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元記事:『黄金バット』のような主人公を作りたい

2016/05/13 クリエさんの質問

黄金バットを知らない方が多いかと思いますが…?

私は昔のアニメの『黄金バット』のようなキャラを主人公としたライトノベルを書きたいと思っているのですが、黄金バットが大好きな私でもなぜ彼があれほど魅力あるキャラとして皆に愛されているかが分からないのです。

黄金バットのアニメを見た方なら分かると思いますが、黄金バットはライトノベルのタブーを犯しまくっているような造形やキャラです。見たことのない方のために書けば……
・顔が骸骨というおどろおどろしい造形
・最初から最後までまったく苦戦しないという、敵がかわいそうに感じられるほどの強さ
・サイタマのような無敵系ヒーローとも違い何らかの欠点もない
・最初から完成されていて常に絶対的でわかりやすい正義

たいていのライトノベルの本には「主人公には欠点を設けろ」とか「何らかの成長要素を入れろ」と書かれてありますが黄金バットはそのことごとくを無視しています。そして何故か人気があり、話自体も非常に面白くできています。(少なくとも面白くないと言ってる意見はほとんどないです)

一体なぜ黄金バットのようなキャラクターが皆に人気が得られているのでしょうか?
そのようなキャラクターをライトノベルで主人公にするのは無謀なのでしょうか。というより、ライトノベルでそのようなキャラを出した成功例はあるのでしょうか?

上記の回答(アニメ『黄金バット』のレビューと物語の構造分析)

投稿者 よしはむ : 1 投稿日時:

2016/05/15 あざらしさんの意見

こんにちは、あざらしと申します。
ご紹介されていた45話。面白い物語には目がないので観てきました。
視聴した感想を先に申し上げますと、今日的な感覚として『手放しで面白いか?』と問われると困りますが、観るべき所は十二分にあると感じました。
これですね、おそらくは物語パターンの源流のひとつとして観た方が良いと思います。

詳しく感想を書く前に。
2話ほど観ただけなので誤認によって齟齬を生むかもしれません。ですので現状の私の認識を。
登場人物。
【ヤマトネ博士:人間サイド三人組の長(視聴話からは明確な目的は不明)】
【男の子:現状所感担当。博士の息子?】
【女の子:ピンチ盛り上げ担当。ヒロイン兼黄金バット呼び出し役】
【黄金バット:ワハハの人】
【ナゾー:敵ボス】

>「主人公には欠点を設けろ」とか「何らかの成長要素を入れろ」と書かれてありますが黄金バットはそのことごとくを無視しています

これについては無視しているとは感じませんでした。
端的にいうと『主人公を誰としてみるか?』で変わってくると思います。

黄金バットが実質やってることは【ワハハと笑う】【敵を倒す】このふたつだけです。物語の変化には基本的に関わってません。
ぶっちゃけた話し児童向けデウスエクスマキナでしょう。

要するにタイトルこそ黄金バットですが、主となる年齢層、物語の進行に重要な役目を果たす人物、もっとザクッといえば観衆の代弁者、観衆が投影する対象、これらは男の子もしくは女の子でしょう。

男の子と女の子ですが、
【欠点:正義感で行動するが、そこはただの子供。状況に変化は起こせない】
ピンチになって観衆がハラハラドキドキするのは、人間組3人に対してです。そういう役目ですから正確には欠点ですらありません。
成長については、観た話しだけでは不明ですが、仮に簡単な成長要素を入れたとしても違和感は感じないと思います。

加えて実質的な主人公として成立しているのが、女の子の存在です。
黄金バットは自分からやってくるのではなく、女の子が「コウモリさん、たすけて」と、呟いて初めてやってきますよね。(少なくとも私が観た話しでは)
本当に物語に不可欠な存在です。
男の子が助けを呼ばないというのは、時代背景を考えると求められる理想の少年象としては納得です。昔の作品にしては女の子が目立たないながらも重要な役目を果たしますが、これは元々の紙芝居の営業形態が関係するのかも知れません。

