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元記事:ラノベにおけるヒロイン争奪戦

主人公とライバルがヒロインの寵愛を受けようと争奪戦を繰り広げる。二人の男の間でヒロインの乙女心が揺れ動く……。

というのはラノベだと見た記憶がありません。自分はもっぱらラブコメを読んでいるのですが、出て来るのは「おい主人公。お前最近ヒロインと仲いいんだってな? あいつは俺が狙ってんだ。もう近づくんじゃねえぞ?」と言って恫喝や暴力を振るう「障害」という感じのキャラばかりです。出木杉くんみたいなライバルってラノベでは見た覚えがありません。やはりヒロインが主人公以外の男に目を向けるような展開は敬遠されるということでしょうか?(最終的に主人公を選ぶorどちらも選ばないとしても)

上記の回答(ラノベにおけるヒロイン争奪戦の返信)

投稿者 みりん : 0 投稿日時:

少女漫画では、主人公が色んなパターンのイケメンに口説かれる展開は人気です。
が、色んな男に口説かれてみたいという需要がある少女漫画でさえ、主人公がメインヒーロー以外に気持ちが揺れてふらふらし過ぎていると叩かれる傾向があります。
なので、読者対象が男性のラノベでは推して知るべしではないでしょうか。
ヒロインに処女を求めるなど、過去の男でさえ嫌だと思う、というのが傾向としてあると思います。
唯一ありなのは、過去の男が死んでる場合、結婚してる場合などで、失恋に心を痛めているヒロインを、主人公が癒して攻略していく話。ヒロインは当初主人公に反発するけれど、最後は主人公との関係を前向きに考えるようになる、というパターン。この場合ですと、ヒロインが主人公に気持ちを揺らしても許容される気がします。

カテゴリー : キャラクター スレッド: ラノベにおけるヒロイン争奪戦

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元記事:ラノベにおけるヒロイン争奪戦の返信の返信

少女漫画はノータッチなので参考になりました。それを例にすると、確かに男性読者が多いであろうラノベでは敬遠される展開ですな。ヒロインたちには主人公だけを見てほしい……こういうことですね。
>>唯一ありなのは、過去の男が死んでる場合、結婚してる場合などで、失恋に心を痛めているヒロインを、主人公が癒して攻略していく話。
なるほど……しかしゼロ魔のアンリエッタ姫の前例もあるので、ヒロインの言動には気をつけないといけないタイプですね。過去の男を愛する度合いが強ければ強いほど、主人公に心変わりをする理由に説得力を持たせないといけなさそうです。

上記の回答(ラノベにおけるヒロイン争奪戦の返信の返信の返信)

投稿者 みりん : 0 投稿日時:

追記します

>少女漫画
少女漫画のテンプレートとしてあるのが、「カップル無双」だと思ってます。
つまり、「うちらのカップル最強!」ってやつ。
主人公と彼氏であるヒーローとのカップルがいかに素敵かを描いていくというテンプレがあります。
なので、ご相談の文章にあったようなライバルが障害として描かれているというのは、
少女漫画にも結構当てはまります。
ヒーローのライバルにあたるイケメンキャラは、
ヒーローが陽キャラっだったら対比して真面目キャラが出て来たりと
少女漫画界全体でみると性格・属性は各種とり揃っているけれど、
(乱暴者だけじゃないけれど)主人公率いるラブラブカップルを邪魔する敵としての役割があります。
なので、ラブラブカップルを壊すようなこと(気持ちの揺れ)があると、それが例え主人公でも
しっかりしろ!と読者は心配→むかつくと読んでいて思うのではないでしょうか。

流行りの逆ハーレムものでは、恋愛パートになる前は主人公は鈍感で誰が好きかは
分からないように描かれていて、イケメンたちをあくまでお友達として扱っている作品が多い気がします。
なのでやっぱり、主人公があっちのイケメンにふらふら、こっちのイケメンにふらふら、
と心を揺らすことはあんまりないように思います。

で、さっきは唯一ありとか偉そうに言ってしまいましたが、
最近見たばかりの「スパイダーマン」を忘れていました。
ネタバレすると、ヒロインのMJは、恋多きギャルで、
初期設定は、大学のイケイケで性格の悪い男と付き合っています。
で、大学卒業と同時に別れて、主人公の親友と付き合い始めます。
さらに、自分を助けてくれたスパイダーマンが好きかもしれない、と騒いだり、
付き合ってる身でありながら、スパイダーマンにお礼にキスしたりします。
で、最後は主人公にあっさり振られます。
主人公は、お隣に住むMJを幼い頃からずっと好きで憧れていたんですが……。
敵に身近な人間を狙われたこともあり、「傍で君を守る、友達でいるのが精一杯だ…」
のようなことを言い、キスまでさせておいて、ふって泣かせます。
正直、ヒロインが主人公に振られることで、「よくやった!」とカタルシスを
得られるような作品は初めてだったので、興味深かったです。

