小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

パクトボーさんの返信一覧。最新の投稿順13ページ目

元記事:本を読むのって必ずしなくちゃいけないのですか?

私は本を読むのが苦手です。

しかし、世の中の小説家を目指す人は必ず本をたくさん読んでいますし、小説家の人も読むべきだと言っています。

しかし、私は読む気にはなれません。まずお金がないです、「本は千冊読むべき」と言いますが、そんなお金はありません。時間もありません、千冊読むのにどれだけの時間がかかるのでしょうか?学生、さらにはもうすぐ就職する年齢なのにどうやって時間を取ればいいのですか?

そもそも他人の考えを見るのが嫌です。他人の書いた作品、千冊となれば昔の作品にも触れなければならない。ですが、私は現実で色々事情を抱えている以上、それを本の中で馬鹿にされたり否定されたりするのに耐えられません。過去の嫌な出来事や歴史を見ることができません。

どうしても、そんな地獄を千冊も繰り返すなんて難しいです。それでも私は小説家になりたいのですが、小説家になる為には「本を読む」という生き地獄を体験しなければならないのですか?これは必ずやらなければならないのですか?

上記の回答(本を読むのって必ずしなくちゃいけないのですか?の返信)

投稿者 パクトボー : 5 人気回答! 投稿日時:

自分が嫌いなものを供給する側になりたいってのも、なかなか酔狂な話ですね。
まあ、別に卵アレルギーが養鶏やってもいいし、耳が聞こえない人がピアニストやっても一向にかまわないのですが。
なんて話も、もしかして「他人の考えなので見るのも嫌」ですか?
ちょっと意地の悪い話ではありますが、気になったので。

多分、そういう読書家から小説家になった人の言う「本を読め」って、「健康になるには野球をやろう」と言う野球選手みたいなものなんですよね。バスケットボール選手なら「健康になりたけりゃバスケやれ」って言うでしょう。
本を読むって方法で小説家になった人達なんで、「本を読みたくないけど小説家になりたい」って人に対する助言はできません。自分たちがそれ以外に成功の方法を知らず、気持ちを理解できない以上、自分たちの通った道に近しい道を通ってる前提の助言にはなってしまいます。
つまり、アライ様が探すべきなのは「本を読まずに小説家になれた人の助言」です。
本を読んだから小説家になれた人のアドバイスなんて気にしてたらいけないです、アライ様にはまったく縁のない助言です。

それで、なんで本を千冊読める人の助言のほうが多いかっていうと。
それは単純で、「自分の生産物を自分で評価できるから」なんですね。
製品検査を自力でこなせる人と、本を読むのが生き地獄レベルな人で、どっちが小説家になるスピードが速くて生き残りやすいかと言うと、断然前者でしょう。

本を読めないけど小説書くよってのは、期末テストで、回答を書いたそばから見直しもできずに用紙ごと取り上げられてしまうってのと一緒です。消しゴム無しでのテストより厳しいです。
それがどれほど絶望的な難度なことか。しかも小説には決まった回答なんてないし、丸つけすら見知らぬ他人の善意です。そこに義務も定石も存在できません。
本を読めない人の小説家志望って、そういう難易度です。
それを、この先40年も50年も続けていけますか?というお話です。間違いなく、生き地獄どころの話ではないでしょう。
なので、自分の回答としては、アライ様が千年にひとりレベルの既に完成された天才文豪である可能性に考慮して「何が何でも絶対千冊読め」とは口が裂けても申せません。「そっち行くと多分生き地獄が延長されるけど心の準備は大丈夫?」とだけ、心配を申し上げさせていただきます。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 本を読むのって必ずしなくちゃいけないのですか?

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元記事:発達障害の人間が、小説を書く上で”特に”気をつけるべきことはなんでしょうか?

