小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

サイドさんの返信一覧。最新の投稿順10ページ目

元記事:長編を書きたい

再びの質問、失礼します。
今、6万文字ほどの長編が書きたいと思っています。しかし、今まで書いた最高文字数は2万文字ほどです。
長編を書くために必要なことを教えてください。

上記の回答(長編を書きたいの返信)

投稿者 サイド : 2 投稿日時:

2万文字の作品を2つ繋げて、6万文字の長編にすればいいと思います。

僕自身も長編を仕上げた回数が多いわけではないので、偉そうなことは言えませんが、10万文字以上の長編とかを書こうとすると途方に暮れてしまうので、今は、1~2万文字の短編と言うか、エピソードを重ねて、一つの物語にするようにしています。

最後のオチから外れさえしなければいいので、個人的には一気に長編を作ろうとするより楽という感じですね。
今できないことをしようとするというより、今できることを積み重ねるイメージでしょうか。

ただ、これは僕の感覚なので、別の書き方もあるかと思いますので、一つの参考としてだけ捉えていただければ、幸いです。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 長編を書きたい

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元記事:ネット小説大賞について

第9回ネット小説大賞に応募しようと考えているのですが、どのような作品にするか方向性がまったく決まりません。
自分の書きたい作品で良いのか、それともなろう受けの良い作品でないとダメなのか。
後者の場合は具体的にどのような作品がなろう受けが良いのか、教えて頂きたいです。

上記の回答(ネット小説大賞についての返信)

投稿者 サイド : 0 投稿日時:

ちょっと前に、管理人様のブログに

小説の書き方講座。Web小説とラノベ新人賞の3つの大きな違い

というものがあるので、参考にされてはどうでしょうか。
Web小説と新人賞の違いを認識しておくだけで、方向性は見えて来るかと思います。

カテゴリー : 流行分析(なろう研究) スレッド: ネット小説大賞について

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元記事:頭が真っ白になって一文字も小説を書けない状態が続いています

小説を書き始めてから10年弱経っている者です。その間何年も小説から離れたり、数万文字書いたら数ヶ月離れたりしていました。
創作期間をギュッと纏めたら、恐らく1年にも満たないと思います。

本題ですが、私は長編小説はおろか、短編小説も書けません。
ショートショートも1年に2、3作書けているか、いないかといった現状です。

ここ最近、読書も映画鑑賞もできなくなり、一時間ドラマの内容も理解できなくなりました。30分アニメを再生する気力もありません。

パソコンをうつことはできているのですが、この相談を打っている間も、頭に霞が掛かっているような状態で、小説を書こうとすると、自分でも訳が分からなくなってしまいます。

とりあえず書けというアドバイスは色々なところで見かけるのですが、そもそも小説を書く気力が沸きません。しかし、小説を書かないと決めると凄く悲しい気持ちになります。

もう笑わなくなって何年にもなります。毎日消えたい気持ちと戦っているのですが、何か自分を楽しませるようなことをしようと思っても、趣味だったものが消えてしまいました。一番の趣味といっても良いのが小説を書くことだったのに。

ちなみに精神病院で行ったIQ検査で言葉の意味を理解する知能が一般より劣っていると言われました。鬱を発症しているのも原因かもしれません。

しかし、鬱は何時治るか分からない病気ですし、完治するのを待っている間に、唯一楽しかった小説を書くことをしたいです。

どうして気持ちが相反してしまうのか分かりませんが、どなたか似たようなモチベの下がり方をしたり、私の様に鬱だけど小説を書いている、知能が劣っているけれど小説を書いているといういう方がいましたら、またそうでない方でもアドバイスをいただけると幸いです。

上記の回答(頭が真っ白になって一文字も小説を書けない状態が続いていますの返信)

投稿者 サイド : 2 投稿日時:

はじめまして、サイドです。
三十過ぎて結構いい年になっても、プロになりたくて短編やら長編やら書いているものなんですが、最近心掛けていることがあるので、書き込みさせていただきました。