あと、ラブコメではないですが、もしいまライバルキャラを出すなら
「盾の勇者の成り上がり」みたいな感じになる気がするのでおすすめしておきます。
盾は、ライバルとして、3人の勇者が登場しますが、
これは異世界に召喚された勇者としてのライバルであって、恋愛のライバルではありません。
だけど、主人公の連れのヒロインに恋したり、ヒロインを奴隷にしていることに口を出して来たりと、
主人公とヒロインの関係にも関わってきます。
恋のライバルとしてのライバルは恋愛無双したい(女が勝手に寄って来る状態がいい)今の読者には邪魔でも、
ほかのことでのライバルというのは共感してもらえるのかな、と思いました。

カテゴリー : キャラクター スレッド: ラノベにおけるヒロイン争奪戦

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元記事:執筆中の浮気心との付き合い方について

いつもお世話になっております。
長編小説の執筆に向けて準備を進めております、やとうと申します。

皆様にこちらのサイトで様々なアドバイスをいただきながら、
少しずつ物語が形になり始めた現在ですが、このところ新たな壁がでてきてしまいました。

以前皆様に教えていただいた本を読んだり、ネットのサービス、電子書籍に手を伸ばすうち
最近読書や映画が急にものすごく面白くなってきてしまい、執筆に集中できなくなってしまったことが今の悩みです。

創作のネタが出てこないという無い手詰まりといった苦しみではなく、
衝動的に、これまで読まなかったジャンルや作品へ伸ばす手が止まらず、創作に集中できない状況です。

同時にネタ帳というか、読書ノートのようなものを書いており、読み返してネタ作りをしているので、
この先の創作のアイデアの元としては無駄ではなく、幅が広がるチャンスなのかもしれませんが…

しかし、以前考えていたプロットの進みがゆっくりとなりました。
また、新たに見つけたネタを基に、設定や世界観を作り直したい、付け加えたいという考えもあり
せっかく作った冒頭部分の話の文章化が進まず、その後の状況も見えてこなくなっています。

皆様は執筆中に、
読書映画などの他のことが出てきて集中できないとき、
どのようにご自身のモチベーションを維持されていますか?

皆様のご意見、ご経験などを伺うことができれば幸いです。
よろしくお願いいたします。

上記の回答(執筆中の浮気心との付き合い方についての返信)

投稿者 みりん : 0 投稿日時:

>皆様は執筆中に、
読書映画などの他のことが出てきて集中できないとき、
どのようにご自身のモチベーションを維持されていますか?

私の場合、いま絶賛自信不足でモチベーションが保てない状態です。
で、その結果、自信なくても書くしかないという結論に至り、
目標を決めることにしました。
目標というか、締切ですね。
長編一本書くのに、のんびりやって半年くらいで完成させたいなと。
やとうさんが真似する場合、
この目標というのは、一日3000文字とかでも良いかもしれないし、
1500文字とかでも良いかもしれません。
(3000字あれば、小説家になろうで毎日更新ができるというペース配分)
ノルマさえクリアできるなら、他はいくらでも映画三昧してOKというルールを
自分に課して、自分を律してコントロールする、という方法です。

モチベとか、関係ないな。
書くと決めたら書くんだ!という強い意志。
そして、それを実行に移し続ける鋼のメンタル。怠けや恐れなどとはさよならする。
こういう闘魂をですね、燃やそうかと……。
もはや書くにはそれしかないなと……。思った次第です、はい。

もちろん、やとうさんにおかれましては、
映画みたい! 小説読みたい! という気持ちも大切なので、
それを優先させたいなら、させるべきだと思います。

プロの人は、きっと「書く」も「読む」も圧倒的にこなしているはずなので、
小説を上達させるにはどちらが欠けて良いということもないと思いますので。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 執筆中の浮気心との付き合い方について

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元記事:執筆中の浮気心との付き合い方についての返信

>皆様は執筆中に、
読書映画などの他のことが出てきて集中できないとき、
どのようにご自身のモチベーションを維持されていますか?

