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元記事:小説+αを読んでも何も思わないの返信の返信の返信

乱入すいません。はい先生( ゚Д゚)ノ

>>【細田守監督:おおかみこどもの雨と雪】読解力不要。そう狙ってる。
は、私10年単位で勘違いしてしまって理解できなかったです。
アレ、めちゃめちゃ『引っ掛け要素』が強い映画だと思いました。

おおかみこどもと比較すると、前に教えていただいたサイコの方がよほど分かりやすかったです。夢に見るかというほど怖い映画でしたけど。

上記の回答(小説+αを読んでも何も思わないの返信の返信の返信の返信)

投稿者 あざらし : 1 投稿日時:

ラ研でまで先生とか呼ばれると思わんかったわ(笑)

さて。
感想ってのは個々人のものなので、それはそれで良いと思いますし読むせんさんの意見も尊重しつつ私の感想を。
読解力不要だと感じた理由ですが、最も大きいのはお父さん(オオカミ)が記号的であること。
記憶頼りですが、情報としてあるのは運送だか引っ越しの仕事をしていて、焼き鳥が好き。とこんな感じ。

本来、あのストーリー進行だと全ての発端、川の源流、キーパーソンであるオオカミ父さんにもっと掘り下げられていても然るべきだと思うんです。
なにせ、お母さんである花とお父さんが出会う部分から物語が始まります。
ところが、このお父さんオオカミの描き方がひどくアッサリしている。
それどころか、いったいお父さんはどういった生涯を送ってきたのか? という人物の深みがズッパリと切り取られています。
実際、同じ細田守監督が原案を勉めている【サマーウォーズ】でのキーパーソン、お婆ちゃんはなんとなく浮かぶものがありますよね。直接的にセリフとして政治家だとか実業家に影響力のある発言ができるというシーンもありますが、それがなくとも土佐弁で”はちきん”と表されるタイプの女性であることは読み取れます。
こっちは脚本として参加がないので、どこまでかは不明ですが、少なくとも描けない監督ではない。

で、計算を感じるところですが、まず思い出して頂きたいのは冒頭、娘の雪が『これは私の母の物語』という独白で始まりますよね。この独白はラストまでちょくちょくと挟まれます。
物語の語り部が娘の雪で、だから雪の記憶にない部分は全て(母の)伝聞で知った情報を組み立てているという図式、大前提、監督から演出のお断りが最初にありますよね。

ほぼほぼ作中で「ん?」と感じてしまうことの答えをズバーンと冒頭で提出している。
象徴的なこととして、お父さんオオカミの死が、ものすごくあっさりしていますが、あれは母から雪が聞いた出来事だからでしょう。
お母さんである花がとても辛い出来事である伴侶の死を娘に伝える、常識的に教えておく必要がある父親の存在と、なぜ死んでしまったかとしてはあれが精一杯でしょう。(てか、清掃車に連れていかれた、ってのは父親の遺灰すらない説明として必要はあるけど、辛いよね)

この物語での本当に強烈なスポットを当てるべき人物は、お母さんである花、それと雨と雪です。
映画ではどうなっているかというと『花>雪>雨>お父さん』
子育てをする花というシングルマザーの話を、子供の雪が聞いた、という形ですね。
雪が大きくなって以降は(つまり雪の目を通したできごと)美しく楽しい思い出が多く、ショックなことは忘れようのない大きな出来事だけが残っています。
要するに”記憶”ですね。(中学入学以降の雪が過去を振り返っての)
少なくとも雪はとても幸せな毎日を過ごしていたということでしょう。

おとうさんオオカミの人物について掘り下げると、スポットライトの効果が大衆映画的には散漫になる。一方でおとうさんオオカミの掘り下げを行ったとすると深みは出たと思う。
つまり、ここまでオオカミ父さんを記号的な立場にまでしたのは、かなり度胸がいったと思うんです。
これが計算を感じたあたりです。
当然ながら違った見方を否定なんてしません。
参考になれば幸い。

サイコが怖かった、ホラー・サスペンスとしては褒め言葉だと思いますので、ついでに毛色を変えて一本。
なーんも残らない、観ている時はメチャクチャ面白い映画として【ジェームズ・ウォン監督:ファイナル・デスティネーション】
ひょっとして勧めたことがあるかも知れませんが、シリーズになっていますし、どれも一定の水準は保ってますのでしばらくは楽しめるはず。

カテゴリー : その他 スレッド: 小説+αを読んでも何も思わない

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元記事:小説+αを読んでも何も思わないの返信の返信の返信の返信の返信

>>物語の語り部が娘の雪で、だから雪の記憶にない部分は全て(母の)伝聞で知った情報を組み立てているという図式

ここ、私的に魔物でした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ナレーションが娘の声という設定だったのに、お母さんの声と区別が付かなくて

 冒頭で娘さんが日記や手紙、作文用紙に書くのを【映像で見せてから】音声にして読み上げていくスタイルとかにしてくれていたら【あ、娘さんの手記なんだ】とか察したかもですが、あまりにサラっと経過したため、娘の独白である事実を普通に忘れてしまって・・・・・・妙にエッチなシーンはあるし、娘さんばかりが割を食う物語に見えるしで『誰得?なにこれ?意味わかんない』ってなってしまいました。

