、壊してみることが、新たな発見に繋がるのです。
思いついた案を張り付けただけでは、それは「案」にとどまってしまいます。
壊した後で作り直し、その姿が気に入らなければ、戻せばいいだけの話です。
僕は長い間、設定や世界観は張り付けて作っていました。
しかし、一度作り直してみると、主観でありながらも確実に良くなっていたのです。
ですので一方通行様も、一度設定(この場合ヒロインにまつわる事全て)を思いきって作り直してみる事をオススメします。
試してみると、意外に効果があるものです。

カテゴリー : キャラクター スレッド: メインヒロインの許容範囲についての補足2

この書き込みに返信する >>

現在までに合計90件の投稿があります。 5件づつ表示中。現在全18ページ中の4ページ目。

ランダムにスレッドを表示

社会派小説のネタ募集!ネタ探ししているそこの君!僕とディスカッションしよう!(あざらしさんが勧めてくださったレオンが発端のスレです)

投稿者 壱番合戦 仁 回答数 : 13

投稿日時:

 以前の僕の質問を見返すと、社会派小説の観点に立って話しているな、という自覚を覚えました。  それならば、  【現代文明における... 続きを読む >>

メインヒロインの許容範囲についての補足6

投稿者 一方通行 回答数 : 0

投稿日時:

またまたすみません。 メインヒロインが性格が悪いで思ったのですけど。 化物語の戦場ヶ原ひたぎと 俺ガイルの雪ノ下雪乃は最初... 続きを読む >>

小説大賞の応募について

投稿者 黒々 回答数 : 0

投稿日時:

こんにちは。はじめまして。ここの掲示板は初めてなのであしからず いろいろ不慣れな面もありますがよろしくお願いいたします 続きを読む >>

ランダムに回答を表示

元記事:異世界の魔法について

先日お世話になりました橙というものです。素人の意見ですのでご容赦下さい。
今回は物語を書く上で固めていきたい異世界の魔法の誕生について現実に当てはめてみて考えてみました。「異世界だから」や「神のおかげ」と言ってしまえばそこまでですが、私としては異世界では重力が働き、朝と夜が存在し、地球から転移されたにも関わらず呼吸ができるなど地球と変わらない環境であるのに加えて魔法という概念が存在するのが当たり前の事象として扱ってはならないと思いました。異世界の温度が地球と同じである、酸素がある、物語によっては月が2つあるのに異世界が安定しているなどの点から異世界は一種のパラレルワールドであると考えられます。ここでは異世界を一惑星として考えて現在と変わらない環境の惑星の完成までは地球と同じとします。
まず、異世界において大事な要素である魔法について考えていきます。私が勉強不足のためまだ他にあるかもしれないが魔法の発動方法を以下の5つとします。
①魔法陣を描く
②妖精を媒介とする
③体内を循環している物質を使い体外に放出する
④異世界人には体に特別な臓器が存在するから使える
⑤魔法を行う為の物質であるが空気中に存在しそれを元に発動する
大半のものは魔法を使うための物質が存在することが分かります。一般的に言う魔素やマナです。このことから異世界には酸素や水素のように魔素という物質が形成されているおかげで魔法が使えるようになったと考えられます。
それぞれの方法から魔法の成り立ちについて考えていきます。
①の場合は決められた法則に基づく紋様を描いて術者が発動するなどあります。魔法陣を使う世界での魔法の行使は魔法陣を頭で描いて技名を口にして行います。私はこの方法は頭で描いているものを具現化していることから術者の思考を読み取る存在が存在し、それらが魔法を行使していると考えます。このことから魔法陣を使う世界には②と同じで妖精という存在が必要不可欠になると考えました。では、妖精という存在はどのように生まれてきたのか考察していきたいですが、地球に当てはまる存在がないので、地球での生物の誕生と同じように魔素が独自に進化して生まれた生物と考えます。これらのことから、①と②は同義と考えました。次に③の場合です。私は④と同じ理由で異世界で独自に発展した肝臓と腎臓の機能が合わさったような栄養を吸収し、体外へ放出する器官が存在するからと考えました。しかしこの場合だと異世界に来た地球人が魔法を使えないです。私の読んだことある作品(主になろう小説)では地球人は体内にある物質の循環を感知する練習をすることで魔法を使えるようになっていました。中にはその物質を操る者もいます。私はこれらのことからこの物質は異世界にのみ存在する物質であるため魔素と扱われるのは必然的であると考えます。しかし地球人にはない感覚を用いて体内を循環している魔素を感知しています。私達は漠然とした感覚で血液の流れを感知できますがその流れを精密には感知できません。地球人が体内に存在する魔素を感知するということは、体内がそれを感知しているのではなく体の表面にある皮膚がそれを感知しているのではないかと考えました。要するに触覚です。体内に存在すると考えられているものを皮膚が感知するので、魔素というものは放射性物質みたいなもので血液に反応して物質化し、体内を流れまた体外に出た瞬間空気中に存在するなんらかの物質(窒素や酸素など)と反応し物質化し皮膚が感知してるのではと考えました。また体内に存在すると思われる魔素を使って魔法を行使していることから、魔素は思考を感知している存在であると考えました。そうなるとこの場合でも魔素は妖精であると考えました。ここまで考えると、⑤の場合も魔素というのは妖精という機械的な存在に命令することで魔法を行使しているという考えに至りました。
これらのことから魔法の行使には実体の有無関係なく妖精が必要不可欠であると考えました。先に述べたように妖精という存在は地球に当てはまるものがないので異世界で独自にある魔素が進化して生物化したものと考えてみました。
申し訳ないですが魔素の誕生や何故妖精が生物の思考を読み取れるのかは上手い具合に思いつかなかったので、私はまだ地球でも解明されてない思考のメカニズムを読み取っていると考えました。また、何故妖精が生物の命令を行使するのかというのも「そういう存在だから」としか考えられませんでした。魔法の発動内容については例えば、土魔法火魔法のように妖精が自然になんらかの作用を及ぼしているとしか考えられませんでした。
皆さんの魔法の考え方について教えていただけたら幸いです。