私の場合、いま絶賛自信不足でモチベーションが保てない状態です。
で、その結果、自信なくても書くしかないという結論に至り、
目標を決めることにしました。
目標というか、締切ですね。
長編一本書くのに、のんびりやって半年くらいで完成させたいなと。
やとうさんが真似する場合、
この目標というのは、一日3000文字とかでも良いかもしれないし、
1500文字とかでも良いかもしれません。
(3000字あれば、小説家になろうで毎日更新ができるというペース配分)
ノルマさえクリアできるなら、他はいくらでも映画三昧してOKというルールを
自分に課して、自分を律してコントロールする、という方法です。

モチベとか、関係ないな。
書くと決めたら書くんだ!という強い意志。
そして、それを実行に移し続ける鋼のメンタル。怠けや恐れなどとはさよならする。
こういう闘魂をですね、燃やそうかと……。
もはや書くにはそれしかないなと……。思った次第です、はい。

もちろん、やとうさんにおかれましては、
映画みたい! 小説読みたい! という気持ちも大切なので、
それを優先させたいなら、させるべきだと思います。

プロの人は、きっと「書く」も「読む」も圧倒的にこなしているはずなので、
小説を上達させるにはどちらが欠けて良いということもないと思いますので。

上記の回答(執筆中の浮気心との付き合い方についての返信の返信)

投稿者 みりん : 0 投稿日時:

追記

なんか、モチベーション維持を聞かれているのにモチベーションなんて関係ねえと、
お求めの答えとずれた回答になってしまった気がしたので、フォローを。

とりあえず、机に向かい、パソコンを付けて、ワードを開く。
そして、書き始める。
モチベーションわかないなーという時でも、とりあえず執筆できる状況を整えます。
本文を書くほど設定が煮詰まっていないなら、キャラクターの名前を考えるだけでもOK。
ストーリーが決まっていないなら、初期設定と、最後のオチはこうすると決めるだけでもOK。
とにかく、作品に向き合ってみる。
で、何か妄想するなり、設計するなり、あまり頭を使わないでもできるところから
とりかかってみます。
人間は、とりあえず始めてみたら、徐々にやる気になっていくものです。
やってるうちに気づいたら夢中になっていた、なんてこともあるはず。
作業に終わりが見えたら、そこまでやるかという気にもなります。

それでも、読書映画が気になる、という場合は、
とりあえずその気になるところを満足するまで楽しんで、
新しいものに手を出さない、というのもありかも。
例えば、映画だったら、気になるシリーズを全制覇して、
心ゆくまで楽しんだ後、創作に戻る、とか。
アニメだったら、チェックする新作アニメを厳選して、
それ以外見ないと決めるとか。

そんな感じです。
ではでは。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 執筆中の浮気心との付き合い方について

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元記事:ラノベにおけるヒロイン争奪戦の返信の返信の返信の返信

わたしもラブラブカップルものは見ることがありますが、確かにヒロインがライバルの方を意識するとムズムズしますね……。ちょっと変化球と言うかこういうタイプもありました。
ヒロインが好意を寄せるイケメンに優しくされてドキドキ→実はカラダ目当てのチャラ男だった
ヒロインが苦手とするぶっきらぼうな強面青年が登場→実はヒロインに惚れていて素直になれないだけだった
これは、最初はイケメンに気持ちが向いていたけど後から強面青年に心変わりしたケースです。最後はバカップルになってイケメンは手が出せなくなるという、一種のカップル無双でしょうか。

最近読んだラノベですと、ヒロインを狙うライバル(外面がいいだけのクズ)が主人公を脅して「もうヒロインに近づくな」ってやったのを見ましたが、主人公は特にヒロインに恋愛感情を抱いていないので、恋の障害というよりは主人公を追い詰める役割のが強かったです(ライバルがあらぬ噂を流して主人公を悪者にしたからです。結局バレてライバルが破滅しますが)。
これは「主人公をピンチに追い込む悪役」の動機と行動が、ヒロイン絡みになっている感じでしょうか。
かなり前に、誠実イケメンでヒロインに惚れているライバルが出たラノベ作品を見ましたが、流れとしては
ヒロインとイケメンが許嫁でお見合いする→イケメンの妹がそれを邪魔しようと主人公に協力を依頼→それを知ったイケメンが妹を説得
で、説得の際にイケメンも超シスコンだと判明し、ヒロインがドン引きっていうオチで退場していました(レギュラーではなく、その巻のみのゲストキャラです)。いい人だと思わせて、ドン引きする欠点で読者の気持ちも冷めさせた感じの展開です。

