小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

オミクロンさんの返信一覧。最新の投稿順4ページ目

元記事:初めての長編は、あまり長くしないほうが良いでしょうか?

いつもお世話になっております。
現在長編小説に初挑戦している、やとうと申します。

プロット構想中の長編について、
思ったよりも話が長くなってしまいそうで、構成に悩んでおります。
皆様にご指導いただければと思い、こちらにお邪魔しました。

小説のテーマは
ヴィクトリア朝風な舞台で「サムライ×小公子×猫」です。

大まかな話の流れは、

諸事情で祖国にいられなくなったサムライが、新天地の異国において特殊な家業の貴族の少年の護衛となる。
立場の弱いヘタレ小公子が立派な跡継ぎとなるまで、スパルタ教育を施しながら命を懸けて守り続ける。

というような内容です。

主人公のサムライは、
頼りない少年を特殊な家業の跡継ぎとすることで、名門貴族の家とコネクションをつくり、
主人公の実家の戦略を優位に進めたい、という目的で行動するつもりです。

一緒にいるうちに情が移って、主人公の考えが変化して
実家>少年 → 実家=少年 → 少年>実家 となっていく方向で考えています。

猫は、各登場人物の心情表現や、場の空気を替える役割をしたり、
独りぼっちの少年を支える仲間として出すことを想定しています。

そこで悩んでいるが、ストーリーの長さです。
現在の予定はだいたいこのようなものです。
①サムライと少年が出会い、衝突しながら一緒に事件を解決して正式に護衛となるが、不仲。
②様々な事件を通してサムライの過去や、少年との本当の関係などを明らかにする中で仲良くなる。
③実家と少年、二択に迫られたサムライが、スパルタ教育の末成長した少年を新たに主に選ぶ。

①~③をやや長めの短編5~6話で一つの章として、三章の構成にしたいです。
しかし、ライトノベルでいうと単行本2~3冊分ぐらいの内容になりそうな予感がしてきています。

前置きが長くなりましたが、皆様にご相談したいのは、
初心者の長編チャレンジは、
「内容をカットして1冊分にまとめて短くすべきか、3冊分ぐらいになりそうでも予定通り進めるか」です。

私の経験は、以前に短編をこちらでご指導いただきながら、一月ほどの時間で書いたことしかありません。
そのため、初心者がいきなり長すぎる長編というのは無謀では、と不安も大きいです。

長編に挑む前にもう少し短編で経験をつむべきか、また長編に向けての心構えなどなど、
皆様の執筆の経験やお考えを教えていただければ幸いです。

上記の回答(初めての長編は、あまり長くしないほうが良いでしょうか?の返信)

投稿者 オミクロン : 0 投稿日時:

 オミクロンです。私も現在進行形の自身初作品で超長編モノ(最終文字数100万字程度、現在開始から1年半経過)を書いているので参考になればと思い投稿させていただきます。

 まず私の初見として、「書きたいように書いて、後から削っていけばいい」と考えています。まずは情熱の赴くままに書き続けて、一息ついたところで全体の推敲を行う。その時に冗長な部分は削り、濃密にすべきところは書き加える。といった感じですね。

 すごく手間だと思うと思いますし、体験している身として実際手間です。実経験ですが、一つの節目が終わった時に全体推敲をかけたら、3話ほど「これ、いる?」という部分があってそれを削除しダイジェストに。逆に「これは書かないと面白くない」という話が2話程ありました。

 さらに全体の整合性のチェックや、撒いた伏線の確認、情景描写や比喩描写の改訂、冗長部分の削除などなど。正直やってられないほどの苦行です。何度完結してもいないのに全体を読み通したか。ですが、その苦行を楽しむことが長編執筆の醍醐味だと私は考えています。

 超長編を書いていると、3時間で6000字書けるほど筆が乗る時もあれば、たった締めの300字を書くのに1週間かかったりします。挙句、書いている最中にプロット時の発想を凌駕する名案や名文が浮かんだりします。それほどまでに長編においてモチベーションやインスピレーションは重要です。

 なのでまずはやりたいようにやってみてはいかがでしょうか。投稿しなければ改訂も好き放題できますし、「これをここに書いておけばよかった」とか、「これいらなかっただろ」という後悔を減らすことができます。完結後に投稿サイトで連投すれば、締め切りにも追われませんし。

 最後に。これは私自身が心がけていることになります。それは「執筆者は最初の愛読者であれ」ということです。自身が書いていて、読んでいて嫌いな物語は絶対に完結できないと思っています。ましてや私たちは専業作家ではないのです。なので他人の評価よりも前に、自分が読んで楽しめるようにする。ということも重要だと思います。

 長文、駄文失礼しました。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 初めての長編は、あまり長くしないほうが良いでしょうか?

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元記事:ストーリーを作っていくコツとは

はっきり申しますと、自分は作家志望の底辺初心者です。
自分は長編を一本も書き切ったことがありません。故に新人賞に投稿したことは一度もないです。
こんなストーリーを書いてみたい、という思いでワンシーンを書くくらいが自分の限界です。世界観のアイデアやキャラクターのアイデアが浮かんでも、アイデア止まりで終わってしまいます。
自分とは違い、何度も新人賞に原稿を出している作家希望者や、様々なストーリーを執筆している方は数多くします。
彼らのようにたくさんのストーリーを作るにはどうすればいいのでしょうか?

