小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

黒鐘 黒ぅさんの返信一覧。最新の投稿順13ページ目

元記事:ラノベを書きたいのですが、、

ラノベ一冊に山場は何ヶ所必要ですか?
新人賞に応募すしたいのですが、

上記の回答(ラノベを書きたいのですが、、の返信)

投稿者 黒鐘 黒ぅ : 0 投稿日時:

のんさんの言葉通り、クライマックスが最大の山場なのですから、それさえあれば山場については大丈夫だと思います。
ただ、物語というのは波のようなもので、盛り上がりの具合は常に上下している訳です。そう考えると、やはり「絶対に〇〇回だ!」という訳でもないのかと。
クライマックスは必ず最大の山場として必要ですが、他に全く山場が無いのではなく、所々に小さな山場(のようなもの)も存在している事がほとんどです。
ですので、「最低でも一回」という解釈でいいと思います。

カテゴリー : ストーリー スレッド: ラノベを書きたいのですが、、

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元記事:処女作後編「アンズとデイゴの花を君へ」のプロットについて

今日は抜けるようなパステルブルーの空が最高ですね。
どうも~、こんにちは!
壱番合戦 仁です。

今回は処女作後編のプロットについて相談しに来ました。
ざっくりとですが、筋書きっぽいものはできております。
た・だ・し!
この相談板で「メッセージ性はメッセージ性で重要だけれど、そういうものを込めたいのなら、結局、読者受けとメッセージ性は両立させなければならないんだよ?」とのアドバイスを頂きまして、プロットを大幅に練り直しました。
ただラストがどうも……。
微妙なんですよねー。
この何とも言えない残念感は、一体どこから来るのでしょうか?
いかにプロット全文を掲載しますので、ご覧頂いて回答の参考になればと思います。

第六代目・剛柔流空手継承者レイヤは生き別れた恋人の「アイル・イン」の封印の解呪法を維持神「ラ・ガルテ=セ・レナ」から聞き出した。
アイルは数か月前に破壊神「ゼ・ノ=アイル・イン」と化して自らに対する人種差別が蔓延る世界を滅ぼそうとしたところを、レイヤの手によって結果的に封印されてしまった(彼はセレナから封印の呪符とは知らされずに渡されて、封印の手順をそそのかされていた)。
セレナは「維持神としての役目を果たすためには仕方がないことだった」とし、「お詫びの代わりに全力で協力する」とレイヤに約束した。

上記の回答(処女作後編「アンズとデイゴの花を君へ」のプロットについての返信)

投稿者 黒鐘 黒ぅ : 0 投稿日時:

お久しぶりです。
僕からも、書ける事を書かせていただきます。

最初にこのプロットを読んだ時、どこか違和感を感じたました。
プロットのようなんですが、若干違うんですよ。
これは「あらすじ」に近いものであり、プロットの一部、もしくは別物です。

まぁ、あらすじを書くのが駄目なんてことは全くないのですが。むしろ必ずすべき事です。めっちゃ大事な事です。(プロの中には書かない人もいるでしょうが、我々素人があらすじを省くなんて事をするのは、流石にヤバいです)
なのでこのあらすじ自体はとても重要な設定資料となります。

そしてそれと同じように、プロットも必ず書くべきものです。
でもこのプロット、あらすじしか書かれてないから、不完全に見えるんですよね。
プロットって本来なら、作者がわかればそれでいいものなんですが、このプロットを見ると、「そもそも作品の内容を整理できてないんじゃ?」と感じます。

というのも、「起承転結」がハッキリ見えなければ、キャラの立場もよくわからないんです。
竹牟礼様の言う残念感って、ご自身が物語について整理ができてないせいで生まれているのかと。
ですので、もう少しまとまったプロットを書くことをおすすめします。
そして僕からは、それについての話になります。内容云々は、またの機会で。

まずプロットで書くべき事は、人にもよりますが、大体以下の要素などです。(主に僕がプロットに書いている事です)

1.物語の趣旨
2.キャラの設定
3.世界観の設定
4.その他用語など
5.起承転結などの簡単なあらすじ

僕は、今回竹牟礼様が書かれたようなあらすじを、プロットとは別に書いています。
というのも、細かいプロットで整理する前に書いたあらすじと、後に書いたあらすじでは、質が全然違うからです。
先にしっかりとプロットを練ってから、あらすじを書いています。