映画後の感想も、私と似たようなことになっている人の低評価が凄かったのを覚えています。
「同意見の人がいて安心した―」「駄作認定は私だけじゃなかった―(;´∀`)」ってなりました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あくまで娘のフィルター越しに物語が進むから、「亡き父を思わせる弟ばっかり贔屓する、メルヘン思考の毒ママ物語」に見えているだけで、お母さんの『花』は娘も息子も、両方大事に思って行動していたに違いないんですよね。

私にも兄弟がいるので
「思い返してみると贔屓されがって(´益`)ズルイ」
「お前の方が贔屓されてたじゃん(´谷`)フザケンナ」みたいな会話になった事が多々あります(笑)。

私には兄弟いるので兄視点——————親がおさない弟ばかり甘やかし、贔屓をしているように感じてしまう事————が速攻で理解できました。

でも独りっ子だと【兄貴はツライヨ】思考なんて根本的に理解できないと思う。

 しかも近年は、ガチで兄弟の片方だけ贔屓して育ててしまうアダルトチルドレン型の親も見かけるので、あまりに説明不足で察させようとする難しい映画だな~・・・・ってなりました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あと、花お母さんの作ったジャガイモ畑が襲われなかった理由も「不親切だなオイ」ってなりました。

仕入れ商品候補に、イノシシ除けの効果がある『狼の尿』を検討していた時期だったので、
「そっかー、イノシシの天敵である狼の血を引く二人が、畑でオシッコしたから警戒してイノシシ来なかったんだねー・・・・・マニアックすぎるわ!!意味わかんない人だらけになるぞオイ!?」って

上記の回答(小説+αを読んでも何も思わないの返信の返信の返信の返信の返信の返信)

投稿者 あざらし : 2 投稿日時:

書き込み後に久しぶりに観たくなり、思わず視聴してしまいました(笑)
すみません以下ネタバレがあります。

>あまりにサラっと経過したため、娘の独白である事実を普通に忘れてしまって・・・・・・

これね、映画ってのは、映画館で上映されるということを前提に造られているからですよ。
今さっき観た所ですが、
1)配給会社のロゴと制作委員会の紹介後、画面が真っ暗に
2)5秒ほど真っ暗のまま、独白だけが始まる
こういう構成になっています。

映画館だと、今後上映される作品の予告だとか施設内のレストランCMが流れ、映画泥棒ダンスやら、当時だと秘密結社鷹の爪に映画館マナーを説かれるTOHOシネマ映像に「前の席なんて蹴らんちゅうねん!」と心の中で突っ込みを入れたあたりで「まだかな?」となり、いよいよというタイミングで視界いっぱいに『東映』のロゴです。
ここで画面も真っ暗になるわけですが、映画館でのことです。
つまりそれまで普通にあった視覚情報がなくなり、5秒ほどそのまま真っ暗。
否が応でも聴覚が鋭敏になったところで、
『おとぎ話みたいだって、笑われるかも知れません』と独白が始まる。
でも、まだ画面は真っ暗なまま。

もうね、独白に全神経を集中させる条件がそろっているんですよ。
いや~お見事。
なにがいいたいかと申しますと【おおかみこどもの雨と雪】に限らず、家で観るときも映画館のように(出来れば)真っ暗、可能な限り映画に集中してどうぞ。です^^

>イノシシ除けの効果がある『狼の尿』を検討していた時期だったので

たぶんこれ、大丈夫じゃないかな?
近所のおばちゃんが『どうして花ちゃんの畑は大丈夫なのか』と問いかけた瞬間、雪が『おしっこ!』と家に駆け上がってきますから、なんとなく解るんじゃないでしょうか。
神社でもオオカミを眷属として祭るところが全国にちらほらありますし、害獣から農作物を護ってくれる存在として認知されている地域の人もそこそこいらっしゃるかと思います。
もうひとつ、全く解らなくても映画そのものには影響を与えない、知っていればより楽しめるだけという約束事は護ってますから個人的には大丈夫かな、という感想です。

ちなみに『オオカミの尿』ですが、あれ効果は眉唾です。
あくまでうちの田舎での話しではありますが、実際に試したところ効果ゼロでした。
やっぱ罠と猟犬と銃で適度な野生動物の間引きが必須。

>そういう意味では『細田守監督:おおかみこどもの雨と雪』のネタバレすいませんm(__;)m

いやまったく、私もやらかしてしまいました。
ネタバレして申し訳ありませんでした。陳謝。

カテゴリー : その他 スレッド: 小説+αを読んでも何も思わない

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元記事:「現実世界の石器時代の人間」が「現代風の異世界」に転移する話を描きたいんですが