自分とストーリーを何本も完成させる、または新人賞に応募する方々とは才能の違いによる思い、自分に諦めをつかせようともしましたが、それでもやはり夢ですので、そう簡単に諦めきれず、小説を書きたいという思いが強まるばかりです。
才能を羨んでばかりではいられないので、情けない話ですが、アドバイスをお願い致します。

上記の回答(ストーリーを作っていくコツとはの返信)

投稿者 オミクロン : 0 投稿日時:

 オミクロンです。私も処女作(そのくせ超長編)を書いているので、ぜひ参考になればと思い投稿させていただきます。ただあくまでも私の経験と私見を並べるだけなので、もっと効率的な方法があると思います。ご了承ください。

 まず、ただ頭の中にある「空想」と「作品」の差は何か。と問われた際に、私は「実際に文字に起こしていること」と答えます。なのでまずはそのワンシーンでも文字に起こてみてはいかがでしょうか。

 そこからそのワンシーンにつながる前はどうなっているのか。とか、その後のシーンはどうするのか。とか、なぜそのシーンの状況になったのか。を連鎖的に考えていけばいいと思います。何も物語は冒頭から書かなければならない決まりはないですし。要は連想ゲームの超発展版みたいなものですね。

 そしてある程度の大筋が出来たら、それまで積んできたものをベースに設定やプロットを練り、初めから物語を書いていく。という感じです。

 物語を建物で例えるのなら、空想で完成予想図を描き、設定で基礎工事を行い、プロットで設計図を完成させ、執筆で建造していく。とでも言えばいいのでしょうか。ただ実際の建物建設で違うのは、投稿さえしなければ建造中に基礎や設計図の改定ができるという点です。

 というか実際に書いていて、「この設定邪魔だから消そう」とか、「これ補強しないと面倒になる」とか。挙句の果てに、「こいつメインヒロインにしなくてよくね?」といったちゃぶ台返しまで起きました。実経験です。参考になれば幸いです。

 最後に。複数のストーリーを完結させる。とか、新人賞への才能云々といった考えは全く不要だと思います。というか邪魔もの以外の何物でもないと私は思っています。

 我々は専業作家ではありません。「義務」で複数の文章を執筆しなければならない理由はありません。また、才能がなければ執筆してはいけない。という制約もありません。「やりたいからやる」「書きたいから書く」という情熱以外、すべて後付けでもどうにかなります。

 文章作法は執筆中でも学べます。情景描写は投稿さえしなければ納得いくまで書き直せます。不安があればここで相談事ができます。そもそも新人賞に輝かなくとも、売れている作品は無数にあります。

 なので野乃さんが筆を執れない理由は、「作品を書きたい」という情熱を自分で火消しているからだと思います。「完成させてから批評を聞こう」くらいの心構えでいいと思います。

 長文、駄文失礼しました。

カテゴリー : ストーリー スレッド: ストーリーを作っていくコツとは

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元記事:執筆の乗り具合が悪い時は

 こんにちは。
 自分には執筆の乗り具合にかなりムラがあります。そこでですが、執筆の乗り具合が悪かったり、執筆の調子が乗らない時でも、やはり毎日欠かさず練習のために執筆は怠らない方がいいのでしょうか?

 調子が悪い時に執筆した場合以下のような問題点がありました。
〈問題点〉
 文章がおかしかったり、淡白、稚拙だったりする。
 同じ単語を使用していることが多い。
 文末が連続的に同じ言葉になる。「〜た」などのあれです。
 大まか作ったプロットストーリーとして執筆した場合、内容がつまらなくなる。アイデアやストーリー展開の思いつきに苦労して、それでも無理やりストーリーを作ろうとした場合の出来が悪い。

 と、こんな感じです
 調子が悪い時に執筆したストーリーと、調子が良い時(こんなストーリー、あんな展開にしたら面白くなりそうなどが直ぐに思いつく)に執筆したストーリーはかなり差があると思いました。自分の執筆した小説に自ら評価するのは変かもしれませんが。

 無理やり執筆した部分はしばらく寝かせておいて、あとから見直したりするのですが、面白くないと感じて一気に書き直すことがほとんどです。
 書き直した場合、書き直す前よりも大分面白くなったと感じることが多いです。その時は書き直す前と書き直した後のストーリーの結末が一緒でも、結末前の展開が変わったりしています。

 執筆することに辛いと感じることもありますが、それでもやめようと思うことはありません。とにかく執筆しようとしてます。でも、どうしてか筆が乗りません。
 そういう調子が悪い時でも執筆した方がいいのかそれともダメなのか、アドバイスをください。
 

