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自然のことのは
自然を描写する言葉、自然になぞらえた言葉、自然の智恵を記した言葉など、 自然にまつわる言の葉を集め、自然と向き合ってきた写真家たちの作品に添えてみました。 長い時間のなかではぐくまれた美しい言葉と、自然の一瞬の輝きをとらえた写真とは、 響き合っているように感じられます。
その意味を解説した本です。 主に、鈴忌は「小説のタイトル」や「章のタイトル」を決めるために使っています。 実在に拘らなければ、人名への応用も可能ではないでしょうか? 基本的に「タイトル」というものは人の目を引かなければならないわけで、 平凡な言葉を使っても効果は薄いです。 ライトノベル作法研究所さんでも解説されているように、 無駄にカタカナやアルファベットを使うのも考え物です。 しかし、漢字ならば少々聞き慣れない言葉でも字面から意味を何となく想像することができます。 さらに、普通の人があまり知らない言葉は「なんだろう?」と、 読者の興味を惹きつける効果も時として望めると思われます。 ☆使用例(仮に想定してみます) 小説内容:「イジメ問題で引きこもった少女を、少年が救う物語」 本からの言葉:「雨障り(あまざわり)」 言葉の意味:「降り続く雨に邪魔されて外出できないこと」 決定タイトル:「雨障りの季節」 と、このように内容から考えて合いそうな語意を探してタイトルに利用する、 という使い方が基本だと思われます。 また、逆に語意からアイデアを発想することもできるかもしれません。 ようするに、この本は「自然関連」に特化した「語彙集」もしくは「辞書」といわれる類の本です。 なお、語彙の出典元は「万葉集」「古今和歌集」「アンネの日記」「失楽園」「恋愛論」 など多岐に渡っております。
お値段(\2,500-)の割に情報量が少ないです(見ていて綺麗なのは良いのですが……)。 あと、やはり資料用ではないので、巻末索引が多少使いづらい形式になっています。 さらに、それぞれの言葉の説明が非常に軽いです。 なので、とっかかり以上の手がかりにはなりません。 鈴忌は「とっかかり」に\2,500-を払っても良いと思ったから購入しました。 結果として重宝しています。 でも、人によっては割に合わないと感じる可能性があることを申し添えておきます。 『自然のことのは』のご注文はこちらから >>> |
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日本語の作文技術
他人に「読ませる」事を念頭に置いた文章の書き方を教えてくれます。 文中での句や節の順番、修飾関係の明確化、読点「、」の打ち方、 助詞の「は」や接続詞の「が」の使い方など、細かく具体的な指摘が載っています。 言葉(日本語)の好きな人なら、それだけでも楽しめると思います。 この本を読んでおくと、実際に文章を書きながら、 自分の使っている表現の細部にまで意識が行き届くようになります。 また、単に指示に従って機械的に文章を直すだけでも、 読みやすさ・分かりやすさが格段にアップします。 小説を書く時だけに限らず、文章を書く時全般に使える内容です。
読み飛ばしてしまえば済む事ですが。 わかりやすい文章を書きたい人にオススメです >>> |
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厳選おすすめ本! プロ編集者による文章上達秘伝スクール
1500円で人生変わります。文章の王様、それはあなたのことです!」 ロングインタビューや充実の「7つのヒント」も収録。 メール・マガジン「プロ編集者による文章上達〈秘伝〉スクール」 の内容に加筆・訂正を行い編集したもの。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 村松恒平 1954年、東京生まれ。新聞社を経て、JICC出版局(現・宝島社)に入社。 雑誌『宝島』の編集に携わり、 単行本『ANOANO』『VOW』『愛より速く』(斉藤綾子)などを送り出した後、自身のオフィスにて、 『元祖テレビ屋大奮戦』(井原高忠・文芸春秋)『共生の思想』(黒川紀章・徳間書店)などを編著。 メール・マガジンの発行に併行して、ネット上で描写訓練メソッド『言葉のクロッキー』を展開。 また、文章術について雑誌連載をする他、全国各地でセミナーを行なっている
質問・文章は削るものか、答・「含み」というもの 質問・達成感がない!、答・忍耐 質問・「小説」で表現したい、答・より深いテーマを 質問・科学と文学、答・科学と神様 質問・援助交際してはいけない理由、答・大切なのは親の立場 質問・編集者は速読?、答・編集者の仕事 質問・ウェブ上の作品の感想は?、答・挨拶と批評 質問・批評のやり方、答・評価基準と講評心得 質問・続・批評のやり方、答・四つのレベルで語り合う〔ほか〕
この本は、同名のメールマガジンにおける 読者からの文章に関する数々の質問に答えた、問答集です。 しかも、そのメルマガ読者の一割は、 ライター・小説家・編集者という文章のプロの方たちです! 当然、内容は中・上級者向けのレベルの高いモノとなっています。 例えば、「オリジナリティってなに?」という質問の項目は、 何度も読み返しましたが、あまりにも難しく、いまだその要点を掴んでおりません。 >ある出来事が起きたとき、「私」はそれを観察します。 >しかし、その出来事によってじつは「私」の中にもそれに対応した変化が起きているのです。 >それが出来事の全体です。 >その二重の変化を観察し、描写する視点を得たときに、表現の可能性は無限大になるのです。 これは、その回答内容の一文ですが、すんなり理解できる人はいないのではないでしょうか? しかし、難しい理屈を言って煙に巻いているという印象は無く、 逆に難解なことを、なるべくやさしく表現しようとしているように感じられます。 私は、いろんな文章上達のための本を読んできましたが、 コレに勝る本はありませんでした。 25年以上もプロ編集者として、同時にライターとして活躍してきた村松氏が、 文章上達のための精髄を惜しげもなく披露してくれます。 彼の言葉が、ウソではないという事実は、 村松氏自身の紡ぎ出す文章の流麗さ、巧みさが証明しています。 その深い見識と、卓越した文章力には舌を巻きました。 「良い原稿の見分け方」「比喩上達法」「キャラクターの書き分け」「リライトのポイント」 「ネタがないっ」「才能判断」「欠点の探し方」…… これら、読者から送られてきた難しい質問に、見事に答えてくれます。 1つ1つの回答の精度が高く、役に立つこと請け合い。 もう、村松氏のことは、勝手に師匠と崇めています(笑)。
記事、広告文、エッセイなど、あらゆる文章に対する質問に答えています。 また、プロ作家やライターに向けた内容でもあるため、 まさに秘伝の名にふさわしい、上級者向けの本になっています。 文章初心者には、取っつきにくい内容かもしれませんね。 現在、この本は3巻出ております。 どれもオススメですが、一番オススメなのは2巻です。 3つ買う余裕が無いという方は、取りあえず2巻だけても入手してみてください。 この本が、役に立つことは絶対です。読んでみて100%損はありません! 第1巻・秘伝 〈プロ編集者による〉文章上達スクール (1)はこちら! >>> 第2巻・文章王―プロ編集者による文章上達秘伝スクール〈2〉はこちら! >>> 第3巻・書く人ープロ編集者による文章上達〈秘伝〉スクール (3)はこちら! >>> |
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