では、1つひとつ解説を。

1.物語の趣旨

今回の場合、おそらく「主人公が六族連合と戦う物語」といった感じになりますね。
意外とここで躓く人が多いのですが、簡単な話、「どんな物語?」と訊かれて、「こんな物語」と答える感覚でOKです。
「どんな物語?」→「主人公が六族連合と戦う物語」というように。

2.キャラの設定

これは、キャラの年齢や性格、立場や経歴、国籍など、とにかくキャラについてまとめるものです。
重要なキャラであるほど、細かく書いていきます。
一瞬しか登場しないようなキャラは、必要最低限の事をさらっと書くだけでも大丈夫です。

3.世界観の設定

物語の舞台となる世界が、どんな場所かについてです。
治めているのは誰か、治安は良いか悪いか、どんな街並みなのか……等。
僕は、必要な事以外でもとにかく書きます。というか、世界観のどの辺りが必要なのかは書いてみないとわからないので、ここはとにかく詳しくしましょう。そうしておくと、後々イメージが広がりやすくなります。

4.その他用語など

今回のあらすじを見る限り、結構用語が多いですよね。
「六族連合」や、「フォエイタンス」など。
それらが何なのか、まとめます。
簡単に言えば辞書みたいなものです。出てくる用語は、できるだけまとめておきましょう。

5.起承転結などの簡単なあらすじ

これは、物語を簡単にまとめるものです。

起=物語の導入部分
承=目的に向かって主人公が動く
転=状況が一変する、いわゆるクライマックス
結=物語の終結

というのをベースに、物語を4分割してまとめます。
重要な部分を抜粋して、できるだけ簡単にまとめて見ましょう。

わかりやすいよう、例を書いてみます。
たしか竹牟礼様はリゼロがお好きでしたよね?
今回はそれを例にしてみます。

起=スバルが異世界に召喚され、エミリアと出会う。
承=エミリアの徽章を取り戻し、恩返しするために奮闘する。
転=エルザと対峙し、最終決戦。
結=徽章はエミリアの元へ返り、全員無事で事件は解決。

王都でのループをまとめました。
このように、他作品で考えてみると、わかりやすいと思います。
プロの作品は起承転結がしっかりとしているので、いい手本になりますよ。

上記をベースにプロットを練れば、物語をしっかりと整理する事ができるかと。ご参考になれば。
また、プロットを練り直したのであれば、その時は是非拝見させて頂きたいです。
内容については、またその時に書かせていただきます。

長文失礼しました。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 処女作後編「アンズとデイゴの花を君へ」のプロットについて

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元記事:このストーリーだとここがうまく描写できない等の解決法

 小説を書いていると途中でこの部分がうまく描写できないということがおきます。
 主人公が生まれたときから死ぬまでの毎日を一瞬も逃さずに描写すれば解決するのですが、それだと流石に読んでいる方が辛いです。
 プロットを書いている段階ではいいんじゃない? と思い、書き始めて見るものの結局やっぱり描写できない! となります。かと言ってその描写できない部分を入れると読む側が辛くなる。
 どうすればいいんでしょうか。

一応ストーリーなんかを書いておきます。
 邪神に故郷を奪われ、仲間とともに邪神を討伐する物語。
 冒頭は邪神が復活して故郷を滅ぼされしばらくして逃げた先で戦いに備えるというシーンです。

 邪神の復活には予兆があるのですが、それを入れると長くなり、抜いてしまうといきなり復活する邪神や、人の強さ設定に説得力が消えます。
 邪神の力に影響されて魔物が強くなったり、人が強くなったりします。

 また、邪神復活以前の人間関係の描写が上手くできません。幼少期から書くと長いので、少しづつ出していくのもありですね(私にはいまいち方法がわかりません)。
 ちなみに、主人公が友人を持ったりする前はストーリーに大きく関わるので後々描写していく予定です。