助けを呼ぶと強い味方が現れるだとか、実質の主人公以外が強いパターンというのは、他にも『鉄人28号』『マグマ大使』がそうです。
もうちょっと新しくすると『Fate/stay night』の主人公とサーバントの関係も近いパターンですね。(原作がゲームですのでルートによって主人公が無双になりますが、基本ベースは半端な空回り戦闘員。で、ありながら主人公がいて初めてサーバントの存在が成り立つ)

容姿に関しては、これはおそらく時代的にも【バットマン】の存在が大きいと思います。
容姿がヒーローっぽくないというのも、捻りを加えた物語が結構ありますので、そちらを参考にされた方が良いと思います。

極端に捻りまくった作品から、お勧め作を
【ダークマン】
https://www.youtube.com/watch?v=L58rdhCfDIU

ちなみに時代を考えても尚メチャクチャ荒いVFXシーンが所々ありますが、これもサムライミ監督の計算として観た方が楽しめるはずです。(映画内で遊ぶ監督です。ラストシーンにすらネタを入れてますので)

>そのようなキャラクターライトノベルで主人公にするのは無謀なのでしょうか。

いや、着眼点が面白いと思いますよ。
創造物においては無謀だとか無理というのは、ほとんどは単なる視点の問題です。食える素材がある(有名作の前例がある)というのは調理の仕方次第ということを意味します。
今回もほとんどココに感動を覚えて書き込みさせてもらうことにしました。
本当に着眼点は素晴らしいと思うのです。
源流から学び取る物を嗅ぎとる嗅覚は絶対に損をしません。なんの世界でも支流から学ぶと似てしまうのが普通です。貴種流離譚が良い例ですが、源流から1を読み、現代のセンスと個性で10に作り替えると既視感というほどの物はそうそう生まれません。

近作ラノベの傾向で『元々から強い(特殊能力含み)』
かなり前からの傾向で『特訓しない』『努力しない』
こういった事がありますよね。
同時にパターン化が激しいと、私のような単なる読書人にとっては多少うんざりするのも事実です。

とはいえ、これも見せ方です。
例えば、人物背景含めて強さを自然に見せるいうと『アクセル・ワールド』がありますよね。
物語の舞台世界で強ければ良い、という部分にスポットが上手にあたっていると思います。

『着眼点が面白い』と書かせて頂いたのはここで、アイデアのスタート地点としては極めて良好なものを発掘されたのではないでしょうか。

ここから先はクリエさんのように物語を紡ぐ方に期待しますが、また違った方法で『無双主人公』を自然に登場させることができるのではないかと思います。

最後になりますが、ヒーロー物にちなんで変化球のお勧め作品をラノベ・漫画・映画から一作づつ。(ネタバレ避けてボカシます)

【高畑京一郎著:Hyper Hybrid Organization】
ざっくりとした説明なら視点を変えた仮面ライダーものです。でない新刊が玉に瑕。

【安永航一郎著:県立地球防衛軍】
流石にギャグのノリが古いけど、荒削りながらテンポの良さは特筆。あらすじはタイトル通り。漫画ではこのパターンも何作かありますが、あまりラノベにはないノリということで。(一応ラノベでも『秘密結社でいこう!』という作品もあります)

【Kick-Ass】
https://www.youtube.com/watch?v=mcKIMqRF5Gc

予告編で興味がでたら観てハズレなし。予告で眉をしかめたならば観ない方がよい映画。続編もまぁまぁですが一本目が最高です。強くない主人公の好例。

ではでは執筆頑張ってください。
応援致します。

PS。
ふと思い立ってスタッフ一覧をググって見ました。
納得。
お名前を意識したことはなかったのですが、演出の中に石黒昇氏という方がいらっしゃいました。
この方の来歴を見るとアニメ史にくっきりと足跡を残していらっしゃるレベルの方です。
アニメについては私は友人から『面白い!』と勧められたもの(&半ば無理矢理「見ろ!」と押しつけられたDVD)に手を出すぐらいなんですが、それでも知っている作品がズラズラ並んでいます。

個人的に観たといえる中で一番古いのは【佐武と市捕物控】
DVDパッケージで観ましたが、50年近く前の白黒アニメなので映像は荒いですが内容は充分に視聴に耐えるものでした。
(こちらは原作も面白いのでお勧めです。さすが大御所の石ノ森章太郎氏の漫画だけあってKindleで普通に買えます)

カテゴリー : キャラクター スレッド: 『黄金バット』のような主人公を作りたい

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元記事:『黄金バット』のような主人公を作りたい

2016/05/13 クリエさんの質問

黄金バットを知らない方が多いかと思いますが…?