上記の回答(異世界の魔法についての返信)

投稿者 雨オカマ : 2

 デ・ラ・ポルタという魔術師曰く、「魔術とは哲学(科学)の実践」(と言っていた気がします)。というのも、「自然を意図通りに動かす」というのは自然に対しての理解と知識に技術を加えておこなわれるからです。他には、「魔術とは原因のない結果である」というもの聞いたことがあります。これはオカルトのことでしょうか。ところでラノベの魔法というと、「作中人物にとっては哲学(科学)の実践であり、読者にとっては原因不明の結果である」ようなものがほとんどですね。
 フィクション作品は、「魔法」のような、現実にあるものと、ないものを含みます。それが、それが「アリ」か「ナシ」かはさまざまな尺度によります。描写の仕方やデフォルメ、ジャンル、美学的要素をおよそ除いて、リアリティという(やや曖昧で厄介な)概念だけから見ますと、「現実に『もしも』をかけて作り出せるものが、妥当な改変要素」という大まかな基準が立てられうるでしょう(守る必要はないでしょうが)。そしてそれにはおよそ1「現実の物質、物理法則によって理由づけられるものだけで(かつ描写で理由づけして)、改変を行うべき」2「原因に対する理由説明はなくとも、それがもたらす結果は物理的であり、それを元に説明されるべき」、という意見があります(あるといったらあります)。
 1は、厳密にそうかはわかりませんが(そして内容も知りませんが、典型的に挙げられる)「日本沈没」などがありますし、2はコードギアスなどが「サクラダイト」という「原理は不明だが、常温超電導が可能な物質」という要素を含んでおります。スレ主さまの望んでおられるのは、おそらく究極的には1なのだと思います。おそらく「ラノベ的魔法テンプレ」を「架空物質なく全て科学的に説明しきる」ということです。残念ながら、私にはお役には立てません。
 ところで、いまのところの設定は2であります。魔素という架空物質が現実のものから導出される説明がありませんから。そしてライトノベル等に多く使われるのも2です。そのため、もし「魔素」が「なんにでもなる物質」で、「自然現象」を起こすならば、それがもたらす自然現象の連鎖に科学的整合性があれば、リアリティの基準の評価は獲得できるはずです。私にはそれでも扱い切れませんが。
 ただ、そういったタイプの設定はいくつか見たことがあり、「なんでも物質orエネルギー+概念+力み」というタイプに属する気がします(おそらく通俗的な意味での「質料(クッキー生地・物化する原理)+形相(型抜き・性質化する原理)」であります)。「なんにでもなれるものが概念で限定されるが、実現には力の量が必要」です。これに個人の概念実現の特性を加えると、「スタンド」とか「念」に近しい振る舞いをするでしょう。「なんにでもなれるもの」が個人というものを通して限定されていくのです。スレ主様の設定ですと、概念が魔法陣と妖精を通して、「なんでも物質」を限定していくということになります。このタイプの設定には、整合性上「妖精」も「魔法陣」も必要はないのはないかと思います。
 にもかかわらず、「その設定がいい」と思う理由は、あるいはなんらかの「美しさ(面白さ)」のせいかもしれません。例えば、「コミュニケーションという課題を扱いたい」「魔法の効果をヴィジュアル的に説明したい」というようなものです。そういったものが「美しさ」の役に立つなら、なにをそこに加えてもいいのだと思います。なので現実との整合性よりも「何が美しいか」「その美しさはなにによるか」という点に目をむけてみてもいいかもしれません。
 それと付け加えますと、すくなくとも少年向けのアニメや漫画では、「古典的イメージモデル」を使っていることもあうようです。「ダイアは鉄より強い」とか「電気や炎が気弾(そもそも謎の存在ですが)みたいに扱われる」などです。「それっぽいけど、考えると変」でも「ヴィジュアル的に納得する」ものです(なぜそうなるかはわかりませんが、我々の現実把握つねに科学的だったり数学的だったりするわけではないせいでしょう)。「改変要素」「デフォルメ」「言及しない」「古典モデル」というテクニックを駆使して違和感を隠す技術もあるので、物語を作るのであればその辺も考えたほうがいいかもしれません、好きなやり方ではないかもしれませんが。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 異世界の魔法について

