元記事:登場人物を一度に二人以上出してもいいのかの返信
太鼓の昔、青富士霊峰の作品で『はや竹』という七つ子の腐女子ビートを扱った作品が泣かず飛ばずに…
上記の回答(登場人物を一度に二人以上出してもいいのかの返信の返信)
スレ主 tkg : 1 投稿日時:
さがらきさん、すみません。
よく意味がわからないので、返答は控えさせていただきます。
カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 登場人物を一度に二人以上出してもいいのか
この書き込みに返信する >>太鼓の昔、青富士霊峰の作品で『はや竹』という七つ子の腐女子ビートを扱った作品が泣かず飛ばずに…
スレ主 tkg : 1 投稿日時:
さがらきさん、すみません。
よく意味がわからないので、返答は控えさせていただきます。
カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 登場人物を一度に二人以上出してもいいのか
この書き込みに返信する >>あまくささんが補足してくれているけれど、本当に 最初に何でもかんでも覚えてもらう必要はない です。
そもそも主人公自身も 何でもかんでも理解してから行動する というわけじゃないでしょう?
もっと言うと、むしろ最初こそ情報は選別して最小限にしたほうが良いし、個人的にはその優先順位として外見を書くことは後回しになります。そんなんどうでもいいし。ヒロインの髪が金髪でも黒髪でも話には関係ないでしょ。
それより話に関係あるのは「主人公にとってヒロイン二人はどういう存在か」ということを知ってもらうこと。
主人公が目を覚ました時点で二人は「見知らぬ少女」だから、主人公は戸惑うし混乱するし状況を理解しようとする。少女二人にとって主人公は「仲の良い幼なじみ」だから、様子がおかしい主人公を心配するし不安になる。
ここでよくある異世界転生モノなら中身大人な主人公が適当に誤魔化して調子を合わせるけど、あくまで私ならという個人的な妄想で答えると、冷静になろうとする主人公は逆にテンパってしまって、少女二人は「冗談が過ぎる」と少し怒った素振りをするが主人公の様子に「冗談じゃなくマジだ」ってことがわかってすごく心配しはじめる。「大丈夫? 私達のことわかる?」みたいな。
そっからは主人公が状況を理解する過程を書くのがめんどいし読者も読むのめんどいだろうから、空行あけて次のシーンでは「ーーよくわからんが理解した、ここは異世界で目の前の美少女二人は自分の幼馴染ってことらしい。」って感じで理解したテイで、現状を簡単にまとめちゃう。
二人のことを書くのは大事なことだろうけど、まずは状況をちゃんと書かないといけないし、そのうえで二人の情報は、読者にとっては「主人公と親しい少女二人だ」ということがわかれば良いだけなので、混乱する主人公と心配する二人の図を書いておけばいいかなと判断した。
外見に関しては、ぶっちゃけ書くとしても特徴的な部分を一個二個用意すれば十分で、それすら別に書く必要は無いんだけど、書くんであれば前述したシーンの後に各キャラ描写に入るからそのときに一人づつ書いていく。
もしくは、キャラ描写に入る前に主人公が自分の中で再度状況を整理するシーンを作って、そこで外見描写だけさらっと書く。かな。
一応、外見を書く必要ないってトコに引っかかってるかもしれんので補足すると、
「外見」は書く必要ないです。なぜなら、書かれた通りの外見をイメージできる読者は書いた本人だけだからです。
外見より重要なのは、そのキャラの雰囲気を書くこと。ほんわかしてるキャラなのかキリッとしてるキャラなのか、そのイメージを読者が自由にしてくれれば、それが一番いい。
猫耳とかオッドアイとか特徴的なもの・記号的なものは書くけど、キャラの「外見」そのものは、絵がない小説なので、まったく必要ないです。
んっと、漫画をよく読む人の場合、キャラクターの造形から「このキャラはほんわかしてそう」というイメージを得ると理解していることが多く、だから外見は重要だと考えがちだけど、小説は絵がないので漫画のように外見から雰囲気のイメージを作ることはできない。
