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2008年度ライトノベルBESTランキング第1位(書籍・このライトノベルがすごい!) フルメタル・パニック!
陣代高校の平和は、たったひとりの転校生の訪れとともに終わった。 うなる弾丸、飛び散る薬莢、鞄にギッチリ銃器類。 出てくる言葉は「キケンだ。ふせろっ!」。 そう、やってきた転校生、相良宗介は、拳銃持った大ボケ君だった! 彼の脳に“平和”の文字はない。 勘違いで校内狙撃、思い込みで路上爆破――ケタ違いの常識外れ宗介。 だがしかし! 戦争ボケとは仮の姿。 その実体は……世界最強の武装集団『ミスリル』のエリート戦士、相良軍曹だったのである! KGBの魔の手から、美少女・千鳥かなめを守るため、今日も相良軍曹は校内で銃を撃つ! ごく普通の女子高生かなめに隠された壮大な秘密をめぐり、 今、ボケと涙と感動の戦いが始まった!! 巨大スケールで描くSFアクション・コメディ、堂々見参。
やること成すこと全てに手榴弾、拳銃、地雷! エトセトラエトセトラ! 笑えますね。軍事ネタでここまで笑わせる作品は類を見ません。飽きないですね。 その度にかなめのハリセン! ワンパターンなのにおもしろい。 かつ、シリアスな場面との使い分けがうまく、引込まれました。 私はアニメから見た人間ですが、それでもおもしろいですね。 ASの戦闘場面は特に最高でした! 一部だけ鬱になりましたけど、最後は特に最高です。 相良の精神の成長っぷりにも驚かされます。 ネタバレになるかもですが、 ギャラは半分でいいから!とか自分よりかなり上の立場の人間に言ったりとか。 とにかく、一巻はきつかったような気もしますが(それほどでもないですけど)、 二巻以降は特におもしろいです。是非、ごらんあれ! お気に入りのキャラはいますか? どんなところが好きですか? そりゃあ、テレ……相良であります!(相良風) 裏表がない分だけボケた人間に見えて最高です。 その次に、テレ……ガウルンです! 敵なのに男らしいですよね。そして、あの生存運にはお手上げです。 最後はあれでしたけど。最後まで本気でカッコよかったです! えっと、やっぱり一番はぶっちゃけてテレサ・テッサロッサ。いえ、テッサです! 可愛いです。かつ、ドジッ子でいいですよね。妹辺りにしたいな(冗談です) 本編もいいですが、短編の方が目だって最高ですよ。 あんな、小さいこのどこがいい? 全てです! ミニの女の子万歳です(←問題発言) この作品の欠点、残念なところはどこですか? う〜〜〜ん。 ロボであるだけに、AS自体は挿絵に頼らなければいけないところかな。 欠点にもなってないですね。
シリアスとギャグの融合だけではなく、ロボットのカッコよさ、 さまざまな教訓もこの作品の大切な要素だと思います。 ストーリーの面白さはまず主人公の裏表のない真面目な性格にあると思います。 学園生活ではその傭兵としての戦闘能力を隠そうともせずトラブルを起こしても、 何事も無かったような彼のあのたたずまいがより笑いを誘います。 逆にシリアスな戦闘シーンではその彼の高い戦闘能力の真価が発揮されるわけで。 そのギャップが格好いいわけですよ。 お気に入りのキャラはいますか? どんなところが好きですか? 相良宗介。裏表のなさがいい。 クルツウェーバー。カッコイイ。 椿一成。熱い。
単なるカッコよさを追求したロボット物ではなく、 人間の戦う理由や、現代の急速な機械技術の発展へのアンチテーゼも含まれています。 しっかりとした設定。読者を楽しませてくれる展開。 涙あり、笑いあり、カッコよさあり、愛ありと、 とてもたくさんのことをぶち込んでいるのにそれらが全て上手くかみ合わさっている。 作者、賀東招二さんの頭の良さをうかがえます。 私が小説を書こうかな、と思うきっかけになった作品でもあります。 ぜひ一度読んでみて下さい。ロボット物が好きでなくとも、はまると思います。 お気に入りのキャラはいますか? どんなところが好きですか? アンドレイ・カリーニン少佐。 あまり登場しないのですが、カッコよすぎます。 非情さと暖かさという相反する二つをあわせ持ったとても尊敬できる人です。 それに私、渋いおじ様系が大好きなんですよ。
これほど完成度が高く、シリアスとギャグが見事に融合した小説はめずらしいでしょう。 特に、軍事ネタに絡めたギャグが今までになくて斬新でした。 小説で笑えたのは、今のところこの作品だけです。 新刊が出るたびに必ず買っていました。 この作品を超えるような小説は、これからもそうそう出現しない思っています。 個人的には長編より短編集の方が、気軽に読める分楽しめると思います。
2012/04/30 ・長編のシリアスなときと短編の宗介の馬鹿騒ぎのギャップが凄く良いと思った。 彼の裏表ない真っ直ぐなところが好き。 2012/03/13 ・相良宗介は一人の女の子を守るため、命をかけて戦う。 「俺はヒーローじゃない」なんて、コイツにしか似合わないセリフ。 信念をずっと貫き通しているところに憧れる。 日常パートでの、普通からあまりにかけ離れた珍妙な行動もいい。 ・フルメタのジャンルが学園になってますけど、どちらかといえばどう考えてもSFだと思うんですけど。 短篇の方がメインならともかく。長編は12巻+外伝2巻14巻も出てますが、短編は2005年に出た8巻以降完全に止まってますし(2011年7月現在)。 ・メカニックが豊富。人物描写、心理描写、背景描写がうまい。 ・主人公が傭兵でヒロインを救うために奔走する設定は誰しも妄想しそうだが、そんなことを微塵も感じさせない圧倒的なストーリーと、個性溢れる愉快なキャラクター、主人公宗介の傭兵としての才能、そしてその日常生活での空回りっぷりが素晴らしい。 SF、ミリタリー、学園、アクション、ギャグ、恋愛など、数多の要素が含まれているのに、まるで持て余していない構成力。人型戦闘兵器というエヴァやらガンダムやらでやりつくされたジャンルに新風を吹き込み、なおかつ作品のクライマックスに絡めてくる発想力。どれをとっても最高です、フルメタル・パニック! 恐らく、僕の中でフルメタを越える作品はそうそう現れないでしょう。 ・読みやすい文体や、王道だけど盛り上がる展開、 感情移入のしやすい共感の持てるキャラクターのお陰で一気に読める。 文体やキャラクターが少しでも気に障ると冷めてしまう質なので、一番良かった処はそこかもしれない。 ・特殊部隊であるとか兵器といった自分のあまり知らない世界を学園ストーリーに掛け合わせ、 そのアンバランスさを主人公達の掛け合いで面白くしている。 個人的に本編よりも短編集の方がそれが強く感じられるので凄く感化された。 ・長編・短編の違いによる、キャラクター、世界観、ストーリーなどに『二つの顔』を持つ面白さ。 ・シリアスとギャグの切り替えがしっかりし、ギャグのテンポがいい。 ・はっきりとした世界観と細かな設定が良かった。 ・短編でのバカ一直線の内容で馬鹿笑いしてしまう一方で、 長編での死を含んだシリアスな内容とのギャップに打ちのめされた。 また、壮絶な過去を持つ主人公の宗助がヒロインかなめと出会って変わっていき、 かなめを助けるために無茶をするところなどが、とても熱く面白い。
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その小説、105円で売られているかも…… |
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