 お初にお目にかかります、半額オソーザイです。
 数年前に筆を一度折って、最近になって少しずつ筆を取り直そうという気になってきたのですが、少し気になった―――率直に言うと不安になったところがあったので、ご相談させていただきました。ただ内容が人によってはデリケートな問題なので、気分を害される方がおられたら申し訳ありません。

 私は数年前に所謂アスペ(正式名称で言うと自閉症スペクトラム障害。診断されたものはASDとADHDです)と診断されており、それが小説を執筆することに影響しないか不安になっています。ネットでも時々「アスペが書いたような一人よがりな小説」とか「支離滅裂な文章はいかにも発達障碍者って感じ」という感じの批評コメントがあったりして、自分もそう言われるようなものを書いてしまうかもしれない……と思ったりしています。
 もちろん障害特性上、できるようになるために並々ならぬ努力が必要なこと、もしくはどうしてもできないかもしれないことはあるかもしれません。ただ、自分の発達障害が悪影響を及ぼしがちなところが少しでも分かれば、それを意識して執筆していけると考えて、こちらに書き込ませていただいた次第であります。

 なので、タイトルどおりではありますが、相談内容は
「発達障害(ASD)の人間が、小説を書く上で”特に”気をつけるべきこととは?」
 です。もし何か工夫できるところ、訓練方法があればそちらも教えていただきたいです(図々しくて申し訳ありません……)。

 非常に答えづらい相談内容かもしれませんが、よろしくお願いいたします。
 一言にアスペ……もとい、ASDといっても人それぞれですが、私の場合は「空気(行間)が読めない」や「想像力が欠如している(人の感情を想像するのが苦手)」「曖昧な表現が苦手。具体的なものや、物事の定義が気になってしまう」といったところが当てはまっています。この点に関しては結構キツいと自分でも思っています(笑)

上記の回答(発達障害の人間が、小説を書く上で”特に”気をつけるべきことはなんでしょうか?の返信)

投稿者 パクトボー : 2 投稿日時:

小説を「書く」段階にあたっては、特別に注意すべき点はないと思います。
強いて言えば、自分の興味ある分野には饒舌っていう特徴が、説明主体になって読みづらくなるかもしれないし、逆に興味関心ない部分はなあなあにしてしまいがち、とか、そのくらいの読みやすさに関するハンデくらいなものでしょうか。それだって個人差ありますし。
その点、質問文くらいの文章量では断定できないとはいえ、半額オソーザイ様の質問は筋道立って説明できてるように感じられるので、その点は大丈夫なんじゃないか、とも思えます。

ただ、場外乱闘には気を付けたほういいです。
このサイト、ちょっと前までいたんですよ。アスペルガー症候群を名乗って、身の振り方が「人間として(障害あるなし無関係に)」あまりにも目に余った結果、散々な扱いを受けた方が。
心に余裕があるときに、過去ログを遡ってちらっと見て見るといいかもしれません。良い反面教師になってくれると思います。

カテゴリー : その他 スレッド: 発達障害の人間が、小説を書く上で”特に”気をつけるべきことはなんでしょうか?

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元記事:最後の挨拶

どうも皆さま。本日を最後に私はラ研様から完全に手を引きます。
得られるものよりも失うものばかりが大きくなった今、ここに留まる理由が薄くなってきましたので、おそらくもう来ません。
鍛錬室の作品も週末までには削除します。別れを惜しむ方達の感想が殺到しない限りは延期しないつもりです。

上記の回答(最後の挨拶の返信)

投稿者 パクトボー : 9 人気回答! 投稿日時:

まあ、なんというか…そういう上から目線だったり、自分がさも世界で一番偉いみたいな態度が最後まで抜けなかったって点が、ここの皆さんからの評価がちょっと辛めだった原因だと思いますよ。別サイトの方はこういった言葉遣いの態度の人だってことを知らないわけですから、評価も純粋に作品のみになるのでしょうね。
作品だけ評価してもらえるっていうのは、純粋にいいことだと思うので、それが良いでしょう。世の中には自分の気分を良くするために辛辣なことを言う人もいるわけですから。
でもまあ、ここの人たちはあくまで優しく対等に接しようとしてくれてたと個人的には思うので、一度ご自分の評価は自分の行いの結果だという基本的なことを思い出していただければなぁ、と思います。
そりゃあ涙だって流れるでしょうね…。ご自分の中でのご自身の評価と、周囲からの評価の食い違いにはさぞお辛い思いをしたことかと思います。いいね!の評価は心の健康になります、ご自愛なさってください。それから、心に余裕があるときにはたまに自分の言動を振り返ってみてください。

