小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

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元記事:三人称視点における「名前」の連投について

こんにちは、初質問させていただきます。筍と申します。
今私は三人称の小説を書いているのですが、そこに複数人が同時に登場し、動くシーンがあり、少し困ったことになっています。
〇〇が△△〜、すると××が……というように、人物名が地の文に頻繁に使われてしまうのです(しかも英名なので文中でも目立つ)。このような表現は、やはり避けた方がいいのでしょうか?
彼、彼女等の表現も控えたほうがいいとの記事もあり、どう表現すればいいのか分からず、困っています。
どなたかお力添えを……

上記の回答(三人称視点における「名前」の連投についての返信)

投稿者 ドラ猫 : 1 投稿日時:

ヒロインが3人以上(多い時は6人も)会するハーレムラノベを読んでいますが、地の文に名前がどうこうとかは気にならないですね。それよりも口調が似通っているヒロインたちが話し出すと、誰が喋っているのかわからないのが気になります。
話を戻しますが、ギニュー特戦隊が取るポーズを描写するみたいな感じでしょうか?確かにそれだと地の文がゴチャゴチャして気になるかと思いますが、そういう時は面白さに繋がらない描写と割り切ってカットしてしまうのも手です。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 三人称視点における「名前」の連投について

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元記事:悪の組織の幹部って、どんな順番で倒した方が望ましいか?

 どうも、壱番合戦 仁です。
 今、ロックフェラー財団みたいな悪の組織のドンと、その実行部隊を兼ねた幹部たち六人と対決する後編を書いています。
 実のところ、以前書いた自作には、多くの超展開が見られるとの指摘がありました。
 それを踏まえて、筆が暴走して書ききれなかったエピソードを補完する作業をしたところ、現在の後編に使われているエピソードの約3/2がカット出来ました。その余った部分に悪の組織との対決を書いてみたいのですが……。

 ここで質問です。
 無知・蛮勇・悪逆・不信・破仁・虚礼の異名を持つ、六人の幹部と順繰りに闘っていく予定なのですが、どの順番で戦えばいいでしょうか。
 
 さっくりキャラ説明します。

 蛮勇は『柳生 新一』という着流しの現代侍です。アスペ全開のKYです。
 沖縄三大宝刀を佩いており、千代金丸の力で【超自然治癒】の能力、北谷菜切の力で【遠く離れたあらゆるものを切り裂く】能力を持ち、治金丸の力で【不運に遭わなくなる】加護を受けています。弱点は刀を紛失したり壊されると、ただの一流の剣士に成り下がってしまう事です。

 虚礼は『カッテナ』という17歳くらいの青年です。人に礼儀を押し付ける割に自分が一番礼儀正しいと思い込んでいる礼儀知らずです。異能力は『偉大なる処刑人(グラン・エクスキューショナー)』。ありとあらゆる処刑器具を虚空から召喚します。弱点は一度に召喚できる処刑器具が三セットまでという事です。

 破仁は『ネルサ』という年齢不詳の淑女です。見た目は常識人のお嬢様ですが、中身はどうしようもないドSです。異能力は『氷獄(コキュートス)』。絶対零度以下の温度を司り、氷で武装します。ただし、広範囲を凍らせられない上、自分の半径約一メートルしか凍らせられないのが弱点です。ただし、一度凍らせた後しばらくたったものであれば、さらに半径一メートル凍らせられます。

 悪逆は氷室正義。ラスボスです。アスペこじらせて人権ばっか主張する割に、同族嫌悪で障害者を滅ぼし、ついでに差別主義者も滅ぼすため、『障害者VS健常者』の構図を使って、ロックフェラー財団の搾取構造を使って暗躍しています。

 不信は『カノル』。元ヒロインの崇拝者で、彼女の種族を神同然と思っていました。ですが、行き過ぎた狂信が元で思想犯として逮捕されます。
 異能力は『境界突破(リミットブレイク)』と、『絶対重力場(グラビティ・フォートレス)』。脳のリミッターを外すことでゾーン状態をはるかにしのぐ極限状態に移行し、常軌を逸した身体能力を得ることが出来ます。その上、近づく物すべてを重くする特殊な結界が彼の周りには張り巡らされています。