文面からいろいろ考えたんですが、「睡眠をとること」が一番いいと思います。
今まで、「長時間書き続けられる」とか「量を書く」とか、それらができなきゃダメと思っていたんですが、「あえてやらずに寝る」と身体と心のバランスが良くなることが多くなりました。

それに伴い、筋トレ、運動、睡眠、食事などの本を何冊か読んだんですが、総合した印象として優先順位は、

睡眠>食事>運動

だと感じています。

健康雑学ですが、睡眠と覚醒(パフォーマンス)はセットです。
睡眠中の脳と身体の中では、自律神経や脳内化学物質、ホルモンが休みなく働いており、日常生活のクオリティはそれに大きく左右されているそうです。
肥満、糖尿病、高血圧などの生活習慣病疾患を抱える割合は、睡眠が少ないほど高く、フランスの平均睡眠は8.7時間。アメリカは7.5時間。日本は6.5時間で、僕も意識して変えるまで、6時間ていどしかありませんでした。

個人的な体感で申し訳ないところですが、感性を磨こうと思い、寝る前に30分アニメを見たり、本を読んだりしてた時間を思い切って、睡眠に当ててみたんです。
で、今はいろいろなことにやる気やクオリティが戻ってきている感じがしています。

寝ている間に成長ホルモンが出れば、覚醒している間の体調が整うって理屈ですね。
Aをしないことによって、Bができるという発想に近いかもしれません。

また、創作に限らず、何かを行動に移す前に「やる気」をなくならないようにする。
意志力が底をつくことを、『自我消耗』と言って、この状態に陥ると、わずかな誘惑にすら抵抗することができなくなり、自制が効かなくなります。(ずっと動画を見てしまうなど
この状態に陥っているなと感じたら、さっさと寝た方が、いい結果がでることもあるのではないでしょうか。

大分、横道に逸れたことを言ってしまいましたが、個人的には、
「最低7時間、可能なら8時間ていどの睡眠を必ずとる。取れなかった日に仕事が不調、趣味に打ち込めないなら、才能とか努力以前の問題」
と思うようにしています。

なんだか、ごちゃごちゃしてしまいましたが、何かの助けになれば何よりです。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 頭が真っ白になって一文字も小説を書けない状態が続いています

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元記事:異能力ものに関して

異能力ものを作っていて異能力を作っているんですが、異能力って制限・制約、範囲、対象などこれら全て細かく設定した方がいいですか?描写するかどうかはともかく。
自分はなくていいと思うんですがそれだと制限・制約の中で繰り広げられる頭脳戦(できるかどうかはさておき)の面白味が減ってしまうと思います。
あと、それらが必要ならば、どのようなものにすれば面白くなるでしょうか。
参考にさせてください。

上記の回答(異能力ものに関しての返信)

投稿者 サイド : 1 投稿日時:

個人的には、決めてあった方がいいと思います。

先日、劇場版の「SHIROBAKO」(アニメの制作現場を描いた作品です)を見ていたんですが、CGで「峠を攻める車のお尻が揺れるシーン」を、どう作るかみたいなやり取りがありました。
細かなセリフまではうろ覚えですが、大まかには、

新人 「物理法則まで意識して作っても、誰も気にしないですよ!」
ヒロイン 「分かっててやらない(描写しない)のと、分からないままやらないのは、全然説得力が違うから!」

みたいなやり取りだったと思います。(かなり大雑把な記憶ですが……
僕個人としてはその通りだと感じています。
ですが、新人の主張の中には、
「そんなこだわり持って、完成しなかったら本末転倒ですよ!」
って意味もあったので、一概に設定を決めておく、おかないの是非を決定することはできないと思います。

なら、どう舵を取るかというと、あまくささんの仰る通り、「異能力をモチーフとして何を表現したいのか」を考えておく事が重要だと思います。
異能力、車、使うツールは違えど、何を伝えたいかが分かっていれば、方向性や必要性が分かる。
そこを煮詰めるのはとても辛いと思うんですが、やっぱりある程度決めていれば、物語が佳境を迎え、いざとなった時、進める方向に自信が持てるのではないでしょうか。
なんか、ごちゃっとしましたが、何かの助けになれば、幸いです。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 異能力ものに関して