上記の回答(ラノベにおけるヒロイン争奪戦の返信の返信の返信の返信の返信)

投稿者 みりん : 0 投稿日時:

ドラ猫さんの例を読んで思ったんですが、どのヒロインも心変わりはしていますが、
揺れ動いてはいないですね。もしくは、揺れる期間がとても短い。
噛ませ犬のイケメンは、一度は接近するものの、欠点によって退場して、
やっぱり正ヒーローが最高、という結論になって終わる、というのがお約束のようです。

>ヒロインが好意を寄せるイケメンに優しくされてドキドキ→実はカラダ目当てのチャラ男だった
ヒロインが苦手とするぶっきらぼうな強面青年が登場→実はヒロインに惚れていて素直になれないだけだった
このパターンは、少女漫画では王道パターンですね。
最近?ではこのパターンを発展させて、ヒロインが運命の恋人?を探す「マイルノビッチ」という作品もあります。主人公は恋をして彼氏を作るのですが、すれ違いなどでうまく行かず別れて、恋を終わらせて、新しい彼氏を
作るのですが、またうまくいかず別れて……と繰り返していく話のようです。
最後まで読んだ訳じゃないしうろ覚えで申し訳ないんですけど、新しいなーと思いました。
エンタメでは、ひとつの恋を大事に取り上げることが多いですけど、確かに現実では、結婚するまで失恋したら新しいパートナーを探すことになるので、リアリティがありますよね。
ただ、人気漫画家が、長期連載前提で作らないと失敗しそうですね。結局クライマックスが失恋にならないと、そしてキレイに清算しないと読者が納得する形で新しい恋を始められないので。失恋するけど、後味が悪くないようにしないと読んでて楽しくないでしょうし……。作者の力量が試されそう。

私なんて、子供の頃は犬夜叉の二股でさえ激おこぷんぷん丸だったので、
気持ちが揺れ動くことを書くのは相当の筆パワーがないと難しそうですね。

カテゴリー : キャラクター スレッド: ラノベにおけるヒロイン争奪戦

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元記事:新人賞における「引き」について

レーベルの新人賞に応募する作品を書いているのですが、審査員を惹きつけるような「引き」がよくわかりません。
「引き」とはなんでしょうか?
審査員は応募された小説を流し読みしていると思うのですが、やはり最初の部分に入れた方がいいのでしょうか?
物語の最初で惹きつけるって、どうすればいいのでしょうか?

上記の回答(新人賞における「引き」についての返信)

投稿者 手塚満 : 5 人気回答!

1.「引き」ではなく「ツカミ」では?

どこで何をどうお聞きになったか、ちょっと分かりません。「引き」って連載物で言われるもので、各話の最後で読者に「続きを読みたい」と思わせる要素、書き方のことですから。

ですから、物語の最初であれば「引き」は作りようがありません。物語冒頭で読者を惹きつけるものは「ツカミ」と呼ばれます。のっけから「面白そう!」と期待させるものです。たぶん、それじゃないかと思います。

2.「ツカミ」の役割

「ツカミ」は重要です。冒頭が、例えば物語の設定を延々と書いてあると、高確率で離脱されます。読者は面白い話を読みたい、楽しみたいのであって、作品知識を勉強したいわけじゃないですから。

ただし「面白い!」は普通は作れません。可能なのは「面白そう」「面白くなりそう」です。キャラも舞台もよく分からないのに「この話は面白い!」なんて不可能です(仮に面白くできたら、そこで読み終えてしまうかも)。あくまでも先を期待させるわけです。

3.ツカミの作りの原則

具体例は人気作品、有名作品を読んでください。その前提で、原則的なことを言うならツカミは、

1. 派手か突飛である。
2. 作品知識抜きで8割がた分かる。2割は謎めかせて、知りたくさせる。
3. 「どこで、誰が、何をする話」なのかおよそ分かる。
4. 無駄には入れない(後の展開を示唆したり、設定上のリンクがあったり)。

となるでしょうか。

1は推理物では「冒頭で死体を転がせ」なんていうアドバイスが有名です。まず殺人事件を見せちゃうわけですね。すると(ジャンルが推理物という前提で)「誰がどう殺した?」という興味が湧きます。

