最高です!一押し。 | 252 | |
おもしろいです! | 70 | |
なかなか良いです。 | 35 | |
ふつうです。 | 10 | |
イマイチです。 | 20 | |
おもしろくないです。 | 4 | |
買うと損します。 | 19 |
スライさん(男性・19歳) 矢崎さん(女性・19歳) T.Kさん(男性)
ぱんぷきんへっどさん(男性) 幸真さん(女性・18歳) 水瀬宥和さん一押し!
ライナ・リュートはやる気がなかった。
ここローランド帝国王立特殊学院の生徒に求められるのは、戦争の道具としての能力のみ。
しかし、万年無気力劣等生のライナが望むのは、のんびりと惰眠をむさぼることだけであった。
だが、ライナの望みはかなえられることはない。
彼の持つその特殊な『瞳』ゆえに……。
そんなライナに興味を示す、青年貴族シオンと、美貌の女剣士フェリス。
やがて、彼らを巻き込んだ戦争の渦が、三人の若者の運命を複雑に結びつける!
ライナの『瞳』に映るのは、いかなる未来か?
新感覚アンチ・ヒロイック・サーガ、なんとなく開幕。
魅力的な世界観。
カッコよすぎる登場人物。
張り巡らされた複線の数々。
言葉では表しきれない何かが襲ってきます。
最高の脚本。
最高の人物。
この二つが揃っているのに面白くないなんて有り得ない。
ファンタジーといえばこの作品でしょう。
隠されていた世界の秘密が明らかになっていく様は興奮しかしません!!
絶対読んで!!
無駄じゃないから。
お気に入りのキャラはいますか? どんなところが好きですか?
全員!!
と言いたいけれど……
選ぶならやっぱり主人公のライナかな。
力を持ってしまったガゆえの苦しみ。
生まれたことに対する後悔。
でも人間が好きだ!!
と言う彼の心の成長が美しいです。
この作品の欠点、残念なところはどこですか?
巻数が多いことです。
僕は好きですけど。
長いのがいやな人は……
とにかく、おすすめです!
この作品は戦争もののファンタジーです。
簡単に言うと、主人公が異端の力を持っていて、その事に戸惑い傷つきながらも、その力を戦乱の世の中でどううまく使っていくのか悩みながら生きる、みたいな話です。
私が思うこの作品のいいところは、一人一人のキャラがみんな魅力的なところです。
主人公のライナは、昼寝大好き、ぐーたら男。一応やるときはやります。
友達のために命をかけられる情に弱い所もあります。
相棒兼ヒロインのフェリスは、傍若無人で暴力的なツンデレ。
主人公の親友シオンは、仕事の鬼。いたずら好き。
などなど。この作品は登場人物が多いですが、みんないいキャラしてます。
どんなキャラクターもうわっつらの紹介だけで終わらず、
各人の内面を掘り下げて描写しているのが魅力に繋がっているのかな、と思います。
気をつけておかなければならないのが、短編と長編のテイストの差です。
基本的に短編はギャグ、長編はシリアスに傾いています。
片方が苦手という方もいると思いますが、私としては、両方あって初めてこの作品が成り立つという風に考えています。
お気に入りのキャラはいますか? どんなところが好きですか?
主人公の、ライナ=リュートです!
主人公なのに脱力で無気力なとこがいいです。
最近の巻では珍しくやる気をだしていて、
何度も悩みながらも、前に進んでいくみたいなところがリアリティがあっていいな、と思います。
この作品の欠点、残念なところはどこですか?
人によってかなり感じ方に差があると思いますが、文章が軽いということです。
テンポがいいととる人もいますが、少し拙いと感じられる人も少なからずいると思います。
ですが、たとえ拙いと感じられても、ぐいぐい引っ張っていってくれるキャラの良さ、展開の面白さがあると思います。
主人公のライナは一言でいうと主人公らしくない主人公て感じですね。
「めんどいー」とかよく言うタイプの人なんですけど。
やるときはやる……のか?
お気に入りのキャラはいますか? どんなところが好きですか?
ちなみに自分が好きなキャラはミルクとかレファルあたりです。
ミルクはつらい過去を持ちながら人を恨まず、常に明るく前向きなとこが、
レファルは好きになった女の子にためらい無く好きと言えるようなとこが好きです。
この作品の欠点、残念なところはどこですか?
要するに、剣と魔法のファンタジーでギャグとかも入っています。
ただ、長編の本編は戦争とか差別とかのダークな部分が結構入っていて、たまにグロイシーンもあるのでその辺は注意です。
登場人物の多くが重く辛い過去をもっていて、ストーリーの根幹は暗くシリアスなものになります。
ただし、登場人物同士のかけあいが明るく軽いノリでかかれているところが多いので、全体的には軽い印象を受けます。
短編集の方はほとんどが軽いノリのギャグがメインの話になってます。
長編の方で、これまで出された巻の後半の巻は特に重い話が多くなってきてます。
それ以前の巻でも物語の山場付近は基本暗くシリアスです。
私としては、この作品のおもしろいと思うのはこの暗くシリアスな部分です。
読み応えがありますし、暗く辛い状況の中でも、強くがんばろうとする話、やさしく仲間を思う話には、心震えるところがあります。
そのためギャグメインの短編集はあまりおすすめしません。
(巻末のシリアスな主人公の子供時代の話は好きですが)
お気に入りのキャラはいますか? どんなところが好きですか?