 無知は『冬峰 劫』。主人公にとって剣術のライバルです。途中まで一緒に旅をしていましたが、悪の組織に潜り込んでスパイをする過程で、形式だけ二重スパイ委になりました。実家は武術考古学の大家で、ドイツ式両手剣術の若き天才です。重さ3キロのツヴァイハンダーを軽々と振り回します。異能力はありませんが、無茶苦茶強いです。

 こんな感じですかね。
 では、タイトル通り、『このキャラクター達をどの順番で出して、バトルさせていくべきか?』
 皆さんのご意見をお聞かせください。回答を心よりお待ちしております。

上記の回答(悪の組織の幹部って、どんな順番で倒した方が望ましいか?の返信)

投稿者 ドラ猫 : 0 投稿日時:

シリアスさにこだわるなら弱い方から順番に倒していくべきでしょうか。
いきなり最強の敵と戦わせて主人公ぼろ負け→徐々に幹部たちを倒していき、十分に強くなってから最強と再戦。というのが王道だと思います。
意表を突いて最初に最強を倒してしまい、最弱だった奴が倒された仲間の力を取り込んで最強になる……というパターンもあります。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 悪の組織の幹部って、どんな順番で倒した方が望ましいか?

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元記事:読者の気を逸らしてしまう設定を開示するタイミング

例えば、ヒロインがロボットという設定が、冒頭から5ページもめくらないうちに「腕が取れて落ちる」だとか「充電が切れる」などの方法で読者に明かされたとします。
その後場面転換の前に、「食事をするシーン」だとか「ロボットの仲間に水を飲ませるシーン」だとか、読者からすれば明らかに不自然な場面が出てきます。この不自然な場面は特になんの説明もなく唐突に挟まれ、そのままスルーされます。
そこから場面が切り替わり章ひとつぶん別のキャラ視点の物語が展開されて、だいぶページ数が空いたところになってようやく「実は胃袋エンジンで電気エネルギーに変換してる」「味覚センサーが正常か確認していた」「仲間は水素を燃料としていた」らへんの、なんらかの種明かしが行われます。

本題なのですが、この場合大半の読者の反応としては以下のどれに寄ったものになるのでしょうか?
1、序盤の時点で「整合性の取れていない描写だな」と読むのを止める。
2、不思議だな、と興味を惹かれて読み進める。
3、そんなもんだろう、と気にしない。
4、マヌケなお話だ、と呆れて、その後の展開は流し読みする。

また、この問題を解決する手段としてはいくらか思い付きました。
「地の分でこのキャラクターは世間一般の認識とは違うギミックがあるんだよ、と語る」→序盤でまだ知らない名前であるキャラクターの解説をされても目が滑るので、これは難しいか?
「そもそも序盤に説明が必要になる場面は置かない、構成を見直す」
「邪魔な設定なのでキャラクターから考え直す」
他に良いやり方がありましたら、教えてくださると助かります。

上記の回答(読者の気を逸らしてしまう設定を開示するタイミングの返信)

投稿者 ドラ猫 : 0 投稿日時:

2ですね。つけ加えると、水が飲める理由の説明を後に持ってくる場合、「ああ、これはラストに対する伏線的なものなんだな」と勘繰っちゃいます。
とあるラノベですと、ヒロインには不良の友人がいることが冗談交じりに話されていて、少し経った後にヒロインと真面目な友人の過去エピソードが入る。友人は病気で死んだような終わらせ方をする→実は病気は治っていて反動で不良化していた。終盤でヒロインの要請により主人公のピンチに駆けつける、という展開です。
こういう書き方をする作家もいたりするので、すっかり疑心暗鬼(?)になりながらラノベを読むようになってしまいました(笑)

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 読者の気を逸らしてしまう設定を開示するタイミング

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元記事:長編書いてる人。設定どうしてますか?