2は派手だったり異様だったりして目を引くために必要です。作品独自の設定とか知らないと分からない冒頭にしてしまうと、理解できません。理解できないものは派手なのか、突飛なのかも分かりません。

4.フルメタでの冒頭のツカミ

例えば「フルメタルパニック」では、軍用ヘリから逃げる車、車の助手席には医療用検査衣の少女が描写され、巨大ロボットが救いに現れます。ロボが軍用ヘリを叩き落とし、少女は救われる。巨大ロボはフィクションでおなじみですし、ヘリに追われる車というのも分かりやすい、よくある追跡劇です。ただ1つ、追われていたらしい少女の身なりだけがちょっと奇妙で、「どういうこと?」という興味を持たせています。

そうやって目を惹きつけて興味を持たせ、本筋に導入ですす。上記冒頭シーンの後は、少女を救った主人公の正体や所属組織の説明が入ります。読者はもう興味を持ってますから知りたくなっており、説明が少し続いても読んでくれます。そうして「誰がどこで何をする話」かが飲み込めたら、メインヒロインもストーリーにきちんと登場し、メインストーリーに入っていくわけです。

もし主人公の正体の説明を冒頭に置いたら、分かりやすくはあるでしょうけど、退屈です。奇矯な主人公ですから、多少コミカルではありますけど、コミカルが売りの作品には勝てないわけで。つまらないコメディと思われて、捨てられてしまいます。

さらに、冒頭の追跡劇とバトルも、単に目立つためだけではありません。しばらくするとメインヒロインの秘密(正体)に直結して来て、「あれは、そういうことだったのか」と納得できる作りになっています。

それが優れた「ツカミ」です。簡潔に言えば、読者の目を惹きつけ、かつ読んだことを納得できるもの、ということになります。

5.ツカミは全力を出し切るくらいに

「ツカミ」の重要性を強調するため「羊頭狗肉、竜頭蛇尾でいい」とすら極言することがあります。全力を尽くせ、ということですね。読み進めてもらわないことには意味がないのに、作者的にはつい「本当に面白いことは、後で使おう」と出し惜しみしたくなるからです。作者は「最後まできちんと読んでくれれば面白いんだから」と思いがちです。

でも出し惜しみすると面白みも減るわけで、読者は読むのをやめてしまいます。冒頭に力を入れた作品に負けてしまうわけです。だから冒頭では「考え抜いた面白いネタ全部使っちゃった。この後どうしよう」と悩むくらいに、面白さを出し切ることが大事なんです。

6.しかしラストが最重要なのも確か

とはいえ、作品の本当の面白さ、印象は終盤のクライマックスから物語の締めくくりで決まります。「羊頭狗肉、竜頭蛇尾」は方便です。真実ではありません。冒頭だけ面白い作品はショボいと評され、作品として面白いと評価されることはありません。

7.しかしラストまで読んでもらうのが冒頭のツカミ

しかし、です。その本当の面白さが分かるラストまで読者を引っ張り、読み終えるモチベを与えるのは、やはり冒頭であるわけです。とびきり美味しそうな匂いを放つ冒頭のツカミを工夫しないわけにはいきません。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 新人賞における「引き」について

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元記事:古流剣術

久しぶりに投稿しました。世羽天師です。今回は剣術の流派の名前と剣技の名前についてのアドバイスがあれば幸いです。

上記の回答(古流剣術の返信)

投稿者 にわとり : 2

 前にも言った気がするけど質問が要領を得なくて答えられない。
 名前っていうのは本質的に、"それ"を他から識別するための記号にすぎないので、作中で紛らわしくならない名前であればなんでもいい。

>通常の語がすでに意味によって充満しているのにたいして、意味をもたない〈空虚なシニフィアン〉である固有名詞は、その空虚=シニフィエ・ゼロをめざして押し寄せてくる主体のさまざまな情念や想像にとらえられ、ディスクールのレベルでは逆に多義性を獲得してしまう。
http://user.keio.ac.jp/~rhotta/hellog/2015-05-18-1.html

 固有名詞の意味は"先にある"のではなく、後から意味づけられるものだということをもっと意識したほうがいい。それゆえに"対象に即した適切な固有名詞(≒真名)"なんてものは本来存在しないし、それゆえに固有名詞そのものについて他者にアドバイスを請うのも間違ってると思う。
 まあ、文化的背景からこういう命名規則に従うのが自然である(リアリティがある)というような指摘はできるのだけれど、あなたが求めているアドバイスっておそらくそういうことじゃないでしょ?

