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科学・SF知識
フューチャー・イズ・ワイルド
地質学者であり古生物学者のディクソンと、自然史テレビスペシャルのプロデューサー、 アダムスは、今から2億年後の地球にはどんな生命が生きているのかに思いを馳せる。 惑星進化についてコンピュータを使った約110ものイラストを駆使し、 著者たちは、地球全体に広がる超大陸(パンゲアIIと呼ばれる)いっぱいに、 青い大きな空飛ぶ翼竜や、発光性のサメ、象の体とイカの触腕と 「スター・ウォーズ」のジャバ・ザ・ハットの顔を繋ぎ合わせたような、 森に住む巨大なイカなどを描き出す。こうした生物は、驚くほど微細な点まで描き出されている。 未来の生物を想像するに当たって、あらゆる科学分野の助けを借りた著者たちは、 「未来の植物や動物が、現在ある種から進化しうること、 実際にそういう生物がいてもまったく不思議はないと納得できること」を目指したと言う。 中にはマンガすれすれのイラストもあるが、ほとんどは至ってリアルで、 子どもや若者を夢中にさせずにはおかない。 基盤となる研究の質の高さと各章の刺激的な語り口は、ティーン・エイジャーを、 そして大人をも議論に巻き込み、挑戦を突きつけるに足る科学情報であることは間違いない。
自分が創造したオリジナルの生物を登場させたいと思ったことはありませんか? この本はそんな誰もが描く(?)夢を科学的に考察して描いたものなのです。 5000万年後〜2億年後の地球を舞台に、 我々人類が滅んだ後の世界で進化した生物達の物語。 この本に登場する生物は奇天烈で荒唐無稽と思われるような生き物ばかりですが、 作中では彼ら未来生物は一種類ごとにスポットを当てられ、 過去に実際に登場した地球上の生物の進化の法則と照らし合わせ、 その生態が考察されているのです。 その設定は大変綿密に、かつ大胆に練られていて説得力、いや納得力に富んでいます。 もちろん、本当にこんな生物達が生まれるかと問われれば、その限りではないでしょうが、 物語に登場する生物の設定に花を添えてくれるかもしれません。 空想動物を考える際にはぜひ、参考にしてください。 後、この本の筆者さんは「アフターマン」「新恐竜」「マンアフターマン」 という本も書いているのでそれも参考になると思います。
また、この本の中では哺乳類の末路があんまりな事になっていて、 そこに拒絶反応を起こす方がいらっしゃるかもしれません。 『フューチャー・イズ・ワイルド』のご注文はこちらから >>> |
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新世紀未来科学
20世紀のSF文学によってすべて語り尽くされていると言っても過言ではない。 本書は、SFという人類の文化的資産を再検証、それらに登場する科学技術をジャンル別に通観し、 未来科学の展望を語るものである。 併せて、実際の最先端科学がどこまでSFに追いついているのか、という疑問にも答える。 SF(空想科学)と科学の境界線が曖昧な現在、誰もが待ち望んだ書である。
ほとんど網羅しているのではないかと思えるほどです。 そして、過去の作品の紹介を交えながらそれらのアイディアに科学的考察を行い、 更には最新の科学技術がどこまでSFに近づけたか、将来の可能性まで解説していて、 読むとSFの世界を自分のものにした、気になります。 ワープやテレポーテーションの項目では多少難解な理論も出てきますが、 全体的に読みやすく科学全般を扱う読み物としても十分に面白いです。 SFに関する知識を高め、漠然と頭に浮かんだSF的アイディアにリアリティ、 具体性を持たせる上で大変参考になると思います。
個々の項目を詳しく知りたい場合には別の資料の方がよいかもしれません。 SF・科学知識を手に入れたい方、どうぞ >>> |
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