小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

バッキーさんの返信一覧。最新の投稿順2ページ目

元記事:ヒーローと悪者の世間の認識の返信

普通にニュース報道されてるとかはダメなんですか?
バットマン、スパイダーマンはマスコミに悪認定されてますが。ヒーローですよね

上記の回答(ヒーローと悪者の世間の認識の返信の返信)

スレ主 バッキー : 0 投稿日時:

返信ありがとうございます。

問題は報道などがあった後であり、相手が犯罪者や外人などとはいえそれほどのパワーや武力を備えた「民間人」を行政が放置する訳にはいかず、どこかで落とし所を設けなくてはならないという所にあります。
自分としてはそこは主題ではないのですが、どうにか軽く済ませられないかという所です。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: ヒーローと悪者の世間の認識

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元記事:デスゲームの作り方の返信

競女!!!!!!!!の設定ほぼそのまま。

デスゲはコンセプトテーマによって、けっこう理不尽でいいとは思う。アイドルがディスラップバトル?で負かしたらギャグみたいなお死置きうけるみたいなのもあったし。
強いて言うと、互いに殺し合うのがええかな?お死置きとかが娯楽。
ーーーーーーーーーーーーーーー
ワタシ、デスゲ好かんねん。
理由としては「参加が理不尽」だから。ロクデナシの犯罪者が自主参加してデスゲするやつは割と楽しくみられる

やから「女が家畜扱いされているレベルの極端に男尊女卑が進んだ未来」は止めて
「単に大富豪チームが、『極端な男尊女卑が許されていた過去』を懐かしみ悦に入るために美少女を誘拐したりしてくる」
「美少女たちは男女平等(世情的にはフェミ寄りなくらい)の時代相応にプライドが高い普通の世界から、この異常なルールがまかり通る会場に拉致られてきた」

とかのほうが尊厳破壊になると思う。女畜系って殺される時も割と従順だから、恥辱が無い。

 セクハラ超えたデスゲ参加を拒否ったらドン引きするような死に方を個人情報付きでライブ配信される。

配信視聴には相応の審査や会員登録必須だけど、けっこう一般人レベルの人も見る事ができて衆人観衆の晒し物になりながら誰にも助けられずに死ぬ。みたいな?

なんとなく魔女狩りとかが参考になりそう。
ーーーーーーー
ゲーム内容は何でもええね。昔史実で読んだやつだと
占領した村の、妙齢の娘達を全裸にひん剥いて鶏を放流「制限時間内にニワトリ捕まえてこないと殺す!」ってやって、女たちが、男家族の死体まみれの村内を全裸で、半泣きになりながら乳とか尻肉をだぶつかせて、爪で素肌抉られながら必死で鳥追いをするのを爆笑しながら兵士たちと共に鑑賞。

飽きたら矢を掃射させて女も鳥も一緒に射殺し、死んだ鳥を集めて食ってたと思う。

・・・・・なんにしろ18禁か20禁やね!!(;´∀`)

上記の回答(デスゲームの作り方の返信の返信)

スレ主 バッキー : 0 投稿日時:

返信ありがとうございます。

>「美少女たちは男女平等(世情的にはフェミ寄りなくらい)の時代相応にプライドが高い普通の世界から、この異常なルールがまかり通る会場に拉致られてきた」
とかのほうが尊厳破壊になると思う。女畜系って殺される時も割と従順だから、恥辱が無い。

登場人物のリアクションの観点から時代設定の変更は採用したいと思います。
この時代背景のキャラクターの反応を以外と想定できていなかった所がありますし、両親のした借金でここに来た主人公のキャラクター性をほぼそのまま使えそうでもありますね。

>占領した村の、妙齢の娘達を全裸にひん剥いて鶏を放流「制限時間内にニワトリ捕まえてこないと殺す!」ってやって
アイデア感謝します。
面白そうなのでなんとかアレンジを加えてやってみたいと思います。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: デスゲームの作り方

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元記事:「頭が良くなる手術」をどこまで良しとするかの返信

それロボトミー手術(-。-)y-゜゜゜
社会における「あたまが良い」の定義とは、より素晴らしい家畜たり得るか?素晴らしい利用価値のある道具たり得るか?になると思うわ。カイコガみたいな生き物が一番良いんです。