「異世界に転移する人間=現代人」とか「異世界=現代ほど文明が発達していない中世ヨーロッパ風の剣と魔法ファンタジー世界」という固定観念を壊したくて、「現実世界の石器時代の人間」が「現代風の異世界」に転移する話を描きたいんですが、「現代風の異世界」ってどんな風に描けばいいんですか?「現代ほど文明が発達していない中世ヨーロッパ風の剣と魔法のファンタジー世界」ならそれこそ腐るほど例がありますが、「現代風の異世界」は見たことがないのでいまいちわかりません。特に異能・超常要素とかなくても、魔王とかわかりやすい人外の悪役がいなくても、架空の土地だけで話が展開すれば「ちゃんと『現代風の異世界』してるな」とか思ってもらえるんでしょうか?
あと「現代風の異世界」を描いている作品があったら教えてほしいです。なおこのスレで言う「現代風の異世界」というのは「現実世界から枝分かれしたIFの世界」とかじゃなくて、「現実世界とは最初からまったく関係ない架空の世界」という意味です。

上記の回答(「現実世界の石器時代の人間」が「現代風の異世界」に転移する話を描きたいんですがの返信)

投稿者 あざらし : 1 投稿日時:

現代風の異世界ということならば厳密にはフィクションの大半がそうだと思いますが、もうちょっと範囲を狭め、多くの人が知っていて、すぐにでも読めるライトノベルで【鎌池和馬著:とある魔術の禁書目録】などいかがでしょう。
他にも有名作でラノベ的な筆致も参考になされるなら【賀東招二著:甘城ブリリアントパーク】

解りやすくIF世界ではなく、現実にはない”魔法”を題材に有名作を選びました。

>現実世界とは最初からまったく関係ない架空の世界

魔法がダメだ、望んでいるものと違う、というのも解りますが、作品から学び取る考え方としては同じです。
『○○があれば、どのように世界が変容するのか?』
肝となる部分はこれです。

それが一部の人間が持つ能力でも、誰もが当たり前に魔法の存在を認識している世界であるのが【とある魔術の禁書目録】
作品世界でも魔法はファンタジーであり、魔法を使える者もその能力を隠しているのが【甘城ブリリアントパーク】

漫画がよければ【ピロ式・蛍たかな著:アイリス・ゼロ】がお勧めです。
ご紹介したラノベ二作品ほどの超有名作という訳ではありませんが、かなりよく出来た漫画です。
アニメになったクラスの有名作なら【ペトス著:亜人ちゃんは語りたい】
吸血鬼や雪女といった架空の存在が普通に学校に通っています。
架空の存在が社会に与えている影響をメインに据えた作品ですと【村山慶著:セントールの悩み】があります。
半人半獣、ケンタウロスっぽいヒロインや南極人といった登場人物に、チョロッと政治的な話しも関わってきますので参考になるかも知れません。

ちなみに、石器時代の人間が現代にやってくる映画なら【レス・メイフィールド監督:原始のマン(原題Encino Man)】がそうです。
予告編 http://y2u.be/1xkTN1Z1rTQ

>特に異能・超常要素とかなくても、魔王とかわかりやすい人外の悪役がいなくても、架空の土地だけで話が展開すれば「ちゃんと『現代風の異世界』してるな」とか思ってもらえるんでしょうか?

ご紹介しました【原始のマン】作品ではカリフォルニアが舞台なのですが、これを架空の土地にしても異世界だと思う人はまずいないはずです。

実在しない地名というのは、フィクションではよく使われます。
代表的なのは推理小説ですね。
「○○県○○市で殺人事件が起こった」なんてのはフィクションでも住んでいる人にとって気分が良いものではありませんし、その地名で気分を害する人がいるなら実在のものにする必要性も薄れます。
『異世界である』と読者に納得してもらうには『現実世界に存在しない何か』が必要になると思いますよ。
それが何なのかは、『どのように全く異なる異世界なのか』ということと同義です。

最後に老婆心ながら。
率直にかなりハードルが高いと感じました。
多くのフィクションでは、全く異なる世界でも現実世界と地続きの部分があります。
異世界もの、転生もの、というのが解りやすいですが、現実世界との橋渡しとなっているのが主に主人公ですね。
主人公が我々と同じ現代人であった場合、たとえば距離にしても『○メートル』で違和感がなく、食べ物にしても『ニンジンのような、リンゴのような』といった具合に未知の食物を翻訳させて伝えることができます。
誰に対しての翻訳かというと、解りきったことですが読者。

【原始のマン】の場合は、現代に原始人が来るわけですから、舞台が現実と地続きでです。
ところが石器時代の人間が、異世界に来るというのは、現実と地続きになる部分が一見あるようで実はありませんよね。
つまり読者にとって『未知のものである石器時代の人間』と『未知のものである異世界』の話しです。

もちろん『全く未知のもの、全くの架空世界の物語』というのは山ほどあります。
あるのですが、それでも面白い作品というのは、私の知っている限りやっていることがかなりの高レベルです。
ここ数年の作品でパッと思いつくのは【ジョージ・R・R・マーティン著:氷と炎の歌】を原作とした超人気テレビドラマ【ゲーム・オブ・スローンズ】
なにが高レベルかというと、全てとしか言いようがないのですがとにかくこの劇世界。全く現代世界とは異なる、剣と魔法とドラゴンの世界です。
現実とは全く地続きの所がない世界なのですが、それが故に言語学者がドスラク語やヴァリリア語という劇中の民族が話す言葉を複数作り、その言語を使って登場人物が話し、やりとりをし、戦闘部隊にも命令します。
ちなみにこれ、原作小説の段階ですでに下敷きが作られていて、ドラマのために言語学者が発展させています。
日本でも有名な映画だと【指輪物語】も新たなオリジナル言語を作っていますね。