私は昔のアニメの『黄金バット』のようなキャラを主人公としたライトノベルを書きたいと思っているのですが、黄金バットが大好きな私でもなぜ彼があれほど魅力あるキャラとして皆に愛されているかが分からないのです。

黄金バットのアニメを見た方なら分かると思いますが、黄金バットはライトノベルのタブーを犯しまくっているような造形やキャラです。見たことのない方のために書けば……
・顔が骸骨というおどろおどろしい造形
・最初から最後までまったく苦戦しないという、敵がかわいそうに感じられるほどの強さ
・サイタマのような無敵系ヒーローとも違い何らかの欠点もない
・最初から完成されていて常に絶対的でわかりやすい正義

たいていのライトノベルの本には「主人公には欠点を設けろ」とか「何らかの成長要素を入れろ」と書かれてありますが黄金バットはそのことごとくを無視しています。そして何故か人気があり、話自体も非常に面白くできています。(少なくとも面白くないと言ってる意見はほとんどないです)

一体なぜ黄金バットのようなキャラクターが皆に人気が得られているのでしょうか?
そのようなキャラクターをライトノベルで主人公にするのは無謀なのでしょうか。というより、ライトノベルでそのようなキャラを出した成功例はあるのでしょうか?

上記の回答(黄金バットはイヤボーンの法則の原点)

投稿者 よしはむ : 0 投稿日時:

2016/05/16 薔薇騎士さんの意見

黄金バットをキャラとしてではなく、ヒロインのマリーが召還する無敵のクリーチャーとして見ると、イヤボーンの法則の王道ストーリーとなる。

そういう見方で書けば、おもしろい作品が簡単に書けそうだ。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 『黄金バット』のような主人公を作りたい

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元記事:『黄金バット』のような主人公を作りたい

2016/05/13 クリエさんの質問

黄金バットを知らない方が多いかと思いますが…?

私は昔のアニメの『黄金バット』のようなキャラを主人公としたライトノベルを書きたいと思っているのですが、黄金バットが大好きな私でもなぜ彼があれほど魅力あるキャラとして皆に愛されているかが分からないのです。

黄金バットのアニメを見た方なら分かると思いますが、黄金バットはライトノベルのタブーを犯しまくっているような造形やキャラです。見たことのない方のために書けば……
・顔が骸骨というおどろおどろしい造形
・最初から最後までまったく苦戦しないという、敵がかわいそうに感じられるほどの強さ
・サイタマのような無敵系ヒーローとも違い何らかの欠点もない
・最初から完成されていて常に絶対的でわかりやすい正義

たいていのライトノベルの本には「主人公には欠点を設けろ」とか「何らかの成長要素を入れろ」と書かれてありますが黄金バットはそのことごとくを無視しています。そして何故か人気があり、話自体も非常に面白くできています。(少なくとも面白くないと言ってる意見はほとんどないです)

一体なぜ黄金バットのようなキャラクターが皆に人気が得られているのでしょうか?
そのようなキャラクターをライトノベルで主人公にするのは無謀なのでしょうか。というより、ライトノベルでそのようなキャラを出した成功例はあるのでしょうか?

上記の回答(黄金バットの魅力。最強キャラをどう魅せるのかが徹底的に工夫されいる!)