この書き込みに返信する >>

投稿日時:

元記事:とある映画監督の感情グラフについて

 とある映画監督が投稿されていた感情グラフを参考にして、これにアレンジを加え、「緊張度」「気楽度」の、二つの指標による感情グラフを考えてみました。

    |楽しい|苦しい|
____|___|___|
 緩和 |安心 |苦痛 |
____|___|___|
 緊張 |興奮 |不安 |

 安心:緩和で楽しい状態。
 苦痛:緩和で苦しい状態。
 興奮:緊張で楽しい状態。
 不安:緊張で苦しい状態。

 小説の構造において、この四つの状態を繰り返し配置することで、メリハリのある感情変化を演じることができるのではないでしょうか。
 例えば、
 1.不安
 2.苦痛
 3.興奮(苦痛→興奮でグラフが一気に上がって感動的)
 4.安心
 という感じです。似た着想をご存じの方がいらっしゃれば、アドバイスを頂けると幸いです。

上記の回答(とある映画監督の感情グラフについての返信)

投稿者 通りすがり : 0

S監督の感情グラフ。ああいうグラフに書くかどうかは別として、観客の感情を山と谷の組み合わせで設計するプロット作成法は、映画シナリオの世界では常識ですよ。

ブレイク・スナイダー『SAVE THA CATの法則』株式会社フィルムアート社

などが参考になります。

カテゴリー : 創作論・評論 スレッド: とある映画監督の感情グラフについて

この書き込みに返信する >>

投稿日時:

元記事:書いている小説の問題点について、意見を下さい。

 今個人で書いている小説があるのですが、個人ではどうしても解決策が見いだせない問題が出たのでご助言ください。

 一つ目は序盤の展開です。牢獄からの脱獄に加え、剣術習得までの約15万字の間、ヒロインが一切出てこない。しかし、物語の構成、性質上この二つの詳細な描写を避けて通ることが出来ない。時系列の入れ替えを行うと、短期間に二度長い回想シーンが入るか、最も書かなければならない描写ができない。というジレンマに陥ります。

 二つ目は中盤以降の内容です。主人公が精神的に追い詰められ、自暴自棄寸前な時期が約35万字ほど(一番どん底な時期はそのうち10万字ほど)続きます。その間の主人公がうざくないかどうか分からないのです。以下にその状況での主人公の言動を時系列順に複数挙げます。(米印で解説を加えます)