カテゴリー : その他 スレッド: 作品の評判に関する疑問

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元記事:パクトボー様及びサタン様へ

結構捨てゼリフじみたレス叩きつけてしまったのに、レスをして頂きありがとうございます。
都合上お二人同時の返信になってしまうことをお許しください。
(といっても、後半はほぼサタン様への返信になりますが……)

>>そういう上から目線だったり、自分がさも世界で一番偉いみたいな態度が最後まで抜けなかったって点が、ここの皆さんからの評価がちょっと辛めだった原因だと思いますよ。
>>総じて「自分は正しい」という前提の投稿ばかりだった。

……本当におっしゃる通りです。過去スレの態度を思い返したら、まるで鬼滅の刃の無惨様みたいな有様でした。
特に2019年年末から夏までの間はさすがにひどい言い方でした。思い返せば「相手の態度が悪いから礼儀を払うべきでない」という考えを態度に反映させた結果、無関係な人までついでに不快にさせるなんてのは最低野郎のすることですよね。例え相手に非があったとしても好ましいことではなかったと思います。

>>相談しに来てるのに聞く耳持たないし。

このことなんですが、ここで長い間説教されている間に人に頼らなくてもある程度まともに執筆ができる状態になりました。
今使っている別サイトはあくまで作品を掲載するためのサイトなので、ここみたいに作品作りの議論をする場所ではないというのもありますが、人に頼らず黙って作品を投げることに専念しています。
少なくとも私自身はここでした失敗を繰り返したくないです。質が悪い作品はスルー、良いものだけを褒めるの方針に転換し自発的にトラブルを防いでいます。

>>スレ主さんの創作意欲のその原動力はこうした反骨心から来ていると感じられるので、無理にそこを治す必要はないでしょう。

まあそれはあると思います。管理人様がなろう大好きなのになろうをけなすスレッドを思いっきり立てたり、そのくせして文句を言いながら「異世界転生の書き方教えて」とか言い出したり……
まあ私はなろうに対抗することよりも自分の感性で萌えると思ったキャラクターを量産することの方を重視したいので、なろうを貶めるために異世界転生を書いたりすることは今後もしないつもりです。
前異世界転生に関する皮肉を描いたナイトメアフライデーという作品も、なろうをけなすという考えより「13日の金曜日に異世界転生したら転生先で殺人鬼に襲われるなんて展開面白そう」という考えで書いていました。
(ここでは不評よりの賛否両論でしたが、ノベプラ様では一番人気な短編です)

>>スレ主さんはたぶん、今の熱量のまま創作を続けてりゃほぼほぼどっかで書籍を出せると思うので

いや、それはさすがにないと思いますよ……仮にあるとしたら遠い将来に「電子書籍を自己出版して一山当ててやるぜ」みたいな大それた野望を抱いた結果本当に自己出版に乗り出した時でしょう。(少なくとも今の技術ではそんな野望は抱きません)
私のキャラクターってパクリが原初のキャラクターばかりですからね。

ちなみにパクったキャラクターの一部抜粋です↓
ハマーン様(ガンダム)、アルトリア(FATE)、シン・アスカ(ガンダム)、ウォーリアオブライト(FF)、メディア(FATE)、極黒のブリュンヒルデのキャラクターたくさん(一人ずつ書くとキリがない)、セフィロス(FF)、アナベル・ガトー(ガンダム)、胡蝶しのぶ(鬼滅の刃)

