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タイトル:情景描写、表現についての返信 投稿者: あまくさ

単にほぼ同じ言い回しで「様な」を消せばいいなら、できなくはないですよ。

>「人のはらわたの内側の様な」

ぬめっとした嫌な感じだ。人のはらわたの内側ってこんなふうに見えるんじゃないだろうか。

>「肌の表面に氷を押し当てられている様な」

肌の表面に氷を押し当てられた気がした。それほど冷たかったのだ。

>「そのどれでもある様な、どれでも無い様な」

そのどれでもおかしくない気がしたが、むしろどれも違うんじゃないかとも思えた。

>「最初からそうであったかの様」

最初からそうだったんじゃないかと思えるほど自然に見えた。

ただ。
問題はむしろ、無理に比喩を使おうとしすぎていることではないでしょうか?
または、比喩がいまいち適切ではない可能性をチェックしてみるといいかもしれません。
例えば、

>「肌の表面に氷を押し当てられている様な」

これだけ抜き出されても何を伝えようとしているのかが分からないので、適切な表現なのかどうか判断しにくいんですね。
一応、考えられるのは、

1)実際に氷を押し付けられた。
2)氷ではないが肌に触れたものがあり、それが冷たく感じられた。
3)肌に痛みなどの不快な感覚があり、それを冷たさに喩えた。
4)危険を感じて寒気がしたのを、皮膚感覚に喩えた。

などかなと。
ただし1は比喩ではないので除外。2も単に冷たいものが何だったのか分からなかっただけなので、比喩にする意味があまり感じられません。
3は、痛いなら素直に痛いと書いた方が伝わりやすいです。
4の場合は、「寒気がした」「ひやっとした」という言い方をしますが、実感として氷を押し当てられたような感じがするかどうか疑問。似たような感じで「鳥肌が立つ」という表現もありますし、もっとその時の精神状態をリアルに伝える言葉が他にないか考えてみた方がよいかも。

……まあ、以上は前後の文脈が分からないので、想像で書いているだけです。見当違いだったらお許しください。

比喩自体は問題ないとしたら。
「様な」と書くと文章が説明的になってしまうという問題点はあるかもしれませんね。前半で私が書き換えてみた例は、若干主観的な表現に寄せています。文章に変化をつけたいだけなら、そういう方法はあることはあります。

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