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極限推理コロシアム
夏と冬、二つの館で行われる「生命」を賭けたリアル推理ゲーム! 第30回メフィスト賞受賞! 究極のS・S(サバイバル・サスペンス)! 二つの館に強制的に集められた七人の「プレイヤー」たちに「主催者」は命じる―― 「今から起きる殺人事件の犯人を当てよ」――もちろん、被害者もプレイヤーの中から選ばれる。 二つの館で起きる事件を、互いにもう一つの館より早く、解決しなければならないのだ。 不正解の代償は「死」! 過酷きわまるデス・ゲームの幕が開く! 究極のサバイバル・サスペンス! 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 矢野 龍王 昭和40年、東京都生まれ。早稲田大学理工学部卒業。 『極限推理コロシアム』で第30回メフィスト賞を受賞しデビュー 。
そこは中央の広場を囲んで、8つの小部屋に仕切られてる館であった。 窓もなく、外へ通じると思われる鉄のドアには、鍵が掛けられている。 携帯電話も繋がらない。 他の部屋には、僕を含め、お互いに見ず知らずの男女7人。 僕らは、命をかけた推理ゲームに強制参加させられていた。 読むうちにだんだん面白くなってくる本ですね!! 最初のうちは『うーーーん???』って感じです。 最後のとかはすーーーーーっごい驚かされます。 アルマジロとセイウチとか、知らない動物(?)の名前とか出てきます。
駒形さんは割と状況判断と適応能力が高い人ですね。 そこが好きです♪ 篠崎さんはカワイイけど気は強い、って感じの人です。 駒形さんとのペアが好きです。 出渕さんはそのしゃべり方と鈍感そうで鋭い性格がいいです!!
最初に登場人物紹介があるんで、 そういうときは見直すのが◎。 他に残念なところは・・・・特にないです。
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2005年度ライトノベルBESTランキング第1位(書籍・このライトノベルがすごい!) クビツリハイスクール
講談社ノベルス創刊20周年記念密室本 メフィスト賞作家特別書き下ろし作品 新青春エンタ〈戯言(ざれごと)シリーズ〉! 首吊学園に殺戮の嵐! 「紫木一姫(ゆかりきいちひめ)って生徒を学園から救い出すのが、今回のあたしのお仕事」 「救い出すって……まるで学園がその娘を拘禁してるみたいな言い方ですね」 人類最強の請負人、哀川潤から舞い込んだ奇妙な依頼に従って私立澄百合(すみゆり)学園、 またの名を《首吊高校(クビツリハイスクール)》に潜入した「ぼく」こと “戯言遣い・いーちゃん”は恐るべき殺戮の嵐に巻き込まれる――。 新青春エンタの真打ち、〈戯言シリーズ〉。維新を読まずに何を読む! 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 西尾 維新 1981年生まれ。 2002年、『クビキリサイクル』にて第23回メフィスト賞を受賞、「京都の二十歳」としてデビューする。
天真爛漫なキャラクターから、 「こんなに簡単なトリックだったのか!?」と驚かされてしまう殺人トリック、 そして主人公、語り部で「戯言遣い」のいーちゃんのバンバン出される戯言、 その全てに驚かされます。 ミステリー小説なライトノベル。 しかしそんなミステリー小説でも文章の中からポンッと出されるギャグや、 いーちゃんの突っ込みがとても面白い! いつも笑わされています。 そして、僕だけかもしれませんが、自虐的ないーちゃんを見ていて、 ものすごく世界観や価値観が変わりました。とてもためになります! それに、小説家を目指す皆さん! この作品、いや、この「戯言シリーズ」を読んでいれば、文章レベルが上がります。 この本を紹介してくれた友達も 「これを読めば絶対に創作力や文章力がレベルアップする」と言っていました。 ぼくも今そう思います。 素直に「面白い!」と思えるのはこの作品、ちなみにここから先はネタばれなのですが、 この「クビツリハイスクール」の最後らへんでいーちゃんのノリ突っ込みが見れます。 いつも冷静で、ドライが売りのいーちゃんが初めて(?)取り乱し、 沢山の突っ込みを見せてくれます! それに、今まで自分の本名を明かさなかったいーちゃんの本名が分かります (多分頭のいい人だけですかね。) ぜひ読んで下さい! マジで面白いです!!