 中盤はそんなに問題ないのですが、冒頭が問題です。
 何も知らない読者に対し、飽きさせない展開を入れ、その中で主人公や友人について理解させる。とても難しい点だと思います。
 幼少期の友達作りや生きていく知識の勉強。ここが難しいんです。
 邪神復活以降の話にあまり関わらない日常生活と事件を描き、それから邪神復活もありでしょうか? 一応日常生活や事件も邪神復活には関わっていますが、邪神との戦いが本編なので……。

上記の回答(このストーリーだとここがうまく描写できない等の解決法の返信)

投稿者 黒鐘 黒ぅ : 1 投稿日時:

こんばんは、黒鐘と申します。
僕も全く同じ事で悩んでいたことがあります。この掲示板に来るようになった頃に、ある方から教えて頂き、解決しました。
割と最近なんですがね。

この問題の解決策より先に、「どうするのがベストか」っていうのを答えると、「邪神が復活するシーンから書く事」です。予兆や人間関係の描写をするのは後回し。
そもそも物語のテーマが「仲間と共に邪神を倒す」っていうものなら、邪神を倒すために冒険に出たところから、ようやく物語が始まるんです。
つまり予兆や人間関係を先に書いたとしても、そのシーン中、物語は始まってすらいません。
読者からすれば、物語が始まる前の展開をたらたらと書き綴られているだけなので、すぐに飽きてしまいます。

最近は「異世界転生」といったジャンルが非常に流行っていますが、それが流行った理由のうち1つは、「主人公が異世に迷い込むだけで物語が始まる」という点でないかと考えています。
というのも、異世界転生というのは、主人公が異世界で冒険する物語なので、異世界に迷い込みさえすれば、もう物語としてはちゃんとスタートできるんです。
やはりそれって、読者としても凄く自然に受け取れる要素なのだと思います。
そう考えても、物語がどこで始まるのか、というのは非常に重要かと。そして、それが冒頭になるのが、読者にとって最も自然でしょう。

なので、とにかく「邪神が復活する」という物語の始まりを、最初に持ってくるべきです。

そして、邪神復活以前の話について。
過去の話を少しずつ出していく方法がわからないとの事ですが、この場合、あまり「過去の話」だと意識しすぎないことが重要です。
「過去の話」とひとまとめに言っても、実際には、その中に沢山のエピソードが詰まっています。
ならまずは、それをエピソード1つひとつに分解してみて下さい。
そうすれば、どこからどこまでが1つの話なのかも、どういったエピソードなのかも、非常にわかりやすくなるはず。
あとは、それらを必要に応じて小出しにしていけばOKです。

小出しにする方法としては、主に3つほどあります。

1.台詞で出す
2.地の文で出す
3.回想へ移す

1と2は、それぞれ「台詞」と「地の文」で描写するってだけです。ただこの時に注意すべきなのは、「台詞や地の文で長々と過去の描写をしていると飽きる」という事。説明くさいですし、わかりにくいですからね。
この場合は、できるだけ完結に。とは言っても、完結になりすぎないようにはして下さい。

3は、シーンまるごと過去にタイムスリップさせる方法。
台詞も地の文も、全て過去のものです。
こちらは、話を長々と書くのに向いています。ただ、使用頻度があまりに多いと読んでいて疲れるだけなので、1や2の方法としっかり使い分けましょう。

ただこの時、過去の話を全て出し切る必要はありません。
過去の話をエピソードごとに分けてみると、不必要な部分も多く見つかります。
それらをきちんと切り捨てることも、お忘れなく。

と、こんな辺りでしょうか。
物語がどこから始まっているのかを理解し、過去の話は後に小出ししていくのがやりやすいです。
また、読者にとっての印象に躓いているのなら、実際に読んでもらうのもいいと思います。
このサイトには小説を投稿する場所や、小説の批評を依頼する「ノベル道場」などがあるので、そちらで意見をもらうのもおすすめですよ。

カテゴリー : ストーリー スレッド: このストーリーだとここがうまく描写できない等の解決法

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元記事:なろうで求められるのはストレスフリー!主人公を苦戦させないでどうやって物語を展開させる?