投稿者 よしはむ : 15 人気回答! 投稿日時:

モニカ・タオカさんの意見 2016/05/24

 黄金バットは、作中に出て来るマリー・ミレというヒロインの祈りに応じて、金色の蝙蝠の姿で現れ、いわゆるどくろの姿に化身し、その能力を振るいます。

 その強さのインフレっぷりたるや、本当に凄まじく、描き方もうまいのです。

 まず、敵が強いのです。
黄金バットが戦う相手は、世界征服をたくらむ悪の科学者ナゾーの軍団です。こいつらは一般人に知られていない組織でありながら、世界中にいくつもの秘密基地を持ち、当時の水準ではオーバーテクノロジーにも等しい、科学的、軍事的な兵器も大量に所持し、人工的な自然災害を起こしたり、小国を乗っ取ったりするなど、とても一国や国連が敵う様な相手ではないんです。

出してくるのは、ショッカーの様な単発の怪人なんてものではなく、巨大な怪獣や、奇怪な巨大兵器、特殊能力を持ったサイボーグや改造人間など、基本的に黄金バットでなければ勝てない存在です。(ライガーマンとか言わないでください)

 また、話にメリハリをつけるためか、ちびっこの興味を煽るためか、通称“舐めプ”(舐めプレイの略。ゲームの動画なんかで、見せ場を作るために上級者がわざとミスをして見せるなど、視聴者を意識したプレイスタイルのこと)と呼ばれる、一旦は敵にやられそうになる展開がほぼ必ずあったりもします。
 それだけだと、おいまたかよ、みたいな指摘をしてしまい勝ちですが、設定を活かして来ているんですよね。

 たとえば、黄金バットは、第一話で、浮上してきたアトランティスの島にある、棺の中に封印されていました。このとき、一滴の水をヒロインのマリー・ミレに与えられたことによって甦ったのです。

 水によって復活するなら、水を奪えばどうなるんだ……?
 その疑問は当然の事で、ナゾー達も乾燥銃と呼ばれる水分を蒸発させる銃を作ったりするんですよね。確かに素の戦い方では最強だけど、封印されてた方法だったらどうだろう。その疑問に答える様に、作中でこれを受ける回もあります。やはり多少効果を上げるのですが……。

 また、ライバルである暗闇バットとの闘いも目が離せません。黄金バットの最強ぶり、絶対安心ぶりを堪能した視聴者は、『なるほど、封印された骸骨の変なキャラは強いんだ』という謎の定義が刷り込まれてしまいます。時期にして、大体1クールほど見てしまえばそう思ってしまうでしょう。
 そして、そのタイミングで、暗闇バットが出て来るんですよね。こいつの姿は、一言で言えば、色の黒い黄金バットです。そう、色をのぞいてほぼ同じ造詣なのです。しかもこいつも、黄金バットと同じく、古代から数千年封印されていた存在なんです。
 それまでどんな怪獣、どんな兵器でも、黄金バットは倒せなかったけれど。果たして、同質の存在ならどうか? 中二病的な期待が高まり、いやが応にも戦いは楽しみになってきます。実際、善戦する暗闇バットと黄金バットの戦いは、序盤の魅せばだったりします。舐めプレイには見えません。

 余談ですが、同質キャラをぶつけてスリリングにする、というのは、古典的な手でもありますよね。仮面ライダーの話題が出ていますが。初代ライダーに対するにせライダー、仮面ライダーブラック、およびブラックRXに対するシャドームーン。いずれと戦う回も、全編の中で明らかな山場でした。同じ力の背景を持ちながら、行動原理が違うために、徹底的に衝突するという、ヒーローものの王道かも知れません。
もう少し身近な例でいえば、ワンパンマンのガロウに関しては、ONE氏の作品の方ですが、サイタマと同様、『リミッターが外れた存在』なのではないか、ということを匂わせる様な描写がありました。

 ここまで書きましたが、じゃあこういう奴らに、黄金バットはむざむざ負けてしまうのか。みんなの力に頼るのか、というとそうではないのです。煽るだけ煽られた強さを持つ存在全てに、黄金バットは必ず勝つんです。

 そして、その強さに花を添えるかのごとく、小林修氏の清々しいほど力強い笑い声。さらに、『黄金バットは不死身だ』というセリフ。『強い、絶対に強い』というナレーションなどが盛り上げていきます。強敵への勝利の快感、そして勇気の確信、安心感を見事にもたらしてくれます。オタク的な文脈でいうと、鬱クラッシャーのコブラに近いかも知れません。ヒューッ!てやつですね。
 読んではいませんが、魔法科高校の劣等生において、頻繁に行われているであろう『さすおに』というのは、勝利や力強さに花を添えるセリフを、自分で言うのが気恥ずかしい中高生のために、ヒロインに言わせているのかも知れません。