こちらの掲示板を利用するのは初めてです。はじめまして。
僕はこれから長編ファンタジーを書こうと思っていて、今はプロットやネームを組み立てているのですが創作の事全般で誰かと話し合いたいと思いこの場所を見つけたので書き込みさせていただきました。
早速ですが長編小説を書いている方は、みなさんどの程度まで設定を練っていますか?
例えばなろうの規定でいうハイファンタジーなら0から世界観を組むことになりますが、ある程度認知度の高い剣と魔法の世界に少しオリジナリティを加えているという方もいるかもしれません。
ローファンタジーだとどこが現実と違うのかとか、やっぱり設定を考えていると思います。
ファンタジー以外でもSFなどあると思いますが、登場人物の回りで起こることに焦点を向けて肉付けしているのか……はたまた一見全然関係なさそうな食文化とか、モンスターがいたらモンスターの生態系まで考えていたりするのか。
よければ意見を伺いたいです。
堅苦しい文章になってしまいすみませんm(__)m

上記の回答(長編書いてる人。設定どうしてますか?の返信)

投稿者 ドラ猫 : 1 投稿日時:

1.誰が何をする物語なのか
2.設定とストーリーを上手く絡めることができるか
3.どんな主人公とヒロインのカップリングをしたいか
4.伏線を上手く仕込んでおいて後から読者を「やられた!」という気分にさせられるか
大体この辺りを意識してプロットを練った後、執筆に進む感じです。主にファンタジーを書いていますがハイとかローとかは特に気にしていないですね。好きなRPGの世界設定を反映させたような感じにしています。
モンスターの生態系は物語に反映させられないのなら特に書きません。下手すれば読者が「これも伏線か?」と思ってしまうので紛らわしくなります。
ある作家はモンスターの生態を詳細に描写した後、その細胞を組み込んだ人間をラスボスとして登場させています(つまりラスボスの設定に説得力を持たせるための描写でした)。
私はこんな風に「物語上意味がある」かどうかでその展開を入れるか判断しています。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 長編書いてる人。設定どうしてますか?

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元記事:新人賞応募作品について

初めて書き込ませて頂きます、Yukiと申します。
今回自分の小説ライトノベル文庫の新人賞に応募しようと考えているのですが、募集要項では「完結している作品」と指定されているものが多いと思います。また、調べてみると、指定されていなくとも応募作品は完結していることが望ましいという記述も多くみられます。

この「完結」について質問です。
例えば、勇者に転生した主人公は魔王討伐に興味は無く、異世界で平和に面白おかしく暮らしたい。しかし、旅先で結局様々なトラブルに巻き込まれ、成り行きで魔王軍と戦うことになり、最終的には長い時間を掛けて仲間を集めて魔王を倒す。という長編ストーリーがあったとします。
しかし、応募時に原稿枚数制限がある新人賞で全て描写し、長編を完結することは不可能だと思います。

そこで、
主人公は勇者に転生したが魔王討伐に興味は無く、平和に面白おかしく暮らしたい。
しかし、街で小さなトラブルに巻き込まれながらものんびり暮らしていたところ、偶然現れた魔王軍の幹部と戦うことになり、何とか勝利。
やっぱり戦いは嫌なので、平穏を求めて旅立つ。
という長編ストーリーのうち、第一章のエピソードで応募するとします。

主人公の目的が魔王討伐ではなく平和に暮らすことなので、魔王を討伐せずに終わって平和を求めて旅立ってもおかしくはないと思います。
しかし、ボスと呼べる存在を倒しはしましたが、魔王も魔王軍もまだ存在しています。主人公も平穏を求めて旅立っているし、物語がまだ続くことを匂わせる終わり方です。
ですが作中で魔王を倒すことは明言せず、今後に続く伏線も無く、描写した伏線は全て回収済みとします。
果たしてこれは完結と呼べるのでしょうか。

結局のところ、長編として構想したストーリーを応募用にキリの良いところで纏めたものは、完結と呼べるのでしょうか。ということです。
詳しい方、よろしくお願いします。

上記の回答(新人賞応募作品についての返信)

投稿者 ドラ猫 : 0 投稿日時:

作者が「これで完結!」とすれば、それは完結した作品になります。問題は読後感ですね。伏線が回収されず残されたままだと読者はもやもやした気持ちになります。
ワナビが晒した作品で「黒幕が呼び出した魔物がラスボス」だったものがありましたが、黒幕は最後に逃げてしまうので、読者からの感想はいまいちなものでした。
実際、打ち切りになったラノベでもこういう風に「黒幕とは決着がつかずに終わる」というケースはありましたが、恐らくは「決着はつけさせたくない」という作者のエゴだと思われます。読者としてはこういうのはきっちりと終わらせてほしいと思っています。
>>しかし、応募時に原稿枚数制限がある新人賞で全て描写し、長編を完結することは不可能だと思います。
そんなことはありません。展開の密度を減らし、ページを調整すれば魔王を倒すところまで到達するところは可能です。「ラグナ・クラウン」という作品がそれをやっています。勇者のような男気溢れる存在に憧れる主人公(学生)が冒頭でお姫様と出会い、騎士となって魔王討伐に向かうというストーリーです。魔王討伐に向かうのは中盤からで、それまでは王都内でのラブコメが大半です。反面、戦闘シーンや困難といたイベントは少ないです。そういうものはラストバトルに集約されています。
こういうのはやり過ぎると「ストーリーがない」と言われてしまうので、どう調整するかはYukiさんの裁量次第となります。

カテゴリー : その他 スレッド: 新人賞応募作品について

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元記事:視点主の移動に合わせて情景描写してしまう。結果情景描写が多くなってしまうが、それはいけないことでしょうか?

初めて投稿させて頂きます。ヤーマダと申します。よろしくお願いいたします。

相談はタイトル通りの事なのですが、自分は一つのシーンにおいてあまりに多くの情景描写をしてしまっているように思うのです。例を書いてみます。

「繁華街にAはいた。歩道橋の上で夕日に暮れる街を見下ろし呆然と立ち竦んでいる。
 風に流されて香ってくる食べ物の匂い。聞こえてくる喧騒は、彼がこれまで暮らしていた場所とは比べ物にならないほど鮮烈で僅かばかり怯んでしまう。だがこれから始まる新たな生活を思うと心は次第に昂っていった」

というシーンを書いたあと、何かイベントがあり場所を移動したとします。すると繁華街からは移動しているので、また移動先の描写をしてしいます。多分必要以上に。

「人並みを掻き分け走り続け、繁華街からは遠く離れた住宅街にまでAは来ていた。
 今や辺りには夜の帳が落ちて喧騒は遠のき、人の影は一つもない。ただ無機質な街灯いくつか建ち並び発光を続けているだけだった」

と、このように夕暮れの繁華街のシーンから移動して夜の住宅街のシーン。二つの場所を詳細に書くと冗長にすぎるのでは無いかとおもってしまいます。
どうでしょうか? 一つのシーンで複数の場所に移動してその都度情景描写をするというのは文章がだれてしまいすか? ちなみに即興で書いたので短めになりましたが、二番目の文章での情景描写はいつもだとこの1.5倍になってしまいます。
やはり移動先の描写は少なめの方がいいのでしょうか? ご回答よろしくお願いいたします。

上記の回答(視点主の移動に合わせて情景描写してしまう。結果情景描写が多くなってしまうが、それはいけないことでしょうか?の返信)

投稿者 ふ じ た に : 1

例文を読む限りでは、冗長さは感じなかったですよ。
上手いほうだと思いました。
他の皆さんの回答にも同感でした。

そういえば、以前同じ小説を家族で読んだときに、私はこのシーン冗長だなぁって感じたけど、家族はこれは必要なシーンだって言って、なぜ必要なのか説明してもらって納得できたことがあったんですよね。

なので、作者が必要だと思えば描写は必要だし、私みたいにその意図がすぐに伝わらない人もいるってことですよね。残念ながら(;^ω^)

あと、人によって好みの情報量って違うみたいなんですよね。
ライトな感じな文体が好きな人がいれば、重厚な描写が好きっていう人もいます。
ネットの文体は、テンポが速いほうが好まれるって聞いたこともあります。
読む人によっては、描写の評価も変わると思いますよー。

あと、私も似たような悩みを抱いたことがありますよー。
場面移動しました。さぁ、ここの場所の情報はこうだーって感じで一気に説明を書いちゃってたんで、話のテンポがそこで止まってしまったんですよね。
でも、説明が終わったら、サクサク話が進むから、そこだけなんか重くない?みたいな気がしたんですよ。
人物の外見も一気に書くと、なんかそこだけ情報が重くない?みたいな感じになるので、分散して情報を伝える努力を個人的にしています…。

あくまで個人の意見ですが、何か参考になれば幸いです。
ではでは、失礼しました。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 視点主の移動に合わせて情景描写してしまう。結果情景描写が多くなってしまうが、それはいけないことでしょうか?