小説家なろうの読者さんはストレスフリーを好む。
ストレスフリーとは、主人公(読者)の挫折がないということ。主人公(読者)にとって、嫌なことが起きないということ。

以上のことは、複数のなろう書籍化作家さんからの情報で間違いないかと思います。

しかし、主人公の最初の挫折だけは許されます。
日本では負け組な主人公が異世界へ。
典型例「無職転生」
これは、なろうの基本テンプレですね。

なろうでは、主人公が苦戦したら、ブックマークが減ったという話をよく聞きます。
ここからが問題ですが、主人公を苦戦させずに、ストレスフリーで物語を作るのはかなり難しいです。
どういった手法が有効でしょうか?

1・主人公が苦戦するなら、次回の話の引きとして、逆転しだしたところで一話を終わらせるのが良い。
 よく聞く解決方法です。

2・敵スゴイ! 主人公はもっとスゴイ! この繰り返し。
 スキル系だとこのパターンが多いようです。ただ、そのせいでスキルが飽和してぐちゃぐちゃになる。

3・敵に好きなだけ暴れさせる、ある程度暴れさせて、あとは、ずっと主人公のターン状態で、一方的に敵をやっつける。

以下は、大ヒット作品のパターン。

挫折は、サブキャラに負ってもらう。
大ヒット作品であるオーバーロードでは、サブキャラが自分よりはるかに強大な敵に立ち向かっていき、そこで敗北して、精神的、能力的に成長する展開が多い。

本来、物語は、主人公の敗北や挫折を通して、主人公の成長を描いていたが、主人公を自分と重ねるなろう読者にとって、これは嫌がられる。
主人公は敗北や挫折をしないようにし、サブキャラの成長を通して、物語を展開させる。
参考作品として、漫画ワンパンマンが挙げられる。

ワンパンマンの主人公は、サブキャラが敗北しそうになり絶望した時に現れて、最強の力で敵をあっけなく倒してしまう。
俺つえぇええええ!の快感と、物語に必要な起伏(緊張と解放)を両立できる。

以上が私の考察です。
ストレスフリーと物語の起伏を両立させる手法ついて、ぜひ教えてください。よろしくお願いします!

上記の回答(なろうで求められるのはストレスフリー!主人公を苦戦させないでどうやって物語を展開させる?の返信)

投稿者 黒鐘 黒ぅ : 0 投稿日時:

うっぴー様、いつもお世話になっております。

先日、「読者は対価の約束されていない努力が嫌い!主人公が成功することを冒頭の早い段階で約束し、期待感を煽るべき?」のスレッドを拝見させていただき、その「読者は対価の約束されていない努力が嫌い」という意見にとても納得しました。
そしてその意見を元に考えると、物語におけるストレスにも同じことが言えるのではないかと。

「努力=抑圧=ストレス」ですので、「対価の約束されていない努力」と同じように、「物語上意味の無いストレス」というのもやはり嫌われるのでしょう。
しかし、やはり「物語上意味の無いストレス」が嫌われるのは当然です。誰もがわかっている事でしょう。
ですので、自分が本当に問題だと感じるのは、「意味が無いと思わせてしまうストレス」です。
そのストレスにどれだけ意味があろうと、それをわかっているのは作者だけですので、ただストレスを書いただけでは「意味のないストレスだ」と思われてしまいます。
特に、なろう読者はその傾向が強いかと。

では、反対に「意味が無いと思わせないストレス」について、なろう作品の中でも抑圧の要素が強めな「Re:ゼロから始める異世界生活」を例として見ていきます。

リゼロは、なろう以外の作品全てをひっくるめても、トップクラスに抑圧が強く、多いと思います。
3章のクライマックス前、書籍版で言うと第6巻のほぼまるごとが、抑圧のシーンとなっていました。
そのように抑圧が多い物語であるにもが変わらず、リゼロが未だなろう産のトップクラス作品であり続けるのは、その抑圧が「意味が無いと思わせないストレス」だからだと考えています。
では、意味が無いと思わせない理由とは何なのか。自分もよく考えてみましたが、やはり「死に戻り」の存在かと。
死んでもやり直せる。その確信があるのですから、それは物語中の抑圧に、対価が約束されたも同然でしょう。
その上、物語中に得られるカタルシスもかなりのものでした。

こうして考えると、抑圧、つまりストレスが駄目なのではなく、ストレスに対する「対価」に問題があるのだと思われます。
その対価が保証されていれば、大抵の抑圧は許されるのではないでしょうか。

自分もまだ、リゼロ以外に具体的な例は見つかっておりませんので、そういった作品が見つかれば、ご意見をいただきたいです。

カテゴリー : ストーリー スレッド: なろうで求められるのはストレスフリー!主人公を苦戦させないでどうやって物語を展開させる?