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元記事:がむしゃらに書いたけれど別のものが書きたくなるアレはどうすればいいのか

https://www.alphapolis.co.jp/novel/192348381/719156763
まあこれなんですけど。
一応、伏線やらなんやら、できる限りはやったんですよね。
随分前の話なんですが。
第一章まではやる気全開なのに途中で別のことによそ見をしてしまい、第十章で完結させようと思いきや飽きてきて放り出してしまいました。
書いてる途中で話の流れがスムーズではないなとか、設定を無理矢理ねじ込んだりとか悪手をとるようになり、これは没にしたんですよ。
モチベーション維持ってどうすればいいですか? 手掛けている作品の質を落とさないようにするくらいのモチベーション維持が未だ分かりません。

上記の回答(がむしゃらに書いたけれど別のものが書きたくなるアレはどうすればいいのかの返信)

投稿者 サイド : 2 投稿日時:

僕も長編を書いているとよくそうなるんですが、「アレ」は承認欲求だと思っています。
個人的な解決法は、別のもの……例えば、掌編や短編を書きたくなったら、書いてしまうことでしょうか。
承認欲求モンスターになってしまっているので、抑え込もうとせずに、書きたい物を書きます。

その際、
「別の作品へ目移りさせることで、長編へのモチベーションが尽きてしまうのではないか?」
「別のキャラクターのことを考えることで、元の作品のクオリティが落ちてしまうのではないか?」
「よそ見は、なんか、不誠実な気がする。浮気癖がつきそう」
など、僕も悩むんですが、思い切って別の方向へ舵を切ってしまった方が、すっきりすることは多いです。
もちろん、その際に書く掌編や短編を手慰みにとか、適当でいいとかは思いませんし、一生懸命やります。
そうすると長編へ戻った時、冷静になり、見えていなかった矛盾や、キャラクターの描写のブレに気付く事も多く、却ってプラスになることもあって、無駄じゃなかったなって思う事もあります。

ただそれは、ちゃんと長編のプロットを最初から最後まで組んであるということが前提です。
長編のテーマが浮かばない、設定が見えない、ストーリーの矛盾の解決法が分からないまま、別へ行った場合、いつも失敗して嫌になって放置って流れですね。

悪手ばかり打ってしまっても、自分の部屋のゴミ箱蹴っ飛ばすくらいのことはしてもいいと思いますし、モチベーションが維持できるなら、思い切って別のものを書くのも手段の一つではないでしょうか。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: がむしゃらに書いたけれど別のものが書きたくなるアレはどうすればいいのか

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元記事:ボカロ曲の「本歌取り」について

 若宮澪です、最近は頑張って改稿してます(二話目まで終了) 少し息抜きがてら皆さまにお聞きしたいことがありスレを立てさせていただいた次第です。

 さて本題なのですが、現在改稿したシーンの一部にボカロ曲の歌詞を彷彿させる(というかほぼ引用か?)文章があります。参考までに下部にて示していますので、見ていただけると幸いです。それで、こういった歌詞の「本歌取り」ってどこまで許されるのでしょうか? 歌詞のワンフレーズでもアウトなのか、それとも意外に広い範囲まで許容されるのか、教えていただけると幸いです。たぶん後ろのやつは大丈夫だけど、前のやつが怪しいんですよね……。

[問題の文章(本文)]

 ◆|形骸的残響《ゴースト》に絆されながら、黄昏る街を駆け抜ける|屍者《ゾンビ》のように、市民達にただ盲目的に改革という|都市幻想《ファンタジー》を押し付けて、貴族社会にひしめき合う|固定概念《スノッブ》と漂う|皮肉の人生《クロエ》を壊し続けた。

 ≪元歌詞は「帝国少女(R Sound Design様)」より

 ◆形骸的残響に絆され黄昏る街を駆け抜けるゾンビ

 ◆盲目的都市幻想 ひしめき合うスノッブと漂うクロエ

 の二フレーズ≫

 ◆僕という|残響《ゴースト》を|蒸電併用列車《バイレール》の窓の景色に透かす。

 ≪元歌詞は「幽霊東京(Ayase様)」より

 ◆今日だって独り東京の景色に透ける僕は幽霊みたいだ

 の一フレーズ≫

上記の回答(ボカロ曲の「本歌取り」についての返信)