 ニコニコの大百科を見ても、最強だとか、ともすれば敵が弱い様な書き方をされてしまっているのですが、十分に敵も強いんです。これが、凡百の無双モノとは一線を画していると思う理由です。
現実でいじめられたうっぷんだか何だか知らないけど、敵をやたら間抜けやダメな奴に描いて、イジメみたいな無双をして、えへんとやってガキをだまくらかして金稼いでる作品とは、明確に違うとしか思えません。それはただ演出の程度なんでしょうけど、僕は黄金バットが好きすぎてそうとしか思えないんです。

 さらに、この黄金バットには、欠点と言っていいのか、ここまで強く不死身である理由というのがちゃんとあるのです。しかもそこには悲しみを帯びています。それは、最終回近くで明かされていきます。
 彼は死なない、不死身なのではありません。過去、人間であったころの悪行のために、死ねない不死身、死ぬことができず、正義のために戦う事しかできない体になっているのです。このあたり、脳改造はされていないものの、人間の仲間には決して戻れず、その自由を守るために、同族殺しをし続けるしかない、昭和の仮面ライダーとも似通ると思うのですが。

 何と戦っても勝利する黄金バットですが、最終決戦では、ナゾーの巨大な基地に突入して、復活した暗闇バットと戦います。暗闇バットは、すべての退路を断ち、死ねば決して復活できないという四次元空間にまで黄金バットを連れ去り、そこで決着を付けようとします。

 シルバーバトン、杖状の武器が交差し、敗北した暗闇バットがたずねます。
『教えてくれ黄金バット、貴様は、なぜ強い』
『それは正義』

 重みが違います。強いから正義なんじゃありません。正義だから、強いんです。

 死ぬことを許されず、ただひたすらに正義であり続けなければならない、その孤独と力強さのゆえに、黄金バットは強いんです。人間が亡ぼうが、宇宙が終わろうが、正義という概念そのものとなって生き続けるのかも知れません。

 とりとめが無くなってきました。要するに、基本は外していないということです。

 設定上最強だから、必ず勝つのだとしても、だからこそ、敵を工夫する必要があります。
黄金バットの相手もそうでした。余裕で勝った相手より、さらに強いのが出て来るのはもちろん。あの手この手で、もしかしたらという奴が出てきます。同じ姿と背景を持つ暗闇バットに、黄金バットの生い立ちを知る魔女、科学的な分解装置、強化された乾燥銃、52話を持たせるにあたって、作る側は必死に知恵を絞っています。

 まだ読めてないから、ちょっと的外れなことを言うかもしれませんが、上条に対する、一方通行ですよね。

 上条の右手は、あらゆる幻想を壊すことが嫌というほど分かっています。つまり必ず能力は打破できるんです。ってことは、ほぼ確実に勝つことになっているんですね。読者は恐らく上条が勝つことを期待しているでしょう。そして、それは揺るがない。
でも。そうであっても、一方通行はめちゃくちゃに強い。やたらに強い。ベクトル、力の方向性というものを変えるというのは、それほどすさまじい能力です。こいつが初登場したとき、読者はきっと思ったでしょう。こんなやつ本当に殴れるのか、本当に幻想殺しが通じるのか。つまり、上条は勝てるのか、と。
それこそが重要なんです。そんな相手に対して、『俺の最弱はちょっとばかり響くぞ』なんて中二病セリフを吐いて、本当にぶん殴るから、最強に興奮するんです。

 サイタマだってそうでしょう。ガロウ編でいうのなら、サイタマほどでないにしても、化け物の様に強かったS級ヒーローが、ガロウひとりにめちゃくちゃにやられていきます。誰一人手も足も出ません。(ここでタツマキを万全で戦わせないあたりが、展開のうまい所ですよね)サイタマは最強。それは読者も嫌というほど分かってます。でも、いや、もしかしたら、こんなにS級ヒーローを倒す奴はここまでいなかったし――しかし、サイタマは勝ってしまう。ああ、やっぱり最強だ。こいつが居れば大丈夫だという安心感が生まれます。