小説の場合は逆で、雰囲気から外見のイメージを作る。
だから、なんのイメージもない初っ端に外見を事細かに書くのは無駄も無駄。まずは雰囲気を書いてからでないと。
スレ主 tkg : 1 投稿日時:
サタンさん、再度の返信ありがとうございます。
申し訳ありません。
私の説明足らずが原因だと思うのですが、異世界に転移する主人公と出会う2人は完全に初対面です。
以前幼なじみだったという関係でも、記憶喪失でもなく、主人公は初めて異世界に来る、という体です。
幼なじみと言うのは、あくまで異世界に元からいる2人のことで、それゆえ2人は普段から行動をともにしている設定になります。
誤解させてしまい申し訳ありません。
とは言え、そんな話があっても面白そうだなと思いました。
外見に関してですが、事細かな描写は必要ないのですね。
雰囲気を書くというのは目からウロコが出る意見でした。
ぜひ参考にさせていただきます。
カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 登場人物を一度に二人以上出してもいいのか
この書き込みに返信する >>「伝えたい事だけを伝える」と言うより、「どう書けば読者が興味を持ってくれるかを意識してポイントを絞る」ということじゃないかと思っています。
小説はアニメなどと比べると情報量に大きな差があります。アニメは絵で見せるので、一時に多くのことを読者に伝えられます。
それに引き換え小説は1シーンで多くは書けないので、シーンの進展と共に少しずつ伝えていくしかないんですね。
なので、読者に興味を持たせるということがきわめて重要なんです。
もちろんアニメだって1シーンで視聴者に興味を持たせることができればそれに越したことはありませんが、アニメの場合はキャラや作画に魅力があればぼんやり眺めていても楽しいので、事情が違うんです。小説だと少し冗長なだけで大幅に読む意欲が減退してしまいます。
興味を持ってもらうということは、言い換えれば先を読んでもらえるようにするということです。先を読んでもらえれば、伝えたいことを段々に盛り込んでいけますよね?
なので1シーンにおいては、多くを伝えるよりも興味を持ってもらうことを優先するべきなのだと考えます。
スレ主 tkg : 0 投稿日時:
興味を持ってもらうことが大事なんですね。
すみません、履き違えていました。
もしよろしければ、あまくささんが普段、読者に興味を持ってもらうためにどんな事を気をつけているか教えていただけないでしょうか?
我儘だとは思いますが、参考にしたいのです。
カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 登場人物を一度に二人以上出してもいいのか
この書き込みに返信する >>あぁ、森か草原かどっかに転移して気を失ってる主人公を、仲の良い二人組が見つけて起こした、という感じの状況か。
主語が 主人公 で話してたから主人公から見て幼馴染なんだと思った。てっきり、あるときいきなり前世を思い出した系かと。
じゃあ、「幼馴染」というのは少女二人の関係性なだけで、主人公とはまったく関係ないわけか。そんなら主人公視点ではあるけど主人公のことはほっといて、二人の状況に注視して書けばいいと思うよ。
主人公の混乱は地の文で書けるんだから、それとは別にヒロイン二人には二人の事情があってそこにいるわけで、読者に伝える情報としては「なんか知らんけど転移したら二人の少女にたすけられた」って事だけじゃないかな。
これ以上は相談の主旨とは関係ないし他人様のネタに踏み込んでしまうから適当な話半分と思ってほしいのだけど、