投稿者 サタン : 2

私は元歌を知らないので何とも言えないが、法的には単語やフレーズは問題ない。解釈次第で断定できないため。また組み合わせたり創作部分があるのでコピーとは判断されないため。
なので、あとは作詞家やファンの間でどう判断されるかっていう心情の問題になる。

そもそも本歌取りって文化を知らない人も多いと思うので、パクってるやん!って思われかねないところもあると思う。なので前もって「これは有名な歌を引用したもので本歌取りって言うんだよ」みたいな文化の説明シーンがあったりだとか、物語の中で先に言い訳みたいなことしておけば、ある程度は抑えられそうではある。「これは本歌取りであってパクリじゃありません」って考えられるから。

けど、元歌を知ってる読者はやっぱ「ん?」ってなるから、判断は難しいんじゃないかな。
本歌取りにしてもその世界で有名な歌でやれよってなると思うから、ファンタジー世界なのに実際にある歌の歌詞でやる意図があってそれに納得できるかどうか。かな。
でも、うーん。
繰り返し私は元歌を知らんのでなんとも断言しにくいが、このくらいなら 読者が参考元を察する 程度で済むような気もする。
私が読者なら、ギリギリで 影響を受けた作者の文章 って認識かなぁ……

カテゴリー : 著作権・オリジナリティ スレッド: ボカロ曲の「本歌取り」について

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投稿日時:

元記事:『プロローグ相談』の人口が少ないのでこちらで相談させてください、第二弾。

 大野です。お久しぶりです。
 以前から相談していたロボットモノの再構成版・プロローグの相談です。
 用語とかは結構似通ってるんですけど、設定は色々変えました。作品としては『ポストアポカリプス世界での日常』みたいな感じですかね。『明るくて未来を信じられる感じの「人類は衰退しました」』を目指したい作品です。

以下、企画概要。

・舞台は魔術文明が栄えた後、次第に『生活に必要ない技術』を封印して行ったあとに大規模な戦争で『技術全部』を開封した挙句、両軍が壊滅するまで戦争したファンタジー異世界。その戦争の中心地で荒野となった『空白地帯』のとある難民キャンプ。戦後十年ってところ。

・主人公は戦時中の基地跡を盗掘してきて、売り払う仕事の十五歳の少女。同業者が街に何人もいて、彼らが拾ってきた素材をリメイクすることで、難民キャンプは徐々に復興してきている。

・世界観/設定や主人公の拾ってくるモノの中に、色々な謎を詰め込むんだけど主人公たちが謎解きをするわけでもなく、大半は『匂わせる程度』。ストーリーの基本は盗掘屋同士の人間関係だったり、『町』の軍人たちの回想だったり、行き違いで戦闘になったことをきっかけにする事件の解決だったりを繰り返す、あくまで日常。大規模な事件は起こらない。

・やりたいこと『ロボットアクションしつつ、SFっぽい世界で重い過去を持つ者同士に明るい人間関係を築かせる』

こんな感じの企画です。
形式としては短編連作になるかなと思っています。
以下、プロローグ。

大きな戦争が終わった。十年ほど前の話である。
 かつて魔法文明によって三千年の栄耀栄華を誇った大陸統一国家、パルム帝国を二分する内戦――俗に『壊滅戦争』なんて呼ばれるそれは大陸の中央に大規模な空白地帯を生み出した挙句、両軍の実に七割以上という損害を出して終結した。
 十五年にもわたって行われたその戦争の中で、両軍はかつて封印したはずの『兵器』としての魔道技術を持ち出してまだ争い、殺し合った。
 その残骸は、今なお数多くが空白地帯の荒野に埋まっている。