ちなみに現在進行形で連載している長編作品は胡蝶しのぶをモデルにしたキャラクターが主人公です。
あと散々揉めたベアトリクスはガルパンの逸見エリカやエヴァのアスカがベースです。

ただここにいたくない理由の一番大きいものは、鍛錬室で真面目に感想を書く人が少なくなったことなんですよね。
この問題が解決しなかったら、どんなに引き留めてくれたとしても戻ることはないと思います。

上記の回答(パクトボー様及びサタン様への返信)

投稿者 パクトボー : 4 人気回答! 投稿日時:

>>例え相手に非があったとしても好ましいことではなかったと思います。

いやいや、そういうとこやぞ、って思わずツッコんでしまった。
ホントに、自分は100%正しくて悪いものは全て外にある、という考えの方だったのですね…。
それでしたら、やはりこれ以上ここに居続けるのはよろしくないでしょう。
考えてもみていただきたいのですが、今某一番さんが真面目な態度でここに帰ってきたとしまして、それでここの人々が諸手を挙げて温かく歓迎しますか?って言われたら、「ちょっと様子見かな…」みたいな感想が殆どになるのは、如月さんもおわかりになるでしょう。そういうお話です。すっかり無礼な態度が知れ渡ってるので、仕方ないのです。
今「いやあいつと一緒にすんなよ」と思いました?それが「100%自分は正しい」思考です。ある程度自分を省みることができる人間なら、「確かに10%くらいは自分も似てるところあるよな、用心しようかな」くらいには考えて、人のふり見てなんとやら、とできるわけです。

今メインにいらっしゃるところが居心地が良いとおっしゃるのであれば、繰り返しになりますが、やはりそこに行くのが良いでしょう。
褒められて人は伸びるのです。貶されて伸びるなんてのは昔のお話。如月様の更なるご発展を願っております。
そのうえで、自分の言葉を聞いていただけるならば、何度でも言いますが、やはり心のどこかに「これ言ったら不快になるかな」みたいなブレーキはそろそろ搭載していただきたいものです。他人の反応は自分の行いの鏡だというお話でした。

カテゴリー : その他 スレッド: 作品の評判に関する疑問

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元記事:「現実世界の石器時代の人間」が「現代風の異世界」に転移する話を描きたいんですが

「異世界に転移する人間=現代人」とか「異世界=現代ほど文明が発達していない中世ヨーロッパ風の剣と魔法ファンタジー世界」という固定観念を壊したくて、「現実世界の石器時代の人間」が「現代風の異世界」に転移する話を描きたいんですが、「現代風の異世界」ってどんな風に描けばいいんですか?「現代ほど文明が発達していない中世ヨーロッパ風の剣と魔法のファンタジー世界」ならそれこそ腐るほど例がありますが、「現代風の異世界」は見たことがないのでいまいちわかりません。特に異能・超常要素とかなくても、魔王とかわかりやすい人外の悪役がいなくても、架空の土地だけで話が展開すれば「ちゃんと『現代風の異世界』してるな」とか思ってもらえるんでしょうか?
あと「現代風の異世界」を描いている作品があったら教えてほしいです。なおこのスレで言う「現代風の異世界」というのは「現実世界から枝分かれしたIFの世界」とかじゃなくて、「現実世界とは最初からまったく関係ない架空の世界」という意味です。

上記の回答(「現実世界の石器時代の人間」が「現代風の異世界」に転移する話を描きたいんですがの返信)

投稿者 パクトボー : 2 投稿日時:

現代風異世界、ひとつめちゃくちゃ世界中に大人気で参考にできるだろう作品に心当たりがあります。
ずばり「ポケットモンスター」!
明らかに現代なのに架空の土地で架空の生物が浸透してて、どう考えても異世界!異世界なのに現代風!未来過ぎない現代風!
あんな感じの大作を作りたいってわけではないのかもしれませんが、ある程度は参考になったりしないでしょうか。
今まで子供向けゲームあるいは廃人対戦ツールという印象だったかもしれませんが、目線を変えることを覚えれば「ここでさりげなく異世界感強調してるな」とか「この道具があるから現代感あるな」とか感じられるかもしれません。何かの参考になれば幸いです。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 「現実世界の石器時代の人間」が「現代風の異世界」に転移する話を描きたいんですが