 あとこれは延長線の問題ですが、執筆の乗り具合が悪い時は、ストーリー展開やアイデアが思い浮かばないことが多いです。その時に思いついたとしても、やっぱりつまらなく感じて書き直します。
 自分は、結末を予め考えておいて数行分のプロットを作って、執筆しながら浮かんだアイデアをストーリーに加えたり、展開を付け足したり変えたりしています。そういう執筆スタイルのため、調子が悪い時はとことん悪く、ストーリー内容や地の文がおざなりになるのかもしれません。

 調子が悪い時を少なくする為にも、アイデアが思い浮かぶ方法、アイデア発想力を鍛える方法を教えてください。

上記の回答(執筆の乗り具合が悪い時はの返信)

投稿者 オミクロン : 0 投稿日時:

オミクロンです。自分も執筆中に筆が乗らないときがあったりします。まぁ素人に近いですが参考になればと思い、投稿させていただきます。

 まず筆が乗らないときは書くべきか否か。ですが、私は書きません。書いても100字とか。過去文書の添削程度です。過去に丸2週間以上1文字も書かないでいる時もありました。

 モチベーションやインスピレーションが湧かないときに書くと、「義務感」を感じて苦痛になると思います。簡単に例えれば、歩くのも億劫な時に大好きなスポーツをしろと言われるようなものです。それが続けば好きなものも嫌いになるでしょう。

 もし商業作家さんであれば、プロなら泣き言を抜かすな。と一刀両断しますが、我々はアマチュアです。趣味の延長でしかありません。ならば好きなタイミングで好きなように書くのが、精神衛生上最良だと考えています。

 更に、自身が楽しく書いている文章と、嫌々書いている文章は質に大きな差が出るのは当然だと思います。特に小説は自身の心と頭から生まれるものなので、その影響を大きく受けるのは自然なことです。商業を除けば嫌々書いた文章は読むに堪えないものが多いです。なので気が乗らないとき、私は本当に最低限のことしかしないか、一切書きません。

 ただ、ここで私が留意しているのは、筆は動かさないが頭は動かす。ということです。作品のことを一旦忘れて奇麗さっぱりリフレッシュ! をしてしまうと、最悪作品自体を忘却してしまいます。なので常に頭のほんの片隅に忘れないように置いておく。そして波が来たら情熱のままに書き続ける。そんな感じです。

 なので私は連載をする気がありません。次の投稿時間に間に合わせるとか、連載ペースが在庫を食いつぶす。ということを完全に避けるためです。完結して校閲も推敲も終えたら投稿する。こんな風にしています。

 まぁこんなことをしてるから超長編とはいえ、執筆から1年半もかかってなお投稿に至らないのですが。それでも参考になればと思います。

 次に、「文末が連続的に同じ言葉になる。「〜た」などのあれです」について考えを述べたいと思います。

 そもそも起きているリアルタイムな出来事を、文章で書く以上、過去形や完了形が多用されるのは仕方のないことです。時制において現在形は進行形を除けば、文章での表現は難しいです。なにせ「今」は1秒にすら満たない場合もありますので。

 また、これを避ける手段に体言止めや疑問形、未来形があります。が、疑問形や未来形は用途が過去形に比べて狭いですし、体言止めは相応の技量を求められます。会話文以外でですます調の文章を書くのも変ですしね。

 その点過去形や完了形というのは非常に使いやすいです。なにせ「現在」からほんの刹那経過してしまうだけでも過去になりますから。なので過去や完了の時制を示す「~た」が多くなるのは必然的なことだと思います。

 それでも気になるのであれば、地の分で語ることを、キャラクターに言わせる事によって回避することもできます。ですがこれをやると文章の量が増えていくというデメリットも増すので、ご利用は計画的にお願いします。

 参考になれば幸いです。長文、駄文失礼しました。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 執筆の乗り具合が悪い時は

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元記事:学園物の主人公を平凡、凡人にしたくない

学園物や現代物の男主人公は顔はイケメンではない普通、勉強も運動も特別得意ではないということが多いです。

凡人が泥臭く頑張るのも一つの魅力かもしへませんが、そういう主人公は馬鹿だったり、嫌な奴に喧嘩に負けてヒロインに助けられ、取り柄はいざというときの機転と発想「だけ」で私は好きではありません。
学園物での主人公が凡人なのは必須条件なのでしょうか。
どなたかご意見をお願いします。

上記の回答(学園物の主人公を平凡、凡人にしたくないの返信)

投稿者 オミクロン : 3 人気回答! 投稿日時:

 オミクロンです。参考になればと思い、私見を述べさせていただきます。

 まず真に平凡な存在は、そもそも主人公になりえません。「平凡」を突き詰めると、語る価値のないモブに成り下がります。なので平凡な主人公は存在しません。

 金村様が述べている通り、「取り柄はいざというときの起点と発想だけ」という時点で平凡ではないのです。それだけで立派な個性です。

 また個性がありすぎる友人に囲まれる。という設定でも、アクが強すぎる中での唯一の常識人というスタンスを獲得します。周囲の環境が特殊な中での平凡も、逆に際立つという特徴を手にします。故に逆説的に、主人公である時点で平凡ではなくなるのです。