「今日はこんな所かなーッと!」
 ガサゴソと、巨大ロボットーーGG(ギア・ゴゥラム)と呼ばれる戦時中の二十メートル級人型魔導兵器を操縦しながら少女が声をあげる。
 彼女の名前はライカ。十五を少し超えたばかりの少女だが、学校なんて贅沢な物もない上、この空白地帯(ワイルドランド)では少なくない孤児とあって、もはやすでに一人前の仕事人である。
「このあたりの基地跡も漁りつくしたしなァ……。そろそろ狩場を変えるか……」
 ぶつくさ言いながらも操縦桿を動かし、GGにひもで結わえ付けた荷台にそこらから拾った鉄くずを投げ込んでいく。
「ケーッ! GGの一台、銃の一丁もないでやんの。しけてやがる」
 ぶつくさ言うと、彼女は機体のスラスタを吹かし基地跡を飛び出す。
 とは言ったって、ここ三カ月近くに渡って彼女が盗掘に来ていたのだから、残り物が無くても仕方ない。
「いじゃ、今までお世話になりました、ッと」
 軽く会釈するようにGGの上体を曲げる。もともと小規模な基地だったらしいとは言え、春先からこっちひたすら掘り起こし続けてきたお陰で、基地の基礎や外壁のコンクリぐらいしか残り物はない。
 貯水タンクや、基地内の食堂まで盗掘したライカに探し漏らしはなかった。
「にしても、ここの基地は稼げたよなァ……」
 この規模の基地にしては、という条件付きであるが。比較的状態のいいGGが三機に、指揮官室に残されていた徽章などの貴金属類、更にはまだ使える整備用の道具など。
 色々なものが残されていたお陰で、この三カ月食いつないでこれたのだ。戦って散ったものが居るというなら哀悼の一つも示すが、それ以上に『飯のタネ』としての感謝がでか
い。
「しっかし、どこもかしこも惨澹としちゃって……。ま、生まれた時からだけど」
 戦争が激しくなったころに生まれ、物心つく頃には空白地帯の難民キャンプにいたライカにとってはこの光景こそ日常である。『惨澹とした』なんて言えるのは義理の親である酒場のおばちゃんに読んでもらった絵本のお陰だ。
 よく見ると、地面のあちこちに民家の跡や畑があったであろう微かな灌漑の溝・破片だけになった木材が散らばっている。すでにその跡すら消えかかっているところが、戦争の規模を物語っているとも言えよう。
「……ハァ。明日から、どうしよ」
 いくらか貯えがあるとはいえ、半年もあれば使い切る。その前に次の『狩場』を見つけねばなるまい。ため息をついたところで、生まれ故郷の『町』が見えてきてライカはアクセルをもう一段踏み込む。