まあ、主人公は最初気を失ってるとはいえ、普通に見知らぬ男性に少女が無警戒に声をかけるとかご都合主義以外にあり得ない(普通はほっておくか知り合いの男性を呼んでくるか、ともかく警戒する)から、例えばヒロインは巫女的な存在で自分たちを救ってくれる存在が森の中にいるとお告げがあったとか、ヒロインは精霊を見ることが出来て主人公に悪意がないことがわかってた(主人公を転移させた何者かの差し金で)精霊が主人公を助けるように言っていたとか、それなりの事情があると思うので、主人公(と読者)にとってその「事情」は なんか理由があるんだろう くらいにしか理解できないけど「少女二人に助けられた」ということだけ書いて、キャラ描写(ヒロインがどんな人物像かの描写であってキャラの設定説明ではない)は次のシーンか、主人公が現状を理解した後のシーンでじっくりやれば良いと思うよ。
とはいえそういう事情はなくて、という場合は「仲の良い二人の女の子」って雰囲気を押し出せば良いのじゃないかな。
状況を説明しようとするのではなくて、『コレさえ伝わればOK』という何か一個を決めると、割りと楽になるよ。大事な部分が把握できてそれ以外の優先度も把握できるようになるから。
この場合『なんかよくわからんけど女の子二人に助けられた』ということだけが伝われば、むしろ「じゃあその女の子は何者?」と興味に繋がるので、次のシーン『女の子二人はどんな人物像なのか』を読む原動力になって、読者の興味を絶やさないことができる。
更に聞かれてもないお節介で、どうでもいい他人の創作論を言ってしまうと、
この「コレさえ伝わればOK」って一文を全てのシーンで考えて箇条書きに並べると、内容を書かずして全体像が把握できるプロットというよりストーリー
ラインが出来るので、執筆前にある程度の大筋だけ箇条書きにして整理しておくと良いと思うよ。
スレ主 tkg : 1 投稿日時:
>質問の趣旨の件
なるほど。1シーンに何もかも盛り込もうとせず、主人公(読者)にその場で伝えたい事を1つ伝えられればいいのですね。
助けた2人が幼なじみだった事も1回で暴露する必要はないと。
言われてみればその通りの気がします。少し焦っていたかもしれません、気をつけます。
>踏み込んだ話(助ける理由)
私としては、自分で見落としていた視点を拾ってくれるので大変ありがたいです。確かに現実に照らし合わせてみると、ちょっと不自然ですよね。
「2人が主人公を助ける」場合、2人の心理がどう働いてどんな会話の末にそういう決断を下したのか、しっかり考えてみたいと思います。
今のところサタンさんが仰ったようなしっかりした理由は考えていませんが、幼なじみの2人はあまり脅威(強いモンスターや盗賊)に晒された事がなく、警戒心は薄い性格です。
2人の年齢は中学生くらいで、関係は悪友のような感じです。
もし1人なら怖くても、2人なら互いにけしかけて、主人公にちょっかいをかけるかもしれません。
そういうやり取りの末に起こしてしまった主人公を「とりあえず村に連れていくか」という流れで考えています。
自分で書いててなんですが、やっぱり少し2人に危機感がないかもしれませんね……。
>興味を繋げること、ストーリーラインの作り方
一度、私なりにそのシーン毎に何を伝えたいのか、考えてみます。
仰る通り、しっかりしたプロットは作れていないので、箇条書きだけでも全体の流れを纏めてみますね。
大変参考になりました。
カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 登場人物を一度に二人以上出してもいいのか
この書き込みに返信する >>>もしよろしければ、あまくささんが普段、読者に興味を持ってもらうためにどんな事を気をつけているか教えていただけないでしょうか?
一般論ではなくシーンごとに個別に「この場合はどこがポイントかな?」と考えていますが、あえて一般化を試みるなら。
よく言われますが、謎を作るというのは多かれ少なかれ有効な方法かなと。
謎と言うと大袈裟ですが、ちょっとしたことでもいいんです。すんなり通さずに少しだけ分からない部分を残すとか、異質な要素をまぜるとか。
二人のキャラが同時に登場するという件で考えるなら。
あくまで一例ですが、Aの方がわりとストレートな感じに主人公に話しかけてくるとします。一方のBは黙っていて目立たないんだけど、なぜか不満そうにAを見ているとか。
そんなふうに描くと主人公と読者は「Bは何を考えているんだろう?」と思うでしょ?