キファ・ノールズ。
主要キャラではありませんが、登場人物が天才or化け物ばっかりのこの作品では珍しく普通の人です。
が、もちろん重く辛い過去をもっていて、それでもなお前向きに生きようとしてるキャラです。
(そういうキャラばっかりの気もしますが。)
主人公に心寄せているサブヒロインの一人です。
しょっちゅう暴走しているフェリスやミルクに比べると非常にまともな人物で、
かいがいしく主人公の世話を焼くようなところに好感がもてます。
この作品の欠点、残念なところはどこですか?
登場人物のかけあいが大抵同じようなパターンです。
ストーリーの印象を軽くするのには一役かってますが、ギャグとしてみると飽きるし、そもそもおもしろくもないです。
以下ややネタバレ
・主人公が怠けたがる発言する→ヒロインが剣つきつけておどす。
・ヒロインが主人公を突拍子もなく色情狂(変態)あつかいする。
・ヒロインがだんごに異常な執着を見せる。
主人公とヒロインのかけあいを例にだすとパターンはほぼ全てこの3点です。
人物毎のキャラ設定とかけあい内容が露骨すぎておもしろくないです。
その他の登場人物とのかけあいも、たいてい毎度同じパターンになってます。
ギャグというより、一つのお約束として見ないと楽しめない気がします。
また、出るキャラ出るキャラ天才、怪物的な扱いばっかです。
飽きるし、かえってキャラがたたなくなっているように感じられてしまいます。
国と国とが争っていたりするような世界を背景にしているのに、たった一人の化け物が一国、一軍団を平気で潰せるような強さを持ってるバランスの悪さは、どうにかならんもんか。
ファンタジー世界なのでアリといえばアリなんだが。
とにかく文章がうまいです。
改行が多いんですが、その間の取り方がいい。
そのせいか、意外と早く読み終わります。
が、物語が大きいので物足りなさは感じません。
お気に入りのキャラはいますか? どんなところが好きですか?
シオン・アルタース。
とにかくかっこいいんです。
銀髪金目な美少年(美青年)なんてありきたりな設定なようですが、頭の良さやカリスマ性が好きです。
この作品の欠点、残念なところはどこですか?
特に思いつきませんがあえて言うなら、巻によってシリアスの度合いが違うところです。
はじめのほうを読んで軽いのりだから読めると思っても、現在発売されているものを見るとシリアス一直線です。
重いのは苦手だという人には向かないかもしれません。
なんといっても主人公!
今までの小説にはないような怠惰な性格なんだけど、それがまた面白い!
主人公とその相棒のコンビがまた最高です!
ストーリー自体は暗い話ですが、それをまったく感じさせない主人公の強さがかっこいいです。
この作家さんの小説は、もうひとつの連載中の「武官弁護士エル・ウィン」シリーズも面白いです。
ぜひご一読を!
お気に入りのキャラはいますか? どんなところが好きですか?
主人公の相棒美貌の女剣士フェリス・エリスが好きです。
彼女の性格がなんとも素直じゃなくていい!
この作家さんのキャラはみんなしぶといのが特徴。
どのキャラもいい味出してて好きです。
『伝説の勇者の伝説』。略して『伝勇伝』……
月刊ドラゴンマガジン誌上で、第四代龍皇に輝いた作品です。
おふざけなタイトル通り、骨となるストーリーはシリアスながら雰囲気は軽るめのギャグ小説です。
とにかく、
主人公のライナとその相棒のフェリス・エリスが、その個性をいかんなく発揮したボケとツッコミを連発します。
文章もキャラたちの個性に合わせてテンポ良く、わかりやすさが追求されています。
まあ、悪く言えばチープな感じのする文章ですね。
そのノリについていけるかどうかが、評価のわかれるところでしょう。
軽くさらっと読める物が好きな人にはオススメです。
・この場では相応しくないでしょうが、アニメの方もおもしろかったですよ
2012/04/15
・話がだんだん面白くなっていき、設定もとても練られていて、シリアスなのに暗すぎない。
2012/03/14
・登場人物の個性が面白くて、やりとりや現状の分かり易い文章がいいです。レビューだと駄作だと言われていることも多いですが、私はジャンルもいいですし、「萌え」要素もほとんど(絶対にといっていいくらい)ないので、1番好きな作品です。
2012/03/14
・フェリスが好き。すごく美人なのにだんごが大好きで、だんごが全てなんじゃないかというくらいの好きっぷりなところがおもしろい。見た目からは考えられない剣技の上手さ、身のこなしがすごいところ。とにかくフェリスのギャップも含めてなにもかもが大好きです。
2012/03/14
・ライナ・リュートの普段と戦闘時のメリハリ、自分以外の人間への接し方が好きです。
・個人的にはライナとフェリス、シオンの友情が最高だと思います。
化け物だと自分自身を嫌うライナの心が変わっていくところが、またいいものです。
一回きりしか出てこないキャラ(例えばビオ)も、いい人はいい人で感動を呼んだりすることも魅力に思えます。
・ライナ・フェリス・シオンなどのメインのキャラクターだけでなく、
1回きりしか出てこないキャラクターにも魅力があるのがこの作品のいいところです。
・フェリスのライナに対する対応?の変化が好きです。
あと個人的にはあとがきが好きです。