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元記事:小説の文章に緩急をつける、というのはどうすれば良いでしょうか

 三文山而と申します。二月にオーバーラップ文庫大賞に送った作品で初めて一次選考を突破して喜び、二次選考で落選して少しダメージを負いました。それなりに時間をかけてまとめ上げた作品ですし、せっかく評価シートで批評もいただいたのでどうせだから今後のための練習も兼ねてリライトを行いラ研の長編投稿室に上げたいと考えています。

 批評された大体のポイントについては台詞や展開をこう変えよう、前半をもっと盛り上げよう、キャラの動機が弱いというのは少し考え直してみよう、と修正方法が思い浮かんだのですが、一つ悩ましい改善点が出てきました。
 構成について二次選考で二人の選評者様から
「ずっと同じテンポで続くので緩急がなく、全体的に盛り上がりも少なかったです。なにを見せたいのかを考えてそこに繋がるストーリーを構成しましょう。」
「導入の時代設定、キャラクター登場、アクション展開までは良かったのですが……その後も同じような書き口になってしまっています。緩急をつけて、ストーリーを展開するようにしましょう。」
という批評をいただいたのですが、場面変化で周囲の状況が変わっているところにさらに緩急をつけるというのがどのようにすれば良いのか上手くイメージができずにいます。一つの小説作品なら文体は一つじゃないのか? とすら思ってしまいました。

 とりあえず視点主となるキャラクターがクール系のツッコミ役で一歩引いた受け身の立ち位置にいるのは敵に対する反感などで積極的に介入していく性格に変えるとしても、中心となる事件は日を跨げない性質のものなのでキャラ、というか文章のテンションがある程度連続してしまいます。
 他にはどういった工夫をすれば小説の書き口・語り口に緩急をつけられるか、ご助言をいただきたく思います。

上記の回答(小説の文章に緩急をつける、というのはどうすれば良いでしょうかの返信)

投稿者 黒鐘 黒ぅ : 1 投稿日時:

クライマックスとは最大の山場であり、1番メインとなる場所。その物語の本質が全て表れると言っても過言ではありません。
「見せたい部分=クライマックス」という解釈で間違いないでしょう。

クライマックスをもっと具体的に説明すると、「全ての謎や伏線を回収して明らかにし、最後の試練に突入する」というものです。
では、謎や伏線の回収とは何なのか。
「アクション」という言葉から察するに、クライマックスでも戦闘をするのでしょう。しかし、戦う事には必ず理由が要ります。
謎や伏線の回収とは、その「理由」です。
これまでの展開を全て掻き集めて、クライマックスという試練に突入する「理由」にしてやればいいのです。
そうする事で、今までのアツい展開や謎、キャラ達の苦悩など、波打ってた展開が、全てクライマックスに集結し、最高に盛り上がります。
「なにを見せたいのかを考えてそこに繋がるストーリーを構成しましょう」とは、つまりそういう事でしょう。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 小説の文章に緩急をつける、というのはどうすれば良いでしょうか

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元記事:モチベーションを持ち続けるには?

初心者が創作し続けるには何をすればいいでしょうか?

物事を継続しても苦にならない人というのは、それを好きである人が多く、それを好きになるには、それに関して何らかの成功体験を得るのが手っ取り早いと思っていました。
しかしながら、苦労して作ったさくひんが、自分で成功としたラインに達すれば満足して創作をするのが止まり、達しなければ不貞腐れてやはり止まってしまうのです。

私は自分で作るしかなかったので創作をしているタイプの人間です。
自分はキャラをウリにした一次創作や二次創作を書きますが、必ずしもそれらのキャラが好きと言うわけではなく、どちらかというと尊敬する人の作風とかの方が好きで続けている面が比較的大きいような気がします。
なので、創作をすることそのものに特別なモチベーションがあるわけでも、誰か特定の「推し」のために創作をしているわけでもありません。