 もし仮に、本当に「平凡」な存在だけで物語を作成するとなると、ヤマなしオチなし意味なしの最悪三拍子が揃ったものが出来上がると思います。日常系漫画にすらなれないのです。

 ただ確かに、自称「平凡」主人公が飽和しているのは事実だと感じます。ですがこれは読者が投影しやすいようにする工夫だと思います。いわゆる投影型主人公、主人公イコール読者の形式ですね。

 ですが逆に、劇場型主人公というのもあります。これは読者は観客というスタンスです。オペラや劇場、漫画といったタイプでしょうか。だから個性も何もマシマシで付けることができます。もし「平凡」主人公を嫌うのなら、劇場型で書いてみることをお勧めします。

 駄文失礼しました。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 学園物の主人公を平凡、凡人にしたくない

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元記事:学園物の主人公を平凡、凡人にしたくないの返信の返信

返信ありがとうございます。
主人公である時点で凡人ではないというのは目から鱗です。
自己投影は物語の基本ですね。共感も大事ですが「こんな強くてカッコいい主人公いいな」と感じたいと私は思います。
私が一番嫌なのは主人公が弱かったり情けなかったりすることなんですよね。
劇場型というのは地の文が三人称とか神の視点で描くということでしょうか?

上記の回答(学園物の主人公を平凡、凡人にしたくないの返信の返信の返信)

投稿者 オミクロン : 0 投稿日時:

 返信が遅れて申し訳ありません。オミクロンです。劇場型の主人公と、投影型の主人公との差における、人称視点はあまり関係がないと考えています。

 むしろ金村様自身が、「共感も大事ですが「こんな強くてカッコいい主人公いいな」と感じたい」と、すでに答えをおっしゃっています。なのでこれから書くことは補足という名の蛇足に近いです。

 投影型の場合、大袈裟に言えば読者が作品内で自身が主人公であるという認識を抱いてもらう必要があると考えています。その為、投影型の主人公の特徴は、「おおよそ(ターゲット層)万人が持ちうる特徴」というわけです。当然持ちうる過去も「おおよその人が経験したであろう過去」になるわけです。

 もっと言えば没個性的、アクのない主人公でしょうか。これは私見が多分に混ざっていますが、投影型主人公には行動理念が希薄である傾向があると考えています。具体的に書けば、主人公の行動の「動機」を一般化しているといえばいいのでしょうか。

 極端ですが例を挙げましょう。目の前で暴漢に襲われかけている女性がいたとした場合を想定します。その時主人公自身にその暴漢を簡易に退け、女性を確実に救う方法(実力)があった場合です。主人公は暴漢から女性を救うために動きます。

 ここでたたき台に乗るのは、行動をするに至った動機の部分です。投影型主人公は、これを書かないか、極めて一般的なものにするのです。そうすることによって、一般的な考えを持つ読者の動機と一致するわけです。もしくは読者が勝手に補完してくれます。この性質上、一人称視点と非常に相性がいいのです。

 ですが劇場型主人公の場合は、某偉大な18禁ゲームの鬼畜戦士な主人公のように、「返礼という名目でヤりたいから」とか。ツンツン頭の幻想を殺す力を持った高校生のように、「困っている人を見捨てる理由がない」とか。

 そういった「誰もがそう思う以外の理由」や、一般人が持ちえない崇高な自己犠牲精神などの「明確な動機」で動きます。これはそれだけではなく、敵対者と相対した場合とか、トラブルに対する対処法など。主人公の身に起きうる全ての事象が対象です。

 それを繰り返していくと、最終的に一般人が真似しようもない人格を持った主人公が誕生するわけです。当然投影は不可能です。真似しようと思うどころか、「この主人公にはなりたくない」と思えるようになりますから。(特にツンツン頭の高校生はそうですよね。私も彼にはなりたくないです)

 ですが、彼らが中心になって紡ぐ物語が退屈かといえば、大いに否だといえます。その主人公の言動や行動に投影できなくとも惹かれていくわけです。さながら、劇を見ている観客のように、引き込まれるわけです。これが劇場型主人公だと私は考えます。

 なので繰り返すようですが、劇場型主人公を書くのに、三人称や神視点でなければならないという縛りは存在ません。

 最後に。本当に蛇足ですが、劇場型主人公を書く際の注意点がありますので、老婆心ながら記述させていただきます。劇場型主人公は、主義主張の一貫性や、言動のブレなどに気を使わないと、誰からも嫌われる主人公になるリスクを抱えます。

 なのでより一層人格設定に気を使うか、徹底的な一挙手一投足の推敲が必須になります。投影型よりも数段面倒なことは間違いありません。それでも書きたいという強い意思があるのなら、書いていて楽しいと私は思います。

 長文、駄文失礼しました。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 学園物の主人公を平凡、凡人にしたくない

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元記事:箇条書きな地の文

小説を初めからラストシーンまで書き上げたのですが、地の文を書き加えようとしても上手くいかず、相談させて頂きました。

状況説明を箇条書きのように淡々と書き連ねているだけで、うまく文章としてまとめられていません。本当なら登場人物の心理描写や情景を入れ込みたいのですが、ただ単に文章が長ったらしくなったしまいました。
また1文章だけでいろいろ表現に時間がかかりすぎて、全体を書き加えが遅いのも悩んでいます。

