あなたが、心の底からかわいいと思う女の子を書きましょう。
好きなタイプ、恋人にしたいような女の子がベストです。
そうやって、まずその娘にあなた自身が惚れ込んでください。
生みの親であるあなたが、その少女をかわいいと思わなければ、その娘の美しさを読者に伝えることなどできません。
この娘はかわいいだ! という気持ちで常に書いてれば、いつしかそれが読者との共通認識になるでしょう。
作者が楽しんでいるかどうかは、意外と読者に伝わります。作者が嫌々書いている作品より、楽しんで書いている作品の方が、読者も楽しめます。
最初は自己満足になってしまうかも知れませんが、そんなものは経験を積めば良いだけの話です。
なにより、好きでもない女の子を書いていると苦痛ですしね。
この際、あまり女性読者の目線というのは意識しなくて良いです。
ライトノベルのメインターゲットは、10代のオタク少年なので、彼らに受けるような理想の女性像を提供しましょう。
なぜか主人公に惚れて、適度にツンツンしてデレてくれるリアリティのない架空の少女でOKです。
男心は男にしか理解できないというわけで、男性が理想を込めて作った美少女は男性に支持される存在になれます。
変に恥ずかしがったりせず、思いっきりオタクな妄想、少年の日の理想を追求しましょう。
ここで躊躇すると、ターゲットに届かない作品になります。
少年の心を持ったオタクによるオタクのための小説、それがライトノベルです。
少年向けライトノベルや美少女ゲームは、大概、男性が作って男性が消費する娯楽メディアです。
女性では、男性の欲望というのがわからないために、どういった女性キャラクターが男性に支持されるのか、今ひとつ理解できないようです。
女性受けはあえて狙わず、女性ファンがついたらラッキーくらいに思っておきましょう。
女性受けする女性キャラを作るのは、プロの女性作家でも難しいので、あえて狙う必要はありません。
女の子の内面が良くわからない方は、少女漫画をたくさん読むことをお勧めします。
少女漫画は基本的に女性作家が女性読者向けに作っているジャンルです。
このため女性心理を研究するためには持ってこいの研究材料です。
漫画業界では女性キャラクターの内面をうまく描けない新人向けの修行として、少女漫画を読むことを勧めるそうです。
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