アルジャーノンとかは、あたまが良くなりすぎて不和をおこし苦悩します。バッタ怪人も逸脱に苦悩する

本当に欲しいのは、異常性を受け入れてくれて、十全に個性を伸ばし長所にしてくれて、存在していい言い訳をくれる【場所】だと思う。
ある意味「ナーロッパ糞ハーレム女群」とかも『主人公が自分を愛せなくても、主人公を肯定してくれ賞賛してくれる居場所』としての役割も兼ねてるんでしょねー。

脳改造云々だと、たしか蛇鷲さんが作ろうとしていたキャラが人造★男の娘で、規格に合わない行動とろうとすると電撃みたいなのが走る拷問仕様かドクターが仕込んだ「博士の考える最強に男の娘ムーヴ・プログラム」が人権も尊厳もプライドも無視で起動しちゃうっぽかった。

ゲームとかでも尊厳無視でコントローラーで動かされるキャラとかいたりしますから。AIとかにコントロールしてもらったり、哲学的ゾンビでいいねん。

上記の回答(「頭が良くなる手術」をどこまで良しとするかの返信の返信)

スレ主 バッキー : 0 投稿日時:

変身ありがとうございます。

>社会における「あたまが良い」の定義とは、より素晴らしい家畜たり得るか?素晴らしい利用価値のある道具たり得るか?になると思うわ。

外的要因で定型に近い精神構造や思考に寄せ、社会に順応しやすくするという措置は確かに被験体を「都合のいいモノ」に作り変えてしまう側面はあるのかもしれません。
壱番合戦氏がかなり強い拒否感を持っていたのも分からなくはないというか。

>本当に欲しいのは、異常性を受け入れてくれて、十全に個性を伸ばし長所にしてくれて、存在していい言い訳をくれる【場所】だと思う。

理想であると同時に、変にリテラシーを持ってしまったがためにその虫の良さを感じ取ってしまって手放しに喜べない所はあるんですよね。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 「頭が良くなる手術」をどこまで良しとするか

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元記事:「頭が良くなる手術」をどこまで良しとするかの返信

作品の倫理観は内容次第で上下するから何とも言えないと思う。
ただ、質問内容を読んで思ったのは、
>ヒーローをやっている現在が「理想の自分像」それ以前が「現実の大嫌いな自分」に当たる訳ではあります。
「理想の自分」と「大嫌いな自分」で分けて考えてるから、その境にある外的要因に倫理的な問題を見てしまうんじゃないかなと。
それらは両方とも自分であって、「理想の自分」になったところで「大嫌いな自分」は無くならないし同等のものとしてある。「大嫌いな自分」とは遠く離れた「理想の自分」に届いているからそれを忘れているないし別ものだと錯覚しているに過ぎない。
だから、「理想の自分」を得たからこそ「大嫌いな自分」を客観的に考えられるようになるし、「大嫌いな自分」がいたからこそ「理想の自分」は理想に思えるだけの幻想だと気づきもする。
この二つの要素は正反対の要素なので、対比構造が作れるしそうやって自己の在り方あるいは同じような人に対するメッセージを込めたりできる。
そして、それら要素はベクトルが違うだけで同じものだし、第三者が非道な手術に倫理観を問うことはあっても、当事者が倫理観をどうこう言うことは無いんじゃないかと感じる。

私は、どっちかっていうと「東京喰種」って漫画を思い出したかな。
そんな感じでダークな雰囲気なのであれば、むしろ倫理観なんて度外視したほうが面白いと思う。

うーん。
「倫理について、こうすべき!」って回答は持ち合わせてないけど、
>こういった話では「外的要因で頭を良くしたりする事」を無批判に称誉すべきではないですが、かと言って自分自身「ありのままの自分が良かった」とは口が裂けても言えないでいます。
このコメントは実に良いと思う。
というのも、これはそのままキャラクターの衝突としてワンシーンになりうる良いイメージだからです。
つまり、「外的要因で頭をよくする事を良く思わない人物」がいて、一方で主人公は望んで「理想の自分」になったわけではないが、これで良かったのだろうかと悩んでいる。
「良く思わない人物」が主人公を責める。主人公は悩む。そこに「別にいいじゃねえか、今の自分を受け入れろよ」と言ってくれる人が現れる。
そういう作者の中にある異なる意見は、まるっとキャラクターに詰め込んでしまえば悩んでること自体が話のネタになるから、
例えば「理想の自分」と「大嫌いな自分」も、「大嫌いな自分」と友人でいてくれた親友などを作れば、この親友は「大嫌いな自分」だったモノの代弁者となってくれる。
一方で「理想の自分」になってから近寄ってきて仲良くなった恋人は、「新しい自分」の象徴となる。
そうやって、自分の中にあるものを外のキャラクターに出して、彼らに衝突してもらえばよい。