赤き人類最強の請負人、この響きだけでも僕は好きですし、 この人の強さ、余裕さ、性格、どれを見ても僕は大好きです。 シニカルに笑ったり、いーちゃんを誘惑したり。 それと、哀川さん・・・あ、間違えました。潤さんですね。 (潤さんは「哀川さん」と呼ぶと怒るのです)の戦闘能力、 そして数々の武勇伝にも魅かれました。強さや武勇伝に関しては本を読んで下さい(笑) それとマジで美人です。 優雅な赤髪にスラッとした長身にスタイル抜群! まさに世の中の男性諸君が惚れてしまいます。 少々性格がよければ完璧に惚れています。 とにかく面白い人なんですよ。 あと、この「クビツリハイスクール」には出てきませんが、 いーちゃんの友達か恋人の玖渚 友(女)も大好きです。 引きこもりなんですが、「うにー。」とか「あうー。」とかがとてもグー! 自分のことを「僕様ちゃん」と呼ぶことも、さきほどの「うにー。」などがとても萌え! もし潤さんがいなかったらダントツ一位です!
いーちゃんの戯言なんかは「なるほどね。」と思うものもありますが、 時々「ん?」とか、「何を言いたいんだろうな、分からん・・・」とか思うことがあります。 正直あまり理解できてないところがあります。 もう少し分かりやすく、簡単にしてくれれば、僕的には言うことなしです。
戯言シリーズはわりかし好きなのですが、この『クビツリハイスクール』には少々同意し兼ねます。 (若干のネタばれを含みますのでご注意を) 1.キャラ要素が強い小説のわりには、 読者がそのキャラに愛着が湧く前に消してしまっている感がありました。 2.容疑者が少なすぎて展開がすぐにばれてしまうと思います。 3.潜入任務なので展開にスピード感があるのはけっこうなのですが、 反って小説の中身を薄く感じさせてしまう気もしました。漫画ならいいと思いますが。 ・・・・・・と批判してばかりのかおす太郎ですが、 あくまで同作家の他作品が素晴らしかったために我慢ならなかったわけでして、 決して誹謗・中傷目的ではございませんのでご承知ください。
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小説スパイラル 推理の絆〈2〉鋼鉄番長の密室
四十五年前、密室で死んでいた鋼鉄番長は自殺だったのか、他殺だったのか? 歩とひよのは謎の美少女・牧野千景のために、 「熱き番長の時代」を揺るがす密室を開くことに…… 果たして「鋼鉄番長の密室」は開くのか!? そして開いた先にあるものは!? ガンガンNETにて大好評掲載中の 「名探偵鳴海清隆〜小日向くるみの挑戦〜」から一編も同時収録。
お話は、主人公が四十五年前に起こった密室殺人事件を、 「番長王国」という怪しげな本を読んで解き明かすというものなんですけど、 圧倒されました。笑いが止まりませんでした。 「番長三国志時代」や「全国統一」という、おかしな単語が沢山出てきて、 やけに大笑いしました。腹筋が痛くてたまりませんでした。 番長のお話が面白い分、推理の方は薄いかと思いましたが、かなりの本格ものでした。 ライトノベルとは思えない位良い出来で、かなり深い構成でした。 もちろん過去のお話だけではなく、現在に登場する人物も個性的で、 様々な想いが重なっていて最高でした。 尚、これには別主人公の短編が付いているんですけど、読みやすく、かなりの本格でした。 ミステリーの愛読者にはアレな話でしたけど、 ミステリーに慣れていない方は注意して読むことをお勧めします。
強がっているクセにどこかぬけているし、父親を憎んでいるクセにファザコンだったりとか。 まあそもそも、ヒロインが牧野千景だから、このお話がおもしろいのかもしれません。
次の行から核心に触れる言動が含まれます(ネタバレかも)。 強いて言えば短編で、ライトノベルのクセに禁断のトリックをつかったことかな。 気付ければ問題はありませんし、ミステリらしいといったらミステリーらしいですけど。
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あれ!? その小説、もしかして105円で売られていない? |
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