すべての人間に必ず訪れるのに誰も理解できないもの――それが「死」である。
死の瞬間にはなにが起こるのか? 人は死んだらどうなるのか? 死について考えることは、命や人生を見つめることにほかならない。気鋭の法医学者が死の全貌について考察する。
死体に関する事が書かれている本です。
人間の死体を通して、科学的に、解剖学的に、そして医学的にいろいろひも解いて行きます。
そもそも、死体とは何か、死体を使った実験、死体にまつわる法律、世界のミイラについてなどいろいろ出ています。
人間の骨格についても実に詳しく出ています。
その他にも、様々な葬儀や死体を扱う仕事など、興味深い事が盛りだくさんです。
個人的な意見ですが、死体が骨になるまでの様子を描いた絵巻は、一見の価値ありです。
このような話はなかなか聞かないので貴重な一冊です。
あと、推理小説を書く時にも役に立つと思います。
内容が内容ですし、グロテスクな写真が出ていますね(笑)。
なので、人によっては、ちょっと抵抗がありますね。
創作に役立つ資料やハウツー本などは、個人の力ではなかなか探し出せないモノです(涙)。
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