怪談はどこに生まれ、どう伝わるのか。トイレのハナコさん、こっくりさん、金縛りなど、学童たちの間に発生し広がってゆく「霊現象」のルーマーをめぐり、心理・生理・社会病理的に縦横に考察する。
トイレのハナコさんや人面犬などの怪談やこっくりさんなどの超常現象を心理学を通して解明して行きます。
怪談の歴史は勿論、怪談が生まれたきっかけやどのようにして伝わったのか、時代とともにどのように変化して行ったのかなど、実に詳しく出ています。
その他にも、洗脳や金縛りのメカニズム、幻覚についても出ています。
あと、様々な心理学の実験結果についてもいろいろ出ています。
個人的な意見ですが、こうしてみると、私たちがよくいう怪奇現象などは、単なる思い込みである事を改めて知りました。
あと、人間案外デマにのせられやすい事にも気づかされました。
特に、怪奇小説とミステリーを書いている方におススメの一冊です。
あと、ホラー漫画を描く時にも役に立つと思います。
専門用語が多くてわかりにくいところがたくさんありますね。
それに、今は絶版になっているので、手に入りにくいと思われます。
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