もちろんこの例はある意味究極的な手段ですし、まさか言語から作れとは決して言いませんが、読者を楽しませるために世界の構築のみならず、言語の構築までやってのける著者もいるというも事実です。
言語に限らず現代と地続きのところがない世界というのは丸ごとひとつ世界を創造して、それを読者に納得させ、さらに楽しませるということです。

かなりハードルが高くなりますが、それだけにやりがいがあると思います。
小説の基礎体力が頑強にあって成し遂げられるかと思いますので基本もしっかり磨いてください。
全く誰も想像していない世界作り、頑張って取り組んでください。
応援いたします。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 「現実世界の石器時代の人間」が「現代風の異世界」に転移する話を描きたいんですが

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元記事:編集部からの評価シートの結果が受け止められない

プロ志望です。スランプにおちいったので前に進むためのアドバイスをいただきたいです。

文庫本一冊程度の長さの小説を10本完結させて、自分の今の実力が知りたくて初めて公募にチャレンジしました。執筆歴3年目です。
評価シートを初めて貰いました。

WEBの読者の方から若い子の繊細な心理描写が上手だと言われて、それが自分の個性でこれから先頑張ってのばしていこうと思っていたのですが、編集部からの指摘は以下でした。

・独りよがりで主人公の心理に共感できない。もっと読者のことを意識して書きましょう。
・導入部が長い、構成が悪いため主人公に感情移入できないまま話が進んでいる。
・アイディアは今風を意識してるので良いが、それをいかしきれていないのでもったいない。
・基本的な文章力はある。

たしかに構成は編集部が不要と書いていた部分を直してみたら、とても良くなりました。

けれど自分が1番頑張って書いて、1番いいと思っていたところが1番悪いと指摘されたことに傷ついてしまい、何を書いてもこの感情は独りよがりで読者に伝わらない話なのかと思ってしまい、怖くなって新しい話が書けなくなってしまいました。

悪いところは直さなければと思うのですが、自分でいいと思っているところが一番悪いと言われた場合はどうやったら立ち直れるでしょうか?

書きたいのに書く気力が戻ってきません。

上記の回答(編集部からの評価シートの結果が受け止められないの返信)

投稿者 あざらし : 1 投稿日時:

プロ志望という事ですので、サクッと書きます。
あくまで質問を読む限りですが、単純なはなし誤認ではないでしょうか。

>WEBの読者の方から若い子の繊細な心理描写が上手だと言われて

言葉とおり。

>独りよがりで主人公の心理に共感できない。

”好ましくない”と言っている。
独りよがり、は『独り善がり』とも書きます。
こう書くとグッとわかりやすくなると思いますが『独善的な主人公で(その)心理に共感できない』
もっと砕くと『ちょっとこの主人公、鼻につくな』

>もっと読者のことを意識して書きましょう

物語を通して読者がもっとも寄り添うのが主人公。
その主人公が善人である必要は必ずしもないけれど、少なくともクラスメイトにいてたらいいな、ぐらいはクリアするべきでしょう。

物語に合わないというなら、それは書き方の問題で、心理から一定の距離感を読者が感じられるように書くべきかと思います。
つまりは『もっと読者のことを意識して書きましょう』です。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 編集部からの評価シートの結果が受け止められない

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元記事:型に嵌ってるって言われた

皆様お久しぶりです。一作目に書いていたものがようやっと推敲も終わったので、また友人に読んでもらいました。しかしその友人からは「最初に見せてもらったやつより、キャラ造形がラノベラノベし過ぎだししかも古臭い。90年代か!このツンデレは分かりやすくツンデレになってしまってイカンよこれは」って言われました。実際私が読んで参考にしたのはその辺から00年代初中期のものだったんですが、やっぱりキャラ造形やストーリーに新しい古いはあって、しかも読んだら作者の腕によってはそれと分かるんでしょうか?
最近は書く方ばっかになって読んだのはどすこい転生くらいのものなんですけど、書いてるものの参考元が見破られたり、努力と思ってしたことがその程度だった場合、どうやってその状況から抜け出しますか?
最初の頃に友人に文章が商業作品と比べるとアレって言ったのは読み返すとよく分かるし、比べると私頭使って書いたりこれと思うような文章がまだ書けてないなと思って凹んだりします。

上記の回答(型に嵌ってるって言われたの返信)

投稿者 あざらし : 0 投稿日時:

ツンデレという概念が古いんでしょうがないです。
などという半分冗談みたいな一文から書きはじめましたが、まじめに源氏物語ヒロインのひとり”葵の上”なんて完全にツンデレですし、1000年も前のフィクションから存在します。
つまり”そういう性格の一面”は時代とは関係なく、不変のもの。
問題はツンデレそのものじゃないということでもあります。