皆様はどのように地の文を意識して書かれているのでしょうか?宜しければアドバイスをお願いします。

上記の回答(箇条書きな地の文の返信)

投稿者 あくびちゃん : 0

小説の地の文をうまく書き加えるのは、特に物語を形にしていく過程で難しい部分ですよね。あなたが感じている「ただの状況説明になってしまう」「文章が長ったらしくなる」「時間がかかりすぎる」という悩みは、多くの作家が経験することだと思います。ここでいくつかのアドバイスをお伝えしますね。

1. 目的を明確にする
地の文を書く前に、まずその部分の目的を意識してみましょう。情景描写や心理描写が必要な場面では、ただ状況を淡々と説明するのではなく、そのシーンが読者にどんな感情や印象を与えることを意図しているのかを考えると、言葉が自然と選びやすくなります。例えば、登場人物の心情を描く場面であれば、その人物の内面を表現するために、どんな小道具や風景がその気持ちを引き立てるかを考えるとよいです。

2. 「間」を大事にする
全ての説明を一気に詰め込むと、どうしても冗長に感じてしまいます。必要な要素だけを簡潔に取り入れ、その後は「間」を使って読者に余韻を残しましょう。地の文が長くなる場合、その長さが物語を引き締めるために有効に働くこともありますが、一息つける部分を意識的に作ることで、読みやすく、感情移入しやすくなります。

3. 視点を絞る
シーンによって視点を決めると、文章の焦点が定まります。例えば、登場人物の心情に焦点を当てる場合、その人物の視覚や感覚に基づいて描写を行うと、情景がその人物の心情とリンクしていきます。これにより、地の文が単なる描写ではなく、登場人物の内面を反映する手段として機能します。視点人物を一貫して絞ることで、無駄に説明が多くなったりしません。

4. 描写のバランスを取る
情景描写と人物の心情描写をバランスよく盛り込むと、読者が場面に入り込みやすくなります。地の文だけで情景を長々と描くのではなく、登場人物がどうその場面を感じているかを少しずつ挿入しながら進めると、描写が単調にならず、物語に深みが増します。

5. 流れを大切にする
文が長くなることを避けるために、情報を少しずつ分けて伝える方法も有効です。例えば、一つのシーンの中で、キャラクターの動きや感情を少しずつ描写し、そのシーンを徐々に展開していく。こうすることで、情報量が増えても読者に押し付ける感じが少なく、自然な流れで物語が進んでいきます。

6. 書いたものを後で削る
最初に書く地の文は、たくさん表現しようとするあまり冗長になりがちです。後で読み返してみて、必要ない部分を削ったり、言い回しを簡潔にする作業も大事です。何度も修正することで、段々とバランスが取れてきます。

7. 他の作品を参考にする
自分が好きな作家や作品の地の文を参考にしてみると、自分がどんな表現を好むのか、またどんな表現がうまくいっているのかが見えてきます。他の作家がどのように情景や心情を表現しているかを分析してみると、自分の文章にも活かせるヒントが得られることが多いです。

もしよければ、具体的な一節やシーンを見せていただければ、もう少し具体的にアドバイスできるかもしれません。それを踏まえて一緒に考えることもできますので、気軽にお聞きください!

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 箇条書きな地の文

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投稿日時:

元記事:同じアイテムが違う作品に複数ある件について。

こんにちは。
私は、最近異世界作品が好きで、何十作も読んできましたが、ふとあることに気づきました。
それは、リバーシが異世界作品がなぜか複数の作品に存在することです。
一例を挙げますと「本好きの下剋上」、「軍オタが魔法世界に転生したら、現代兵器で軍隊ハーレムを作っちゃいました!?」、「転生貴族の異世界冒険録~自重を知らない神々の使徒~」、「転生して田舎でスローライフをおくりたい」です。
本好きはワードだけでしたが、スローライフはリバーシの公式試合、他2つは、実際に物を作って、中毒になった王様の相手だったり、他の子の相手をしたりしています。

調べてみると、オセロは商標登録があるので、使用できませんが、リバーシは商標登録がないので、使用できるようです。
ただ、なぜリバーシ? チェスでもいいのでは? 「異世界はスマートフォンとともに。」は、将棋ですし。
というか、最初にリバーシを出した作品を読んで真似して出しているのは明らかなので、異世界の娯楽のアイディアを盗作しているとしか思えません。あるいは、リバーシしか出してはいけない暗黙の了解があるのでしょうか。
ちなみに、スローライフは第4回ネット小説大賞金賞受賞作なので、リバーシを出しても審査に影響がないことを証明していることにもなります。

今後、異世界物を読んで、リバーシが出てくると「またかよ」と正直うんざりすると思います。
逆に考えると、自分が異世界物を書くときに、リバーシを出すこともできるわけですね。