「ただーいまー!」
 『町』に着くなり、彼女が愛機を飛ばして向かうのは彼女が北側から見て裏手の大広場。昔軍で働いていたという数名の査定担当が、拾ってきた鉄くずを買い取ってくれるところがあるのだ。
「おっちゃん! 今日も査定を頼めるかい!」
 自分用のスペースとして決められたところにGGと荷台を止めるとコックピットを開いて声を張る。
「おいおい、また盗みかい?」
 叫びを聞きつけて寄ってきた男をGGのマニピュレータで掬い上げて荷台の上に乗せるとトホホと表情を崩された。
 彼の名はトーマス。ライカが最も世話になっている、そして『町』一番の博識の査定屋にして、顔役の一人でもある。ちなみに年のころは三十とちょっと、『オッサン』と呼ばれるのが地味に辛かったりする。
「『盗み』って言い方は良くないぜ、おっちゃん。『盗掘』であっても『盗賊』じゃねぇ。それがアタシのポリシーだ!」
 山と積まれた鉄くずの傍で胸を張って少女は言うが。
「『盗掘』だって盗みだよ……」
 まったくその通りである。
「とはいえ、お前(まい)さんがたが居るからこの町は成り立っているんだけどね。どれ、荷台を見せてみな?」
 『町』なんて呼んじゃあいるが、ここもかつての難民キャンプの一つ。
 それが『町』と呼べる規模にまでなっているのは、屑鉄を回収・分別して分配し、建物を建てたり、生活に必要な道具に作り替えるシステムのお陰である。故にこそ、この町における『盗掘屋』は無くてはならない存在であった。
 ここが激戦区跡に近いということもあって、この街の復興は『空白地帯』全体でも屈指のモノであった。それでもまだまだ裕福には程遠いが。
「ありゃ、正真正銘の鉄くずばっかじゃないか! 魔道具の一つもありやしない!」
 査定、と言ってもかなりの量の鉄くずである。ライカにもわかるような金目のものは湧けて持ってくるにしろ、そうでなければ今回のようにまとめて持ってきて『魔道具を選別する魔道具』で探し出すのがいつものやり様であった。
「あのライカちゃんも不調かい?」
 割合勘が良いライカはこの町の盗掘屋の中でも屈指の稼ぎを誇っていたが、ここ数日は大したものを持ってこない。そのことに不信を感じてトーマスは尋ねる。
「いやいや、ここのところ世話になっていた『狩場』が引き揚げ時でね。屑鉄ごっそりかき集めてきただけだよ」
 それなら確かに納得がいく、頷いてからトーマスはもう一つ質問をつなげた。
「なるほど、ちなみに次のアテは?」
「アタシのことバカにしてんだろ、それを教えちゃ食っていけないよ」
 万が一にも手癖の悪い他の盗掘屋に聞きつけられれば、横取りされてしまうかもしれない。着けて来るヤツに多少分けてやるのは構わないが、まとめて持っていかれちゃ敵わないのである。
「言う割に、俺のことは信頼してくれてるみたいだけど?」
 今だって現に愛機と自分の取り分を全部預けているのだ。GG操縦がうまかったり、多少戦闘の心得こそあるがライカは少女でトーマスは元正規軍人。強引に奪い取ろうと思えばできるだろう。
「アタシだって、大概のヤツは信用しているさ。どっちみち今の時代、ズルして儲けたってたかが知れてるしな」
 世界全体が戦争によって疲弊して、貧乏なのだ。
 大金があっても使い道はなく、盗賊に狙われるだけ。それならば皆で協力した方がいいし、他が協力している中で一人だけズルをしたって、周りから袋叩きに合うだけだ。それがこの町の、何よりライカ自身の気風だった。
「微妙に男前な性格、相変わらずだねぇ……」
「『先取りされちゃあ敵わない』なんて言ってる時点で、アタシも十分女々しいよ」
 言った頃合いで、トーマスの査定が終わる。
「今日の料金渡すから、中心街までついてきて!」
 町の顔役、ということもあって中心街に大きな事務所を持つ彼は、そこで査定料金を渡すことにしている。歩く分手間だとしても、お金を盗まれないようにやむを得ないことなのだ。
「ちょいと待ってな。今コクピットにロック掛けていくから」
 言うと、コクピットの魔道式ロックを閉じ、上からさらに南京錠をガチャリとかける。
 魔道式ロック自体、数年前にトーマスがライカ専用に設定してくれたものなので他人には開けられないが、『念には念を』と言う奴である。
「とりあえず今晩は、掘り尽くし祝いに盛大に食うかな!」
 呑気なことを呟きつつ、ライカはトーマスを追って駆け出した。

上記の回答(『プロローグ相談』の人口が少ないのでこちらで相談させてください、第二弾。の返信)

投稿者 あまくさ : 2

文章も企画も、しっかりしているという意味では平均点は高いと思います。しかし、ラノベとしてはどうかということと、売りが有るかなどを考えると、物足りないかもしれないと感じました。
そこについては、読むせんさんのコメントの方が端的に分かりやすいですね。失礼して引用します。

>「あ、これは面白い奴!」というノリ

そうそう。そういうのをツカミと言うわけです。それは弱いかもしれません。

全体に地の文が説明っぽいです。
冒頭の背景説明は、あれはあれでどういう話なのか端的にわかるので、個人的には必ずしもダメではないような気もするのですが。しかし消極的に「必ずしもダメではない」ではなく、積極的に魅力を追求した方が公募などでは有利なんじゃないかなあ。