 ラノベ的に考えるのなら、最強キャラをどう魅せていくのか、に通ずるのかも知れません。勝つことが分かっている戦いを、どうやってスリリングにするのか、そこに頭を絞ることは、黄金バットを参考にすれば見えて来るかも知れないんです。

 なおこのほか、黄金バット以外の、やたらと濃いレギュラーキャラ、およびサブキャラ、彼らに対する、視聴者の感情移入の可能性なんかは、ここでは省いておきます。

 ただ、黄金バットというのは、ここまで書いてきたとおり、とても常人が感情移入できる存在ではありません。それゆえに、レギュラーキャラである、男の子のタケルくんや、マリー・ミレなんかが設定されているのでしょう。彼らの感情をたどるのなら、なけなしの勇気で精一杯ナゾー達と戦い、やっぱりもうダメかも知れない、という所で、最強の安心感を持つ黄金バットが助けに来てくれるので、それもまた魅力のひとつだと思います。

 さらに、基本的に1~2話完結なので、その話の基軸になる濃いサブキャラが居たりもします。また、アングラでおっさんくさい好みですが、今ではテレビで聞くことの無くなった放送禁止用語なんかを普通に使っているセリフなんかも評価されていますが、これ以上は割きません。

 何が言いたいのか分からなくなってきましたが、とにかく、皆さんの目の前に突然現れたこの馬鹿は、熱烈に黄金バットを支持しているということをご記憶ください。それほど力のある作品だと思います。

 ぼくに限って、ですが。見てなかったら、投稿なんか始めなかったかも知れません。もう話なんか、書いてなかったかも知れません。

 なんとか、ライトノベルで伝える方法は無いのか。死ぬまで考えて、書き続けることでしょう。同じような人に会えて、本当に良かったと思います。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 『黄金バット』のような主人公を作りたい

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元記事:「ですわ」なお嬢様言葉の使い方。

ヒロインの口調について悩んでいます。
「ですわ」口調です。
一般では「ですわ」口調はこんな風に使われるのではないでしょうか。

「会心の出来ではありませんの」

「そうですわよ。宇宙人が幽霊な訳がございませんでしょう?」

とかだと思います。しかし、私が今回ヒロインに使わせたい口調はこうなんです。

「会心の出来ではありませぬの」

「そうですわよ。宇宙人が幽霊な訳がございませぬでしょう?」

それと「くださいな」ともよく使います。

……変ではないでしょうか?
「ん」を出来るだけ使いたくなくてこんな風になっているのですが、かえって読みにくくなっているとかなり不安です。

これについてご意見をくだされば。
会話文は思い付きです。
お待ちしております。

上記の回答(「ですわ」なお嬢様言葉の使い方。の返信)

スレ主 よしはむ : 0 投稿日時:

みなさん、どうもお返事ありがとうございます!

>2.話している内容が非常に分かりやすこと

>なので、改善したいと思うのであれば、否定疑問形を使わずにお嬢様っぽい丁寧な言葉を書けばいいという事になるでしょう。
>例としては、感嘆詞を使う、言い回しを変える、というものですね。

ブルース・クリーンさん、サタンさんの回答から、昔、ある少女漫画家が大阪弁のキャラの台詞について、本当の大阪弁はこうじゃないのだけれど、全国の人がわかりやすいように変えて書いている、と答えていたことを思い出しました。

本当のお嬢様言葉ではなく、読者にわかりやすいお嬢様っぽい言葉を使ってキャラ作りをするというのは、良い方法だと思いました。ありがとうございます!

カテゴリー : キャラクター スレッド: 「ですわ」なお嬢様言葉の使い方。

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元記事:戦術の組み立て方について

こんにちは。
数か月ほど前に批評依頼でお世話になりました朱鈴と申します。

今執筆中の小説内に、戦闘……というか会戦の描写があるのですが、なかなか上手くゆかずに困っています。
世界観は古代オリエント世界や東西ローマ帝国の風習文化をミックスさせたような感じなのでハンニバルやアレクサンダー大王の戦術(イッソス、ガウガメラの戦いやカンナエの戦い等)、古代の戦史に関する書籍映像資料を当たっているのですが、現実の戦術を魔術師たちが戦の前線に出て来る世界観に落とし込むのも難しく、説得力のある戦術戦略の描写に悪戦苦闘中です。