上記の回答(「頭が良くなる手術」をどこまで良しとするかの返信の返信)

スレ主 バッキー : 1 投稿日時:

返信ありがとうございます。

>第三者が非道な手術に倫理観を問うことはあっても、当事者が倫理観をどうこう言うことは無いんじゃないかと感じる。
過剰に外的要因での緩和・矯正を否定する事もまたコンサータや今自分が服用しているストラテラを否定する事にも繋がってしまう側面もあるので。
自分自身自己肯定感があまり高くないのを抜きにしても「本当の自分」というのがそこまで称誉されるものか?という疑問もあります。

>「良く思わない人物」が主人公を責める。主人公は悩む。そこに「別にいいじゃねえか、今の自分を受け入れろよ」と言ってくれる人が現れる。
そういう作者の中にある異なる意見は、まるっとキャラクターに詰め込んでしまえば悩んでること自体が話のネタになるから、

最終的な落とし所は「ともあれ肯定できる自分をたしかに作り上げる事は出来た」というところで、そこから逆算して人間関係を作っていきたいというのはありますね。
「ヒーローものを沢山見た末に見出した自分自身が美しいと思える在り方」自体は「頭が良くなる」前後に関わらずあるもので、それに近づけた事は間違いなく肯定できるという考えです。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 「頭が良くなる手術」をどこまで良しとするか

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元記事:大風呂敷をなるだけコンパクトに纏めるには

お久しぶりです、色々とっ散らかって来たので少し質問させて頂きたく思います。

この話の本筋に要るキャラクター自体は男性主人公とメインヒロイン、それから彼らを再び接触させて何事かさせようとしているトリックスターめいた人物ではあります。

この話の結末というかやりたい事に「交われば神に等しい事をやりうる二人が敢えて番わない」事であり、そうするだけの理由というのは自ずと「セカイが見出した運命の人よりそれまでの人生で築いてきた繋がりをお互いが選んだ」という結論になりました。

問題なのが、男性主人公と女性主人公がそういう結論を出すだけの「お互いに運命の一人をかなぐり捨てるに足る」バックボーンを二人分しっかりやる必要性が出てきた=自ずとキャラクターが多くなるという事です。

もっと言えば、とある事情から男性主人公と女性主人公の会合はマルチバースを隔てた本来あり得ないものであり、各々背負っている世界観もそれなりに作り込む必要性が出てきました。

なるべくコンパクトに纏めるにはいい方法はあるでしょうか。

上記の回答(大風呂敷をなるだけコンパクトに纏めるにはの返信)

スレ主 バッキー : 0 投稿日時:

皆様返信いただきありがとうございました。

本筋の尺をあまり圧迫しない範疇で、寧ろ本筋の主人公とヒロインの話に重点を置きながら説得力を出していきたいと思います。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 大風呂敷をなるだけコンパクトに纏めるには

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元記事:ファンタジー小説の応募先について

はじめまして。
現在製作中のファンタジー小説を完成したらどこに出すかについて悩んでいます。
よろしければお力添えください。

以下、内容の雰囲気です。
三人称、神の視点。16~20万字見込み。
基本的に明るい楽しそうな雰囲気、シリアスなシーンはほとんどない。
血、暴力、性描写などR指定がかかりそうなシーンもない。
メインとなる登場人物は男4人女2人の六人組、いずれも大学生。
その他の脇役の男女比はおおよそ半々。
異世界が主な舞台。だがいわゆる中世風の冒険者や王様、モンスターがいる世界ではなく、背景歴史文化などをこの話に合わせて作った専用の異世界。
剣は出てこないが魔法は頻繁に使用される。
メインの六人組が異世界を冒険して思い出作りをすることが話の大筋。
小説としてのテーマ性を持っている。

来年のファンタジーノベル大賞に出すつもりで作っていたのですが、今年の候補作を見る限りガチガチの異世界ものはカテゴリーエラーなのではと思えてきました。ライトノベル方面も少し考えましたが、作中人物の約半分は男であること、萌え要素は非常に少ないことを考慮すると、こちらでも難しい勝負な気がします。

このような小説に向いていそうな新人賞はあるでしょうか?
ご意見お待ちしております。

上記の回答(集英社のダッシュエックス文庫は、王道からやや外れたラノベを受け入れてくれます。)

投稿者 うっぴー : 4 人気回答!