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元記事:戦術の組み立て方について

こんにちは。
数か月ほど前に批評依頼でお世話になりました朱鈴と申します。

今執筆中の小説内に、戦闘……というか会戦の描写があるのですが、なかなか上手くゆかずに困っています。
世界観は古代オリエント世界や東西ローマ帝国の風習文化をミックスさせたような感じなのでハンニバルやアレクサンダー大王の戦術(イッソス、ガウガメラの戦いやカンナエの戦い等)、古代の戦史に関する書籍映像資料を当たっているのですが、現実の戦術を魔術師たちが戦の前線に出て来る世界観に落とし込むのも難しく、説得力のある戦術戦略の描写に悪戦苦闘中です。

そこで、こういった大軍同士がぶつかる戦闘シーンを書く際の戦術の組み立て方のコツ、また、こういったシーンを作品内で描写されたことのある方は、どのように戦術を組み立てたか、どのような資料を当たったか、描写に当たって気をつけたことなどありましたたらお教えいただけないでしょうか。
よろしくお願いいたします。

上記の回答(勝ち筋は揺れ動く)

投稿者 あまくさ : 0

ゲームとしての戦闘という側面について、追記させていただきます。
再訪になりますので、そちらから時に何かなければレスはお気遣いなく。

キーワードは、

1)勝利条件

2)ゲームの理論(戦いの相互作用)

3)勝ち筋は揺れ動く

この三つとします。

1の「勝利条件」という言葉は、大野知人さんが指摘してくださいました。前提が明確な良い言葉なので、失礼して流用させていただきました。

2の「ゲームの理論」というのは学術用語で、遊びとしてのゲームではなく、現実の戦闘や経済活動にもゲーム的な思考が応用できると主張しています。

ゲームの理論の分かりやすい好例として、シャーロック・ホームズの1挿話がよく引き合いに出されます。ホームズが天才的犯罪者モリアティ教授と死闘を演じる話。その中のほんの1エピソードなので、ネタバレはまあいいかなと。

モリアティに命を狙われたホームズは、一旦イギリスを離れて大陸に逃れようとするんですね。そのために港のあるドーバー行きの列車に乗ります。ところが乗車直後、モリアティが同じ列車に乗り込んだことを察知するんです。
列車はドーバー駅に着く手前に、カンタベリー駅という途中下車駅が一つだけあります。そしてモリアティは人の多い列車内での行動は避け、下車後にホームズを捕捉して殺害しようとしています。ホームズはそれを避けたいので、ドーバー行きは諦めてカンタベリーで降りてしまうという選択肢もあるわけですね。しかし、モリアティもそれを読んで、カンタベリーで降りる可能性もあります。
すなわち、二人の読みの勝負になります。

この状況から、二人の勝利条件が下車駅の組み合わせに単純化されます。
ホームズにとっては自分がドーバーで降り、モリアティがカンタベリーで降りれば、大陸への脱出に成功するのでこの局面では勝利です。カンタベリーで降りた場合は、どう転んでも脱出はできないので良くて引き分け。モリアティもカンタベリー下車を選択する可能性もあるので、その場合は負けです。

というわけなので、単にホームズ側の都合だけで考えれば、ドーバー下車を選択した方が有利なんですね。

ところが。

モリアティの側から考えると、カンタベリー下車はホームズがドーバーで降りたら逃亡を許してしまうので負け。ホームズもカンタベリーなら捕捉に成功して勝ち(あくまで、この局面ではの話です)。
一方モリアティがドーバーを選択した場合は、ホームズもドーバーなら勝ち、カンタベリー下車なら捕捉には失敗しますが、逃亡は阻止したことになるので引き分けです。
つまりモリアティにとっても、自分の側の都合だけならドーバーを選択した方が有利なのです。

すると、どうなるでしょう?