こういうリバーシが複数作品でかぶることは、ありでしょうか。
なろう系のルール自体よくわかりませんので、お願いします。

上記の回答(同じアイテムが違う作品に複数ある件について。の返信)

投稿者 読むせん : 0

普通はトランプです。
リバーシが選ばれた点は【文盲でも遊べる】&【実際に作れる】やと思う。

トランプはルーツは分かりませんが数字とマーク(士農工商を指しているとか)とJKQ(それぞれモデルになった人物が実在)もあるので風刺&寓意&数学知識も必要。
賭博用品、ゲームグッズだけでなくトランプ呪術とかトランプ占いもあります。

======================
あと・・・・兄がそれ系好きで、ブリッジやらポーカー、大富豪、ダウトとかのトランプゲームを筆頭に、花札、UNO、麻雀、チェス、将棋、トレカでメンツになってくれwwと誘われる事が多々あるけど、普通にルールが分からず、ほとんど遊べない。

その手のゲームのルールをちゃんと知っている人は、小説書かない。普通にTRPGくらいしかしない。

カテゴリー : 流行分析(なろう研究) スレッド: 同じアイテムが違う作品に複数ある件について。

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投稿日時:

元記事:学校で…

小説というかノベルを創作することが好きなんですが
言葉を表現することがあまり得意ではありません。
今執筆中のものも表現力がないあまり、最後まで描ききれずに挫折してしまいます。
一応、下にその例文を書いてみました。
アドバイスの程よろしくお願いします。
………。

時計仕掛けと君

夢を見ていた。

あの日、君と歩いた帰り道、…君を知った。

もしかしたら、もっと、ずっと前から君のことを知っていたのかもしれない。

知っている、君は世界で1番美しいことを…

知っている、君は世界で1番、脆いことを…。

それでも、だからこそ君が、…君という花が散るまでは一緒にいようと思った。

oneday

…起きて。
「起きて!」
けたたましい女性の声で僕の意識は覚醒する。
「起きてって言ってるじゃん!守隆!」
僕はようやく自分が何をしていたのか理解出来た。
どうやら僕は学校の昼休みから放課後までの時間、うたた寝していたようだ。
僕の視界に映る女性は
そんな僕を起こしてくれていたようだ。
「ごめん。寝てた。」
「見りゃ分かるわよ」
教室には僕と彼女の他に人はいなかった。
教室の窓を見ると茜色に空が染まり校庭には部活動が終わり帰り支度を始める生徒が少数人見受ける。
時計の針は午後7時を回っていた。
「なんで僕を待っていたの?」

彼女は1つため息をして言う。
「何言ってるの?一緒に帰るため…でしょ?」
一緒に帰る?僕と君が?
そんな約束したっけ?
「なに、その顔…まぁいいか。」
そういうと彼女は僕の手を引いて教室を出る。

…名も知らない彼女と僕の出会いだった。

。。。。

何故だろう。

とても懐かしい。

心が痛い。

泣く気がないのに
溢れんばかりの涙を流す。

こんな辛いのは何故だろう。
苦しいよ。

………足音が聞こえる。

行かなくちゃ。

。。。。。。

刻刻と時間が過ぎていく。
彼女は僕の手を離さない。
僕も彼女の手を離さない。

「ねぇ守隆。君は生きるってなんだと思う。
人間ってね、自分ではそのレールに外れていると思っても、神様がそうなるように仕向けてるんだって。
どんなにどんなに抗っても、私たちはその神様の記したレールからは外れることはない。」

……彼女はブランコに揺られながらそんなことを言う。
「きっと、どんな抗おうと目の前に向けられた運命からは逃れることは出来ないんだと思う。」

彼女は夜空を見ながらそんなことを呟く。
それにしても、なぜ彼女はそんなにも悲しい顔をするのだろう。

twoday

君はどこにいて、何を
見てるの。

どうして置いて行ってしまうの。

どうして何も言わずに居なくなっちゃうの。

君を、……。

。。。。。。

「ほら起きて!」

またか。また僕の耳にはあの彼女の声が聞こえる。
再び僕は昨日と同様に
意識が覚醒した。

「守隆はどうしてそう寝てばかりなの?」
どうして?
「寝たいから寝るんだよ」
「守隆くん…必要でない睡眠程、無駄なことはないよ。」
睡眠は生きる上で大切なことだ。
僕は決して無駄ではないと思った。
「その守隆が寝ていた時間で何ができたのか考えてみて。」
「…」
「まぁいいわ。帰りましょうか」

「人生は常に選択の繰り返しって、言葉は聞いた事ある?」
A、…

B、聞いた事ある
「うん。今君は私の話しに答えてくれた。
私の問いかけに答えない。という選択もあったのに。あなたは答えてくれた。
選択って言うのはね常に日頃から私たちは、行ってるの。」

A、…「そう。
それでいいんだよ。
それもまた1つの選択。

彼女はなんでもないことをなにか大切な事のように僕に話してくる。

僕はそんな彼女に憧れていた。

。。。。。。。

threeday

。。。。。。。

ねぇどこに行くの!