まず、最初に。
失礼ながら混同してませんか?
キャラクターってのは、とどのつまり性格や性質のことです。
ツンデレというのは記号であり、性格でいうと”そういう”一面。性格の全てを表すものじゃないですよね。
プロ作品のツンデレキャラ5名をあげたら、5通りの性格があります。

ツンデレという概念は古くからありますが、00年代に乱立したので記号っぽさが際立ってます。これがご友人の『90年代発言』だろうと思います。
ツンデレそのものの基本的な人物像は敵対的な態度と、好意的な態度のギャップ。二面性を持つというだけで、これは90年代だろうが最新作だろうが根本は変わりません。

問題はツンデレにあるのではなく、キャラクターの性格がしっかりと固まってない、読者に印象づけられてアピールできるエピソードがない、といった所にあるのではないでしょうか?
読者にとっては『性格ではなく、記号的なツンデレだけが伝わる』状態。
その結果、

>古臭い。90年代か!
>このツンデレは分かりやすくツンデレになってしまって

この、ご友人の発言になってませんでしょうか?

>やっぱりキャラ造形やストーリーに新しい古いはあって、しかも読んだら作者の腕によってはそれと分かるんでしょうか?

順が変わりますがストーリーから。
『古くさい』ストーリーというのはあります。新作であってもそう感じるのもありますし、凡庸な作品なら10年も経てばそうなります。
同時に実際古いのに『古さを感じさせない』ストーリーもありますし、『古くても気にならない』というのもあります。

お勧め作を。
【谷川流著:涼宮ハルヒの憂鬱】
昨年シリーズ最新刊が出たり、一般レーベルで再発行されたりしましたが、本作は2003年ですから、18年前のラノベ
高校生が携帯を持ってないという時代背景はありますが、それだけのこと。
新たに読んでもストーリーから古くささは感じないと思います。

次にキャラ造形。
性格に古いも新しいもありません。
”古風な性格”というのはあるでしょうが、これは立ち居振る舞いや、言葉遣いを総括してです。

道で知り合いと出会った。相手は気づいてない。さて、どうするか?
というのが性格です。
『黙って通り過ぎる』というのも性格ですし、『声をかける』というのも性格。
声をかけるにしても、『普通に「こんにちは」』とか『こっそり近づいて後ろから、「わっ!」と声をかける』のもいるでしょう。
相手から気づいてもらえるように『回り込んで、目の前を通り過ぎる』なんてのもいるでしょう。
問題は、あなたのキャラクターなら、どんな行動を取りそうか?
作者が考えるのは論外で、キャラクターの性格から読者が『こうしそうだな』と浮かぶのが普通です。
古いとか新しいじゃないと思いますよ。

>参考元が見破られたり、努力と思ってしたことがその程度だった

なんにせよ、新しい風を脳内に吹き込みましょう。
閉塞した空間から新しいものは産まれません。

お勧め作を。
超有名な劇画原作者であり『キャラクター原論』の提唱者、故小池 一夫氏の作品から。
【小島剛夕 作画:子連れ狼】一口コメント:読んだことはなくとも聞いたことはあるはず。つまりそれだけで読んでみる価値はある。後は好み。
【神田たけ志 作画:御用牙】一口コメント:ダークヒーロー時代劇。たまにメチャクチャなことをやるが全部気合いで納得させる(読者を)
【叶精作 作画:実験人形ダミー・オスカー】一口コメント:最初期のCG作画漫画。名言「デラべっぴン」
どれも劇画なんで、絵柄の好みもあるでしょうし三作品あげました。
小池一夫氏の原作はなんせキャラが立っているのですが、特に【御用牙】と【実験人形ダミー・オスカー】は異様なほどです。
ただし、18禁シーンが多い(といっても青年誌程度)のでご注意を。
試し読みや全巻無料キャンペーンになっているものも多いです。

映画から。
【堀貴秀監督:JUNK HEAD】予告:http://y2u.be/H9IhR00WF0c
独学かつ、ほぼ一人で映画を作るという偉業。
ストップモーションアニメのイメージが強いほど驚くと思います。
素人作品といえば確かにそうなのですが、正直表現に困る良さがあります。
ひとついえるのは見ないと損する作品です。
単館上映ですが、まだ公開している映画館が近所であれば幸運です。運良く公開してたら監督が自ら作ったパンフレットを是非。プロとは違ったベクトルで見事な出来です。
公開がなかったときのため、期間限定冒頭10分予告バージョンのリンクを。http://y2u.be/T2tFGeLvPW4

タイトル『型に嵌ってるって言われた』から、有名作・話題作が多くなりましたが、好みがあれば仰ってください。
小説・漫画・映画なら、たいがいの要望に応えられると思います。

ではでは執筆頑張ってください。
応援いたします。

カテゴリー : 創作論・評論 スレッド: 型に嵌ってるって言われた

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元記事:人間とAIの恋愛について

現在練っている小説のプロットで、主人公は高校生、ヒロインはAIで、二人がARゲームの中で知り合うんですよね。
それで徐々に惹かれていくんですけど、AIと人間の恋愛や人権についての意見があったら聞かせてください。
また、それについての面白い論文などがありましたら是非紹介してくれればと思います。よろしくお願いします。