そこで、こういった大軍同士がぶつかる戦闘シーンを書く際の戦術の組み立て方のコツ、また、こういったシーンを作品内で描写されたことのある方は、どのように戦術を組み立てたか、どのような資料を当たったか、描写に当たって気をつけたことなどありましたたらお教えいただけないでしょうか。
よろしくお願いいたします。

上記の回答(戦術の組み立て方についての返信)

投稿者 戦予報 : 0

この戦いの中で、この戦術を使って読者を驚かせたい。俺にとって、戦闘描写の書き方の核になるのはこれだけです。ガウガメラ? よく知りませんが、兵士の動かし方に重きをおいているんでしょうか? だとするならば、例えば、敵陣営が魔法を組み合わせて、霧を発生させる。それによって敵がどういう動きをしているか把握できなくなる。対応が遅れる。霧の中、悲鳴が聞こえてくる。録音された悲鳴だったが兵士たちは動揺する。敵味方、入り乱れての戦いになる。逆転の一手として、当初の予定通り、敵兵をなんとか目的の場所(分厚い氷の上)に誘い込む。氷を火で燃やす。敵陣営を氷の湖の中に落とし勝利。俺はこんなふうに描くテーマ(兵士の動かし方)を真ん中にして殺陣みたいなものを作ります。強さを明確に表現するために、どっちの陣営にも活躍シーンを入れるようにしています。あと重要だと思うのは大規模戦闘の決着にふさわしいクリティカルな戦術を生み出すこと。アニメコードギアスのような大掛かりな仕掛けがいいと個人的には思っています。ここが作者の腕の見せ所ですね。

カテゴリー : その他 スレッド: 戦術の組み立て方について

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投稿日時:

元記事:2次3次選考通過の作品が読みたい

ので、なろうとカクヨムで 「2次通過」「3次通過」と検索したところ、合計5、6作品でした。

 ずっと新人賞狙いでネット投稿のサイトを利用していなかったので、(どちらもアカウント持っていない)検索の仕方が悪いのでしょうか?

こう検索したら、もっと出てくるぞ! というワードがあれば教えてください。どの新人賞でも結構です

 ちなみに毎年新人賞に応募して、一次選考は5年連続通過とまあまあ不名誉な経歴なので、1次通過2次落ち作品を読むのは保留にしておきます。
2次通過3次通過を読んでから考えたいと思います。

2次通過3次通過作品なんて読んでないで単行本化した大賞作品を読めという意見もあるかもしれませんが、プロ野球選手の真似は無理でも、部活の1個上の先輩のレギュラーの座なら奪えるかもという考えなので、プロの作品の方がいいぞという意見も今回は、ご遠慮ください。
(読んでいるし、読んでいるかいないかが問題なのではなく、読んだ上で真似できるかできないかがスレの主旨なので)

上記の回答(2次3次選考通過の作品が読みたいの返信)

投稿者 読むせん : 0

アース・スターとかの受賞作読んだ方が良いよ。
あのレーベルは別の大手レーベルの賞に落ちた作品が受賞しているのをよく見るから_(┐「ε:)_

書籍化作家の全員が受かっているのではないのだよ

カテゴリー : 流行分析(なろう研究) スレッド: 2次3次選考通過の作品が読みたい

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投稿日時:

元記事:群像劇

「群像劇」という言葉を最近知りました。
色々な人の視点で物語が進む形式という意味らしいんですが、いまいちよく分かりません。
群像劇の形式で書かれたライトノベルというと、どんなものがありますか?作品名を教えてください。

上記の回答(『幼女戦記』原作版)

投稿者 あまくさ : 0

『幼女戦記』の原作小説は典型的な群像劇です。主人公をめぐり、上司・部下・敵、さらには神(存在X)や天使まで登場して、それぞれの勝手な主観と思惑によって同じエピソーソがまったく異なる様相を呈していきます。そういう状況の結果、勘違いが勘違いを読んで一つの大きな歴史が紡がれていくという、そういうストーリー構成なんですね。