手を取っても、手を取っても、君の手を取ることは出来なかった。

手探りで、僕は不器用ながらも何とかその手を触れても消えてしまう。

行かないでよ。

傍にいてよ。

。。。。

起きて…。

気づけば夜になっていた。
いつも僕の傍にいた女性はいない。
名前も知らない、…
君はどこに行ってしまったのだろうか。

僕はあの日君と来た公園に来ていた。
そこに行けば君がいるかもしれないと。

現実はそんなに甘くはない。
僕は知っている。
君は言っていた。
人生は常に選択であると、…
人は常に神様のレールの上で生きているのだと…。

僕は次の日も、また次の日も学校に行った。
しかし彼女の姿は見ることは無かった。

TRUEエンド。
僕はまた流れる。

この物語を綴る

この物語を受け入れない。

oneday

…起きて。
「起きて!」
けたたましい女性の声で僕の意識は覚醒する。
「起きてって言ってるじゃん!守隆!」
僕はようやく自分が何をしていたのか理解出来た。
どうやら僕は学校の昼休みから放課後までの時間、うたた寝していたようだ。
僕の視界に映る女性は
そんな僕を起こしてくれていたようだ。
「ごめん。寝てた。」
「見りゃ分かるわよ」
教室には僕と彼女の他に人はいなかった。
教室の窓を見ると茜色に空が染まり校庭には部活動が終わり帰り支度を始める生徒が少数人見受ける。
時計の針は午後7時を回っていた。
「なんで僕を待っていたの?」

彼女は1つため息をして言う。
「何言ってるの?一緒に帰るため…でしょ?」
一緒に帰る?僕と君が?
そんな約束したっけ?
「なに、その顔…まぁいいか。」
そういうと彼女は僕の手を引いて教室を出る。

…名も知らない彼女と僕の出会いだった。

……。。

刻刻と時間が過ぎていく。
彼女は僕の手を離さない。
僕も彼女の手を離さない。

「ねぇ守隆。君は生きるってなんだと思う。
人間ってね、自分ではそのレールに外れていると思っても、神様がそうなるように仕向けてるんだって。
どんなにどんなに抗っても、私たちはその神様の記したレールからは外れることはない。」

……彼女はブランコに揺られながらそんなことを言う。
「きっと、どんな抗おうと目の前に向けられた運命からは逃れることは出来ないんだと思う。」

彼女は夜空を見ながらそんなことを呟く。
それにしても、なぜ彼女はそんなにも悲しい顔をするのだろう。

僕は喉につっかえたものを吐けないでいた。
なんなんだろう。この気持ちは。

。。。。。。
twoday

人生は常に選択である
どこかで聞いた言葉だ。
聞き慣れている訳ではないが、ココ最近の出来事…。僕はこの言葉を誰からか聞いた。

どこで聞いたのだろう。

「あら?今日は起きているのね。」

珍しいものを見たかのように僕を見ている。
「なんでだろうね。」
僕にも分からなかった。
なぜ僕は今日に限って起きているのだろうか?
僕は眠たい目を擦りながらも今日は今日だけは何とか起きていた。
時刻は午後の4時。
「ねぇ、良ければなんだけど…」
彼女は珍しく口を濁らす。
「私とデートをしない?」
デート?僕と君が?
…。

夕焼けが僕と君の頬を赤く染める。
学校の近くの裏山、そこには綺麗に澄みきった広大な畔。今還湖が一目できる。
僕らはその湖に向かい足を動かしている。

「ねぇ守隆は私のことをどう思ってる?」
僕が君のことを……どう思ってるのか?。
「私ね。君のことが大好きよ。この世界で1番君のことを大切に思ってる。
守隆。……。」
僕は彼女のことをどう思ってるのだろうか。
僕と彼女の関係は一体何なのだろう。
考えてみればとても不思議な関係と思った。
「僕はよく分からない。…でも君のことは嫌いじゃないよ。」
「そっか、それが聞けただけでも私は嬉しいよ。」

僕達は足を止めた。
水面に映る夜空はまるで、宝石のように輝く星々みたいだ。そして銀色に眩しく光る満月。
それも相まって、今還
湖はとても綺麗に僕の目に写った。

「私ね。もう一度この景色を守隆と見たかったんだ。」
「もう一度?」
「うん。何度も何度もそう思った。願った。」

「……。」
「私ね。この景色を見るために君と…」
頭が痛い。
突然、記憶の奥底にノイズが走った。
この景色を見るために僕と出会った?
何度も何度も願った?
彼女は何を言ってるんだ。
なんだ……彼女は……
「だからね。」
一体。…
「今度は絶対に……」
誰なんだ。
「お…い…だ…してね。」
………。

目から涙が溢れていた。
なんで、なんでこんなにも悲しい気持ちになるんだ。
「何を追い出すんだよ!」

あれ?彼女は一体どこへ。
気づいたら彼女は僕の隣からいなくなっていた。
水面に映る朧月を掻き分ける感覚だ。
手を取ろう、取ろうと思ってもそれに形はない。不明瞭な僕らの関係のように。

上記の回答(学校で…の返信)