そういう疑問を持てば、以降はBの言動に注目するようになると期待できます。そこで、Bの言動を通して少しずつ二人の関係や背景を明かしていけば、無理なく自然に伝わるのでは。
異質な要素というのは、例えばBだけなぜか裸足だとか。
めちゃくちゃ異常ということはないけど、「なんで?」とは思いますよね。
それと、これは私の好みなのですが、文章のリズムにアクセントと言うか、ケレンを含ませてみたりします。
印象づけたいところでね。
前後の文章と同じ流れなら1行ですませるところ、改行を増やしたり、わざと不自然な文章の切り方をしたりすることがあります。
本質とは関係ない小技ですが、そういうのも上手くやれれば意外と効果があるんじゃないかと思っています。
スレ主 tkg : 0 投稿日時:
なるほど……。
どのシーンにも通用するものはなく、そのシーンで興味を引くにはどうしたらいいか、考えることも必要なんですね。
>謎を作る
わからない事があれば読者は興味を持ってくれるのですね。
特に主人公以外の心情だと、なんとなく気を引けるような気がします。
相手が敵なのか、味方なのかはもちろん、主人公にどんな感情を抱いてるのかも、読者はきっと気になりますよね。
>文章にケレンを含ませる
少しアニメの話をしてしまいますが、アニメでもたまに「おやっ?」と思う演出とかがありますよね。
文章でもそんな工夫ができるのだと、心に留めておきます。
とても参考になりました。
カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 登場人物を一度に二人以上出してもいいのか
この書き込みに返信する >>現在までに合計10件の投稿があります。 5件づつ表示中。現在全2ページ中の2ページ目。
最近の風潮として、ラノベやそれを原作とするアニメには、「ゲスな主人公」が増えたと思います。
①モラルに欠ける
わざと相手が傷付いたり、周囲に引かれる様な言葉を平気で吐く。行動にも罪悪感が無い(様に見える)。
②礼儀を欠く
目上や年上、先輩などに対して平気で”タメ口”で話す。「お前」「あんた」「オッサン」「ジジイ」「クソババア」など、時には暴言に近い言葉も飛び出す。
③意味の通じない言葉を使う
いわゆる、2チャン用語やネット用語などの二次元用語、そして”my造語”を多用する。
これらの主人公や登場キャラクターが、総じてユーザーに与える印象は、「不快感」しか無いと思います。
どうして、ユーザーにわざわざ嫌われる必要があるのでしょうか。例を挙げると、
「青春ブタ野郎~」「YU-NO」などの主人公は、意図的にセクハラめいた発言や下品な言葉遣いをします。ただ、作中では、わざと他人に嫌われようとしている節があります。そのせいか、周囲からは狙い通りに嫌われていて、遠巻きにされる事が多いです。彼の本質を知る人物からは概ね好意を持たれていますが、正直彼らの発言や行動は、余り気持ちの良いものではありません。
「このすば」の主人公カズマは、一見すると苦労人の様に描かれていますが、意外と打算的で腹黒い面があったり、「盗み(スティール)」の技術を使って盗品を売り払うといった事もやっています。
「リゼロ~」の主人公スバルは、「エミリアたん」などの発言が、ユーザーから気持ち悪いと言われていて、余り好かれていません。
それと、あくまでも個人的な見解なのですが、「シュタインズゲート」のキャラクターは、いわゆる中二病なので色々とエキセントリックです。私は特に彼らの使う二次元用語に耐えられなくなって、見るのをやめてしまいました。作品自体は面白いのかも知れませんが、余りにネタがしつこ過ぎるとユーザーを選ぶと思います。
「物語シリーズ」では、不思議と不快感を覚えませんでした。せいぜい「こいつ馬鹿だな」くらいにしか感じなかったです。
確かに、おふざけや笑いの要素は必要ですが、この様に、ギャグでもない作品で、わざわざ主人公を必要以上に嫌われる様にしたり、ユーザー自体に嫌われたり不快感を与える様に描く必要があるのかと、私は時々疑問に思うのですが、皆さんの意見をお聞きしたいと思います。
投稿者 手塚満 : 4 人気回答!
なんと申しますか、全然違います。以下、多少説明してみます。
1.作品発表時期に誤解がある
最近の風潮ではないでしょう。実際、例に挙げておられる作品群のうち、例えば「YU-NO」は初出が1996年(ただしPCゲーム)です。そこからメディア展開があり、再びアニメ化された最新作が2019年。主人公等のキャラが大きく改変されたという話は聞きません。つまり、ほぼ四半世紀前にあのようだった、ということです。
2.間違った一般化をしている
「ユーザーに与える印象」「ユーザーにわざわざ嫌われる」等々、「ユーザー」と仰いますが、きちんと市場調査したのでしょうか? ご質問を拝読した印象では、「ユーザー」というのは、スレ主さんお一人のことのように思えますが。後段でわざわざ「それと、あくまでも個人的な見解なのですが」とお書きなのが、誤魔化し、言い訳に見えるほどです。
3.リゼロの主人公は好き嫌いが分かれているだけ
リゼロのスバルが「ユーザーから気持ち悪いと言われていて、余り好かれていません」という評価は確かに存在するでしょう。ググれば出てくる。その一方、そういうスバルでありながら、リゼロの人気は高く、アニメ第1期は2クール枠で放映され、編集版が作られ、第1期ラストは第2期確定を思わせるものです。読者からの人気のみならず、作る視点でも見るアニメ制作者の評価は高く、商業視点でも見る番組スポンサーの信頼は深いわけです。
リゼロのスバルって、どんなキャラでしょうか。一言で言えないですよね。だって、話が続くうちに印象が二転三転するわけですから。最初から嫌な面を明示的に見せてますので、反発したくなる気持ちが生じやすいのは確かでしょう。でも、作る側視点でいえば、そこが狙いではないですか?