カテゴリー : 著作権・オリジナリティ スレッド: 古流剣術

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投稿日時:

元記事:小説の視点について

「主人公が、誰かの日記や手記、手紙を通して過去を知る」という書簡体のような形式の小説を書きたいのですが、伝聞や記録だけで過去を網羅するのが難しいです。例えば、主人公の読む手紙に登場したキャラの私的な過去の一場面を書きたいと思ったとき、手紙の書き手も主人公も知らない出来事は書けませんよね。そう言ったものを書きたい場合は、やはり手紙形式や誰かの視点から過去を見るという形は諦めて、完全なる三人称視点で書いたほうがいいのでしょうか?

上記の回答(小説の視点についての返信)

投稿者 サタン : 3 人気回答!

最終手段としては三人称視点ないし一人称視点を差し込むことになるだろうけど、その前に出来る工夫としては、

1.書き手も主人公も知らないから書けないのであればどちらかが知ってる展開にすればいい話で、「それは無理」と考えてるのは意外と作者くらいで完成品を読んだ読者は「普通に知ってる展開にすりゃいいのに」って思ってたりする。
書かれてる作品について何も知らないので確かな事は言えないけど、無理だと思考停止せずに可能性を考えてみるのもいいと思う。

2.書き手と主人公が知らないとしても、読者は知っているという形を取ることは出来る。
例えば、「日記や手記や手紙」と書かれてるあたり、主人公は複数の書き物を読む展開だと読み取れるけど、その手紙や日記を書いた人が特定の一人ではなく複数の人間である場合、その手紙や日記に書かれてることを照らし合わせて考えられるのは主人公と読者の二人だけで、かつ主人公の思考を客観的にとらえることが出来るのは読者だけなので、主人公が気が付かなったことに読者は気が付ける。
例えばゲーム「バイオハザード」とかで探索すると研究員とか関係者の日記などアーカイブが収集できる。ようはこれと同じでしょう。
Aの書類とBの書類、あとCというアイテムがあった場所からして、おそらく書類を書いた人はここで亡くなって、さっき倒したゾンビがそいつだったに違いない。って思えるじゃん? この人物の手記からして恋人を守ろうとしたんだろう、って感じで「書かれてないことを推察できる」でしょ。
そうやって書かずに表現することで、書き手や主人公が知らないことを読者に「伝える」ことが出来る。

3.これは小手先の誤魔化し手段あるいは本来は補間の手段だと思うけど、
書き手あるいは主人公の推察や予想として「たぶんこうだろう」って書いちゃう。例えば軽いジャブ程度の布石としてよくあると思うけど、「敵は既に傷を負っていた。俺の前に誰かがヤツと戦ったのだろう」とか。
書き手も主人公も「その戦い」のことは知らんけど、そのことに触れられるようにする。
そんで、その直後の展開で主人公と近しい人が手首を痛めてて「手首どうしたの? 怪我?」なんて会話があって答えを濁されたら、「ああ、戦ったのはこの人か」ってわかるじゃん?
あくまで登場人物の推察や想像でしかない事だからあんまり深く詳細には書けないけど、積み重ねていくと、読者の中で勝手に「裏で暗躍して主人公を守ってる人」みたいな像が出来てくる。

書き手も主人公も知らない事である以上は「直接書く」ことは出来ないから、間接的に書く、あるいは書かずに言外に語るってテクニックが必要になる。
そんで、「登場人物が知らない事」をどうにか知ってる形に持ってくのも作者の技量だし、それでどうしても「知らない」になるなら、それを書かずに伏せたまま物語を成立させるのも作者の腕。
個人的には、作品の作風にもよるけど、物語の本筋に関わらない部分は書かずに伏せてしまって取捨選択、本筋に関わる部分は 知ってる形 にするか視点や人称を変更して差し込むかして、余裕があれば気に入ってる部分は言外に語ったりするかな。
最初から三人称の形で書いてもいいけど、作品を知らないから何とも言えないんだけど、たぶんそれって「手紙を読む」って形だから面白い作品なんじゃない?
例えば「フランケンシュタイン」とかがその形式だけど、三人称で普通に書かれてたらあんま面白くないと思う。「手紙を読んでる」って設定だから読者も同じ手紙を読んでると思えて面白味が増幅される作品なんだし。
そのあたりも考えて三人称でも問題なさそうなら、逆に手紙形式は面倒なだけだから三人称にするのも手段かなと思う。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 小説の視点について

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