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バイトでウィザード
「可愛くてか弱い妹のために貢献しないと、ひどい目に遭わすわよ!」 「か弱いやつはそんなこと言わない…」 寄ると触ると口喧嘩。 しかし日本国中に埋まっている精霊の力を守るため、 日夜“魔法”業務に勤しむ京介&豊花の双子高校生。 次々と起こる問題を腕にモノを言わせて解決する兄妹に、 思わぬ人物から陰謀がしかけられようとしていた! 第6回角川学園小説大賞大賞を受賞した学生魔法使いバトルノベル、登場。
無駄に難しい単語が出ることがなく、誰でも簡単に覚えられる魔法の呪文。 そして、ギャグにも独自性があっていいと思います。 そのギャグがまたおもしろいと言ったらありはしない!ええ、自信を持っていえますとも。 キャラの個性がギャグを作っています。 また、魔法はもはやなんでもあり。 最初から男の◯◯◯を退化させたり、人を治したり(これは普通ですが)・・・・ とにかく素晴らしいと思いました! お気に入りのキャラはいますか? どんなところが好きですか? 長谷! ・・・馬鹿です。 豊花も好きですね。ギャグの中心となる人物。 この作品の欠点、残念なところはどこですか? 魔法という割には戦闘描写がとてつもなく少ない。もったいないです。 ――(人の名前)は〜〜〜と思った。という文章が多い。少しくどさを感じる。 これが致命的。 地の文がな〜が〜す〜ぎ〜る〜〜〜。 特に一巻は地の文を飛ばして読んでしまいそうなまでに長い。 光流脈の過去とか一巻から出さなくてもいいじゃんと思います。 いや、説明文が本当に長い・・・
タイトルの通り、主人公は魔法使い(当小説では矯正術者と言う)で、 『完全オリジナル』の魔法モノです。 全ての術に呪文が与えられてあり、その効果も用途も様々。 男性のモノを使い物にならなくする術、というのも存在します(笑) 学園ファンタジーではありますが、 特筆すべきは個性豊かなキャラクターの繰り出すギャグ。 主人公である一条京介が無口・無表情・無愛想であるのに対し、 双子の妹の一条豊花はワガママで自己顕示欲が人一倍強い。 正直ありがち設定ですが、作者である椎野美由貴のシュールな文章によって、 読んでいる人間に爆笑を誘います。 この二人の掛け合いは、今まで読んだ小説の中で一番面白い!! と、私は胸を張って答えることが出来ます。 お気に入りのキャラはいますか? どんなところが好きですか? 主人公の一条京介と双子の妹の一条豊花です。 毎度毎度豊花に振り回される京介の苦難っぷりが実に良い。 豊花の「〜してやる!」という京介に対する脅迫がほとんど巻で出てくるのですが、 何気に上手な言い回しをしています。 この作品の欠点、残念なところはどこですか? 長編10冊、短編集4冊が出版されているのですが、 長編の後半になってくると主人公があまりにも救われない。 ギャグ要素もほぼ皆無になり、一部始終ダークな雰囲気を貫いているので、 シリアス系が苦手な方は辛いかもしれません。 個人的には短編集をオススメします。
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その小説、105円で売られているかも…… |
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