ご存じの通り、創作をすることのハードルを下げ、他人の創作物に対する審美眼を身につけ、感覚や"誤魔化し方"を覚えるには、自分で手を動かして何度も創作を続けるしかありません。何らかの型や理論を使うにしても、最初それらはヒント程度に、本格的に使うのは一度感覚で終わりまで書いた後、修正のためである方が理に適っています。
私の友人は絵を描きますが、暇があれば絵を描き、電車の中では頭の中で絵を描いたり他人を観察したりします。そして実際に、人物をデザインの段階から、下描きや特殊な描き順をすることなく、短時間で綺麗に描くことができるのです。

私は今身の回りで起こったことや映画・小説で見たこと・想像したことを1ページの漫画にすることを日課とし、これは創作のハードルを下げる面で少し成果が出ているように感じます。最近は「25分間集中しては5分休む」という方法を知り、失敗も多いものの身につけつつあります。好きになった旬のアニメを"生贄"としてごく短い二次創作を作っていくことで、アイディアを出していくことのハードルも下がってきました。

しかしながら、始めたての自分にとってはそれでも創作をする一連の流れを想像するだけで疲れてきます。これで本当に上手くなれるのか・件の友人のものに迫るレベルのモチベーションを獲得できるのか、という不安もあります。既に10万文字程度は書きましたが、振り返ってみると書いていてそれほど辛さを感じなかったという事実があるにも関わらず、新たに始めるときのハードルが高いのです。

上記の回答(モチベーションを持ち続けるには?の返信)

投稿者 ふ じ た に : 0

私が知るコツですが、「あともうちょっとやりたいくらいで終える」でしょうか。

1時間くらいやって疲労感を覚えて中断するよりも、30分くらい経過してまだまだ体力があるからやれるぜってところで終える感じでしょうか。

たぶんですが、頑張り過ぎちゃうと脳みそが誤解しちゃうんじゃないでしょうか。「これをやると疲れる、嫌だ」って。
だから疲れる前に楽しんでいる最中に中断したほうが、明日が楽しみって感じでモチベを維持できるかもしれません。

あくまで個人の意見なので、何か参考になれば幸いですし、合わなければ流してくださいね。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: モチベーションを持ち続けるには?

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投稿日時:

元記事:話の筋を作りながら物語のテーマにぶち当たるまで思いつくままに書いていていいんでしょうか?& アスペルガーの作者がアスペルガーを題材にしていいんでしょうか

どうも竹牟礼です。
「一番合戦 仁」というペンネームでやっています。

紛らわしいのでこちらの名前にすることにしました。

以下長文失礼します。

一つ目の質問です。
僕には小説の師匠がおりまして、 人となりを簡単に説明しますと、 かつて11人体制のプロジェクトを組んで途中で頓挫したという経歴を持つ、そこそこ経験のある現役同人小説家です。
( 現在は神話系の話を書いてるそうです)
そんな彼の指導のもといつも書いているのですが、彼のアドバイスで「本当にこれでいいのか?」と思うものがありました。

別スレッドでも少し書きましたが、「テーマというものは物語の最後でぶち当たるものだからどんどん書き進め。 出来上がったものが面白くなくても話の筋はできているはずだ。 それをたたき台にして推敲すればいい」 というものでした。

僕の作品のあらすじを以下に少しだけ説明させていただきます。

アスペルガー症候群を持つ主人公が七つの種族が治める異世界へワープし、謎の少女を暴漢から助ける。
事情をよく聞いてみると、彼女たちの種族は差別されていて、 村は差別主義者に焼かれて両親も焼き殺されたという。
お兄さんは破壊神の力に取り憑かれていて、各地に災いを振りまいてるという。
そのお兄さんを探しに 二人は旅に出る……、と言うお話です。

そ師匠の言う通り書いてみたのですが、やはり自分の作品が書いていても面白くないし、見ていても面白くないのです。
計画通り進んでいると言えば聞こえはいいですが違和感を禁じえません。
本当にこの書き方でいいのでしょうか?

