主人公以外視点の書き方。主人公の目を通して間接的に他のキャラの内面を表現する
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主人公以外視点の書き方(元記事)
小説は主人公が見たものや感じたものを書きますが、主人公以外のキャラの見たものや感じたものを書きたい場合はどのように書けば良いのでしょうか?
それとも、急に主人公以外のキャラの視点で小説を書いていくのは出来ないのでしょうか?
教えていただければ嬉しいです
主人公以外視点の書き方。主人公の目を通して間接的に他のキャラの内面を表現する
投稿者 うっぴー 投稿日時: : 1
プロ作家がどのようにして、主人公以外のキャラの心情を表現しているか、プロの文章を参考にするのが最も良いと思います。
実際に、最近の作品から引用してみます。
ドワーフの王ギュンターは俺の側まで馬を走らせてくると囁いた。
「しかし、厄介なものだな。武人の矜持というやつは。まあ、ワシも人のことはいえないが」
ギュンターとティンゴッド、種族は違えど似たようなところがあるのだろう。
会話を交わしたことはないが、その生き方に共感めいたものを覚えているのかも知れない。
以上『魔王軍最強の魔術師は人間だった(4) 』(モンスター文庫) 2017/11/30刊行 著者:羽田 遼亮 より引用
ここでは主人公がギュンターというキャラの感じていることをその言動から推測して、「その生き方に共感めいたものを覚えているのかも知れない」と感想を述べています。
主人公の目から見て、このキャラはこのように思っていのだろう、と地の文で書くことで、間接的に他のキャラの内面を表現しているのです。
どんな分野でもプロから学ぶのがもっとも効率が良いですので、いろいろな作品を読んで、その技をマネされると良いと思います。
カテゴリー : ストーリー スレッド: 主人公以外視点の書き方