ラノベで考えているのでしたら、集英社のダッシュエックス文庫の新人賞はいかがでしょうか?
http://dash.shueisha.co.jp/award/

このレーベルは、「六花の勇者」など、ふつうのラノベの王道からやや外れた作品を出しています。
六花の勇者は、「ファンタジー+本格ミステリー+重い展開+愛がテーマ」というラノベとは思えない作品です。萌え要素もほとんどありません。

王道からやや外れた作品を主に出しているだけあって、残念ながら大ヒットはあまりないレーベルですが、萌えがないのでしたら、おそらくここが良いと思います。

カテゴリー : 流行分析(なろう研究) スレッド: ファンタジー小説の応募先について

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投稿日時:

元記事:主人公の目標の有無について

「○○王になる!」のような主人公が絶対的な目標を抱き、そこへ向かって邁進する作品がある一方で
巻き込まれ型と言われる平和なときは特に目標のない、トラブルが発生するまで立ち止まる主人公もいます

どちらも結局のところは、その都度トラブルを解決していく物語になりますが
前者と違い、後者は主人公の最終目標が分からず何かと批判されがちだと思います
しかし後者って本当に駄目なんでしょうか
こうやって作品論を語るときは大体「ないよりあった方がいい」的な結論に至りますけど、世の中の作品を見れば目的意識に欠けた巻き込まれ型主人公って多く存在しますよね

要は
家族に身の危険が迫ったから助ける→仲間に身の危険が迫ったから助ける→世界を脅かす存在に立ち向かう
などと小さなトラブルから徐々に大きなトラブルへ移行し、そして締めに入っていく構成を用意してやれば
これで読者は別に不満を抱かないというか、主人公の目標の有無をそんな気にしていないのではないかと疑問を覚えました
みなさんは主人公に絶対的な目標を抱かせるべきだと思いますか?
それとも、あってもなくても気にしないですか?
ご意見を聞きたいです

上記の回答(主人公の目標の有無についての返信)

投稿者 ゴミカス : 0

目標は無くても足りると思います。
今まさに私が書こうとしている小説がそうで、現代的な世界で普通に生きている主人公が何故かSFチックな謎の集団に命を狙われていて、何かの争いに巻き込まれていくという世界観を作っているのですが、目標というのは正直邪魔になります。
仲間や他者との関わりの自由や幅の欠かせ方が目標で縛られないので、かなり柔らかい文章が出来るんです。話の内容が薄ければ茶番を挟めますし、逆に濃すぎても目標を授けてないから綺麗に収まりもします。
目標というのは細かくて良いとも思います。別に主人公以外に持たせても話は綺麗になりやすいです。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 主人公の目標の有無について

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投稿日時:

元記事:伏線の張り方

初めて書き込みます。伏線の張り方がわからず、展開が止まってしまいます。
最近関心したのが、友人に見せてもらった劇場版トライガンで、序盤の何気ないやり取りの中で何度か固い干し肉の塊が出てくるんですけど、物語の中盤~終盤にかけて、主人公が撃たれて一度は死んだみたいになるんですが、後で生きて出てきて、その理由が胸ポケットに件の肉塊を入れていたために銃弾を防げた…という顛末なのですが、一体どこから考えたらそんなふうに話が繋がるのか、わからないです。進行上に自然発生した肉を再利用したのか、撃たれるシーンまで話を作ってから、助かる理由として肉のエピソードを序盤に書き足したのか……。しかもこの肉、主人公が「ナイフを貸してくれ」と登場するために必要なキーアイテムで、後から書き足したと仮定したら、じゃあ元の登場はどうなっていたのか、と謎が謎を呼びます。
つまり、伏線を張るには話を作りながら張るのか、粗筋ができてから書き足すのかという話なのですが、伏線が無いと粗筋も組めないし、粗筋が無いと伏線も張れないし、という状況になってしまうのです。どうすればよいのでしょうか。

上記の回答(伏線の張り方の返信)

投稿者 サタン : 5 人気回答!