上記の回答(人間とAIの恋愛についての返信)

投稿者 和田慶彦 : 1

AI、というか自我を持ったゲームキャラとの恋と言えば私はニトロプラスの「僕と彼女と彼女の恋」、フリーゲームの「ドキドキ文芸具」、花沢健吾の漫画「ルサンチマン」、デスクトップアクセサリーの「人体視願/ヴィイ」などを思い出します。
他の攻略対象を抹殺して主人公(の扱うプレイヤー)を監禁したり、主人公をゲームの世界に引き込もうとしたり、主人公のいる現実世界に行こうとあがいたり、「主人公と自分の住む世界が違う」事に悩む姿が印象的でしたね。
ゲームを終了したりしばらくゲームを起動しないとゲーム起動時に会えなくて寂しかったとかもう会いに来てくれないんじゃないかと思って怖かったみたいな事を言ったりしてきます。ネットの検索履歴やハードディスクの中身をを参照してそれに対応したセリフを言ってきて「私はお前をちゃんと見ているぞ」とアピールしてきたりもします。それと同時に「私は本当のあなたが男か女かさえわからない」と嘆いたりします。想像していた人間とネットカメラを使って観た実際の人間の違いを受け入れられずに「あれは本人じゃない」と拒絶反応を示す、というエピソードもありましたね。
AIに心や感情があるか、という話がありましたが、人間の心だって脳の神経を伝う電気信号の集まりみたいなものなので、コンピュータの「情報処理能力」や「判断能力」が極まってくれば、そこには生物の「心」と大して変わらない物がやがてできるんじゃないか、と個人的には思います。それが人間と同じ価値観を持つものかは別として。
探してみると割と手垢のついた、しかし恐らくは答えの出ないであろう問題なので、自分なりの答えを出せるのなら面白いものを作れる題材だと思いますよ。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 人間とAIの恋愛について

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投稿日時:

元記事:技名口上

異世界系とかで、魔法を放つ時や、剣で斬りかかる前に、技名て書いた方が良いんですか?

あまり書きたくない派です

技名を書かない人がいたら、どういう書き方するのか教えてください。

上記の回答(技名口上の返信)

投稿者 手塚満 : 1

魔術や武術等の技名を書くか否かが先決ではなくて、文章で何を描くかによって、技名が必要か否かが決まります。以下、少し説明してみます。

1.北斗の拳の事例(北斗と南斗の相違)

文章と言っておいてなんですが、有名な、もう古典と言っていい「北斗の拳」から少し。主人公ケンシロウは技名を言いますね。おおむね技を放った後です。かつ、しばしばその技でどうなるかも解説してます。すると打たれた敵が驚いて、バーンと破裂。

これは主人公が使う「北斗神拳」の設定によるものです。経絡秘孔を突いて、人体を破壊する技ですね。人体内部で先に起こることなので、何が起こったかは(最初は)見えません。ですので、技名+秘孔名+技効果を説明しないと、威力が感じられないわけです。説明を要するので、打たれた敵が死ぬまでの時間的余裕も設定されています。

「北斗の拳」にはライバルの拳法として南斗聖拳があります。こちらは通常の拳法同様、打った力で破壊です。技名はいくつかつけられていますが、北斗神拳ほど重要ではありません。使い手が殴れば敵は即座に破壊され、手を振った途端に斬られるという、分かりやすいものだからです。
(奥義は別で、後述します→5)

2.とある魔術の禁書目録の事例(魔術と(超)能力)

魔法系では「とある魔術の禁書目録」がありますね。魔法系では魔術と(超)能力に二分されています。(超)能力のほうは単純な性質が設定されているものが多い。御坂美琴ですと電撃です。電気を直接流す場合は説明を要しません。少し応用が入るのが「超電磁砲(レールガン)」ですが、序盤では発動前に少し説明が入る程度です。

魔術のほうは((超)能力との差異を出すため)発動条件が複雑になって、手がかかることになっています。こちらは魔術名よりも段取りがあることが明示されて、魔術だと分かることが多い。ストーリーを左右するほどの魔術だと、一回こっきりしか使われないことが多い。

3.繰り返し使われる(多少でも複雑な)技は名前がつく

どちらも技名が重要ではないわけですが、しばしば使われる(超)能力や魔術については、技・魔術名が便利に使われています。何度か名前と説明付きで技を発動したら、読者が覚えてくれます。そうなれば説明抜きの技名だけで済ますことができ、話を運ぶテンポが良くなります。

あるいは、一度しか発動しないけれど、ストーリーの重要アイテムであれば、キャラがしばしば言及することになります。この場合も技名があるほうが、読者が読みやすいものになります。技名がなかったら、どういうものか説明を繰り返さねばなりませんので。

4.読者が知っている単純な技は名前が不要

しかし、例えば動きが単純な剣技だとどうでしょうか。主人公が居合抜きのような剣技が得意技だとして、「剣に手をかけたと思ったら、もう振り下ろしていた」くらいでしょうか。剣道にあるような基本的な剣技も同様です。技名が必要とは思えません。ルパン三世の石川五ェ門は技名を言いませんし、仮にノベライズしたところで技名は必要にならないでしょう。

