スナイパーライフルを知るための必読書が登場です!
■世界のスナイパーライフル
アメリカ、ドイツ、ロシア、イギリスなど世界各国のスナイパーライフルを紹介
■弾薬
223Rem、308Win、7.62mm、300Win Magなど精密射撃に必須のAmmoを解説
■ショットショー2011 レポート
本場アメリカの最新スナイパーライフル事情を最速レポート!!
■スナイパーライフルの歴史
現在のスナイパーライフルに至るまでの歴史を詳しく掲載
■スナイパーライフル用語集
スナイパーライフルをより深く理解するための専門用語を分かりやすく解説など、盛りだくさんの内容でおおくりします!
狙撃銃という「物」を知る為の一冊です。
カラーページでは、現在使用されている幾つかのスナイパーライフルのスペックとレビューに始まり、狙撃銃の整備、新品の銃のブレークイン(慣らし)の方法。各社のパウダー(装薬)における弾道の違い。等を多くの写真と共に解り易く掲載、解説されています。
白黒ページでは、狙撃銃の簡単な歴史と、有名な狙撃手について。
そして個人的にここが一番の見所なのですが、狙撃用に使われる、各種弾薬六種類の一〇〇〇メートルまでの弾道データを一〇〇メートル刻みで掲載してくれています。
例えば、30-06スプリングフィールド弾ですと、発射後三〇〇メートルの地点で弾速、2106fps。 エネルギー量、1654ft.lbs。 弾道落下量、
76.8cm。 弾道左右のブレ、24cm。 到達時間、0.41秒。
といった具合です。
また上記の表にに使われた単位の解説辞典も掲載されています。
弾薬のデータ帳としても非常に優秀です。
(注意、弾道データは使用した銃や環境によっても変化するので、あくまで一例としてのデータです)
本書はシリーズ化されており。スナイパーライフルエクストリーム2も発刊されています。
1は割と初歩的な事が書かれており、銃に興味がある方でしたらそれほど詳しく無くても読める内容なのですが、2の方は一気に専門的な内容になります。
2ではエイム(照準)についてかなり踏み込んで書かれています。専門用語がかなり多くなっていて、ある程度の知識、もしくは熱意が要求されます。
1で掲載されていた弾道データは前提知識として、スコープのレティクル(十字線)の読み方、レティクルの目盛りを利用してのレンジング(距離測定)、角度0度~90度までのアングル・シューティング(高低差射撃)の距離測定表(5度刻み)。等々。狙撃を行う為に必要な照準の基礎知識がミッチリと詰め込まれています。
このような具合で2の内容は1を読んでいる事が前提と言っても過言ではありません。
出版がホビージャパンなのですがオモチャの記事は一切無く、全てが実物の狙撃銃に限定されていてかなり濃い内容になっています。
1については定価が少々高い(定価2500円)事と、新書が手に入らない(2014年8月)事です。
2については同じく少々高い事と、内容が一気に専門的になるので、ある程度の知識がある方向けで、もしそうでないならばネットで用語を調べながら読むくらいの熱意が必要な事です。
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