軽薄で利己的な奴が異世界に来た。ここ、軽薄だからいいわけです。例えば、すぐ異世界に馴染んでも違和感が生じにくいから。さらに利己的だからいいんです。利己的な奴が他人のための一生懸命になるって、見どころになります。嫌なキャラが見せる、胸のすく行為という奇跡。そのキャラはいかにしてその行為に至ったか、あるいは変わったか。こんなの、むしろセオリーでしょうに。
4.平均点0で例えてみると
しかし尖がったキャラではあります。尖がったキャラは、読者の好き嫌いが激しく分かれる傾向にあります。キャラの評価が-50~+50点/10点刻みでアンケート取られるとします。AというキャラもBというキャラも、100人に評価されて平均0点だったとします(作品A、作品Bと読み替えても同様、念のため)。
キャラAは100人中100人に0点評価され、キャラBは50人が-50点、残る50人は+50点で投票していたとしたら、どうでしょうか。AとBは同じくらい不人気なんでしょうか。そんはことはないですよね。キャラBは2人に1人は大好きと言われているわけです。その代償が2人に1人から大嫌いと言われること。
キャラBは尖がっており、強い特徴、独特な個性が印象的であるはずです。だからこそ、好きな人は深く好きになる一方、嫌う人はとことん嫌う。作者の狙いはその好きになってくれる半数であるわけです。ですので、人気作であって、ダメ出し、悪口をよく見聞きするようなら、尖がっていて成功していると見るべきです。クリエイターになりたいなら、決して駄作と思うべきではない。駄作と思えば、見習うべきものを見失います。
5.青春ブタ野郎の主人公は背景と変化がある
「青春ブタ野郎」シリーズの主人公 梓川咲太の態度は品行方正ではない。だからなんでしょうか? 咲太の過去はなんでしたか? 妹の花楓、自分自身が(同作のオリジナル疾患にしてドラマ作り要因の)思春期症候群で苦しめられた過去があるわけです。その症候群自体よりも、周囲に理解されなかったことのほうが大きい。
これは性格と、そこから来る態度に影響するわけです。物語スタート時点では、それゆえに嫌な奴感はつきまといます。そこが狙いと見るべきです。主人公がそこから這い上がる、成長物語なら、スタート時点で主人公は克服すべきものがあるのが普通です。
ひねくれてしまった咲太に、牧之原翔子が言う「やさしくなるために生きる」が、いかにして刺さるようになるか。それでドラマが作れるわけじゃないですか。例えば物語冒頭で、
翔子「やさしくなるために生きるのがいいね」
咲太「もちろんその通りさ!」
と会話したとして、感動できますか? つまらない説教でしかないですよね。
6.読者は作者に教わりたいんじゃなくて、自ら見つけたい
もちろん、主人公が最初から品行方正で優しくても同じようなストーリーは進められなくもありません。その場合、不当な不遇に苦しむ善人がついに報われる、というものになるでしょう。キャラの印象は不変、状況が変わる。そこに読者がカタルシスを感じる作りになります(失敗すると押し付け道徳臭のする、嘘くさい話になる)。
でもそうしないといけない、なんて理由はない。例えば、読者からも悪印象な主人公が、話が進むうちに、作中キャラだけでなく読者もが惹かれる点を見出したら、どうでしょうか。キャラの変化を楽しめもするし、読者自身がキャラの隠れた一面を見つけた気にもなれます(作者が誘導してるんですけど)。
例えば、正しいことをただ教わってもたいてい楽しくないですが、正しいことを自ら見つけたら嬉しいものです。「あっ分かった!」という感動。それをフィクションでやるなら、作者が隠しておくわけです。そして読者に見つけてもらう。すると読者は嬉しくなる。「青春ブタ野郎」の主人公、「リゼロ」の主人公等々、そうなってるじゃないですか。作者が彼らにブタの皮をかぶせ、読者にのぞき込んでもらうよう仕向けてるんです。
7.キャラの好印象は一手段に過ぎない
さらに申せば、作中キャラを読者に好きになってもらうのがフィクションの目的ではありません。「このキャラは良い奴だよね」と読者に示し、同意してもらうのも目的ではない。シンプルに、読者に楽しんでもらうのが目的です。好きにさせる、はそのための手段の1つでしかない。嫌な奴がひどい目に遭っても楽しいし、嫌な奴の意外な面を見つけても楽しい。いろいろ手段があるわけです。
8.裏表を考えないと分からない