二つ目の質問です。

(先に断っておきますが僕はアスペルガー症候群の当事者です)

先にも書きましたが アスペルガーの主人公が僕の小説に登場します。

軽々しく表現するべきじゃないことは重々承知しておりますが、ライトノベルの業界では「アスペルガー」という単語が出てきたことは過去一度もないでしょう。
一般文芸を見渡してもそうそうそんなタイトルは見つかりません。
( もしそんなテーマで売れてるのであれば 本に疎い人であっても誰の耳にも入っている筈です)
「発達障害×ファンタジー 」 というジャンルはまだまだ未開拓であり、うまく料理すれば僕にしか作れないとても面白いストーリーになるではないかと僕は分析しました。
いわば諸刃の剣です。
下手くそなものを書いて発表すれば確実に 身を滅ぼしかねないほどバッシングされます。
( 僕はよく知りませんが、筒井康隆のてんかん騒動とか)
少なくとも通常であれば素人や定型発達の人が扱う代物ではありません。

なのに、せっかく主人公は『アスペルガー症候群』という設定にしたのに設定自体を物語に絡めることができないのです。
それ単体でもかなり重い要素なのに、そこに破壊神、人種差別、 と重たくて暗い要素が加わり、作品全体がまとまってないような気がします。

そろそろ質問したいことのまとめへ移りましょう。

1.アスペルガーの作者がアスペルガーの 主人公を出していいのか?
また、アスペルガーの作者が、 実体験をもとにアスペルガー症候群を題材にしていいのか?

2. 「物語のテーマにぶち当たるまで話の筋を掴みながら場当たり的に書いていき出来上がったら推敲する」という書き方でも大丈夫なのか?

色々と書き連ねてきましたが、以上の2点について質問したいと思います。

どうぞお手柔らかによろしくお願いいたします。

補足: 僕は本気でかつて自分にも向けられた発達障害に対する差別や偏見を、他でもない自分のペンによってぶっ壊そうと思ってます。
ですからアスペルガー症候群という症名も バンバン出して行くつもりでいます。
カテゴリーエラー起こしてるのは重々承知です。
そうでなければこの世の中は変わりません。
いくら大人に読まれる内容の本をアスペルガーという題材で書いたとして、 理解するのは大人であり 10代20代に響きません。
そこで感化された大人がいくら動いたとしても、イジメはなくならないのです。
かといって療育の専門家が10代向けに書いた説教臭い教育本なんて、誰も読みはしない。
ならどのようにして彼らに訴えかけるべきか。
答えはただ一つ。
彼らが一番よく目にするライトノベルというジャンルに 発達障害というキーワードを以て一石を投じる必要があります。
僕がそのつもりで書いていることをご了承ください。

上記の回答(話の筋を作りながら物語のテーマにぶち当たるまで思いつくままに書いていていいんでしょうか?の返信)

投稿者 のん : 1

 こんにちは。のんです。早速自分なりの考えを書いていこうと思います。

▼1.アスペルガーの作者がアスペルガーの 主人公を出していいのか?
また、アスペルガーの作者が、 実体験をもとにアスペルガー症候群を題材にしていいのか?

 難しい題材ですね。先に結論を申し上げますと、アリですよ。作者が何を書こうと作者の勝手です。そして読者が何を読もうと読者の勝手です。

 ライトノベルはフィクションで娯楽で、軽い読み物ですよね。そこに読者様が求めているのはカタルシスです。年代が上がれば重い題材も受けるでしょうが、竹牟礼様がターゲットとしているのは10代20代。異世界行ってチート貰って好き勝手したいのです。重苦しい話は求められていません。

 だったらポップに書けば良いじゃない。と言う話なのですが、「アスペルガー症候群」はそう簡単にポップになど出来はしません。重いまま書けば読者様の手に取られることはなく、軽く書けば非難の嵐。匙加減の難しい、取り扱い注意な題材です。

【発達障害に対する差別や偏見を、他でもない自分のペンによってぶっ壊そう】と言う思いと同じくらいに、「如何に読者を楽しませようか」と考えて下さい。どちらかが大き過ぎたり、どちらかが小さ過ぎたりすれば、失礼ながら読みたくありません。

▼2. 「物語のテーマにぶち当たるまで話の筋を掴みながら場当たり的に書いていき出来上がったら推敲する」という書き方でも大丈夫なのか?

