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生命倫理学の基礎
臓器移植などの様々な例を挙げ、生命と健康に関わる倫理的問題などをわかりやすく解説する。 医療をめぐる倫理が、時代とともに進化し深化していく過程が俯瞰できる一冊。
現在の医療に関する問題点を本格的に指摘しています。 字の文は堅苦しのですが、リアリティを出すための予備知識を得るための参考になると思います。 難しくてどうしても読破できなければ、図表を流し見るだけで創作には十分だと思います。
あくまで僕が今まで読んできた中で、本の厚さのわりに分量があるという意味でお勧めしました。 値段は3000円と高いので、見つけたら立ち読みするのも手かもしれません(汗) 『生命倫理学の基礎』のご注文はこちらから>>> |
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人の殺され方―さまざまな死とその結果
溺死、毒殺、交通事故、感電死…。死因別に豊富なイラストで図解。
射殺、刺殺、絞殺、水死、虐待死、毒殺などの方法とその結果、 死体がどのような姿になるのかが書いてあります。 火傷の跡の付き方、絞殺体がどのような顔になるか、 溺死体が浮いてくるのはどうしてかなど、事細かに写真や図表附きで書かれています。 私はミステリーや戦争物を書くとき、傷や死体の状態を知るために参考にさせて貰いました。
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救命救急センター初期治療室マニュアル
三次救急を中心に簡潔にわかりやすくまとめた救急対応マニュアル。 一斉緊急コール名から検索でき、いざという時に役立つ1冊。
外傷性救急疾患 特殊な救急疾患 院外救急医療 救急医療に関わる諸問題 感染防御
けれど、どんな治療があるのか、どんな薬剤があるのかさっぱりわからない。 そんなときに、この一冊は本当に役に立ちます。 この本は症例に対しての治療を、現場の医師が 出来るだけ早く確認するためのものなので、素人にもなんとか理解できるほど 簡潔に、なおかつ具体的に説明が書かれています。 一番役立つと思うのは銃で撃たれた怪我「銃創」の説明です。 銃創は、日本ではほとんど無いものなので、具体的な資料は少ないです。 銃弾の摘出は、いくつかの例外を除けば必要は無い、 というのも知識の無い私には意外でした。、 こういったことはリアルな軍事物にはかなり重要かもしれません。 頭部、胸部、腹部など弾の当たった位置の違いによる影響差や、 それによる治療の異なり方などなど、かなり具体的です。 弾道学についての簡単な説明もあるので、一読すると、 銃弾による負傷はかなりリアリティがある描写になるでしょう。 この本を参考にした「この世界で、俺は悪夢を」という作品を、 以前こちらのサイトに投稿させていただきました。
また、医師を対象にしているので、一般の人が持っていても 普段の生活ではほとんど役に立つことはないでしょう。 さらに言うと、この本に捕らわれすぎると、作品が堅くなって、 ライトノベルとは異なってしまうこともあるのでご注意をw 図書館や、書店で目を通すのが一番かもしれませんね。 小説に医師や衛生兵を登場させたい時、重宝します >>> |
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死体は語る
どんなに誤魔化そうとしても、 もの言わぬ死体は、背後に潜む人間の憎しみや苦悩を雄弁に語りだす。 浅沼稲次郎刺殺事件、日航機羽田沖墜落事故等の現場に立会い、 変死体を扱って三十余年の元監察医が綴る、ミステリアスな事件の数数。 法医学入門の大ベストセラー。
死者は雄弁である/衝撃/死者は生きている〔ほか〕
「じゃあ、死体ってどんな風なってるの?」ということが知りたくて手に取った一冊。 変死体を扱って三十余年の元監察医・上野正彦氏の本です。 「監察医」とは、変死や不自然死などを検死したり、解剖して、 死因が何であるのかを決定して警察官の検視に医学的協力をする、 いわば死者の側にたった医者です。 この本は、そんな監察医の世界が判りやすく書かれています。 主な内容は、東京監察医務院の監察医の著者が担当した検死のエピソードがつづられていて、 物言わぬ死体から多くのことを発見していく観察眼はすごい、と感心することしきりです。 CSI等で話題の法医学の世界。 あなたも覗いてみませんか?
やっぱり随所に出てくる学術的な表現に、 ちょっと「待ってください〜」といいたくなる人もいるかも(笑)。 『死体は語る』のご注文はこちら >>> |
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