>伏線を張るには話を作りながら張るのか、粗筋ができてから書き足すのかという話なのですが、
どちらが良いということもなく、ケース・バイ・ケースでどっちの方法も使います。
過去に書いたことを、何気なく使えそうだなと利用する事はけっこうあります。自然発生的なので計画性は皆無で、ストーリーの根幹部分で用いることはありません。
あらすじが出来てから書き足す方法は、おそらくスタンダードな方法だろうと思います。結果が見えてるわけだから、その結果に対し説得力を追加するだけ、という簡単な作業になります。

>伏線が無いと粗筋も組めないし、粗筋が無いと伏線も張れないし
まず、あらすじに伏線を書くことは滅多にないです。
本編で「肉塊を入れてたため銃弾を防げた」と書いてあるとして、あらすじでは「運良く銃弾を防げた」とか適当に書いています。
これをプロットに起こして詳細なストーリーラインを作っていく過程で、「運良く」という御都合主義を自然に見せるため、その説得力を序盤に追加するわけです。
だから、基本的にあらすじでは伏線は書きません。
あらすじで「都合がいい展開だな」とか「不自然かな?」と思うシーンに対して、その展開に説得力追加の要素(すなわち伏線)を考え、序盤なり中盤なりに追加していきます。

余談だけども、伏線というのは読者から見ると「繋がった!」とか「きっちりハマった!」とか凸凹が綺麗に収まった感覚があって面白いけど、基本的にはそういう盛り上げるための道具ではないです。
「運良く銃弾を防げた」では説得力がないし御都合主義すぎるから、これを無理なく展開させられる要素(伏線)を考えよう、というだけのこと。
つまり、あらすじ時点で自然な流れが出来てるのなら、無理に伏線を作る必要はないし、あくまで「無理を正当化するための要素」でしかないので、「どうやって伏線はるの?」じゃなく、「必要ないなら伏線を用意する必要がない」と言えます。
ようするに。
そもそも必要がないから、その方法もわからない、というだけではないかなと思います。

ライトノベルや漫画など少年ないし若い読者層にウケる展開は、基本的に「無理がある展開」が多いんですよ。もちろん一般にも面白い作品にはよくあるけども。
例えば「肉塊を入れてたために銃弾を防げた」という展開も、これってようは「死んだと思われていたキャラクターが生きていた」という事でしょう?
つまり「死んだ人間が生きてた」という無理ある展開。
死んだ事実を突きつけ、なおその事実を否定し生きてたことにする。
そういう無理ある展開に納得できる説得力があるからこそ、その説得力ある伏線に対して「おお、凄い、繋がった!」という感覚になるわけです。

で、一方、お話作りは、特に書き慣れない頃は「御都合主義」とか「不自然な流れ」とかそういうのを絶対悪がごとく避けようとするものです。
ようするに、最初から「伏線が必要ないあらすじ」を書いてるわけですね。

一度、適当に無茶苦茶なあらすじを書いてみて下さい。
書いた後で、読み返して無茶だと思う箇所を無理なく展開させるための要素、すなわち伏線を考えて見て下さい。
たぶん、割りと面白いのが出来ると思います。
また、コレって逆を言うと、執筆してて「無理あるなー」とか「違和感あるなー」って思うときは、だいたい説得力が不足してるのが原因なので、無理な展開自体に問題があるのではなく、そのための説得力、すなわち伏線に原因があります。
伏線に説得力があればこういう問題はたいてい解決します。

かなり極論だけど、言ってしまえば伏線ってただの「言い訳」なんだよね。
普通は言い訳って事が起こった後にするものだけど、事が起こる前にする言い訳が伏線。
だから、言い訳の必要がない綺麗なあらすじを書いてりゃ、そりゃ伏線の張り方がわからないのも道理だと思う。
こうしたプロットを用いて無理に伏線を張る失敗例として良くあるのが、「後々の展開のために、序盤で意味不明な展開をする」というもの。
作者は決まって「最後まで読めばわかるから」と言うけど、最後まで読まれなきゃ意味がないし、こういう伏線を意図した伏線は、序盤が意味不明になるだけで最後まで読まれることは稀でしょう。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 伏線の張り方

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