 書き方の良し悪しは相性の問題で、万人に通じるものではありません。こうした疑問を持たれるということは、竹牟礼様には合っていないのではないでしょうか?
 ド素人の個人的な意見ではありますが、上げられた書き方はテーマが決まっていないことが前提の様に感じます。竹牟礼様のテーマは決まっているようですから、違和感はそのせいでしょう。もっと設定を煮詰めて書きたいのではないですか?
 あまり最初から設定を固めすぎては身動きがとれなくなってしまいますが、その匙加減も作者しだいです。第三者には詳しい状況がわかりませんので、せっかく師匠がいらっしゃるのですから、疑問をぶつけてみては如何でしょう。参考になりましたら幸いです。

 タイトルの文字数制限に引っ掛かってしまいましたので、後半は略させて頂きました。

カテゴリー : 小説の批評依頼 スレッド: 話の筋を作りながら物語のテーマにぶち当たるまで思いつくままに書いていていいんでしょうか?& アスペルガーの作者がアスペルガーを題材にしていいんでしょうか

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投稿日時:

元記事:ふと思ったこと。此処に書かれている作法を、プロ含め作家は全部覚えているのか。

タイトルのままです。

例えばこのサイト、ライトノベル作法研究所だけでも、沢山の学べる項目があります。

これ全部覚えてますか? そして、これ全部覚えて始めてスタートライン、みたいに、全部覚えなければならないのですか?

そんなもん全部覚えている、覚えなければならないからこそプロ、と言われたら終わりですが、それでも全然構いません。

そもそも作法や書き方というのは、自分も何冊か持っているのですが、勉強すればキリがないくらい、山ほどあります。(似たことを言っていた、もしくはまんま同じことを言っていたのもあると思いますが)

それ全部、覚えているのですか? 多分、覚えてらっしゃるのでしょうが。ご回答お願いします。

上記の回答(ふと思ったこと。此処に書かれている作法を、プロ含め作家は全部覚えているのか。の返信)

投稿者 大野知人 : 2

  俺はプロじゃないからわかんない事も多いけどけど……。

 まず、『覚える』って考え方が間違ってると思う。
 基本的にここのサイトに書いてある『小説の書き方』って言うのは、『どういう物が、どうして受けるか』『どうやって書けば、読者に通じやすいか』っていうような物であって、どちらも『理屈』が存在するものなんだ。
 だから、覚えるというよりも物の道理を理解すればいいだけの話なわけで。根本的に仕組みとして理解できずに暗記するだけなら、何の価値もない。
 なにせ、応用が利かないからね、そんな知識。
 
 俺の一族は脳筋ばっかりなんで、小さい頃はよく『覚えてなくても出来るようになるまで練習しろ』って言われたけど、これも大筋じゃ間違ってない。
 要するに、『書き方』『やり方』ってのを暗記するんじゃなくて、その中に通じている『ルール』を自分で考えて、それを実用可能なレベルになるまで練習する。
 それが大事なんじゃないかなぁ?

 付け加えて言っておくなら。
 だからまあ、スタートラインの時点で迂闊に本は読まない方が良いと思うよ。『失敗した経験』があって初めてアドバイスは活きるんだ。経験値ゼロの状態でアドバイスだけ聞いても、それは先入観を生んでしまって、返って遠回りになる。
 書いてる途中で気になった事や、書いてみて『なんかおかしいな?』って点を調べたり、人に聞けばいいと思うよ。

 最後にもう一つ。本を読んだくらいでどうにかなると思うな、と言っておきます。
 なぜかって言うと、日本人の作家人口と『作法本』の売れた数の間に大きな隔たりがあるから。
 正直、自分で書いてみないとわからないことの方が、本に書いてある内容よりよほど多いです。あと、基本的にハウツー本ってのは『書いた奴の感想』であって、君自身の感覚とは残念ながら全然別物だ。だから、正直身になるかどうかは賭けと言ってもいい。感性が合わない作者だったら、そもそも理解できないからね。

 取り合えずガムシャラに書いて、わからなければ調べたり、聞いたりすればいい。
 そのためのスレッド板だ。

カテゴリー : 創作論・評論 スレッド: ふと思ったこと。此処に書かれている作法を、プロ含め作家は全部覚えているのか。

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