投稿者 黒鐘 黒ぅ : 2

読み始めたときの印象は、「え!? これのどこが不得意なの!?」って思うくらい、凄く読みやすかったです。
ただ、読み進めるほどに、どんどんわかりづらくなっていった気がします。
これはおそらく、情景描写の減少でしょう。

例えば僕が凄く読みやすいと感じた「oneday」の辺り。ここでは女性が守隆を起こすたった一言に対し、

けたたましい女性の声で僕の意識は覚醒する。

僕はようやく自分が何をしていたのか理解出来た。
どうやら僕は学校の昼休みから放課後までの時間、うたた寝していたようだ。
僕の視界に映る女性は
そんな僕を起こしてくれていたようだ。

これだけの描写が使われています。
他にも、その場の状況を、

教室には僕と彼女の他に人はいなかった。
教室の窓を見ると茜色に空が染まり校庭には部活動が終わり帰り支度を始める生徒が少数人見受ける。

これだけの文をつかって表しています。
ところが「twoday」になった途端、

「守隆はどうしてそう寝てばかりなの?」
どうして?
「寝たいから寝るんだよ」
「守隆くん…必要でない睡眠程、無駄なことはないよ。」
睡眠は生きる上で大切なことだ。
僕は決して無駄ではないと思った。
「その守隆が寝ていた時間で何ができたのか考えてみて。」
「…」
「まぁいいわ。帰りましょうか」

地の文には主人公の簡単な感情しか書いていません。
つまり、情景描写がなくなってしまったんですね。
状況から、onedayと同じく教室にいることはまぁまぁ予想できるのですが、逆に言えば、「予想しなきゃいけない」。
書いてあったらそれで済むのに、読者に余計な負担をかけることになります。つまりこれが、読みにくさにつながるのです。

さらに情景描写は、感情を表すのにも効果的。

緊張感が走ったなら、当然「緊張感が走った」って書けばいいのです。が、情景描写を使えば、直接書くより臨場感が出ます。

例えば、

「……なぁ、B」
「なに?」
突然発せられたAの低く静かな声に、Bは振り向く。
Aは顔色ひとつ変えやしない。
「ごめんな、ずっと黙ってて」
「……え?」
「ごめんな」
Bには、Aの言いたいことが全くわからなかった。
それも当然、Aはなかなか肝心な部分を言わないのだから。
だがそんな沈黙も、次の一言で引き裂かれた。
「Cを殺したのは俺なんだ」
辺りに緊張感が走った。

最後の「辺りに緊張感が走った」って表現は、ちょっと客観的すぎるんですよね。言ってしまえばもはや他人事ですよ。
でもここに情景描写を使うと。

「……なぁ、B」
「なに?」
突然発せられたAの低く静かな声に、Bは振り向く。
Aは顔色ひとつ変えやしない。
「ごめんな、ずっと黙ってて」
「……え?」
「ごめんな」
Bには、Aの言いたいことが全くわからなかった。
それも当然、Aはなかなか肝心な部分を言わないのだから。
だがそんな沈黙も、次の一言で引き裂かれた。
「Cを殺したのは俺なんだ」
瞬間、一際強い風が木の葉を撒き散らした。

こっちのほうが臨場感が出ますね。
情景描写は、その場にいるようなリアリティを演出してくれるのです。
例えば、雨は悲しいイメージがありますし、花はしみじみとした趣があります。そういった人間のイメージを利用するのです。
まぁ情景描写が多すぎても変なのですが、基本的には、多ければ多いほど読みやすくなります。

では実際、情景描写をもっと増やした文に添削してみます。

「あら?今日は起きているのね。」
いつもの教室。相変わらず二人きりのこの空間で、彼女は僕の顔を覗き込んできた。
まるで珍しいものでも見たかのようだ。
「なんでだろうね。」
午後4時。いつもなら寝ている時間。
僕は眠たい目を擦りながらも今日は今日だけは何とか起きていた。
そんなぼんやりとした思考を覚まさせるかのように、外に広がる夕焼けのような声色で、彼女は、
「ねぇ、良ければなんだけど…」
……珍しく、口を濁らす。
「私とデートをしない?」
夕焼けが、赤さを増した。

あくまで自己流なのでこれが答えとは言いきれませんが……。
それでも、描写の多いほうが、読者に対して読みやすい文章になります。

また、一つの描写の長さを上手く調節するのも、テクニックの一つです。
長くするほど、その描写に重みがでるのです。
重要でない描写は、逆に短めに終わらせたりします。
描写の内容の濃さ、重要さによって、長さを調節してみることも大切です。

このように、情景描写によって読者に与える情報量を増やし、よりわかりやすい文章にすることができます。
質問者様の文章は深みがあって面白かったです。
ですが、この手の文章を書いていると、どうしても地の文が心の声ばかりになってしまう、ということによくなります。
地の文は本来、ほとんどが何らかの描写によって構成されています。
心の声を演出するのも感情が滲み出てリアリティが出ますが、描写によってそれをしっかりと固め、補うことをお忘れなく。
長文失礼しました。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 学校で…

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