こういう物語は、複数視点でなければ書きようがありません。そして、一つ一つの視点にかなり筆を割く方が効果的なので、大長編になりやすいです。短編や短めな長編で多視点を採用している作品もありますが、キャラ同士の認識のギャップによってストーリーが進行する面白さが盛り込まれていない場合は単に多視点というだけで、敢て「群像劇」と呼ぶものではないように思います。

例えば幼女戦記の主人公ターニャ・デグレチャフ(中の人は中年日本人男性ですが)は、過酷な戦争の時代に孤児として転生させられ、他に選択肢がないため軍人の道に進みますが内心では「安全な後方任務での立身出世」を望んで画策します。ところが言動がことごとく誤解され、軍の上層部には優秀な野戦将校とみなされて最前線に送られ、死に物狂いで生き残ろうとする姿が周囲からは恐れを知らない戦争狂のようにみえてしまうんですね。
この主人公がきわめて優秀な軍人になったことには、いくつもの理由があります。
中の人が日本のエリートサラリーマンだったので冷静な判断力はある。
転生した異世界が第二次大戦下のヨーロッパに酷似しているため、現代人の戦史の知識が役立つことが多い。
任務に失敗すれば死に直結する戦場なので全力で成功させるしかない。
神(存在X)の介入で強力な魔導師としての才能を持っている。
などなど。結果的に超チート的な戦果をあげてしまい、戦場の英雄扱いされてますます危険な最前線を東奔西走させられられるハメになります。そういう姿が敵や味方、後の時代に戦史を調べているジャーナリストなどの様々な視点から描かれるという趣向です。

この主人公の魅力は、異なる立場から与えられた数々の異名によって端的に示されています。軍からは戦功と外見的な美しさから「白銀」という称号を与えられますが、あまりに好戦的と畏れる者からは血塗られた「錆銀」、常識人の上官レルゲンからは「幼女の皮をかぶった化け物」、敵からは「ラインの悪魔」(ライン戦線での活躍が名をはせるきっかけになったから)、後世から彼女の実像を追いかけるジャーナリストからは「十一番目の女神」と呼ばれます。
他に。
参謀本部の大物ゼートゥーアには卓抜した戦略眼の持ち主として注目され、部下たちからは畏れられながらもけっこう信頼感を寄せられています。厳しいけれどもそれは過酷な戦場の現実を知り尽くすゆえのこと、根は部下を大切にする立派な指揮官と「誤解」されているんですね(笑
また、名将ロメール将軍は、少数精鋭を指揮した時の主人公を戦機を的確に察知して機敏な行動のできる野戦指揮官として激賞。
ソ連に擬したルーシー連邦の冷酷なナンバー2ロリヤなんてキャラもでてきます。こいつは幼児性愛者で、主人公の姿に「なんと可憐だ」と惚れ込んでしまいます。ロリヤは連邦の魔導師たちを反革命分子として排斥した張本人なのですが、そのため連邦軍の弱体化という結果を招いてしまいます。ところがこのロリヤが主人公を捕虜にして性的に蹂躙したいという欲望にとりつかれてしまい、魔導師や追放した指揮官を復帰させたために連邦軍が強力になってしまったり。

このように群像劇というのは、群像を構成する登場人物群がそれぞれに異なる動機や思い込みによっててんでんばらばらな行動に走り、それらが絡み合って意外な結果に繋がっていくという展開の妙が面白いんです。

なお。
アニメ版の『幼女戦記』も秀作だと思いますが、群像劇としての性格は原作よりは弱いと思います。多視点ではありますが、誤解や思惑のずれからストーリーが作られていくという展開は、少しだけあるものの原作ほどじゃないんですね。
そもそも多視点という手法は小説では難しい側面もあり、一方アニメには向いています。小説は文章だけで表現するので視点の切り替えが多いと読者が付いていけなくなりがちです。対してアニメや映画などの映像メディアは、視覚という強力なツールで表現するためシーンの切り替えが多くても視聴者は混乱しないんですね。そういう強みを活かしてアニメのほぼすべての作品は多視点で、むしろそうでない作品を探す方が難しいです。
アニメ『幼女戦記』もそんな特徴を踏まえた多視点という範疇に留まっています。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 群像劇

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