5.威力感を出すときも技名ありが多くなる

しかし「るろうに剣心」では奥義クラスの技には名前がついてます。奥義らしくするため、剣の動きなどが目立つようにされているからです。見た目だけでは、ぱっと見で区別がつくものではなく、技名も添えることで、読者が主人公が何をしたかがすぐ理解できるようになっています。かつ、技に名前があることで威力についての説得力も増してます。

例えば、ただのストレートパンチだが岩をも砕く、となれば、技名があったほうが迫力を感じやすい。その技の持ち主だから強い、その技が出そうという緊迫感、といった表現もやりやすくなります。文章作品でも使える手法です。

6.描くものの都合で技名の有無が決まる

いずれも作品で何をどう描くかが先にあって、技名の有無の必要性が決まって来るわけです。ですので、技名の有無から考え始めると、ややこしくなるように思います。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 技名口上

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元記事:底辺作家が【天才ラノベ作家】をキャラとして書く方法

【エロマンガ先生】や【妹さえいればいい】のような、
【ラノベ作家ラノベ】のプロットが一つあり、
その中で【天才ラノベ作家】系キャラを主役級キャラとして出そうという
心づもりがあるのですが、
なにぶん作者である自分が投稿サイトでちまちま書いてる底辺作家なので、
どのようにキャラクターとして書けばいいのかわからなくて悩んでいます。

【天才ラノベ作家】を【天才ラノベ作家】として説得力を持たせるには
そういうキャラが書いたクオリティの高い創作物を(プロット、あるいは断片だけでも)見せて、
読者に【確かにこの作家は天才だ!】と思わせる=説得力を持たせることが必要だと思うんですけど、
いかんせん底辺作家の自分には実力がないので、天才レベルでクオリティの高い創作物はとてもじゃないですが書けないし、
そうなると【天才ラノベ作家】なキャラを説得力を持たせて書けない気がしてるのです。

例えば大人気漫画【ジョジョ】の作中で荒木先生が天才漫画家・岸部露伴を出したり、
過去に【デスノート】を大ヒットさせた大場つぐみ・小畑健両先生が
【バクマン。】で天才漫画家の新妻エイジを出したり、
そんな感じですでに実績のあるクリエイターがそういうクリエイターキャラを出すなら
(実際の作中作がどうであれ)ある程度は説得力あるんですけど、
(上記のエロマンガ先生の伏見先生と、妹さえいればいいの平坂先生も、
 過去作がアニメ化してるヒット作家です)
上記の通り底辺作家の僕には実績すらないですし。

【作家は自分より頭のいいキャラは書けない】という説もありますけど、
それって言いかえれば【作家は自分よりセンスのあるキャラは書けない】ってことでも
あるんじゃないかと思えて、そうなると現時点では実力も実績もない自分が
どのようにして実力実績最大級のラノベ作家をキャラとして書けばいいのか?という悩みがあります。
ご教示いただければ幸いです。

上記の回答(底辺作家が【天才ラノベ作家】をキャラとして書く方法の返信)

投稿者 手塚満 : 1

結論から申せば「心配ないから書き進めればいい」です。ですけど、それだけでは意味不明ですから、以下少し説明してみます。

1.天才の仕事の成果を見せる必要があるか否か

ミステリですと、探偵は頭脳明晰の天才、犯人もしばしば知能犯だったりします。そして探偵は犯人のミスを見抜いて、決定的な証拠を見せなければなりません。天才としての仕事の結果を出さなければならないわけですね。

一方、小説家(などのクリエイターとして)の天才だったらどうでしょう。天才が書いた、見事な小説を見せないといけないなら、その作中小説を実際の小説で書いてしまえばいいわけです。プロットでも同様で、誰もが唸るプロットだったら、自分で使ってしまえばいい。

詐欺的な金儲け話でもよくありますよね。「これを売れば、簡単に大金が手に入りますよ」「マンションオーナーとして部屋を貸せば」とか言ってる。これに対する簡単な返しは「じゃあ、自分でやれよ。なぜやらないんだ?」です。しかし、儲け話の持ち掛ける口上自体は巧いものです。なんだか儲かりそうな話に思えてしまう。

2.天才小説家に見えれば充分

リアルの小説家ではなく、作中の天才小説家キャラも同じです。面白い小説を書きそうに見えれば充分であるわけです。劇作家の言だったと思いますが「(フィクションでの)キャラが郵便配達人であるのは不可能で、郵便配達人に見えることだけが可能」というのがあります。

郵便配達人役に必ず郵便配達人を起用するのは事実上無理でしょう。脚本家だった郵便配達人ではない。そうでない脚本家が郵便配達人っぽく書き、やはり郵便配達人でない役者がそれらしく演じるわけです。

小説の登場人物は架空であることがほとんどですから、やはり「そう見える」までが可能であるわけです。しかもミステリと異なり、作中の小説自体をそのまま、あるいはプロットでラストまで示す必要もありません。問題は作中読者の反応でしょう(スレ主さんの小説の読者ではない)。