冒頭だけではなく、後の地の文も説明っぽいっです。例えば、

>巨大ロボットーーGG(ギア・ゴゥラム)と呼ばれる戦時中の二十メートル級人型魔導兵器

「と呼ばれる」と書いてしまうと、明らかに説明ですよね?
一人称ではなく三人称なのですが、そうであってもこういう小説の地の文には臨場感がほしいです。この世界の中の人間にとってはGGはGGであって、「と呼ばれる」なんていちいち思いも言いもしないはずです。じゃあ、誰が説明してるの?と考えると、作者が説明してるんじゃんとなってしまうんですね。読者としては、作者に説明されていると感じると興がそがれてしまうものです。

>パルム帝国を二分する内戦――俗に『壊滅戦争』なんて呼ばれるそれは

固めの文章の中にときどき「なんて」などのくだけた言葉をまぜていますが、ちょっと浮いている感じです。こういうのは上手くやれば読み味がなだらかになって効果的な場合もありますが、こなれていないと気になります。急にタメ口が飛び出したという感じ。地の文のタメ口も作者が読者に語りかけている印象を与えます。
ただ、いわゆる三人称一視点の場合は、地の文に視点人物の心の動きを織り込むのが上手い書き手もいるんですね。そのへんがすっと自然に読めるように書かれていれば、一人称風の三人称という高等技術になるわけですが難易度は高めかもしれません。御作は神視点寄りの三人称だと思うので、それにタメ口を入れるのは避けた方が無難かなと。

それと、読ませていただいた部分だけでは、「何か面白いことが起こりそうだ」という予感が弱いようです。状況そのものは面白そうなのですが、何か起こりそうという期待感はあまり感じられませんでした。

三幕構成の提唱者のシド・フィールドが、

◎キャラクターが銀行から出てくるシーンで、歩いて出てくるのか走って出てくるのかでまったく違うストーリーになる。

と書いています。銀行から駆け出して来るやつがいたら、それだけで何かやばいことが起こっている感じがしますよね?

私からはこれくらいです。ご健闘を祈ります。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 『プロローグ相談』の人口が少ないのでこちらで相談させてください、第二弾。

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投稿日時:

元記事:主人公の名前について

僕の主人公の名前は阿羅羯磨(あらかつま)という1966年に公開された映画「大魔神」の正式名をそのまま使って、「大魔神」を制作した方の公式Twitterにその事を伝えました。アドバイスがあれば幸いです。

上記の回答(主人公の名前についての返信)

投稿者 にわとり : 0

@daimajinkanon
世羽天師です。阿羅羯磨の名前を僕の作品の主人公の名前に使いたいなぁっと思い、無断で使うのはいけない!だけど、この公式Twitterが9年前の大魔神カノン。旧作の作成者本人に承諾を得たい。だけど旧作の作成者さんは今もご存命か?承諾をお伝えして頂ければ幸いです。お願いします!
https://twitter.com/xo5WeAvPL0zndX9/status/1152811373388169221

@kd_tokusatsu
始めまして。世羽天師です。あの、突然ですが、旧作「大魔神」第一作の魔神のあだ名でもあり、正式名称でもある「阿羅羯磨(あらかつま)」を僕の作品の主人公の名前に使いたいという気持ちを込めて「阿羅羯磨」の使用許可をしに参いりました所存でございます。どうかよろしくお願いします
https://twitter.com/xo5WeAvPL0zndX9/status/1152820888359694337

 権利者意識がちゃんとしているのはとても良いことだと思いますが、こうなってくると、あなたと角川&大映・特撮公式(@kd_tokusatsu)氏および大魔神カノン公式アカウント(@daimajinkanon)氏の当事者間の問題になってしまうので、外野であるわれわれがアドバイスできることはないように思います。
 まあ強いていうなら相手方の立場を考えたとき、"目に触れない場所でやるぶんには追及できない"というような消極的な許可はともかく、明確な許諾が得られる可能性は絶望的だろうなとは思いますが。

カテゴリー : 著作権・オリジナリティ スレッド: 主人公の名前について

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投稿日時:

ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン

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