「何故だ!? どうして欲しいものだけいつも取りこぼして、無用の長物ばかり増えていく!? 俺は自由を共に求める仲間と、旅することさえ認められないのか!? 愛した人と共に過ごす。そんなささやかな願いさえ、許されないとでも言うのか!? なんだそれは! ふざけるな!」
※遂に危惧していた思い人の介錯までしてしまい、その墓前で超常の力を獲得した瞬間の咆哮。その力さえあれば確実に思い人を介錯せずに済み、また発想次第では悲劇の前に獲得可能だった。挙句これが5度目の介錯。

(救出、奪還ねぇ)
 失笑は嘲笑に変わる。一番救いたかった人を、一番取り戻したかった人を取り戻せなかった自身が、性懲りもなく挑むのだ。周囲からすれば勇気ある行いだが、当人からすれば愚者の振る舞いであった。
※一国の姫の単独奪還に挑む道中。ボーイ・ミーツ・ガールの典型だが、一番そうしたかった相手は己の手で殺めている。

「端的に聞く。俺の精神を魔術で操作できるか?」
ヒロイン1の顔面が蒼白になる。主人公の目は本気で自身の精神操作を要求しているのだ。ヒロイン1は自身が外出している間に、主人公に何があったかは分からない。しかし精神状態が急激に悪化したのは今の主人公の言葉で理解した。
※自身の精神の限界を感じるも、諦めることは出来ない主人公。その妥協案として精神操作に特化したヒロイン1の技量を借りて、自身の感性や性格を操作することを求めた。

「羨ましい、だと? どこがだ! 奪わなければ手に入れられず、それでいて守りたいものだけ取りこぼしたこの力の、一体何が羨ましい!? 羨ましいのは俺の方だ! お前のようになりたかったさ! お前が羨ましくてたまらなかった! でも、俺にはお前にあるものが全くなかったんだ! それでも、それでも諦めきれないからこうして無様を晒してる!」
※折りの悪い才能に恵まれた友人との衝突。主人公がその友人以上の力を持つためには、相応の望まぬ犠牲があった。それでも、主人公は夢を諦めきれない。

主人公の瞳に光はない。言葉も最小限しか発さず、纏う雰囲気は極限まで淀んでいる。その魂の狂気に操られる人形と呼ぶに相応しい有様であった。
※目的地直前の主人公を描写した地の文。直前に最悪の事実が判明し、一度完全に発狂している。構成上この後立ち直るための決定的な事件が訪れる。

例示ここまで

 軸に据えている内容が主人公の精神的成長であり、必要だとは思っていますが、流石に35万字はどうかと思うところがあります。塞ぎ込む、決断できないといったものはあまりありませんが、陰鬱な心理描写や情景描写が続くため不安です。ご意見のほどよろしくおねがいします。
 

上記の回答(書いている小説の問題点について、意見を下さい。の返信)

投稿者 サタン : 0

うーん……実際モノを見ないと何とも言えないかなと思う。
例えば「自暴自棄寸前な時期が約35万字ほど」とありますが、35万字というとラノベの単行本3冊分くらいでしょう。
長いと言えば長いけど、「そういう陰鬱な印象の話だ」と考えれば、そもそもそれが主旨なのだから問題ない話です。
言ってしまえば、ホラーを書いてるんだけど全編通して暗い雰囲気なんだよね、これって直したほうがいいかな? と言ってるようなもの。
つまりホラーはただの例だけど、そういう物語本編がどういう雰囲気でどんな内容なのかを知らないと、安易に口を挟めないと思う。
35万字も書いてるんだから、その作風がその作品の個性なんじゃないのかな。