スレ主さんの仰ることは、キャラを固定し、その一面しか見ていないように思えます。言い換えれば、キャラの変化や背景、揺らぎ、隠された一面等々を見ようとしない。あるいは、嫌いな人がいる、ということしか考えない。その裏には好きな人がいるんではないか、ということを見ようとしない。そのように感じられます。
9.誰からも好かれようとするのは愚策
You can't please everybody.という常套句があります。誰からも好かれるなんてことはないし、そんなことを目指したら、せいぜい誰からも関心を持たれない、にしかなりません。クリエイターであるなら、こういう読者ならこれを楽しんでもらえる、でやる必要があります。楽しめない読者がいることを気にすべきではありません。
さらには、クリエイターなら、自分がターゲットになっていない、自分に向けられた作品でなくても、人気作からは学ぶべきです。どうやって駄目出しするかなんて、二の次です。
カテゴリー : キャラクター スレッド: ゲスな主人公の必要性
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質問です。
初心者作家や素人が初めて物語を書く場合、あるあるだなあと思う注意点や見過ごしやすい落とし穴、これやってしまったら「はい素人―」と呆れてしまうようなポイントやNGってどんなものがありますか?
登場人物が多すぎて物語がごちゃごちゃしている、
大風呂敷を広げ過ぎて物語が変な方向に行ってしまう、
冒頭でメチャクチャ長い解説を入れている、
文字数が50万を超えていて単純に長すぎ。もっと削るべき
等々
よろしくお願いします。
投稿者 ドラコン : 1
ドラコンと申します。気を付けるべき点としては、ふじたにかなめさんがおっしゃっている「一文が長い」もあります。これに関連して、【改行が少ない】です。
漢字や専門用語の多さ・少なさよりも、【改行が少ない】は、【読みにくくする最大の原因】です。
専門書で時々ありますが、「1ページ~4ページ以上無改行が普通」な本は、読んでも内容が理解できないですね。
現代語でも1ページ以上無改行な本よりも、漢文訓読体に近い文語文の戦前制定の法律文を読むほうが、まだ頭に入りますよ。
カテゴリー : その他 スレッド: 初心者・素人が小説を執筆するうえで陥りそうな落とし穴や注意点
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初めまして、お早うございます。
わたしは昔から冒頭シーンを書くのが苦手で、現在も新たな小説を執筆しているのですが、案の定冒頭でまた迷ってしまい手が進みません。
そこで皆様の力をお借りしたいのです。
大まかなあらすじを書くので、一緒に冒頭シーンを考えてくださいませんか?
大学受験に失敗し浪人生として冴えない日々を送っていた主人公(女・19歳)は、ある日兄(28歳)の提案で、兄の友人が経営するバイクカフェで働くことに。
快活な店長と、そこへやって来る個性豊かなバイカーたちに刺激を与えられ、主人公は徐々に成長していく…
拙い文章、言葉足らずですが、どうぞ宜しくお願いします。
投稿者 のん : 1
こんにちは、のんです。
上げて下さった粗筋からぱっと思い付いた冒頭を箇条書きさせて頂きますね。
・大学に落ちてふらふらしていた主人公が気分展開にショッピングへ
・気分よく帰路につくも引ったくりにあう
・後ろから来たバイクが犯人を確保
・奇妙な気分で帰宅すれば兄にバイクカフェを紹介される
・運命を感じて行ってみる
・↑のバイクの人と出会う
こんな感じです。
登校途中の角でぶつかったイケメンが転校生でどうのこうのを改変しただけなんですけどね…。
最近は急展開な冒頭(いきなりトラック転生、いきなり婚約破棄、いきなりパーティー追放など)が多いので、合格発表の帰りによったカフェで働くことに。くらい急でもいいと思いますよ。
冒頭は何かと説明的になりやすいですから、心持ちやり過ぎなくらい動きをつけましょう。
参考になりましたら幸いです。
カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 冒頭が思い浮かばない
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ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン
プロ作家、編集者にアドバイスしてもらえる!勉強会で腕を高めあえる!小説で飯を食べていきたい人のための創作コミュニティ。学生には交通費1000円を支給。