仮に双方が上記の思考だけで単純に有利と思える選択をすると、結局両者ともドーバーで降りてしまい、あっさりホームズの負けになってしまいます。

すなわち勝利条件は、相手の思惑を加味すると変化してしまうのです。

小説での解答は、ホームズはカンタベリーで降り、モリアティはドーバーで降りた、でした。
両者共に相手の作戦を推理し、モリアティは少なくとも負けない選択をし、ホームズはそういうモリアティの思考を加味して有利な可能性を計算しなおした結果、痛み分けに終わったということです。

   *   *   *

勝負というのは一人でやるものではありません。必ず相手がいます。
勝利条件は、相手がどのように思考し、どういう行動をとるかによって常に揺れ動きます。また物語的にも、最初に提示された条件の通りに事が運んだら面白くないですよね?

そこで、「勝ち筋」という考え方が有効になります。

勝利条件の設定はとても重要だと思いますが、次に考えなければならないのは、その条件をクリアするために主人公は何をしなければならないのかという思考です。
彼我の条件を考慮して主人公が勝ちを得るための障害を洗い出し、それを一つ一つ乗り越えて勝利に至る道筋を考える。
それが勝ち筋です。これによって、何をすれば勝てるのかという方針が決まります。

ところが敵が優秀であれば、主人公の勝ち筋を読んでくることが考えられます。当然、それを妨害する動きに出ます。主人公の勝利条件のいくつかを事前につぶしたり、あえてそれを逆用して誘い込み罠をはるといったことです。
それによって、主人公は大ピンチに陥る。そこからさらに、いかにして大逆転をつかみ取るか。これがそのまま物語のクライマックスになりますよね?

勝利条件を決めたら、そこからの勝ち筋を考える。勝ち筋は状況の変化や敵の行動によって常に揺れ動く。そのような振幅によって盛り上げるのが、戦略モノのこつなんじゃないかと思います。

カテゴリー : その他 スレッド: 戦術の組み立て方について

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元記事:新、新タイトルの相談

えっと、前の意見を参考にまた新タイトルを考えてみました。
まだ、先月から書き始めたばかりなので、どんなタイトルが読書の興味を引く意外性かが分からないところがあります。
それはなろうとカクヨムで流行っているワードを知らないからということにあると思いました。
なので、単語でタイトルを検索するように致しました。
読者の興味を引くかは分かりませんが下記のタイトルを興味を引く意外性で考えたつもりなのがこちらです。

「おバカな義兄が優等生でブラコンな義妹を持ったら恋愛関係になった」
です。
ブラコンや妹って割とポイント貰える単語なのかな、と思い入れてみましたので評価のほどをよろしくおねがいします。

内容は作家でごはんで面白いなどと言われ、ラ研ではネット小説向けの文書を書いていると言われたのでタイトルが思いつかなく、悔しい思いをしてます。
ただ、以前よりはコツは掴めたんだよなあ…。

上記の回答(新、新タイトルの相談の返信)

投稿者 あだちただし : 2

カクヨムに掲載していこうと思いますが、考えて頂いたタイトルでも駄目でした。
もっともっと練って頑張っていきたいと思います。
中々バズるのは厳しい様子です。

カテゴリー : 流行分析(なろう研究) スレッド: 新、新タイトルの相談

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投稿日時:

元記事:お話を考えるのが面倒で仕方がない時はどうすればよいか

今までは基礎的な知識をつけるために技法書の類を読んだり名作の分析等をしてきましたが、実際に小説を書くとなると筆が止まってしまいます。なんとか書くのが好きになる方法はないでしょうか。某少年漫画家さんのように脳内で複数の作品を考えて雑誌で連載させるといったことができるようになりたいのですが…。