回答が前後するけど、
>一つ目は序盤の展開です。
こちらの場合も読まないとわからないと思う。
ヒロインやそれに相当するキャラクターの出番が遅い作品というのは、実のところ少なくないです。
しかし確かにライトノベルに限定すると、少ないです。
というのも、多くのライトノベルは「主人公とヒロインの話」なので、二人が出会うなりしないと物語が始まらないんです。
さっさと話を始めるために二人の出会いが冒頭にある、というだけで、別段、早めに出会いを書かなければならないという事はありません。
冒頭は、話さえ始められれば別に問題ないです。なので、単行本にして二冊分くらいヒロインが出てこないというのもあります。
これというのは、「どこからが物語の始まりなのか」をよく考えなければなりません。
「主人公とヒロインの話」であるなら、どうあっても冒頭で二人が出会ってなければいけない。
なぜなら、作者がどのような構想を持っていようと「主人公とヒロインの話」である以上は「二人が出会ってから」が物語の始まりになるためです。
ここで10万字以上もかけているのだとすると、それは物語が始まる以前の話すなわちプロローグで10万字も書いている、という事です。
もしそういう現状なのだとしたら、物語の構成や性質上難しいのではなく、その構成が間違っている、という事になります。
もちろん、「主人公主体の話、ヒロインはサブキャラクターと同等の存在」という場合は、主人公さえいれば話は始められるので、冒頭におけるヒロインの存在はただ華があるだけの賑やかしなので、いなくても問題はありません。
ちょうど文庫版の「転生したらスライムだった件」を読んでたところなんだけど、これはヒロインらしいヒロインがいないってのもあるけど、レギュラーキャラで登場し続ける女性キャラは二巻にならないと出てきません。
「主人公主体の話」であって、それ以外のサブキャラはあまり話に関係しないため、ぶっちゃけ話の駒として動けばなんでもいいし、物語にはなるためですね。

実際読まないと軽々しく言えないのだけど、あくまでお悩みの内容を読んだ印象では、一言で「書きすぎてるのでは」というのが思いつきます。
例えば、「軸に据えている内容が主人公の精神的成長であり」とありますが、では、「どうしたら主人公が精神的に成長したと言えるのか?」という定義に明確な答えを持っているでしょうか。
これが曖昧だと、そのためのシチュエーションをアレコレ思いつく限りに書いてしまって、シチュの数だけ話が膨らみます。
例えば仮に「マイナス思考の主人公が前向きになる」と考え、その定義として「トラウマを乗り越える」など用意しておくと、極論、「主人公がトラウマを乗り越える」というワンシーンさえ書けりゃ成長が書けます。
正しくは「トラウマで失敗するシーン」と「トラウマを乗り越えるシーン」の2つが必要ですが。
漠然と「マイナス思考の主人公が」と考えていると、「マイナス思考」で思いつくシチュを書いていくことになり、「トラウマ」と範囲を限定するより「マイナス思考」は範囲が広いので、それを表現するために複数のシーンを書かいたりして一気に文章が膨らみます。
人間の「心」は当然ながら目に見えないので、これを表現するためには工夫が必要です。
とにかく展開にまかせてセリフや地の文の独白などで心を書いていけば、前述した通り文字量は膨れ上がります。
ぶっちゃけ冒頭も同じで、物語のスタート地点を正しく見極めて話の主旨・シーンの主旨を把握していれば、不要なシーンはダイジェストにまとめてしまうとかどうとでも短くできます。
話が進展しなければ長い訓練の様子なんて書いても仕方ないので「この数ヶ月で剣術を習得した」と数行で済ませてしまうかすればいい話です。
「無職転生」では主人公が転生したタイミングから物語が始まり、赤ちゃんの状態からのスタートですが、ほんの数シーンで数年が経過するし数行で魔法を習得していきます。
キャラ紹介したあとはヒロインを出さないと話が進まないので、さっさと成長させてヒロインが登場できる条件をダイジェストでまとめて、すぐに話を進めてる形ですね。
この場面を「ちゃんと成長として書こうとしたら」と考えれば、ヒロインが出てくるまで魔法の訓練や身体の成長などでそれこそ10万字はかかる感じだったでしょう。
あくまで質問内容から感じた印象でしかありませんが、これを地で行って「ちゃんと書いてしまった」ために書きすぎて文章が膨れてるんじゃないかなと。

カテゴリー : 小説の批評依頼 スレッド: 書いている小説の問題点について、意見を下さい。

この書き込みに返信する >>

投稿日時:

トップページへ

▼書き込みの検索

▼投稿者の検索

質問、相談をする!
コメントは4500文字以内。
返信通知設定(必要なければ外してください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

ページの先頭へ

小説の書き方Q&A:創作相談掲示板の使い方・利用規約(必ずお読みください)。お問い合わせ