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投稿日時:

元記事:どうしても!

なにがなんでもライトノベル作家に
なりたいです。ここに、プロの人や
それレベルの人もいる様子です。
聞きたいのは、皆さん何本書いて、
プロになりましたか?掌握編込みで
お願いします。

上記の回答(どうしても!の返信)

投稿者 甘粕 : 0

私は詩や絵で細々とやっている人間ですが。

なんのためにプロになりたいのですか?
ちやほやされたいから?
自分の作品を広めたいから?
生きた証を残したいから?

今は手段はいくらでもあります。
目的をはっきりさせて動いたほうがいいですよ

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: どうしても!

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投稿日時:

元記事:問題を早めに提示するのは当たり前のことではないか?

https://www.raitonoveru.jp/cms2/2019/11/30/46153/
 「冒頭で主人公が焦っている傾向」が挙げられていますが、これは大昔からそうなっているので、決して珍しいことではありません。
 そもそも、「自己紹介パート」という概念があること自体が不自然なことだったのではないかと思いますが……。

 紀元前427年頃にソフォクレスが書いた『オイディプス王』では、主人公のオイディプスがテーバイを襲う天変地異に冒頭から焦っています。
 ここで長い長いセリフのやりとりによって語られるのは、事件の背景です。
 大事件を最初に起こしておけば、それを解決しようとして登場人物たちが動き出すのは当然のことです。その葛藤によるセリフのやりとりを通して「時・所・人」の情報を提示するのは、「自己紹介パート」の設定より効率的ではないかと思います。

 では、なぜ今まで、そんな当たり前のことが当たり前ではなかったのでしょうか?
 かくいう私もラ研の企画で「冒頭の葛藤でバックグラウンドを示す」方法を酷評されたことがありましたので……。
 
 言われた通り2~3本書き直しましたけど、いやほんと、キャラと背景の説明してから事件を示すのは、まどろっこしくていけません。書き直すんじゃなかったと後悔してます。

上記の回答(おごと温泉)

投稿者 あまくさ : 1

短編の間の作品を拝見してきました。

う~ん。
やはり、分かりにくいです。

ストーリー上の仕掛けとして意図的にぼかされている情報もありましたが、ぼかさなくてもよいことまでぼかしている文章が散見されました。

例えば。

>背中にも、さっきとは真逆のぴりぴりした空気が感じられた。
>振り向かなくても分かる。夏の休日のレジャーを楽しもうと、早朝から新幹線に乗る客は少なくないはずだ。

後ろに並んでいる客がイラつき始めたのを背中に感じたということですね。ところが直接的にそう書くことをなぜか避けるかのように、妙に遠回しな表現をしています。でもここは遠回しにするところでしょうか?

A・B・Cという文章のつながりがあるとして、A・Cは普通の日常描写、Bは伏線としてわざとぼかした表現にしたいということはあると思います。
その場合、A(分かりやすい)・B(分かりにくい)・C(分かりやすい)ならいいのです。分かりやすい文脈の中に1点だけ分かりにくい文章があることで、そこが浮いた感じになってむしろ読者の印象に残ります。「ん? これはどういうことだ?」というのは、アクセントにもなるんですね。
ところが御作は、A(分かりにくい)・B(分かりにくい)・C(分かりにくい)になりがちなので、重要な分かりにくさが、どうでもいい分かりにくさの中に埋没している感じです。

これは想像なのですが、ものごとを直接的につづった文章を、芸がない、または粗雑と感じていらっしゃるのではないでしょうか? しかし小説の文章は散文をベースにする方が効果的だと思います。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 問題を早めに提示するのは当たり前のことではないか?

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