個人的にやっている作り方です。9割方途中で「これ本当に面白くなるのか?」となったり、分からないことを調べだしてダルくなって書くのやめます↓

1.音楽等聴いて素材を一つ選ぶ
2.ログラインとテーマを考える
3.書きたいシーンについて複数の画を考えてみる
4.その画に至るように空所や伏線, 緩急等を配置していく
5.順不同↓
・話を進める役割や対比関係を満たすように個々のキャラクターや関係性等を作り、物語の本筋と関係ない部分や本筋を変えてしまわない場所に反映させる
・テーマに沿って語り手の立ち位置や話法等を決める
6.緩急や対比, キャラの属性に合わせて語彙や語順・比喩や語用(・可能なら押韻)を選びながら話を文章に書き起こす

因みに小説を書きたい理由は自分の考えた世界観やシチュエーションで書いてくれる人が誰もいなかったからです。

上記の回答(お話を考えるのが面倒で仕方がない時はどうすればよいかの返信)

投稿者 サタン : 4 人気回答!

>某少年漫画家さんのように脳内で複数の作品を考えて雑誌で連載させるといったことができるようになりたい
単純に量をこなさないと無理。
複雑な計算を暗算で回答したいんです、って言ってるのに計算方法を延々と調べて、実際には一つも計算してない。それでいざ計算しますっつったって慣れてないから頭の中でこんがらってまともに計算できず諦めちゃってる。
方法論は確かに効率的な方法が書かれているだろうけど、それは「やることをやってる人」に向けたもので、何もしてない人が読んだってトリビアが増えるだけ。
まずはやることをやる、つまり書く。それが第一歩。
書くうえでわからないこと、上手く行かないことを一つずつ解決していって、地道にやって、それでようやく一つの作品をまともに書けるようになる。

>9割方途中で「これ本当に面白くなるのか?」となったり
ひどい思い違いをされてますが、「面白くなるのか?」じゃなくて、あなたが面白くするんですよ。
良い題材が思いつけば自然と面白くなる。んなワケない。
題材の中から面白いところを見つけて、面白くなるように考え抜いて、面白くするんです。
極端に言えば、「学校に行って女の子に告白して振られた」、これを面白くしてください。
そういう話なんです。そういうことをしなければならないんです。ダルくなるとかナメてんのか。

>4.その画に至るように空所や伏線, 緩急等を配置していく
「その画」が面白くなるような流れを作る、を優先したほうが良いと思う。
主人公とライバルの遭遇戦みたいのをイメージしたとしたら、じゃあどんなタイミングでライバルが現れたら面白いか、そのためにどういう流れがあると良いか、そうやって大筋を作っていく。

私見を出ない無責任な発言だけども、短編か掌編をまずは10本くらいつくって見たら良い。
「面白くなるのか?」とか、面白さを気にして書き始めるタイプは、潜在的に「終わらせられるかどうか」にビビってるとこがあると思う。
まあ自分も人のこと言えないけども。
というのも、別に小説に「面白い」必要はないんだよね。書きたいこと書いてるだけなんだから、作品を読んで面白いって感じるのは読者で、作者じゃないんだよ。
こういう面白さを気にして方法論を溜め込むタイプは「面白い」のために余計なことをしがちなんだけど、そうすると頭がこんがらがって完成の予想図が見えてこないんだよね。
だから、まずは「完成させる」ことに慣れたほうが良い。
これは言い換えると「物語のまとめかたを学ぶ」ってことだから、まあ、ぶっちゃけコレさえマスターできればテーマ思いついただけである程度の物語は作れるようになる。

別に完璧にマスターするまでもないと思うけど、ある程度どうすればよいか考え方が育てば、そこではじめて「読者から見て『面白い』はどういうことか」を作品に意識的に取り入れられると思う。
初心者がよくやる落とし穴だけど、最初から完璧で完全な理想を作ろうとしがち。
たぶん、原稿にいきなり「印刷に耐えられるレベルの文章」を書こうとしてるでしょ。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: お話を考えるのが面倒で仕方がない時はどうすればよいか

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