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タラ・ダンカン
フランス南西部のひなびた村タゴン。古い館でおばあちゃんと暮らす12歳の少女タラ。 ある日、タラに不思議な力がそなわっていることが判明する。 それを知った闇の一族サングラーヴは「タラこそ、われわれが探していた人間だ!」と、タラをつけねらう。 ところが、タラはサングラーヴと敵対する魔術師によって別世界へワープさせられてしまう! フランスNo.1ファンタジー。
ニヤリとしたり、思わず爆笑したり。 初めて私は、本の中のギャグで笑いました。 とにかく、凄く面白いです。 そして、善悪がはっきりしてない! 味方が怪しい行動をしたり、敵が助けてくれたり。 もの凄く黒いです、出てくる大人は凄く。 でも、そんなとこもまた好き。 かなり王道ファンタジーだけど、面白いですよ。
欠点があって人間くさくて、とても好きですけど。 でも、その中でもロバン・マンジルが一番好き。 戦闘の時には冷静なのに、恋のことでからかわれると、紅くなってるトコとか可愛い。 ギャップがたまらないです。 あと、主人公タラ・ダンカン。 相手がどんな人物でも、自分の意見をはっきり言う。 そこが好きです。というか強い女の子大好き!
あと、巻によって表記が違ったり。 文章がちょっと表現がありきたり。 人によって好き嫌い別れるかも。ハリポタに似てると感じる人もいるでしょう。
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ダルリアッド
並外れた剣技と美貌を持つダルリアッドは、戦場で死にかけていたところを、 人間の世を玩具のように弄ぶ、圧倒的な存在の闘神ルーグに助けられる。 神の愛人として永遠に生きることになったダルリアッドは、 神の手に抱かれつつも、なおも死を望んでいた。 ルーグは自分を拒み続けるダルリアッドの悲しみを癒すために、 彼の一族を滅ぼした王への復讐を遂げさせることにするのだが…。 神の謀る、新しい王の物語が始まる―。
と言っても、露骨な描写はまったくありません。 一言で言えば「美しい」です。 ストーリーは、神に愛され不死にされた青年の過ごした、長い長い年月の出来事です。 人間達の中に降りても、時間が彼を孤独にする。 けれど彼は、あくまでも「人」としての自分を失わなかった。 ラストで彼がどうなるのか、まったく予想がつきませんでした。 緻密な設定としっかりした描写力が魅力です。
孤高で強く、弱いところに惹かれました。
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