↑目次へ戻る |
ベン・トー
usagi_company@さん一押し!(男性)
ビンボー高校生・佐藤洋はある日ふらりと入ったスーパーで、半額になった弁当を見つける。 それに手を伸ばした瞬間、彼は嵐のような「何か」に巻き込まれ、気づいた時には床に倒れていた。 そこは半額弁当をめぐり熾烈なバトルロワイヤルが繰り広げられる戦場だったのだ! その不可思議な戦いに魅せられた佐藤は、 そこに居合わせていた同級生・白粉花とともに半額弁当の奪取を試みるが、突如現れた美女、 「氷結の魔女」に完膚なきまでに叩きのめされる。 そして、その美女が佐藤に告げた言葉は…。 第5回大賞作家の新境地、庶民派学園シリアス・ギャグアクション、開幕。
ある者は豚と蔑まされ、ある者はワン公と窘められ、 そして又ある者は狼になり、やがて「二つ名」で呼称されるようになる。 そしてその時間が訪れると、彼らは一斉に自分のお宝を奪取せんが為、 己の力の限り全力で他人を排除するバトル・ロワイヤルが展開する。 ・・・のだが、彼らが戦う場所は近所のスーパー。お宝は「半額値札の売れ残り弁当」。 ここまでみみっちい題材なのに、何故か生死をかけた戦いに発展する様は、 ラノベと呼ばれるジャンル以外では有り得ないでしょう。 筆者は年齢のわりに文章力が高く、結構読み応えもあります。
本編に関係なく登場し、勝手に主人公に暴行を加えて退場していきます。
僕は全くゲームをやらないので理解できませんでした。 それでも別に問題なく読めましたが。
2012/03/13 ・ベン・トーは目的がしっかりしている。半額弁当なのに熱くなれる世界観がすごい。 2012/03/13 ・奢我あやめは、ロシア人と日本人のハーフという設定だけでもすばらしいのに、主人公と「親戚以上恋人未満」の心の距離感がいじらしくより魅力的。 ・半額弁当奪取という独特のテーマ。 決して萌に頼らない人間臭いキャラクター。 作者の比喩や文章力の巧緻さ、ギャグがおもしろい。 ・スーパーの弁当や総菜、どん兵衛やチキンラーメンまで、安っぽくて身近な食べ物をやたら美味しそうに描写しているのが魅力的。 半額弁当を取るのがうまいと言うだけで、仰々しい二つ名で呼ばれるのがシュールで素敵。 戦闘シーンがそこそこ長く、基本的に肉弾戦で派手な技もないのに飽きない。 半分ぐらいは実話に基づくらしい石岡君に関する小ネタや、作者のセガ愛を感じられる文章などもとても面白い。 ・アサウラの「ベン・トー」シリーズが面白い理由。 ギャグが面白い。ちょっとした小ネタでも笑える。 ギャグに使われる度に壊れていくキャラ達。 主人公のバカさ加減。 著莪がエロい。 不名誉な二つ名やハプニングなど、主人公の「ままならなさ」。 キャラがしっかり立ってる。 石岡君や佐藤の両親など、本編に出演しないギャグ専用キャラまでしっかり存在感がある。 コメディなのにきちんとアツい。 ・所々に笑えるギャグが入っている。 ・弁当の争奪戦という学生なら誰しも(?)経験したであろうことを面白く書いていて、 プラス して弁当の中身の描写がこちらも食欲をそそられるような感じになるぐらい上手だから。 ・まず、この話を作り出したのがすごいと思います。 普段なにげなく買っている弁当を、こ んなにも熱い戦いの材料にしてしまう発想力がすごいです。 そして、個性豊かな、決して多くないキャラも大好きです。
|
|||||||||||
|
|||
その小説、105円で売られているかも…… |
トップへ戻る |