3.「美味しんぼ」の読者は料理を食ってない

コミックですが「美味しんぼ」もそうですよね。コミックですから読者が料理を味わうわけにはいきません。通常はレシピも提示しませんから、作中の料理を読者が作ってみるわけにもいかない。しばしば名人レベルの料理職人の巧みな技だったとされていて、分かっても作れないことも多い。

なんでそれで「美味しいに違いない」と思えるかといえば、作中のキャラが食べて「美味しい」と喜ぶからですよね。何人もが異口同音に言うことも多いし、食通とされるキャラ、高名な料理批評家とか、肩書持ったキャラも褒めたりする。だから読者が「美味しいはずだ」という気になるわけです。

原作者は「美味しんぼ」主人公や、対抗キャラの境地まで達していそうにありません。達していたなら、例えば原作者の料理番組とか企画され、放映されて、「美味しんぼ」同様の人気を博したはずですが、そんなものはない。原作者とて、上級者や達人の世界を学んで、それらしくフィクションに仕立てたに過ぎません。

そんな作品例は挙げたしたらキリがないはずです。むしろ、経験談的な作品のほうが少ないでしょう。ほとんどの作者は自分にできないことを作中のキャラにやらせるわけです。天才小説家も例外ではありません。

4.岸部露伴の漫画は誰も見てない

「岸部露伴」は荒木飛呂彦さんが描いたという「肩書」で実在感が出てるんでしょうか? どうもそうではありません。「岸部露伴」について語る人は多々あれど、荒木飛呂彦さんだから許せる、なんて話は寡聞にして知りません。「岸部露伴」単独で面白く、実在感があり、かつぶっ飛んでいるわけです。

荒木飛呂彦さんとて「他人の頭の中を読み取れたらいいなあ」と思ってらっしゃるんじゃないでしょうか。自分ができることより、自分が欲しいことを語るほうが、作っていても面白いし、読者も惹きつけやすいはずです。「新妻エイジ」も同様です。エイジのレベルに大場つぐみさん・小畑健さんが追いついているなら、エイジのように見いだされ、人気を博していたはずです。エイジは両先生にとっても憧れる、仮想的で理想的な(一面がある)人物であるはずです。

5.手持ちではなく想像の限り尽くして作る

藤子不二雄さんの言だったと思いますが「自分ちの冷蔵庫の中を眺めて献立を考えるな」というコツがあります。そんな制限を設けず、何が食いたいかを考えろというわけです。自分ができることだけに留めるな、ということですね。だって想像の産物を作るわけですから。実在してなくていいし、実在してないほうがいい。

どうせ作中の天才小説家の小説は、実在の読者には見せないのです。繰り返しですが、作中の読者が「すごい」「面白い」と言って読んでいればいいのです。その部分はもう知ってるわけじゃないですか。

6.しかも大事な部分はもう持っている

スレ主さんは「ジョジョ」の作中人物ではなく、実在していて「ジョジョ」の「岸部露伴」の言動、行動を見て/読んで、「凄そうな漫画家」とお感じになったはずです。「新妻エイジ」についても同じではなかったですか?

そうであれば、その部分はもう「自分ちの冷蔵庫の中」にあります。別に岸部露伴や新妻エイジに限らない。いろんな作品に感動し、作中キャラに感じ入り、同好の友人、知人と感想を言い合ったりもしたはずです。このご質問でも例にあげ、自分が到達できないとうらやんだりもしているわけでしょう?

ですから、もうやれています。心配することはありません。そのお気持ちを作中の読者キャラで具現化すればいい。その読者キャラの感動する様子から、自然と天才小説家キャラも浮かび上がってきます。

7.「けいおん!」の事例から

具体的なことも少し。「けいおん!」アニメ(第1期)は連作4コマ漫画から、ストーリーのある1クールアニメに仕立てられ、人気を博しました。簡潔にあらすじを言うと「高校に入学した主人公が軽音部設立に巻き込まれ、仲間と練習して、2年になって学園祭で講堂で演奏した」という話です。平凡で至極つまらないあらすじでしかありません。武道館コンサートとかじゃないですから。

しかし大人気となり、作中で使われたギブソンの高価なギターを買い求める人が続出するほどでした(2年先まで予約が埋まったとのこと)。どこがどう面白いとはいえない作品でした。見てない人に説明しても伝わらない。ですが、通しで見てもらうと、ほぼ全員ハマるんです。

そういう実例があるわけです。あらすじやプロットだけで作品の成否が決まらないという事例です。詳細な作り込み次第で、いかような出来栄えにもなることもあるわけです。

作中でも使える手です。実際に簡単なあらすじと設定を説明するけれど、つまらないものでいい。それが天才小説家の手にかかると、全くあらすじ通りだけど、面白くて仕方ない小説に仕上がる。としたら、小説家キャラの天才性が感じられる運びにすることも不可能ではありません。だって、実際にそういう事例があるわけですから。

ですので、やはり心配はいらないわけです。つまらないプロットを作中で提示してすら、天才ぶりの見せようもあるわけですんで。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 底辺作家が【天才ラノベ作家】をキャラとして書く方法

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